JP2010200814A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】ボーナス役を内部当選させた遊技者本人がそのボーナス役を入賞させることができないような残念なケースの発生を抑制しつつ、ボーナス状態に対する期待度の高い期間を設定することで遊技に起伏を設け、遊技の興趣を高めた優れた遊技性のスロットマシンを提供すること。
【解決手段】スロットマシン1は、特定停止操作態様による停止操作が行われたときに特殊役を入賞させる表示制御手段43と、特別役の内部抽選が実行されずに特殊役の内部抽選が実行される特定状態を特定役の入賞に応じて発生させる一方、特殊役を含む所定の役の入賞回数が終了値に達した場合に終了させる特定状態発生手段47と、特定停止態様を示唆する報知演出を実行可能な報知手段7と、高確率で報知演出が実行される高確率報知状態を発生する高確率報知状態発生手段48と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ボーナス役が内部当選役として決定された状態におけるボーナス役の入賞に応じてボーナス状態を発生させるスロットマシンに関する。
従来より、内部当選したボーナス役のフラグを累積的に持ち越して所定のタイミングで連続的にボーナス状態を発生可能とした、いわゆるストック機能を備えたスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照。)。ストック機能を備えたスロットマシンによれば、ボーナス状態が連続的に発生し得る期待度の高い期間を設定することで遊技に起伏を設け、遊技の興趣を高めることができる。
しかしながら、前記従来のスロットマシンでは、次のような問題がある。すなわち、特定の遊技期間の期待度を高めるためには、内部当選したボーナス役が入賞できないストック期間を長期化する必要がある。そうすると、多大な投資をしてボーナス役を内部当選させた遊技者本人がそのボーナス役を入賞させることができないまま遊技を終了せざるを得ないようなケースが多発するおそれがある。
特開平03−195579号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ボーナス役を内部当選させた遊技者本人がそのボーナス役を入賞させることができないような残念なケースの発生を抑制しつつ、ボーナス状態に対する期待度の高い期間を設定することで遊技に起伏を設け、遊技の興趣を高めた優れた遊技性のスロットマシンを提供しようとするものである。
本発明は、図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
遊技媒体が投入された状態でゲームを開始させるために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
前記ゲーム開始操作手段の操作に応じて、所定の特別役と特定役と特殊役とを含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、決定された内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、
前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
前記特殊役に対応する内部当選フラグが成立している場合において、特定停止操作態様による停止操作が行われたときに当該特殊役に対応する入賞図柄を停止表示させる一方、前記特定停止操作態様とは異なる非特定停止操作態様による停止操作が行われたときに前記特殊役を含む所定の役に対応する入賞図柄以外の図柄を停止表示させ得る表示制御手段と、
前記図柄変動表示手段の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せが入賞図柄であるか否かを判定する入賞判定手段と、
前記特殊役に対応する内部当選フラグが成立している場合に前記特定停止操作態様を示唆する報知演出を実行可能な報知手段と、
前記報知手段が高確率で前記報知演出を実行する高確率報知状態を発生させる高確率報知状態発生手段と、
前記入賞判定手段により前記特別役に対応する入賞図柄であると判定された場合に遊技者にとって有利な特別状態を発生させる特別状態発生手段と、
前記入賞判定手段により前記特定役に対応する入賞図柄であると判定された場合に、前記特別役の内部抽選が実行されず、かつ、前記高確率報知状態が発生しない限り遊技媒体の投入数に対する払出数の割合が1未満となるように前記特殊役を含む役の内部抽選が実行される特定状態を発生させる一方、少なくとも前記所定の役に対応する入賞図柄が前記入賞判定手段により判定された入賞判定回数が所定の終了値に達した場合に当該特定状態を終了させる特定状態発生手段と、を備えたことを特徴とするスロットマシンにある(請求項1)。
