JP2010230271A - 空気調和装置、ケーシング、および化粧パネル - Google Patents

空気調和装置、ケーシング、および化粧パネル Download PDF

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Abstract

【課題】フラップを駆動するモータの取付構造部によって調和空気を分流させる場合に、吹出部から吹き出される調和空気の気流が乱されることを抑制し、空気調和のエネルギー効率を向上させる。
【解決手段】室内空気を吸込む吸入口および調和空気を吹き出す吹出部を有するケーシングと、ケーシング内に収納された送風機および熱交換器と、を備える空気調和装置は、前記吹出部に取付けられ、前記調和空気の吹出し方向を調整するフラップ303と、フラップ303を揺動させる駆動源であり、前記吹出部の長さ方向端部を避けて設けられるモータ50とを備え、モータ50には、調和空気を、前記吹出部の長さ方向各端部に向けて分流させる形状に形成された整流用被覆80が設けられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、室内の天井に設置される空気調和装置、当該空気調和装置のケーシングおよび化粧パネルに関し、特にそれらの調和空気吹き出し構造に関するものである。
空気調和装置が吹き出す調和空気の気流分布を拡げて、室内の温度ムラを改善する方法としては、例えば特許文献1に開示された天井埋込型の空気調和装置のように、空気調和装置が吹き出される吹出部の数を増やす方法がある。特許文献1に開示された空気調和装置では、4つの主吹出部に加えて、隣接する主吹出部の間に4つの補助吹出部が設けられているので、調和空気が8方向に吹き出されることになる。
また、吹出部の数を増やす他に、吹出部の構造を工夫することによっても、調和空気の気流分布を拡げて、室内の温度ムラを改善することが可能である。例えば、調和空気の吹出し方向を調整するフラップを揺動させるための駆動源となるモータを、吹出部の端部ではなく、当該吹出部に、その長さ方向端部を避けて設ける方法がある。この場合、当該吹出部から吹き出される前記調和空気は、前記モータの取付構造部に当り、当該取付構造部によって分流されるので、当該調和空気の気流分布が拡がり、室内の温度ムラを改善することが可能となる。
特許第3700718号公報
しかしながら、フラップを駆動するモータの取付構造部によって調和空気を分流させる場合、吹出部から吹き出される調和空気の気流が乱され、空気調和のエネルギー効率が低下するという問題点がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、フラップを駆動するモータの取付構造部によって調和空気を分流させる場合に、吹出部から吹き出される調和空気の気流が乱されることを抑制して、空気調和のエネルギー効率を向上させることを目的とする。
本発明の請求項1に係る空気調和装置は、室内空気を吸込む吸入口および調和空気を吹き出す吹出部を有するケーシングと、前記ケーシング内に収納された送風機および熱交換器と、を備える空気調和装置であって、前記吹出部に取付けられ、前記調和空気の吹出し方向を調整するフラップと、前記フラップを揺動させる駆動源であるモータと、を備え、前記モータは、前記吹出部の長さ方向端部を避けた位置に設けられ、前記モータには、当該モータに向けて流れる調和空気を、前記吹出部の長さ方向各端部に向けて分流させる形状に形成された整流用被覆が設けられている。
本発明の請求項9に係る空気調和装置のケーシングは、室内の天井に設置される空気調和装置のケーシングであって、前記ケーシング内に配置された送風機によって室内空気が吸込まれる吸入口と、室内空間に向かって調和空気を吹き出す吹出部と、モータの駆動力による回転で揺動可能に前記吹出部に取付けられ、前記調和空気の吹出し方向を調整するフラップと、前記吹出部の長さ方向端部を避けた位置に設けられ、前記モータが取付けられる取付部と、を備え、前記取付部には、当該取付部に向けて流れる調和空気を、前記吹出部の長さ方向各端部に向けて分流させる形状に形成された整流用被覆が設けられている。
本発明の請求項10に係る空気調和装置の化粧パネルは、室内空気を吸込む吸入口および天井面から室内空間に向かって調和空気を吹き出す吹出部を備える天井埋込型の空気調和装置の化粧パネルであって、前記吹出部に取り付けられ、前記調和空気の吹き出し方向を調整するフラップと、前記フラップを揺動させる駆動源であるモータと、を備え、前記モータは、前記吹出部の長さ方向端部を避けた位置に設けられ、前記モータには、当該モータに向けて流れる調和空気を、前記吹出部の長さ方向各端部に向けて分流させる形状に形成された整流用被覆が設けられている。
請求項1、9、10のいずれか1項に係る発明によれば、モータの取付構造部で分流された調和空気は、前記整流用被覆によって前記吹出部の長さ方向各端部に向けて分流される。したがって、吹出部から吹き出される調和空気の気流が、前記モータの前記取付構造部で乱されることが抑制され、空気調和のエネルギー効率が向上する。
本発明の請求項2に係る空気調和装置は、請求項1に係る空気調和装置において、前記モータは、前記吹出部の長さ方向中央となる位置に設けられる。
本発明の請求項11に係る空気調和装置の化粧パネルは、請求項10に係る化粧パネルにおいて、前記モータは、前記吹出部の長さ方向中央となる位置に設けられる。
請求項2または11に係る発明によれば、前記モータは、前記吹出部の長さ方向中央となる位置に設けられるので、前記吹出部から吹き出される前記調和空気は、前記モータの取付構造部に当ることで当該取付構造部によってほぼ均等に分流される。したがって、調和空気の気流分布がより均一となり、空気調和のエネルギー効率がより向上する。
本発明の請求項3に係る空気調和装置は、請求項1または2に係る空気調和装置において、前記ケーシングは、底部と、前記底部から上方に向かって延設された側部とを有し、該底部に、前記吸入口および前記吹出部を備え、前記吹出部は、互いに対向する位置に2つ設けられ、それぞれ前記底部の外縁部に沿う方向に延び、当該方向を前記長さ方向として形成され、前記調和空気を、前記吹出部のそれぞれから互いに異なる2方向へ向けて吹き出させる。
本発明の請求項12に係る空気調和装置の化粧パネルは、請求項10または11に係る化粧パネルにおいて、前記吹出部は、互いに対向する位置に2つ設けられ、前記2つの吹出部は、それぞれ前記底部の外縁部に沿う方向に延び、当該方向を前記長さ方向として形成され、前記調和空気を、前記吹出部のそれぞれから互いに異なる2方向へ向けて吹き出させる。
請求項3または12に係る発明によれば、いわゆるダブルフロータイプの空気調和装置において、請求項1または2、もしくは請求項10または11に係る発明の効果を得ることができる。ダブルフロータイプの空気調和装置では、前記吸入口を挟んで互いに対向する位置に設けられた2つの吹出部から吹き出される調和空気が、異なる2方向へ向けて吹き出されるため、分流された前記調和空気は、ほぼ空調室内全体に広がり、空気調和のエネルギー効率がより一層向上する。
