JP2010215216A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニットスイング式のエンジンユニットを備えた自動二輪車において、後部の泥除け性能の向上と車両後部のコンパクト化とを両立させる。
【解決手段】この自動二輪車は、ユニットスイング式のエンジンユニットを備えている。また、左側及び右側のサイドカバー32a,32bは、下縁が後上がりに形成されている。収納ボックス35は、シート3とエンジンユニット2との間で両サイドカバー32a,32bの間に配置され、側面視で下面がサイドカバー32a,32bより上方に配置されている。ライセンスプレートブラケット44はテールライトユニット40よりも下方に位置するように車体フレームに支持され、リヤフェンダー48は、エンジン本体16の近傍から後方に延び、後端がライセンスプレートブラケット44の下端よりも下方に位置し、後輪6の少なくとも上方を覆っている。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動二輪車、特に車体後部にライセンスプレートブラケットを有するとともに、後輪の上方を覆うリヤフェンダーを有する自動二輪車に関する。
スクータ型車両等の自動二輪車において、エンジンユニットが車体フレームに揺動可能に支持されるとともに、車体の後部にライセンスプレートブラケットが設けられたものが知られている。例えば下記特許文献1に示された自動二輪車では、ライセンスプレートブラケットが車体の後部から後方斜め下向きに延びて設けられ、さらに後輪の上方を覆うリヤフェンダーが設けられている。
以上のような自動二輪車のライセンスプレートブラケットは、ライセンスプレートを支持する機能と、後輪から巻き上げられる水や泥などが乗員にかからないようにする機能、すなわちいわゆる泥除け機能とを有している。そして、自動二輪車においては、特に泥除け機能が重視されるために、ライセンスプレートブラケットを大型化することが望ましいと考えられている。具体的には、ライセンスプレートブラケットの上下方向の長さは長い方が好ましく、また、ライセンスプレートブラケットの車両幅方向の長さも長い方が好ましいと考えられている。
台湾特許第242515号公報
前述のように、泥除けのためにはライセンスプレートブラケットは大きい方が好ましいが、ライセンスプレートブラケットが大きいと、自動二輪車の後部が全体的に大型化してしまう。ここで、車体フレームに揺動可能に支持されたエンジンユニット(以下、ユニットスイング式のエンジンユニットという)を備えた自動二輪車では、リヤフェンダーは後輪と共に揺動する。そのため、後輪及びリヤフェンダーとライセンスプレートブラケットとの間には、それらが接触しないように、ある程度大きな空間が必要となる。したがって、ライセンスプレートブラケットを、後輪及びリヤフェンダーから避けて十分後方に配置する必要がある。このようにライセンスプレートブラケットを十分後方に配置すると、後輪から離れた位置で泥除け機能を確保するために、ライセンスプレートブラケットをさらに上下方向に大きくしなければならない。
以上から明らかなように、特にユニットスイング式のエンジンユニットを有する自動二輪車では、泥よけのためにライセンスプレートブラケットを大きくする必要があるが、ライセンスプレートブラケットが大きいと、自動二輪車の後部が大型化してしまう。
一方、車両後部のコンパクト化のために、ライセンスプレートブラケットを単に小型化しただけでは、十分な泥除け機能を発揮することが難しい。
以上のように、ユニットスイング式のエンジンユニットを備えた自動二輪車において、泥除け性能を向上させることと車両後部のコンパクト化とを両立することは困難である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユニットスイング式のエンジンユニットを備えた自動二輪車において、後部の泥除け性能の向上と車両後部のコンパクト化とを両立させることにある。
