JP2007236194A - 同期整流型スイッチングレギュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】逆電流の発生を検出してから該逆電流を遮断するまでの遅延時間の短縮を図ることができ、効率を向上させることができる同期整流型スイッチングレギュレータ、同期整流型スイッチングレギュレータの制御回路及び同期整流型スイッチングレギュレータの動作制御方法を得る。
【解決手段】接続部Lx1の電圧が接地電圧になり逆電流が発生する兆候を検出した場合、又は接続部Lx1の電圧が接地電圧を超え逆電流の発生を検出した場合は、コンパレータ11からローレベルの信号が出力されて第3のスイッチング素子M3をオフさせ、第2のスイッチング素子M2と接地電圧との接続を遮断するようにし、出力端子OUTから接地電圧への逆電流をなくすようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、同期整流型スイッチングレギュレータに関し、特に、IC回路において軽負荷時の高効率化を図ることができる同期整流型スイッチングレギュレータに関する。
図5は、従来の同期整流型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である(例えば、特許文献1参照。)。
図5のスイッチングレギュレータは、降圧型の同期整流型スイッチングレギュレータであり、軽負荷時に、出力端子104からNMOSトランジスタQN1を介して接地電圧GNDへ電流が逆流する。このような逆電流の発生を防止するために、図5のスイッチングレギュレータでは、検出回路131を用いて、PMOSトランジスタQP1とNMOSトランジスタQN1との接続部Kの電圧が、接地電圧GND以下にアンダーシュートしてから、再び接地電圧GNDを超えて上昇するタイミングを高速に検出して、速やかにNMOSトランジスタQN1をオフさせて逆電流の発生を防止し、消費電力の低減を図っていた。
特開2004−56982号公報
しかし、図5のスイッチングレギュレータでは、検出回路131で逆電流を検出すると出力ドライバ132を介してNMOSトランジスタQN1をオフさせていた。このため、逆電流を検出してからNMOSトランジスタQN1をオフさせるまでに遅延時間が発生し、出力端子104からコイルL1を介して逆電流が流れる時間が長くなり、効率が低下するという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、逆電流の発生を検出してから該逆電流を遮断するまでの遅延時間の短縮を図ることができ、効率を向上させることができる同期整流型スイッチングレギュレータを得ることを目的とする。
この発明に係る同期整流型スイッチングレギュレータは、入力端子に入力された入力電圧を、所定の定電圧に変換して出力端子に接続された負荷に出力する同期整流型スイッチングレギュレータにおいて、
入力された制御信号に応じてスイッチングを行う第1のスイッチング素子と、
該第1のスイッチング素子のスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
入力された制御信号に応じてスイッチングを行って該インダクタの放電を行う同期整流用の第2のスイッチング素子と、
前記出力端子から出力される出力電圧が前記所定の定電圧になるように前記第1のスイッチング素子に対するスイッチング制御を行うと共に、前記第2のスイッチング素子に対して前記第1のスイッチング素子と相反するスイッチング動作を行わせる制御回路部と、
前記出力端子から第2のスイッチング素子の方向に流れる逆電流の発生を防止するために、前記第2のスイッチング素子の接続を遮断して該第2のスイッチング素子に流れる電流を遮断する逆電流防止回路部と、
を備えるものである。
本発明の同期整流型スイッチングレギュレータによれば、前記出力端子から第2のスイッチング素子の方向に流れる逆電流の発生を防止するために、前記第2のスイッチング素子の接続を遮断して該第2のスイッチング素子に流れる電流を遮断するようにした。このことから、第2のスイッチング素子の制御回路系と独立した回路を使用して第2のスイッチング素子に流れる逆電流を遮断することができるため、逆電流の発生を検出してから該逆電流を遮断するまでの遅延時間の短縮を図ることができ、効率を向上させることができると共に、設計が容易であり設計の効率化を図ることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。
図1において、スイッチングレギュレータ1は、入力電圧として入力端子INに入力された入力電圧Vinを所定の定電圧に変換し、出力電圧Voutとして出力端子OUTから負荷10に出力する同期整流型スイッチングレギュレータである。
スイッチングレギュレータ1は、入力電圧Vinの出力制御を行うためのスイッチング動作を行うPMOSトランジスタからなる第1のスイッチング素子M1と、NMOSトランジスタからなる同期整流用の第2のスイッチング素子M2とを備えている。
