JP2010194411A - 電解水注出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電解水生成装置にて生成される電解生成酸性水と電解生成アルカリ性水を注出する電解水注出装置であって、各電解生成水を1本の導出管から選択的に注出可能にしてユーザの使い勝手を向上させる。
【解決手段】電解生成酸性水および電解生成アルカリ性水を導入する第1,第2の導入管61a,61b、これらに接続する導出管61c、第1,第2の導入管61a,61bの途中に介装された第1,第2の電磁弁63a,63bを備え、電解生成酸性水を注出する場合には、第1の電磁弁63aを開成して第1の導入管61aを導出管61cに連通させ、電解生成アルカリ性水を注出する場合には、第2の電磁弁63bを開成して第2の導入管61bを導出管61cに連通させる構成とした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、有隔膜電解槽にて生成される電解生成酸性水と電解生成アルカリ性水を選択的に注出するための電解水注出装置に関する。
電解水注出装置は、電解水生成装置にて生成された電解生成水をユーザの使用に供するためのもので、電解水生成装置にて生成される電解生成水の注出管路の先端部に接続されて、手洗い用シンク、台所用シンク、厨房用シンク等が設置されている、ユーザの使用場所に設置される(特許文献1を参照)。
特許文献1にて提案されている電解水注出装置は、電解水生成装置で生成されるアルカリイオン水(電解生成アルカリ性水)を注出するものであって、電解水生成装置が有するアルカリイオン水専用の注出管路が電解水注出装置に接続されていて、台所用シンクの上側壁に設置されている。アルカリイオン水は、当該電解水注出装置が有する注出ノズル等注出口から、シンクに向けて注出される。なお、電解水生成装置にてアルカリイオン水と同期して生成される酸性水(電解生成酸性水)は、電解水注出装置が有する注出口とは異なる注出口から注出または排水されるように構成されている。
しかして、有隔膜電解式の電解水生成装置にて、互いに同期的に生成される電解生成酸性水と電解生成アルカリ性水には、それぞれの特性に応じた利用方法があり、これらの電解生成水を利用する場合には、これらの電解生成水が1台の電解水注出装置から注出されることがユーザにとって便利である。これを達成するには、例えば、特許文献1にて提案されている電解水注出装置に酸性水専用の注出口を設けて、電解水生成装置が有する酸性水専用の注出管路を当該注出口に接続して、異なる2つの注出口からそれぞれ異なる特性の電解生成水を注出させるようにするのが一般である。
特開平11−33551号公報
ところで、異なる2つの注出口からそれぞれ異なる特性の電解生成水を注出させる構成の電解水注出装置においては、異なる特性の各電解生成水を利用する場合、その使い勝手がよくない。電解生成アルカリ性水は清浄作用に優れ、また、電解生成酸性水は殺菌作用に優れていることから、例えば手や、各種の食器、各種の食材等を殺菌洗浄する場合には、先ず、電解生成アルカリ性水にて洗浄して清浄化し、次いで、電解生成酸性水にて洗浄して殺菌する2段階の洗浄方法を採ることになる。
このため、当該殺菌洗浄では、先ず、電解水注出装置の電解生成アルカリ性水専用の注出口から電解生成アルカリ性水を注出して、被洗浄物を当該注出口の下で電解生成アルカリ性水に曝して清浄化し、次いで、電解水注出装置の電解生成酸性水専用の注出口から電解生成酸性水を注出して、被洗浄物を当該注出口の下に移動させて電解生成酸性水に曝して殺菌する洗浄動作となる。
このように、2段階の洗浄動作では、被洗浄物を各専用の注出口の下への移動が不可欠であって、あまり使い勝手がよくない。また、このような2段階の洗浄動作では、各注出口から注出される電解生成水がいずれの種類の電解生成水かを瞬時に確認して洗浄動作を開始する必要がある。これに対処するには、各専用注出口が如何なる電解生成水を注出するのかを表示する手段を設けることが考えられるが、洗浄動作を行う際に、その都度、専用の注出口から注出される電解生成水の種類を確認することは面倒であり、特に厨房等の多忙な雰囲気での確認は一層面倒になる。
従って、本発明の第1の目的は、電解水注出装置に各種の電解生成水の専用の注出口を設けることなく、1個の注出口から、異なる種類の電解生成水を選択的に注出可能にして、電解水注出装置の使い勝手を向上させることにあり、本発明の第2の目的は、1個の注出口から注出する電解生成水が如何なる種類の電解生成水であるのかを瞬時に識別可能にして、電解水注出装置の使い勝手を一層向上させることにある。
本発明は、電解水生成装置にて生成される電解生成酸性水と電解生成アルカリ性水を選択的に注出可能な電解水注出装置に関する。本発明に係る電解水注出装置は、電解水生成装置にて生成される電解生成酸性水を注出する注出管路に接続される第1の導入管と、前記電解水生成装置にて生成される電解生成アルカリ性水を注出する注出管路に接続される第2の導入管と、前記第1の導入管と前記第2の導入管に接続する導出管と、前記第1の導入管の途中に介装された第1の開閉弁と、前記第2の導入管の途中に介装された第2の開閉弁からなる装置本体をケース内に収納してなるもので、前記第1の開閉弁および前記第2の開閉弁の選択的の開閉動作によって、前記導出管を前記第1の導入管と前記第2の導入管に選択的に連通させて、前記導出管の先端側の注出口から、前記両電解生成水を選択的に注出させるようにしたことを特徴とするものである。