本発明に係る自動二輪車は、車両の前後方向に延びる車体フレームと、エンジンユニットと、シートと、左側及び右側のサイドカバーと、収納ボックスと、テールライトユニットと、ライセンスプレートブラケットと、リヤフェンダーと、を備えている。エンジンユニットは、エンジン本体と、エンジン本体から後方に延び後輪に動力を伝達する変速機ユニットと、を有し、車体フレームに揺動可能に支持されている。シートはエンジンユニットの上方に設けられている。左側及び右側のサイドカバーは、シートとエンジンユニットとの間の空間の車幅方向の左側及び右側を区画し、下縁が車両前方より後方が高くなるように後上がりに形成されている。収納ボックスは、シートとエンジンユニットとの間で左側及び右側のサイドカバーの間に配置され、側面視で下面がサイドカバーより上方に配置されている。テールライトユニットは左側サイドカバーの後端部と右側サイドカバーの後端部との間に配置されている。ライセンスプレートブラケットはテールライトユニットよりも下方に位置するように車体フレームに支持されている。リヤフェンダーは、エンジン本体の近傍から後方に延び、後端がライセンスプレートブラケットの下端よりも下方に位置し、後輪の少なくとも上方を覆っている。
この自動二輪車では、まず、左右のサイドカバーの下縁が車両前方より後方が高くなるように後上がりに形成されているので、車両後部に重量感が少なく、外観的にコンパクト感を与えている。また、収納ボックスは側面視で下面がサイドカバーよりも上方に配置されているので、車両後部が実質的にもコンパクトになっている。
一方で、リヤフェンダーの後端がライセンスプレートブラケットの下端よりも下方に位置し、後輪を覆っているので、このリヤフェンダーによって、後輪からの泥等のはね上げがライダーの背中にかかるのを有効に抑えることができる。このため、ライセンスプレートブラケットを従来に比較して小さくすることができる。
以上のように、車両後部を外観的にかつ実質的にコンパクト化した上で、さらに車両の最後部に配置されたライセンスプレートブラケットを従来に比較して小さくすることができるので、これらが相互に関連しあって車両全体としてよりいっそうの小型化が可能となる。
以上のように本発明によれば、リヤフェンダーによって泥除け性能の向上を図ることができるとともに、車両後部のコンパクト化を実現できる。
本発明の一実施形態が採用されたスクータ型自動二輪車の側面図。 前記自動二輪車の後部詳細を示す一方側の側面図。 車両後部の断面部分図。 ライセンスプレートブラケットとフラッシャーライトの関係を示すための車両を後方から見た図。 リヤフェンダーの一方側の側面図。 リヤフェンダーの他方側の側面図。
図1に本発明の一実施形態によるスクータ型自動二輪車を示す。この自動二輪車は主に、車両の前後方向に延びる車体フレーム1と、エンジンユニット2と、シート3と、ハンドル4と、前輪5及び後輪6と、カバー部材7と、を備えている。
車体フレーム1は、ヘッドパイプ10と、前部フレーム11と、左右の後部フレーム12(図1では左の後部フレームのみ表れている)と、を有している。ヘッドパイプ10には、ステアリングシャフトが回転自在に挿入されており、ステアリングシャフトの下端にフロントフォーク15が取り付けられ、上端部にハンドル4が固定されている。そして、フロントフォーク15の先端に前輪5が回転自在に装着されている。前部フレーム11は、上端部である前端部がヘッドパイプ10に接続され、側面視で後方かつ下方に延びている。左右の後部フレーム12は、前端部が前部フレーム11の下部に接続されている。この左右の後部フレーム12は、後述するフットボードの下方に配置され後方へ延びる部分と、シート3の下方に配置され後方かつ上方に延びる部分とを有する。
エンジンユニット2は、左右の後部フレーム12に揺動自在に支持されており、エンジン本体16と、エンジン本体16からの動力を後輪6に伝達する変速機ユニットとしてのベルト式無段変速機17と、を有している。なお、このエンジンユニット2は遠心クラッチ機構等も有している。エンジン本体16は後輪6とともに車両左右方向の中心に位置するように配置されている。また、エンジン本体16の側方(平面視左側)にベルト式無段変速機17が配置されている。そして、前述のように、これらのエンジン本体16、ベルト式無段変速機17及び後輪6が、後述するリヤフェンダー48とともに左右の後部フレーム12に揺動可能となっている。
