JP4881595B2 - 電解生成水用の注出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電解生成水用の注出装置に関する。
電解生成水用の注出装置は、電解生成水を手洗い場、各種の食材や各種の器具を洗浄する洗浄場に注出して洗浄に供すべく機能するもので、その一形式として、先端部に注出口を有し基端部を電解生成水の供給源に接続されて電解生成水を導出する第1の導出管路と、先端部に注出口を有し基端部を電解生成水の供給源に接続されて前記第1の抽出管路とは異なる種類の電解生成水を導出する第2の導出管路を備える形式の電解生成水用の注出装置がある(特許文献1を参照)。
当該形式の電解生成水用の注出装置においては、前記両導出管路の一方から電解生成アルカリ性水が注出され、同時に、前記両導出管路の他方から電解生成酸性水が注出される手洗い洗浄態様を備えるものがあり、当該手洗い洗浄態様を有する注出装置においては、各導出管路からの電解生成水の注出を開始および停止する注出スイッチまたは注出センサと、前記各導出管路の配設部位の近傍に配設されて各電解生成水の注出状態を点灯して表示する表示ランプを有する操作部を備える構成とするのが一般である。
特開平10−24293号公報
ところで、当該手洗い洗浄態様においては、各導出管路から注出される互いに異なる電解生成水(電解生成アルカリ性水および電解生成酸性水)にて手を順次洗浄する態様が採れるが、手の洗浄目的から、両電解生成水には洗浄に供する優先順位を設けて、手を、先ず優先される一方の電解生成水によって所定時間洗浄し、所定時間経過後に、他方の電解生成水によって洗浄する態様を採るのが好ましい。但し、当該手洗い洗浄態様を実施する場合においては、各電解生成水が各導出管路から同時に注出されることから、電解生成水の注出状態を点灯して表示する各表示ランプは同時に点灯していることになる。
このため、手洗い洗浄を意図している人は、各導出管路から注出している電解生成水が何れの種類の電解生成水であるのかを確認することが難しく、また、いずれの電解生成水で先に洗浄するのかの判断をすることは一層難しく、さらにまた、優先して洗浄する電解生成水による洗浄を終了する時間の判断はなお一層難しい。本発明の目的は、かかる問題に対処することにある。
本発明は、互いに異なる特性の2種類の電解生成水を同時に注出して洗浄に供することができる、電解生成水用の注出装置に関する。本発明が適用対象とする電解生成水用の注出装置は、先端部に注出口を有し基端部を電解生成水の供給源に接続されて電解生成水を導出する第1の導出管路と、先端部に注出口を有し基端部を電解生成水の供給源に接続されて前記第1の導出管路とは異なる種類の電解生成水を導出する第2の導出管路を備えるとともに、これら各導出管路からの電解生成水の注出を開始および停止する注出スイッチまたは注出センサと、前記各導出管路の配設部位の近傍に配設されて前記各電解生成水の注出状態を点灯して表示する表示ランプを備える形式の電解生成水用の注出装置である。
本発明に係る電解生成水用の注出装置においては、前記両導出管路の一方から電解生成アルカリ性水が注出され、同時に、前記両導出管路の他方から電解生成酸性水が注出される手洗い洗浄態様を備え、当該手洗い洗浄態様における前記両電解生成水には洗浄に供する優先順位があって、当該手洗い洗浄態様は、優先される一方の電解生成水によって所定時間洗浄し、所定時間経過後に他方の電解生成水によって洗浄する態様であり、当該洗浄態様では、前記一方の電解生成水による洗浄時間の間は同電解生成水の注出状態を表示する表示ランプを点灯させるとともに前記他方の電解生成水の注出状態を表示する表示ランプを消灯させ、かつ、前記他方の電解生成水による洗浄時間の間は同電解生成水の注出状態を表示する表示ランプを点灯させるとともに前記一方の電解生成水の注出状態を表示する表示ランプを消灯させることを特徴とするものである。