本発明のスロットマシンにおいて前記特定状態発生手段が発生する前記特定状態は、前記特別役の内部抽選を実行せずに前記特殊役の内部抽選を実行する状態であり、前記高確率報知状態が発生しない限り遊技媒体の投入数に対する払出数の割合が1未満となる状態である。この特定状態は、前記特定役の入賞に応じて発生する一方、少なくとも前記特殊役を含む所定の役に対応する入賞図柄が前記入賞判定手段により判定された前記入賞判定回数が前記終了値に達した場合に終了する。
本発明のスロットマシンでは、前記特殊役の内部当選フラグが成立している場合に前記特定停止操作態様による停止操作が行われたときに当該特殊役に対応する入賞図柄が停止表示される。このスロットマシンにおける高確率報知状態では、前記特殊役を入賞させるための前記特定停止操作態様を示唆する前記報知演出が高確率で実行される。それ故、前記高確率報知状態下の前記特定状態では、前記報知演出による前記特定停止操作態様に従って停止操作を実行すれば比較的容易に前記特殊役を入賞させることができ、速やかに前記特定状態を終了させ得る可能性がある。
本発明のスロットマシンでは、前記特定停止操作態様を示唆する前記報知演出を実行するか否かによって前記特殊役の入賞頻度を変動させることができる。前記特殊役の入賞頻度が変動すれば、前記特定状態において前記終了値が達成されるタイミングが前後し、当該特定状態の終了タイミングを変動させ得る。すなわち、前記特定停止操作態様を示唆する前記報知演出が高確率で実行される前記高確率報知状態では、前記特定状態が比較的短期間で終了して前記特別役の内部抽選が実行される状態に復帰し得る。そのため、前記高確率報知状態では、前記特別役の内部抽選回数が多くなると期待でき、実質的に前記特別役の内部当選確率が高い期待度の高い状態となり得る。
本発明のスロットマシンとしては、メダルやコインを遊技媒体とした狭義のスロットマシンのほか、パチンコ玉を遊技媒体としたパロット(R)などであっても良い。
また、前記特定停止操作態様としては、図柄の変動表示を停止させる際の内部当選フラグが成立している特殊役に対応する特定の停止操作順等の手順や、図柄の変動表示を停止させる際の内部当選フラグが成立している特殊役に対応する特定の停止操作タイミング等がある。
また、前記特定状態における遊技結果に基づいて前記高確率報知状態を発生させるか否かの報知抽選を実行する報知抽選手段、を備えていることが好ましい(請求項2)。
前記特定状態における遊技結果に基づいて前記報知抽選を実行する場合には、前記特定状態下の遊技に対する遊技者の関心を惹き付けることができ興趣を向上できる。前記特定状態における遊技結果としては、例えば、特定の役の内部当選や、所定の役の入賞や、特定状態が終了するまでに要したゲームの回数や、実行された演出等がある。
また、前記報知抽選手段は、前記内部抽選手段により所定の抽選役が内部当選役として決定された場合に前記報知抽選を実行するように構成されており、
前記特定状態発生手段は、前記抽選役が内部当選役として決定され得る内部当選確率がが異なる複数種類の特定状態のうちのいずれかを発生させることが好ましい(請求項3)。
この場合には、発生中の特定状態の種類に応じて前記抽選役の内部当選確率が変動し得る。それ故、前記特定状態の種類に応じて前記高確率報知状態に対する期待度に格差を設定でき、より多様な遊技性を実現可能となる。
また、前記高確率報知状態発生手段は、複数回の前記特定状態に渡って継続的に前記高確率報知状態を発生可能であることが好ましい(請求項4)。
この場合には、前記高確率報知状態下で反復的に発生する前記特定状態について、特定状態が発生してから終了するまでに要するゲームの回数を少なくできる。これにより、前記高確率報知状態の継続中における特定状態以外の遊技状態の占有率を高め、前記特別役が内部抽選される機会を多く確保できるようになる。
以上のように本発明のスロットマシンは、ボーナス役を内部当選させた遊技者本人がそのボーナス役を入賞させることができないような残念なケースの発生を抑制しつつ、ボーナス状態に対する期待度の高い期間を設定することで遊技に起伏を設け、遊技の興趣を高めることができる優れた遊技性のスロットマシンである。
実施例1における、スロットマシンの外観を示す正面図。 実施例1における、スロットマシンの役、入賞図柄、利益を示す説明図。 実施例1における、リールの外周に配置された図柄の配列を展開して示す展開図。 実施例1における、スロットマシンの電気的な構成を示すブロック図。 実施例1における、遊技状態毎の内部当選役抽選テーブルを説明するための説明図。 実施例1における、AT抽選テーブルを説明するための説明図。 実施例1における、スロットマシンの遊技における遊技状態の遷移を説明するための遷移図。 実施例1における、非AT状態における遊技の流れを示すタイムチャート。 実施例1における、AT状態における遊技の流れを示すタイムチャート。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、ボーナス状態に対する期待度が高い、いわゆる熱い状態を発生可能なスロットマシン1に関する例である。この内容について、図1〜図9を用いて説明する。
