JP2010220338A - 同期整流型スイッチングレギュレータ及びその動作制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】逆流検出コンパレータ7は、同期整流トランジスタM2の両端の内、逆流が発生した際に電圧が大きくなる方の端部、すなわち接続部LXの電圧VLXと、出力電圧Voutに応じて生成した参照電圧、すなわち接地電圧GNDよりも出力電圧Voutに応じて生成したオフセット電圧Voffだけ小さい電圧との電圧比較を行って、逆流が発生する兆候又は逆流の発生の検出を行い、制御回路6は、逆流検出コンパレータ7から逆流が発生する兆候又は前記逆流の発生を検出したことを示す信号CPOが入力されると、同期整流トランジスタM2を強制的にオフさせて遮断状態にするようにした。
【選択図】図1
Description
図7のスイッチングレギュレータ100では、出力電圧Voutが上昇し、帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefよりも大きくなると、誤差増幅回路111の出力電圧である誤差電圧Veが低下する。すると、三角波発振回路113から出力された三角波電圧Vtと交差する位置が低下するため、PWMコンパレータ112から出力されるパルスは、ローレベルの時間が短く、ハイレベルの時間が長くなる。この結果、スイッチングトランジスタM101のオンデューティサイクルが小さくなり、インダクタL101に供給するエネルギー量が減少し、出力電圧Voutは低下する。
このような動作を繰り返すことにより、帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefと等しい電圧になるように出力電圧Voutが制御される。
しかし、逆流検出コンパレータ120やNAND回路118には動作遅れが存在するため、接続部LXの電圧が正電圧になったことを検出してから同期整流トランジスタM102をオフさせるようにしたのでは、実際に同期整流トランジスタM102がオフするまでの間にかなりの逆電流が流れていまい、完全に前記逆流を防止することができなかった。
d(VLX)/dt=Vout/L×Ron………………(1)
但し、Ronは同期整流トランジスタM102のオン抵抗であり、LはインダクタL101のインダクタンスである。
また、参照電圧Voffとして逆流検出コンパレータ120の差動入力のオフセット電圧を利用する方法が多く用いられており、該差動入力にオフセット電圧を持たせる方法として、差動入力トランジスタの一方の素子サイズを大きくする方法が一般に用いられている。しかし、このような方法では、入力電圧Vinが大きく変動した場合に前記オフセット電圧が変動してしまうという問題があった。
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行う第1スイッチ素子と、
該スイッチ素子のスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行って該インダクタの放電を行う同期整流用の第2スイッチ素子と、
前記出力端子から出力される出力電圧が前記設定された定電圧になるように前記第1スイッチ素子に対するスイッチング制御を行うと共に、前記第2スイッチ素子に対して前記第1スイッチ素子と相反するスイッチング動作を行わせる制御回路部と、
前記出力端子から前記第2スイッチ素子の方向に電流が流れる逆流の発生検出を行い、該検出結果を示す信号を前記制御回路部に出力する逆流検出回路部と、
を備え、
前記逆流検出回路部は、前記第2スイッチ素子の両端の内、前記逆流が発生した際に電圧が大きくなる方の端部の電圧と、前記設定された電圧に応じた電圧に設定される参照電圧との電圧比較を行って、前記逆流が発生する兆候又は前記逆流の発生の検出を行い、前記制御回路部は、前記逆流検出回路部から前記逆流が発生する兆候又は前記逆流の発生を検出したことを示す信号が入力されると、前記第2スイッチ素子を強制的にオフさせて遮断状態にするものである。
該第1スイッチ素子のスイッチングによって、入力端子に入力された入力電圧による充電が行われるインダクタと、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行い該インダクタの放電を行う同期整流用の第2スイッチ素子と、