本発明に係る電解水注出装置においては、前記装置本体を構成する前記第1の開閉弁および前記第2の開閉弁として電磁弁を採用して、自動的な開閉動作により、前記第1の導入管路と前記第2の導入管を前記導出管に選択的に連通させるようにすることができる。
また、本発明に係る電解水注出装置においては、前記装置本体を収納するケース内に発光色を異にする複数の発光ダイオードを配設して、前記各発光ダイオードを前記各開閉弁の開閉動作に連動して発光動作させて、前記導出管の先端側注出口から選択的に注出される電解生成水を色彩的に視認可能とすることができる。
また、本発明に係る電解水注出装置においては、前記装置本体を収納するケースにおける前記導出管の先端側注出口をノズル部に形成して、前記ノズル部の一部をレンズ構造または光透過構造に形成して、前記発光ダイオードから発光する色彩光にて注出途中の電解生成水を照射するようにすることができる。
また、本発明に係る電解水注出装置においては、前記装置本体を収納するケースにおける上側面に、各種の操作ボタンおよび表示ランプを有する操作パネルを設ける構成とすることができる、また、前記装置本体を収納するケースにおける左右の各側面に、注出すべき電解生成水の種類を選択するモーションセンサをそれぞれ設ける構成とすることができる。
本発明に係る電解水注出装置においては、第1の導入管と第2の導入管の途中に介装された第1の開閉弁と第2開閉弁を選択的に開閉動作させることにより、電解水生成装置にて生成される電解生成酸性水と電解生成アルカリ性水を、1本の導出管の先端側注出口から選択的に注出することができる。このため、当該電解水注出装置を採用すれば、被洗浄物の2段階の洗浄動作では、被洗浄物を各専用注出口の下へ移動する動作は不要であって使い勝手が良好である。
本発明に係る電解水注出装置において、装置本体を構成する第1の開閉弁および第2の開閉弁として電磁弁を採用すれば、両開閉弁の選択的な開閉動作を自動的に行うことができ、この点からも、当該電解水注出装置の使い勝手が良好となる。
また、本発明に係る電解水注出装置において、装置本体を収納するケース内に発光色を異にする複数の発光ダイオードを配設して、各発光ダイオードを各開閉弁の開閉動作に連動して発光動作させて、導出管の先端側注出口から選択的に注出される電解生成水を色彩的に視認可能とすれば、視認される色彩により、注出途中の電解生成水の種類を瞬時に判別することができ、当該電解水注出装置の使い勝手を一層向上させることができる。
この場合、装置本体を収納するケースにおける導出管の先端側注出口をノズル部に構成して、ノズル部の一部をレンズ構造または光透過構造に形成して、発光ダイオードから発光する色彩光にて注出途中の電解生成水を照射するように構成すれば、注出途中の電解生成水をライトアップする効果を奏する利点がある。
また、本発明に係る電解水注出装置において、装置本体を収納するケースにおける上側面に、各種の操作ボタンおよび表示ランプを有する操作パネルを設ける構成とすれば、また、装置本体を収納するケースにおける左右の各側面に、注出すべき電解生成水の種類を選択するモーションセンサを設ける構成とすれば、注出すべき電解生成水の選択操作、注出運転操作を、ユーザは使用場所の位置にて、移動することなく容易に行うことができる利点がある。
本発明の一実施形態に係る電解水注出装置および同電解水注出装置に連結する電解水生成装置を示す斜視図である。 同電解水生成装置の構成を概略的に示す構成図である。 同電解水生成装置が装備する制御装置の基本構成を示すブロック図である。 同電解水注出装置を構成する水系管路を概略に示す管路図である。 同電解水注出装置の平面図である。 同電解水注出装置の上側壁部を取り除いた状態の平面図である。 同電解水注出装置における図5の矢印7−7線に沿って切断した縦断側面図である。 同電解水注出装置を構成するノズルの裏側をみた斜視図(a)および表側をみた斜視図(b)である。
本発明は、電解水注出装置に関する。図1には、本発明の一実施形態に係る電解水注出装置A、および、当該電解水注出装置Aに連結された電解水生成装置Bを示している。また、図2には、当該電解水生成装置Bの構成を概略的に示し、図4〜図7には、当該電解水注出装置Aを示している。
当該電解水注出装置Aは、洗面台Cにおける手洗い用シンクC1の上方の起立壁部C2に取付けられていて、互いに連結されている当該電解水生成装置Bにて生成される各電解生成水を手洗い用シンクC1内へ注出すべく機能する。当該電解水生成装置Bは、自ら生成した各電解生成水を当該電解水注出装置Aに導入するもあり、当該電解水注出装置Aの説明に先立って詳細に説明する。
当該電解水生成装置Bは、各構成部品を収納するケースに収納してなる装置本体B1と、電解生成酸性水を貯溜する第1の貯溜タンクB2と、電解生成アルカリ性水を貯溜する第2の貯溜タンクB3にて構成されている。装置本体B1は、支持台Dの中央部に設置されて取付けられている。また、第1の貯溜タンクB2は支持台Dにおける装置本体B1の右側に設置されて取付けられ、第2の貯溜タンクB3は支持台Dにおける装置本体B1の左側に設置されて取付けられている。
