JP2010208428A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ブロックの各部位における接地圧を均一化し、ブロック全体の接地性を向上することで、アイス制動性能およびアイス旋回性能を向上した空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド面にサイプ2を形成したブロック1を備える空気入りタイヤにおいて、このサイプ2を、ブロック1の中心領域では、サイプ幅方向外側に膨らみ、サイプ長手方向に延びる幅広部4を備えるものとし、ブロック1の中心領域を取り囲む周辺領域では、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部を備えるものとする。特に、幅広部4は、ブロック1の踏面近傍から始端して、サイプ側壁の途中の深さ位置に向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第1傾斜面F1と、サイプ底近傍から始端して、サイプ側壁の途中の深さ位置に向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第2傾斜面F2と、を備えるものとすることが好ましい。
【選択図】 図3

Description

本発明は、トレッド面にサイプを形成したブロックを備える空気入りタイヤに関し、特にスタッドレスタイヤとして有用である。
従来、スタッドレスタイヤには、ブロックにサイプと呼ばれる切り込みが設けられており、このサイプによって摩擦係数が低いアイス路面でもエッジ効果が発揮されるため、アイス路面での安定した走行が可能となる。かかるサイプとしては、深さ方向に凹凸のない、いわゆる2次元サイプが知られており、踏面が直線状の直線サイプや踏面が波形状の波形サイプが実用化されている。
近年、サイプのエッジ効果を高めるために、ブロックの踏面に形成されるサイプの本数は増加する傾向にあったが、そのサイプの本数を増やし過ぎると、エッジ数は増えるものの、ブロックの剛性が低下してサイプが過度に倒れ込んでしまい、逆にエッジ効果が小さくなって、アイス路面での制動性能(以下、「アイス制動性能」という)や旋回性能(以下、「アイス旋回性能」という)などのアイス性能が低下するという問題が生じる。
ここで、本発明者らが研究したところ、摩擦係数が低いアイス路面では、ブロックの中心領域の接地圧が、その周辺領域に比べて高く、それによりブロックの各部位にて接地圧が不均一になって、ブロック全体の接地性が悪化することがわかった。このようなブロックの接地性の悪化に起因して、空気入りタイヤのアイス制動性能やアイス旋回性能が悪化する傾向があった。
下記特許文献1では、トレッド部に、タイヤ周方向にのびる複数本の縦溝が設けられた空気入りタイヤであって、隣り合う該縦溝の間または縦溝とトレッド端との間に陸部を有し、該陸部には、該陸部を横切る向きにのびかつ少なくとも一端が該縦溝またはトレッド端に連通し、しかも陸部の接地表面で開口するサイピング状細溝が設けられ、該サイピング状細溝は、溝幅が2.0mm以下の切り込み状をなすサイプ部と、このサイプ部の半径方向内方に連なりかつ溝幅が2.0mmよりも大きい拡幅部とを含み、しかも該拡幅部は、該接地表面から該サイピング状細溝の最大深さの20%以上かつ90%以下の領域に設けられることを特徴とする空気入りタイヤが記載されている。また、下記特許文献2では、トレッド表面に複数の溝が刻まれ、該溝によりブロックおよび/またはリブが形成され、ブロックおよび/またはリブにサイプが刻まれた空気入りタイヤにおいて、該サイプは、サイプ長さ方向に延びる、複数の幅広部を備えたことを特徴とする空気入りタイヤが記載されている。
しかしながら、下記特許文献1および特許文献2に記載の空気入りタイヤは、ともに、サイプの開口部の狭小化を抑制し、アイス路面での吸水効果を高めることで、アイス性能を向上することを目的として開発されたものであり、ブロックの接地圧を、中心領域と周辺領域とで均一化することを目的とするものではない。このため、これらの特許文献に記載の空気入りタイヤでは、アイス制動性能およびアイス旋回性能について、さらなる改良の余地があった。
