JP2010188607A - 画像形成装置本体及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙へのパンチ加工を施す際にパンチ処理機の種類と反転装置の有無に応じて用紙の画像形成を制御することで、所望の位置にパンチ処理を施し、かつ、積載時にページ順となるように用紙を排紙することができる画像形成装置本体又は画像形成システムを提供する。
【解決手段】搬送方向先端側にパンチを施す先端パンチ処理機又は搬送方向後端側にパンチを施す後端パンチ処理機、及び、後処理装置と間接的又は直接的に接続可能な画像形成装置本体において、通信部により取得された後処理装置の接続情報に基づいて、パンチ処理機の種類及び記録媒体を表裏反転して搬送する反転装置の接続の有無を判断し、当該判断結果に応じて記録媒体へ画像形成する画像データの配置を制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、記録媒体上に画像を形成する複写機やプリンタ等の画像形成装置本体及び該画像形成装置本体に後処理装置が接続された画像形成システムに係り、特に、ユーザの所望したパンチ位置にパンチ加工をすべく、画像形成装置本体により画像を適正な向きに形成するための技術に関する。
従来から、複写機や印刷装置等の画像形成装置本体と、折り加工、糊付け製本、ステイプル加工、パンチ加工等の後処理装置とを接続し、画像形成装置本体から排紙される記録媒体である用紙の体裁を後処理装置で整えることが可能な画像形成システムが知られている。
例えば、用紙に穴を開けるパンチ加工を施す際には、画像形成装置本体にパンチ処理機を接続し、パンチ処理機が画像形成装置本体から排紙された用紙に1枚ずつパンチ加工を施している。
このようなパンチ加工を施すにあたり、用紙のパンチ位置としては、例えば、ユーザの所望に応じて右パンチ、左パンチ、上パンチなどが設定できる。
一方、原稿画像の向きとしては、短辺を水平とし長辺を垂直にしたときを基準とするポートレート(所謂、縦置き)、短辺を垂直とし長辺を水平にしたときを基準とするランドスケープ(所謂、横置き)が存在し、画像に応じて使い分けられている。
このため、所望の位置にパンチ加工を施すには、ユーザはパンチ位置や原稿画像の向きなどを考慮して原稿をセットしなければならないため、非常に煩雑な作業となり、原稿のセット方向の誤りによるミスプリントの増加や作業効率の低下を引き起こす要因となっていた。
上記の問題の解決策として、特許文献1には、用紙の搬送方向後端にステイプル加工を施すソータと接続された画像形成装置本体において、ユーザにより入力された原稿画像の向きやステイプル位置などの入力情報に基づいて原稿画像データの回転の要否を判断し、用紙上に画像を形成することが開示されている。そして、この特許文献1には、ステイプル処理の代わりにパンチ処理にも適用可能であると記載されており、パンチ処理の場合においても同様の制御を実行できる。
特許文献2には、用紙の搬送方向後端にパンチ加工を施す穿孔手段と接続された画像形成装置本体において、ユーザにより入力されたパンチ位置とインデックス紙のタブ位置の入力情報に基づいて原稿画像データの回転の要否を判断し、用紙上に画像を形成することが開示されている。
特開平9−34200号公報 特開2007−17704号公報
ところで、パンチ処理機の種類としては、用紙の搬送方向先端側にパンチ加工を施す先端パンチ処理機、用紙の搬送方向後端側にパンチ加工を施す後端パンチ処理機があり、両パンチ処理機の何れにも接続可能な画像形成装置本体が知られている。
このような画像形成装置本体を用いて画像形成システムを構築する場合、接続されるパンチ処理機の種類はユーザ毎に異なり、接続したパンチ処理機の種類に応じてパンチ位置と画像の向きとの関係も変化してしまう。すなわち、所望の位置にパンチ加工を施すことができなくなってしまう虞がある。
特許文献1、2はパンチ位置に応じて適切な向きに画像を形成するものであるが、後端側にパンチ加工を施すことを前提としており、仮に、先端側にパンチ加工を施す先端パンチ処理機に付け替えた場合にはユーザが指定したパンチ位置にパンチ加工を施すことができなくなるという問題がある。
一方、上記画像形成システムにおいては、ステイプル処理装置やくるみ製本機などの後処理装置をパンチ処理機の用紙搬送方向下流側に設置する場合、生産性を向上させるという理由から、用紙の表裏を反転する反転装置をパンチ処理機と後処理装置との間に接続可能なものも開発されている。
このような画像形成システムでは、所望の位置にパンチ処理を施し、且つ、ページ順で用紙を排紙トレイに積載させるためには、上記したパンチ処理機の種類に加えて、反転装置の接続有無による用紙の表裏反転有無も考慮した上で出力設定をしなければならず、ユーザによる出力設定が一層困難になってしまうという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであって、用紙へのパンチ加工を施す際にパンチ処理機の種類と反転装置の有無に応じて用紙の画像形成を制御することで、所望の位置にパンチ加工を施し、かつ、積載時にページ順となるように用紙を排紙することができる画像形成装置本体又は画像形成システムを提供することを目的とする。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
1.記録媒体の搬送方向先端側にパンチを施す先端パンチ処理機又は搬送方向後端側にパンチを施す後端パンチ処理機、及び、後処理装置と間接的又は直接的に接続可能な画像形成装置本体において、
画像データを入力する画像入力部と、
入力された画像データを記憶する記憶部と、
画像データに基づいて記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、
接続されたパンチ処理機及び後処理装置と通信を行い、前記パンチ処理機の接続情報及び前記後処理装置の接続情報を取得する通信部と、
前記通信部により取得された接続情報に基づいて、パンチ処理機の種類及び記録媒体を表裏反転して搬送する反転装置の接続の有無を判断し、当該判断結果に応じて記録媒体へ画像形成する画像データの配置を制御する制御部と、を有することを特徴とする画像形成装置本体。
2.前記制御部は、前記判断結果に応じて、記録媒体への画像データの出力順及び形成する画像の向きを決定することを特徴とする前記1に記載の画像形成装置本体。
3.前記先端パンチ処理機または前記後端パンチ処理機による画像データの配置に対するパンチ位置を設定するパンチ位置設定手段を備え、
前記制御部は、前記パンチ位置設定手段により取得したパンチ位置情報と前記判断結果とに応じて記録媒体へ画像形成する画像データの配置を制御することを特徴とする前記1又は前記2に記載の画像形成装置本体。
4.異なる向きの前記記録媒体を収納可能な複数の収納部を備え、
前記パンチ位置情報と前記判断結果に応じて前記複数の収納部の1つから前記記録媒体を給紙することを特徴とする前記3に記載の画像形成装置本体。
5.前記反転装置は前記パンチ処理機よりも記録媒体搬送路の下流側に位置することを特徴とする前記1〜前記4のいずれか1項に記載の画像形成装置本体。
6.前記制御部は、前記反転装置が接続されていないと判断した場合には、前記記録媒体に前記画像形成装置本体からページ番号が若い画像データが下向きに形成されるフェイスダウンで排出されるように記録媒体へ画像形成する画像データの配置を制御することを特徴とする前記1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置本体。
7.前記制御部は、前記反転装置が接続されている判断した場合には、前記記録媒体に前記画像形成装置本体からページ番号が若い画像データが上向きに形成されるフェイスアップで排出されるように前記画像形成部を制御することを特徴とする前記1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置本体。