更に、スイッチングレギュレータ1は、基準電圧発生回路2と、出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、インダクタL1と、平滑用のコンデンサC1と、位相補償用の抵抗R3及びコンデンサC2,C3と、誤差増幅回路3と、発振回路4と、PWMコンパレータ5と、バッファBF1,BF2と、NMOSトランジスタからなる第3のスイッチング素子M3と、逆電流検出回路6とを備えている。逆電流検出回路6は、コンパレータ11及びバッファBF3で構成されている。なお、スイッチングレギュレータ1では、基準電圧発生回路2、抵抗R1〜R3、誤差増幅回路3、発振回路4、PWMコンパレータ5、バッファBF1,BF2及びコンデンサC2,C3は制御回路部をなし、第3のスイッチング素子M3及び逆電流検出回路6は逆電流防止回路部をなす。また、スイッチングレギュレータ1において、インダクタL1及びコンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよく、場合によっては、第1から第3の各スイッチング素子M1〜M3、インダクタL1及びコンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよい。
基準電圧発生回路2は、所定の基準電圧Vrefを生成して出力し、出力電圧検出用の抵抗R1,R2は、出力電圧Voutを分圧して分圧電圧VFBを生成し出力する。また、誤差増幅回路3は、入力された分圧電圧VFBと基準電圧Vrefとの電圧差を増幅して出力信号EAoを生成し出力する。
また、発振回路4は、所定の三角波信号TWを生成して出力し、PWMコンパレータ5は、誤差増幅回路3の出力信号EAoと該三角波信号TWからPWM制御を行うためのパルス信号Spwを生成して出力する。パルス信号Spwは、バッファBF1を介して第1のスイッチング素子M1のゲートに入力されると共に、バッファBF2を介して第2のスイッチング素子M2のゲートに入力される。逆電流検出回路6は、第2のスイッチング素子M2に逆電流が発生する兆候の検出を行い、該逆電流発生の兆候を検出すると第3のスイッチング素子M3をオフさせて第2のスイッチング素子M2と接地電圧との接続を遮断して逆電流の発生を防止する。
入力端子INと接地電圧との間には第1から第3の各スイッチング素子M1〜M3が直列に接続され、第1のスイッチング素子M1と第2のスイッチング素子M2との接続部をLx1とする。接続部Lx1と出力端子OUTとの間にはインダクタL1が接続され、出力端子OUTと接地電圧との間には、抵抗R1及びR2が直列に接続されると共にコンデンサC1が接続され、抵抗R1とR2との接続部から分圧電圧VFBが出力される。また、抵抗R1には、位相補償用のコンデンサC2が並列に接続されている。誤差増幅回路3において、反転入力端には分圧電圧VFBが、非反転入力端には基準電圧Vrefがそれぞれ入力され、出力端は、PWMコンパレータ5の反転入力端に接続されている。
また、誤差増幅回路3の出力端と接地電圧との間には、抵抗R3及びコンデンサC3の直列回路が接続されており、該直列回路は位相補償回路をなす。PWMコンパレータ5の非反転入力端には三角波信号TWが入力され、PWMコンパレータ5から出力されたパルス信号Spwは、バッファBF1を介して第1のスイッチング素子M1のゲートに、バッファBF2を介して第2のスイッチング素子M2のゲートにそれぞれ入力されている。コンパレータ11の反転入力端は接続部Lx1に接続され、コンパレータ11の非反転入力端は接地電圧に接続されている。コンパレータ11の出力端は、バッファBF3を介して第3のスイッチング素子M3のゲートに接続されている。
このような構成において、接続部Lx1の電圧が接地電圧未満であり、接続部Lx1から接地電圧に電流が流れる逆電流が発生する兆候がない場合は、コンパレータ11からハイレベルの信号が出力され、第3のスイッチング素子M3はオンして導通状態になる。このような状態において、スイッチングレギュレータ1の出力電圧Voutが大きくなると、誤差増幅回路3の出力信号EAoの電圧が低下し、PWMコンパレータ5からのパルス信号Spwのデューティサイクルは小さくなる。この結果、第1のスイッチング素子M1がオンする時間が短くなり、それに応じて第2のスイッチング素子M2がオンする時間が長くなって、スイッチングレギュレータ1の出力電圧Voutが低下するように制御される。
また、スイッチングレギュレータ1の出力電圧Voutが小さくなると、誤差増幅回路3の出力信号EAoの電圧が上昇し、PWMコンパレータ5からのパルス信号Spwのデューティサイクルは大きくなる。この結果、第1のスイッチング素子M1がオンする時間が長くなり、それに応じて第2のスイッチング素子M2がオンする時間が短くなって、スイッチングレギュレータ1の出力電圧Voutが上昇するように制御される。このような動作を繰り返して、出力電圧Voutを所定の電圧で一定になるように制御する。
次に、接続部Lx1の電圧が接地電圧になり、逆電流が発生する兆候を検出した場合、又は接続部Lx1の電圧が接地電圧を超えて逆電流の発生を検出した場合は、コンパレータ11からローレベルの信号が出力され、第3のスイッチング素子M3はオフして遮断状態になる。このとき、第2のスイッチング素子M2はオンした状態のままである。
