JP2010215419A - SiC接合体 - Google Patents

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Abstract

【課題】接合強度及び気密性が高く、空洞部を有する場合でも空洞部の形状精度に優れたSiC接合体を提供する。
【解決手段】接合層にSiとSiCを含むSiC接合体であって、前記接合層のSiCの含有割合であるSiC/(Si+SiC)が前記接合層の中央部と外周部において、中央部>外周部の関係を有することを特徴とするSiC接合体。前記接合層のSiCの含有割合が前記中央部で0.1〜0.5、前記外周部で0〜0.1である。
【選択図】図3

Description

本発明は、接合層にSiとSiCを含むSiC接合体に関する。例えば、半導体製造でウエハや描画マスクを各種処理する際に、温度調整も可能な固定用治具として用いることができる。
SiCは耐熱性、耐食性に優れており、半導体製造装置用の部材に多く用いられているが、SiCは焼結温度が高く、雰囲気も不活性ガス下で行うことから製法上、一体で形成するには大きさに制限がある。そこで、種々の接合技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、嵩密度2.8g/cm以上の常圧焼結SiC焼結体同士がSiからなる接合部及び常圧焼結SiC焼結体の被接合面に開口する開気孔に充填されて接合部と一体のSiからなる充填部を介して接合する技術が開示され、粒径0.05mmの顆粒状のSiをエタノールと混合してペースト状としたものや、厚み0.02mmの板状のSiをSiC焼結体同士の間に介在させて、接合する例が示されている。
また、特許文献2には、二つ以上の炭化ケイ素系部材の被接合面に、炭素源としての樹脂類及びシリコン粉末を含んだスラリーを塗布した後接着し、その後、該接着した炭化ケイ素系部材を、真空或いは不活性雰囲気下において900〜1300℃の温度で焼成して樹脂を炭素化し、その後、該炭素化した炭化ケイ素系部材を、真空或いは不活性雰囲気下において1300℃以上の温度で焼成処理し、シリコンと樹脂からの炭素を反応焼結させて上記被接合面に炭化ケイ素を生成させる炭化ケイ素系部材SiC接合体の製造方法が示されている。
また、接合時にSiは一旦融点以上に加熱されて液状になるために、例えば内部に溝等の空洞部を有するような接合構造の場合、所望の接合部から空洞部に染み出すことが多く、この対策として特許文献3では、接合部の端部にC面をとって染み出したSiを捕捉するなどして、歩留り良く接合するための工夫がされている
特開2002−145677号公報 特開昭60−161384号公報 特開2001−261459号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載された発明のように、金属珪素粉末等を充填して接合したり、板材の金属珪素を接合材として用いたりする方法では、接合部からの染み出しが多いことが問題であった。例えば空洞部を有するSiC接合体の場合には、溶融して染み出るSiの量を制御できないことから、染み出しにより空洞部の形状精度が得られなかったり、空洞が埋まったりといった問題が生じていた。
このような空洞部を有するSiC接合体は、例えば、被処理物を載置して、その温度を調整する部材として用いられる。空洞部には温度調整用の水等の熱媒体が流されるが、空洞部の形状精度が得られないと熱媒体の流量にバラツキが生じるため温度調整が困難になる。
本発明は、これらの問題に鑑みてなされたものであり、接合強度及び気密性が高く、空洞部を有する場合でも空洞部の形状精度に優れたSiC接合体を提供する。
本発明は、これらの問題を解決するため、以下に示す(1)〜(4)の発明を提供する。
(1)接合層にSiとSiCを含むSiC接合体であって、前記接合層のSiCの含有割合であるSiC/(Si+SiC)が前記接合層の中央部と外周部において、中央部>外周部の関係を有することを特徴とするSiC接合体。
(2)前記接合層のSiCの含有割合が前記中央部で0.1〜0.5、前記外周部で0〜0.1である(1)記載のSiC接合体。
(3)少なくとも被接合材の一方は被接合面に溝を有し、
該溝は対向する他方の被接合材及び前記接合層によって画定される空洞部を構成する(1)または(2)記載のSiC接合体。
(4)前記空洞部に熱媒体を流すことにより被処理物の温度を調整する(1)〜(3)記載のSiC接合体。
接合強度及び気密性が高く、空洞部を有する場合でも空洞部の形状精度に優れたSiC接合体を提供することができる。