本発明に係る電解生成水用の注出装置においては、前記手洗い洗浄態様では、電解生成アルカリ性水による洗浄を優先し、手を、先ず電解生成アルカリ性水により所定時間洗浄し、所定時間経過後に、電解生成酸性水による洗浄に移行するようにすることが、殺菌効果の高い洗浄する面から好ましい。
また、本発明に係る電解生成水用の注出装置においては、電解生成水の供給源の関係から、前記各導出管路は電解生成アルカリ性水専用および電解生成酸性水専用の導出管路ではなく、前記各導出管路には、電解生成アルカリ性水および電解生成酸性水が選択的に切替えられて導出される形式のものがあり、この場合には、前記各導出管路の配設部位の近傍には、電解生成アルカリ性水の注出状態を点灯して表示する表示ランプと電解生成酸性水の注出状態を点灯して表示する表示ランプの一対の表示ランプ群をそれぞれ配設する形態を採ることができる。
また、本発明に係る電解生成水用の注出装置においては、前記手洗い洗浄態様の他に、各電解生成水を継続して連続注出する連続注出態様と、各電解生成水を設定された一定量を注出する定量注出態様を備る構成とすることができ、この場合には、前記連続注出態様を開始および停止する注出スイッチまたは注出センサ、同連続注出態様を点灯して表示する表示ランプを備え、かつ、前記定量注出態様を開始する注出スイッチまたは注出センサ、同定量注出態様を点灯して表示する表示ランプを備える形態を採ることができる。
本発明に係る電解生成水用の注出装置においては、手洗い洗浄態様を実行する場合、洗浄用に優先して供すべき電解生成水の注出部位を表示ランプの点灯により確認して、手を同電解生成水により洗浄することができ、また、同表示ランプの消灯によって優先すべき電解生成水による手の洗浄の終了を確認し、さらに、これに引き続く洗浄に供すべき電解生成水の注出部位を確認して、同電解生成水による手の洗浄に移行することができる。すなわち、当該電解生成水用の注出装置によれば、電解生成水の注出状態を点灯して表示する表示ランプの点灯および消灯状態を確認して、手洗いの一連の洗浄態様を、間違いなくかつ円滑に行うことができる。
また、当該手洗いの洗浄態様は、各導出管路が電解生成アルカリ性水専用および電解生成酸性水専用の導出管路ではなく、電解生成アルカリ性水および電解生成酸性水が選択的に切替えられて導出される導出管路を備える注出装置にも適用することができ、この場合には、各導出管路の配設部位の近傍に、電解生成アルカリ性水の注出状態を点灯して表示する表示ランプと電解生成酸性水の注出状態を点灯して表示する表示ランプの一対の表示ランプ群がそれぞれ配設する形態を採ればよい。
また、当該手洗い洗浄態様は、各電解生成水を継続して連続注出する連続注出態様、および、各電解生成水を設定された一定量を注出する定量注出態様を備える注出装置にも適用することができ、この場合には、前記連続注出態様を開始および停止する注出スイッチまたは注出センサ、同連続注出態様を点灯して表示する表示ランプを備え、かつ、前記定量注出態様を開始する注出スイッチまたは注出センサ、同定量注出態様を点灯して表示する表示ランプを備える形態を採ればよい。
本発明は、互いに異なる特性の2種類の電解生成水を同時に注出して、両電解生成水を各種の目的に利用することができる電解生成水用の注出装置に関する。図1には、本発明に係る電解生成水用の注出装置の一実施形態を示している。当該注出装置10は、電解水生成装置21の本体に組み付けられて当該電解水生成装置21の前面に位置していて、当該電解水生成装置21の電解運転時には、当該電解水生成装置21にて同期的に生成される電解生成アルカリ性水と電解生成酸性水とが同時に注出し得るものである。電解水生成装置21は、有隔膜電解槽を有する有隔膜電解式の電解水生成装置であって、食塩の希薄水溶液を被電解水とし、有隔膜電解槽を構成する陰極側電解室にて電解生成アルカリ性水を生成し、かつ、有隔膜電解槽を構成する陽極側電解室にて電解生成酸性水を生成し得るものである。