まず、本例のスロットマシン1の外観的な構成について、図1を参照して説明する。スロットマシン1では、遊技者に対面する前面部分が、略矩形状の図柄表示窓11を略中央に設けた前面枠体10によって形成されている。前面枠体10は、図柄表示窓11の上側に、液晶表示部53、左右一対のスピーカ520及び装飾ランプ部56を配置してなる。図柄表示窓11の下側には、スロットマシン1の基部をなすベース部100が形成されている。図柄表示窓11の右側には、メダル払出数を表示する払出数表示部551、及びクレジット数を表示するクレジット数表示部552が配置されている。
ベース部100は、遊技者から奥まって位置する図柄表示窓11に対して相対的に張り出すように形成されている。ベース部100は、図柄表示窓11に隣り合う上端部にテーブル状の操作面14を有し、メダル(遊技媒体)を払い出すメダル受け皿15を下端部に有し、操作面14とメダル受け皿15との間に操作パネル13を有している。
操作面14には、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダルを投入するためのベットボタン64と、クレジットされたメダルを払い出させるための精算ボタン65と、メダルを直接投入するためのメダル投入口630とが配置されている。操作パネル13には、リール21の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62(ゲーム開始操作手段)と、図柄変動を停止させるためのストップボタン61(停止操作手段)とが配置されている。
ベットボタン64は、クレジットされたメダルの中から3枚のメダルを投入するためのボタンである。ベットボタン64は、投入数3を表す3ベット信号を発生する。ただし、残りのクレジットが2又は1である場合には、2ベット信号又は1ベット信号を発生し、クレジットがゼロの場合は、ベット信号を発生しない。
スタートレバー62は、遊技者の操作に応じてリール21の制御信号であるゲーム開始信号を発生する操作レバーである。スロットマシン1では、メダルの直接投入、あるいはベットボタン64の操作によるメダルの投入を前提としてスタートレバー62が有効状態に設定される。なお、リプレイ役が入賞した場合には、メダルの直接投入、あるいはベット操作がされなくても自動的にメダルが投入された状態、すなわち次のゲームを開始可能な状態が設定される。
ストップボタン61は、遊技者の操作に応じてリール21の制御信号である変動停止信号を発生する操作ボタンである。本例のストップボタン61は、左リール21Lに対応する左ストップボタン61L、中リール21Cに対応する中ストップボタン61C、及び右リール21Rに対応する右ストップボタン61Rを組み合わせてなる。
図柄表示窓11は、図1に示すごとく、図柄表示領域110L、C、Rを含む表示窓である。各図柄表示領域110L、C、Rは、いずれも3図柄分の図柄表示領域である。図柄表示窓11全体では、3行3列よりなる2次元マトリクス状に配置された9図柄分の図柄表示領域が形成されている。図柄表示窓11は、遊技者側から図柄20が見えるように、窓全体が透明な樹脂プレートにより形成されている。2次元マトリクス状に配置された9個の図柄20に対しては、入賞の対象となる入賞図柄の並び方向である入賞ライン211〜215が設定されている。入賞ラインとしては、水平方向の入賞ライン211〜213と、対角方向の入賞ライン214、215とがある。
各図柄表示領域110L、C、Rの裏側には、図柄変動表示手段2を構成するリール21L、C、Rがそれぞれ配置されている。リール21L、C、Rは、円柱形状をなし、その外周面において略一定の間隔を空けて21個の図柄20が配置された回転式のリールである。なお、各リール21L、C、Rにおける図柄配列については、図3を参照して後述する。リール21としては、本例の回転式のリールに代えて、液晶ディスプレイに図柄を変動表示する画像式のリールを採用することもできる。
スピーカ520及び装飾ランプ部56は、図1に示すごとく、音あるいは光により遊技を演出するための演出手段である。
払出数表示部551は、入賞時のメダル払出数を表示する表示部である。
クレジット数表示部552は、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダル数を表示する表示部である。
液晶表示部53は、液晶ディスプレイよりなる。液晶表示部53は、遊技を演出するための各種の演出画面を表示する。液晶表示部53は、内部当選役に対応する入賞図柄を表示する報知演出を実行する報知手段7としての機能を備えている。本例の報知手段7が実行する報知演出は、内部当選役に対応する入賞図柄を報知することで入賞させるための停止操作タイミング(停止操作態様)を示唆する演出である。
次に、本例のスロットマシン1の役、図柄配列、遊技性の概略について説明する。