装置本体B1を構成する主たる構成部品は、図2に示すように、ケース本体11内に収納されている軟水器21、塩水タンク22、一対の電解槽23,24、および、中和槽25であって、これらの各構成部品はケース本体11内にて水系管路によって適宜接続されている。ケース本体11は、前側開口部を開閉扉12によって開閉可能に閉鎖されている。ケース本体11の下方の前部には、後述するアウタカバー13が嵌合して取付けられている。開閉扉12には、その前面側に操作パネル14が配設されている。
装置本体B1を構成する各電解槽23,24は有隔膜電解槽であって、槽本体は隔膜にて区画された一対の電解室を備えている。各電解室は、電解運転が所定時間経過した時点で、その極性を正負反転するように制御され、陽極側電解室が陰極側電解室に切換えられるとともに、陰極側電解室が陽極側電解室に切換えられるように構成されている。
電解槽23,24を構成する各電解室の上流側には、被電解水の供給管路31a,31bが接続されており、各電解室の下流側には、各電解室にて生成される電解生成水を流出する流出管路32a,32b、33a,33bがそれぞれ接続されている。各流出管路32a,32bは切換弁41aを介して導入管路32c,32dに接続されており、各流出管路33a,33bは切換弁41bを介して導入管路33c,33dにそれぞれ接続されている。
電解槽23側に接続されている導入管路32cは、第1の貯溜タンクB2の側部上方に接続されていて、導入管路32cには、電解槽24側に接続されている導入管路33cが接続されている。また、電解槽23側に接続されている導入管路32dは、第2電解生成水槽24側に接続されている導入管路33dに接続されていて、導入管路33dは第2の貯溜タンクB3の側部上方に接続されている。
電解槽23側の導入管路32cは、電解生成酸性水の専用の導入管路であって、各電解槽23,24の陽極側電解室にて生成される電解生成酸性水を、第1の貯溜タンクB2内に導入すべく機能する。また、電解槽24側の導入管路33dは、電解生成アルカリ性水の専用の導入管路であって、各電解槽23,24の陰極側電解室にて生成される電解生成アルカリ性水を、第2の貯溜タンクB3内に導入すべく機能する。
各電解槽23,24においては、電解運転時、電解運転が設定された所定の時間継続された時点で、各電解室の極性を正負反転させる制御がなされるが、これと同期して、各切換弁41a,41bが切換動作して、電解槽23側の各流出管路32a,32bと各導入管路32c,32dとの接続関係が変更されるとともに、電解槽24側の各流出管路33a,33bと各導入管路33c,33dとの接続関係が変更される。
これにより、各電解槽23,24の各陽極側電解室にて生成される電解生成酸性水は、常に、導入管路32cを通って第1の貯溜タンクB2に導入され、また、各電解槽23,24の各陰極側電解室にて生成される電解生成アルカリ性水は、常に、導入管路33dを通って第2の貯溜タンクB3内に導入されることになる。
各電解槽23,24に供給される被電解水は、軟水器21を通って軟水化された原水に塩水タンク22から設定された量の塩水を、パルスポンプ42aにより供給することにより調製される。水道管等の給水源に接続されている給水管路34には、減圧弁43aおよび軟水器21が介装されていて、給水管路34の分岐管路部が塩水タンク22に接続されている。分岐管路部には、開閉弁43bが介装されている。
塩水タンク22は、被電解水を調製するための濃塩水をタンク内で調製して、調製された濃塩水を、塩水供給管路35を通して給水管路34に供給する。塩水タンク22内には、常時、例えば食塩等の塩が収容されていて、給水管路34から供給される原水によって、飽和食塩水等の飽和塩水が調製される。当該飽和塩水が被電解水を調製するために、給水管路34内に供給される。塩水タンク22は、塩水供給管路35を介して給水管路34の途中に接続されていて、塩水の供給管路35には、パルスポンプ42aが介装されている。
当該水系管路においては、給水管路34内に軟水化された原水が設定された所定の流量で流動し、流動する原水に塩水タンク22にて調製された所定の高濃度の塩水が、パルスポンプ42aにて設定された所定量継続して供給される。これにより、給水管路34内にて被電解水(設定された所定濃度の希薄塩水)が調製され、調製された被電解水は、被電解水の供給管路31a,31bを通って各電解槽23,24に供給される。各電解槽23,24に供給された被電解水は、各電解槽23,24を流動する間に、各電解槽23,24の電解室内にて有隔膜電解される。
なお、当該電解水生成装置においては、各電解槽23,24を同時に電解運転することができるとともに、各電解槽23,24のいずれか一方を選択して電解運転することができる。このため、被電解水の供給管路31a,31bには、開閉弁43c,43dがそれぞれ介装されていて、各電解槽23,24を同時に電解に供する場合には、各開閉弁43c,43dを開いた状態として、各電解槽23,24に被電解水を同時に供給し得るようにする。また、各電解槽23,24のいずれか一方の電解槽を電解に供する場合には、各開閉弁43c,43dのいずれか一方の開閉弁を開いた状態として、一方の電解槽にのみ被電解水を供給し得るようにする。