特開2006−298057号公報 特開2007−8303号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的はブロックの各部位における接地圧を均一化し、ブロック全体の接地性を向上することで、アイス制動性能およびアイス旋回性能を向上した空気入りタイヤを提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究したところ、サイプ幅方向外側に膨らみ、サイプ長手方向に延びる幅広部を備えるサイプは、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部を備えるサイプに比べて撓み易く、幅広部を備えるサイプを形成したブロック領域では、平坦面部を備えるサイプを形成したブロック領域に比べて接地圧が低くなることを見出した。本発明は、かかる現象に着目してなされたものであり、下記の如き構成により上記目的を達成することができるものである。
即ち、本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド面にサイプを形成したブロックを備える空気入りタイヤにおいて、前記サイプは、前記ブロックの中心領域では、サイプ幅方向外側に膨らみ、サイプ長手方向に延びる幅広部を備えるものであり、前記ブロックの前記中心領域を取り囲む周辺領域では、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部を備えるものであることを特徴とする。
上述のとおり、摩擦係数が低いアイス路面では、ブロックの中央領域の接地圧が、その周辺領域に比べて高くなる傾向がある。上記空気入りタイヤでは、接地圧が高くなりがちなブロックの中心領域では、幅広部を備えるサイプが形成されるとともに、接地圧が低くなりがちなブロックの周辺領域では、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部を備えるサイプが形成されている。これにより、ブロックの各部位にて接地圧が均一化され、ブロック全体の接地性が向上する。その結果、空気入りタイヤのアイス制動性能やアイス旋回性が向上する。
また、本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド面にサイプを形成したブロックを備える空気入りタイヤにおいて、前記サイプは、前記ブロックの幅方向中央領域では、サイプ幅方向外側に膨らみ、サイプ長手方向に延びる幅広部を備えるものであり、前記ブロックの幅方向両端側領域では、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部を備えるものであることを特徴とする。
上記空気入りタイヤでは、接地圧が高くなりがちなブロックの幅方向中央領域では、幅広部を備えるサイプが形成されるとともに、接地圧が低くなりがちなブロックの幅方向両端側領域では、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部を備えるサイプが形成されている。これにより、ブロックの各部位にて接地圧が均一化され、ブロック全体の接地性が向上する。その結果、空気入りタイヤのアイス制動性能やアイス旋回性が向上する。
上記空気入りタイヤにおいて、前記幅広部は、前記ブロックの踏面近傍から始端して、サイプ側壁の途中の深さ位置に向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第1傾斜面と、サイプ底近傍から始端して、サイプ側壁の途中の深さ位置に向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第2傾斜面と、を備えるものであることが好ましい。かかる構成によれば、接地圧が高くなりがちなブロック領域において、サイプが縦断面視にて略ひし形形状となることから、この接地圧の高い領域において、よりサイプが撓み易くなる。これにより、ブロックの各部位にて接地圧がより均一化され、ブロック全体の接地性がより向上する。その結果、空気入りタイヤのアイス制動性能やアイス旋回性がより向上する。加えて、サイプが略ひし形形状であることにより、タイヤの加硫成形時に使用されるモールドの内周面に配設され、この幅広部を備えるサイプを形成するためのサイプブレードの抜け性(タイヤ加硫成形時における、タイヤからのサイプブレードの抜け性)が向上する。その結果、このサイプを形成するためのサイプブレードの耐久性が向上する。