本発明の請求項4に係る空気調和装置は、請求項1または2に係る空気調和装置において、前記ケーシングは、底部と、前記底部から上方に向かって延設された側部とを有し、該底部に、前記吸入口および前記吹出部を備え、前記吸入口は、前記底部の中央に設けられ、前記吹出部は、前記吸入口の周囲に該吸入口を囲んで4つ設けられ、前記4つの吹出部は、それぞれ前記底部の外縁部に沿う方向に延び、当該方向を前記長さ方向として形成され、前記調和空気を、前記吹出部のそれぞれから互いに異なる4方向へ向けて吹き出させる。
本発明の請求項13に係る空気調和装置の化粧パネルは、請求項10または11に係る化粧パネルにおいて、前記吸入口は、中央に設けられ、前記吹出部は、前記吸入口の周囲に該吸入口を囲んで4つ設けられ、前記4つの吹出部は、それぞれ前記底部の外縁部に沿う方向に延び、当該方向を前記長さ方向として形成され、前記調和空気を、前記吹出部のそれぞれから互いに異なる4方向へ向けて吹き出させる。
請求項4または13に係る発明によれば、いわゆる4方吹きタイプの空気調和装置において、請求項1または2、もしくは請求項10または11に係る発明の効果を得ることができる。4方吹きタイプの空気調和装置では、前記吸入口の周囲に該吸入口を囲んで4つ設けられた4つの吹出部から吹き出される調和空気が、異なる4方向へ向けて吹き出されるため、分流された前記調和空気は、いわゆるダブルフロータイプの空気調和機よりもさらに広範囲に空調室内に広がり、空気調和のエネルギー効率がより一層向上する。
本発明の請求項5に係る空気調和装置は、請求項1〜4のいずれか1項に係る空気調和装置において、前記吹出部は、その長さ方向端部が、平面視で屈曲している。
本発明の請求項14に係る空気調和装置の化粧パネルは、請求項10〜13のいずれか1項に係る化粧パネルにおいて、前記吹出部は、その長さ方向端部が、平面視で屈曲している。
請求項5または14に係る発明によれば、前記吹出部の平面視で屈曲している長さ方向端部からも、前記調和空気が吹き出される。したがって、前記吹出部から吹き出される調和空気の気流分布がさらに広がるので、空気調和のエネルギー効率がより一層向上する。
本発明の請求項6に係る空気調和装置は、請求項4に係る空気調和装置において、前記底部は、平面視で略八角形を呈し、前記吹出部は、前記略八角形を呈する前記底部の互いに隣接しない4辺の縁部に沿って設けられ、当該吹出部の端部が互いに近づく方向に屈曲し、吹出部全体として略八角形を呈する。
請求項6に係る発明によれば、前記吹出部は、前記略八角形を呈する前記底部の互いに隣接しない4辺の縁部に沿って4つ形成され、当該吹出部の各端部は互いに近づく方向に屈曲し、吹出部全体として略八角形を呈するので、各吹出部で分流されて吹き出される調和空気は、ほぼ均一の風速、かつ、ほぼ均一の風量で、前記略八角形の吹出部を有さない辺部方向にも広がって周方向に均等に8方向に吹き出される。したがって、調和空気の気流分布が広がるとともに、当該気流分布の均一性が確実に確保され、空気調和のエネルギー効率がより一層向上する。
本発明の請求項15に係る空気調和装置の化粧パネルは、請求項13に係る化粧パネルにおいて、その形状が平面視で正方形を呈する形状とされ、前記吹出部は、その端部が互いに近づく方向に屈曲し、吹出部全体として略八角形を呈する。
請求項15に係る発明によれば、前記吹出部は、前記正方形の4辺に沿って4つ形成され、当該吹出部の各端部は互いに近づく方向に屈曲し、吹出部全体として略八角形を呈するので、各吹出部で分流されて吹き出される調和空気は、ほぼ均一の風速、かつ、ほぼ均一の風量で、前記正方形の角部方向にも広がって周方向に均等に8方向に吹き出される。したがって、調和空気の気流分布が広がるとともに、当該気流分布の均一性が確実に確保され、空気調和のエネルギー効率がより一層向上する。
本発明の請求項7に係る空気調和装置は、請求項1〜6のいずれか1項に係る空気調和装置において、前記吹出部は、長さ方向中央で分離された2つの吹出口からなり、前記モータは、当該2つの吹出口の間に配置され、当該吹出口のそれぞれに前記フラップが取付けられている。
本発明の請求項16に係る空気調和装置の化粧パネルは、請求項10〜15のいずれか1項に係る化粧パネルにおいて、前記吹出部は、長さ方向中央で分離された2つの吹出口からなり、前記モータは、当該2つの吹出口の間に配置され、当該吹出口のそれぞれに前記フラップが取付けられている。
請求項7または16に係る発明によれば、前記吹出部を長さ方向中央で分離された2つの吹出口からなる形状とすることで、前記モータを前記長さ方向中央に配置するために好適な形状とすることができる。
本発明の請求項8に係る空気調和装置は、請求項7に係る空気調和装置において、前記フラップの各々は前記モータを備え、該モータの駆動によって該フラップは各々が独立して揺動する。
本発明の請求項17に係る空気調和装置の化粧パネルは、請求項16に係る化粧パネルにおいて、前記フラップの各々は前記モータを備え、該モータの駆動によって該フラップは各々が独立して揺動する
請求項8または17に係る発明によれば、前記フラップの各々が独立して揺動するので、前記2つの吹出口から吹き出される調和空気の方向を、独立して変更することができる。したがって、調和空気の吹き出し方向を限定的に変更できるので、ユーザが局所的にドラフト感を覚える場合に、当該ドラフト感を解消するために好適な構成となる。
本発明によれば、モータの取付構造部で分流された調和空気は、前記整流用被覆によって前記吹出部の長さ方向各端部に向けて分流される。そのため、吹出部から吹き出される調和空気の気流が、前記モータの前記取付構造部で乱されることが抑制され、空気調和のエネルギー効率が向上する。したがって、消費電力が削減されるので、電力料金を削減できるとともに、環境への負荷を低減することができる。
本発明の実施形態1に係る空気調和装置を示す斜視図であり、(A)は全体の外観を示し、(B)は、化粧パネルをケーシング本体から取り外し、ケーシング本体の底部と、化粧パネルの内側とを露出させた状態を示す。 図1のII―II断面図であり、本発明の実施形態1に係る空気調和装置の内部構造、および空気調和装置内部の気流の方向を模式的に示す図である。 図2のIII−III断面図であり、フラップおよびフラップを揺動させる駆動源となるモータの化粧パネルにおける配設状態を模式的に示す図である。 図3のIV部の拡大図であり、吹出部におけるフラップの取付状態、およびモータによるフラップの駆動機構を示す図である。 図4のV−V断面図であり、吹出部におけるフラップの取付状態、およびモータによるフラップの駆動機構を示すとともに、モータ取付部で分流される調和空気の気流を示す図である。 本発明の実施形態2に係る空気調和装置を示す斜視図であり、(A)は全体の外観を示し、(B)は、化粧パネルをケーシング本体から取り外し、ケーシング本体の底部と、化粧パネルの内側とを露出させた状態を示す斜視図である。 実施形態2においてフラップおよびフラップを揺動させる駆動源となるモータの化粧パネルにおける配設状態を模式的に示す断面図である。 図7のVIII部の拡大図であり、吹出部におけるフラップの取付状態、およびモータによるフラップの駆動機構を示す図である。 