JPH1142913A - 空気入りタイヤ及びその成形金型 - Google Patents
空気入りタイヤ及びその成形金型Info
- Publication number
- JPH1142913A JPH1142913A JP9204952A JP20495297A JPH1142913A JP H1142913 A JPH1142913 A JP H1142913A JP 9204952 A JP9204952 A JP 9204952A JP 20495297 A JP20495297 A JP 20495297A JP H1142913 A JPH1142913 A JP H1142913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sipe
- sectional area
- columnar space
- block
- pneumatic tire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1272—Width of the sipe
- B60C11/1281—Width of the sipe different within the same sipe, i.e. enlarged width portion at sipe bottom or along its length
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金型の耐久性を確保しながら従来よりも狭い
サイプの形成を可能にし、氷上での制動性能を向上する
ことを可能にした空気入りタイヤ及びその成形金型を提
供する。 【解決手段】 トレッド１に複数のブロック４を分割形
成し、ブロック４に複数本のサイプ５を設けた空気入り
タイヤにおいて、サイプ５の幅Ｗを０．１〜０．３ｍｍ
にすると共に、サイプ５の表面にサイプ深さ方向に延長
する少なくとも１条の柱状空間６を設け、各柱状空間６
のブロック表面に平行な方向の断面積Ａを０．０５〜
０．１ｍｍ2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たりに存
在する柱状空間６の総断面積ΣＡを０．１〜０．５ｍｍ
2 にする。
サイプの形成を可能にし、氷上での制動性能を向上する
ことを可能にした空気入りタイヤ及びその成形金型を提
供する。 【解決手段】 トレッド１に複数のブロック４を分割形
成し、ブロック４に複数本のサイプ５を設けた空気入り
タイヤにおいて、サイプ５の幅Ｗを０．１〜０．３ｍｍ
にすると共に、サイプ５の表面にサイプ深さ方向に延長
する少なくとも１条の柱状空間６を設け、各柱状空間６
のブロック表面に平行な方向の断面積Ａを０．０５〜
０．１ｍｍ2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たりに存
在する柱状空間６の総断面積ΣＡを０．１〜０．５ｍｍ
2 にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタッドレスタイ
ヤ等として好適な空気入りタイヤ及びその成形金型に関
し、さらに詳しくは、金型の耐久性を確保しながら従来
よりも狭いサイプの形成を可能にし、氷上での制動性能
を向上するようにした空気入りタイヤ及びその成形金型
に関する。
ヤ等として好適な空気入りタイヤ及びその成形金型に関
し、さらに詳しくは、金型の耐久性を確保しながら従来
よりも狭いサイプの形成を可能にし、氷上での制動性能
を向上するようにした空気入りタイヤ及びその成形金型
に関する。
【０００２】
【従来の技術】スタッドレスタイヤは、特に氷上での制
動性能が重視されている。一般にスタッドレスタイヤに
はブロックパターンが採用されており、しかも各ブロッ
クに多数本のサイプが設けられている。このサイプは水
膜に対してのエッジ効果を発揮して氷上制動性能を向上
するので各ブロックに数多く設けることが好ましいが、
それと同時にブロック剛性を低下させるという欠点があ
る。そして、サイプの形成によってブロック剛性が著し
く低下すると、ブロックの倒れ込みを生じるため、たと
え多くのサイプを設けてもエッジ効果を十分に得られな
くなってしまう。そのため、氷上制動性能を効果的に向
上するには、各ブロックに対して多くのサイプを設け、
かつサイプの幅を可能な限り狭くすることが要求されて
いる。
動性能が重視されている。一般にスタッドレスタイヤに
はブロックパターンが採用されており、しかも各ブロッ
クに多数本のサイプが設けられている。このサイプは水
膜に対してのエッジ効果を発揮して氷上制動性能を向上
するので各ブロックに数多く設けることが好ましいが、
それと同時にブロック剛性を低下させるという欠点があ
る。そして、サイプの形成によってブロック剛性が著し
く低下すると、ブロックの倒れ込みを生じるため、たと
え多くのサイプを設けてもエッジ効果を十分に得られな