8.前記1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置本体、前記先端パンチ処理機または前記後端パンチ処理機、並びに、前記後処理装置を有することを特徴とする画像形成システム。
本発明によれば、画像形成装置本体によりパンチ処理機の種類と反転装置の有無を判断し、画像データの配置を制御するので、ユーザは煩雑な設定をせずに所望するパンチ位置へパンチ加工を施すことができる。これにより、ユーザの作業効率を向上し、ミスプリントを低減することが可能となる。
画像形成システム3の構成図である。 画像形成システム3の機能的構成を示したブロック図である。 操作部150における表示画面600の説明図である。 パンチ位置設定画面700の説明図である。 接続情報の取得方法を示したフローチャートである。 画像形成システム1の構成を示した図である。 画像形成システム1での画像及び用紙の向きとパンチ位置との関係を示した図である。 画像形成システム1の処理動作を示した図である。 画像形成システム2の構成を示した図である。 画像形成システム2での画像及び用紙の向きとパンチ位置との関係を示した図である。 画像形成システム2の処理動作を示した図である。 画像形成システム3の構成を示した図である。 画像形成システム3での画像及び用紙の向きとパンチ位置との関係を示した図である。 画像形成システム3の処理動作を示した図である。 画像形成システム4の構成を示した図である。 画像形成システム4での画像及び用紙の向きとパンチ位置との関係を示した図である。 画像形成システム4の処理動作を示した図である。 ユーザが原稿トレイ142に用紙をセットする際の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図を参照して説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されない。
先ず、本発明の実施形態に係る代表的な画像形成システム1〜4の構成について説明する。
画像形成システム1の構成は、図6に示すように、画像形成装置本体100、先端パンチ処理機200、第1後処理装置400、第2後処理装置500、排紙トレイ530を有する構成である。画像形成システム2の構成は、図9に示すように、画像形成装置本体100、後端パンチ処理機800、第1後処理装置400、第2後処理装置500、排紙トレイ530を有する構成である。画像形成システム3の構成は、図12に示すように、画像形成装置本体100、先端パンチ処理機200、反転装置300、第1後処理装置400、第2後処理装置500、排紙トレイ530を有する構成である。画像形成システム4の構成は、図15に示すように、画像形成装置本体100、後端パンチ処理機800、反転装置300、第1後処理装置400、第2後処理装置500、排紙トレイ530を有する構成である。
画像形成システム1〜4はそれぞれ構成が異なるが、画像形成装置本体100、先端パンチ処理機200、後端パンチ処理機800、反転装置300、第1後処理装置400、第2後処理装置500の各装置単体の機能、及び、各装置間の接続情報と制御信号のやり取りである機能的構成については、画像形成システム1〜4でほぼ同様である。そのため、画像形成システム1〜4の構成については画像形成システム3を代表して説明する。
画像形成システム3の構成について詳細に説明する。図1は画像形成システム3の構成である。図1に示すように、画像形成システム3は、画像形成装置本体100、先端パンチ処理機200、反転装置300、第1後処理装置400、第2後処理装置500、排紙トレイ530を有する。
画像形成装置本体100は、収納部121、122、画像形成部130、画像読取部140、自動原稿搬送部141、原稿トレイ142、操作部150、排紙ローラ191、排紙口192等を備える。また、画像形成装置本体100には、記録媒体である用紙の搬送路として収納部121、122から画像形成部130に給紙を行う用紙搬送路R101、画像形成部130から排紙ローラ191を経て排紙口192に至る用紙搬送路R102、用紙の表裏反転を行う用紙搬送路R103が設けられている。ここでいう、用紙搬送路とは、本発明における「記録媒体搬送路」のことである。
収納部121、122には、異なる用紙サイズ、異なる向きの用紙を収納可能であり、画像形成前の用紙を用紙種別(用紙の種類、用紙のサイズ、タブ付きの有無等)毎に収納される。ここでいう用紙の種類には、普通紙、再生紙、上質紙、厚紙等があり、用紙のサイズには、例えば、A4(横長のA4用紙であるA4横、縦長のA4用紙であるA4縦)、A5等がある。
画像形成部130は、画像データに基づいて露光部(図示せず)から発せられるレーザービームにより感光体131を露光走査し、静電潜像を形成する。次いで、現像部(図示せず)によりトナーを感光体131に吸着させ、転写部(図示せず)においてトナーを用紙に転写する。そして、定着部132において、用紙にトナーを熱定着させることにより画像を形成する。上述したように、画像形成部130は、いわゆる電子写真プロセスにより用紙に画像形成を行う構成を示したが、インクジェット方式、熱転写方式等により用紙に画像形成を行ってもよい。
画像入力部である画像読取部140は、原稿トレイ142等に配置された原稿を画像データとして読取る。具体的には、読取台(図示せず)に配置された原稿に光源からの光を照射し、当該原稿から反射した反射光をCCD(Charge Coupled Deveice)により読取る。自動原稿搬送部141を使用する場合には、当該自動原稿搬送部141の原稿トレイ142に配置された原稿束から原稿が1枚ずつ画像読取部140の読取台に搬送され、画像が読取られる。なお、画像入力部はパーソナルコンピュータにもなりうる。その際、画像形成装置本体100は、図示しないインターフェイスを介してパーソナルコンピュータから送信された画像データを受信する。
操作部150は、数字キーやスタートキー、画像形成に関する各種設定を行うための機能キー等の各種操作キーを備える。また、操作部150は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面と一体的に形成されたタッチパネルを備える。タッチパネルでは、ユーザの指先やタッチペン等により接された位置を検出し、ユーザからの操作指示を受け付ける。
画像形成システム3では、ユーザが操作部150の操作キーやタッチパネルを操作することで、画像形成システム3の画像形成に係る指示を行うことができる。また、画像形成システム3では、操作部150に画像形成システム3の動作状況や各種設定状況を表示することで、画像形成システム3の動作状態等をユーザに知らしめることができる。
操作部150による画像形成に係る指示とは、所謂、印刷条件のことであり、画像の濃度や倍率、画像形成すべき用紙種別、用紙の両面又は片面への画像形成、画像形成後の用紙に行う後処理の種別(パンチ加工、ステイプル加工等)、機外へ用紙を排紙する際の排紙面等を含む。
ここでいう排紙面とは、機外に排紙された用紙の上面のことである。例えば、用紙上に原稿表面(あるいはページ番号が若い画像データ)として画像形成された面を上にして排紙する場合の排紙面はフェイスアップ(FaceUp)である。逆に、用紙上に原稿表面(あるいはページ番号が若い画像データ)として画像形成された面を下にして配置する場合の排紙面はフェイスダウン(FaceDown)である。
排紙ローラ191は、モータ等の駆動源(図示せず)により回転駆動する。排紙ローラ191は、回転駆動することで、画像形成が行われた用紙を排紙口192に搬送する。
先端パンチ処理機200は、画像形成装置本体100と反転装置300との間に設置される。先端パンチ処理機200は、用紙を搬送するため、モータ等の駆動源(図示せず)に接続された搬送ローラ201〜204、搬送ローラ211〜219、搬送ローラ221、222、及び、パンチ加工部220と、サブトレイ231と、を有している。パンチ加工部220は、搬送される用紙の当該搬送方向の先端側にパンチ加工を行う。サブトレイ231は、外部に排紙した用紙を集積して配置するトレイである。