当該電解水生成装置が有する中和槽25は、寒水石等の中和剤が収容されているもので、余剰の電解生成酸性水を中和処理して、塩素ガスが発生しない中性の処理液として排水すべく機能する。中和槽25には、各貯溜タンクB2,B3が有するオーバーフローパイプb1,b2に接続する流出管路36a,36bが接続されている。これにより、第1の貯溜タンクB2内にてオーバーフローパイプb1を通ってオーバーフローする電解生成酸性水は流出管路36aを通って中和槽25内に流入し、中和槽25内の中和剤にて中和処理されて、中性の処理液として排水管路36cを通って排水される。
また、第2の貯溜タンクB3内にて、オーバーフローパイプb2を通ってオーバーフローする電解生成アルカリ性水は、流出管路36bを通って中和槽25内に流入するが、中和槽25内では中和剤とは反応することなく、そのままの状態で排水管路36cを通って排水されることになる。
当該電解水生成装置においては、第1の貯溜タンクB2内に貯溜されている電解生成酸性水は第1注出管路37aを通して注出されて、第1注出管路37aに接続されている第1導入管路38aを通して、洗面台Cに配設されている電解水注出装置Aに導入されるようになっている。また、第2の貯溜タンクB3内に貯溜されている電解生成アルカリ性水は第2注出管路37bを通して注出されて、第2注出管路37bに接続されている第2導入管路38bを通して、洗面台Cに配設されている電解水注出装置Aに導入されるようになっている。
第1注出管路37aは、第1の貯溜タンクB2の下方の前側部にて接続されていて、ケース本体11の下方の前側部に沿って延びてケース本体11の下方の前側部を貫通し、ケース本体11の底部に沿って後方に延び、後方にて、ケース本体11内を上方に延びてケース本体11の上方の右側部に設けた吐出口部に接続されている。吐出口部には、当該電解水生成装置の設置時に、第1導入管路38aが接続される。また、第2注出管路37bは、第2の貯溜タンクB3の下方の前側部に接続されていて、ケース本体11の下方の前側部に沿って延びてケース本体11の下方の前側部を貫通し、ケース本体11の底部に沿って後方に延び、後方にて、ケース本体11内を上方に延びてケース本体11の上方の左側部に設けた吐出口部に接続されている。当該吐出口部には、当該電解水生成装置の設置時に、第2導入管路38bが接続される。
しかして、第1注出管路37aには、注出ポンプ42bと開閉弁43eが介装されており、また、第2注出管路37bには、注出ポンプ42cと開閉弁43fが介装されている。当該電解水生成装置においては、第1注出管路37aの開閉弁43eを開いた状態で、注出ポンプ42bを駆動すれば、第1の貯溜タンクB2内に貯溜する電解生成酸性水が第1注出管路37aを通って注出されて消費者に供される。また、第2注出管路37bの開閉弁43fを開いた状態で、注出ポンプ42cを駆動すれば、第2の貯溜タンクB3内に貯溜する電解生成アルカリ性水が第2注出管路37bを通って注出されて消費者に供される。
当該電解水生成装置においては、各注出ポンプ42b,42cは、第1注出管路37a,37bにおけるケース本体11内の部位に介装されており、各開閉弁43e,43fは、各注出管路37a,37bにおけるケース本体11の下方の前側部に沿って延びる部位の中間部に介装されている。各開閉弁43e,43fは、レバーの回動操作により開閉するレバー回動式の開閉弁であって、レバーが管路部の頂部に位置するように介装されている。
このため、開閉弁43e,43fのレバーを管路部の頂部にて水平に回動操作すれば、開閉弁43e,43fを開閉することができる。当該電解水生成装置では、当該レバーが管路部に沿う平行位置にある状態が開閉弁43e,43fが開いている状態に設定されていて、当該レバーを回動して管路部に対して略直交する交差状態にした状態で開閉弁43e,43fが閉じるようになっている。各注出管路37a,37bのおける開閉弁43e,43fが介装されている管路部は、ケース本体11における下方の前側部に脱着可能に嵌合させたアンダカバー13にて覆蓋されて保護されている。
当該電解水生成装置は制御装置50を装備しており、制御装置50は当該電解水生成装置の電解運転、各貯溜タンクB2,B3内への各電解生成水の導入、各貯溜タンクB2,B3からの各電解生成水の注出、および、中和槽25における中和処理を制御することを基本構成としている。図3には、当該制御装置50の制御回路の基本構成を概略的に示している。
制御装置50はマイクロコンピュータであって、CPUおよび駆動回路を備えている。制御装置50は、開閉扉12の前面側に設けた操作パネル14に配設されている操作スイッチ、押しボタン等の操作によって、電解指令、注出指令、中和剤等の補充指令等を受けて、電解運転、注出運転等の制御を行い、また、中和剤等の補充を認知させるべく警告ランプEを点滅させる。当該制御装置50は、以上の機能を有することを基本構成としている。