実施形態3においてフラップおよびフラップを揺動させる駆動源となるモータの化粧パネルにおける配設状態を模式的に示す断面図である。 図9のX部の拡大図であり、吹出部におけるフラップの取付状態、およびモータによるフラップの駆動機構を示す図である。 実施形態1および2に係る空気調和装置の吹出部から吹き出される調和空気について、その吹出し方向を模式的に示す図である。(A)は、実施形態1に係る空気調和装置を取付状態で下方から見た平面図であり、(B)は、実施形態2に係る空気調和装置を取付状態で下方から見た平面図である。 本発明の実施形態4に係る空気調和装置を示す斜視図である。 図12のXIII―XIII断面図であり、本発明の実施形態4に係る空気調和装置の内部構造、および空気調和装置内部の気流の方向を模式的に示す図である。 図13のXIV−XIV断面図であり、フラップおよびフラップを揺動させる駆動源となるモータの化粧パネルにおける配設状態を模式的に示す図である。 本発明の実施形態5に係る空気調和装置を示す斜視図である。 図15のXVI―XVI断面図であり、本発明の実施形態5に係る空気調和装置の内部構造、および空気調和装置内部の気流の方向を模式的に示す図である。 図16のXVII―XVII断面図であり、フラップおよびフラップを揺動させる駆動源となるモータの化粧パネルにおける配設状態を模式的に示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態1〜5に係る空気調和装置、空気調和装置のケーシングおよび化粧パネルにつき詳細に説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る空気調和装置1の概略を示す斜視図である。図1(A)は全体の外観を示し、図1(B)は、化粧パネルをケーシング本体から取り外し、ケーシング本体の底部と、化粧パネルの内側とを露出させた状態を示す。
空気調和装置1は、いわゆる4方吹きタイプの天井埋込型の空気調和装置であり、空気調和装置1を構成する送風機40や熱交換器60等は、ケーシング10に覆われている(図2参照)。空気調和装置1のケーシング10は、ケーシング本体200とケーシング本体200の底部200a全体を覆って取付けられる化粧パネル300とからなる。ケーシング本体200の底部200aは、略八角形を呈し、化粧パネル300は、平面視でケーシング本体200よりも一回り大きい、角部にRを有する略正方形を呈する。空気調和装置1は、上方に向かって底部200aの外縁部から延設された側部200bの外形に応じた形状に図略の天井に設けられた開口に嵌め込まれ、化粧パネル300の表側が天井面と一体になるように設置される。
ケーシング10は、底部200aに、1つの吸入口101および4つの吹出部102を備える。吸入口101は、ケーシング10の底部中央に位置し、ケーシング本体200に設けられた吸入口201と、化粧パネル300に設けられた吸入口301とが組合わされて形成される。4つの吹出部102は、吸入口101の周囲に吸入口101を囲んで位置し、底部200aの外縁部に沿う方向に延び、その端部が互いに近づく方向に屈曲し、4つの吹出部102全体で略八角形を呈する。吹出部102は、ケーシング本体200に設けられた吹出部202と、化粧パネル300に設けられた吹出部302とが組合わされて形成される。
ケーシング本体200に設けられた吸入口201は、ケーシング本体200の底部200aの中央に位置する。吸入口201は、底部200aの外縁部を略等間隔に残して底部200a中央を凹没させることで形成されている。吸入口201には、ベルマウス70の大径側の開口部が嵌め込まれている(図2参照)。
化粧パネル300に設けられる吸入口301は、化粧パネル300の中央に位置し、略正方形を呈している。吸入口301の外縁部は、化粧パネル300の外縁部と略平行とされている。吸入口301には、吸入グリル304が設けられている。送風機40によって吸入口301から吸入された室内空気に含まれる塵埃を除去するために、吸入グリル304上にフィルタ305が載置される(図2参照)。
ケーシング本体200に設けられた吹出部202は、底部200aの外縁部と吸入口201との間に、両外縁部に沿う方向に延び、当該方向を前記長さ方向として形成され、吸入口201を囲んで4つ設けられている。吹出部202の端部は、互いに近づく方向に屈曲する屈曲部を有し、4つの吹出部202は、全体で略八角形を呈する。
化粧パネル300に設けられた吹出部302は、ケーシング本体200の底部200aに化粧パネル300が嵌め込まれた状態で、底部200aが備える4つの吹出部202に対応する位置に、化粧パネル300が吹出部202とほぼ同型に4か所開口されて形成されている。4つの吹出部302は、フラップ303をそれぞれ備える。フラップ303は、板状の部材であり、吹出部302の両端の屈曲部に挟まれた直線部に位置し、その平面形状は、当該直線部よりもわずかに小さい長細い略矩形を呈する。
図2は、図1のII―II断面図であり、空気調和装置1の内部構造を模式的に示す図である。ケーシング本体200は、その内部に、送風機40および熱交換器60を備える。送風機40は、例えばターボファンであり、ケーシング本体200の中央上寄りに配置され、室内空気を吸入口301から吸込み、熱交換器60を通過した調和空気を吹出部302から吹き出す。送風機40の吸入側には、室内空気の吸入効率を向上させるために、ベルマウス70の小径側の開口部が嵌め込まれている。熱交換器60は、送風機40の外周を囲むように曲げられて形成された、例えばクロスフィンチューブ型の熱交換器であり、屋外等に設置された不図示の室外機に冷媒配管を介して接続されている。熱交換器60は、冷房運転時には内部を流れる冷媒の蒸発器として機能し、暖房運転時には内部を流れる冷媒の凝縮器として機能する。
送風機40が吸入口301から吸込む室内空気および送風機40が吹出部302から吹き出す調和空気の、ケーシング本体200内部での挙動について以下に説明する。
矢印A1に示すように、送風機40によって吸入口301を通じてケーシング本体200内に吸入された室内空気は、ベルマウス70に案内され、送風機40の回転軸と平行に鉛直上方に送風機40へと導かれる。矢印B1に示すように、送風機40に導かれた室内空気は、送風機40によって送風機40の回転軸と直交して水平方向に熱交換器60へと吹き出され、熱交換器60で熱交換器60の内部を流れる冷媒と熱交換を行い、冷房運転時には冷却された調和空気として、暖房運転時には加熱された調和空気となって熱交換器60を通過する。矢印C1に示すように、熱交換器60を通過した調和空気は、ケーシング本体200の内側面と熱交換器60との間に形成され終端を吹出部202とする吹出流路401を下降して、吹出部202へと向かう。矢印D1に示すように、吹出部202に到達した調和空気は、吹出部202に対向して化粧パネル300に開口されている吹出部302が備えるフラップ303によって風向を天井面側に変更される。
図3〜図5は、フラップ303およびフラップ303を揺動させる駆動源となるモータ50の化粧パネルにおける配設状態を模式的に示す図である。図3は、図2のIII−III断面図であり、図4は、図3のIV部の拡大図であり、図5は、図4のV−V断面図である。