を備え、
出力端子から出力される出力電圧が、設定された電圧になるように、前記第1のスイッチ素子に対するスイッチング制御を行うと共に、前記第2スイッチ素子に対して前記第1スイッチ素子と相反するスイッチング動作を行わせ、前記入力端子に入力された入力電圧を前記設定された電圧に変換して前記出力端子から出力する同期整流型スイッチングレギュレータの動作制御方法において、
前記スイッチング制御時に前記第2スイッチ素子をオンさせて導通状態にすると同時に、前記第2スイッチ素子の両端の内、前記出力端子から前記第2スイッチ素子の方向に電流が流れる逆流が発生した際に電圧が大きくなる方の端部の電圧と、前記設定された電圧に応じた電圧に設定される参照電圧との電圧比較を行って、前記逆流が発生する兆候又は前記逆流の発生の検出を行い、
前記逆流が発生する兆候又は前記逆流の発生を検出すると、前記第2スイッチ素子を強制的にオフさせて遮断状態になるようにした。
前記出力端子から出力される前記出力電圧に比例した帰還電圧を生成すると共に、前記出力電圧設定信号に応じた前記基準電圧を生成し、
前記帰還電圧が該基準電圧と同電圧になるように前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子のスイッチング制御を行うようにした。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。
図1のスイッチングレギュレータ1は、入力端子INに入力された入力電圧Vinを外部から入力された出力電圧設定信号HYSDによって設定された電圧に降圧して出力電圧Voutとして出力端子OUTから出力する同期整流方式の降圧型スイッチングレギュレータをなしている。
また、逆流検出コンパレータ7の反転入力端は接続部LXに接続され、逆流検出コンパレータ7の非反転入力端は接地電圧GNDに接続されている。逆流検出コンパレータ7の出力信号CPOは制御回路6に入力され、逆流検出コンパレータ7は、制御回路6からの各制御信号FLOCK及びSLOCKによって動作制御される。バイアス/オフセット電流設定回路8には出力電圧設定信号HYSDが入力されており、バイアス/オフセット電流設定回路8は、出力電圧設定信号HYSDに応じたオフセット電流ioffと、所定の第1バイアス電流ib1及び第2バイアス電流ib2をそれぞれ生成して逆流検出コンパレータ7に供給する。
また、基準電圧発生回路2は、出力電圧設定信号HYSDをDA変換して基準電圧Vrefを生成し出力する。このため、出力電圧設定信号HYSDに応じて出力電圧Voutの電圧値を変えることができる。
制御回路6は、入力されたパルス信号Spwmに応じてスイッチングトランジスタM1及び同期整流トランジスタM2を排他的にオンさせて導通状態にするように、スイッチングトランジスタM1及び同期整流トランジスタM2の動作制御を行うと共に、逆流検出コンパレータ7の動作制御を行う。
このような状態において、出力電圧Voutが大きくなると、誤差増幅回路3からの誤差電圧Veが低下し、PWMコンパレータ5からのパルス信号Spwmのパルス幅が変化する。この結果、スイッチングトランジスタM1がオンする時間が短くなり、それに応じて同期整流トランジスタM2がオンする時間が長くなって、出力電圧Voutが低下するように制御される。
図2において、バイアス/オフセット電流設定回路8は、端子Ib1からシンク電流である第1バイアス電流ib1を、端子Ib2からシンク電流である第2バイアス電流ib2をそれぞれ出力し、端子Ioffからシンク電流であるオフセット電流ioffを出力する。バイアス/オフセット電流設定回路8は、入力された出力電圧設定信号HYSD信号に応じてオフセット電流ioffを変化させる。