このように、逆電流検出回路6は、接続部Lx1の電圧から第2のスイッチング素子M2に逆電流が流れる兆候があるか否かの検出を行い、該兆候を検出すると第2のスイッチング素子M2に直列に接続された第3のスイッチング素子M3をオフさせて第2のスイッチング素子M2と接地電圧との接続を遮断するようにした。このため、第2のスイッチング素子M2に流れる逆電流の発生を確実に防止することができる。また、第2のスイッチング素子M2の制御回路系と独立した回路を使用して第2のスイッチング素子M2に流れる逆電流を遮断するようにしたことから、逆電流の発生を検出してから該逆電流を遮断するまでの遅延時間の短縮を図ることができ、効率を向上させることができると共に、設計が容易であり設計の効率化を図ることができる。
次に、図1では、電圧モード制御型のスイッチングレギュレータを例にして説明したが、本発明は電流モード制御型のスイッチングレギュレータにも適用することができ、この場合、図1は、図2のようになる。なお、図2では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
図2における図1との相違点は、図1の発振回路4をなくし、電流検出回路15、所定の矩形波をなすクロック信号CLKを生成して出力する発振回路16、スロープ補償回路17、加算回路18及びフリップフロップ回路19を追加したことにある。
図2のスイッチングレギュレータ1は、第1のスイッチング素子M1と、同期整流用の第2のスイッチング素子M2と、基準電圧発生回路2と、出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、インダクタL1と、平滑用のコンデンサC1と、位相補償用の抵抗R3及びコンデンサC2,C3と、誤差増幅回路3と、PWMコンパレータ5と、バッファBF1,BF2と、第3のスイッチング素子M3と、逆電流検出回路6とを備えている。更に、スイッチングレギュレータ1は、電流検出回路15と、クロック信号CLKを生成して出力する発振回路16と、該クロック信号CLKから所定ののこぎり波信号Sstwを生成して出力するスロープ補償回路17と、加算回路18と、フリップフロップ回路19とを備えている。
また、電流検出回路15は、抵抗R4と第4のスイッチング素子M4の直列回路で構成され、第4のスイッチング素子M4は、第1のスイッチング素子M1と同型のMOSトランジスタ、すなわちPMOSトランジスタからなる。なお、図2では、基準電圧発生回路2、抵抗R1〜R3、誤差増幅回路3、発振回路16、PWMコンパレータ5、バッファBF1,BF2、コンデンサC2,C3、電流検出回路15、スロープ補償回路17、加算回路18及びフリップフロップ回路19が制御回路部をなす。
発振回路16から出力されたクロック信号CLKは、スロープ補償回路17とフリップフロップ回路19のセット入力端Sにそれぞれ入力され、スロープ補償回路17は、入力されたクロック信号CLKからのこぎり波信号Sstwを生成して加算回路18に出力する。また、抵抗R4と第4のスイッチング素子M4の直列回路は、第1のスイッチング素子M1と並列に接続されている。第4のスイッチング素子M4のゲートは第1のスイッチング素子M1のゲートに接続され、第4のスイッチング素子M4は、第1のスイッチング素子M1に同期してオン/オフする。抵抗R4には第1のスイッチング素子M1から出力される電流に比例した電流が流れ、該電流は抵抗R4によって電圧に変換され、抵抗R4と第4のスイッチング素子M4との接続部の電圧が信号Scuとして加算回路18に出力される。
加算回路18は、入力されたのこぎり波信号Sstwと信号Scuを加算してPWMコンパレータ5の非反転入力端に出力する。
PWMコンパレータ5は、誤差増幅回路3の出力信号EAoと加算回路18から出力された信号からPWM制御を行うためのパルス信号Spwを生成してフリップフロップ回路19のリセット入力端Rに出力する。フリップフロップ回路19の反転出力端QBは、バッファBF1を介して第1及び第4の各スイッチング素子M1,M4のゲートにそれぞれ接続されると共に、バッファBF2を介して第2のスイッチング素子M2のゲートに接続されている。
このような構成において、フリップフロップ回路19のセット入力端Sにはクロック信号CLKが入力されており、フリップフロップ回路19は、クロック信号CLKの立ち上がり又は立ち下がりでセットされ、出力端QBをローレベルにする。フリップフロップ回路19のリセット入力端RにはPWMコンパレータ5の出力端が接続されており、フリップフロップ回路19は、セットされた後、PWMコンパレータ5からのパルス信号Spwでリセットされ、出力端QBをハイレベルに戻す。フリップフロップ回路19の出力端QBから出力された信号は、バッファBF1を介して第1及び第4の各スイッチング素子M1,M4のそれぞれのゲートに入力されると共に、バッファBF2を介して第2のスイッチング素子M2のゲートに入力される。逆電流検出回路6の動作は図1の場合と同様であるのでその説明を省略する。このように、図2のような電流モード制御型のスイッチングレギュレータにおいても図1の場合と同様の効果を得ることができる。
なお、図1及び図2において、第3のスイッチング素子M3を第2のスイッチング素子M2と接地電圧との間に接続したが、第3のスイッチング素子M3を接続部Lx1と第2のスイッチング素子M2との間に接続するようにしてもよい。
第2の実施の形態.