フラップ303の上方中央部には、揺動軸3061とモータ50とが設けられている。モータ50は、吹出部302の外縁側垂直面302a(図2参照)から吹出部302の内側に突設された図略の支持片によって支持されている。フラップ303の上方、かつ長さ方向の両端部には、揺動軸3062がそれぞれ設けられている。揺動軸3061および揺動軸3062は同軸に配置されている。
揺動軸3061は、フラップ303の長さ方向に延び、支持片3071aと支持片3072aとによって支持されている。支持片3071aは、揺動軸3061の両端に位置し、上方に向けてフラップ303から突設されている。支持片3072aは、支持片3071aに隣接するように化粧パネル300から突設されている。支持片3072aの突設位置は、吹出部302の外縁側垂直面302a(図2参照)である。
揺動軸3062は、フラップ303の長さ方向に延び、支持片3071bと支持片3072bとによって支持されている。支持片3071bは、揺動軸3062のフラップ303の内側に向かう一端に位置し、上方に向けてフラップ303から突設されている。支持片3072bは、揺動軸3062のフラップ303の外側に向かう他端に位置し、化粧パネル300から突設されている。支持片3072bの突設位置は、支持片3072aと同様に、吹出部302の外縁側垂直面302a(図2参照)である。
支持片3072aは揺動軸3061を、支持片3072bは揺動軸3062を軸周りに回転可能に支持する。一方、支持片3071aからは揺動軸3061が、支持片3071bからは揺動軸3062がそれぞれ突設され、支持片3071aおよび揺動軸3061、ならびに支持片3071bおよび揺動軸3062は、それぞれ固定的に結合されている。
揺動軸3061は、ギア503を備える。ギア503は、揺動軸3061の中間付近に、揺動軸3061と同軸に、かつ固定的に取付けられ、揺動軸3061の回転に伴って回転する。ギア503は、モータ50の回転軸501に同軸に、かつ固定的に取付けられたギア502と噛合する。モータ50が発生する回転力は、ギア502とギア503とによって伝達され、揺動軸3061が回転する。揺動軸3061と揺動軸3062とは同軸に配置されているので、フラップ303は、揺動軸3061の回転に連動して揺動する。
モータ50、ギア502、およびギア503は、整流用被覆80によって覆われている。整流用被覆80の外面は、上部が絞られた曲面に形成されている。なお、フラップ303の揺動時にフラップ303と接触しないように、整流用被覆80の吸入口302側(図4では上側、図5では紙面の奥側)は、切り欠かれた形状とされている。
モータ50、ギア502、およびギア503は、調和空気の吹出し方向において、吹出部302およびフラップ303よりも上流側に位置するので、吹出部302に向けて吹き出される調和空気は、図5に矢印で示すように、吹出部302の長さ方向両端部に向けて分流される。本実施形態では、吹出部302の中央部にモータ50を設けているが、吹出部302に、吹出部302の長さ方向端部を避けて、調和空気の吹出し方向において吹出部302よりも上流側となる位置にモータ50を設けることで、吹出部302に向けて吹き出される調和空気を、吹出部302の長さ方向両端部に向けて分流することができるのである。
図11(A)は、空気調和装置1を設置状態で室内側から見た平面図であり、空気調和装置1の吹出部302から吹き出される調和空気について、その気流の方向を模式的に示す図である。前述の通り、各吹出部302の中央において、調和空気が吹出部302の長さ方向両端部に向けて分流される。しかも、4つの吹出部302は、その端部が互いに近づく方向に屈曲し、吹出部全体として八角形を呈する。そのため、分流された調和空気は、化粧パネル300のコーナー方向からも吹き出される。したがって、4つの吹出部302から吹き出される調和空気は、ほぼ同等の風量、かつ、周方向にほぼ等間隔に8方向へと吹き出され、空調室内全体に広がることになる。
実施形態1に係る空気調和装置1によれば、モータ50、ならびにギア502およびギア503がむき出しではなく整流用被覆80に覆われているため、吹出流路401を通過して吹出部302から吹き出される調和空気の気流が乱されることがないので、空気調和のエネルギー効率が向上する。したがって、消費電力が削減されるので、電力料金を削減できるとともに、環境への負荷を低減することができる。
さらに実施形態1に係る空気調和装置1によれば、吹出部302の長さ方向中央にモータ50を配置することで、吹出部の端部にモータを配置する場合よりも、調和空気の気流分布範囲を広くできる。しかも、従来の空気調和装置において補助吹出部から吹き出される調和空気とは異なり、分流後の調和空気の風速は、それぞれ同じである。したがって、調和空気の気流分布の均一性を向上することが可能となり、空調室内の温度ムラの低減が可能となる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2に係る空気調和装置2について以下に説明する。なお、実施形態1と相違のない点については、必要がない限り説明を省略する。図6は、実施形態2に係る空気調和装置2の概略を示す斜視図である。図6(A)は全体の外観を示し、図6(B)は、化粧パネルをケーシング本体から取り外し、ケーシング本体の底部と、化粧パネルの内側とを露出させた状態を示す。空気調和装置2は、実施形態1に係る空気調和装置1と、吹出部の形状のみが異なっている。すなわち、空気調和装置2の吹出部112は、空気調和装置1の吹出部102を長さ方向中央で分離した形状に形成され、2つの吹出口112aからなる形状とされている。
図6(A)および図6(B)に示すように、空気調和装置1と同様、空気調和装置2のケーシング11は、ケーシング本体210とケーシング本体210の底部210aに取付けられる化粧パネル310とからなる。吸入口111が、ケーシング本体210に設けられた吸入口211と、化粧パネル310に設けられた吸入口311とが組合わされて形成され、吹出部112が、ケーシング本体210に設けられた吹出部212と、化粧パネル310に設けられた吹出部312とが組合わされて形成されることも空気調和装置1と同様である。
化粧パネル310に設けられた吹出部312を構成する各吹出口312aには、フラップ313がそれぞれ設けられている。空気調和装置1が備えるフラップ303と同様に、フラップ313は、板状の部材であり、吹出口312aの直線部に位置し、その平面形状は、当該直線部よりもわずかに小さい長細い略矩形を呈する。
図7および図8は、フラップ313およびフラップ313を揺動させる駆動源となるモータ51の化粧パネル310における配設状態を模式的に示す図である。図8は、図7のVIII部の拡大図である。
モータ51は、吹出部312中央の吹出口312aの間に位置する化粧パネル310上に配置されている。すなわち、モータ51を支持するための支持片等を設ける必要がないので、長さ方向中央で分離された2つの吹出口312aからなる吹出部312の形状は、モータ51を吹出部312中央に配置するために好適な形状である。