スロットマシン1では、図2に示すごとく役が設定されている。同図では、左列に各役の名称を、中列に各役に対応する図柄20の組合せである入賞図柄を、右列に入賞に応じて遊技者に付与される利益を示してある。入賞図柄は、左、中、右の3図柄の組合せよりなる。スロットマシン1では、内部抽選により当選した役が内部当選役になる。
役としては、ボーナス役であるBB役(特別役)、第1RB役(特定役)、第2RB役(特定役)、15枚役(特殊役)、3枚役(抽選役)、リプレイ役が設定されている。15枚役としては、左リール21Lに対応する3種類の図柄(「白7」、「黒7」、「BAR」)、中リール21Cに対応する2種類の図柄(「白オレンジ」、「黒オレンジ」)、及び右リール21Rに対応する2種類の図柄(「白オレンジ」、「黒オレンジ」)の組合せが入賞図柄として設定された12種類がある。
各リール21L、C、Rにおける図柄配列は、図3の通りである。ここで、15枚役の入賞図柄を構成する図柄の配置について説明する。15枚役の入賞図柄のうち、左リール21Lに対応する図柄である「白7」、「黒7」、「BAR」は、左リール21Lにおいて1図柄ずつ配置されている。中リール21C、右リール21Rに対応する図柄である「白オレンジ」、「黒オレンジ」は、2つずつ配置されている。15枚役に対応する図柄はいずれも、図柄表示窓11に停止表示させ得るためには特定の停止操作タイミング(特定停止操作態様)が要求される図柄となっている。
本例のスロットマシン1で発生する遊技状態としては、プラスボーナス状態であるBB状態(特別状態)、マイナスボーナス状態である第1RB状態・第2RB状態(特定状態)、及び非ボーナス状態(通常状態)がある。さらに、BB状態以外の各遊技状態では、報知手段7による報知演出が実行されるAT状態(高確率報知状態)が発生し得る。第1RB状態・第2RB状態は、BB状態の契機役であるBB役の内部抽選が実行されない不利な遊技状態である。特に、非AT状態下の第1RB状態・第2RB状態は、メダルの投入数に対する払出数の割合の期待値が1に満たない不利な状態となっている。なお、スロットマシン1における遊技状態の遷移については、図7を参照して後で詳しく説明する。
次に、本例のスロットマシン1の電気的な構成について、図4を参照して説明する。スロットマシン1の全体動作を制御する制御部3に対しては、既出の構成のほか、メダル投入口630(図1)を介して直接投入されたメダルを検知する投入メダル検知部63、リール21と共に図柄変動表示手段2を構成するリール駆動部22、リール21の回転位置を検知する基準位置検知部66、メダルを払い出すメダル払出部54、払出数表示部551やクレジット数表示部552(図1)を含む各種表示部55、遊技者の有利度合いを表す設定値を設定するための設定値操作部68、及びスピーカ520を制御する音声出力部52等が電気的に接続されている。
投入メダル検知部63は、メダル投入口630から直接投入されたメダルの検知部である。投入メダル検知部63は、メダル投入口630からメダルが投入される毎にインサート信号を出力する。なお、本例のスロットマシン1では、メダルの直接投入やベットボタン64の操作等により3枚のメダルが投入された際、スタートレバー62が有効な状態に設定され、新たなゲームを開始可能な状態となる。
リール駆動部22は、ステップ単位で制御可能なステッピングモータ(図示略)を含み、このステッピングモータの回転駆動力によりリール21を回転駆動する手段である。
基準位置検知部66は、各リール21L、C、Rについて基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力する検知部である。
メダル払出部54は、入賞役に応じた枚数(図2参照。)のメダルを払い出す払出部である。例えば、15枚役が入賞役である場合には、15枚のメダルが払い出される。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役等の内部当選確率が異なる6段階の設定値を変更するための操作部である。
制御部3は、図4に示すごとく、CPU31と、メモリ手段であるROM33・RAM34と、入出力インターフェースとしてのI/O部32と、乱数を発生する乱数発生部350と、乱数を抽出する乱数抽出部35とを有している。CPU31は、ROM33から読み込みしたソフトウェアプログラムを実行することにより、内部当選役を抽選する内部抽選手段41、内部当選役に対応する内部当選フラグを制御するフラグ制御手段42、リール21を制御する表示制御手段43、入賞図柄を判定する入賞判定手段44、入賞に応じて利益を付与する利益付与手段45、BB状態を発生させる特別状態発生手段46、第1RB状態・第2RB状態を発生させる特定状態発生手段47、AT状態(高確率報知状態)を発生させる高確率報知状態発生手段48、AT状態を発生させるか否かのAT抽選を実行する報知抽選手段49としての各機能を実現する。