前記第1の実施の形態では、降圧型のスイッチングレギュレータを例にして説明したが、本発明は昇圧型のスイッチングレギュレータにも適用することができ、このようにしたものを本発明の第2の実施の形態とする。
図3は、本発明の第2の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。なお、図3では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
図3において、スイッチングレギュレータ1aは、入力電圧Vinの出力制御を行うためのスイッチング動作を行うNMOSトランジスタからなる第1のスイッチング素子M11と、PMOSトランジスタからなる同期整流用の第2のスイッチング素子M12とを備えている。
更に、スイッチングレギュレータ1aは、基準電圧発生回路2と、出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、インダクタL1と、平滑用のコンデンサC1と、位相補償用の抵抗R3及びコンデンサC2,C3と、誤差増幅回路3と、発振回路4と、PWMコンパレータ5と、バッファBF1と、インバータINV1と、PMOSトランジスタからなる第3のスイッチング素子M13と、逆電流検出回路6aとを備えている。また、逆電流検出回路6aは、コンパレータ11及びバッファBF3で構成されている。
なお、スイッチングレギュレータ1aでは、基準電圧発生回路2、抵抗R1〜R3、誤差増幅回路3、発振回路4、PWMコンパレータ5、バッファBF1、インバータINV1及びコンデンサC2,C3は制御回路部をなし、第3のスイッチング素子M13及び逆電流検出回路6aは逆電流防止回路部をなす。また、スイッチングレギュレータ1aにおいて、インダクタL1及びコンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよく、場合によっては、第1から第3の各スイッチング素子M11〜M13、インダクタL1及びコンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよい。
バッファBF1は、インバータINV1を介して入力されたパルス信号Spwを第1及び第2の各スイッチング素子M11,M12のそれぞれのゲートに出力する。逆電流検出回路6aは、第2のスイッチング素子M12の接続を遮断して逆電流の発生を防止する。
入力端子INと接地電圧との間にはインダクタL1と第1のスイッチング素子M11が直列に接続され、インダクタL1と第1のスイッチング素子M11との接続部をLx2とする。接続部Lx2と出力端子OUTとの間には、第2のスイッチング素子M12及び第3のスイッチング素子M13が直列に接続されている。コンパレータ11の反転入力端は接続部Lx2に接続され、コンパレータ11の非反転入力端は出力端子OUTに接続されている。コンパレータ11の出力端は、バッファBF3を介して第3のスイッチング素子M13のゲートに接続されている。
このような構成において、接続部Lx2の電圧が出力電圧Voutを超えており、出力端子OUTから接続部Lx2に電流が流れる逆電流が発生する兆候がない場合は、コンパレータ11からローレベルの信号が出力され、第3のスイッチング素子M13はオンして導通状態になる。このような状態において、スイッチングレギュレータ1aの出力電圧Voutが大きくなると、誤差増幅回路3の出力信号EAoの電圧が低下し、PWMコンパレータ5からのパルス信号Spwのデューティサイクルは小さくなる。この結果、第1のスイッチング素子M11がオンする時間が長くなり、それに応じて第2のスイッチング素子M12がオンする時間が短くなって、スイッチングレギュレータ1aの出力電圧Voutが低下するように制御される。
また、スイッチングレギュレータ1aの出力電圧Voutが小さくなると、誤差増幅回路3の出力信号EAoの電圧が上昇し、PWMコンパレータ5からのパルス信号Spwのデューティサイクルは大きくなる。この結果、第1のスイッチング素子M11がオンする時間が短くなり、それに応じて第2のスイッチング素子M12がオンする時間が長くなって、スイッチングレギュレータ1aの出力電圧Voutが上昇するように制御される。このような動作を繰り返して、出力電圧Voutを所定の電圧で一定になるように制御する。
次に、接続部Lx2の電圧が出力電圧Voutになり、逆電流が発生する兆候を検出した場合、又は接続部Lx2の電圧が出力電圧Vout未満になって逆電流の発生を検出した場合は、コンパレータ11からハイレベルの信号が出力され、第3のスイッチング素子M13はオフして遮断状態になる。このとき、第2のスイッチング素子M12はオンした状態のままである。