フラップ313の上方、かつ長さ方向の両端部には、モータ51側の一端に揺動軸3161が、他端に揺動軸3162が設けられている。揺動軸3161および揺動軸3162は同軸に配置されている。
揺動軸3161は、吹出部312が備える2枚のフラップ313に共通とされて、フラップ313の長さ方向に延び、吹出部312中央に位置している。揺動軸3161は、支持片3171aと支持片3172aとによって支持されている。支持片3171aは、揺動軸3161の両端、かつ、フラップ313のモータ51側の一端に位置し、上方に向けてフラップ313から突設されている。支持片3171aと揺動軸3161とは、固定的に結合されている。支持片3172aは、支持片3171aに隣接し、かつフラップ313のモータ51側の端部に摺接するように、上方に向けて化粧パネル310から突設されている。支持片3172aは、揺動軸3161を回転可能に支持する。
揺動軸3162は、空気調和装置1が備える揺動軸3062と同じく、支持片3171bと支持片3172bとによって支持されている。支持片3171bは、支持片3071bに、支持片3172bは、支持片3072bにそれぞれ対応する。モータ51の回転軸511が備えるギア512、および揺動軸3161が備えるギア513も、空気調和装置1と同様に配設されている。したがって、フラップ313を揺動させる機構も空気調和装置1と同様である。
なお、図示は省略しているが、モータ51、ギア512、およびギア513が、整流用被覆によって覆われていることは、実施形態1と同様である。ただし、フラップ313の揺動時に、前記整流用被覆とフラップ313とが接触することはないので、実施形態1とは異なり、当該整流用被覆の吸入口312側(図8の上方)を、切り欠かれた形状とする必要はない。
図11(B)は、空気調和装置2を設置状態で室内側から見た平面図であり、空気調和装置2の各吹出口312aから吹き出される調和空気について、その気流の方向を模式的に示す図である。8つの吹出口312aから吹き出される調和空気が、ほぼ同等の風量、かつ、周方向にほぼ等間隔に8方向へと吹き出され、空調室内全体に広がることは、空気調和装置1と同様である。
実施形態2に係る空気調和装置2によれば、モータ51を吹出部312中央に配置するために好適な構成を得ることができる。その他の効果については、実施形態1に係る空気調和装置1と同様である。
<実施形態3>
本発明の実施形態3に係る空気調和装置3について以下に説明する。なお、実施形態1および2と相違のない点については、必要がない限り説明を省略する。空気調和装置3は、空気調和装置2において、各フラップのそれぞれに駆動源となるモータを設けたものである。化粧パネル320におけるフラップ323及びモータ52の配設状態を、図9および図10に示す。図10は、図9のX部の拡大図である。
空気調和装置3は、吹出部322中央の吹出口322aの間に位置する化粧パネル320上にモータ52を2つ備え、各フラップ322が揺動軸3261を吹出部322中央側の一端にそれぞれ備える点で空気調和装置2と相違する。
揺動軸3261は、支持片3271aと支持片3272aとによって支持されている。支持片3271aは、フラップ323の吹出部322中央側の一端に位置し、上方に向けてフラップ323から突設されている。支持片3271aと揺動軸3261とは、固定的に結合され、揺動軸3261は、支持片3271aの吹出部322中央側の面から吹出部322中央側に突設されている。支持片3272aは、支持片3271aに隣接し、かつフラップ323の吹出部322中央側の端部に摺接するように、上方に向けて化粧パネル320から突設されている。支持片3272aは、揺動軸3261を回転可能に支持する。
揺動軸3261は、吹出部322中央側の一端にギア523を備える。ギア523は、揺動軸3261に同軸かつ固定的に取付けられ、揺動軸3261の回転に伴って回転する。ギア523は、モータ52の回転軸521に同軸に、かつ固定的に取付けられたギア522と噛合する。モータ52が発生する回転力は、ギア522とギア523とによって伝達され、揺動軸3261が回転する。各フラップ323には、それぞれモータ52が、ギア522とギア523とを介して接続されているので、ユーザは、フラップ323の各々を独立して揺動させることができる。
なお、図示は省略しているが、モータ52、ギア522、およびギア523が、整流用被覆によって覆われていることは、実施形態2と同様である。
実施形態3に係る空気調和装置3によれば、ユーザは、フラップ323の各々を独立して揺動させることができるので、当該ユーザは、吹出口322aから吹き出される調和空気の方向を、吹出口322aごとに変更することができる。したがって、前記ユーザは、局所的にドラフト感を覚える場合に、調和空気の吹き出し方向を限定的に変更して、当該ドラフト感を解消することが容易となる。その他の効果については、実施形態2に係る空気調和装置2と同様である。
<実施形態4>
本発明の実施形態4に係る空気調和装置5について以下に説明する。なお、実施形態1〜3と相違のない点については、必要がない限り説明を省略する。図12は、本発明の実施形態4に係る空気調和装置5の概略を示す斜視図である。空気調和装置5は、いわゆるシングルフロータイプの天井埋込型の空気調和装置である。空気調和装置1〜3と同様に、空気調和装置5を構成する送風機44や熱交換器64等は、ケーシング14に覆われ(図13参照)、ケーシング14は、ケーシング本体240とケーシング本体240の底部全体を覆って取付けられる化粧パネル340とからなる。
ケーシング14の形状は、空気調和装置1〜3のケーシングの形状とは異なり、ケーシング本体240は平面視で略長方形を呈し、化粧パネル340は、平面視でケーシング本体240よりも一回り大きい略長方形を呈する。空気調和装置5が、上方に向かって前記底部外縁部から延設されたケーシング本体240側部の外形に応じた形状に図略の天井に設けられた開口に嵌め込まれ、化粧パネル340の表側が天井面と一体になるように設置されることは、空気調和装置1〜3と同様である。
ケーシング14は、その底部に、吸入口141および吹出部142を1つずつ備える。吸入口141は、前記底部の一方の長辺側に当該長辺方向に延びて位置し、ケーシング本体240に設けられた吸入口241と、化粧パネル340に設けられた吸入口341とが組合わされて形成される(図13参照)。空気調和装置1〜3と同様に、吸入口341には、吸入グリル344が設けられ、吸入グリル344には図略のフィルタが載置される。吹出部142は、前記底部の他方の長辺側に当該長辺方向に延びて位置し、その端部は平面視で屈曲する屈曲部に形成され(本実施形態では吸入口341側に屈曲している)、かつ、長さ方向中央で分離された2つの吹出口142aからなる形状に形成されている。吹出部142は、ケーシング本体240に設けられた吹出部242と、化粧パネル340に設けられた吹出部342とが組合わされて形成される(図13参照)。