ベルト式無段変速機17は、埃や泥の異物が付着するのを防止するために、伝動ケースの内部に収納されている。ベルト式無段変速機17は、詳細は省略するが、駆動プーリと、従動プーリと、これらの間に掛け渡された無端状のベルトと、を有している。
シート3は、エンジンユニット2の上方に配置されており、運転者用シート部分3aと、その後部に形成されたタンデムシート部分3bと、が一体で形成されている。シート3の前部は後述する収納ボックスにヒンジ(図示せず)を介して回動自在に装着されており、シート3は、このヒンジを支点として、上下方向に開閉自在となっている。なお、シート3の後方にはタンデムグリップ24が設けられ、このタンデムグリップ24は後部フレーム12に固定されている。
また、シート3の前方にはスペースが形成され、このスペースの下方に、運転者が両足を揃えて載せることができるフットボード25が形成されている。フットボード25の下方には燃料タンク26が配置されている。
車体カバー7は、樹脂製の部材であり、車体フレーム1及びハンドル4を覆っている。車体カバー7は、前述のフットボード25を含み、フロントカバー28、ハンドルカバー29、インナーフェンダー30、レッグシールド31、後部カバー33及び左右のサイドカバー32a,32b(図1では左のサイドカバー32aのみが表れている)などを有している。
フロントカバー28にはヘッドライトやフラッシャーが設けられている。ハンドルカバー29の上面にはメータパネルが配置されている。インナーフェンダー30は、フロントカバー28の下方に配置されて前輪5の後方を覆っている。レッグシールド31は前部フレーム12の後方を覆っている。後部カバー33は、フートボード25とシート3との間に位置し、左右のサイドカバー32a,32bとともにシート3の下方の空間を区画している。左右のサイドカバー32a,32bは、フットボード25の後方から上方に立ち上がり、シート3の前部下方及び左右下方を覆うように配置されている。より具体的には、左右のサイドカバー32a,32bは、シート3とエンジンユニット2との間の空間の車両幅方向の左側及び右側を区画し、さらにその下縁が車両前方より後方が高くなるように後上がりに形成されている。
図2及び図3に示すように、シート3の下方には、ヘルメット等の物品を収納可能な収納ボックス35が形成されている。また、車両の後端部には、ライトバルブ36、ライトバルブ36を保持する保持部37及び反射鏡38等を有するテールライトユニット40が配置されている。このテールライトユニット40は、左側サイドカバー32aの後部と右側サイドカバー32bの後部との間に配置されている。
ここで、収納ボックス35は、車両上下方向ではシート3とエンジンユニット2との間に配置される。また、収納ボックス35は車両左右方向では左側及び右側のサイドカバー32a,32bの間に配置される。そして、側面視で収納ボックス35の下面35aが左右のサイドカバー32a,32bの下縁320a,320b(図2参照)より上方に位置している。すなわち、収納ボックス35は側面視で左右のサイドボックス32a,32bで隠れるように配置されている。また、収納ボックス35の上部は、シート3によって覆われており、このシート3の開閉をロックするためのロック機構41(図3参照)がシート3の後部下方に設けられている。なお、収納ボックス35の後壁35bは、テールライトユニット40の前方に配置され、収納ボックス35の後壁35bとテールライトユニット40とが離間して配置されている。そして、ロック機構41とテールライトユニット40との間の空間の下方には、メンテナンス用カバー43が配置されている。
また、テールライトユニット40の下方には、ライセンスプレート42を装着するためのライセンスプレートブラケット44が設けられている。なお、図3では、ライセンスプレートを取り外して示している。このライセンスプレートブラケット44は車体フレーム1に支持されている。ライセンスプレートブラケット44は、図3に拡大して示すように、縦壁部44aと、傾斜部44bと、左右の横壁部44cと、を有している。縦壁部44aはテールライトユニット40の下方でテールライトユニット40から連続して下方向に延びている。また、縦壁部44aの上部は前方に向かって延びるとともに一旦下方に折り曲げられ、さらにそこから前方に延びる前方延長部44dを有している。