このように、逆電流検出回路6aは、接続部Lx2の電圧から第2のスイッチング素子M12に逆電流が流れる兆候があるか否かの検出を行い、該兆候を検出すると第2のスイッチング素子M12に直列に接続された第3のスイッチング素子M13をオフさせて第2のスイッチング素子M12と出力端子OUTとの接続を遮断するようにした。このため、第2のスイッチング素子M2に流れる逆電流の発生を確実に防止することができる。また、第2のスイッチング素子M12の制御回路系と独立した回路を使用して第2のスイッチング素子M12に流れる逆電流を遮断するようにしたことから、逆電流の発生を検出してから該逆電流を遮断するまでの遅延時間の短縮を図ることができ、効率を向上させることができると共に、設計が容易であり設計の効率化を図ることができる。
次に、図3では、電圧モード制御型のスイッチングレギュレータを例にして説明したが、本発明は電流モード制御型のスイッチングレギュレータにも適用することができ、この場合、図3は、図4のようになる。なお、図4では、図3と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図3との相違点のみ説明する。
図4における図3との相違点は、図3の発振回路4をなくし、電流検出回路25、所定の矩形波をなすクロック信号CLKを生成して出力する発振回路26、スロープ補償回路27、加算回路28及びフリップフロップ回路29を追加したことにある。
図4のスイッチングレギュレータ1aは、第1のスイッチング素子M11と、同期整流用の第2のスイッチング素子M12と、基準電圧発生回路2と、出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、インダクタL1と、平滑用のコンデンサC1と、位相補償用の抵抗R3及びコンデンサC2,C3と、誤差増幅回路3と、PWMコンパレータ5と、バッファBF1と、インバータINV1と、逆電流検出回路6aとを備えている。更に、スイッチングレギュレータ1aは、電流検出回路25と、クロック信号CLKを生成して出力する発振回路26と、該クロック信号CLKから所定ののこぎり波信号Sstwを生成して出力するスロープ補償回路27と、加算回路28と、フリップフロップ回路29とを備えている。
また、電流検出回路25は、抵抗R14と第4のスイッチング素子M14の直列回路で構成され、第4のスイッチング素子M14は、第1のスイッチング素子M11と同型のMOSトランジスタ、すなわちNMOSトランジスタからなる。なお、図4では、基準電圧発生回路2、抵抗R1〜R3、誤差増幅回路3、発振回路26、PWMコンパレータ5、バッファBF1、インバータINV1、コンデンサC2,C3、電流検出回路25、スロープ補償回路27、加算回路28及びフリップフロップ回路29が制御回路部をなす。
発振回路26から出力されたクロック信号CLKは、スロープ補償回路27とフリップフロップ回路29のセット入力端Sにそれぞれ入力され、スロープ補償回路27は、入力されたクロック信号CLKからのこぎり波信号Sstwを生成して加算回路28に出力する。また、抵抗R14と第4のスイッチング素子M14の直列回路は、第1のスイッチング素子M11と並列に接続されている。第4のスイッチング素子M14のゲートは第1のスイッチング素子M11のゲートに接続され、第4のスイッチング素子M14は、第1のスイッチング素子M11に同期してオン/オフする。抵抗R14には第1のスイッチング素子M11に流れる電流に比例した電流が流れ、該電流は抵抗R14によって電圧に変換され、抵抗R14と第4のスイッチング素子M14との接続部の電圧が信号Scuとして加算回路28に出力される。
加算回路28は、入力されたのこぎり波信号Sstwと信号Scuを加算してPWMコンパレータ5の非反転入力端に出力する。
PWMコンパレータ5は、誤差増幅回路3の出力信号EAoと加算回路28から入力された信号からPWM制御を行うためのパルス信号Spwを生成し、インバータINV1を介してフリップフロップ回路29のリセット入力端Rに出力する。フリップフロップ回路29の出力端Qは、バッファBF1を介して第1、第2及び第4の各スイッチング素子M11,M12,M14のゲートにそれぞれ接続されている。
このような構成において、フリップフロップ回路29のセット入力端Sにはクロック信号CLKが入力されており、フリップフロップ回路29は、クロック信号CLKの立ち上がり又は立ち下がりでセットされ、出力端Qをハイレベルにする。フリップフロップ回路29のリセット入力端RにはインバータINV1を介してPWMコンパレータ5からのパルス信号Spwが入力されており、フリップフロップ回路29は、セットされた後、PWMコンパレータ5からのパルス信号Spwでリセットされ、出力端Qをローレベルに戻す。フリップフロップ回路29の出力端Qから出力された信号は、バッファBF1を介して第1、第2及び第4の各スイッチング素子M11,M12,M14のそれぞれのゲートに入力される。逆電流検出回路6aの動作は図3の場合と同様であるのでその説明を省略する。このように、図4のような電流モード制御型のスイッチングレギュレータにおいても図3の場合と同様の効果を得ることができる。