化粧パネル340に設けられた吹出部342を構成する各吹出口342aには、フラップ343がそれぞれ設けられている。空気調和装置1〜3が備えるフラップと同様に、フラップ343は、板状の部材であり、吹出口342aの直線部に位置し、その平面形状は、当該直線部よりもわずかに小さい長細い略矩形を呈する。
図13は、図12のXIII―XIII断面図であり、空気調和装置5の内部構造を模式的に示す図である。ケーシング本体240は、その内部に、送風機44および熱交換器64を備える。送風機44は、吹出部242の上方に配設される例えばクロスフローファンであり、室内空気を吸入口241から吸込み、熱交換器64を通過した調和空気を吹出部242から吹き出す。吸入口241と送風機44との間には、熱交換器64が配設されている。
熱交換器64は、例えばクロスフィンチューブ型の熱交換器であり、熱交換面積を増やすために、ケーシング本体240内部で、吸込口241上方の長辺部から吹出部242を備える長辺部にかけて斜め方向に配設され、かつ、送風機41に近づきすぎないようにするために、図13に示すように下方側に凸に折り曲げられている。
送風機44が吸入口241から吸込む室内空気および送風機44が吹出部242から吹き出す調和空気の、ケーシング本体240内部での挙動について以下に説明する。
矢印A5に示すように、送風機44によって吸入口241を通じてケーシング本体240内に吸入された室内空気は、鉛直上方に熱交換器64へと導かれる。矢印B5に示すように、熱交換器64へと導かれた室内空気は、熱交換器64で熱交換器64の内部を流れる冷媒と熱交換を行い、冷房運転時には冷却された調和空気として、暖房運転時には加熱された調和空気となって熱交換器64を通過する。矢印C5に示すように、熱交換器64を通過した調和空気は、ケーシング本体240の上部内壁面と側部内壁面との間に形成され終端を吹出部242とする吹出流路441を通過して、吹出部242へと向かう。矢印D5に示すように、吹出部242に到達した調和空気は、ケーシング本体240に対向して化粧パネル340に開口されている吹出部342が備えるフラップ343によって風向を天井面側に変更される。
図14は、フラップ343およびフラップ343を揺動させる駆動源となるモータ54の化粧パネル340における配設状態を模式的に示す断面図である。実施形態2に係る空気調和装置2と同じく、モータ54は、吹出部342中央の吹出口342aの間に位置する化粧パネル340上に配置されている。フラップ343の吹出部342における支持機構、およびフラップ343がモータ54側に備える揺動軸3461がモータ54により回転される揺動機構は、実施形態2に係る空気調和装置2と同様である。また、モータ54の取付構造部が、整流用被覆によって覆われていることも、空気調和装置2と同様である。
したがって、空気調和装置5においても、吹出流路441を通過して吹出部242に向けて吹き出される調和空気は、2つの吹出口242aのそれぞれに分流される。さらに、吹出部342の端部は前述のように屈曲部とされているので、分流された調和空気は、化粧パネル340のコーナー方向からも吹き出される。すなわち、図14に矢印で示すように、2つの吹出口342aから吹き出される調和空気は、ほぼ同等の風量で2方向に広がって、化粧パネル340のコーナー方向からも吹き出される。
実施形態4に係る空気調和装置5によれば、モータ54の取付構造部が整流用被覆に覆われているため、吹出流路441を通過して吹出部342から吹き出される調和空気の気流が乱されることを抑制できる。したがって、空気調和のエネルギー効率が向上し、消費電力が削減されるので、電力料金を削減できるとともに、環境への負荷を低減することができる。
また、実施形態4に係る空気調和装置5によれば、吹出部342の長さ方向中央にモータ54を配置することで、吹出部の端部にモータを配置する場合よりも、調和空気の気流分布範囲が広くできる。したがって、調和空気の気流分布の均一性を向上することが可能となり、空調室内の温度ムラの低減が可能となる。
さらに、実施形態4に係る空気調和装置5によれば、モータ54を吹出部342中央に配置するために好適な構成を得ることができる。
<実施形態5>
図15は、本発明の実施形態5に係る空気調和装置7を示す斜視図である。空気調和装置7は、いわゆるダブルフロータイプの天井埋込型の空気調和装置である。空気調和装置1〜4と同様に、空気調和装置7を構成する送風機46や熱交換器66等は、ケーシング16に覆われ(図16参照)、ケーシング16は、ケーシング本体260とケーシング本体260の底部全体を覆って取付けられる化粧パネル360とからなる。
ケーシング16の外形は、空気調和装置5と同様であり、ケーシング本体260は平面視で略長方形を呈し、化粧パネル360は、平面視でケーシング本体260よりも一回り大きい略長方形を呈する。空気調和装置7の天井への設置状態も、空気調和装置5と同様である。
ケーシング16は、その底部に、当該底部の中央寄りに設けられた2つの吸入口161と、当該底部の外縁部側に設けられた2つ吹出部162を備える。吸入口161は、前記底部の中央寄りに互いに平行に長辺方向に延びて位置し、ケーシング本体260に設けられた吸入口261と、化粧パネル360に設けられた吸入口361とが組合わされて形成される(図16参照)。吹出部162は、前記底部の外縁部と吸入口161と間に設けられ、2つの吹出部162は、2つの吸入口161を挟んで互いに対向する。吹出部162は、前記底部の長辺方向に延びて位置し、その端部は平面視で屈曲する屈曲部に形成され(本実施形態では吸入口361側に屈曲している)、かつ、長さ方向中央で分離された2つの吹出口162aからなる形状に形成されている。吹出部162は、ケーシング本体260に設けられた吹出部262と、化粧パネル360に設けられた吹出部362とが組合わされて形成される(図16参照)。
化粧パネル360に設けられた吹出部362を構成する各吹出口362aには、フラップ363がそれぞれ設けられている。空気調和装置5が備えるフラップ343と同様に、フラップ363は、板状の部材であり、吹出口362aの直線部に位置し、その平面形状は、当該直線部よりもわずかに小さい長細い略矩形を呈する。
図16は、図15(B)のXVI―XVI断面図であり、空気調和装置7の内部構造を模式的に示す図である。ケーシング本体260は、その内部に、送風機46および熱交換器66を備える。
送風機46は、例えばターボファンであり、ケーシング本体260内に幅方向中央上寄りに配置され、室内空気を吸入口361から吸込み、熱交換器66を通過した調和空気を吹出部362から吹き出す。なお、送風機46は、空気調和装置が必要とする能力に応じて1台又は複数台(実施形態5では2台)配設され、複数台の場合はケーシング本体260の長手方向に配置される。送風機46の吸入側には、室内空気の吸入効率を向上させるために、ベルマウス76の小径側の開口部が嵌め込まれている。熱交換器66は、例えばクロスフィンチューブ型の熱交換器であり、2台の送風機46を囲むように設けられている。
送風機46が吸入口361から吸込む室内空気および送風機46が吹出部362から吹き出す調和空気の、ケーシング本体260内部での挙動について以下に説明する。