制御装置50は、電解運転時には、パルスポンプ42aを駆動して給水管路34内を流動する軟水化された原水に、設定された濃度の高濃度塩水を設定された量だけ継続して供給して、設定された濃度の希薄塩水(被電解水)を調製する。また、制御装置50は、電解運転時、運転者の電解モードの選択の指令に基づき開閉弁43c,43dを開閉動作して、各電解槽23,24の同時の電解運転と、各電解槽23,24のいずれか一方の選択的な電解運転との電解モードを選択する。
制御装置50は、電解運転時、電解槽23,24の各電解室の極性の正負反転の指令に基づき、各電解室のうち、陽極側電解室を陰極側電解室に、陰極側電解室を陽極側電解室に変更し、これに同期して、切換弁41a,41bを切換動作させる。これにより、制御装置50は、電解槽23,24の陽極側電解室にて生成された電解生成酸性水を、常に導入管路32cを通して第1の貯溜タンクB2内に導入させ、また、電解槽23,24の陰極側電解室にて生成された電解生成アルカリ性水を、常に導入管路33dを通して第2の貯溜タンクB3内に導入させる。
各貯溜タンクB2,B3内にはフロートスイッチb3,b4が配設されていて、オーバーフローパイプb1,b2と共働して、満タン時の各貯溜タンクB2,B3内の電解生成水を設定された一定量に維持する。電解生成酸性水と電解生成アルカリ性水は、電解運転時には同期的に生成されて、各貯溜タンクB2,B3内には略同量導入される。
制御装置50は、各貯溜タンクB2,B3内に貯溜された各電解生成水が同量となって、両フロートスイッチb3,b4が満タンに達したことを検知した場合には、電解槽23,24の電解運転を停止する。また、制御装置50は、各貯溜タンクB2,B3の少なくとも一方の貯溜タンク内の電解生成水が設定された所定量消費された場合、これを検知したフロートスイッチの検出信号に基づき電解運転を再開して、両貯溜タンクB2,B3内に各電解生成水を導入して補充する。
制御装置50は、ユーザによる電解生成水の注出指令に基づき、消費者が選択した電解生成水側の注出ポンプを駆動して、選択された電解生成水を専用の注出管路を通して注出させる。制御装置50は、ユーザが電解生成酸性水を選択した場合には、第1の貯溜タンクB2内の電解生成酸性水を注出管路37aを通して注出し、また、ユーザが電解生成アルカリ性水を選択した場合には、第2の貯溜タンクB3内の電解生成アルカリ性水を注出管路37bを通して注出する。
電解生成水の注出運転については、所定時間経過した時点で自動的に停止させることができるとともに、ユーザの手動による停止操作によっても停止させることができる。各電解生成水の注出運転については、後述する電解水注出装置Aの構成の詳細な説明と併せて、詳細に説明する。
ところで、当該電解水生成装置Bにおいては、第1の貯溜タンクB2内に貯溜されている電解生成酸性水の消費量と、第2の貯溜タンクB3内に貯溜されている電解生成アルカリ性水の消費量とに差が生じて、両貯溜タンクB2,B3の一方のみの電解生成水が設定された所定の消費量に達する場合がある。当該貯溜タンクを便宜上空タン状態にある貯溜タンクと称する。この場合には、貯溜タンクが空タン状態になったことをフロートスイッチが検出すると、制御装置50はその検出信号に基づき電解運転を開始して、両貯溜タンクB2,B3内に各電解生成水を導入する。
このため、各貯溜タンクB2,B3内には各電解生成水が導入されて貯溜タンクB2,B3内が満タン状態となるが、空タンク状態を呈していなかった貯溜タンクの方が空タンク状態を呈していた貯溜タンクよりも先に満タン状態となる。この結果、先に満タン状態となった貯溜タンクからは、その後に導入される電解生成水に応じて、余剰の電解生成水がオーバーフローパイプからオーバーフローして排水管路を通して中和槽25内に流入することになる。
例えば、第1の貯溜タンクB2内が早く満タン状態となった場合には、第1の貯溜タンクB2内の電解生成酸性水が排水管路36aを通って中和槽25内に流入し、中和槽25内に収容されている寒水石等の中和剤にて中和処理されて、中性の処理液として排水管路36cを通して排水される。また、第2の貯溜タンクB3内が早く満タン状態となった場合には、第2の貯溜タンクB3内の電解生成アルカリ性水が排水管路36bを通って中和槽25内に流入し、中和剤とは反応することなく、そのまま排水管路36cを通して排水される。
従って、電解生成酸性水が第1の貯溜タンクB2内から流入して中和槽25内に流入する場合には、中和槽25内に収容されている中和剤は、第1の貯溜タンクB2内から流入する電解生成酸性水の量に応じて消費されることになり、中和剤が所定量消費された時点では、中和剤を中和槽25内に補充する必要がある。しかしながら、当該電解水生成装置においては、中和槽25が開閉扉12に閉鎖されているケース本体11内に配設されていることから、中和槽25内の中和剤の量を外部から視認することは困難であり、中和剤の補充タイミングを失することが起こり得る。
本実施形態では、かかる問題に対処すべき手段を備えている。当該電解水生成装置が装備する制御装置50を、中和剤の消費量を中和槽25内に流入された電解生成酸性水の量から算出する機能と、中和剤が設定量消費されたことを認知させる認知手段を駆動する機能を有する構成としている。さらには、当該電解水生成装置が装備する制御装置50を、中和槽25内の中和剤が設定量消費されたことを認知させる認知手段を駆動し、かつ、中和剤が設定された消費量限界に達したときには有隔膜電解槽23,24の電解運転を停止する機能を有する構成としている。