先端パンチ処理機200における用紙の搬送経路としては、搬送ローラ201,202,203,204の順に用紙が搬送される用紙搬送路R201と、搬送ローラ201,211〜219、204の順に用紙が搬送される用紙搬送路R202と、搬送ローラ201、221、222の順に用紙が搬送される用紙搬送路R203と、がある。
用紙搬送路R201は、先端パンチ処理機200を介して画像形成装置本体100から搬送された用紙をパンチ加工せずに、先端パンチ処理機200に続いて設置される反転装置300へ排紙する経路である。このように、先端パンチ処理機200は、用紙搬送路R201を介して用紙を搬送することで、用紙に対してパンチ加工を行うことなく反転装置300へ排紙することができる。
用紙搬送路R202は、その経路途上にパンチ加工部220が設けられており、画像形成装置本体100から排紙された用紙に前述したパンチ加工をすることが可能である。このように、先端パンチ処理機200は、用紙搬送路R202を介して用紙を搬送することで、パンチ加工部220により当該用紙の搬送方向先端側にパンチ加工を施して、反転装置300へ用紙を排紙することができる。
用紙搬送路R203は、先端パンチ処理機200を介して画像形成装置本体100から排紙された用紙をそのままサブトレイ231へ排紙する経路である。このように、先端パンチ処理機200は、用紙搬送路R203を介して用紙を搬送することで、画像形成装置本体100による画像形成後の用紙を外部に排紙し、サブトレイ231へ用紙を集積することができる。
反転装置300は、先端パンチ処理機200と第1後処理装置400との間に設置される。反転装置300は、用紙を搬送するため、モータ等の駆動源(図示せず)に接続された搬送ローラ301〜306、複数枚の用紙を滞留させる反転ストッパ321を有している。反転装置300は、この搬送ローラ301〜306により、先端パンチ処理機200から排紙された用紙を受け取り、第1後処理装置400へ搬送する。
反転ストッパ321は、搬送される用紙を順次重ねてストックし、複数枚の用紙を搬送順に滞留させる。反転装置300は、この反転ストッパ321によって複数枚の用紙を滞留した場合、当該複数枚の用紙束を第1後処理装置400へ搬送する。
反転装置300における用紙の搬送経路としては、搬送ローラ301、302、303の順に用紙が搬送される用紙搬送路R301と、搬送ローラ301、304、305、306、303の順に用紙が搬送される用紙搬送路R302と、がある。
用紙搬送路R301は、先端パンチ処理機200から第1後処理装置400まで表裏反転を行うことなく直に用紙を搬送する経路である。このように、反転装置300は、この用紙搬送路R301を介して用紙を搬送することで、先端パンチ処理機200から排紙された用紙の表裏状態を反転することなく第1後処理装置400へ用紙を搬送することができる。
用紙搬送路R302は、先端パンチ処理機200から第1後処理装置400に用紙を搬送する際に、搬送方向の先端側から用紙を一旦引き入れ、その後端側から引き出す時に用紙の表裏反転を行う表裏反転機構としての経路である。このように、反転装置300は、この用紙の表裏反転機構としての用紙搬送路R302を介して用紙を搬送することで、先端パンチ処理機200から排紙された用紙の表裏状態を反転して第1後処理装置400へ用紙を搬送することができる。
また、用紙搬送路R302は、反転ストッパ321を有しており、搬送方向の先端側から用紙を一旦引き入れた際に順次用紙をストック可能となっている。このように、反転装置300は、この用紙搬送路R302を介して用紙を搬送し、反転ストッパ321により複数枚の用紙を滞留させた場合、当該複数枚の用紙束の表裏状態を反転して第1後処理装置400へ搬送することができる。
第1後処理装置400、及び、第2後処理装置500は、例えば、糊付け製本、中綴じ製本、折り加工等のいわゆる後処理を行い、ユーザの要望によって種々の後処理装置を設置することが可能である。なお、本発明の実施形態では、パンチ処理機及び反転装置以外に後処理装置を2つ設けたが、ユーザの要望に応じて単数又は複数設置可能であり、2つに限定されない。
以上、画像形成システム3の構成について説明した。前述した通り、後述する画像形成システム1、2、4の構成と画像形成システム3の構成との相違は、パンチ処理機の種類(先端パンチ処理機200又は後端パンチ処理機800)、及び、反転装置300の有無であるため、画像形成システム1、2、4の構成についての詳細な説明は省略する。
また、画像形成システム1〜4は、複数の装置が接続された画像形成システム構成であるが、当該複数の装置の各々を一つの装置として有する一つの画像形成装置本体であってもよい。
次に、画像形成システム3の機能的構成について図2のブロック図を用いて説明する。これは、本発明における「通信部」の周辺の構成を示している。
図2に示すように、画像形成装置本体100の通信部180と先端パンチ処理機200の通信部280は通信線L1により互いに通信可能に接続される。また、先端パンチ処理機200の通信部280と反転装置300の通信部380は通信線L2により互いに通信可能に接続される。また、反転装置300の通信部380と第1後処理装置400の通信部480は通信線L3により互いに通信可能に接続される。また、第1後処理装置400の通信部480と第2後処理装置500の通信部580は通信線L4により互いに通信可能に接続される。
すなわち、画像形成システム3は、画像形成装置本体100、先端パンチ処理機200、反転装置300、第1後処理装置400と第2後処理装置500が通信線L1、L2、L3とL4により接続される構成である。なお、画像形成システム3の接続レイアウトについては、例えば、スター型に接続される構成であってもよく、特に限定されない。また、画像形成システム3の通信は通信線L1、通信線L2、通信線L3と通信線L4による有線通信以外に、無線や赤外線を用いた通信であってもよい。
画像形成装置本体100は、CPU110、RAM111、ROM112、搬送部120、画像形成部130、画像読取部140、操作部150、排紙部190を備える構成である。画像形成装置本体100の各部はバス160を介して接続される。
CPU(Central Processing Unit)110は、画像形成装置本体100の各部を統括的に制御する。つまり、CPU110は本発明における「制御部」に相当する。また、CPU110は、ROM112(Read Only Memory)に記憶されている各種プログラムデータの中から指定されたプログラムデータをRAM111(Random Access Memory)に展開し、当該RAM111に展開されたプログラムデータとの協働で、各種処理を実行する。
また、RAM111は、画像形成装置本体100が画像読取部140を介して画像を読み込んだ際の画像データを記憶する。つまり、RAM111は、本発明における「記憶部」に相当する。
具体的には、CPU110は操作部150から入力された印刷条件に基づいてRAM111に格納された画像データを処理し(例えば、画像の濃度や倍率等の処理)、画像形成部130による画像形成を制御する。また、CPU110は、操作部150から入力された印刷条件に基づいて、画像形成装置本体100と接続された各装置へ制御信号を出力する。ここでいう制御信号とは、例えば、画像形成部130により画像形成された用紙に対して、表裏反転やパンチ加工(詳細は後述する)といった後処理装置を制御するための信号のことである。
搬送部120は、前述した用紙搬送路R101、R102、R103と、CPU110の制御の下で駆動するモータ等の駆動源(図示せず)を有し、CPU110の制御の下、前述した用紙搬送路R101、R102、R103により用紙を搬送する。
通信部180は、通信線L1を介してパラレル通信又はシリアル通信を行う通信インターフェイスである。
排紙部190は、前述した排紙ローラ191、排紙口192を有する。CPU110は、当該排紙部190を制御することにより、画像形成部130により画像形成された用紙を機外に排紙する。