PMOSトランジスタM11及びM13はカレントミラー回路を形成しており、PMOSトランジスタM11及びM13において、各ソースは入力電圧Vinにそれぞれ接続され、各ゲートは接続され該接続部はPMOSトランジスタM11のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM11のドレインはバイアス/オフセット電流設定回路8の端子Ib1に接続されている。差動対をなすPMOSトランジスタM19及びM20の各ソースは接続され、該接続部とPMOSトランジスタM13のドレインとの間にPMOSトランジスタM14が接続されている。PMOSトランジスタM14のゲートには制御回路6からの制御信号FLOCKが入力されている。
PMOSトランジスタM17と接地電圧GNDとの間にはNMOSトランジスタM24が接続され、NMOSトランジスタM24のゲートは、PMOSトランジスタ20とNMOSトランジスタM23との接続部に接続されている。
制御信号SLOCKがハイレベルになると、PMOSトランジスタM18がオフすると共にNMOSトランジスタM21がオンするため、オフセット電流ioffはPMOSトランジスタM19のドレイン電流に加算され、PMOSトランジスタM19とM20のゲート電圧にオフセット電圧Voffが発生する。オフセット電圧Voffは、オフセット電流ioffに応じて変化する。
図2及び図3を参照して、逆流検出コンパレータ7の動作について更に詳しく説明する。
まず、区間1について説明する。
時刻t0で、制御信号PHSがローレベルになり、スイッチングトランジスタM1がオンし、電圧VLXは入力電圧Vinまで上昇してインダクタL1にエネルギーが供給される。
逆流検出コンパレータ7の反転入力端は負電圧になっているため、出力信号CPOはハイレベルである。このため、PMOSトランジスタM17のドレイン電流はNMOSトランジスタM24には流れず、PMOSトランジスタM16を介して前記差動増幅回路のバイアス電流に加算される。このようなことから、前記差動増幅回路のバイアス電流ibは、第1バイアス電流ib1と第2バイアス電流ib2の和になり、逆流検出コンパレータ7の応答速度を速くすることができる。
時刻t3は、電圧VLXがちょうど接地電圧GNDまで上昇した時点であるため、前記逆流は発生せず、しかもインダクタL1のエネルギーをすべて放出しており、出力電圧Voutのリプルが小さく、電力変換効率も最も高くなる。
次に、区間2について説明を行う。
時刻t5から時刻t6は、前記した時刻t0から時刻t1のときと同じ動作が行われる。時刻t6では、制御信号PHSがハイレベルになってスイッチングトランジスタM1がオフすると共に、制御信号NLSがハイレベルになって同期整流トランジスタM2がオンする。
図4において、バイアス/オフセット電流設定回路8は、NMOSトランジスタM31、M33〜M42、ディプレッション型NMOSトランジスタM32及びエンコーダ21で構成されている。
エンコーダ21は、入力された出力電圧設定信号HYSDを所定の方法でエンコードし、3つの信号SW0〜SW2をそれぞれ生成して出力する。
NMOSトランジスタM31のドレインが端子Ib1をなして第1バイアス電流ib1を出力し、NMOSトランジスタM33のドレインが端子Ib2をなして第2バイアス電流ib2を出力する。
ディプレッション型NMOSトランジスタM32は、0バイアスされているためドレイン電流が所定の定電流になり、該定電流が第1バイアス電流ib1の電流値になる。
また、信号SW0〜SW2の組み合わせによって、NMOSトランジスタM38、M40、M42の各ドレインと端子Ioffとの接続が決定される。
NMOSトランジスタM36の素子サイズもNMOSトランジスタM34の素子サイズより小さく、NMOSトランジスタM36のドレイン電流は第1バイアス電流ib1よりも小さい。NMOSトランジスタM36のドレイン電流はオフセット電流ioffの一部になっている。
更に、逆流検出コンパレータ7が逆流を検出してから、次にスイッチングトランジスタM1がオンするまでの間、逆流検出コンパレータ7の出力信号CPOの信号レベルを元に戻して固定するようにしたことから、同期整流トランジスタM2がオフした後の電圧VLXが不安定な期間に、逆流検出コンパレータ7の出力信号CPOを安定させることができる。
また、前記第1の実施の形態では、PWM制御を使用した降圧型スイッチングレギュレータを例にして説明したが、これは一例であり、本発明は昇圧型スイッチングレギュレータにも適用することができ、更にはPFM制御等の制御を使用した降圧型及び昇圧型の各スイッチングレギュレータにも適用することができる。