Si接合によるSiC接合体の概略断面図である。 他のSi接合によるSiC接合体の概略断面図である。 本発明のSiC接合体の概略断面図である。 本発明のSiC接合体の概略平面図である。 一方のSiC焼結体と他方のSiC焼結体とを示す概略図である。
以下、図面を参照してより詳細に説明する。Si接合により得られるSiC接合体の概略断面図を図1に示した。SiC接合体10は、SiC焼結体11及び12がSiの接合層13により接合されている。
図1から分かるように、Si接合により得られるSiC接合体は接合層のSiとSiC焼結体の熱膨張係数差(SiCの熱膨張係数>Siの熱膨張係数)により、SiC焼結体は表面の中央部がやや凹んだ形状に変形する。その結果、SiC接合体の接合層厚みは、中央部が端部に比べて薄くなる傾向にある。こうした挙動により、接合層のSiは溶融時に特に中央部近傍で染み出しやすくなる。
図2はSi接合により得られ、中央部に空洞部を有するSiC接合体の概略断面図である。SiC接合体20には、空洞部への染み出し23aが認められる。このように上記現象により、接合により形成した空洞部の幅を縮めたり、あるいは閉塞したりといった問題が引き起こされる。
本発明では、接合層にSiに加えてSiCを含ませるとともに、接合層のSiCの含有割合であるSiC/(Si+SiC)が前記接合層の中央部と外周部において、中央部>外周部の関係を有する構成とすることで上記問題を解決できることを見出した。ここで、SiC/(Si+SiC)は、SiCの体積/(Siの体積+SiCの体積)を示す。
図3は、本発明のSiC接合体の一例を示す概略断面図である。SiC接合体30は、被接合材のSiC焼結体31と32とが、SiとSiCを含む接合層33によって接合されている。また、SiC焼結体32は被接合面に溝32aを有し、溝32aは対向する他方の被接合材31及び接合層33によって画定される空洞部34を構成している。
ここで、接合層の中央部と外周部とを図3及び図4を用いて説明する。図3では、接合層の位置について、中心を通る点線A、端部を通る点線C及び中心と端部の間を通る点線Bが表示されている。図3において点線Aから点線Cで示されるSiC接合体の左側半分の概略断面を用いて、接合層の中央部を表すと、点線Aから点線Bの範囲を中央部ということができる。外周部は、点線Bの外側から点線Cの範囲とすることができる。図4は、SiC接合体の概略平面図である。点Aを円の中心とする円板形のSiC接合体401の場合は、点Aを中心とする点線Bで示される円までの範囲を中央部、点線Bの外側から周端部Cまでの範囲を外周部とすることができる。点線Bで示される円の半径は、例えば、円板の半径Rに対してR/2とすることができる。ただし、SiC接合体の形状は円板に限らず、SiC接合体402のように四角板やその他所定の形状を採用することもできる。このような場合、中央部は接合層の形状に対して、例えば相似比1/2の同心相似形とすることができる。
接合層の形状に対する中央部の相似比は、1/2に限定されるものではなくSiC接合体に形成される空洞部の位置や大きさによって調整できる。相似比の好ましい範囲は、1/3〜2/3である。また、正確に相似形である必要はなく、接合層の中央部を形成する効果が得られる範囲で調整できる。例えば、中央部の一部を上記相似比に相当する範囲で変形しても良い。
本発明では、接合層にSiCが含まれる。接合層がSiだけの場合、溶融Siが低粘性であり、また被接合材のSiC焼結体が変形するために一箇所で染み出すと余剰のSiもそこを通じて流れ出すように染み出してしまう。接合層にSiCを含めて複合化することでSi溶融時の溶融部の粘性を高めるとともに被接合材の変形を小さくすることで、一箇所からの多量な流れ出しによる染み出しを抑えることが可能となる。
接合層のSiCの含有割合(体積割合)であるSiC/(Si+SiC)は、接合層の中央部と外周部において、中央部>外周部の関係を有する。上述のように、Si接合によるSiC接合体においては、SiC焼結体は表面の中央部がやや凹んだ形状に変形し、接合層厚みは中央部が端部に比べて薄くなり、さらに接合層のSiは溶融時に特に中央部近傍で染み出しやすくなる。一方、本発明では、接合層にSiCが含まれ、さらに外周部よりも中央部にSiCを多く含ませることで、変形を抑えるとともに染み出しを防ぐことができる。