矢印A7に示すように、送風機46によって吸入口361を通じてケーシング本体260内に吸入された室内空気は、ベルマウス76に案内されて送風機46へと導かれる。矢印B7に示すように、送風機46に導かれた室内空気は、送風機46によって送風機46の回転軸と直交して水平方向に熱交換器66へと吹き出され、熱交換器66で熱交換器66の内部を流れる冷媒と熱交換を行い、冷房運転時には冷却された調和空気として、暖房運転時には加熱された調和空気となって熱交換器66を通過する。矢印C7に示すように、熱交換器66を通過した調和空気は、ケーシング本体260の内側面と熱交換器66との間に形成され終端を吹出部262とする吹出流路461を下降して、吹出部262へと向かう。矢印D7に示すように、吹出部262に到達した調和空気は、吹出部262に対向して化粧パネル360に開口されている吹出部362が備えるフラップ363によって風向を天井面側に変更される。
図17は、フラップ363およびフラップ363を揺動させる駆動源となるモータ56の化粧パネル360における配設状態を模式的に示す図である。実施形態4に係る空気調和装置5と同じく、モータ56は、吹出部362中央の吹出口362aの間に位置する化粧パネル360上に配置されている。フラップ363の吹出部362における支持機構、およびフラップ363がモータ56側に備える揺動軸3661がモータ56により回転される揺動機構は、実施形態4に係る空気調和装置5と同様である。また、モータ56の取付構造部が、整流用被覆によって覆われていることも、空気調和装置5と同様である。
したがって、空気調和装置7においても、吹出流路461を通過して吹出部262に向けて吹き出される調和空気は、2つの吹出口262aのそれぞれに分流される。さらに、吹出部362の端部は前述のように屈曲部とされているので、分流された調和空気は、化粧パネル360のコーナー方向からも吹き出される。すなわち、図17に矢印で示すように、4つの吹出口362aから吹き出される調和空気は、ほぼ同等の風量で4方向に広がって、化粧パネル360のコーナー方向からも吹き出される。
実施形態5に係る空気調和装置7によれば、モータ56の取付構造部が整流用被覆に覆われているため、吹出流路461を通過して吹出部362から吹き出される調和空気の気流が乱されることを抑制できる。したがって、空気調和のエネルギー効率が向上し、消費電力が削減されるので、電力料金を削減できるとともに、環境への負荷を低減することができる。
また、実施形態5に係る空気調和装置7によれば、吹出部362の長さ方向中央にモータ56を配置することで、吹出部の端部にモータを配置する場合よりも、調和空気の気流分布範囲が広くできる。したがって、調和空気の気流分布の均一性を向上することが可能となり、空調室内の温度ムラの低減が可能となる。
さらに、実施形態5に係る空気調和装置7によれば、モータ56を吹出部362中央に配置するために好適な構成を得ることができる。
以上、本発明の実施形態1〜5に係る空気調和装置について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を取ることもできる。
(1)上記実施形態1〜5において、吹出部の端部形状は、いずれも屈曲する形状としているが、吹出部の端部を屈曲させない場合においても、吹出部の端部を屈曲させる場合よりも効果は劣るものの、調和空気の吹出し方向を広げることができる。
(2)実施形態1に係るケーシング本体200と、実施形態2に係る化粧パネル310とを組み合わせることができる。
(3)上記実施形態1〜5では、揺動軸を回転可能に支持する支持片を、化粧パネルから突設させているが、この支持片は、ケーシング本体から突設させてもよい。
(4)上記実施形態4は、いわゆるシングルフロータイプかつ天井埋込型の空気調和装置であるが、実施形態4に係る吹出部のフラップ、揺動軸、支持片、およびモータの配設構造を吹出部の長さ方向を軸に略90°に回転させ、揺動軸を回転可能に支持する支持片をケーシング本体から突設させることで、実施形態4に係る吹出部の構造に類する構造を、シングルフロータイプかつ天井吊下型の空気調和装置にも適用して、調和空気の気流分布を広げることができる。なお、この場合に、吹出部の長さ方向端部を調和空気の吹出し方向の上流方向、すなわち吹出部に隣り合う両側面側に屈曲させることで、さらに調和空気の気流分布範囲を広げることができる。
(5)実施形態4および5においても、実施形態3と同様に、フラップのそれぞれにモータを設けて、各フラップが独立して揺動可能な構成とすることができる。
1〜3、5、7 空気調和装置
10、11、14、16 ケーシング
200、210、240、260 ケーシング本体
200a、210a 底部
200b 側部
300、310、320、340、360 化粧パネル
40、41、44、46 送風機
50、51、52、54、56 モータ
60、64、66 熱交換器
80 整流用被覆
101、111、141、161 吸入口
201、211、241、261 吸入口(ケーシング本体側)
301、311、341、361 吸入口(化粧パネル側)
102、112、142、162 吹出部
112a、142a、162a 吹出口
202、212、242、262 吹出部(ケーシング本体側)
212a、242a、262a 吹出口(ケーシング本体側)
302、312、322、342、362 吹出部(化粧パネル側)
312a、322a、342a、362a 吹出口(化粧パネル側)
382a 主吹出部
382b 補助吹出部
303、313、323、343、363 フラップ

Claims (17)

  1. 室内空気を吸込む吸入口(101、111、141、161)および調和空気を吹き出す吹出部(102、112、142、162)を有するケーシング(10、11、14、16)と、前記ケーシング(10、11、14、16)内に収納された送風機(40、41、44、46)および熱交換器(60、64、66)と、を備える空気調和装置であって、
    前記吹出部(102、112、142、162)に取付けられ、前記調和空気の吹出し方向を調整するフラップ(303、313、323、343、363)と
    前記フラップ(303、313、323、343、363)を揺動させる駆動源であるモータ(50、51、52、54、56)と、を備え、
    前記モータ(50、51、52、54、56)は、前記吹出部(102、112、142、162)の長さ方向端部を避けた位置に設けられ、
    前記モータ(50、51、52、54、56)には、当該モータ(50、51、52、54、56)に向けて流れる調和空気を、前記吹出部(102、112、142、162)の長さ方向各端部に向けて分流させる形状に形成された整流用被覆(80)が設けられている空気調和装置。
  2. 前記モータ(50、51、52、54、56)は、前記吹出部(102、112、142、162)の長さ方向中央となる位置に設けられる請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記ケーシング(16)は、底部と、前記底部から上方に向かって延設された側部とを有し、該底部に、前記吸入口(161)および前記吹出部(162)を備え、
