JP2010228627A - 電動車両の動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無段変速機を用いず軽量でかつスイングアーム内の重量物を車体前方側に集中配置でき、スイングアームの作動が良好となる電動車両の動力伝達装置を提供する。
【解決手段】後輪WRを回転可能に軸支するスイングアーム12と、車体側面視で後輪WRとオーバーラップしない車体前方側の位置でスイングアーム12内に配置される電動モータ50とを有し、該電動モータ50の回転駆動力を減速ギヤ対からなる減速機構60を介して後輪WRに伝達する電動車両1の動力伝達装置において、減速機構60の少なくとも一部を車体側面視で電動モータ50とオーバーラップする位置に配置し、減速機構60から後輪WRへの動力伝達をドライブチェーン66を用いた間接伝動装置90で行う。電動モータ50を後輪WRの前方側でタイヤ幅A内に配設する。減速機構60を後輪WRの車軸19より車体前方側の位置でかつ車体側面視で後輪WRとオーバーラップさせて配設する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動車両の動力伝達装置に係り、特に、電動モータによって駆動輪を駆動する電動車両の動力伝達装置に関する。
従来から、電動モータによって駆動輪を駆動する電動車両が知られている。
特許文献1には、後輪を回転自在に支持するスイングアームの内部に電動モータを配設し、この電動モータと後輪の車軸との間に、Vベルト式の無段変速機、遠心クラッチ、複数のギヤ対からなる減速機構を介在させるようにした電動車両が開示されている。
特開平3−243484号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電動車両は、電動モータの回転駆動力を無段変速機を介して後輪へ伝達する関係で、電動モータと無段変速機の駆動側プーリとがスイングアームピボット寄りに配置され、無段変速機の従動側プーリ、遠心クラッチおよび減速機構が後輪の車軸寄りに配置されているので、重量物がスイングアームの前後方向に分散配置されることとなり、マスの集中が図られていなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、無段変速機を用いず軽量でかつスイングアーム内の重量物を車体前方側に集中配置することができ、スイングアームの作動が良好となる電動車両の動力伝達装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、後輪を回転可能に軸支するスイングアームと、車体側面視で前記後輪とオーバーラップせず、かつ前記後輪の車体前方側の位置で前記スイングアームに配置される電動モータとを有し、該電動モータの回転駆動力を減速ギヤ対からなる減速機構を介して前記後輪に伝達するように構成された電動車両の動力伝達装置において、前記減速機構の少なくとも一部は、車体側面視で前記電動モータとオーバーラップする位置に配置され、前記減速機構から前記後輪への動力伝達は、無端状伝達手段を用いた間接伝動装置によって行われる点に第1の特徴がある。
また、前記電動モータが、車体上面視で前記後輪のタイヤ幅内(前記後輪の車体前方側で前記後輪のタイヤ幅内)に位置するように配置されている点に第2の特徴がある。
また、前記減速機構が、前記後輪の車軸より車体前方側の位置で、かつ車体側面視で前記後輪とオーバーラップするように配設されている点に第3の特徴がある。
また、前記電動モータと前記減速機構との間に、前記電動モータが所定回転以上になると回転駆動力の伝達を切断状態から接続状態に切り換える遠心クラッチが設けられており、前記遠心クラッチが、前記電動モータの駆動軸上に配設されている点に第4の特徴がある。
また、前記電動モータは、前記スイングアームに固定されたステータおよびモータ駆動軸に固定されたロータとから構成されたインナロータ式モータであり、前記遠心クラッチは、前記遠心クラッチのクラッチシューが設けられるドライブプレートと、前記クラッチシューの摩擦抵抗力により被動回転されるクラッチアウタとから構成されており、前記モータ駆動軸の一端部に前記ドライブプレートが固定され、前記モータ駆動軸は、前記クラッチアウタが固定された円筒状の出力軸に回転自在に挿通されており、出力軸によって前記減速機構に回転駆動力を伝達するように構成されている点に第5の特徴がある。