当該注出装置10は、一対の導出管路である第1の導出管路10aと第2の導出管路10bを備えるとともに、制御装置22を内蔵する制御ボックス10cを備えるものであり、制御ボックス10cは、その前面に操作パネル10dを備えている。第1の導出管路10aは、管本体11aと、その先端に取付けられて注出口を形成する噴出ノズル11bとからなり、その基端部側にて、電解生成水装置21の有隔膜電解槽における一方の電解室に接続されている、図示しない一方の流出管路に接続されている。また、第2の導出管路10bは、管本体12aと、その先端に取付けられて注出口を形成する噴出ノズル12bとからなり、その基端部側にて、電解生成水装置21の有隔膜電解槽における他方の電解室に接続されている、図示しない他方の流出管路に接続されている。
制御ボックス10cに内蔵されている制御装置22は、当該電解水生成装置21の電解運転を制御する制御プログラムと、電解生成水を継続して連続的に注出する連続注出態様、電解生成水の一定量を注出する定量注出態様、および、電解生成水を手洗い洗浄に供すべく注出する手洗い注出態様の3つの注出態様を実行する注出制御プログラムを備えている。制御ボックス10cの前面側には、これらの制御プログラムを実行および停止するための操作スイッチ類および注出センサ類、これらの制御プログラムの実行状態を点灯して表示する表示ランプ群が配設されている。
操作パネル10dは、制御ボックス10cの前面を構成しているもので、その上下の中央部における左右の部位に、第1注出スイッチ13aおよび第2注出スイッチ13bが配設されている。また、制御ボックス10cにおける操作パネル10dの下方の傾斜部位には、第1注出センサ14aおよび第2注出センサ14bが配設されている。
第1注出スイッチ13aおよび第1注出センサ14aは、制御装置22に対して、電解生成水の連続注出態様または定量注出態様の実行を指令すべく機能するもので、制御装置22は、当該指令に基づいて当該電解水生成装置21の電解運転を制御して、電解生成水の連続注出態様または定量注出態様を実行する。第1注出スイッチ13aは、1度押動操作されると再度押動操作されるまで、両導出管路10a,10bから電解生成水を連続的に注出すべく機能する。また、第1注出スイッチ13aは、押動操作が3秒間継続されると、両導出管路10a,10bから電解生成水を、設定された時間だけ継続して注出し、設定された時間が経過した時点で、電解生成水の注出を停止すべく機能する。換言すれば、第1注出スイッチ13aは、その押動操作が3秒間継続されると、電解生成酸性水を一定量注出する定量注出態様を実行すべく機能する。なお、本実施形態では、定量注出すべき設定時間は1分間〜60分間の範囲で任意に設定することができ、当該設定時間は、当該電解水生成装置の電解運転時間の表示部に表示される。第1注出センサ14aは、第1注出スイッチ13aとは、押動操作および検知操作が検知動作に代わる点では相違するが、電解生成水の注出機能および停止機能の点では同一である。
第2注出スイッチ13bおよび第2注出センサ14bは、制御装置22に対して、電解生成水の手洗い注出態様の実行を指令すべく機能するもので、制御装置22は、当該指令に基づいて当該電解水生成装置21の電解運転を制御して、電解生成水の手洗い注出態様を実行する。第2注出センサ14aは、第2注出スイッチ13bとは、押動操作および検知動作という点では相違するが、電解生成水の注出機能および停止機能の点では同一である。なお、本実施形態では、手洗い注出態様は手洗い洗浄態様と同義語であって、以下では、手洗い注出態様を手洗い洗浄態様と称することとし、手洗い注出態様の詳細については、後述する手洗い洗浄態様の詳細な説明にて明らかにする。