2 基準電圧発生回路
3 誤差増幅回路
4 三角波発振回路
5 PWMコンパレータ
6 制御回路
7 逆流検出コンパレータ
8 バイアス/オフセット電流設定回路
21 エンコーダ
M1 スイッチングトランジスタ
M2 同期整流トランジスタ
L1 インダクタ
C1 出力コンデンサ
R1,R2 抵抗
M11〜M20 PMOSトランジスタ
M21〜M24,M31,M33〜M42 NMOSトランジスタ
M32 ディプレッション型NMOSトランジスタ
Claims (14)
- 入力端子に入力された入力電圧を、設定された電圧に変換して出力端子から出力電圧として出力する同期整流型スイッチングレギュレータにおいて、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行う第1スイッチ素子と、
該スイッチ素子のスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行って該インダクタの放電を行う同期整流用の第2スイッチ素子と、
前記出力端子から出力される出力電圧が前記設定された定電圧になるように前記第1スイッチ素子に対するスイッチング制御を行うと共に、前記第2スイッチ素子に対して前記第1スイッチ素子と相反するスイッチング動作を行わせる制御回路部と、
前記出力端子から前記第2スイッチ素子の方向に電流が流れる逆流の発生検出を行い、該検出結果を示す信号を前記制御回路部に出力する逆流検出回路部と、
を備え、
前記逆流検出回路部は、前記第2スイッチ素子の両端の内、前記逆流が発生した際に電圧が大きくなる方の端部の電圧と、前記設定された電圧に応じた電圧に設定される参照電圧との電圧比較を行って、前記逆流が発生する兆候又は前記逆流の発生の検出を行い、前記制御回路部は、前記逆流検出回路部から前記逆流が発生する兆候又は前記逆流の発生を検出したことを示す信号が入力されると、前記第2スイッチ素子を強制的にオフさせて遮断状態にすることを特徴とする同期整流型スイッチングレギュレータ。 - 前記逆流検出回路部は、差動入力を構成する差動対をなす2つのトランジスタを有する差動増幅回路を備えた逆流検出用のコンパレータからなり、該差動増幅回路の入力オフセット電圧が前記参照電圧をなすことを特徴とする請求項1記載の同期整流型スイッチングレギュレータ。
- 前記逆流検出用のコンパレータは、前記差動対をなす各トランジスタの一方に、前記制御回路部からの制御信号に応じて、前記出力電圧に応じた電流値になるように生成されたオフセット電流を供給することを特徴とする請求項2記載の同期整流型スイッチングレギュレータ。
- 外部から入力された出力電圧設定信号に応じた電流値の前記オフセット電流を生成して前記逆流検出用のコンパレータに出力するオフセット電流生成回路部を備え、前記制御回路部は、前記出力端子から出力される前記出力電圧に比例した帰還電圧を生成すると共に、前記出力電圧設定信号に応じた前記基準電圧を生成し、該帰還電圧が該基準電圧と同電圧になるように前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子のスイッチング制御を行うことを特徴とする請求項3記載の同期整流型スイッチングレギュレータ。
- 前記差動増幅回路に供給する異なる複数の電流値のバイアス電流を生成して前記逆流検出用のコンパレータに出力するバイアス電流生成回路部を備え、前記逆流検出用のコンパレータは、該バイアス電流生成回路部から入力された各バイアス電流の1つを、前記制御回路部からの制御信号に応じて選択して前記差動増幅回路に供給し、前記制御回路部は、前記逆流検出用のコンパレータに対して、前記第2スイッチ素子をオンさせると同時に前記バイアス電流を増加させて、該コンパレータに入力された電圧の変化に対する応答速度が速くなるようにすることを特徴とする請求項4記載の同期整流型スイッチングレギュレータ。
- 前記バイアス電流生成回路部は、第1バイアス電流と該第1バイアス電流よりも小さい第2バイアス電流をそれぞれ生成して前記逆流検出用のコンパレータに出力し、前記逆流検出用のコンパレータは、前記制御回路部からの制御信号に応じて、前記第1バイアス電流に前記第2バイアス電流を加えた電流、又は前記第2バイアス電流のいずれか一方を選択して前記差動増幅回路に供給することを特徴とする請求項5記載の同期整流型スイッチングレギュレータ。