上記空気入りタイヤにおいて、前記サイプのサイプ深さをH、前記ブロックの踏面から前記幅広部のサイプ幅が最も広いサイプ深さ位置までの距離をH1としたとき、0.4H≦H1≦0.6Hであることが好ましい。かかる構成によれば、接地圧の高い領域において、サイプが好適に撓み易くなり、ブロック全体の接地性がさらに向上する。その結果、空気入りタイヤのアイス制動性能やアイス旋回性がさらに向上する。
上記空気入りタイヤにおいて、前記幅広部の最大サイプ幅が2.0mm以下であることが好ましい。かかる構成によれば、接地圧の高い領域において、サイプの撓みを確保しつつ、その部位でのブロックの剛性を十分に確保することができる。これにより、ブロックの各部位にて接地圧が特に均一化され、ブロック全体の接地性が特に向上する。その結果、空気入りタイヤのアイス制動性能やアイス旋回性が特に向上する。
本発明に係る空気入りタイヤのブロックの一例を示す斜視図 ブロックのサイプ内壁面の一例を示す斜視図 図1のA−A矢視断面図の一例 図1のB−B矢視断面図の一例 図1のC−C矢視断面図の一例 図1のA−A矢視断面図の他の例 図1のA−A矢視断面図の他の例 図1のC−C矢視断面図の他の例 図1のC−C矢視断面図の他の例 本発明に係る空気入りタイヤのブロックの他の例を示す斜視図 図10のA−A矢視断面図の一例 図10のC−C矢視断面図の一例 図10のC−C矢視断面図の他の例
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る空気入りタイヤのブロックの一例を示す斜視図であり、ブロックの一部を拡大して示している。図2は、ブロックのサイプ内壁面の一例を示す斜視図である。 図3は、このブロックの中心領域における縦断面図であり、図1のA−A矢視断面図に相当する。図4は、このブロックの中心領域を取り囲む周辺領域における縦断面図であり、図1のB−B矢視断面図に相当する。図5は、このブロックに形成されたサイプのサイプ深さの略中心位置における横断面図であり、図1のC−C矢視断面図に相当する。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド面にブロックを備えるものであり、そのブロックに少なくとも1本のサイプが形成されている。本実施形態では、図1に示すとおり、タイヤ幅方向WD(以下、「幅方向WD」という)とタイヤ周方向PD(以下、「周方向PD」という)とで長さの異なるブロック1に3本のサイプ2が形成された例を示す。この3本のサイプ2は、各々が幅方向WDに沿ってブロック1の踏面1aにて直線状に延びており、その両端がブロック1の側壁面1bで開口した両側オープンサイプとして形成されている。
本実施形態では、ブロック1に3本のサイプ2が形成されている。具体的には、ブロック1の周方向PDの略中心位置にて、幅方向WDに延びるサイプ22と、サイプ22の周方向PD位置およびブロック1の周方向PD端の略中間位置にて、幅方向WDに延びるサイプ21および23と、が形成されている。
図1において、点線3で示す楕円形領域は、ブロック1の中心領域CAを示す。上述のとおり、摩擦係数が低いアイス路面では、ブロック1の中央領域CAの接地圧が、その周辺領域SAに比べて高くなる傾向がある。本実施形態のタイヤでは、接地圧が高くなりがちなブロック1の中心領域CAでは、図2および図3に示すとおり、幅広部4を備えるサイプ2が形成されている。一方、本実施形態のブロック1の周辺領域SAでは、図4に示すとおり、サイプ2は、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部Fを備えるものであることから、中心領域CAに比べて、この周辺領域SAにおいてサイプ2が撓み難くなる。これにより、ブロック1の各部位にて接地圧が均一化され、ブロック1全体の接地性が向上する。その結果、本実施形態の空気入りタイヤのアイス制動性能やアイス旋回性が向上する。
本発明においては、この中心領域は、ブロックの形状によって、その面積が適宜決定される。本実施形態のように、周方向PD長さと幅方向WD長さとで長さの異なるブロック1の場合、ブロック1の各部位の接地圧を均一化するためには、ブロック1の中心領域CAを、ブロック1の踏面1aの図心位置P1を中心として、ブロック1の踏面1aの面積の20〜60%の面積を有する楕円形領域とすることが好ましい。一方、本発明は、周方向PD長さと幅方向WD長さとが略等しいブロックにも適用可能であり、この場合はブロックの中心領域を、上記と同じ範囲の面積を有する円形領域とすることが好ましい。ブロック1の中心領域CAの面積を上記の如く設定し、この中心領域CAに幅広部4を備えるサイプ2を形成することにより、ブロック1の各部位にて接地圧が均一化され、ブロック1全体の接地性がより向上する。