また、前記スイングアームが、車幅方向左側のみの片持ち式であり、前記スイングアームの車幅方向左側から、前記遠心クラッチ、前記減速機構、前記電動モータの順に配設されている点に第6の特徴がある。
また、前記スイングアームが、車幅方向左側のみの片持ち式であり、前記スイングアームの車幅方向左側から、前記減速機構、前記電動モータ、前記遠心クラッチの順に配設されている点に第7の特徴がある。
さらに、前記電動モータを駆動制御するモータドライバを備え、前記モータドライバは、前記スイングアームのピボット軸の車体後方かつ前記後輪の車体前方の位置で、前記電動モータの車体下方に配置されている点に第8の特徴がある。
第1の特徴によれば、減速機構の少なくとも一部は、車体側面視で前記電動モータとオーバーラップする位置に配置され、減速機構から前記後輪への動力伝達は、無端状伝達手段を用いた間接伝動装置によって行われるので、無段変速機を用いないため動力伝達装置を軽量化できる上に、重量物である電動モータおよび減速機構をスイングアームの車体前方側に集中配置することができる。これにより、マスの集中が図られると共に、スイングアームピボットから離れた部分の重量が軽減されるため、揺動時の慣性モーメントを小さくすることができる。また、スイングアームの車体後方には無端状の間接伝動装置のみが配設されることとなり、スイングアームの後方側の重量を低減することができる。したがって、スイングアームの作動が良好となり重量物を備える電動車両の動力伝達装置として好適な装置を提供することができる。
第2の特徴によれば、電動モータが、車体上面視で後輪のタイヤ幅内(前記後輪の車体前方側で前記後輪のタイヤ幅内)に位置するように配置されているので、
第3の特徴によれば、減速機構が、後輪の車軸より車体前方側の位置で、かつ車体側面視で後輪とオーバーラップするように配設されているので、スイングアーム内のスペースを有効利用して、重量物を集中配置することができる。
第4の特徴によれば、電動モータと減速機構との間に、電動モータが所定回転以上になると回転駆動力の伝達を切断状態から接続状態に切り換える遠心クラッチが設けられており、遠心クラッチが電動モータの駆動軸上に配設されているので、遠心クラッチを含めて重量物の集中配置を図ることができる。
第5の特徴によれば、電動モータは、スイングアームに固定されたステータおよびモータ駆動軸に固定されたロータとから構成されたインナロータ式モータであり、遠心クラッチは、遠心クラッチのクラッチシューが設けられるドライブプレートと、クラッチシューの摩擦抵抗力により被動回転されるクラッチアウタとから構成されており、モータ駆動軸の一端部にドライブプレートが固定され、モータ駆動軸は、クラッチアウタが固定された円筒状の出力軸に回転自在に挿通されており、出力軸によって減速機構に回転駆動力を伝達するように構成されているので、スイングアーム内のスペースを有効利用して、電動モータから後輪へ回転駆動力を伝達することが可能となる。
第6の特徴によれば、スイングアームが車幅方向左側のみの片持ち式であり、スイングアームの車幅方向左側から、遠心クラッチ、減速機構、電動モータの順に配設されているので、スイングアームの車幅方向左側に遠心クラッチが配設されて、遠心クラッチの整備が容易となる。また、電動モータより小径の遠心クラッチが車幅方向端部に配設されることで、スイングアームの車幅方向左側への張り出し量を低減することが可能となる。
第7の特徴によれば、スイングアームが幅方向左側のみの片持ち式であり、スイングアームの車幅方向左側から、減速機構、電動モータ、遠心クラッチの順に配設されている →ので、スイングアームの片持ちのアーム部には減速機構のみが配置されることとなり、スイングアームの車幅方向左側への張り出しを低減することが可能となる。
第8の特徴によれば、電動モータを駆動制御するモータドライバを備え、モータドライバは、スイングアームのピボット軸の車体後方かつ後輪の車体前方の位置で電動モータの車体下方に配置されているので、モータドライバを含めて重量物の集中配置を図ることができる。また、モータドライバが車体下方側に位置されるので、電動車両の低重心化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る電動車両の側面図である。 電動車両の斜視図である。 スイングアームの断面図である。 図3の一部拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るスイングアームの断面図である。 