なお、図3及び図4において、第3のスイッチング素子M13を第2のスイッチング素子M12と出力端子OUTとの間に接続したが、第3のスイッチング素子M13を接続部Lx1と第2のスイッチング素子M12との間に接続するようにしてもよい。
図1において、第3のスイッチング素子M3を接続部Lx1と第2のスイッチング素子M2との間に接続するようにした場合、図1は図6のようになり、図2の場合も同様である。また、図3において、第3のスイッチング素子M13を接続部Lx1と第2のスイッチング素子M12との間に接続するようにした場合、図3は図7のようになり、図4の場合も同様である。
第3の実施の形態.
前記第1の実施の形態では、逆電流が発生する兆候又は逆電流の発生を検出するために接続部Lx1と接地電圧との電圧比較を行うことから、逆電流検出回路6のコンパレータ11を常時作動させていたが、逆流を検出して同期整流用のスイッチング素子M2に直列に接続された第3のスイッチング素子M3をオフさせて遮断状態にすると、該オフさせた第3のスイッチング素子M3のゲートに入力されているコンパレータ11の出力信号をラッチさせることにより、該コンパレータ11の電圧比較動作を停止させるようにしてもよく、このようにしたものを本発明の第3の実施の形態とする。
図8は、本発明の第3の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。なお、図8では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
図8における図1との相違点は、図1の逆電流検出回路6のコンパレータ11を電圧比較回路41に置き換えたことにあり、これに伴って、図1の逆電流検出回路6を逆電流検出回路6bにし、図1のスイッチングレギュレータ1をスイッチングレギュレータ1bにした。
図8において、スイッチングレギュレータ1bは、入力電圧として入力端子INに入力された入力電圧Vinを所定の定電圧に変換し、出力電圧Voutとして出力端子OUTから負荷10に出力する同期整流型スイッチングレギュレータである。
スイッチングレギュレータ1bは、第1のスイッチング素子M1と、第2のスイッチング素子M2と、基準電圧発生回路2と、出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、インダクタL1と、平滑用のコンデンサC1と、位相補償用の抵抗R3及びコンデンサC2,C3と、誤差増幅回路3と、発振回路4と、PWMコンパレータ5と、バッファBF1,BF2と、第3のスイッチング素子M3と、逆電流検出回路6bとを備えている。
逆電流検出回路6bは、電圧比較回路41及びバッファBF3で構成されている。なお、スイッチングレギュレータ1bでは、基準電圧発生回路2、抵抗R1〜R3、誤差増幅回路3、発振回路4、PWMコンパレータ5、バッファBF1,BF2及びコンデンサC2,C3は制御回路部をなし、第3のスイッチング素子M3及び逆電流検出回路6bは逆電流防止回路部をなす。また、スイッチングレギュレータ1bにおいて、インダクタL1及びコンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよく、場合によっては、第1から第3の各スイッチング素子M1〜M3、インダクタL1及びコンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよい。
逆電流検出回路6bは、第2のスイッチング素子M2に逆電流が発生する兆候の検出を行い、該逆電流発生の兆候を検出すると第3のスイッチング素子M3をオフさせて第2のスイッチング素子M2と接地電圧との接続を遮断して逆電流の発生を防止する。電圧比較回路41には、接続部Lx1の電圧と接地電圧がそれぞれ入力され、更にバッファBF2の出力信号が入力されている。電圧比較回路41の出力端は、バッファBF3を介して第3のスイッチング素子M3のゲートに接続されている。
このような構成において、接続部Lx1の電圧が接地電圧未満であり、接続部Lx1から接地電圧に電流が流れる逆電流が発生する兆候がない場合は、電圧比較回路41からハイレベルの信号が出力され、第3のスイッチング素子M3はオンして導通状態になる。
次に、接続部Lx1の電圧が接地電圧になって、逆電流が発生する兆候を検出した場合、又は接続部Lx1の電圧が接地電圧を超えて逆電流の発生を検出した場合は、電圧比較回路41は、ローレベルの信号をラッチして出力すると共に、電圧比較動作を停止して低消費電流モードになる。このため、第3のスイッチング素子M3はオフして遮断状態になり、このとき、第2のスイッチング素子M2はオンした状態のままである。第2のスイッチング素子M2をオフさせて遮断状態にするために、バッファBF2からローレベルの信号が出力されると、電圧比較回路41は、電圧比較動作を開始し、接続部Lx1の電圧が接地電圧未満になると、ローレベルの信号のラッチを解除してハイレベルの信号を出力する。