くなってしまう。そのため、氷上制動性能を効果的に向
上するには、各ブロックに対して多くのサイプを設け、
かつサイプの幅を可能な限り狭くすることが要求されて
いる。
【０００３】しかしながら、上述のようにサイプの幅を
狭くするためにサイプ成形骨を薄くすると、加硫成形の
繰り返しに対してサイプ成形骨が折れ曲がり易くなり、
タイヤ成形金型の耐久性が低下するという問題があっ
た。そのため、従来のスタッドレスタイヤにおいて、サ
イプ成形骨の厚さ及びそれによって成形されるサイプの
幅は約０．４ｍｍが最小となっており、氷上制動性能を
更に向上することが困難になっている。
狭くするためにサイプ成形骨を薄くすると、加硫成形の
繰り返しに対してサイプ成形骨が折れ曲がり易くなり、
タイヤ成形金型の耐久性が低下するという問題があっ
た。そのため、従来のスタッドレスタイヤにおいて、サ
イプ成形骨の厚さ及びそれによって成形されるサイプの
幅は約０．４ｍｍが最小となっており、氷上制動性能を
更に向上することが困難になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、金型
の耐久性を確保しながら従来よりも狭いサイプの形成を
可能にし、氷上での制動性能を向上することを可能にし
た空気入りタイヤ及びその成形金型を提供することにあ
る。
の耐久性を確保しながら従来よりも狭いサイプの形成を
可能にし、氷上での制動性能を向上することを可能にし
た空気入りタイヤ及びその成形金型を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の空気入りタイヤは、トレッドに複数のブロッ
クを分割形成し、該ブロックに複数本のサイプを設けた
空気入りタイヤにおいて、前記サイプの幅を０．１〜
０．３ｍｍにすると共に、該サイプの内壁面にサイプ深
さ方向に延長する少なくとも１条の柱状空間を設け、各
柱状空間のブロック表面に平行な方向の断面積を０．０
５〜０．１ｍｍ2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たり
に存在する前記柱状空間の総断面積を０．１〜０．５ｍ
ｍ2 にしたことを特徴とするものである。
の本発明の空気入りタイヤは、トレッドに複数のブロッ
クを分割形成し、該ブロックに複数本のサイプを設けた
空気入りタイヤにおいて、前記サイプの幅を０．１〜
０．３ｍｍにすると共に、該サイプの内壁面にサイプ深
さ方向に延長する少なくとも１条の柱状空間を設け、各
柱状空間のブロック表面に平行な方向の断面積を０．０
５〜０．１ｍｍ2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たり
に存在する前記柱状空間の総断面積を０．１〜０．５ｍ
ｍ2 にしたことを特徴とするものである。
【０００６】このようにサイプの幅を０．１〜０．３ｍ
ｍに狭くするに当たって、サイプの内壁面にサイプ深さ
方向に延長する少なくとも１条の柱状空間を設け、各柱
状空間の断面積とサイプ長さ１０ｍｍ当たりの柱状空間
の総断面積を上記範囲に特定したことにより、上記サイ
プを成形するサイプ成形骨を補強可能であるので、金型
の耐久性を確保しながら従来よりも狭いサイプを形成す
ることができ、氷上での制動性能を向上することができ
る。
ｍに狭くするに当たって、サイプの内壁面にサイプ深さ
方向に延長する少なくとも１条の柱状空間を設け、各柱
状空間の断面積とサイプ長さ１０ｍｍ当たりの柱状空間
の総断面積を上記範囲に特定したことにより、上記サイ
プを成形するサイプ成形骨を補強可能であるので、金型
の耐久性を確保しながら従来よりも狭いサイプを形成す
ることができ、氷上での制動性能を向上することができ
る。
【０００７】また、本発明の空気入りタイヤの成形金型
は、トレッドに複数のブロックを分割形成し、該ブロッ
クに複数本のサイプを設けるようにした空気入りタイヤ
の成形金型において、前記サイプを成形するサイプ成形
骨の厚さを０．１〜０．３ｍｍにすると共に、該サイプ
成形骨の表面にサイプ深さ方向に延長する少なくとも１
条の補強柱を設け、各補強柱のブロック表面に平行な方
向の断面積を０．０５〜０．１ｍｍ2 にし、かつサイプ
長さ１０ｍｍ当たりに存在する前記補強柱の総断面積を
０．１〜０．５ｍｍ2 にしたことを特徴とするものであ
る。
は、トレッドに複数のブロックを分割形成し、該ブロッ
クに複数本のサイプを設けるようにした空気入りタイヤ
の成形金型において、前記サイプを成形するサイプ成形
骨の厚さを０．１〜０．３ｍｍにすると共に、該サイプ
成形骨の表面にサイプ深さ方向に延長する少なくとも１
条の補強柱を設け、各補強柱のブロック表面に平行な方
向の断面積を０．０５〜０．１ｍｍ2 にし、かつサイプ
長さ１０ｍｍ当たりに存在する前記補強柱の総断面積を
０．１〜０．５ｍｍ2 にしたことを特徴とするものであ
る。