メモリ手段であるRAM34の記憶領域には、報知演出の残実行回数をカウントするためのATカウンタ341、実行されたゲームの回数である消化ゲーム数をカウントするためのゲームカウンタ342、及び15枚役・3枚役の入賞と判定された入賞判定回数をカウントするための入賞カウンタ343が設定されている。
ATカウンタ341のカウンタ値である残実行回数は、抽選役である3枚役が内部当選したとき、AT抽選により決定された実行回数が加算される一方、報知演出を実行する毎に1ゲームずつ減算される。
ゲームカウンタ342によりカウントする消化ゲーム数としては、第1RB状態・第2RB状態への移行後の消化ゲーム数がある。ゲームカウンタ342のカウンタ値である消化ゲーム数は、第1RB状態・第2RB状態への移行時にゼロクリアされ、ゲームを消化する毎に1ゲームずつ加算される。
入賞カウンタ343によりカウントされる入賞判定回数としては、第1RB状態・第2RB状態における15枚役及び3枚役(所定の役)の入賞判定回数がある。入賞カウンタ343のカウンタ値である入賞判定回数は、第1RB状態・第2RB状態への移行時にゼロクリアされ、入賞判定手段44が15枚役あるいは3枚役の入賞を判定する毎に1回ずつ加算される。
メモリ手段であるROM33は、内部当選役の抽選に用いる内部当選役抽選テーブル(図5)、リール21の停止制御に用いるリール制御テーブル(図示略)、及びAT状態の発生に関するAT抽選のためのAT抽選テーブル(図6)を記憶している。
リール制御テーブルは、入賞ライン211〜215上に停止可能な停止位置が規定されたテーブルである。
内部当選役抽選テーブルは、図5に示すごとく、0〜65535の乱数範囲のうち、各役の当選乱数が規定されたデータテーブルである。本例のスロットマシン1では、遊技状態毎に内部当選役抽選テーブルが用意されている。非ボーナス状態に適用される内部当選役抽選テーブルでは、BB役、第1RB役、第2RB役、3枚役の内部当選確率がそれぞれ1/20、1/1.5、1/200、1/200となるように当選乱数が設定されている。なお、非ボーナス状態用の内部当選役抽選テーブルでは、特殊役である15枚役の当選乱数は設定されていない。
第1RB状態・第2RB状態に適用される内部当選役抽選テーブルでは、特殊役である12種類の15枚役のうちのいずれかが高確率で内部当選し得るように当選乱数が規定されている。また、第1RB状態に適用される内部当選役抽選テーブルでは、3枚役の内部当選確率が1/200となるように当選乱数が規定されている一方、第2RB状態に適用される内部当選役抽選テーブルでは、3枚役の内部当選確率が1/10となるように当選乱数が規定されている。
BB状態に適用される内部当選役抽選テーブルでは、全ての乱数が12種類の12枚役が同時に当選する当選乱数として設定されている。
前記AT抽選テーブルは、図6に示すごとく、AT状態の実行回数を抽選により決定するためのAT抽選に適用される抽選テーブルである。AT抽選テーブルでは、0〜127の乱数範囲のうち、ゼロ回〜100回までの6種類の実行回数に対する当選乱数がそれぞれ規定されている。例えば、0〜63の抽選用乱数が取得された場合には、実行回数としてゼロ回が選択され、AT状態が発生しない。80〜99の抽選用乱数が取得された場合には、実行回数として20回が選択される。
前記乱数発生部350は、図4に示すごとく、所定の整数範囲に属する乱数を発生する部分である。乱数発生部350が発生する乱数としては、内部当選役抽選用の0〜65535の範囲に属する乱数と、AT抽選用の0〜127の範囲に属する乱数とがある。
乱数抽出部35は、内部当選役抽選用の乱数、及びAT抽選用の乱数等を抽出する部分である。乱数抽出部35は、乱数発生部350が発生する乱数の中から内部当選役抽選用の乱数、AT抽選用の乱数を抽出する。乱数抽出部35は、スタートレバー62の操作に応じたゲーム開始信号を契機として内部当選役抽選用の乱数を抽出する。また、3枚役の内部当選を契機としてAT抽選用の乱数を抽出する。
内部抽選手段41は、内部抽選により内部当選役を決定し、その内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる手段である。内部抽選手段41は、図示しない内部当選役抽選テーブルに規定された各役の当選乱数に対して内部当選役抽選用の乱数を照合して内部当選役を決定し、内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる。
フラグ制御手段42は、内部当選役に対応する内部当選フラグを制御する手段である。フラグ制御手段42は、ボーナス役以外の他の役の内部当選フラグについては、当該内部当選フラグが初めて成立したゲームで入賞したか否かに関わらず次のゲームが開始されるまでにオフ状態(ゼロ)にリセットする。したがって、ボーナス役以外の各役が内部当選したゲームで入賞しなかった場合、全て取りこぼしとなる。一方、ボーナス役の内部当選フラグであるボーナス役フラグについては、入賞するまで内部当選フラグの成立状態を次回のゲームに順次、持ち越しされ入賞に応じてオフ状態にリセットされる。
