JPH09126538A - 空気調和機の室内パネル - Google Patents
空気調和機の室内パネルInfo
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- JPH09126538A JPH09126538A JP7284885A JP28488595A JPH09126538A JP H09126538 A JPH09126538 A JP H09126538A JP 7284885 A JP7284885 A JP 7284885A JP 28488595 A JP28488595 A JP 28488595A JP H09126538 A JPH09126538 A JP H09126538A
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- JP
- Japan
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- panel
- panel body
- cover
- wind direction
- indoor
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パネル本体の掃除を簡単に行うことができ、
しかもコストを上昇させることなくカラーバリエーショ
ンを持たせることができる空気調和機の室内パネルを提
供する。 【解決手段】 パネル本体2に形成された吹出口4に、
パネル面2aに平行な軸5b,5cを有し、この軸の周
りにモータ6で揺動される風向調節用フラップ5を備え
る。パネル本体2のうち風向調節用フラップ5の軸方向
両側に相当する箇所に、それぞれ上記軸5b,5cを覆
うカバー7,8を、パネル本体2に対して前方から着脱
自在に取り付ける。一方のカバー7とパネル本体2との
間の空間にモータ6を収容するとともに、他方のカバー
8とパネル本体2との間の空間に、上記軸5b,5cを
回動自在に受ける受け部9を収容する。
しかもコストを上昇させることなくカラーバリエーショ
ンを持たせることができる空気調和機の室内パネルを提
供する。 【解決手段】 パネル本体2に形成された吹出口4に、
パネル面2aに平行な軸5b,5cを有し、この軸の周
りにモータ6で揺動される風向調節用フラップ5を備え
る。パネル本体2のうち風向調節用フラップ5の軸方向
両側に相当する箇所に、それぞれ上記軸5b,5cを覆
うカバー7,8を、パネル本体2に対して前方から着脱
自在に取り付ける。一方のカバー7とパネル本体2との
間の空間にモータ6を収容するとともに、他方のカバー
8とパネル本体2との間の空間に、上記軸5b,5cを
回動自在に受ける受け部9を収容する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和機の室内
パネルに関する。より詳しくは、吹出口に風向調節用フ
ラップを備えた空気調和機の室内パネルに関する。
パネルに関する。より詳しくは、吹出口に風向調節用フ
ラップを備えた空気調和機の室内パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内機、特に天井にカセッ
ト式に嵌め込むタイプの室内機のパネル(この明細書の
全体を通して「室内パネル」という。)は、パネル本体
に形成された吹出口に、パネル面に平行な軸と、この軸
に略垂直に伸びる羽根とからなり、上記軸の周りにモー
タで揺動される風向調節用フラップを備えている。
ト式に嵌め込むタイプの室内機のパネル(この明細書の
全体を通して「室内パネル」という。)は、パネル本体
に形成された吹出口に、パネル面に平行な軸と、この軸
に略垂直に伸びる羽根とからなり、上記軸の周りにモー
タで揺動される風向調節用フラップを備えている。
【0003】従来、この種の室内パネルでは、パネル本
体を合成樹脂で一体成形し、そのパネル本体の裏側に、
上記風向調節用フラップの上記軸の一端を回動自在に受
ける受け部と、上記軸の他端側に連結され、上記風向調
節用フラップを上記軸の周りに揺動させるスイングモー
タとを取り付けている。
体を合成樹脂で一体成形し、そのパネル本体の裏側に、
上記風向調節用フラップの上記軸の一端を回動自在に受
ける受け部と、上記軸の他端側に連結され、上記風向調
節用フラップを上記軸の周りに揺動させるスイングモー
タとを取り付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の室内パネルでは、スイングモータがパネル本体の裏
側に取り付けられているため、ユーザがパネル本体を水
洗いしようとするとき、室内機を分解してパネル本体の
裏側からスイングモータを取り外さなければならず、取
り外しが面倒である。このため、パネル本体の掃除を簡