操作パネル10dに多数配設されている各表示ランプ群は、制御装置22が有する各制御プログラムの実行および終了に応じて点灯および消灯するもので、各制御プログラムの実行の有無を点灯または消灯して表示する機能を有している。各表示ランプのうち、連続注出表示ランプ15aは、第1注出スイッチ13aまたは第1注出センサ14aからの指令に基づく電解生成水の連続注出態様の実行中点灯していて、当該連続注出態様の実行を表示すべく機能する。定量注出表示ランプ15bは、第1注出スイッチ13aまたは第1注出センサ14aからの指令に基づく電解生成水の定量注出態様の実行中点灯していて、当該定量注出態様の実行を表示すべく機能する。手洗い注出表示ランプ15cは、第2注出スイッチ13bまたは第2注出センサ14bからの指令に基づく電解生成水の手洗い洗浄態様(手洗い注出態様)の実行中点灯していて、当該手洗い洗浄態様の実行を表示すべく機能する。本実施形態においては、これらの表示ランプ15a〜15cが点灯して表示する色は緑色に設定されていて、各操作スイッチ13a,13bの上方における近傍の部位に配設されている。
なお、操作パネル10dの下方の部位における中央部に配設されている表示ランプ16aは、当該電解水生成装置21が電解運転中であることを点灯して表示する電解生成水の生成表示ランプであり、当該生成表示ランプ16aは、点灯した場合には緑色に光輝する。また、表示ランプ16bは、当該電解水生成装置21にて点検等を要する事態が発生した場合に点灯してこれを表示する点検表示ランプであり、当該点検表示ランプ16bは、点灯した場合赤色に光輝する。
操作パネル10dの下方の部位における左側部位には、第1操作スイッチ13aの下方の近傍に上下一対の表示ランプ17a,17bが配設され、かつ、操作パネル10dの下方の部位における右側部位には、第2操作スイッチ13bの下方の近傍に上下一対の表示ランプ17c,17dが配設されている。これらの表示ランプ17a〜17dは、それぞれ、手洗い洗浄態様に関わる表示ランプであり、表示ランプ17a,17dは、電解生成アルカリ性水が注出する導出管路を点灯して表示するアルカリ性水表示ランプであり、表示ランプ17b,17cは、電解生成酸性水が注出する導出管路を点灯して表示する酸性水表示ランプである。なお、アルカリ性水表示ランプ17aおよび酸性水表示ランプ17bと、アルカリ性水表示ランプ17dおよび酸性水表示ランプ17cとが対をなして、第1の導出管路10aと第2の導出管路10bの近傍に配設されているのは下記の理由による。
当該電解水生成装置21は、有隔膜電解式の電解水生成装置であって、電解運転時には、有隔膜電解槽では、陰極側電解室にて電解生成アルカリ性水が生成され、かつ、陽極側電解室にて電解生成酸性水が生成される。この場合、陰極側電解室内では、電解生成アルカリ性水の生成に伴い、被電解水に溶解していたカルシウムイオンやマグネシウムイオンが金属化合物として析出して、電解室内、隔膜および電極等に付着して電解効率を低下させることになる。当該電解水生成装置においては、これに対処すべく、有隔膜電解槽の各電解室に配設されている各電極の極性を所定時間毎に正負反転して、各電解室における陰極側電解室を陽極側電解室に、陽極側電解室を陰極側電解室に変更して、陰極側電解室であった電解室に析出している金属化合物を、生成される電解生成酸性水により溶解除去する手段を採っている。従って、当該電解水生成装置21においては、各電極の極性の正負反転に伴い、第1の導出管路10aに導入される電解生成水は、例えば電解生成アルカリ性水から電解生成酸性水に変換され、同時に、第2の導出管路10bに導入される電解生成水は、例えば電解生成酸性水から電解生成アルカリ性水に変換されることになる。このため、制御装置22は、各電極の極性の正負反転前には、例えば、上方に配設されているアルカリ性水表示ランプ17aと酸性水表示ランプ17cを表示ランプとして機能させ、各電極の極性の正負反転されたこと検知した場合には、下方に配設されているアルカリ性水表示ランプ17dと酸性水表示ランプ17bを表示ランプとして機能させるようにしている。