報知抽選手段49は、前記報知手段7による報知演出の実行回数を抽選により決定する手段である。報知抽選手段49は、3枚役の内部当選に応じて乱数抽出部35が抽出するAT抽選用の乱数をAT抽選テーブル(図6)と照合して実行回数を決定する。なお、決定された実行回数は、前記ATカウンタ341のカウンタ値に加算される。
表示制御手段43は、図4に示すごとく、ゲーム開始信号に応じてリール21の図柄変動を開始すると共に、変動停止信号に応じてリール21の図柄変動を停止させる手段である。表示制御手段43は、リール駆動部22を構成するステッピングモータに制御パルスを入力し、1パルス毎に1ステップずつステッピングモータを回転させる。表示制御手段43は、リール駆動部22に入力した制御パルス数、すなわちステッピングモータが回転したステップ数をカウントする。特に、本例の表示制御手段43は、各リール21の基準位置片の検知信号を取り込むごとにステップ数をゼロリセットすることで、直近の検知信号の後に生じたステップ数をカウントしている。
表示制御手段43は、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)等が定める所定の引込範囲内の図柄を入賞ライン上に停止させる、いわゆる引込制御を実行する手段である。本例では、前記のごとく引込範囲として4図柄分に相当する範囲が設定されている。表示制御手段43は、変動停止信号を取り込みした際のステップ数をリール制御テーブルと照合し、停止位置を決定する。表示制御手段43は、決定した停止位置に当たる図柄を引き込んでリール21を停止させる。
入賞判定手段44は、図4に示すごとく、3つのリール21L、C、Rが停止表示する図柄の組合せが入賞図柄であるか否か判定する手段である。具体的には、入賞図柄判定手段44は、3つのリール21L、C、Rを横断するように設定された入賞ライン211〜215上に停止した図柄の組合せに応じて入賞・ハズレを判定する。入賞図柄判定手段44は、各リール21L、C、Rが停止した後、各リール21L、C、Rに対応する各ステッピングモータ(リール駆動部22)のステップ数を取り込む。入賞図柄判定手段44は、このステップ数を基にして入賞ライン211〜215上に停止した図柄20の種類を求め、その図柄組合せについて入賞役の種類又はハズレを判定する。
利益付与手段45は、入賞図柄判定手段44が判定した入賞役に応じた利益を付与する手段である。例えば、BB役が入賞役である場合には、利益付与手段45は、BB状態の発生という利益を付与する。15枚役が入賞役である場合には、15枚のメダルの払い出しという利益を付与する。
特別状態発生手段46は、BB役(特別役)の入賞を契機としてBB状態(特別状態)を発生させる手段である。BB状態の終了条件としては、465枚を超えるメダルの払出が設定されている。
特定状態発生手段47は、第1RB役・第2RB役(特定役)の入賞を契機として第1RB状態・第2RB状態(特定状態)を発生させる手段である。第1RB状態・第2RB状態の終了条件としては、15枚役(特殊役)を含む所定の役の1回の入賞、又は12ゲームの消化が設定されている。特定状態発生手段47は、前記ゲームカウンタ342のカウンタ値である消化ゲーム数が12ゲームに到達したとき、あるいは前記入賞カウンタ343のカウンタ値である入賞判定回数が1回に到達したとき、第1RB状態・第2RB状態を終了させる。
高確率報知状態発生手段48は、15枚役の内部当選に応じて報知演出が実行されるAT状態を発生させる手段である。高確率報知状態発生手段48は、前記ATカウンタのカウンタ値が1回以上であるときにAT状態を発生させる。AT状態は、BB状態を除く各遊技状態において発生する可能性がある。AT状態では、15枚役が内部当選した際、内部当選した15枚役の入賞図柄の報知演出が実行される。
次に、図7を参照してスロットマシン1における遊技状態の遷移について説明する。本例のスロットマシン1の遊技では、非ボーナス状態における第1RB役、第2RB役、BB役の入賞に応じて状態遷移が発生する。BB役が入賞した場合には、AT状態であるか非AT状態であるかに関わらずBB状態が発生する。第1RB役が入賞した場合には、AT抽選の契機役である3枚役(抽選役)の内部当選確率が1/200である第1RB状態へ移行する。第2RB役が入賞した場合には、3枚役の内部当選確率が1/10である第2RB状態へ移行する。なお、第1RB役、第2RB役の入賞時点でAT状態が発生していた場合には、移行後の第1RB状態・第2RB状態においてAT状態が継続的に発生する。