【０００８】このようにサイプ成形骨の厚さを０．１〜
０．３ｍｍに薄くするに当たって、サイプ成形骨の表面
にサイプ深さ方向に延長する少なくとも１条の補強柱を
設け、各補強柱の断面積とサイプ長さ１０ｍｍ当たりの
補強柱の総断面積を上記範囲に特定したことにより、上
記サイプ成形骨を補強するので、金型の耐久性を確保し
ながら従来よりも狭いサイプを形成することができ、タ
イヤの氷上での制動性能を向上することができる。
０．３ｍｍに薄くするに当たって、サイプ成形骨の表面
にサイプ深さ方向に延長する少なくとも１条の補強柱を
設け、各補強柱の断面積とサイプ長さ１０ｍｍ当たりの
補強柱の総断面積を上記範囲に特定したことにより、上
記サイプ成形骨を補強するので、金型の耐久性を確保し
ながら従来よりも狭いサイプを形成することができ、タ
イヤの氷上での制動性能を向上することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明の実施
形態からなる空気入りタイヤのトレッドパターンを例示
するものである。図において、トレッド１にはタイヤ周
方向に延びる複数本の主溝２と、タイヤ幅方向に延びる
複数本の横溝３が設けられており、これら複数本の主溝
２及び横溝３によって複数のブロック４が分割形成され
ている。
の図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明の実施
形態からなる空気入りタイヤのトレッドパターンを例示
するものである。図において、トレッド１にはタイヤ周
方向に延びる複数本の主溝２と、タイヤ幅方向に延びる
複数本の横溝３が設けられており、これら複数本の主溝
２及び横溝３によって複数のブロック４が分割形成され
ている。
【００１０】図２のブロック拡大図に示すように、ブロ
ック４にはタイヤ幅方向に延びる複数本のサイプ５が設
けられている。これらサイプ５はタイヤ幅方向の一端が
ブロック４内で閉塞し、他端が主溝２に開口しており、
その開口がブロック４の左右に交互に位置するように配
置されている。サイプ５の幅Ｗは０．１〜０．３ｍｍ、
更に好ましくは０．１〜０．２ｍｍの範囲に設定されて
いる。また、サイプ５の深さは隣接する主溝２の深さの
５０〜９０％の範囲に設定されている。
ック４にはタイヤ幅方向に延びる複数本のサイプ５が設
けられている。これらサイプ５はタイヤ幅方向の一端が
ブロック４内で閉塞し、他端が主溝２に開口しており、
その開口がブロック４の左右に交互に位置するように配
置されている。サイプ５の幅Ｗは０．１〜０．３ｍｍ、
更に好ましくは０．１〜０．２ｍｍの範囲に設定されて
いる。また、サイプ５の深さは隣接する主溝２の深さの
５０〜９０％の範囲に設定されている。
【００１１】サイプ５の内壁面には、サイプ深さ方向に
延長する少なくとも１条の柱状空間６が設けられてい
る。この柱状空間６はブロック４の表面からサイプ深さ
の７０％以上の深さまで延在させることが必要である
が、サイプ深さ方向の全長にわたって設けるようにして
もよい。各柱状空間６のブロック表面に平行な方向の断
面積Ａは０．０５〜０．１ｍｍ2 の範囲に設定されてい
る。また、サイプ長さ１０ｍｍ当たりに存在する柱状空
間６の総断面積ΣＡは０．１〜０．５ｍｍ2 の範囲に設
定されている。なお、総断面積ΣＡは、サイプ５の長さ
をＬｍｍとすると、（１本のサイプ５における断面積Ａ
の総和）×１０／Ｌによって求められる値である。
延長する少なくとも１条の柱状空間６が設けられてい
る。この柱状空間６はブロック４の表面からサイプ深さ
の７０％以上の深さまで延在させることが必要である
が、サイプ深さ方向の全長にわたって設けるようにして
もよい。各柱状空間６のブロック表面に平行な方向の断
面積Ａは０．０５〜０．１ｍｍ2 の範囲に設定されてい
る。また、サイプ長さ１０ｍｍ当たりに存在する柱状空
間６の総断面積ΣＡは０．１〜０．５ｍｍ2 の範囲に設
定されている。なお、総断面積ΣＡは、サイプ５の長さ
をＬｍｍとすると、（１本のサイプ５における断面積Ａ
の総和）×１０／Ｌによって求められる値である。
【００１２】図３は上記タイヤの成形金型におけるサイ
プ成形骨を例示するものである。図において、サイプ成
形骨１５の厚さＴは０．１〜０．３ｍｍの範囲に設定さ
れている。このサイプ成形骨１５の表面には、サイプ深
さ方向に延長する少なくとも１条の補強柱１６が設けら
れている。各補強柱１６のブロック表面に平行な方向の
断面積Ｂは０．０５〜０．１ｍｍ2 の範囲に設定されて
いる。また、サイプ長さ１０ｍｍ当たりに存在する補強
柱１６の総断面積ΣＢは０．１〜０．５ｍｍ2の範囲に
設定されている。
プ成形骨を例示するものである。図において、サイプ成
形骨１５の厚さＴは０．１〜０．３ｍｍの範囲に設定さ
れている。このサイプ成形骨１５の表面には、サイプ深
さ方向に延長する少なくとも１条の補強柱１６が設けら
れている。各補強柱１６のブロック表面に平行な方向の