図2および図3に示すとおり、本実施形態のブロック1の中心領域CAでは、サイプ2の幅広部4は、ブロック1の踏面1aから始端して、サイプ側壁の略中心サイプ深さ位置P2向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第1傾斜面F1と、サイプ底から始端して、サイプ側壁の略中心サイプ深さ位置P2向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第2傾斜面F2と、を備える。この場合、接地圧の高い中心領域CAにおいて、サイプ2が縦断面視にて略ひし形形状となることから、この接地圧の高い中心領域CAにおいて、よりサイプ2が撓み易くなる。これにより、ブロック1の各部位(中心領域CAおよび周辺領域SA)にて接地圧がより均一化され、ブロック1全体の接地性がより向上する。その結果、空気入りタイヤのアイス制動性能やアイス旋回性がより向上する。加えて、サイプ2が縦断面視にて略ひし形形状であることにより、タイヤの加硫成形時に使用するモールドの内周面に配設され、このサイプ2を形成するためのサイプブレードの抜け性が向上する。その結果、サイプを形成するためのサイプブレードの耐久性が向上する。
本実施形態では、サイプ2は、略中心サイプ深さ位置P2において、そのサイプ幅W1が最も広く設定されている。本発明においては、幅広部4の最大サイプ幅(図3では、W1に相当)が、2.0mm以下であることが好ましく、1mmであることがより好ましい。このように設定することにより、接地圧の高い中心領域CAにおいて、サイプ2の撓みを確保しつつ、その部位でのブロック1の剛性を十分に確保することができる。ブロック1の踏面におけるサイプ2のサイプ幅(図3では、Wに相当)としては、例えば0.3mm〜0.8mmのものが挙げられる。
また、本発明においては、サイプ2のサイプ深さをH、ブロック1の踏面1aから幅広部4のサイプ幅が最も広いサイプ深さ位置(図3では、略中心サイプ深さ位置P2)までの距離をH1としたとき、0.4H≦H1≦0.6Hであることが好ましい。この場合、接地圧の高い中心領域CAにおいて、サイプ2が好適に撓み易くなり、ブロック1全体の接地性がさらに向上する。サイプ2のサイプ深さHは、例えば4mm〜9mmのものが挙げられる。
図5に示すとおり、本実施形態の幅広部4は、サイプ深さの略中心位置P2における横断面視では矩形状となる。本実施形態では、ブロック1の周方向PDの略中心位置にて、幅方向WDに延びるサイプ22では、ブロック1の幅方向WD長さLに対して、その幅広部42の幅方向WD長さL1を略50%に設定している。また、サイプ22の周方向PD位置およびブロック1の周方向PD端の略中間位置にて、幅方向WDに延びるサイプ21および23では、サイプ22の幅広部42の幅方向WD長さL1に対して、その幅広部41(および幅広部43)の幅方向WD長さL2を略50%に設定している。本発明では、上記L、L1およびL2の比率を、0.4L≦L1≦0.6L、0.3L1≦L2≦0.7L1とした場合、接地圧の高い中心領域CAにて、サイプ2(21、22、23)を撓み易くし、ブロック1全体の接地圧をさらに均一化することができる。
本実施形態では、トレッドパターンのブロック1以外の部分は何れのパターンでもよく、例えばブロック1の他にリブを設けたものでも構わない。ブロック1は、上述した矩形をなすものに限られず、平行四辺形、V字型、多角形又は曲線基調をなすものなど何れでもよい。
本発明では、ブロックにて、幅広部を備えるサイプと平坦面部を備えるサイプとを適度に配置する観点から、サイプ密度が0.1〜0.25mm/mmであることが好ましく、0.12〜0.2mm/mmであることがより好ましい。ここで、サイプ密度とは、各サイプの長さ(曲線などの場合には直線に延ばした長さ)について、全サイプの総和(1つのブロック内)を、踏面の面積で除した値である。
本発明では、上記の如きサイプ構造を、トレッドパターン内の全てのブロックに対して適用することができるが、トレッドパターン内の一部のブロックに対してだけ適用しても構わない。