低電圧バッテリの取付構造を示す斜視図である。 図1の一部拡大図である。 センタースタンドを格納した状態を示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電動車両1の側面図である。また、図2は、外装部品を取り外した状態の電動車両1の後方斜視図である。電動車両1は、低床フロアを有するスクータ型の自動二輪車であり、スイングアーム12に内設された電動モータ50(図4参照)の回転駆動力で後輪WRを駆動するように構成されている。詳細は後述するが、スイングアーム12内に図示する軸配置は、モータ駆動軸53および該モータ駆動軸53に固定された電動モータ50のロータ52、第1減速軸62および該第1減速軸62に固定された第1減速歯車61、第2出力軸64および該第2出力軸64に固定された第2減速歯車63、第2出力軸64に固定されたドライブスプロケット65、該ドライブスプロケット65に巻き掛けられるドライブチェーン66、該ドライブチェーン66が巻き掛けられるドリブンスプロケット67、後輪WRを駆動する車軸19をそれぞれ示している。なお、電動モータ50に電力を供給する高電圧バッテリ31は、車体に設けられた不図示の充電口に外部電源を接続することによって充電させることができる。
メインフレーム2の前方側端部には、ステアリングステム7aを回転自在に軸支するヘッドパイプ3が結合されている。ステアリングステム7aの上部には操向ハンドル7が取り付けられ、一方の下部には、左右一対のフロントフォーク4が取り付けられている。フロントフォーク4の下端部には、前輪WFが回転自在に軸支されている。
メインフレーム2の下方には、左右一対のサイドフレーム5が連結されており、この左右のサイドフレーム5に挟まれるように、電動モータ50に電力を供給する高電圧バッテリ31(例えば、72V)が配設されている。サイドフレーム5は、その後方側で車体上方に屈曲して、荷室17等を支持するリヤフレーム6に連結されている。
サイドフレーム5の後部には、スイングアームピボット11が形成されたピボットプレート20が取り付けられている。スイングアームピボット11には、車幅方向左側のアームのみで後輪WRを支持する片持ち式のスイングアーム12の前端部が揺動自在に軸支されている。スイングアーム12の後部には、後輪WRが車軸19によって回転自在に軸支されており、スイングアーム12の後方端部は、リヤショックユニット13によってリヤフレーム6に吊り下げられている。
スイングアーム12の下部には、高電圧バッテリ31から供給される直流電流を、交流電流に変換して電動モータ50へ供給するモータドライバ(または、PDU:パワー・ドライブ・ユニット)35が配設されている。
操向ハンドル7の車体前方側には、外装部品としてのフロントカウル9が設けられており、フロントカウルの上部には、速度計等を含むメータユニット8が取り付けられている。フロントカウル9の車体前方側には前照灯10が設けられている。また、高電圧バッテリ31の上部には、乗員が足を乗せる低床フロアが形成されており、リヤフレーム6の外方にはシートカウル15が設けられている。シートカウル15の上部には、車体前方側のヒンジで開閉するシート14が取り付けられている。また、シートカウル15の後端部には、尾灯装置16が取り付けられている。ピボットプレート20には、車幅方向に離間した2本の脚部を有するセンタースタンド18が取り付けられている。
その回動軸を車体フレームに有するセンタースタンド18は、その格納時に、車幅方向左側の脚部がケース部材の下面に当接するように構成されている。これにより、走行時には、センタースタンド18によって、モータドライバ35の下面側に配設されるカバー部材を走行中の石はね等から防護することが可能となり、カバー部材を必要以上に厚くする必要がなくなり、スイングアーム12の軽量化を図ることができる。
図8を参照して、センタースタンド18の車幅方向左側の脚部には、取付ネジ153によってラバー部材152が取り付けられている。センタースタンド18には、バネ等によって格納方向への付勢力が加えられており、その格納時には、ラバー部材152がスタンドストッパ151に当接した状態が保持されることとなる。