先端パンチ処理機200は、CPU251、RAM252、ROM253、搬送部210、パンチ加工部220、排紙部230、通信部280を備える構成である。この先端パンチ処理機200の各部はバス260を介して接続される。
CPU251は、CPU110から出力された制御信号に基づいて、先端パンチ処理機200の各部を統括的に制御する。また、CPU251は、ROM253に記憶されている各種プログラムデータの中から指定されたプログラムデータをRAM252に展開し、当該RAM252に展開されたプログラムデータとの協働で、各種処理を実行する。
具体的には、CPU251は、CPU110から出力された制御信号に基づいて、画像形成装置本体100から搬送された画像形成後の用紙に対してパンチ加工を制御する。
また、CPU251は、画像形成装置本体100と先端パンチ処理機200が間接的又は直接的に接続された際に、ROM253に予め格納されている先端パンチ処理機200に係る接続情報を読み出して画像形成装置本体100へ送信する(画像形成システム3においては、先端パンチ処理機200が直接的に画像形成装置本体100と接続されている状態である)。これにより、画像形成装置本体100は、接続された後処理装置が先端パンチ処理機200であることを特定することができる。
ここで「接続情報」とは、パンチ処理機その他の後処理機における情報のことである。例えば先端パンチ処理機200に係る接続情報とは、用紙に対するパンチ加工の実行位置(用紙搬送方向先端側/後端側)、パンチ処理機の機能(パンチ位置やパンチ穴数)等の自装置固有の設定情報や、画像形成システム3における先端パンチ処理機200設置位置(画像形成装置本体100から何台目に設置される)等の位置情報である。
搬送部210は、前述した用紙搬送路R201、R202、R203と、CPU251の制御の下で駆動するモータ等の駆動源(図示せず)を有し、CPU251の制御の下、該用紙搬送路R201、R202、R203により用紙を搬送する。
排紙部230は、前述したサブトレイ231や反転装置300へ用紙を排紙する搬送ローラ204であり、CPU251の制御の下、機外への用紙の排紙や自装置と接続された反転装置300への用紙の排紙を行う。
反転装置300は、CPU351、RAM352、ROM353、搬送部310、反転部320、排紙部330、通信部380を備える構成である。この反転装置300の各部はバス360を介して接続される。
CPU351は、CPU110から出力された制御信号に基づいて、反転装置300の各部を統括的に制御する。また、CPU351は、ROM353に記憶されている各種プログラムデータの中から指定されたプログラムデータをRAM352に展開し、当該RAM352に展開されたプログラムデータとの協働で、各種処理を実行する。
具体的には、CPU351は、CPU110から出力された制御信号に基づいて、画像形成装置本体100から搬送された画像形成後の用紙を第1後処理装置400へ搬送する際の制御を行う。また、CPU351は、この用紙を第1後処理装置400へ搬送する際に、CPU110から出力された制御信号に基づいて用紙の表裏反転を制御する。
また、CPU351は、画像形成装置本体100と反転装置300が間接的又は直接的に接続された際に、ROM353に予め格納されている反転装置300に係る接続情報を読み出して画像形成装置本体100へ送信する(画像形成システム3においては、反転装置300が間接的に画像形成装置本体100と接続されている状態である)。これにより、画像形成装置本体100は、接続された後処理装置が反転装置300であることを特定することができる。
この反転装置300に係る接続情報とは、反転部320における反転ストッパ321の有無等の自装置固有の設定情報や、画像形成システム3における反転装置300の設置位置(画像形成装置本体100から何台目に設定される)等の位置情報である。
搬送部310は、前述した用紙搬送路R301とCPU351の制御の下で駆動するモータ等の駆動源(図示せず)を有し、CPU351の制御の下、先端パンチ処理機200から排紙された画像形成後の用紙を第1後処理装置400へ搬送する。
反転部320は、前述した用紙搬送路R302であり、CPU351の制御の下、先端パンチ処理機200から排紙された画像形成後の用紙を表裏反転し、排紙部330から第1後処理装置400へ搬送する。
排紙部330は、前述した第1後処理装置400へ用紙を排紙する搬送ローラ303であり、CPU351の制御の下、自装置と接続された第1後処理装置400へ用紙を排紙する。
第1後処理装置400及び第2後処理装置500の構成は、ユーザの要望により種々の後処理装置を選択することができるため、詳細な説明は省略する。例えば、第1後処理装置の後処理部420及び第2後処理装置の後処理部520は、糊付け製本部、中綴じ製本部、折り加工部、第2のパンチ加工部、ステイプル加工部等の様々な後処理部を選択可能である。
次に、ユーザが操作部150を介してパンチ位置を設定する際の手順を図3及び図4を用いて説明する。
図3に示す操作部150の表示画面600は、印刷条件を設定するための画面である。ユーザは、この表示画面600に表示された印刷条件(濃度/下地、用紙、倍率、片面/両面等、仕上げボタン601等)を確認し、図示しないスタートキーを押下することで、印刷出力を実行させる。
仕上げボタン601は、図4に示すパンチ位置設定画面700を表示させるためのボタンである。パンチ加工を施したい場合、ユーザは仕上げボタン601を押下し、図4に示すパンチ位置設定画面700を介してパンチ位置の設定を行う。
パンチ位置設定画面700には、本発明の「パンチ位置設定手段」の一例に相当する複数のボタンが配設されている。具体的には、パンチ穴を2カ所に施す場合については、パンチ位置として用紙表面に形成された画像の左側を選択するための左側ボタン701と、右側を選択するための右側ボタン702と、上側を選択するための上側ボタン703とが設けられている。また、パンチ穴を3カ所に施す場合については、パンチ位置として用紙表面に形成された画像の左側を選択するための左側ボタン704と、右側を選択するための右側ボタン705と、上側を選択するための上側ボタン706とが設けられている。
ユーザは、パンチ位置設定画面700にてパンチ位置を指定した後、図示しないスタートキーを押下することで、印刷出力を実行することができる。これにより、ユーザは所望した位置にパンチ加工が施された用紙を出力することができる。また、指定されたパンチ位置はパンチ位置情報としてRAM111に格納される。
図5は、CPU110が図2で示した通信部180、280、380、480、580により、画像形成装置本体100に間接的又は直接的に接続されているパンチ処理機の種類(先端パンチ処理機200又は後端パンチ処理機800)、反転装置300、第1後処理装置400及び第2後処理装置500から接続情報を取得し、画像形成システム1〜4のいずれかに該当するかを特定するためのフローチャートである。これは、本発明における「接続情報」の取得方法を示している。
画像形成装置本体100の電源がONされると、CPU110は各装置から接続情報を取得し、RAM111に格納する(ST.1)。
CPU110は、格納した接続情報を基に、パンチ処理機の有無を判断する(ST.2)。
パンチ処理機が有ければ(ST.2、有)、画像形成システムに反転装置300が接続されているかどうかを判断する(ST.3)。
反転装置300が接続されていないと判断された場合(ST.3、無)、CPU110は、画像形成システムに接続されたパンチ処理機の種類を特定する(ST.4)。
接続されたパンチ処理機が先端パンチ処理機200である場合(ST.4、先端)、CPU110は得られた接続情報から画像形成システム1であることを特定する(ST.5)。
ST.4において、接続されたパンチ処理機が後端パンチ処理機800である場合(ST.4、後端)、CPU110は得られた接続情報から画像形成システム2であることを特定する(ST.6)。
ST.3において、反転装置300が接続されていると判断された場合(ST.3、有)、CPU110は、画像形成システムに接続されたパンチ処理機の種類を特定する(ST.7)。