単に行うことができないという問題がある。
来の室内パネルでは、スイングモータがパネル本体の裏
側に取り付けられているため、ユーザがパネル本体を水
洗いしようとするとき、室内機を分解してパネル本体の
裏側からスイングモータを取り外さなければならず、取
り外しが面倒である。このため、パネル本体の掃除を簡
単に行うことができないという問題がある。
【0005】また、ユーザが部屋の色に合わせて色彩を
選ぶことができるように、室内パネルにカラーバリエー
ションを持たせることが望ましいが、上記従来の室内パ
ネルでは、ユーザの目に触れるのは合成樹脂で一体成形
されたパネル本体だけであるため、カラーバリエーショ
ンを持たせるためには、パネル本体を成形する段階で樹
脂の種類(色彩)を変更する必要がある。このため、少
量生産の場合は、樹脂の変更の手間によってコストが大
幅に上昇するという問題がある。
選ぶことができるように、室内パネルにカラーバリエー
ションを持たせることが望ましいが、上記従来の室内パ
ネルでは、ユーザの目に触れるのは合成樹脂で一体成形
されたパネル本体だけであるため、カラーバリエーショ
ンを持たせるためには、パネル本体を成形する段階で樹
脂の種類(色彩)を変更する必要がある。このため、少
量生産の場合は、樹脂の変更の手間によってコストが大
幅に上昇するという問題がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、パネル本体の
掃除を簡単に行うことができ、しかもコストを上昇させ
ることなくカラーバリエーションを持たせることができ
る空気調和機の室内パネルを提供することにある。
掃除を簡単に行うことができ、しかもコストを上昇させ
ることなくカラーバリエーションを持たせることができ
る空気調和機の室内パネルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の空気調和機の室内パネルは、パネ
ル本体に形成された吹出口に、パネル面に平行な軸を有
し、この軸の周りにモータで揺動される風向調節用フラ
ップを備えた空気調和機の室内パネルにおいて、上記パ
ネル本体のうち上記風向調節用フラップの軸方向両側に
相当する箇所に、それぞれ上記風向調節用フラップの上
記軸を覆うカバーを、上記パネル本体に対してパネル本
体の前方から着脱自在に取り付け、上記カバーのうちの
一方と上記パネル本体との間の空間に、上記パネル本体
に対してパネル本体の前方側から着脱自在な上記モータ
を収容するとともに、上記カバーのうちの他方と上記パ
ネル本体との間の空間に、上記軸を回動自在に受ける受
け部を収容したことを特徴としている。
め、請求項1に記載の空気調和機の室内パネルは、パネ
ル本体に形成された吹出口に、パネル面に平行な軸を有
し、この軸の周りにモータで揺動される風向調節用フラ
ップを備えた空気調和機の室内パネルにおいて、上記パ
ネル本体のうち上記風向調節用フラップの軸方向両側に
相当する箇所に、それぞれ上記風向調節用フラップの上
記軸を覆うカバーを、上記パネル本体に対してパネル本
体の前方から着脱自在に取り付け、上記カバーのうちの
一方と上記パネル本体との間の空間に、上記パネル本体
に対してパネル本体の前方側から着脱自在な上記モータ
を収容するとともに、上記カバーのうちの他方と上記パ
ネル本体との間の空間に、上記軸を回動自在に受ける受
け部を収容したことを特徴としている。
【0008】この請求項1の空気調和機の室内パネルで
は、風向調節用フラップを揺動させるモータを、風向調
節用フラップの軸を覆うカバーのうちの一方と上記パネ
ル本体との間の空間に収容しているので、ユーザがパネ
ル本体を水洗いしようとするとき、室内機を分解するこ
となく、パネル本体の前方から上記カバーを取り外すこ
とによってパネル本体から上記モータを取り外すことが
できる。したがって、パネル本体の掃除が簡単に行われ
る。また、この室内パネルでは、風向調節用フラップの
軸を覆うカバーを、パネル本体に対して前方から着脱自
在に取り付けているので、このカバーの色彩を変更する
ことによって、カラーバリエーションを持たせることが
可能となる。ここで、このカバーは、パネル本体とは別
に作製できるので、カラーバリエーションを持たせるた
めにパネル本体の成形段階でいちいち樹脂変更をする必
要がない。したがって、コストは殆ど上昇することがな
い。
は、風向調節用フラップを揺動させるモータを、風向調
節用フラップの軸を覆うカバーのうちの一方と上記パネ
ル本体との間の空間に収容しているので、ユーザがパネ
ル本体を水洗いしようとするとき、室内機を分解するこ
となく、パネル本体の前方から上記カバーを取り外すこ
とによってパネル本体から上記モータを取り外すことが
できる。したがって、パネル本体の掃除が簡単に行われ
る。また、この室内パネルでは、風向調節用フラップの