本実施形態では、制御装置50は、第1の貯溜タンクB内が満水になったことを検出したフロートスイッチb3からの検出信号に基づき、満水時点からの電解運転の継続時間と電解生成水の生成流量から中和槽25内に流入した余剰の電解生成酸性水の水量を算出するとともに、余剰の電解生成酸性水量から中和槽25内の中和剤の消費量を算出する。刻々算出される中和剤の消費量が設定された消費量に達した時点で、制御装置50は操作パネル14に設置されている認知手段、例えば警告ランプEを点滅して、当該電解水生成装置の管理者に、中和剤を補充すべきタイミングを認知させる。
このため、当該管理者は、警告ランプEの点滅により中和剤の補充タイミングを認知して、中和槽25内に所定量の中和剤を補充する。これにより、中和槽25内に中和剤が存在しない状態での電解運転を回避することができる。なお、本実施形態では、認知手段として警告ランプEを使用しているが、認知手段としては公知の適宜の警告手段を採ることができ、例えば、警告ブザー等は認知手段としては極めて有効である。
また、当該管理者が警告ランプEの点滅に気付かず、または、警告ランプEの点滅を認知したにも関わらず中和剤の補充を忘れる場合があり、この場合には、制御装置50は以下のように機能する。制御装置50は、中和槽25内の中和剤が設定された所定の消費量に達した後に、中和剤が消費量限界に達したときには、有隔膜電解槽23,24の電解運転を緊急停止させる。これにより、中和槽25内に中和剤が存在しない状態での電解運転を確実に回避することができる。
本発明の一実施形態に係る電解水注出装置Aは、電解水生成装置Bにて生成される電解生成酸性水と電解生成アルカリ性水を選択的に注出させる注出機能を備えている。当該電解水注出装置Aは、装置本体A1をケース本体A2内に収納してなるもので、装置本体A1は、図4〜図7に示すように、電解生成酸性水が導入される第1の導入管61aと、電解生成アルカリ性水が導入される第2の導入管61bと、これら両導入管61a,61bに継手62aを介して接続されている導出管61cからなる水系管路を備えている。
第1の導入管61aは、電解生成酸性水を注出する第1注出管路37aに接続されている第1導入管路38aに継手62bを介して接続されるもので、第1の導入管61aにおける継手62bと継手62aの間に部位には第1の電磁弁63aが介装されている。また、 第2の導入管61bは、電解生成アルカリ性水を注出する第2注出管路37bに接続されている第2導入管路38bに継手62cを介して接続されるもので、第2の導入管61bにおける継手62cと継手62aの間に部位には第2の電磁弁63bが介装されている。
導出管61cは、第1の導入管61aおよび第2の導入管61bから導入される各電解生成水を外部へ注出すべく機能するもので、ケース本体A2の先端の下方側に設けた開口部に取付けられているノズルケースA3を、下方へ屈曲した状態で挿通している。導出管61cの先端部には、電解生成水を注出するノズル65が嵌合して取付けられている。
従って、装置本体A1を収納するケースは、ケース本体A2と、ケース本体A2に取付けられているノズルケースA3とにより形成されていて、第1の導入管61aおよび第2の導入管61bから導出管61cに導入された各電解生成水は、ノズルケースA2の先端に位置するノズル65を通して注出されることになる。なお、ノズル65は、特殊な構造に形成されているものであり、ノズル65の構造の詳細については後述する。
装置本体A1を収納するケースをケース本体A2とともに形成するノズルケースA3内には、異なる色彩を発光する2個の発光ダイオード64a,64b(LED)が収納されている。例えば、両LED64a,64bの一方は赤色を発光し、他方は青色を発光するもが採用される。各LEDダイオード64a,64bは、ノズルケースA2内にて導出管61cの回りに配設されていて、ノズル65の裏面側に対向して位置している。
各LED64a,64bのON−OFF動作は、電磁弁63a,63bの開閉動作に連動している。例えば、LED64aは第1の電磁弁63aが開成動作するとONして赤色に発光し、閉成動作するとOFFして消灯するように構成されており、LED64bは第2の電磁弁63bが開成動作するとONして青色に発光し、閉成動作するとOFFして消灯するように設定されている。
ノズル65は、図8に示すように、球面状に膨出する基板部65aを主体とするもので、基板部65aの裏側の中央部には、裏側に所定長さ突出する取付け管部65bを備えている。当該ノズル65は、取付け管部65bを導出管61cの先端部に嵌合して取付けられていて、導出管61cの先端側の注出口を形成している。
一方、基板65aの中央部の外周の部位には、吐出口部65cが無数に形成されていて、無数の吐出口部65cは、基板65aの中央部の外周に帯状で環状の吐出口部ゾーンを形成している。以下、吐出口部ゾーンを便宜上吐出口ゾーン65cと称する。また、注出口部ゾーン65cの外周側には、多数の空気導入口部65dが環状に配列した状態に形成されていて、空気導入口部65dが形成されていない部位が光を透過するレンズ部65eまたは開放穴部に形成されている。