当該注出装置10においては、電解生成水の連続注出態様と、定量注出態様と、手洗い洗浄態様の3つの使用態様を実行し得るものである。電解生成水の連続注出態様は、電解生成アルカリ性水および電解生成酸性水を、第1の導出管路10aおよび第2の導出管路10bから同時に注出して、注出された電解生成アルカリ性水および電解生成酸性水を適宜採取して利用するか、電解生成アルカリ性水および電解生成酸性水を注出状態で、同時にまたは個別的に利用するものである。電解生成水の連続注出態様は、第1注出スイッチ13aの押動操作または第1注出センサ14aの検知動作により開始されて、各導出管路10a,10bから互いに異なる電解生成水が注出され、同時に、連続注出表示ランプ15aが点灯して、連続注出状態を表示する。また、当該連続注出態様では、第1の導出管路10aから注出される電解生成水の種類と、第2の導出管路10bから注出される電解生成水の種類がそれぞれの表示ランプにより点灯表示される。
当該電解水生成装置における電解運転状態が、電解生成アルカリ性水を第1の導出管路10aに導入し、電解生成酸性水を第2の導出管路10bに導入するものである場合には、第1の導出管路10aからは電解生成アルカリ性水が注出されるものとして、アルカリ性水表示ランプ17aが点灯してこれを表示するとともに、第2の導出管路10bからは電解生成酸性水が注出されるものとして、酸性水表示ランプ17cが点灯してこれを表示する。
当該電解運転状態において、点灯機能させる表示ランプは、図2に示す上列の左右のアルカリ性水表示ランプ17aと酸性水表示ランプ17cである。アルカリ性水表示ランプ17aの点灯により、第1の導出管路10aが電解生成アルカリ性水を注出していることを確認することができ、かつ、酸性水表示ランプ17cの点灯により、第2の導出管路10bが電解生成アルカリ性水を注出していることを確認することができる。なお、各表示ランプ17a,17cの点灯では、互いに異なる色(緑色,橙色)に光輝させる手段と、図2に示すように、アルカリ性水の文字標記と、酸性水の文字標記の手段を採ることができる。
当該電解水生成装置における電解運転状態が、両電極に対する極性を上記とは正負反転して行われた場合には、電解生成アルカリ性水は第2の導出管路10bに導入され、かつ、電解生成酸性水は第1の導出管路10aに導入される。当該電解運転状態では、第1の導出管路10aからは電解生成酸性水が注出されるものとして、酸性水表示ランプ17bが点灯してこれを表示し、同時に、第2の導出管路10bからは電解生成アルカリ性水が注出されるものとして、アルカリ性水表示ランプ17dが点灯してこれを表示する。
当該電解運転状態において、点灯機能させる表示ランプは、図2に示す下列の左右のアルカリ性水表示ランプ17dと酸性水表示ランプ17bである。アルカリ性水表示ランプ17dの点灯により、第2の導出管路10bが電解生成アルカリ性水を注出していることを確認することができ、かつ、酸性水表示ランプ17bの点灯により、第1の導出管路10aが電解生成アルカリ性水を注出していることを確認することができる。なお、各表示ランプ17d,17bの点灯では、各表示ランプ17a,17cと同様に、互いに異なる色(緑色,橙色)に光輝させる手段と、図2に示すように、アルカリ性水の文字標記と、酸性水の文字標記の手段を採ることができる。
電解生成水の連続注出態様の実行は、第1注出スイッチ13aの再度の押動操作または第1注出センサ14aの再度の検知動作により停止されて、当該電解水生成装置21の電解運転が停止されて、各導出管路10a,10bからの各電解生成水の注出が停止され、かつ、点灯状態にある全ての表示ランプが消灯する。