断面積Ｂは０．０５〜０．１ｍｍ2 の範囲に設定されて
いる。また、サイプ長さ１０ｍｍ当たりに存在する補強
柱１６の総断面積ΣＢは０．１〜０．５ｍｍ2の範囲に
設定されている。
【００１３】そして、トレッド１に複数のブロック４を
分割形成し、このブロック４に複数本のサイプ５を設け
るようにした空気入りタイヤの成形金型において、上記
サイプ成形骨１５を金型内面のサイプ５に対応する位置
に植え込み、この金型を使用して未加硫のグリーンタイ
ヤを加硫成形することにより、上述した空気入りタイヤ
を製造することが可能である。
分割形成し、このブロック４に複数本のサイプ５を設け
るようにした空気入りタイヤの成形金型において、上記
サイプ成形骨１５を金型内面のサイプ５に対応する位置
に植え込み、この金型を使用して未加硫のグリーンタイ
ヤを加硫成形することにより、上述した空気入りタイヤ
を製造することが可能である。
【００１４】本発明によれば、サイプ５の幅Ｗを０．１
〜０．３ｍｍ、更に好ましくは０．１〜０．２ｍｍに狭
く形成することにより、ブロック４に多数本（例えば３
〜８本）のサイプ５を形成してもブロック剛性の低下を
抑制することができるので、タイヤの氷上での制動性能
を向上することができる。また、サイプ５の幅Ｗを０．
１〜０．３ｍｍに狭く形成するに当たって、サイプ５の
内壁面にサイプ深さ方向に延長する少なくとも１条の柱
状空間６を設けたことにより、このサイプ５を成形する
サイプ成形骨１５に補強柱１６を設けて補強することが
できるので、金型の耐久性を確保しながら従来よりも狭
いサイプ５を形成することができる。
〜０．３ｍｍ、更に好ましくは０．１〜０．２ｍｍに狭
く形成することにより、ブロック４に多数本（例えば３
〜８本）のサイプ５を形成してもブロック剛性の低下を
抑制することができるので、タイヤの氷上での制動性能
を向上することができる。また、サイプ５の幅Ｗを０．
１〜０．３ｍｍに狭く形成するに当たって、サイプ５の
内壁面にサイプ深さ方向に延長する少なくとも１条の柱
状空間６を設けたことにより、このサイプ５を成形する
サイプ成形骨１５に補強柱１６を設けて補強することが
できるので、金型の耐久性を確保しながら従来よりも狭
いサイプ５を形成することができる。
【００１５】本発明において、サイプ５に設ける各柱状
空間６の断面積Ａは０．０５〜０．１ｍｍ2 にする必要
がある。各柱状空間６の断面積Ａが０．０５ｍｍ2 未満
であると、サイプ成形骨１５の補強効果が得られないた
め金型の耐久性が不十分になり、逆に０．１ｍｍ2 を超
えると、サイプ５の幅Ｗを狭くすることにより得た氷上
制動性能の向上効果が低下してしまう。
空間６の断面積Ａは０．０５〜０．１ｍｍ2 にする必要
がある。各柱状空間６の断面積Ａが０．０５ｍｍ2 未満
であると、サイプ成形骨１５の補強効果が得られないた
め金型の耐久性が不十分になり、逆に０．１ｍｍ2 を超
えると、サイプ５の幅Ｗを狭くすることにより得た氷上
制動性能の向上効果が低下してしまう。
【００１６】また、サイプ長さ１０ｍｍ当たりの柱状空
間６の総断面積ΣＡは０．１〜０．５ｍｍ2 にする必要
がある。柱状空間６の総断面積ΣＡが０．１ｍｍ2 未満
であると、サイプ成形骨１５の補強効果が得られないた
め金型の耐久性が不十分になり、逆に０．５ｍｍ2 を超
えると、サイプ５の幅Ｗを狭くすることにより得た氷上
制動性能の向上効果が低下してしまう。
間６の総断面積ΣＡは０．１〜０．５ｍｍ2 にする必要
がある。柱状空間６の総断面積ΣＡが０．１ｍｍ2 未満
であると、サイプ成形骨１５の補強効果が得られないた
め金型の耐久性が不十分になり、逆に０．５ｍｍ2 を超
えると、サイプ５の幅Ｗを狭くすることにより得た氷上
制動性能の向上効果が低下してしまう。
【００１７】上記と同様の理由から、サイプ成形骨１５
に設ける各補強柱１６の断面積Ｂは０．０５〜０．１ｍ
ｍ2 にする必要があり、またサイプ長さ１０ｍｍ当たり
の補強柱１６の総断面積ΣＢは０．１〜０．５ｍｍ2 に
する必要がある。なお、本発明において、柱状空間６及
び補強柱１６のブロック表面方向の断面形状は、特に限
定されることはなく、台形、矩形、三角形、円形、半円
形等にすることが可能である。
に設ける各補強柱１６の断面積Ｂは０．０５〜０．１ｍ
ｍ2 にする必要があり、またサイプ長さ１０ｍｍ当たり
の補強柱１６の総断面積ΣＢは０．１〜０．５ｍｍ2 に
する必要がある。なお、本発明において、柱状空間６及
び補強柱１６のブロック表面方向の断面形状は、特に限
定されることはなく、台形、矩形、三角形、円形、半円
形等にすることが可能である。
【００１８】また、サイプ成形骨１５に補強柱１６を設
ける方法としては、プレス成形によってサイプ成形骨１
５に補強柱１６を一体的に成形するようにしてもよく、
或いは平板状のサイプ成形骨１５に対して補強柱１６を
溶接するようにしてもよい。サイプ成形骨１５に対して
補強柱１６を溶接する場合、補強柱１６のサイプ成形骨