接続されているパンチ処理機が先端パンチ処理機200である場合(ST.7、先端)、CPU110は得られた接続情報から画像形成システム3であることを特定する(ST.8)。
ST.7において、接続されているパンチ処理機が後端パンチ処理機800である場合(ST.7、後端)、CPU110は得られた接続情報から画像形成システム4であることを特定する(ST.9)。
なお、ST.2において、格納した接続情報を基にパンチ処理機が無いと判断された場合(ST.2、無)は、その他画像形成システムであることを特定する(ST.10)。
このようにして、CPU110は、形成されたシステムが画像形成システム1〜4のいずれかであるか特定することができるため、ユーザは画像形成システムがどのような構成になっているのか判断する必要がない。
例えば、画像形成システム3においては、CPU110は先端パンチ処理機200が画像形成装置本体100から1台目に配置、反転装置300が画像形成装置本体100から2台目(先端パンチ処理機200よりも用紙搬送方向に対して下流側)に配置、第1後処理装置400が画像形成装置本体100から3台目に配置、第2後処理装置500が画像形成装置本体100から4台目に配置、といった接続情報を取得し、RAM111に格納する。そして、CPU110は画像形成システムがどのようなシステム構成になっているかを特定することができる。
次に、得られた接続情報に基づいて図5のフローチャートから特定した画像形成システム1〜4の処理動作について説明する。ここでは、画像形成システム3のみならず、画像形成システム1〜4の全てのシステムについて説明する。
本発明の実施形態における画像形成システム1〜4は初期条件としては、A4の原稿がフェイスアップで奥側を天として原稿トレイ142に複数枚セットされている。
ここでいうフェイスアップで奥側を天とは、図18に示すように、画像形成装置本体100の正面を手前としたとき、原稿トレイ142の置側に紙面上側が配置されている状態を指す。なお、ページ番号の付与は、複数枚の原稿を原稿トレイ142にセットした場合には、最上位にセットされた用紙の表面を1頁目として、以下連続のページ番号を付与する。
その他の初期条件として、収納部121、122にはA4縦とA4横の用紙がそれぞれ収納され、印刷は両面印刷、パンチ位置は左側に2箇所(図4における左側ボタン701)に設定されているとする。
なお、本発明の実施形態によれば、画像形成システムの構成やパンチ位置に応じて画像の出力順や回転の有無を判断して用紙に画像形成をするため、ユーザはシステム構成やパンチ位置(左側、上側、右側)に係らず、原稿を常に統一された向きにセットすれば足りるので、システム構成やパンチ位置を気にせずに原稿をセットすることが可能となる。具体的な処理は後述する。
(画像形成システム1の説明)
図6〜図8は、画像形成システム1の処理動作を示す。具体的には、図6は上述した画像形成システム1の構成を示した概略図である。図7は画像形成装置本体100の正面を紙面下側としてシステムの上方から見たときの画像及び用紙の向きとパンチ位置との関係を示しており、右側から順に、画像形成装置本体100から排紙されたとき、先端パンチ処理機200から排紙されたとき、及び、排紙トレイ530に積載されたときをそれぞれ示している。なお、同図において表、裏の記述は、図18に示した原稿画像の表画像、裏画像にそれぞれ対応するものである(図10、図1、図16も同様)。図8は画像形成装置本体100のCPU110の処理動作を示したフローチャートである。
図8のフローチャートを用いて画像形成システム1の処理動作を説明する。
CPU110はスタートキー(図示せず)が押下されたか監視し(ST.11)、スタートキーが押下された場合には原稿トレイ142にセットされた原稿の読み込みを開始する(ST.12)。その際、読み込まれた原稿の画像データはRAM111に格納される。
そして、CPU110は、図4で説明した手順を経てRAM111に格納されているパンチ位置情報(左側に2箇所)と図5のST.1において接続情報から取得した判断結果(パンチ処理機の種類(先端)、反転装置の有無(無))に応じて画像形成部の制御内容を特定する(ST.13)。ここでは、パンチ位置が左側に設定されているのでST.14へ進む。
CPU110は、用紙の左側にパンチ加工を施すべくA4縦の用紙を給紙し、用紙の両面に画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿表面の画像データを180度回転させて用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、180度回転された原稿裏面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.14)。その際に、収納部121、122にA4縦の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対する用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図7の(1)に示すようにフェイスダウンで天地逆向きに画像形成装置本体100から排紙される(ST.15)。すなわち、ここでは原稿画像の向きを表裏ともに180度回転させ、画像の出力順として原稿の表面の画像データを先に、原稿裏面の画像データを後に形成するようにしている。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.13に戻り、残りの画像形成を行う(ST.20)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、先端パンチ処理機200に搬送され、図7の(2)に示すように用紙搬送方向の先端側(つまり、用紙の表面に対して左側)にパンチ加工が施される。
その後、用紙は第1後処理装置400及び第2後処理装置500に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図7の(3)に示すようにフェイスダウンで天地逆向きに積載される。
もしパンチ位置が上側(例えば、上側に2箇所)に設定された場合は、ST.13において、CPU110はパンチ位置が上側に設定されていると判断し、ST.16へ進む。
CPU110は、用紙の上側にパンチ加工を施すべくA4横の用紙を給紙し、画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿表面の画像データを左に90度回転させて用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、左に90度回転させた原稿裏面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.16)。その際に、収納部121、122にA4横の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対する用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図7の(4)に示すようにフェイスダウンで用紙搬送方向を天に画像形成装置本体100から排紙される(ST.17)。すなわち、ここでは原稿画像の向きを表裏ともに左に90度回転させ、画像の出力順として原稿の表面の画像データを先に、原稿裏面の画像データを後に形成するようにしている。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.13に戻り、残りの画像形成を行う(ST.20)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、先端パンチ処理機200に搬送され、図7の(5)に示すように用紙搬送方向の先端側(つまり、用紙の上側)にパンチ加工が施される。