ヘッドパイプ3の車幅方向右側には、前照灯10等の補機類や制御装置等に電力を供給する低電圧バッテリ30(例えば、12V)が配設されている。低電圧バッテリ30は、高電圧バッテリ31の電力によって充電される。シートカウル15の内側で荷室17の前方には、高電圧バッテリ31の高電圧(72V)を低電圧(12V)に変換するDC−DCコンバータ32と、ヒューズやリレー等を収納するコンタクターボックス33が配設されている。さらに、車幅方向右側のリヤフレームの外側には、モータドライバ35等を制御する制御装置(MGU:マネージングユニット)34が、取付ステー34aを介して取り付けられている。
図6を参照して、低電圧バッテリ30の取付構造を説明する。低電圧バッテリ30は、バッテリケース30aに収められてヘッドパイプ3の側方に配置されている。バッテリケース30aは、メインフレーム2に溶着された下側ステー3bおよびヘッドパイプ3に溶着された上側ステー3aに固定されている。上側ステー3aには、ネジ孔を有するボスが形成されており、バッテリケース30aに低電圧バッテリ30を収納した後、バッテリケース30aの下部から延出する押さえ板30bの上部を締結ネジ30cで上側ステー3aに固定することにより、低電圧バッテリ30が所定の位置に配設されることとなる。
図7を参照して、DC−DCコンバータ32等の取付構造を説明する。DC−DCコンバータ32およびコンタクターボックス33の車体後方側には、左右のリヤフレーム6を連結するクロスメンバ6aが配設されている。クロスメンバ6には、DC−DCコンバータ32を支持する上下対称形状の取付ステー92と、コンタクターボックス33を支持するために下方側に延出する取付ステー94と、荷室17の前端部を支持するために後方側に延出する取付ステー96とが取り付けられている。
DC−DCコンバータ32は、前記取付ステー92に対して車体後方側から螺合する取付ネジ93によって固定されており、コンタクターボックス33は、前記取付ステー94に対して車体後方側から螺合する取付ネジ95によって固定されている。また、荷室17は、その前端部に取付ボス97および前記取付ステー96に対して上方から螺合する取付ネジ98によって固定されている。なお、クロスメンバ6aには、荷室17の支持部を複数設けることが可能である。また、DC−DCコンバータ32およびコンタクターボックス33の車体前方側には、外装部材90の一部を開閉自在とした整備用リッド91が設けられている。
図3は、車体上方から見たスイングアーム12の断面図である。また、図4は、図3の一部拡大図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。スイングアーム12は、左右一対のピボットプレート20に対して、スイングアームピボット(ピボット軸)11を介して揺動自在に軸支されている。ピボット軸11は、ネジ頭84を有する長尺のボルトであり、ブッシュ82を介してスイングアーム12側のボス81に支持される円筒カラー83に挿嵌されて、車幅方向右側のナット85によって固定されている。なお、ブッシュ82は、円筒カラー83に熱固着されており、また、ブッシュ82の外周側には、厚みの小さいカラー部材が熱固着されている。そして、該カラー部材およびブッシュ82が、前記ボス81の貫通孔に圧入されることで、スイングアーム12の車幅方向の位置が規定されることとなる。スイングアーム12の車体前方側には、モータドライバ35を収納する幅広ケース部80が形成されている。カバー部材21は、この幅広ケース部80の車体下面側に取り付けられている。
本実施形態に係るスイングアーム12は、左側のアーム部のみで後輪WRを軸支する片持ち式であり、このアーム部および後輪WRの車体前方側の位置に、電動モータ50、回転駆動力の断接機構としての遠心クラッチ40および減速機構60が集中配置されている。本実施形態では、電動モータ50、遠心クラッチ40、減速機構60等からなる一連の回転駆動力の伝達機構を、動力伝達装置と呼称する。なお、アーム部の車体側方側には、軸受部を有するスイングアームカバー70が取り付けられている。
車体中心線Cは、前輪WFおよび後輪WRの車幅方向中心を結ぶ線である。タイヤ幅Aは、後輪WRのタイヤの車幅方向両端部から車体前後方向に延ばした直線間の距離である。そして、電動モータ50は、後輪WRのタイヤ幅A内に収まるように、後輪WRの車体前方の位置に配設されている。また、減速機構60は、車体側面視で電動モータ50および後輪WRの投影領域と重なる、すなわち、オーバーラップするように配設されている。これにより、スイングアーム12内のスペースを有効に利用して、電動モータ50および減速機構60を集中配置することができる。