１５に対する溶接面は平面であることが好ましい。
ける方法としては、プレス成形によってサイプ成形骨１
５に補強柱１６を一体的に成形するようにしてもよく、
或いは平板状のサイプ成形骨１５に対して補強柱１６を
溶接するようにしてもよい。サイプ成形骨１５に対して
補強柱１６を溶接する場合、補強柱１６のサイプ成形骨
１５に対する溶接面は平面であることが好ましい。
【００１９】
【実施例】タイヤサイズを１８５／６５Ｒ１４ ８６Ｑ
とし、図１に示すトレッドパターンにおいてサイプに柱
状空間を設けずにサイプの幅Ｗだけを種々異ならせた従
来タイヤ（Ｗ＝０．４）と比較タイヤ１〜３（Ｗ＝０．
１〜０．３）を製作した。これら試験タイヤについて、
下記試験方法により氷上制動性能と金型耐久性を評価
し、その結果を表１に示した。
とし、図１に示すトレッドパターンにおいてサイプに柱
状空間を設けずにサイプの幅Ｗだけを種々異ならせた従
来タイヤ（Ｗ＝０．４）と比較タイヤ１〜３（Ｗ＝０．
１〜０．３）を製作した。これら試験タイヤについて、
下記試験方法により氷上制動性能と金型耐久性を評価
し、その結果を表１に示した。
【００２０】氷上制動性能：各試験タイヤをリムサイズ
１４×５・1/2 Ｊのリムに組付けて排気量１．８ＬのＦ
Ｆ車に装着し、空気圧２１０ｋＰａとして氷上を４０ｋ
ｍ／ｈの速度で走行させた状態からブレーキをかけて停
止するまでの制動距離を測定した。評価結果は、従来タ
イヤの制動距離の逆数を１００とする指数で示した。こ
の指数値が大きいほど氷上制動性能が優れている。
１４×５・1/2 Ｊのリムに組付けて排気量１．８ＬのＦ
Ｆ車に装着し、空気圧２１０ｋＰａとして氷上を４０ｋ
ｍ／ｈの速度で走行させた状態からブレーキをかけて停
止するまでの制動距離を測定した。評価結果は、従来タ
イヤの制動距離の逆数を１００とする指数で示した。こ
の指数値が大きいほど氷上制動性能が優れている。
【００２１】金型耐久性：各試験タイヤの加硫本数１０
００本毎に金型をチェックし、サイプ成形骨に折損等の
異常が生じるまでの加硫本数を測定した。この測定は加
硫本数１００００本まで行ない、その時点で異常を生じ
ていない場合は金型耐久性が優れていると判断する。
００本毎に金型をチェックし、サイプ成形骨に折損等の
異常が生じるまでの加硫本数を測定した。この測定は加
硫本数１００００本まで行ない、その時点で異常を生じ
ていない場合は金型耐久性が優れていると判断する。
【００２２】 この表１から明らかなように、サイプ幅Ｗを０．３ｍｍ
以下に狭くすると氷上制動性能が向上するものの、サイ
プ成形骨が薄くなるため金型耐久性が低下することが判
る。
以下に狭くすると氷上制動性能が向上するものの、サイ
プ成形骨が薄くなるため金型耐久性が低下することが判
る。
【００２３】次に、上記タイヤにおいてサイプ幅Ｗを
０．２ｍｍとし、図２に示すようにサイプに少なくとも
１条の柱状空間を設け、各柱状空間のブロック表面に平
行な方向の断面積Ａと、サイプ長さ１０ｍｍ当たりに存
在する柱状空間の総断面積ΣＡとを種々異ならせた試験
タイヤを製作した。これら試験タイヤについて、上記試
験方法により氷上制動性能と金型耐久性を評価し、その
結果を表２及び表３にそれぞれ示した。
０．２ｍｍとし、図２に示すようにサイプに少なくとも
１条の柱状空間を設け、各柱状空間のブロック表面に平
行な方向の断面積Ａと、サイプ長さ１０ｍｍ当たりに存
在する柱状空間の総断面積ΣＡとを種々異ならせた試験
タイヤを製作した。これら試験タイヤについて、上記試
験方法により氷上制動性能と金型耐久性を評価し、その
結果を表２及び表３にそれぞれ示した。
【００２４】
【００２５】
【００２６】この表２及び表３から明らかなように、従
来タイヤと比較して金型耐久性を同等に確保しながら氷
上制動性能を向上するためには、各柱状空間のブロック
表面方向の断面積Ａを０．０５〜０．１ｍｍ2 にし、か
つサイプ長さ１０ｍｍ当たりの柱状空間の総断面積ΣＡ
を０．１〜０．５ｍｍ2 にする必要があった。
来タイヤと比較して金型耐久性を同等に確保しながら氷
上制動性能を向上するためには、各柱状空間のブロック
表面方向の断面積Ａを０．０５〜０．１ｍｍ2 にし、か
つサイプ長さ１０ｍｍ当たりの柱状空間の総断面積ΣＡ
を０．１〜０．５ｍｍ2 にする必要があった。
【００２７】次に、上記タイヤにおいてサイプ幅Ｗを
０．１ｍｍとし、図２に示すようにサイプに少なくとも
１条の柱状空間を設け、各柱状空間のブロック表面に平
行な方向の断面積Ａと、サイプ長さ１０ｍｍ当たりに存
在する柱状空間の総断面積ΣＡとを種々異ならせた試験
タイヤを製作した。これら試験タイヤについて、上記試
験方法により金型耐久性を評価し、その結果を表４に示
した。
０．１ｍｍとし、図２に示すようにサイプに少なくとも
１条の柱状空間を設け、各柱状空間のブロック表面に平
行な方向の断面積Ａと、サイプ長さ１０ｍｍ当たりに存
在する柱状空間の総断面積ΣＡとを種々異ならせた試験