接合層のSiCの含有割合であるSiC/(Si+SiC)は、中央部で0.1〜0.5とすることが好ましい。このような範囲に調整することで、溶融Siの局所的な染み出しを抑えることが可能である。内部に溝等の空洞部を有するような接合構造において接合層がSiだけの場合、溶融Siが溝等の空洞部に染み出す際の特徴として、溶融Siが低粘性であるために一箇所で染み出すと他の余剰Siもそこを通じて流れ出すように染み出してしまう。従って、接合層がSiだけの場合、被接合材の変形によって生じた余剰Siは限られた部分から多量に溝等の空洞部に染み出して、空洞部の幅を縮めたり溝を閉塞したりといった問題を引き起こす。一方、本発明では、上記範囲で中央部にSiCを含めているので、Si溶融時の粘性が高まるとともに変形も小さくなるので、一箇所からの多量な流れ出しによる染み出しを抑えることが可能となる。なお、SiCの含有割合が大きすぎると、Siの染み出しは抑制できるものの接合材であるSiの絶対量の不足により、接合強度の低減や未接合部が増えることで気密性の低減を起こすために好ましくない。中央部のSiC含有割合のより好ましい範囲は、0.15〜0.40である。
接合層のSiCの含有割合は、外周部で0〜0.1とすることが好ましい。端部に近い外周部では接合後の被接合材であるSiC焼結体の形状変化が小さく接合層厚みの変化も少ない。そのため、余剰の接合材によって発生する接合材染み出しがほとんど生じない。むしろ、SiC接合体の端部近傍の外周部では中心部とは逆に、僅かながらSiC焼結体間の間隔が広がる傾向にあるために、溶融時に低粘性を示した方が形状変化への追随性を持たせるために好ましい。したがって、外周部のSiC割合が大きすぎると接合材の粘性が高まることで被接合材の形状変化に対する追随性が弱まることにより未接合部を生じやすくなるので好ましくない。このような点から、外周部のSiC含有割合は、上記範囲とすることが好ましい。外周部のSiC含有割合のより好ましい範囲は、0.01〜0.10である。
また、本発明のSiC接合体は、少なくとも被接合材の一方は被接合面に溝を有し、該溝は対向する他方の被接合材及び前記接合層によって画定される空洞部を構成する。上述のように、本発明は、接合によって空洞部が形成されるSiC接合体に好適である。
図3では、中央部に空洞部が形成された例を示したが、空洞部の位置はこれに限定されるものではなく、接合層の中央部側に限らず外周部側に形成されても良い。接合層の中央部と外周部との関係を上記のようにすることで、溝の位置に拠らず、形状精度に優れ、閉塞の無い空洞部を形成することができる。
本発明は、例えば、半導体製造でウエハや描画マスク等の被処理物を各種処理する際に、その温度調整も可能な固定用治具に好適である。温度調整は、SiC接合体の空洞部に熱媒体を流すことにより行うことができる。本発明のSiC接合体は、空洞部の形状精度に優れているので、空洞部を流れる熱媒体の流水抵抗のバラツキを抑えることができる。したがって本発明のSiC接合体を被処理物の固定用冶具として用いれば、被処理物の温度を均一化することができる。
次に本発明のSiC接合体の製造方法について説明する。図5は被接合材であるSiC焼結体の概略図である。被接合面に流水用等を想定した溝52aを形成したSiC焼結体の円板52と、通常の研削加工が施されたSiC焼結体の円板51を用意する。なお、これらを接合することで図3に示したような被接合面に溝を有する一方のSiC焼結体と、他方のSiC焼結体とが接合されたSiC接合体が得られる。
SiC焼結体は、加圧焼結、反応焼結等の公知の方法により作製することができる。被接合面の溝は、エンドミル等を用いたフライス加工、マシニングセンタ等により形成できる。被接合面の加工は、平面研削等を用いることができる。
接合材には、Si粉末にSiC粉末を所定量添加したものを用いる。例えば、アルコール等の有機溶剤を加えてペースト化するなどして、被接合面に分布させやすい形態にしておくことが好ましい。また、仕切り板等を用いて、中央部と外周部とで別々に接合材を充填しても良い。
Si粉末としては、純度97%以上、より好ましくは99%以上、さらに望ましくは、99.9%以上の高純度のものを使用することが望ましい。不純物が多いと溶融温度が低下し、染み出し等の不具合が生じるためである。SiC粉末としては、平均粒径1〜20μmのものを用いることが好ましい。このような範囲であれば、溶融Siと十分に濡れるので接合層に空隙が発生せず、Siが溶融したときの粘性低下抑制効果を発揮できる。なお、SiC粉末の平均粒径はレーザー回折式粒度分布測定によるメディアン径(D50)である。