電動モータ50は、スイングアーム12の内壁に固定され、ステータコイル89を有するステータ51と、モータ駆動軸53に固定されたロータ52とからなるインナーロータ式とされる。モータ軸53の図示左方側には、円筒状の出力軸43に挿入される小径部が形成されている。モータ駆動軸53は、減速機ケース72に嵌合される軸受92およびモータカバー86に嵌合される軸受91によって軸支されている。モータカバー86は、複数の取付ボルト71によって減速機ケース72に固定されている。また、モータ駆動軸53の図示右側端部には、モータ回転数センサ87の被検出体としての磁性体88が取り付けられている。
遠心クラッチ40は、クラッチシュー44が設けられるドライブプレート42と、クラッチシュー44の摩擦抵抗力により被動回転されるクラッチアウタ41とから構成されている。ドライブプレート42は、モータ駆動軸53の小径部の図示左側端部にナット73によって固定されており、一方、クラッチアウタ41は、モータ駆動軸53の小径部に相対回転自在に支持される出力軸43に固定されている。なお、モータ駆動軸53と出力軸43との間には、ニードルローラベアリングやメタル軸受等を介在させることができる。また、出力軸43は、減速機ケース72に嵌合された軸受94,95によって軸支されている。軸受95の図示右側には、ダストシール96が配置されている。また、出力軸43の図示右側端部と軸受92との間には、オイルシールが配置されている。
そして、遠心クラッチ40は、モータ駆動軸53が所定回転以上になる、すなわち、ドライブプレート42が所定回転以上になると、クラッチシュー44が径方向外側に移動して摩擦抵抗力を発生することで、クラッチアウタ41を被動回転させるように構成されている。これにより、電動モータ50の回転駆動力が出力軸43に伝達されることとなる。
出力軸43に伝達された回転駆動力は、減速機構60を介して第2出力軸64に伝達される。詳しくは、出力軸43の外周部に形成された減速ギヤ43aに歯合する第1減速歯車61、該第1減速歯車61に固定されると共に減速機ケース72に嵌合された軸受97,98によって回転自在に軸支される第1減速軸62、第1減速軸62に形成された減速ギヤ62aに歯合する第2減速歯車63を介して、該第2減速歯車63に固定されると共に減速機ケース72に嵌合された軸受76およびスイングアームカバー70に嵌合された軸受77によって回転自在に軸支される第2出力軸64に伝達されることとなる。なお、軸受76の図示左方側には、オイルシール99が配置されている。
そして、第2出力軸64に伝達された回転駆動力は、無端状伝達手段としてのドライブチェーン66を用いた間接伝動装置(チェーンドライブ装置)90を介して、最終出力軸68に伝達される。詳しくは、第2出力軸64に固定されたドライブスプロケット65、該ドライブスプロケット65に巻き掛けられるドライブチェーン66、該ドライブチェーン66が巻き掛けられるドリブンスプロケット67を介して、該ドリブンスプロケット67に固定されると共にスイングアームカバー70に嵌合された軸受78および減速機ケース72に嵌合された軸受79によって回転自在に軸支される最終出力軸68に伝達されることとなる。最終出力軸68の図示右側端部には、後輪WRのホイール69が、カラー74を介してナット75により固定されている。ホイール69の内径側には、ライナー59を有するブレーキドラムが形成されており、その内側には、アンカピン58を軸にしてブレーキカム57によって駆動される上下一対のブレーキシュー56が収納されている。なお、軸受79の図示左方側には、ダストシール55が配置されている。
上記したように、本発明に係る電動車両1によれば、スイングアーム12の幅広ケース部80に電動モータ50を収容し、また、電動モータ50の側方に減速機構60を配設して、減速機構60と後輪との間の回転駆動力伝達を、ドライブチェーン66およびスプロケット65,67を用いた間接電動装置90により行うようにしたので、重量物である電動モータ50および減速機構60をスイングアーム12の車体前方側に集中配置して、マスの集中を図ることができる。また、スイングアームピボット11から車体後方側に離間した部分の重量が軽減されて、揺動時の慣性モーメントを小さくすることができる。これにより、スイングアーム12の作動を良好にすることができる。