タイヤを製作した。これら試験タイヤについて、上記試
験方法により金型耐久性を評価し、その結果を表４に示
した。
【００２８】
【００２９】この表４から明らかなように、各柱状空間
のブロック表面方向の断面積Ａを０．０５〜０．１ｍｍ
2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たりの柱状空間の総
断面積ΣＡを０．１〜０．５ｍｍ2 にした場合、従来タ
イヤと同等の金型耐久性を得ることができた。
のブロック表面方向の断面積Ａを０．０５〜０．１ｍｍ
2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たりの柱状空間の総
断面積ΣＡを０．１〜０．５ｍｍ2 にした場合、従来タ
イヤと同等の金型耐久性を得ることができた。
【００３０】次に、上記タイヤにおいてサイプ幅Ｗを
０．３ｍｍとし、図２に示すようにサイプに少なくとも
１条の柱状空間を設け、各柱状空間のブロック表面に平
行な方向の断面積Ａと、サイプ長さ１０ｍｍ当たりに存
在する柱状空間の総断面積ΣＡとを種々異ならせた試験
タイヤを製作した。これら試験タイヤについて、上記試
験方法により氷上制動性能を評価し、その結果を表５に
示した。
０．３ｍｍとし、図２に示すようにサイプに少なくとも
１条の柱状空間を設け、各柱状空間のブロック表面に平
行な方向の断面積Ａと、サイプ長さ１０ｍｍ当たりに存
在する柱状空間の総断面積ΣＡとを種々異ならせた試験
タイヤを製作した。これら試験タイヤについて、上記試
験方法により氷上制動性能を評価し、その結果を表５に
示した。
【００３１】
【００３２】この表５から明らかなように、各柱状空間
のブロック表面方向の断面積Ａを０．０５〜０．１ｍｍ
2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たりの柱状空間の総
断面積ΣＡを０．１〜０．５ｍｍ2 にした場合、従来タ
イヤと比較して優れた氷上制動性能を得ることができ
た。
のブロック表面方向の断面積Ａを０．０５〜０．１ｍｍ
2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たりの柱状空間の総
断面積ΣＡを０．１〜０．５ｍｍ2 にした場合、従来タ
イヤと比較して優れた氷上制動性能を得ることができ
た。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気入り
タイヤによれば、サイプの幅を０．１〜０．３ｍｍにす
ると共に、該サイプの内壁面にサイプ深さ方向に延長す
る少なくとも１条の柱状空間を設け、各柱状空間のブロ
ック表面に平行な方向の断面積を０．０５〜０．１ｍｍ
2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たりに存在する前記
柱状空間の総断面積を０．１〜０．５ｍｍ2 にしたこと
により、金型の耐久性を確保しながら従来よりも狭いサ
イプの形成を可能にし、氷上での制動性能を向上するこ
とができる。
タイヤによれば、サイプの幅を０．１〜０．３ｍｍにす
ると共に、該サイプの内壁面にサイプ深さ方向に延長す
る少なくとも１条の柱状空間を設け、各柱状空間のブロ
ック表面に平行な方向の断面積を０．０５〜０．１ｍｍ
2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たりに存在する前記
柱状空間の総断面積を０．１〜０．５ｍｍ2 にしたこと
により、金型の耐久性を確保しながら従来よりも狭いサ
イプの形成を可能にし、氷上での制動性能を向上するこ
とができる。
【００３４】また、本発明の空気入りタイヤの成形金型
によれば、サイプを成形するサイプ成形骨の厚さを０．
１〜０．３ｍｍにすると共に、該サイプ成形骨の表面に
サイプ深さ方向に延長する少なくとも１条の補強柱を設
け、各補強柱のブロック表面に平行な方向の断面積を
０．０５〜０．１ｍｍ2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ
当たりに存在する前記補強柱の総断面積を０．１〜０．
５ｍｍ2 にしたことにより、金型の耐久性を確保しなが
ら従来よりも狭いサイプの形成を可能にし、タイヤの氷
上制動性能を向上することができる。
によれば、サイプを成形するサイプ成形骨の厚さを０．
１〜０．３ｍｍにすると共に、該サイプ成形骨の表面に
サイプ深さ方向に延長する少なくとも１条の補強柱を設
け、各補強柱のブロック表面に平行な方向の断面積を
０．０５〜０．１ｍｍ2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ
当たりに存在する前記補強柱の総断面積を０．１〜０．
５ｍｍ2 にしたことにより、金型の耐久性を確保しなが
ら従来よりも狭いサイプの形成を可能にし、タイヤの氷
上制動性能を向上することができる。