前方延長部44dはメンテナンス用カバー43の下面に沿って前方に延びており、その先端はメンテナンス用カバー43に形成された溝に差し込まれて固定されている。傾斜部44bは縦壁部44aの下端から斜め後方に延びている。左右の横壁部44cは、それぞれ同じ形状であり、縦壁部44aの車両幅方向の端部から前方に延びて設けられている。そして、このライセンスプレートブラケット44は、図3に示すように、車両上下方向の長さH(縦壁部44aの上端から傾斜部44bの下端までの長さ)が車両前後方向の長さL(横壁部44cの前端から傾斜部44bの後端までの長さ)よりも短く形成されている。
さらに、このライセンスプレートブラケット44は、ライセンスプレート42がライセンスプレートブラケット44に支持されたときに、ライセンスプレートブラケット44の後部の下端(傾斜部44bの下端)がライセンスプレート42の下端よりも上方に位置するように形成されている。また、図4の後方から視た図で示すように、ライセンスプレートブラケット44の縦壁部44aには左右のフラッシャーライト45a,45bが設けられており、縦壁部44aの上下方向の長さh1はフラッシャーライト45a,45bの上下方向の長さh2より小さくなっている。
また、収納ボックス35の下方には、図1及び図2から明らかなように、後輪6の上方を覆うリヤフェンダー48が設けられている。このリヤフェンダー48は、フェンダー本体49と、突出部50と、を有している。フェンダー本体49は、エンジン本体16の近傍から後方に延び、後輪6の上方及び左右両方向の一部を覆うとともに、後端がライセンスプレートブラケット44の下端よりも下方に位置するように延びている。また、突出部50は、フェンダー本体49の下側から後方斜め下向きに突出して形成されている。また、リヤフェンダー48の下端は、後輪6の中心よりも下方に位置するまで延びている。
図5及び図6に、リヤフェンダー48を取り出して示している。図5はリヤフェンダー48の一方側(車両の後方から前方に向かって左側)の側面を示し、図6はリヤフェンダー48の他方側(車両の後方から前方に向かって右側)の側面を示している。
図5に示すように、リヤフェンダー48のフェンダー本体49の一方側の側面には、前端部から後端部にかけて放射面49aが形成されている。この一方側放射面49aには、切欠き49bが形成されており、この切欠き49bはほぼ三角形状に形成されている。すなわち、切欠き49bは放射面49aの前端部から急な角度で後ろ斜め上方に切りあがり、前端部と前後方向の中央部との中間付近で頂点になり、その頂点から後端部に向かって斜め下方に傾斜している。このため、一方側の放射面49aでは、ほぼ中央部から後端部にかけて泥除け用の平坦部が形成されている。
また、図6に示すように、リヤフェンダー48のフェンダー本体49の他方側の側面には、前端部から後端部にかけて放射面49cが形成されている。この他方側放射面49cには、前端部から前後方向の中央部にかけて開口49dが形成されている。また、放射面49cの開口49dが形成されていない部分には、3本の直線状のリブ49eが形成されている。各リブ49eは、前方側から後方側に向かって斜め上方に傾斜するように配置され、互いに平行に形成されている。
ここで、放射面49a,49cは、泥除けの観点からすると、フェンダー本体49の前端部から後端部にかけて全側面に設けられている方が好ましい。しかし、放射面49a,49cの面積を大きくすると、外観的に重量感が増すとともに実質上の重量も増し、さらには平面部の拡大によって強度が低下することになる。そして、この強度低下によって放射面49a,49cが振動し、音が発生することになる。
そこで、本実施形態のリヤフェンダー48では、放射面49a,49cの平面部に、切欠き49bや開口49dを形成して、放射面49a,49cの面積を小さくするとともに、リブ49eを形成し、剛性の向上を図っている。このため、外観上の重量感及び実質上の重量が増すのを抑え、しかも音の発生を防止している。
なお、図5及び図6に示すように、フェンダー本体49の中央部から後端部にかけては放射面49a,49cの平坦部が確保されているので、この部分によって効果的に泥除け機能を発揮することが可能である。