軸を覆うカバーを、パネル本体に対して前方から着脱自
在に取り付けているので、このカバーの色彩を変更する
ことによって、カラーバリエーションを持たせることが
可能となる。ここで、このカバーは、パネル本体とは別
に作製できるので、カラーバリエーションを持たせるた
めにパネル本体の成形段階でいちいち樹脂変更をする必
要がない。したがって、コストは殆ど上昇することがな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機の室
内パネルの実施の形態を詳細に説明する。
内パネルの実施の形態を詳細に説明する。
【0010】図1は、この発明を具体化した室内パネル
1を分解状態で斜めから見たところを示している。この
室内パネル1は、パネル本体2と、風向調節用フラップ
5と、カバー7,8と、スイングモータ6と、受け部9
を備えている。
1を分解状態で斜めから見たところを示している。この
室内パネル1は、パネル本体2と、風向調節用フラップ
5と、カバー7,8と、スイングモータ6と、受け部9
を備えている。
【0011】上記パネル本体2は略矩形板状をなし、図
において手前側の半面には、室内の空気を吸い込むため
の吸込グリル3が形成されている。パネル本体2の奥側
の半面の略中央の位置には、図において左右方向に細長
い矩形状の吹出口4が形成されている。この吹出口4の
長手方向両側に、それぞれ上記カバー7,8を取り付け
るための3つの角穴11a,11b,11c;12a,
12b,12cが形成されている。吹出口4の右側の3
つの角穴11a,11b,11cのうち、吹出口4から
最も遠い位置にある角穴11aは吹出口4の短辺4c,
4dと平行に細長く形成され、吹出口4に近い位置で吹
出口4の長辺4a,4bの延長線上にある角穴11b,
11cは吹出口4の長辺4a,4bと平行に細長く形成
されている。一方、吹出口4の左側の3つの角穴12
a,12b,12cのうち、吹出口4から最も遠い位置
にある角穴12aは吹出口4の短辺4c,4dと平行に
細長く形成され、吹出口4に近い位置で吹出口4の長辺
4a,4bの延長線上にある角穴12b,12cは吹出
口4の長辺4a,4bと平行に細長く形成されている。
また、吹出口4の右側の角穴11a,11b,11cの
略中央の位置には、スイングモータ6の配線コネクタ1
0を通すための丸穴13が形成されている。
において手前側の半面には、室内の空気を吸い込むため
の吸込グリル3が形成されている。パネル本体2の奥側
の半面の略中央の位置には、図において左右方向に細長
い矩形状の吹出口4が形成されている。この吹出口4の
長手方向両側に、それぞれ上記カバー7,8を取り付け
るための3つの角穴11a,11b,11c;12a,
12b,12cが形成されている。吹出口4の右側の3
つの角穴11a,11b,11cのうち、吹出口4から
最も遠い位置にある角穴11aは吹出口4の短辺4c,
4dと平行に細長く形成され、吹出口4に近い位置で吹
出口4の長辺4a,4bの延長線上にある角穴11b,
11cは吹出口4の長辺4a,4bと平行に細長く形成
されている。一方、吹出口4の左側の3つの角穴12
a,12b,12cのうち、吹出口4から最も遠い位置
にある角穴12aは吹出口4の短辺4c,4dと平行に
細長く形成され、吹出口4に近い位置で吹出口4の長辺
4a,4bの延長線上にある角穴12b,12cは吹出
口4の長辺4a,4bと平行に細長く形成されている。
また、吹出口4の右側の角穴11a,11b,11cの
略中央の位置には、スイングモータ6の配線コネクタ1
0を通すための丸穴13が形成されている。
【0012】上記風向調節用フラップ5は、合成樹脂に
よって一体成形されたものであり、上記吹出口4の形状
と対応する矩形状の羽根5aと、この羽根5aの長手方
向両側の端面からそれぞれ突出した軸5b,5cとを有
している。軸5b,5cは同一直線上に設けられてお
り、パネル面2aに平行に配置される。そして、この風
向調節用フラップ5は、この軸5b,5cの周りに揺動
され、吹出風の向きを調節するように設計されている。
よって一体成形されたものであり、上記吹出口4の形状
と対応する矩形状の羽根5aと、この羽根5aの長手方
向両側の端面からそれぞれ突出した軸5b,5cとを有
している。軸5b,5cは同一直線上に設けられてお
り、パネル面2aに平行に配置される。そして、この風
向調節用フラップ5は、この軸5b,5cの周りに揺動
され、吹出風の向きを調節するように設計されている。
【0013】上記スイングモータ6は、パネル本体2の
丸穴13に配線コネクタ10を通し、かつ出力軸6aを
パネル面2aに平行に吹出口4側へ向けた状態で、パネ
ル面2aのうちの3つ角穴11a,11b,11cの間
の位置に、図示しないネジによって取り付けられる。こ
のスイングモータ6の出力軸6aは、図示しない連結部