【図１】本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのト
レッドパターンを例示する展開図である。
レッドパターンを例示する展開図である。
【図２】図１におけるブロックを拡大して示す平面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの成
形金型のサイプ成形骨を示す斜視図である。
形金型のサイプ成形骨を示す斜視図である。
１ トレッド ２ 主溝 ３ 横溝 ４ ブロック ５ サイプ ６ 柱状空間 １５ サイプ成形骨 １６ 補強柱
Claims (2)
- 【請求項１】 トレッドに複数のブロックを分割形成
し、該ブロックに複数本のサイプを設けた空気入りタイ
ヤにおいて、前記サイプの幅を０．１〜０．３ｍｍにす
ると共に、該サイプの内壁面にサイプ深さ方向に延長す
る少なくとも１条の柱状空間を設け、各柱状空間のブロ
ック表面に平行な方向の断面積を０．０５〜０．１ｍｍ
2 にし、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たりに存在する前記
柱状空間の総断面積を０．１〜０．５ｍｍ2 にした空気
入りタイヤ。 - 【請求項２】 トレッドに複数のブロックを分割形成
し、該ブロックに複数本のサイプを設けるようにした空
気入りタイヤの成形金型において、前記サイプを成形す
るサイプ成形骨の厚さを０．１〜０．３ｍｍにすると共
に、該サイプ成形骨の表面にサイプ深さ方向に延長する
少なくとも１条の補強柱を設け、各補強柱のブロック表
面に平行な方向の断面積を０．０５〜０．１ｍｍ2 に
し、かつサイプ長さ１０ｍｍ当たりに存在する前記補強
柱の総断面積を０．１〜０．５ｍｍ 2 にした空気入りタ
イヤの成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9204952A JPH1142913A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 空気入りタイヤ及びその成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9204952A JPH1142913A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 空気入りタイヤ及びその成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1142913A true JPH1142913A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16499042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9204952A Pending JPH1142913A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 空気入りタイヤ及びその成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1142913A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010036390A (ko) * | 1999-10-08 | 2001-05-07 | 조충환 | 저소음 타이어 |
| KR100493663B1 (ko) * | 2002-07-09 | 2005-06-03 | 한국타이어 주식회사 | 커프를 개량한 타이어와 커프성형 블레이드 |
| JP2010208428A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2012240453A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | サイプブレード及びタイヤ製造方法 |
| CN105730153A (zh) * | 2014-12-25 | 2016-07-06 | 东洋橡胶工业株式会社 | 充气轮胎及其成型模 |
| JP2016120859A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ及びその成形型 |
| KR20230126279A (ko) * | 2022-02-22 | 2023-08-30 | 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 | 3d 커프 성형용 블레이드 |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP9204952A patent/JPH1142913A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010036390A (ko) * | 1999-10-08 | 2001-05-07 | 조충환 | 저소음 타이어 |