このような本実施形態では、左右のサイドカバー32a,32bの下縁が前方から後方にかけて高くなるように後上がりに形成されており、しかも収納ボックス35は側面視でサイドカバー32に隠れるように配置され、サイドカバー32とリヤフェンダー48との間に空間が形成されている。このため、外観的に車両後部に重量感がないだけでなく、実質的にコンパクトになっている。さらに、ライセンスプレートブラケット44は、その下端がライセンスプレート42の下端よりも上方に位置する程度に上下方向の長さが短くなっており、車両後部においてさらにコンパクト感を与えることができる。
また、本実施形態の車両はユニットスイング式のエンジンユニット2を有しているが、ライセンスプレートブラケット44の上下方向の長さが従来に比較して短く形成されているので、リヤフェンダー48とライセンスプレートブラケット44とが干渉するおそれが少ない。このため、ライセンスプレートブラケット44を比較的前方に配置することができ、車両の後部をよりコンパクトにすることが可能になる。
一方で、リヤフェンダー48は、後端が、ライセンスプレートブラケット44の下端よりも下方に位置する程度にまで延びて後輪6を覆っている。より詳しくは、リヤフェンダー48の後部下端は、後輪6の中心よりも下方に延びている。このため、ライセンスプレートブラケット44が上下方向に短いにもかかわらず、リヤフェンダー48によって泥除け性能は向上している。より詳細には、後輪6に付着した泥等は、後輪6の回転によってそのまま上方に巻き上げられるが、リヤフェンダー48の下端が後輪の中心よりさらに下方にまで延びて設けられているので、巻き上げられた泥等がシート後方にまで跳ね上がるのを効果的に抑えることができる。また、リヤフェンダー48内に巻き上げられた泥等は、リヤフェンダー48の後部側面に設けられた放射面49a,49cの平坦部によって側方に飛散するのが抑えられる。このため、後輪6の側方からシート側方にまで跳ね上がる泥等を抑えることができる。
<特徴>
以上の本実施形態の特徴をまとめると、以下の通りである。
(a) 左右のサイドカバー32a,32bの下縁320a,320bが車両前方より後方が高くなるように後上がりに形成されているので、車両後部に重量感が少なく、外観的にコンパクト感を与えている。
(b) 収納ボックス35が、側面視で下面がサイドカバー32a,32bよりも上方に配置されているので、車両後部が実質的にコンパクトになっている。
(c) リヤフェンダー48によって、後輪6からの泥等のはね上げがライダーの背中にかかるのを有効に抑えることができるため、ライセンスプレートブラケット44を従来に比較して小さくすることができる。
(d) 車両後部を外観的にかつ実質的にコンパクト化した上で、さらにライセンスプレートブラケット44を小型化しているので、これらの構成が相互に関連しあって車両全体としてよりいっそうの小型化が実現されている。
(e) ライセンスプレートブラケット44は、車両上下方向の長さが車両前後方向の長さよりも短いので、ライセンスプレートブラケット44の車両への取付強度を確保しつつコンパクトにすることができる。
(f) ライセンスプレートがライセンスプレートブラケット44に固定されたときに、ライセンスプレートブラケット44の後部の下端がライセンスプレートの下端よりも上方に位置するので、ライセンスプレートブラケット44が小型化されており、ひいては車両後部をコンパクト化することができる。
(g) リヤフェンダー48の下端が後輪6の中心よりも下方に位置しているので、後輪6からの泥等の巻き上げ、跳ね上げを抑えることができる。
(h) リヤフェンダー48の後部には、フェンダー本体48aの下側から後方斜め下向きに突出した下片部48bが設けられているので、泥等の跳ね上げをさらに有効に抑えることができる。
(i) 収納ボックス35を、側面視でサイドカバー32a,32bの下端より上方に配置しつつ、上下方向の幅を確保することができ、後部のコンパクト化を図るとともに収容量を確保することができる。