材によって、風向調節用フラップ5の軸5bと連結され
る。配線コネクタ10は図示しない室内機内部の配線と
接続される。
丸穴13に配線コネクタ10を通し、かつ出力軸6aを
パネル面2aに平行に吹出口4側へ向けた状態で、パネ
ル面2aのうちの3つ角穴11a,11b,11cの間
の位置に、図示しないネジによって取り付けられる。こ
のスイングモータ6の出力軸6aは、図示しない連結部
材によって、風向調節用フラップ5の軸5bと連結され
る。配線コネクタ10は図示しない室内機内部の配線と
接続される。
【0014】上記受け部9は、上記カバー8の断面形状
と対応する三日月状の板材からなり、中央部に上記風向
調節用フラップ5の軸5cの外径と略対応する内径を持
つ穴9aを有している。この受け部9は、吹出口4の短
辺4cと平行に、パネル面2aのうちの角穴12b,1
2cの間の位置に立設される。この受け部9の穴9aに
は風向調節用フラップ5の軸5cが嵌合される。
と対応する三日月状の板材からなり、中央部に上記風向
調節用フラップ5の軸5cの外径と略対応する内径を持
つ穴9aを有している。この受け部9は、吹出口4の短
辺4cと平行に、パネル面2aのうちの角穴12b,1
2cの間の位置に立設される。この受け部9の穴9aに
は風向調節用フラップ5の軸5cが嵌合される。
【0015】上記カバー7,8は、断面略円弧状の部材
であり、それぞれ吹出口4側の端部が三日月状に開き、
他方の端部7a,8aが球状に湾曲してパネル面2aに
閉じている。カバー7には、上記3つの角穴11a,1
1b,11cと対応する3つの係止爪7a,7b,7c
が一体に形成されている。一方、カバー8には、上記3
つの角穴12a,12b,12cと対応する3つの係止
爪8a,8b,8cが一体に形成されている。
であり、それぞれ吹出口4側の端部が三日月状に開き、
他方の端部7a,8aが球状に湾曲してパネル面2aに
閉じている。カバー7には、上記3つの角穴11a,1
1b,11cと対応する3つの係止爪7a,7b,7c
が一体に形成されている。一方、カバー8には、上記3
つの角穴12a,12b,12cと対応する3つの係止
爪8a,8b,8cが一体に形成されている。
【0016】カバー7の形状は具体的には、図2(a)〜
(d)に示すようなものである。図2(a)はパネル本体2の
正面からカバー7を見たところ、同図(b)は同図(a)にお
いて上方向から見たところ、同図(c)は同図(a)において
右方向から見たところをそれぞれ示している。また、同
図(d)は同図(a)におけるA−A線矢視断面を示してい
る。同図(a)に示すように、このカバー7は、断面円弧
状で吹出口4の長手方向に延びる主部70と、主部70
の吹出口4から遠い側の端部を閉じる球(の一部)状の
外端部71と、主部70および外端部71の縁に屈曲し
て連なり、パネル本体2に前方から挿入される幅(高
さ)を与えるスカート部73,74および72を有して
いる。同図(c)に示すように、スカート部73,74お
よび72の挿入方向の先端は同一面内にある。パネル本
体2の傾斜に応じて、吹出口4の長辺4a側のスカート
部73の高さが高く設定される一方、吹出口4の長辺4
b側のスカート部74の高さが低く設定されている。ス
カート部73とスカート部74とをつなぐスカート部7
2の高さは、スカート部73,74の高さを連続させる
ように、吹出口4の長辺4a側から長辺4b側へ向かっ
て次第に低くなっている。
(d)に示すようなものである。図2(a)はパネル本体2の
正面からカバー7を見たところ、同図(b)は同図(a)にお
いて上方向から見たところ、同図(c)は同図(a)において
右方向から見たところをそれぞれ示している。また、同
図(d)は同図(a)におけるA−A線矢視断面を示してい
る。同図(a)に示すように、このカバー7は、断面円弧
状で吹出口4の長手方向に延びる主部70と、主部70
の吹出口4から遠い側の端部を閉じる球(の一部)状の
外端部71と、主部70および外端部71の縁に屈曲し
て連なり、パネル本体2に前方から挿入される幅(高
さ)を与えるスカート部73,74および72を有して
いる。同図(c)に示すように、スカート部73,74お
よび72の挿入方向の先端は同一面内にある。パネル本
体2の傾斜に応じて、吹出口4の長辺4a側のスカート
部73の高さが高く設定される一方、吹出口4の長辺4
b側のスカート部74の高さが低く設定されている。ス
カート部73とスカート部74とをつなぐスカート部7
2の高さは、スカート部73,74の高さを連続させる
ように、吹出口4の長辺4a側から長辺4b側へ向かっ
て次第に低くなっている。
【0017】上記係止爪7aは、スカート部72の挿入
方向先端からカバー7の外側へ向かって突出した矩形の
板のように形成されている。スカート部72の裏側に