| KR100493663B1 (ko) * | 2002-07-09 | 2005-06-03 | 한국타이어 주식회사 | 커프를 개량한 타이어와 커프성형 블레이드 |
| JP2010208428A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2012240453A (ja) * | 2011-05-16 | 2012-12-10 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | サイプブレード及びタイヤ製造方法 |
| CN105730153A (zh) * | 2014-12-25 | 2016-07-06 | 东洋橡胶工业株式会社 | 充气轮胎及其成型模 |
| JP2016120857A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ及びその成形型 |
| JP2016120859A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ及びその成形型 |
| CN105730153B (zh) * | 2014-12-25 | 2019-01-15 | 东洋橡胶工业株式会社 | 充气轮胎及其成型模 |
| US10343464B2 (en) | 2014-12-25 | 2019-07-09 | Toyo Tire Corporation | Pneumatic tire and molding die thereof |
| KR20230126279A (ko) * | 2022-02-22 | 2023-08-30 | 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 | 3d 커프 성형용 블레이드 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6907910B2 (en) | Pneumatic tire including sipes | |
| CN104837654B (zh) | 包括切口和空腔的雪地轮胎的胎面 | |
| CN105730152B (zh) | 充气轮胎及其成型模 | |
| JP2010013075A (ja) | 空気入りタイヤおよびタイヤ成形金型ならびに空気入りタイヤの製造方法 | |
| CN101022965A (zh) | 充气轮胎及其制造方法 | |
| JP2001063323A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| EP2452835A1 (en) | Pneumatic tire | |
| JP2021062547A (ja) | タイヤの加硫金型及びタイヤの製造方法 | |
| JP2016137763A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH11105512A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| WO1989000113A1 (en) | Pneumatic tire | |
| JP2003154527A (ja) | タイヤ加硫金型及びそれを用いて製造したタイヤ | |
| JPH1142913A (ja) | 空気入りタイヤ及びその成形金型 | |
| EP3441240A1 (en) | Tire mold and tire | |
| JP2019089357A (ja) | 空気入りタイヤ及びタイヤ加硫金型 | |
| JP4219178B2 (ja) | 空気入りタイヤ及びその製造方法 | |
| JP4518204B2 (ja) | 空気入りタイヤおよびタイヤ成形金型ならびに空気入りタイヤの製造方法 | |
| JPH0994828A (ja) | 加硫成形モールド及びこれを用いて製造された空気入 りタイヤ | |
| JPH03279006A (ja) | 空気入りタイヤおよびその製造方法 | |
| JPH11165319A (ja) | 空気入りタイヤ用モールド | |
| JPS6060010A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP2010274800A (ja) | 空気入りタイヤおよびそれを製造するタイヤ加硫金型 | |
| JP2007191020A (ja) | 空気入りタイヤおよびその製造方法 | |
| JP4270374B2 (ja) | 空気入りタイヤ及びタイヤ用モールド | |
| JP2020083049A (ja) | 空気入りタイヤ |