本発明の空気入りタイヤは、ブロックに上記の如きサイプが形成されること以外は、通常の空気入りタイヤと同等であり、従来公知の材料、形状、構造、製法などが何れも本発明に採用できる。
本発明の空気入りタイヤは、前述の如き作用効果を奏してアイス制動性能やアイス旋回性に優れるため、特にスタッドレスタイヤとして有用である。
[他の実施形態]
(1)本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。また、サイプは、両側オープンサイプに限られず、片側オープンサイプやクローズドサイプであっても構わない。
(2)前述の実施形態では、図1に示すように、サイプの基準面(サイプの幅方向中央を通る面)が、踏面の法線に対して略平行になるように形成された例を示したが、本発明はこれに限られず、サイプの基準面が踏面の法線に対して若干(例えば15°以下)傾斜していても構わない。
(3)前述の実施形態では、図1に示すように、平面視にて、サイプの基準線(踏面にて、サイプの幅方向中央を通る線)が、タイヤ幅方向に対して略平行になるように形成された例を示したが、本発明はこれに限られず、サイプの基準線がタイヤ幅方向に対して傾斜していてもよく、その場合の傾斜角度は45°以内が好ましい。
(4)前述の実施形態では、サイプの幅広部は、ブロックの踏面から始端して、サイプ側壁の略中心サイプ深さ位置向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第1傾斜面と、サイプ底から始端して、サイプ側壁の略中心サイプ深さ位置向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第2傾斜面と、を備える例を示した。本発明ではさらに、図6(ブロックの中心領域における縦断面図であり、図1のA−A矢視断面図に相当)に示すように、サイプ2の幅広部4は、ブロック1の踏面1aから、一定の距離H2離れたサイプ深さ位置から始端して、サイプ側壁の略中心サイプ深さ位置P2に向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第3傾斜面F3と、サイプ底から、一定の距離H3離れたサイプ深さ位置から始端して、サイプ側壁の略中心サイプ深さ位置P2に向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第4傾斜面と、を備えるものであってもよい。本発明においては、接地圧の高い中心領域CAにおいて、サイプ2を撓み易くし、かつ幅広部4を備えるサイプ2を形成するためのサイプブレードの抜け性を良好なものとするためには、サイプ2のサイプ深さHに対して、H2およびH3は1/3H以下であることが好ましく、1/4H以下であることがより好ましい。
(5)本発明ではさらに、図7(ブロックの中心領域における縦断面図であり、図1のA−A矢視断面図に相当)に示すように、サイプ2が縦断面視にて略六角形形状となるような幅広部4を備えるものであってもよい。この場合、幅広部4は、縦断面視にてサイプの深さ方向途中に位置し、ブロックの踏面に対する法線と略平行な平坦面部F’と、ブロック1の踏面1aから始端して、平坦面F’の踏面側端部に向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第5傾斜面F5と、サイプ底から始端して、平坦面F’のサイプ底側端部に向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第6傾斜面F6と、を備える。
(6)前述の実施形態では、幅広部は、サイプ深さの略中心位置における横断面視にて矩形状である例を示したが、図8に示すように、幅広部4は、サイプ深さの略中心位置における横断面視にて台形状であってもよく、図9に示すように、幅広部4は、サイプ深さの略中心位置における横断面視にて三角形状であってもよい。
(7)前述の実施形態では、ブロックの中心領域では、サイプ幅方向外側に膨らみ、サイプ長手方向に延びる幅広部を備えるものであり、ブロックの前記中心領域を取り囲む周辺領域では、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部を備えるサイプをブロックに形成した例を示した。しかしながら、本発明においては、ブロックの幅方向中央領域では、サイプ幅方向外側に膨らみ、サイプ長手方向に延びる幅広部を備えるものであり、ブロックの幅方向両端側領域では、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部を備えるサイプをブロックに形成したものであってもよい。