第1RB状態・第2RB状態において、15枚役(特殊役)又は3枚役が入賞するか、あるいは消化ゲーム数が12ゲームに到達すると、非ボーナス状態に復帰する。第1RB状態・第2RB状態においてAT状態が発生している場合、内部当選した15枚役の入賞図柄の報知演出に応じて、遊技者がその15枚役を入賞させるための停止操作タイミング(特定停止操作態様)を把握できる。それ故、第1RB状態・第2RB状態においてAT状態が発生している場合には、15枚役の入賞に応じて速やかに第1RB状態・第2RB状態を終了できる可能性が高い。
以上のように構成されたスロットマシン1では、図8及び図9に示すタイムチャートのごとく遊技が進行し得る。図8のタイムチャートは、非AT状態下での遊技進行の一例を示している。図9のタイムチャートは、AT状態下での遊技進行の一例を示している。なお、同図中の第1RB状態フラグ・第2RB状態フラグは、第1RB状態・第2RB状態に対応する遊技状態フラグである。オン状態は、対応するRB状態が発生中であることを表している。
まず、非AT状態下における遊技進行について図8を参照して説明する。同図の遊技進行では、まず、第1RB役の入賞(時点A)に応じて第1RB状態が発生している。第1RB状態では、12種類の15枚役のいずれかが内部当選しても、その種類を特定できないためになかなか入賞させることができない。多くの場合、12ゲーム消化に応じて第1RB状態を終了でき、非ボーナス状態に復帰することになる(時点B)。
その後、第2RB役の入賞(時点C)に応じて、3枚役の内部当選確率が高い第2RB状態を発生させることができる。3枚役が内部当選すれば(時点D)、第2RB状態を終了できると共にAT抽選に応じてAT状態が発生する可能性が生じる。ここで、同図の場合では、同図中のボーナス抽選区間の実線矢印で示されたごとく時点Bと時点Cとの間の短い期間でしたBB役の内部抽選が実行されないため、実質的にBB役の内部当選確率が低くなる。
なお、本例のスロットマシン1では、非AT状態下の非ボーナス状態及び第1RB状態において同一仕様の通常演出が実行されるようになっている。遊技者にあっては、第1RB役に対応する入賞図柄が停止したか否かを常時、注意深く確認しない限り、いずれの状態であるか判別することは難しい。一方、第2RB状態では、3枚役の内部当選に応じたAT抽選に対する期待度が高い旨を表す高確演出が実行される。遊技者は、高確演出に応じて第2RB状態への移行を把握でき、AT状態の発生、ひいてはBB状態に対する期待感を高めることができる。
今度は、AT状態下における遊技進行について図9を参照して説明する。第1RB役の入賞(時点A、C)や第2RB役の入賞(時点E)に応じて発生した第1RB状態・第2RB状態では、内部当選した15枚役の入賞図柄の報知演出が実行される。この場合には、遊技者が内部当選した15枚役を入賞させるための停止操作タイミング(特定停止操作態様)を把握でき、同図中の時点B、D、Fのごとく比較的容易に15枚役を入賞させ得る。15枚役を入賞させることができれば、第1RB状態、第2RB状態を終了させ得る。
非ボーナス状態における第1RB役の内部当選確率は1/1.5と高確率である。そのため、AT状態の発生中では、第1RB状態を含むRB状態と非ボーナス状態との間の状態遷移が極めて短いサイクルで繰り返されることになる。その結果、ボーナス役であるBB役が内部抽選され得る非ボーナス状態の滞在率(占有割合)が高くなり得る。この場合、実質的なBB役の内部当選確率が高くなり、いわゆる熱い状態が実現され得る。特に、本例のスロットマシン1では、非ボーナス状態におけるBB役の内部当選確率が1/20と高確率に設定されており、AT状態下では実質的なBB役の内部当選確率が1/20に接近し得る。
以上のように構成されたスロットマシン1では、非ボーナス状態におけるBB役(特別役)の内部当選確率が高く設定されているが、第1RB役(特定役)の内部当選確率がさらに高くなっている。それ故、非ボーナス状態では、BB役が内部当選するよりも先に第1RB役が内部当選し、入賞に応じてBB役が内部抽選されない第1RB状態に移行する可能性が高くなっている。第1RB状態を含めたRB状態では、12種類の15枚役(特殊役)のいずれかが高確率で内部当選し得る一方、その種類が分からない状態ではほとんど入賞させることが不可能で持玉が減っていく不利な状態となる。
RB状態であってもAT状態が同時に発生している場合には、15枚役の種類が報知されるため比較的容易に入賞させることができる。そのため、所定の役(15枚役及び3枚役)の入賞1回というRB状態の終了条件を比較的容易に達成できる。その結果、AT状態が発生している状態では、RB状態が発生しても速やかにRB状態を終了させて非ボーナス状態に復帰させることができる。その結果、BB役の内部抽選の実行回数が多くなり、実質的なBB役の内部当選確率が高くなる、いわゆる確変状態となり得る。
このように本例のスロットマシン1によれば、ボーナス役を内部当選させた遊技者本人がそのボーナス役を入賞させることができないような残念なケースの発生を抑制しつつ、ボーナス状態に対する期待度の高い期間を設定することで遊技に起伏を設け、遊技の興趣を高めた優れた遊技性を実現できる。