は、カバー7の補強のために、係止爪7aの長手方向両
端に相当する位置に、一対の板状のリブ7d,7eが係
止爪7aに垂直に形成されている。一方、残りの係止爪
7b,7cは、それぞれスカート部73,74の挿入方
向先端から延び、カバー7の外側へ向かって隆起した山
のように形成されている。
方向先端からカバー7の外側へ向かって突出した矩形の
板のように形成されている。スカート部72の裏側に
は、カバー7の補強のために、係止爪7aの長手方向両
端に相当する位置に、一対の板状のリブ7d,7eが係
止爪7aに垂直に形成されている。一方、残りの係止爪
7b,7cは、それぞれスカート部73,74の挿入方
向先端から延び、カバー7の外側へ向かって隆起した山
のように形成されている。
【0018】このカバー7を図1に示すパネル本体2に
取り付ける場合、まずカバー7を傾けてパネル面2aに
接近させ、係止爪7aを角穴11aに挿入して係止す
る。次に、カバー7を係止爪7aの周りに回転させてカ
バー7の反対側をパネル面2aに接近させ、係止爪7
b,7cを角穴11b,11cに挿入する。このとき、
係止爪7b,7cの先端側斜面が角穴11bの手前側の
辺,角穴11cの奥側の辺にそれぞれ当接して、係止爪
7b,7cは互いに接近する向き(カバーの内側)に撓
む。これにより、係止爪7b,7cは角穴11b,11
cに首尾良く挿入される。係止爪7b,7cは、角穴1
1b,11cを通り過ぎてパネル面2aの裏側へ出る
と、元の真っすぐな状態に復帰する。この状態では、係
止爪7b,7cの根元側斜面が角穴11bの手前側の
辺,角穴11cの奥側の辺にそれぞれ当接するので、簡
単にはパネル本体2から離脱しない。このようにして、
カバー7はパネル本体2に簡単に取り付けられる。
取り付ける場合、まずカバー7を傾けてパネル面2aに
接近させ、係止爪7aを角穴11aに挿入して係止す
る。次に、カバー7を係止爪7aの周りに回転させてカ
バー7の反対側をパネル面2aに接近させ、係止爪7
b,7cを角穴11b,11cに挿入する。このとき、
係止爪7b,7cの先端側斜面が角穴11bの手前側の
辺,角穴11cの奥側の辺にそれぞれ当接して、係止爪
7b,7cは互いに接近する向き(カバーの内側)に撓
む。これにより、係止爪7b,7cは角穴11b,11
cに首尾良く挿入される。係止爪7b,7cは、角穴1
1b,11cを通り過ぎてパネル面2aの裏側へ出る
と、元の真っすぐな状態に復帰する。この状態では、係
止爪7b,7cの根元側斜面が角穴11bの手前側の
辺,角穴11cの奥側の辺にそれぞれ当接するので、簡
単にはパネル本体2から離脱しない。このようにして、
カバー7はパネル本体2に簡単に取り付けられる。
【0019】カバー7をパネル本体2から取り外す場合
は、カバー7の吹出口4側端部を一定値以上の力で引っ
張る。これにより、係止爪7b,7cを互いに接近する
向き(カバーの内側)に撓ませて角穴11b,11cか
ら離脱させる。しかる後、係止爪7aを角穴11aから
取り外す。このようにして、カバー7はパネル本体2か
ら簡単に取り外される。
は、カバー7の吹出口4側端部を一定値以上の力で引っ
張る。これにより、係止爪7b,7cを互いに接近する
向き(カバーの内側)に撓ませて角穴11b,11cか
ら離脱させる。しかる後、係止爪7aを角穴11aから
取り外す。このようにして、カバー7はパネル本体2か
ら簡単に取り外される。
【0020】同様に、カバー8は、カバー7の着脱と左
右対称の操作によって、パネル本体2に簡単に取り付け
られ、かつパネル本体2から簡単に取り外される。
右対称の操作によって、パネル本体2に簡単に取り付け
られ、かつパネル本体2から簡単に取り外される。
【0021】図1から分かるように、組み立て後には、
カバー7は風向調節用フラップ5の図において右側の軸
5bを覆い、カバー8は風向調節用フラップ5の図にお
いて左側の軸5cを覆う。また、カバー7とパネル本体
2との間の空間にスイングモータ6が収容され、カバー
8とパネル本体2との間の空間に受け部9が収容された
状態となる。
カバー7は風向調節用フラップ5の図において右側の軸
5bを覆い、カバー8は風向調節用フラップ5の図にお
いて左側の軸5cを覆う。また、カバー7とパネル本体
2との間の空間にスイングモータ6が収容され、カバー
8とパネル本体2との間の空間に受け部9が収容された
状態となる。
【0022】この室内パネル1では、風向調節用フラッ
プ5を揺動させるスイングモータ6をカバー7とパネル
本体2との間の空間に収容しているので、ユーザがパネ
ル本体2を水洗いしようとするとき、まずパネル本体2
の前方からカバー7を取り外し、続いてネジを外してパ
ネル前面2aからスイングモータ6を取り外し、室内機
側の配線から配線コネクタ10を外せば良い。このよう
に、室内機を分解することなく、パネル本体2の前方か