なお、前記説明では、図1の回路構成を有する場合を例にして説明したが、図2の回路構成を有する場合も同様であり、図2の逆電流検出回路6を図8で示した逆電流検出回路6bに置き換えればよいことから、その説明を省略する。
このように、本第3の実施の形態におけるスイッチングレギュレータは、逆電流検出回路6bが、図1の逆電流検出回路6と同様の動作を行うと共に、逆電流が発生する兆候を検出した場合、又は接続部Lx1の電圧が接地電圧を超えて逆電流の発生を検出した場合には、第3のスイッチング素子M3をオフさせて遮断状態にするための信号をラッチして出力した後、電圧比較動作を停止して低消費電流モードになるようにした。このため、前記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができると共に、消費電流の低減を図ることができる。
第4の実施の形態.
前記第2の実施の形態では、逆電流が発生する兆候又は逆電流の発生を検出するために接続部Lx2と出力電圧Voutとの電圧比較を行うことから、逆電流検出回路6aのコンパレータ11を常時作動させていたが、逆流を検出して同期整流用のスイッチング素子M12に直列に接続された第3のスイッチング素子M13をオフさせて遮断状態にすると、該オフさせた第3のスイッチング素子M13のゲートに入力されているコンパレータ11の出力信号をラッチさせることにより、該コンパレータ11の電圧比較動作を停止させるようにしてもよく、このようにしたものを本発明の第4の実施の形態とする。
図9は、本発明の第4の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。なお、図9では、図3と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図3との相違点のみ説明する。
図9における図3との相違点は、図3の逆電流検出回路6aのコンパレータ11を電圧比較回路45に置き換えたことにあり、これに伴って、図3の逆電流検出回路6aを逆電流検出回路6cにし、図3のスイッチングレギュレータ1aをスイッチングレギュレータ1cにした。
図9において、スイッチングレギュレータ1cは、第1のスイッチング素子M11と、第2のスイッチング素子M12と、基準電圧発生回路2と、出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、インダクタL1と、平滑用のコンデンサC1と、位相補償用の抵抗R3及びコンデンサC2,C3と、誤差増幅回路3と、発振回路4と、PWMコンパレータ5と、バッファBF1と、インバータINV1と、第3のスイッチング素子M13と、逆電流検出回路6cとを備えている。また、逆電流検出回路6cは、電圧比較回路45及びバッファBF3で構成されている。
なお、スイッチングレギュレータ1cでは、基準電圧発生回路2、抵抗R1〜R3、誤差増幅回路3、発振回路4、PWMコンパレータ5、バッファBF1、インバータINV1及びコンデンサC2,C3は制御回路部をなし、第3のスイッチング素子M13及び逆電流検出回路6cは逆電流防止回路部をなす。また、スイッチングレギュレータ1cにおいて、インダクタL1及びコンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよく、場合によっては、第1から第3の各スイッチング素子M11〜M13、インダクタL1及びコンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよい。
逆電流検出回路6cは、第2のスイッチング素子M12に逆電流が発生する兆候の検出を行い、該逆電流発生の兆候を検出すると第3のスイッチング素子M13をオフさせて第2のスイッチング素子M12と出力端子OUTとの接続を遮断して逆電流の発生を防止する。電圧比較回路45には、接続部Lx2の電圧と出力電圧Voutがそれぞれ入力され、更にバッファBF1の出力信号が入力されている。電圧比較回路45の出力端は、バッファBF3を介して第3のスイッチング素子M13のゲートに接続されている。
このような構成において、接続部Lx2の電圧が出力電圧Voutを超えており、出力端子OUTから接続部Lx2に電流が流れる逆電流が発生する兆候がない場合は、電圧比較回路45からローレベルの信号が出力され、第3のスイッチング素子M13はオンして導通状態になる。
次に、接続部Lx2の電圧が出力電圧Voutになって、逆電流が発生する兆候を検出した場合、又は接続部Lx2の電圧が出力電圧Vout未満になって逆電流の発生を検出した場合は、電圧比較回路45は、ハイレベルの信号をラッチして出力すると共に、電圧比較動作を停止して低消費電流モードになる。このため、第3のスイッチング素子M13はオフして遮断状態になり、このとき、第2のスイッチング素子M12はオンした状態のままである。第2のスイッチング素子M12をオフさせて遮断状態にするために、バッファBF1からハイレベルの信号が出力されると、電圧比較回路45は、電圧比較動作を開始し、接続部Lx2の電圧が出力電圧Voutを超えると、ハイレベルの信号のラッチを解除してローレベルの信号を出力する。