かかる構成のノズル65においては、電解生成水は吐出口部ゾーン65cから注出されるが、電解生成水の注出時には、空気導入口部65dから導入される空気が注出される電解生成水に巻き込まれて、電解生成水が泡状に注出されることになる。また、注出された電解生成水は、レンズ部65eから透過されるLED64a,64bかの発光した赤色または青色にて照射されてライトアップ状態を呈することになる。
当該電解水注出装置Aにおいては、ケース本体A1の上側面に操作パネルA4が設けられている。操作パネルA4は、図5に示すように、ユーザが操作し易い部位に設けられているもので、中央部に注出/停止ボタン66aが設けられている。注出/停止ボタン66aは、電解生成水の注出運転の開始および停止を操作するものであり、その右側および左側にデータ送りボタン66b1,66b2、データ送りボタン66b1の右側にデータ設定ボタン66c、データ送りボタン66b2の左側に注出切換ボタン66dが設けられている。
データ設定ボタン66cは、定量注出の量等を設定するボタンであり、データ送りボタン66b1,66b2は、データ設定時、および、「自動注出」モード、「電解生成酸性水の注出」モード、「電解生成アルカリ性水の注出」モードの送りボタンである。注出切換ボタン66dは、定量注出モードおよび手動注出モードを互いに切換えるボタンであり、注出切換ボタン66dにて定量注出モードに切換えた際には、定量表示ランプ67aが点灯する。なお、注出/停止ボタン66aの左右の肩部に配設されているランプ67b1,67b2は、右側が電解生成酸性水を選択した場合に点灯する選択表示ランプ67b1であり、左側が電解生成アルカリ性水を選定した場合に点灯する選択表示ランプ67b2である。
一方、これのボタン類よびランプ類の後列側には、タイマー表示部67cが設けられていて、タイマー表示部67cの右側には実行中の電解生成水の注出モードを表示する注出モード表示ランプ67d1が、左側には実行中の電解生成アルカリ性水の注出モードを表示する注出モード表示ランプ67d2が、さらにその左側には自動注出モードを表示する注出モード表示ランプ67d3が設けられている。タイマー表示部67cは、電解生成水67dはカウントアップが表示される。
また、ケース本体A2の左右の側部には、図6に示すように、モーションセンサ67e1,67e2がそれぞれ設けられている。右側のモーションセンサ67e1は電解生成酸性水の注出を選択するセンサであり、左側のモーションセンサ67e2は電解生成アルカリ性水の注出を選択するセンサである。ユーザが手をモーションセンサに翳した際に動作して、ユーザの選択した電解生成水を検知する。
ユーザが手をモーションセンサ67e1に翳すと、モーションセンサ67e1はユーザが電解生成酸性水の注出を選択したもとして、注出モード表示ランプ67b1を点灯させる。ユーザは、この状態で注出/停止ボタン66aを押動操作すると、電解生成酸性水が注出され、同時に表示ランプ67d1が点灯して、注出されている電解生成水が電解生成酸性水であることを表示する。
また、ユーザが手をモーションセンサ67e2に翳すと、モーションセンサ67e2はユーザが電解生成アルカリ性水の注出を選択したもとして、注出モード表示ランプ67b22を点灯させる。ユーザは、この状態で注出/停止ボタン66aを押動操作すると、電解生成酸性水が注出され、同時に表示ランプ67d2が点灯して、注出されている電解生成水が電解生成アルカリ性水であることを表示する。
当該電解水注出装置Aにおいては、電解生成水の注出運転は搭載されている制御装置によって制御される。当該電解水注出装置Aにおいて、ユーザが電解生成酸性水の注出を選択した場合には、第1の電磁弁63aが開成動作するとともにこれに連動してLED64aがONして赤色に発光し、さらには、これに同期して、電解水生成装置B側の注出ポンプ42bが駆動する。これにより、電解生成酸性水は、第1の貯溜タンクB2から第1注出管路37aおよび第1導入管路38aを通って、当該電解水注出装置Aの第1の導入管61a内に導入され、導出管61cおよびノズル65を通って注出される。この際、注出中の電解生成酸性水は、LED64aから発光する赤色にて照射されてライトアップされる。
一方、ユーザが電解生成アルカリ性水の注出を選択した場合には、第2の電磁弁63bが開成動作するとともにこれに連動してLED64bがONして青色に発光し、さらには、これに同期して、電解水生成装置B側の注出ポンプ42cが駆動する。これにより、電解生成アルカリ性水は、第2の貯溜タンクB3から第2注出管路37bおよび第2導入管路38bを通って、当該電解水注出装置Aの第2の導入管61b内に導入され、導出管61cおよびノズル65を通って注出される。この際、注出中の電解生成アルカリ性水は、LED64bから発光する青色にて照射されてライトアップされる。
なお、各LED64a,64bのON−OFF動作は、電磁弁63a,63bの開閉動作に連動してあり、LED64aは上記したように、第1の電磁弁63aが開成動作するとONして赤色に発光し、閉成動作するとOFFして消灯する。また、LED64bは上記したように、第2の電磁弁63bが開成動作するとONして青色に発光し、閉成動作するとOFFして消灯するように設定されている。