また、定量注出態様は、一定量の電解生成アルカリ性水および電解生成酸性水を、第1の導出管路10aおよび第2の導出管路10bから注出して、注出された電解生成アルカリ性水および電解生成酸性水を適宜採取して利用するか、電解生成アルカリ性水および電解生成酸性水を注出状態で、同時にまたは個別的に利用する。電解生成水の定量注出態様は、第1注出スイッチ13aの押動操作を所定時間継続するか、または、第1注出センサ14aの検知動作を所定時間継続することにより開始されて、各導出管路10a,10bから互いに異なる電解生成水が注出され、同時に、定量表示ランプ15bが点灯して、定量注出状態を表示する。また、当該定量注出態様では、第1の導出管路10aから注出される電解生成水の種類と、第2の導出管路10bから注出される電解生成水の種類が表示ランプにより点灯表示される。
各表示ランプによる点灯表示は、連続注出態様の実行している場合と同様であり、また、当該電解水生成装置における電解運転状態が、両電極に対する極性を上記とは正負反転して行われた場合にも、連続注出態様の実行している場合と同様である。当該定量注出態様の実行は、設定された時間が経過した時点で停止され、当該電解水生成装置21の電解運転が停止されて、各導出管路10a,10bからの各電解生成水の注出が停止され、かつ、点灯状態にある全ての表示ランプが消灯する。
当該注出装置10が有する手洗い洗浄態様(手洗い注出態様)は、両導出管路10a,10bの一方から電解生成アルカリ性水を注出し、同時に、両導出管路10a,10bの他方から電解生成酸性水を注出して、手を、先ず電解生成アルカリ性水により所定時間洗浄し、所定時間経過後に、電解生成酸性水による洗浄に移行するものである。当該手洗い洗浄態様は、第2注出スイッチ13bの押動操作または第2注出センサ14bの検知動作にて開始され、手洗い注出表示ランプ15cが点灯するとともに、例えば、第1の導出管路10aから電解生成アルカリ性水が注出され、同時に、第2の導出管路10bから電解生成酸性水が注出される。この場合、先ず第1の導出管路10aの近傍に位置するアルカリ性水表示ランプ17aが点灯し、所定時間経過後、アルカリ性水表示ランプ17aは消灯して、第2の導出管路10bの近傍に位置する酸性水表示ランプ17cが点灯する。酸性水表示ランプ17cは、所定時間経過後に消灯する。この時点で、手洗い洗浄態様の実行は終了する。当該電解水生成装置21の電解運転では、電解生成水の表示ランプとしては、図2に示す上列の左右のアルカリ性水表示ランプ17aと酸性水表示ランプ17cが点灯機能する。
当該手洗い洗浄態様では、各表示ランプ17a,17cの点灯表示に従って手の洗浄を行い、手を、先ず電解生成アルカリ性水より洗浄し、所定時間経過後、電解生成酸性水により所望の時間洗浄する。表示ランプ17aの点灯時間は、電解生成アルカリ性水による洗浄時間であり、かつ、表示ランプ17cの点灯時間は、電解生成酸性性水による洗浄時間であり、これらの洗浄時間は、適宜設定することができる。本実施形態では、15秒〜120秒の範囲において、任意に設定できるようになっている。なお、当該注出装置10においては、手洗い洗浄態様の実行の終了を、第2注出スイッチ13bの再度の押動操作または第2注出センサ14bの再度の検知動作によって行うようにすることもできる。この場合には、手洗い洗浄態様の実行終了した時点において、酸性水表示ランプ17cを消灯させるようにする。
また、当該電解水生成装置における電解運転状態が、両電極に対する極性を上記とは正負反転して行われた場合においては、第2の導出管路10bから電解生成アルカリ性水が注出され、かつ、第1の導出管路10aから電解生成酸性水が注出される。この場合の表示ランプにより点灯表示には、図2に示す下列の左右の表示ランプ、すなわち、アルカリ性水表示ランプ17dと酸性水表示ランプ17bが機能する。当該電解運転状態では、先ず第2の送出管路10bの近傍のアルカリ性水表示ランプ17dが点灯し、アルカリ性水表示ランプ17dは所定時間経過後に消灯し、同時に、第1の導出管路10aに近傍の酸性水表示ランプ17bが点灯する。これにより、手洗い洗浄順序が的確に表示され、人は洗浄順序を間違えることなく、手を洗浄することができる。