なお、本例では、特定役である第1RB役、第2RB役については、内部当選したゲーム必ず入賞するように図柄を配列したが、これに代えて、狙わないと特定役である第1RB役、第2RB役を入賞できないように図柄を配列しても良い。
さらに、同時に入賞を狙うことが出来ない複数種類のマイナスボーナス役を特定役として設定すると共に、AT状態では内部当選した特定役の種類を報知する一方、非AT状態では報知しないように設定することも良い。この場合、特定役に対応する内部当選フラグが成立している状態ではBB役の内部抽選が実行されないため、早く特定役を入賞させなければ遊技者にとって不利な状態となる。AT状態では特定役の種類が報知され比較的容易にRB状態を発生させることが出来るので、AT状態と非AT状態との有利度合いの格差を拡大して遊技の興趣を高めることができる。
以上、実施例1のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形あるいは変更した技術を包含している。
1 スロットマシン
11 図柄表示窓
110 図柄表示領域
2 図柄変動表示手段
21 リール
3 制御部
35 乱数抽出部
350 乱数発生部
41 内部抽選手段
42 フラグ制御手段
43 表示制御手段
44 入賞判定手段
45 利益付与手段
46 特別状態発生手段
47 特定状態発生手段
48 高確率報知状態発生手段
49 報知抽選手段
53 液晶表示部
61 ストップボタン(停止操作手段)
62 スタートレバー(ゲーム開始操作手段)
7 報知手段

Claims (4)

  1. 図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体が投入された状態でゲームを開始させるために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    前記ゲーム開始操作手段の操作に応じて、所定の特別役と特定役と特殊役とを含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、決定された内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記特殊役に対応する内部当選フラグが成立している場合において、特定停止操作態様による停止操作が行われたときに当該特殊役に対応する入賞図柄を停止表示させる一方、前記特定停止操作態様とは異なる非特定停止操作態様による停止操作が行われたときに前記特殊役を含む所定の役に対応する入賞図柄以外の図柄を停止表示させ得る表示制御手段と、
    前記図柄変動表示手段の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せが入賞図柄であるか否かを判定する入賞判定手段と、
    前記特殊役に対応する内部当選フラグが成立している場合に前記特定停止操作態様を示唆する報知演出を実行可能な報知手段と、
    前記報知手段が高確率で前記報知演出を実行する高確率報知状態を発生させる高確率報知状態発生手段と、
    前記入賞判定手段により前記特別役に対応する入賞図柄であると判定された場合に遊技者にとって有利な特別状態を発生させる特別状態発生手段と、
    前記入賞判定手段により前記特定役に対応する入賞図柄であると判定された場合に、前記特別役の内部抽選が実行されず、かつ、前記高確率報知状態が発生しない限り遊技媒体の投入数に対する払出数の割合が1未満となるように前記特殊役を含む役の内部抽選が実行される特定状態を発生させる一方、少なくとも前記所定の役に対応する入賞図柄が前記入賞判定手段により判定された入賞判定回数が所定の終了値に達した場合に当該特定状態を終了させる特定状態発生手段と、を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記特定状態における遊技結果に基づいて前記高確率報知状態を発生させるか否かの報知抽選を実行する報知抽選手段、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記報知抽選手段は、前記内部抽選手段により所定の抽選役が内部当選役として決定された場合に前記報知抽選を実行するように構成されており、
    前記特定状態発生手段は、前記抽選役が内部当選役として決定され得る内部当選確率がが異なる複数種類の特定状態のうちのいずれかを発生させるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のスロットマシン。
  4. 前記高確率報知状態発生手段は、複数回の前記特定状態に渡って継続的に前記高確率報知状態を発生可能なように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスロットマシン。
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