当該電解水注出装置の注出運転では、ユーザが定量注出モードを選択している場合には、電解生成水の注出時間が設定されている所定の時間経過すると、注出運転が自動的に停止される。また、ユーザが手動注出モードを選択している場合には、電解生成水の注出時間が所望の時間経過した時点で、ユーザが注出/停止ボタン66aを押動操作する。これにより、注出運転が停止される。また、ユーザが自動注出モードを選択した場合には、先ず、電解生成アルカリ性水が設定された所定時間注出された後、電解生成酸性水の注出に自動的に切換わり、電解生成酸性水が設定された所定時間注出された時点で、注出運転が自動的に停止される。
A…電解水注出装置、A1…装置本体、A2…ケース本体、A3…ノズルケース、A4…操作パネル、B…電解水注出装置、B1…装置本体、B2…第1の貯溜タンク、B3…第2の貯溜タンク、b1,b2…オーバーフローパイプ、b3,b4…フロートスイッチ、C…洗面台、C1…手洗い用シンク、C2…起立壁部、D…支持台、E…警告ランプ、11…ケース本体、12…開閉扉、13…アンダカバー、14…操作パネル、21…軟水器、22…塩水タンク、23,24…電解槽、25…中和槽、31a,31b…被電解水の供給管路、32a,32b,33a,33b…電解生成水の流出管路、32c,32d,33c,33d…導入管路、34…給水管路、35…塩水の供給管路、36a,36b,36c…排水管路、37a…第1注出管路、37b…第2注出管路、38a…第1導入管路、38b…第2導入管路、41a,41b…切換弁、42a…パルスポンプ、42b,42c…注出ポンプ、43a…減圧弁、43b,43c,43d…開閉弁、43e,43f…開閉弁、50…制御装置、61a…第1の導入管、61b…第2の導入管、61c…導出管、62a,62b…継手、63a…第1の電磁弁、63b…第2の電磁弁、64a,64b…LED、65…ノズル、65a…基板、65b…取付け管部、65c…吐出口部(吐出口部ゾーン)、65d…空気導入口、65e…レンズ部、66a…注出/停止ボタン、66b1,66b2…データ送りボタン、66c…データ設定ボタン、66d…注出切換ボタン、67a…定量表示ランプ、67b1,67b2…選定表示ランプ、67c…タイマー表示部、67e1,67e2…モーションセンサ。

Claims (6)

  1. 電解水生成装置にて生成される電解生成酸性水と電解生成アルカリ性水を選択的に注出させる電解水注出装置であり、当該電解水注出装置は、前記電解水生成装置にて生成される電解生成酸性水を注出する注出管路に接続される第1の導入管と、前記電解水生成装置にて生成される電解生成アルカリ性水を注出する注出管路に接続される第2の導入管と、前記第1の導入管と前記第2の導入管に接続する導出管と、前記第1の導入管の途中に介装された第1の開閉弁と、前記第2の導入管の途中に介装された第2の開閉弁からなる装置本体をケース内に収納してなるもので、前記第1の開閉弁および前記第2の開閉弁の選択的の開閉動作によって、前記導出管を前記第1の導入管と前記第2の導入管に選択的に連通させて、前記導出管の先端側の注出口から前記両電解生成水を選択的に注出させるようにしたことを特徴とする電解水注出装置。
  2. 請求項1に記載の電解水注出装置において、前記装置本体を構成する前記第1の開閉弁および前記第2の開閉弁は電磁弁であって、自動的な開閉動作により、前記第1の導入管路と前記第2の導入管を前記導出管に選択的に連通させることを特徴とする電解水注出装置。
  3. 請求項1または2に記載の電解水注出装置において、前記装置本体を収納するケース内には発光色を異にする複数の発光ダイオードが配設されていて、前記各発光ダイオードは前記各開閉弁の開閉動作に連動して発光動作して、前記導出管の先端側の注出口から選択的に注出される電解生成水を色彩的に識別可能にしたことを特徴とする電解水注出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電解水注出装置において、前記装置本体を収納するケースにおける前記導出管の先端側の注出口はノズル部に構成されていて、前記ノズル部は一部がレンズ構造または光透過構造になっていて、前記発光ダイオードから発光する色彩光が注出途中の電解生成水を照射するようにしたことを特徴とする電解水注出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電解水注出装置において、前記装置本体を収納するケースにおける上側面には、各種の操作ボタンおよび表示ランプを有する操作パネルを備えていることを特徴とする電解水注出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電解水注出装置において、前記装置本体を収納するケースにおける左右の各側面には、注出すべき電解生成水の種類を選択するモーションセンサを備えていることを特徴とする電解水注出装置。
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