また、図示するように、回転駆動力伝達系の構成部品は、車幅方向左側から、遠心クラッチ40、減速機構60、電動モータ50の順に配置されているので、スイングアーム12の左側に遠心クラッチ40が配設されて、遠心クラッチ40の整備が容易となる。また、電動モータ50の車幅方向左側に遠心クラッチ40を配置することで、電動モータ50より外径の小さい遠心クラッチ40が車体左側端に配置されることとなり、スイングアーム12の車体側方への張り出し量を低減できる。
図5は、本発明の第2実施形態に係るスイングアーム12aの断面図である。この第2実施形態では、電動モータ100、遠心クラッチ150、減速機構120の車幅方向配置が前記第1実施形態と異なる点に特徴がある。具体的には、車幅方向左側から、減速機構120、電動モータ100、遠心クラッチ150の順に配置されている。タイヤ幅Bは、後輪WRのタイヤの車幅方向両端部から車体前後方向に延ばした直線間の距離である。電動モータ50は、後輪WRのタイヤ幅B内に収まるように、後輪WRの車体前方の位置に配設されている。
スイングアーム12aは、左右一対のピボットプレート20に対して、スイングアームピボット(ピボット軸)11を介して揺動自在に軸支されている。ピボット軸11は、ネジ頭132を有する長尺のボルトであり、ブッシュ130を介してスイングアーム12a側のボス131に支持される円筒カラー149に挿嵌されて、車幅方向右側のナット133によって固定されている。
電動モータ100は、スイングアーム12aの内壁に固定されたステータ101と、モータ駆動軸103に固定されると共に、ステータコイル137を有するロータ102とからなるインナーロータ式とされる。遠心クラッチ150は、クラッチシュー153が設けられるドライブプレート151と、クラッチシュー153の摩擦抵抗力により被動回転されるクラッチアウタ152とから構成されている。ドライブプレート151は、モータ駆動軸103の図示右側端部に固定されており、一方、クラッチアウタ152は、モータ駆動軸103に回転自在に挿通される出力軸121に固定されている。
モータ駆動軸103および出力軸121は、ニードルローラベアリング142およびボールベアリング141によって回転自在に軸支されている。また、出力軸121は、減速機ケース134に嵌合された軸受144およびモータカバー135に嵌合された軸受140によって軸支されている。軸受144の図示右側には、ダストシール143が配置されている。モータカバー135は、複数の取付ボルト136によって減速機ケース135に固定されている。また、モータ駆動軸103の図示左側端部には、モータ回転数センサ138の被検出体としての磁性体139が取り付けられている。
そして、遠心クラッチ150は、モータ駆動軸103が所定回転以上になる、すなわち、ドライブプレート151が所定回転以上になると、クラッチシュー153が径方向外側に移動して摩擦抵抗力を発生することで、クラッチアウタ152を被動回転させるように構成されている。これにより、電動モータ100の回転駆動力が出力軸121に伝達されることとなる。
出力軸121に伝達された回転駆動力は、減速機構120を介して第2出力軸125に伝達される。詳しくは、出力軸121の図示左側端部に形成された減速ギヤ121aに歯合する第1減速歯車122、該第1減速歯車122に固定されると共に減速機ケース134に嵌合された軸受145およびスイングアームカバー130に嵌合された軸受146によって回転自在に軸支される第1減速軸123、該第1減速軸123に形成された減速ギヤ123aに歯合する第2減速歯車124を介して、該第2減速歯車124に固定されると共に減速機ケース134に嵌合された軸受148およびスイングアームカバー130に嵌合された軸受147によって回転自在に軸支される第2出力軸125に伝達されることとなる。第2出力軸125には、ドライブチェーン127が巻き掛けられるドライブスプロケット126が固定されている。なお、ドライブチェーン127に伝達された回転駆動力が、不図示のドリブンスプロケットおよび該ドリブンスプロケットに固定された最終出力軸を介して、後輪WRに伝達されることは、第1実施形態と同様である。
上記したように、本発明の第2実施形態に係る電動車両によれば、電動モータ100および減速機構120をスイングアーム12aの車体前方側に集中配置できると共に、スイングアーム12aのアーム部に減速機構120のみが配置されて、スイングアーム12aの車幅方向左側への張り出しを低減することが可能となる。