- 前記バイアス電流生成回路部及び前記オフセット電流生成回路部は、共通の定電流源からの定電流を基にして、前記各バイアス電流及び前記オフセット電流をそれぞれ生成することを特徴とする請求項6記載の同期整流型スイッチングレギュレータ。
- 前記定電流源は、前記定電流の電流値を調整する調整手段を備えることを特徴とする請求項7記載の同期整流型スイッチングレギュレータ。
- 前記逆流検出用のコンパレータは、前記差動増幅回路の出力電圧を増幅して前記制御回路部に出力する増幅回路を備え、該増幅回路は、前記第2バイアス電流を負荷電流源にすることを特徴とする請求項8記載の同期整流型スイッチングレギュレータ。
- 前記定電流源は、前記オフセット電流に比例して前記第1バイアス電流及び前記第2バイアス電流の各電流値が調整されることを特徴とする請求項8又は9記載の同期整流型スイッチングレギュレータ。
- 前記制御回路部は、前記逆流検出回路部から前記逆流を検出したことを示す信号が入力されると、直ちに前記第2スイッチ素子をオフさせて遮断状態にすると共に、所定時間後に前記逆流検出回路部に対して逆流検出動作を停止させ、次の制御サイクルで前記第2スイッチ素子をオンさせて導通状態にするときに前記逆流検出回路部に対して逆流検出動作を開始させることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載の同期整流型スイッチングレギュレータ。
- 制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行う第1スイッチ素子と、
該第1スイッチ素子のスイッチングによって、入力端子に入力された入力電圧による充電が行われるインダクタと、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行い該インダクタの放電を行う同期整流用の第2スイッチ素子と、
を備え、
出力端子から出力される出力電圧が、設定された電圧になるように、前記第1のスイッチ素子に対するスイッチング制御を行うと共に、前記第2スイッチ素子に対して前記第1スイッチ素子と相反するスイッチング動作を行わせ、前記入力端子に入力された入力電圧を前記設定された電圧に変換して前記出力端子から出力する同期整流型スイッチングレギュレータの動作制御方法において、
前記スイッチング制御時に前記第2スイッチ素子をオンさせて導通状態にすると同時に、前記第2スイッチ素子の両端の内、前記出力端子から前記第2スイッチ素子の方向に電流が流れる逆流が発生した際に電圧が大きくなる方の端部の電圧と、前記設定された電圧に応じた電圧に設定される参照電圧との電圧比較を行って、前記逆流が発生する兆候又は前記逆流の発生の検出を行い、
前記逆流が発生する兆候又は前記逆流の発生を検出すると、前記第2スイッチ素子を強制的にオフさせて遮断状態にすることを特徴とする同期整流型スイッチングレギュレータの動作制御方法。 - 前記入力端子に入力された入力電圧を、外部から入力された出力電圧設定信号に応じた電圧に変換して前記出力端子から出力し、
前記出力端子から出力される前記出力電圧に比例した帰還電圧を生成すると共に、前記出力電圧設定信号に応じた前記基準電圧を生成し、
前記帰還電圧が該基準電圧と同電圧になるように前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子のスイッチング制御を行うことを特徴とする請求項12記載の同期整流型スイッチングレギュレータの動作制御方法。 - 前記逆流を検出すると、直ちに前記第2スイッチ素子をオフさせて遮断状態にすると共に、所定時間後に前記逆流検出動作を停止し、次の制御サイクルで前記第2スイッチ素子をオンさせて導通状態にするときに前記逆流検出動作を開始することを特徴とする請求項12又は13記載の同期整流型スイッチングレギュレータの動作制御方法。
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