らスイングモータ6を取り外すことができる。したがっ
て、パネル本体2の掃除を簡単に行うことができる。ま
た、この室内パネル1では、風向調節用フラップ5の軸
5b,5cを覆うカバー7,8を、パネル本体2に対し
て前方から着脱自在に取り付けているので、このカバー
7,8の色彩を変更することによって、カラーバリエー
ションを持たせることが可能となる。このカバー7,8
は、パネル本体2とは別に作製できるので、カラーバリ
エーションを持たせるためにパネル本体2の成形段階で
いちいち樹脂変更をする必要がない。したがって、コス
トは殆ど上昇することがない。
プ5を揺動させるスイングモータ6をカバー7とパネル
本体2との間の空間に収容しているので、ユーザがパネ
ル本体2を水洗いしようとするとき、まずパネル本体2
の前方からカバー7を取り外し、続いてネジを外してパ
ネル前面2aからスイングモータ6を取り外し、室内機
側の配線から配線コネクタ10を外せば良い。このよう
に、室内機を分解することなく、パネル本体2の前方か
らスイングモータ6を取り外すことができる。したがっ
て、パネル本体2の掃除を簡単に行うことができる。ま
た、この室内パネル1では、風向調節用フラップ5の軸
5b,5cを覆うカバー7,8を、パネル本体2に対し
て前方から着脱自在に取り付けているので、このカバー
7,8の色彩を変更することによって、カラーバリエー
ションを持たせることが可能となる。このカバー7,8
は、パネル本体2とは別に作製できるので、カラーバリ
エーションを持たせるためにパネル本体2の成形段階で
いちいち樹脂変更をする必要がない。したがって、コス
トは殆ど上昇することがない。
【0023】なお、スイングモータ6をパネル面2aに
取り付けるのではなく、カバー7の裏側に取り付けるよ
うにしても良い。このようにした場合、カバー7をパネ
ル本体2から取り外し、室内機側の配線から配線コネク
タ10を取り外すだけでもって、パネル本体2からスイ
ングモータ6を取り外すことができる。したがって、パ
ネル本体2の掃除をさらに簡単に行うことができる。
取り付けるのではなく、カバー7の裏側に取り付けるよ
うにしても良い。このようにした場合、カバー7をパネ
ル本体2から取り外し、室内機側の配線から配線コネク
タ10を取り外すだけでもって、パネル本体2からスイ
ングモータ6を取り外すことができる。したがって、パ
ネル本体2の掃除をさらに簡単に行うことができる。
【0024】また、風向調節用フラップ5は、吹出口4
に複数枚設けても良い。
に複数枚設けても良い。
【0025】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の空
気調和機の室内パネルでは、風向調節用フラップを揺動
させるモータを、風向調節用フラップの軸を覆うカバー
のうちの一方と上記パネル本体との間の空間に収容して
いるので、ユーザがパネル本体を水洗いしようとすると
き、室内機を分解することなく、パネル本体の前方から
上記カバーを取り外すことによってパネル本体から上記
モータを取り外すことができる。したがって、パネル本
体の掃除を簡単に行うことができる。また、この室内パ
ネルでは、風向調節用フラップの軸を覆うカバーを、パ
ネル本体に対して前方から着脱自在に取り付けているの
で、このカバーの色彩を変更することによって、カラー
バリエーションを持たせることができる。ここで、この
カバーは、パネル本体とは別に作製できるので、カラー
バリエーションを持たせるためにパネル本体の成形段階
でいちいち樹脂変更をする必要がない。したがって、コ
ストは殆ど上昇することがない。
気調和機の室内パネルでは、風向調節用フラップを揺動
させるモータを、風向調節用フラップの軸を覆うカバー
のうちの一方と上記パネル本体との間の空間に収容して
いるので、ユーザがパネル本体を水洗いしようとすると
き、室内機を分解することなく、パネル本体の前方から
上記カバーを取り外すことによってパネル本体から上記
モータを取り外すことができる。したがって、パネル本
体の掃除を簡単に行うことができる。また、この室内パ
ネルでは、風向調節用フラップの軸を覆うカバーを、パ
ネル本体に対して前方から着脱自在に取り付けているの
で、このカバーの色彩を変更することによって、カラー
バリエーションを持たせることができる。ここで、この
カバーは、パネル本体とは別に作製できるので、カラー
バリエーションを持たせるためにパネル本体の成形段階
でいちいち樹脂変更をする必要がない。したがって、コ
ストは殆ど上昇することがない。
【図1】 この発明の空気調和機の室内パネルを分解状
態で斜め方向から見たところを示す図である。
態で斜め方向から見たところを示す図である。
【図2】 上記室内パネルのカバーを詳細に示す図であ
る。
る。
1 室内パネル 2 パネル本
体 4 吹出口 5 風向調節