なお、スイングアーム、電動モータ、減速機構、遠心クラッチ等の形状や構造は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、電動モータと減速機構との間の断接機構は電磁クラッチ等で構成してもよい。また、間接伝動装置は、ドライブチェーンに伸びの少ないサイレントチェーンを使用したり、また、ベルトとプーリからなるベルトドライブで構成することが可能である。さらに、スイングアームの片持ちアーム部は、車幅方向右側に形成してもよい。本発明に係る電動車両は、自動二輪車に限られず、三輪車や四輪車であってもよい。
1…電動車両、2…メインフレーム、3…ヘッドパイプ、5…サイドフレーム、11…スイングアームピボット、12…スイングアーム、17…荷室、18…センタースタンド、20…ピボットプレート、30…低電圧バッテリ、31…高電圧バッテリ、32…DC−DCコンバータ、33…コンタクターボックス、34…制御装置(MGU)、35…モータドライバ、40…遠心クラッチ(断接機構)、41…クラッチアウタ、42…ドライブプレート、43…出力軸、44…クラッチシュー、50…電動モータ、51…ステータ、52…ロータ、53…モータ駆動軸、60…減速機構、66…ドライブチェーン(無端状伝達手段)、90…チェーンドライブ装置(間接伝動装置)

Claims (8)

  1. 後輪を回転可能に軸支するスイングアームと、車体側面視で前記後輪とオーバーラップしない車体前方側の位置で前記スイングアームに配置される電動モータとを有し、該電動モータの回転駆動力を減速ギヤ対からなる減速機構を介して前記後輪に伝達するように構成された電動車両の動力伝達装置において、
    前記減速機構の少なくとも一部は、車体側面視で前記電動モータとオーバーラップする位置に配置され、
    前記減速機構から前記後輪への動力伝達は、無端状伝達手段を用いた間接伝動装置によって行われることを特徴とする電動車両の動力伝達装置。
  2. 前記電動モータが、前記後輪の車体前方側で前記後輪のタイヤ幅内に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動車両の動力伝達装置。
  3. 前記減速機構が、前記後輪の車軸より車体前方側の位置で、かつ車体側面視で前記後輪とオーバーラップするように配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動車両の動力伝達装置。
  4. 前記電動モータと前記減速機構との間に、前記電動モータが所定回転以上になると回転駆動力の伝達を切断状態から接続状態に切り換える遠心クラッチが設けられており、
    前記遠心クラッチが、前記電動モータの駆動軸上に配設されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電動車両の動力伝達装置。
  5. 前記電動モータは、前記スイングアームに固定されたステータおよびモータ駆動軸に固定されたロータとから構成されたインナロータ式モータであり、
    前記遠心クラッチは、前記遠心クラッチのクラッチシューが設けられるドライブプレートと、前記クラッチシューの摩擦抵抗力により被動回転されるクラッチアウタとから構成されており、
    前記モータ駆動軸の一端部に前記ドライブプレートが固定され、
    前記モータ駆動軸は、前記クラッチアウタが固定された円筒状の出力軸に回転自在に挿通されており、
    出力軸によって前記減速機構に回転駆動力を伝達するように構成されていることを特徴とすることを特徴とする請求項4に記載の電動車両の動力伝達装置。
  6. 前記スイングアームが、車幅方向左側のみの片持ち式であり、
    前記スイングアームの車幅方向左側から、前記遠心クラッチ、前記減速機構、前記電動モータの順に配設されていることを特徴とする請求項5に記載の電動車両の動力伝達装置。
  7. 前記スイングアームが、車幅方向左側のみの片持ち式であり、
    前記スイングアームの車幅方向左側から、前記減速機構、前記電動モータ、前記遠心クラッチの順に配設されていることを特徴とする請求項5に記載の電動車両の動力伝達装置。
  8. 前記電動モータを駆動制御するモータドライバを備え、
    前記モータドライバは、前記スイングアームのピボット軸の車体後方かつ前記後輪の車体前方の位置で、前記電動モータの車体下方に配置されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の電動車両の動力伝達装置。
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