(j) 収納ボックス35の後方にテールライトユニット40が配置されているので、より幅をせまくできる位置にテールライトユニット40を配置することができ、テールライトユニット40の幅の小型化が可能となる。したがってテールライトユニット40と連続するライセンスプレートブラケット44の幅もコンパクト化が可能となり、車両後部のコンパクト化が可能となる。
(k) ライセンスプレートブラケット44の縦壁部44aの上下方向の幅は、フラッシャーライト45a,45bの上下方向の幅より小さいので、車両の後部のコンパクト化が可能となる。
[他の実施形態]
リヤフェンダー48における放射面の形状、構造は、前記実施形態に限定されるものではなく、種々の形状が採用可能である。
車体フレームの構成は種々の変形が可能である。すなわち、ヘッドパイプ、前部フレーム、後部フレームが別体で接続されていてもよいし、一部または全部が一体で形成されていてもよい。
また、サイドカバーは前記実施形態の構造に限定されるものではない。例えば、左右のサイドカバーのそれぞれが分割された複数のカバー部材で構成されていても良い。
1 車体フレーム
2 エンジンユニット
3 シート
16 エンジン
17 ベルト式無段変速機(変速機ユニット)
32a,32b サイドカバー
35 収納ボックス
40 テールライトユニット
42 ライセンスプレート
44 ライセンスプレートブラケット
45a,45b フラッシャーライト
48 リヤフェンダー
49 フェンダー本体
50 下片部

Claims (7)

  1. 車両の前後方向に延びる車体フレームと、
    エンジン本体と、前記エンジン本体から後方に延び後輪に動力を伝達する変速機ユニットと、を有し、前記車体フレームに揺動可能に支持されたエンジンユニットと、
    前記エンジンユニットの上方に設けられたシートと、
    前記シートと前記エンジンユニットとの間の空間の車幅方向の左側及び右側を区画し、下縁が車両前方より後方が高くなるように後上がりに形成された左側及び右側のサイドカバーと、
    前記シートと前記エンジンユニットとの間で前記左側及び右側のサイドカバーの間に配置され、側面視で下面が前記サイドカバーより上方に配置された収納ボックスと、
    前記左側サイドカバーの後端部と前記右側サイドカバーの後端部との間に配置されたテールライトユニットと、
    前記テールライトユニットよりも下方に位置するように前記車体フレームに支持されたライセンスプレートブラケットと、
    前記エンジン本体の近傍から後方に延び、後端が前記ライセンスプレートブラケットの下端よりも下方に位置し、前記後輪の少なくとも上方を覆うリヤフェンダーと、
    を備えた自動二輪車。
  2. 前記ライセンスプレートブラケットは、車両上下方向の長さが車両前後方向の長さよりも短い、請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記ライセンスプレートブラケットは、ライセンスプレートが前記ライセンスプレートブラケットに支持されたときに前記ライセンスプレートブラケットの後部の下端が前記ライセンスプレートの下端よりも上方に位置するように形成されている、請求項1に記載の自動二輪車。
  4. 前記リヤフェンダーの下端は、前記後輪の中心よりも下方に位置している、請求項1に記載の自動二輪車。
  5. 前記リヤフェンダーは、前記後輪の上方及び左右両方向の一部を覆うフェンダー本体と、前記ライセンスプレートブラケットの下端よりも下方において前記フェンダー本体の下側から後方斜め下向きに突出した突出部と、を有している、請求項1に記載の自動二輪車。
  6. 前記収納ボックスの後壁は、前記テールライトユニットの前方に配置され、前記収納ボックスの後壁と前記テールライトユニットとが離間して配置されている、請求項1に記載の自動二輪車。
  7. 前記ライセンスプレートブラケットは、前記テールライトユニットの下方で下方向に延びる縦壁部と、前記縦壁部の下端から斜め後方に延びる傾斜部とを有し、
    前記縦壁部に配置されたフラッシャーライトをさらに有し、
    前記フラッシャーライトの上下方向の幅より前記縦壁部の上下方向の幅が小さい、
    請求項1に記載の自動二輪車。
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