その後、用紙は第1後処理装置400及び第2後処理装置500に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図7の(6)に示すようにフェイスダウンで用紙搬送方向を天に積載される。
もしパンチ位置が右側(例えば、右側に2箇所)に設定された場合は、ST.13において、CPU110はパンチ位置が右側に設定されていると判断し、ST.18へ進む。
CPU110は、用紙の右側にパンチ加工を施すべくA4縦の用紙を給紙し、用紙の両面に画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿表面の画像データを回転させずに用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、原稿裏面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.18)。その際に、収納部121、122にA4縦の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対して用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図7の(7)に示すようにフェイスダウンで奥側を天に画像形成装置本体100から排紙される(ST.19)。すなわち、ここでは原稿画像の向きを表裏ともに回転させず、画像の出力順として原稿の表面の画像データを先に、原稿裏面の画像データを後に形成するようにしている。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.13に戻り、残りの画像形成を行う(ST.20)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、先端パンチ処理機200に搬送され、図7の(8)に示すように用紙搬送方向の先端側(つまり、用紙の表面に対して右側)にパンチ加工が施される。
その後、用紙は第1後処理装置400及び第2後処理装置500に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図7の(9)に示すようにフェイスダウンで奥側を天に積載される。
(画像形成システム2の説明)
図9〜図11は、画像形成システム2の処理動作を示す。具体的には、図9は上述した画像形成システム2の構成を示した概略図である。図10は画像形成装置本体100の正面を紙面下側としてシステムの上方から見たときの画面及び用紙の向きとパンチ位置との関係を示しており、右側から順に、画像形成装置本体100から排紙されたとき、後端パンチ処理機800から排紙されたとき、及び、排紙トレイ530に積載されたときをそれぞれ示している。図11は画像形成システム2の処理動作を示したフローチャートである。
図11のフローチャートを用いて画像形成システム2の処理動作を説明する。
ここで、ST.21〜ST.22の処理はST.11〜ST.12と同じであるため説明を省略する。
CPU110は、RAM111に格納されているパンチ位置情報(左側に2箇所)と接続情報から取得した判断結果(パンチ処理機の種類(後端)、反転装置の有無(無))に応じて画像形成部の制御内容を特定する(ST.23)。ここでは、パンチ位置が左側に設定されているのでST.24へ進む。
CPU110は、用紙の左側にパンチ加工を施すべくA4縦の用紙を給紙し、用紙の両面に画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿表面の画像データを回転させずに用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、原稿裏面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.24)。その際に、収納部121、122にA4縦の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対して用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図10の(1)に示すようにフェイスダウンで奥側を天に画像形成装置本体100から排紙される(ST.25)。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.23に戻り、残りの画像形成を行う(ST.30)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、後端パンチ処理機800に搬送され、図10の(2)に示すように用紙搬送方向の後端側(つまり、用紙の表面に対して左側)にパンチ加工が施される。
その後、用紙は第1後処理装置400及び第2後処理装置500に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図10の(3)に示すようにフェイスダウンで奥側を天に積載される。
もしパンチ位置が上側(例えば、上側に2箇所)に設定された場合は、ST.23において、CPU110はパンチ位置が上側に設定されていると判断し、ST.26へ進む。
CPU110は、用紙の上側にパンチ加工を施すべくA4横の用紙を給紙し、画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿表面の画像データを右に90度回転させて用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、右に90度回転させた原稿裏面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.26)。その際に、収納部121、122にA4横の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対して用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図10の(4)に示すようにフェイスダウンで用紙搬送方向を地に画像形成装置本体100から排紙される(ST.27)。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.23に戻り、残りの画像形成を行う(ST.30)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、後端パンチ処理機800に搬送され、図10の(5)に示すように用紙搬送方向の後端側(つまり、用紙の上側)にパンチ加工が施される。
その後、用紙は第1後処理装置及び第2後処理装置に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図10の(6)に示すようにフェイスダウンで用紙搬送方向を地に積載される。
もしパンチ位置が右側(例えば、右側に2箇所)に設定された場合は、ST.23において、CPU110はパンチ位置が右側に設定されていると判断し、ST.28へ進む。
CPU110は、用紙の右側にパンチ加工を施すべくA4縦の用紙を給紙し、用紙の両面に画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿表面の画像データを180度回転させて用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、180度回転された原稿裏面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.28)。その際に、収納部121、122にA4縦の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対して用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図10の(7)に示すようにフェイスダウンで天地逆向きに画像形成装置本体100から排紙される(ST.29)。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.23に戻り、残りの画像形成を行う(ST.30)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、後端パンチ処理機800に搬送され、図10の(8)に示すように用紙搬送方向の後端側(つまり、用紙の表面に対して右側)にパンチ加工が施される。