被接合面への接合材の塗布は、溝を有する円板52及び溝を有しない円板51のどちらに行っても良い。どちらの場合であっても、SiC接合体の空洞部が接合材によって埋まらないように溝52aや、溝に対向する円板51の表面の一部には、接合材が塗布されないようにする。例えば、スクリーン印刷用のマスクを準備して、SiC円板にマスクを設置した後にペースト化された接合材をスクリーン印刷することで、接合が必要な被接合面にのみ接合材を分布させることができる。また、仕切り板やマスクを用いて、粉末状の接合材を充填しても良く、この場合も同様にSiC接合体の空洞部が接合材によって埋まらないように充填する。
次に、接合材を塗布または充填した上に、もう一方の被接合材を設置する。塗布等された接合材の上に設置される被接合材の厚みによって接合時の加圧力が異なるが、接合をより確実にするために、上に設置される被接合材の重量も加味した上で合計4〜30g/cmの荷重を加圧力として印加することが好ましい。
これを、減圧雰囲気で接合材中に含まれるSiの融点以上に加熱してSiを溶融させた後に冷却することで、SiC接合体が得られる。接合温度としてSiの融点以上であることが必要であるが、温度が高すぎるとSiの揮発が促進されて接合材不足を引き起こして好ましくなく、Siの融点+50℃以内の温度で処理されることが好ましい。同様の理由によりSiを長時間、溶融状態に曝しておくことは好ましくないため、Siを融点以上の温度に曝しておくのは10〜60分が好ましい。
以下、実施例及び比較例を示して、本発明を説明する。
[実施例1]
図5に示すような2つの円板形状のSiC焼結体(直径100mm、厚み6mm)を準備した。一方のSiC焼結体52の被接合面には断面が縦3mm、横3mmの貫通溝52aが加工されている。
このSiC焼結体52の貫通溝52a以外の被接合面に接合材のペーストを塗布した。SiC焼結体52の半径Rに対し半径R/2の円内を中央部とし、その外側を外周部とした。中央部には、接合層のSiCの含有割合SiC/(Si+SiC)が体積割合で0.25となるようにSi粉末とSiC粉末とを混合し、アルコールを加えてペースト化した接合材を接合層厚みが100μmになるようにスクリーン印刷して分布させた。続いて外周部には、接合層のSiCの含有割合SiC/(Si+SiC)が0.05となるようにSi粉末とSiC粉末とを混合し、アルコールを加えてペースト化した接合材を接合層厚みが100μmになるようにスクリーン印刷して分布させた。
次に塗布した接合材に他方のSiC焼結体51を重ねて設置し、さらに全荷重で8g/cmになるように重りを載せて、真空雰囲気中、1450℃、20分間、熱処理した。得られたSiC接合体の空洞部の両端に継ぎ手を接続できるように切削加工した後、継ぎ手を接続し、空洞部の一端から他端に向かって0.1l/minの流量の水を流したところ、圧力損失は55kPaであった。SiC接合体を切断して空洞部への接合材の染み出しを観察したところ、空洞部の全体にわたり染み出しは見られなかった。
[実施例2〜7]
同様にして表1に示すように接合材の配合を変化させてSiC接合体を作製し、実施例1と同じ評価をした。
[比較例1〜3]
同様にして表1に示すように接合材の配合を変化させてSiC接合体を作製し、実施例1と同じ評価をした。
Figure 2010215419
実施例1〜7の各試料は、同等の圧力損失を示した。これらは接合材の染み出しが無く、良好なSiC接合体が得られた。
一方、比較例1については中央部で接合材の染み出しが見られ、圧力損失も大幅に増加した。比較例2については、中央部の接合不良が原因で未接合に、比較例3では端部の接合材不足で溝部以外からのリークが発生した。
30 SiC接合体
31、32 SiC焼結体
32a 溝
33 接合層
34 空洞部

Claims (4)

  1. 接合層にSiとSiCを含むSiC接合体であって、
    前記接合層のSiCの含有割合であるSiC/(Si+SiC)が前記接合層の中央部と外周部において、中央部>外周部の関係を有することを特徴とするSiC接合体。
  2. 前記接合層のSiCの含有割合が前記中央部で0.1〜0.5、前記外周部で0〜0.1である請求項2記載のSiC接合体。
  3. 少なくとも被SiC接合体の一方は被接合面に溝を有し、
    該溝は前記接合層によって画定される空洞部を構成する請求項1または2記載のSiC接合体。
  4. 前記空洞部に熱媒体を流すことにより被処理物の温度を調整するSiC接合体。
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