用フラップ 6 スイングモータ 7,8 カバ
ー 9 受け部
体 4 吹出口 5 風向調節
用フラップ 6 スイングモータ 7,8 カバ
ー 9 受け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 克已 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 内田 光陽 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 パネル本体(2)に形成された吹出口
(4)に、パネル面(2a)に平行な軸(5b,5c)
を有し、この軸(5b,5c)の周りにモータ(6)で
揺動される風向調節用フラップ(5)を備えた空気調和
機の室内パネル(1)において、 上記パネル本体(2)のうち上記風向調節用フラップ
(5)の軸方向両側に相当する箇所に、それぞれ上記風
向調節用フラップ(5)の上記軸(5b,5c)を覆う
カバー(7,8)を、上記パネル本体(2)に対してパ
ネル本体の前方から着脱自在に取り付け、 上記カバー(7,8)のうちの一方(7)と上記パネル
本体(2)との間の空間に、上記パネル本体(2)に対
してパネル本体の前方から着脱自在な上記モータ(6)
を収容するとともに、上記カバー(7,8)のうちの他
方(8)と上記パネル本体(2)との間の空間に、上記
軸(5c)を回動自在に受ける受け部(9)を収容した
ことを特徴とする空気調和機の室内パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7284885A JPH09126538A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 空気調和機の室内パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7284885A JPH09126538A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 空気調和機の室内パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09126538A true JPH09126538A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17684302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7284885A Pending JPH09126538A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 空気調和機の室内パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09126538A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6598413B2 (en) | 1999-01-25 | 2003-07-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Ceiling embedded-type air conditioner |
CN102365506A (zh) * | 2009-03-27 | 2012-02-29 | 大金工业株式会社 | 空调装置、外壳及装饰面板 |
JP2016183822A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 株式会社富士通ゼネラル | 天井埋込型空気調和機 |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP7284885A patent/JPH09126538A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6598413B2 (en) | 1999-01-25 | 2003-07-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Ceiling embedded-type air conditioner |
CN102365506A (zh) * | 2009-03-27 | 2012-02-29 | 大金工业株式会社 | 空调装置、外壳及装饰面板 |
JP2016183822A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 株式会社富士通ゼネラル | 天井埋込型空気調和機 |
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