    前記吹出部(162)は、互いに対向する位置に2つ設けられ、
    前記2つの吹出部(162)は、
    それぞれ前記底部の外縁部に沿う方向に延び、当該方向を前記長さ方向として形成され、
    前記調和空気を、前記吹出部(162)のそれぞれから互いに異なる2方向へ向けて吹き出させる請求項1または2に記載の空気調和装置。
  4. 前記ケーシング(10、11)は、底部(200a)と、前記底部(200a)から上方に向かって延設された側部(200b)とを有し、該底部(200a)に、前記吸入口(101、111)および前記吹出部(102、112)を備え、
    前記吸入口(101、111)は、前記底部の中央に設けられ、
    前記吹出部(102、112)は、前記吸入口(101、111)の周囲に該吸入口(101、111)を囲んで4つ設けられ、
    前記4つの吹出部(102、112)は、
    それぞれ前記底部の外縁部に沿う方向に延び、当該方向を前記長さ方向として形成され、
    前記調和空気を、前記吹出部のそれぞれから互いに異なる4方向へ向けて吹き出させる請求項1または2に記載の空気調和装置。
  5. 前記吹出部(102、112、142、162)は、その長さ方向端部が、平面視で屈曲している請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  6. 前記底部(200a)は、平面視で略八角形を呈し、
    前記吹出部(102、112)は、
    前記略八角形を呈する前記底部(200a)の互いに隣接しない4辺の縁部に沿って設けられ、
    当該吹出部(102、112)の端部が互いに近づく方向に屈曲し、吹出部(102、112)全体として略八角形を呈する請求項4に記載の空気調和装置。
  7. 前記吹出部(112、142、162)は、長さ方向中央で分離された2つの吹出口(112a、142a、162a)からなり、
    前記モータ(51、52、54、56)は、当該2つの吹出口(112a、142a、162a)の間に配置され、
    当該吹出口(112a、142a、162a)のそれぞれに前記フラップ(313、323、343、363)が取付けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  8. 前記フラップ(323)の各々は前記モータ(52)を備え、該モータ(52)の駆動によって該フラップ(323)は各々が独立して揺動する請求項7に記載の空気調和装置。
  9. 室内の天井に設置される空気調和装置のケーシング(200、210、240、260)であって、
    前記ケーシング(200、210、240、260)内に配置された送風機(40、41、44、46)によって室内空気が吸込まれる吸入口(201、211、241、261)と、
    室内空間に向かって調和空気を吹き出す吹出部(202、212、242、262)と、
    モータ(50、51、52、54、56)の駆動力による回転で揺動可能に前記吹出部(202、212、242、262)に取付けられ、前記調和空気の吹出し方向を調整するフラップ(303、313、323、343、363)と、
    前記吹出部(202、212、242、262)の長さ方向端部を避けた位置に設けられ、前記モータ(50、51、52、54、56)が取付けられる取付部と、を備え、
    前記取付部には、当該取付部に向けて流れる調和空気を、前記吹出部(202、212、242、262)の長さ方向各端部に向けて分流させる形状に形成された整流用被覆(80)が設けられているケーシング。
  10. 室内空気を吸込む吸入口(301、311、341、361)および天井面から室内空間に向かって調和空気を吹き出す吹出部(302、312、322、342、362)を備える天井埋込型の空気調和装置の化粧パネルであって、
    前記吹出部(302、312、322、342、362)に取り付けられ、前記調和空気の吹き出し方向を調整するフラップ(303、313、323、343、363)と、
    前記フラップを揺動させる駆動源であるモータ(50、51、52、54、56)と、を備え、
    前記モータ(50、51、52、54、56)は、前記吹出部(302、312、322、342、362)の長さ方向端部を避けた位置に設けられ、
    前記モータ(50、51、52、54、56)には、当該モータ(50、51、52、54、56)に向けて流れる調和空気を、前記吹出部(302、312、322、342、362)の長さ方向各端部に向けて分流させる形状に形成された整流用被覆(80)が設けられている化粧パネル。
  11. 前記モータ(50、51、52、54、56)は、前記吹出部(302、312、322、342、362)の長さ方向中央となる位置に設けられる請求項10に記載の化粧パネル。
  12. 前記吹出部(162)は、
    互いに対向する位置に2つ設けられ、それぞれ前記吸入口(161)の外縁部に沿う方向に延び、当該方向を前記長さ方向として形成され、
    前記調和空気を、前記吹出部(162)のそれぞれから互いに異なる2方向へ向けて吹き出させる請求項10または11に記載の化粧パネル。
  13. 前記吸入口(301、311)は、中央に設けられ、
    前記吹出部(302、312、322)は、前記吸入口(301、311)の周囲に該吸入口(301、311)を囲んで4つ設けられ、
    前記4つの吹出部(302、312、322)は、
    それぞれ前記吸入口(301、311)の外縁部に沿う方向に延び、当該方向を前記長さ方向として形成され、
    前記調和空気を、前記吹出部(302、312、322)のそれぞれから互いに異なる4方向へ向けて吹き出させる請求項10または11に記載の化粧パネル。
  14. 前記吹出部(302、312、322、342、362)は、その長さ方向端部が、平面視で屈曲している請求項10〜13のいずれか1項に記載の化粧パネル。
  15. 平面視で正方形を呈する形状とされ、
    前記吹出部(302、312、322)は、その端部が互いに近づく方向に屈曲し、吹出部(302、312、322)全体として略八角形を呈する請求項13に記載の化粧パネル。
  16. 前記吹出部(312、322、342、362)は、長さ方向中央で分離された2つの吹出口(312a、322a、342a、362a)からなり、
    前記モータ(51、52、54、56)は、当該2つの吹出口(312a、322a、342a、362a)の間に配置され、
    当該吹出口(312a、322a、342a、362a)のそれぞれに前記フラップ(313、323、343、363)が取付けられている請求項10〜15のいずれか1項に記載の化粧パネル。
  17. 前記フラップ(323)の各々は前記モータ(52)を備え、該モータ(52)の駆動によって該フラップ(323)は各々が独立して揺動する請求項16に記載の化粧パネル。
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