なお、前記説明では、図3の回路構成を有する場合を例にして説明したが、図4の回路構成を有する場合も同様であり、図4の逆電流検出回路6aを図9で示した逆電流検出回路6cに置き換えればよいことから、その説明を省略する。
このように、本第4の実施の形態におけるスイッチングレギュレータは、逆電流検出回路6cが、図3の逆電流検出回路6aと同様の動作を行うと共に、接続部Lx2の電圧が出力電圧Voutになって、逆電流が発生する兆候を検出した場合、又は接続部Lx2の電圧が出力電圧Vout未満になって逆電流の発生を検出した場合には、第3のスイッチング素子M13をオフさせて遮断状態にするための信号をラッチして出力した後、電圧比較動作を停止して低消費電流モードになるようにした。このため、前記第2の実施の形態と同様の効果を得ることができると共に、消費電流の低減を図ることができる。
なお、前記第1から第4の各実施の形態において、第2及び第3の各スイッチング素子はそれぞれトランジスタサイズが大きいため、直列に接続された第2及び第3の各スイッチング素子をレイアウトする際、該2つのスイッチング素子の接続部のドレインとソースを共通化することによってチップ面積の縮小化を図ることができる。例えば、図1の場合の第2及び第3の各スイッチング素子M2,M3を図10で示しており、図10の場合における第2及び第3の各スイッチング素子M2,M3のレイアウトパターン例を図11に示している。図11では、第2のスイッチング素子M2のソースと第3のスイッチング素子のドレインを共通化している。
本発明の第1の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの他の回路例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの他の回路例を示した図である。 従来の同期整流型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの他の回路例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの他の回路例を示した図である。 本発明の第3の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。 本発明の第4の実施の形態における同期整流型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。 図1の第2及び第3の各スイッチング素子を示した図である。 図10の場合のレイアウトパターン例を示した図である。
符号の説明
1,1a スイッチングレギュレータ
2 基準電圧発生回路
3 誤差増幅回路
4,16,26 発振回路
5 PWMコンパレータ
6,6a 逆電流検出回路
10 負荷
11 コンパレータ
15,25 電流検出回路
17,27 スロープ補償回路
18,28 加算回路
19,29 フリップフロップ回路
R1,R2 抵抗
L1 インダクタ
C1 コンデンサ
M1,M11 第1のスイッチング素子
M2,M12 第2のスイッチング素子
M3,M13 第3のスイッチング素子
BF1〜BF3 バッファ
INV1 インバータ
1b,1c スイッチングレギュレータ
6b,6c 逆電流検出回路
41,45 電圧比較回路

Claims (1)

  1. 入力端子に入力された入力電圧を、所定の定電圧に変換して出力端子に接続された負荷に出力する同期整流型スイッチングレギュレータにおいて、
    入力された制御信号に応じてスイッチングを行う第1のスイッチング素子と、
    該第1のスイッチング素子のスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
    入力された制御信号に応じてスイッチングを行って該インダクタの放電を行う同期整流用の第2のスイッチング素子と、
    前記出力端子から出力される出力電圧が前記所定の定電圧になるように前記第1のスイッチング素子に対するスイッチング制御を行うと共に、前記第2のスイッチング素子に対して前記第1のスイッチング素子と相反するスイッチング動作を行わせる制御回路部と、
    前記出力端子から第2のスイッチング素子の方向に流れる逆電流の発生を防止するために、前記第2のスイッチング素子の接続を遮断して該第2のスイッチング素子に流れる電流を遮断する逆電流防止回路部と、
    を備えることを特徴とする同期整流型スイッチングレギュレータ。
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