図10は、この実施形態に係る空気入りタイヤのブロックの一例を示す斜視図であり、ブロックの一部を拡大して示している。点線5よりも幅方向WD内側の領域は、ブロックの幅方向中央領域を示す。図11は、このブロックの幅方向中央領域における縦断面図であり、図10のA−A矢視断面図に相当する。図12は、このブロックに形成されたサイプのサイプ深さの略中心位置P2における横断面図であり、図10のC−C矢視断面図に相当する。
図10に示す実施形態では、ブロック10に3本のサイプ20が形成されている。具体的には、ブロック1の周方向PDの略中心位置にて、幅方向WDに延びるサイプ202と、サイプ202の周方向PD位置およびブロック10の周方向PD端の略中間位置にて、幅方向WDに延びるサイプ201および203と、が形成されている。
上述のとおり、摩擦係数が低いアイス路面では、ブロック10の幅方向中央領域CWの接地圧が、幅方向両端側領域SWに比べて高くなる傾向がある。この実施形態のタイヤでは、接地圧が高くなりがちなブロック10の幅方向中央領域CWでは、図11に示すとおり、幅広部40を備えるサイプ20が形成されている。一方、この実施形態のブロック10の周辺領域SWでは、サイプ20は、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部を備えるものであることから、幅方向中央領域CWに比べて、この幅方向両端側領域SWにおいてサイプ20が撓み難くなる。これにより、ブロック10の各部位にて接地圧が均一化され、ブロック10全体の接地性が向上する。その結果、本実施形態の空気入りタイヤのアイス制動性能やアイス旋回性が向上する。
この実施形態では、図12に示すとおり、幅広部40は、サイプ深さの略中心位置P2における横断面視では矩形状となる。この実施形態では、ブロック10の周方向PDの略中心位置にて、幅方向WDに延びるサイプ202の最大サイプ幅W10(サイプ深さの略中心位置P2におけるサイプ幅に相当)は、サイプ202の周方向PD位置およびブロック10の周方向PD端の略中間位置にて、幅方向WDに延びるサイプ201および203の最大サイプ幅W20に対して、略50%に設定している。本発明では、上記W10およびW20の比率を、0.4W10≦W20≦0.6W10とした場合、接地圧の高い幅方向中央領域CWにて、サイプ20を撓み易くし、ブロック10全体の接地圧をさらに均一化することができる。
この実施形態において、この幅方向中央領域CWは、ブロック10の形状によって、その領域が適宜決定される。ブロック10の各部位の接地圧を均一化するためには、ブロック10の幅方向WD長さL’に対して、幅方向中央領域CWの幅方向WD長さL1’は、20〜70%であることが好ましい。
(8)図12に示す実施形態では、幅広部は、サイプ深さの略中心位置における横断面視にて矩形状である例を示したが、図13(ブロックに形成されたサイプのサイプ深さの略中心位置P2における横断面図であり、図10のC−C矢視断面図に相当)に示すように、幅広部40’は、サイプ深さの略中心位置における横断面視にて段差部分を有する形状としてもよい。この場合、ブロックの各部位にて接地圧を均一化し、ブロック全体の接地性を向上するためには、幅広部40’において、サイプ幅の広い部分のサイプ長手方向長さL40’と、幅広部40’のサイプ長手方向長さL40との比は、0.3L40≦L40’≦0.7L40とすることが好ましく、L40’をL40の略半分とすることが最も好ましい。また、図13における幅広部40’の最大サイプ幅W10’と、幅広部40’のサイプ幅W20’との比率は、0.4W10’≦W20≦0.6W10’とすることが好ましく、W20’をW10’の略半分とすることがより好ましい。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、タイヤの各性能評価は、次のようにして行った。
(1)アイス制動性能