本発明に係る注出装置の一実施形態を示す斜め前方から見た斜視図である。 同注出装置における操作パネルの表示部の一部を拡大して示す模式図である。
符号の説明
10…注出装置、10a…第1の導出管路、10b…第2の導出管路、10c…制御ボックス、10d…操作パネル、11a,12a…管本体、11b,12b…噴出ノズル、13a…第1注出スイッチ、13b…第2注出スイッチ、14a…第1注出センサ、14b…第2注出センサ、15a…連続注出表示ランプ、15b…定量注出表示ランプ、15c…手洗い注出表示ランプ、16a…生成表示ランプ、16b…点検表示ランプ、17a,17d…アルカリ性水表示ランプ、17b,17c…酸性水表示ランプ、21…電解水生成装置、22…制御装置。

Claims (4)

  1. 先端部に注出口を有し基端部を電解生成水の供給源に接続されて電解生成水を導出する第1の導出管路と、先端部に注出口を有し基端部を電解生成水の供給源に接続されて前記第1の導出管路とは異なる種類の電解生成水を導出する第2の導出管路を備えるとともに、これら各導出管路からの電解生成水の注出を開始および停止する注出スイッチまたは注出センサと、前記各導出管路の配設部位の近傍に配設されて前記各電解生成水の注出状態を点灯して表示する表示ランプを備える電解生成水用の注出装置であり、当該注出装置は前記両導出管路の一方から電解生成アルカリ性水が注出され、同時に、前記両導出管路の他方から電解生成酸性水が注出される手洗い洗浄態様を備え、当該手洗い洗浄態様における前記両電解生成水には洗浄に供する優先順位があって、当該手洗い洗浄態様は、優先される一方の電解生成水によって所定時間洗浄し、所定時間経過後に他方の電解生成水によって洗浄する態様であり、当該洗浄態様では、前記一方の電解生成水による洗浄時間の間は同電解生成水の注出状態を表示する表示ランプを点灯させるとともに前記他方の電解生成水の注出状態を表示する表示ランプを消灯させ、かつ、前記他方の電解生成水による洗浄時間の間は同電解生成水の注出状態を表示する表示ランプを点灯させるとともに前記一方の電解生成水の注出状態を表示する表示ランプを消灯させることを特徴とする電解生成水用の注出装置。
  2. 請求項1の記載に記載の電解生成水用の注出装置において、前記手洗いの洗浄態様では、電解生成アルカリ性水による洗浄を優先し、電解生成アルカリ性水により所定時間洗浄した後に、電解生成酸性水による洗浄に移行することを特徴とする電解生成水用の注出装置。
  3. 請求項1に記載の電解生成水用の注出装置において、前記各導出管路は電解生成アルカリ性水専用および電解生成酸性水専用の導出管路ではなく、前記各導出管路には電解生成アルカリ性水および電解生成酸性水が選択的に切替えられて導入され、前記各導出管路の配設部位の近傍には、電解生成アルカリ性水の注出状態を点灯して表示する表示ランプと電解生成酸性水の注出状態を点灯して表示する表示ランプの一対の表示ランプ群がそれぞれ配設されていることを特徴とする電解生成水用の注出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電解生成水用の注出装置において、当該吐出装置は、手洗い洗浄態様の他に、各電解生成水を継続して連続注出する連続注出態様と、各電解生成水を設定された一定量を注出する定量注出態様を備え、前記連続注出態様を開始および停止する注出スイッチまたは注出センサ、同連続注出態様を点灯して表示する表示ランプを備え、かつ、前記定量注出態様を開始する注出スイッチまたは注出センサ、同定量注出態様を点灯して表示する表示ランプを備えていることを特徴とする電解生成水用の注出装置。
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