その後、用紙は第1後処理装置400及び第2後処理装置500に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図10の(9)に示すようにフェイスダウンで天地逆向きに排紙される。
(画像形成システム3の説明)
図12〜図14は、画像形成システム3の処理動作を示す。具体的には、図12は上述した画像形成システム3の構成を示した概略図である。図13は画像形成装置本体100の正面を紙面下側としてシステムの上方から見たときの画面及び用紙の向きとパンチ位置との関係を示しており、右側から順に、画像形成装置本体100から排紙されたとき、先端パンチ処理機200から排紙されたたき、及び、排紙トレイ530に積載されたときをそれぞれ示している。図14は画像形成システム3の処理動作を示したフローチャートである。
図14のフローチャートを用いて画像形成システム3の処理動作を説明する。
ここで、ST.31〜ST.32の処理はST.11〜ST.12と同じであるため説明を省略する。
CPU110は、RAM111に格納されているパンチ位置情報(左側に2箇所)と接続情報から取得した判断結果(パンチ処理機の種類(先端)、反転装置の有無(有))に応じて画像形成部の制御内容を特定する(ST.33)。ここでは、パンチ位置が左側に設定されているのでST.34へ進む。
CPU110は、用紙の左側にパンチ加工を施すべくA4縦の用紙を給紙し、用紙の両面に画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿裏面の画像データを回転させずに用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、原稿表面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.34)。その際に、収納部121、122にA4縦の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対して用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図13の(1)に示すようにフェイスアップで奥側を天に画像形成装置本体100から排紙される(ST.35)。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.33に戻り、残りの画像形成を行う(ST.40)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、先端パンチ処理機200に搬送され、図13の(2)に示すように用紙搬送方向の先端側(つまり、用紙の表面に対して左側)にパンチ加工が施される。
パンチ加工が施された用紙は反転装置300に搬送され、用紙の表裏反転が施される。つまり、用紙の向きはフェイスダウンで奥側が天になる。
その後、用紙は第1後処理装置及び第2後処理装置に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図13の(3)に示すようにフェイスダウンで奥側を天に排紙される。
もしパンチ位置が上側(例えば、上側に2箇所)に設定された場合は、ST.33において、CPU110はパンチ位置が上側に設定されていると判断し、ST.36へ進む。
CPU110は、用紙の上側にパンチ加工を施すべくA4横の用紙を給紙し、画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿裏面の画像データを左に90度回転させて用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、左に90度回転させた原稿表面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.36)。その際に、収納部121、122にA4横の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対して用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図13の(4)に示すようにフェイスアップで用紙搬送方向を天に画像形成装置本体100から排紙される(ST.37)。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.33に戻り、残りの画像形成を行う(ST.40)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、先端パンチ処理機200に搬送され、図13の(5)に示すように用紙搬送方向の先端側(つまり、用紙の表面に対して上側)にパンチ加工が施される。
パンチ加工が施された用紙は反転装置300に搬送され、用紙の表裏反転が施される。つまり、用紙の向きはフェイスダウンで用紙搬送方向が地になる。
その後、用紙は第1後処理装置及び第2後処理装置に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図13の(6)に示すようにフェイスダウンで用紙搬送方向を地に排紙される。
もしパンチ位置が右側(例えば、右側に2箇所)に設定された場合は、ST.33において、CPU110はパンチ位置が右側に設定されていると判断し、ST.38へ進む。
CPU110は、用紙の右側にパンチ加工を施すべくA4縦の用紙を給紙し、用紙の両面に画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿裏面の画像データを180度回転させて用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、180度回転された原稿表面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.38)。その際に、収納部121、122にA4縦の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対して用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図13の(7)に示すようにフェイスアップで天地逆向きに画像形成装置本体100から排紙される(ST.39)。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.33に戻り、残りの画像形成を行う(ST.40)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、先端パンチ処理機200に搬送され、図13の(8)に示すように用紙搬送方向の先端側(つまり、用紙の表面に対して右側)にパンチ加工が施される。
パンチ加工が施された用紙は反転装置300に搬送され、用紙の表裏反転が施される。つまり、用紙の向きはフェイスダウンで天地逆向きになる。
その後、用紙は第1後処理装置400及び第2後処理装置500に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図13の(9)に示すようにフェイスダウンで天地逆向きに排紙される。
(画像形成システム4の説明)
図15〜図17は、画像形成システム4の処理動作を示す。具体的には、図15は上述した画像形成システム4の構成を示した概略図である。図16は画像形成装置本体100の正面を紙面下側としてシステムの上方から見たときの画面及び用紙の向きとパンチ位置との関係を示しており、右側から順に、画像形成装置本体100から排紙されたとき、後端パンチ処理機800から排紙されたとき、及び、排紙トレイ530に積載されたときをそれぞれ示している。図17は画像形成システム3の処理動作を示したフローチャートである。