タイヤを実車(国産3000ccクラスのFRセダン)に装着し、1名乗車の荷重条件にてアイス路面を走行させ、速度40km/hで制動力をかけてABSを作動させた際の制動距離を指数で評価した。なお、評価は、従来品(比較例1)を100としたときの指数で示し、数値が大きいほどアイス制動性能が良好であることを示す。
(2)アイス旋回性能
タイヤを上記と同じ実車に装着し、1名乗車の荷重条件で同じ路面をレムニスケート曲線(8の字曲線:R=25m円)にて走行し、そのラップタイムを指数で評価した。なお、評価は比較例1(従来品)を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほどアイス旋回性能が良好であることを示す。
実施例1
図1に示すブロック1(幅方向WD長さ30mm、周方向PD長さ40mm、両側オープンサイプ)を全面(5列)に備えたトレッドパターンにおいて、ブロック1の中心領域CAでは、図2および図3に示すとおり、サイプ幅方向外側に膨らみ、サイプ長手方向に延びる幅広部4を備えるものであり、ブロック1の中心領域CAを取り囲む周辺領域SAでは、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部Fを備えるサイプ(W=0.3mm、W1=0.6mm、H=8mm、H1=4mm、L=30mm、L1=15mm、L2=7.5mm)を形成した空気入りタイヤを製造した。かかる空気入りタイヤを用いて、上記評価を行った結果を表1に示す。
比較例1
図1に示すブロック1(幅方向WD長さ(実施例1と同じ)mm、周方向PD長さ(実施例1と同じ)mm、両側オープンサイプ)を全面(5列)に備えたトレッドパターンにおいて、ブロック1にサイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部Fのみを備えるサイプを形成した空気入りタイヤを製造した。かかる空気入りタイヤを用いて、上記評価を行った結果を表1に示す。
Figure 2010208428
表1の結果から、実施例1の空気入りタイヤでは、ブロックの各部位にて接地圧が均一化され、ブロック全体の接地性が向上するため、比較例1の空気入りタイヤに比べて、空気入りタイヤのアイス制動性能やアイス旋回性が向上することがわかる。
1: ブロック
2: サイプ
4: 幅広部

Claims (5)

  1. トレッド面にサイプを形成したブロックを備える空気入りタイヤにおいて、
    前記サイプは、
    前記ブロックの中心領域では、サイプ幅方向外側に膨らみ、サイプ長手方向に延びる幅広部を備えるものであり、
    前記ブロックの前記中心領域を取り囲む周辺領域では、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部を備えるものであることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. トレッド面にサイプを形成したブロックを備える空気入りタイヤにおいて、
    前記サイプは、
    前記ブロックの幅方向中央領域では、サイプ幅方向外側に膨らみ、サイプ長手方向に延びる幅広部を備えるものであり、
    前記ブロックの幅方向両端側領域では、サイプ深さ方向に凹凸のない平坦面部を備えるものであることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 前記幅広部は、前記ブロックの踏面近傍から始端して、サイプ側壁の途中の深さ位置に向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第1傾斜面と、サイプ底近傍から始端して、サイプ側壁の途中の深さ位置に向かって、サイプ幅を大きくしながら延びる第2傾斜面と、を備えるものである請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記サイプのサイプ深さをH、前記ブロックの踏面から前記幅広部のサイプ幅が最も広いサイプ深さ位置までの距離をH1としたとき、
    0.4H≦H1≦0.6H
    である請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記幅広部の最大サイプ幅が2.0mm以下である請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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