図17のフローチャートを用いて画像形成システム4の処理動作を説明する。
ここで、ST.41〜ST.42の処理はST.11〜ST.12と同じであるため説明を省略する。
CPU110は、RAM111に格納されているパンチ位置情報(左側に2箇所)と接続情報から取得した判断結果(パンチ処理機の種類(後端)、反転装置の有無(有))に応じて画像形成部の制御内容を特定する(ST.43)。ここでは、パンチ位置が左側に設定されているのでST.44へ進む。
CPU110は、用紙の左側にパンチ加工を施すべくA4縦の用紙を給紙し、用紙の両面に画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿裏面の画像データを180度回転させて用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、180度回転された原稿表面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.44)。その際に、収納部121、122にA4縦の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対して用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図16の(1)に示すようにフェイスアップで天地逆向きに画像形成装置本体100から排紙される(ST.45)。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.43に戻り、残りの画像形成を行う(ST.50)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、後端パンチ処理機800に搬送され、図16の(2)に示すように用紙搬送方向の後端側(つまり、用紙の表面に対して左側)にパンチ加工が施される。
パンチ加工が施された用紙は反転装置300に搬送され、用紙の表裏反転が施される(ST.83)。つまり、用紙の向きはフェイスダウンで天地逆向きになる。
その後、用紙は第1後処理装置400及び第2後処理装置500に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図16の(3)に示すようにフェイスダウンで天地逆向きに排紙される。
もしパンチ位置が上側(例えば、上側に2箇所)に設定された場合は、ST.43において、CPU110はパンチ位置が上側に設定されていると判断し、ST.46へ進む。
CPU110は、用紙の上側にパンチ加工を施すべくA4横の用紙を給紙し、画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿裏面の画像データを右に90度回転させて用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、右に90度回転させた原稿表面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.46)。その際に、収納部121、122にA4横の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対して用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図16の(4)に示すようにフェイスアップで用紙搬送方向を地に画像形成装置本体100から排紙される(ST.47)。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.43に戻り、残りの画像形成を行う(ST.50)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、後端パンチ処理機800に搬送され、図16の(5)に示すように用紙搬送方向の後端側(つまり、用紙の表面に対して上側)にパンチ加工が施される。
パンチ加工が施された用紙は反転装置300に搬送され、用紙の表裏反転が施される。つまり、用紙の向きはフェイスダウンで用紙搬送方向が天になる。
その後、用紙は第1後処理装置及び第2後処理装置に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図16の(6)に示すようにフェイスダウンで用紙搬送方向を天に排紙される。
もしパンチ位置が右側(例えば、右側に2箇所)に設定された場合は、ST.43において、CPU110はパンチ位置が右側に設定されていると判断し、ST.48へ進む。
CPU110は、用紙の右側にパンチ加工を施すべくA4縦の用紙を給紙し、用紙の両面に画像形成を施す。具体的には、CPU110は、読み込んだ原稿裏面の画像データを回転させずに用紙の第1面に形成し、続いて用紙搬送路R103で用紙の表裏反転が行われた後、原稿表面の画像データを用紙の第2面に形成する(ST.48)。その際に、収納部121、122にA4縦の用紙が無い場合には、CPU110は操作部150にユーザに対して用紙の補給を促す画面を表示する。
上述のように画像形成された用紙は、図16の(7)に示すようにフェイスアップで奥側を天に画像形成装置本体100から排紙される(ST.49)。
CPU110は全ての原稿の画像形成が終了したか判断し、終了していなければST.43に戻り、残りの画像形成を行う(ST.50)。
画像形成装置本体100から排紙された用紙は、後端パンチ処理機800に搬送され、図16の(8)に示すように用紙搬送方向の後端側(つまり、用紙の表面に対して右側)にパンチ加工が施される。
パンチ加工が施された用紙が反転装置300に搬送され、用紙の表裏反転が施される(ST.83)。つまり、用紙の向きはフェイスダウンで奥側が天になる。
その後、用紙は第1後処理装置400及び第2後処理装置500に搬送され、各後処理装置においてユーザの要望に合った後処理が施され、排紙トレイ530に用紙が図16の(9)に示すようにフェイスダウンで奥側を天に排紙される(ST.84)。
なお、本発明の実施形態では原稿トレイ142に原稿をセットしたが、本発明の画像形成装置本体100及び画像形成システム1〜4はこれに限定されることはなく、直接、画像形成装置本体100の読取台(図示せず)に原稿をセットしても良い。また、画像形成データを図示しないネットワークインターフェースを介して接続されているパーソナルコンピュータから取り込んでも良い。
また、本発明の実施形態では、画像が形成された用紙に対してパンチ加工を行う場合について説明したが、本発明の実施形態はこれに限定されることはなく、例えば、用紙にステイプル加工を行う場合にも適用できる。
以上、本発明の実施形態によれば、画像形成装置本体は直接的又は間接的に接続されたパンチ処理機の種類と反転装置の有無を判断し、ユーザが設定したパンチ位置に応じた画像を用紙に形成する。これにより、ユーザは煩雑な設定をせずに、指定したパンチ位置へパンチ加工を施し、且つ、用紙をページ順に排紙トレイに排紙させることができるため、ユーザの作業効率が向上され、ミスプリントが低減される。
よって、ユーザが画像形成装置本体に接続されたパンチ処理機の種類や反転装置の有無を意識せずにパンチ加工を施すことができる画像形成装置本体又は画像形成システムを提供することができる。
100 画像形成装置本体
121、122 収納部
130 画像形成部
140 画像読取部
141 自動原稿搬送部
142 原稿トレイ
150 操作部
191 排紙ローラ
192 排紙口
R101、R102、R103 用紙搬送路
200 先端パンチ処理機
300 反転装置
400 第1後処理装置
500 第2後処理装置
530 排紙トレイ
600 表示画面
700 パンチ位置設定画面
800 後端パンチ処理機

Claims (8)

  1. 記録媒体の搬送方向先端側にパンチを施す先端パンチ処理機又は搬送方向後端側にパンチを施す後端パンチ処理機、及び、後処理装置と間接的又は直接的に接続可能な画像形成装置本体において、
    画像データを入力する画像入力部と、
    入力された画像データを記憶する記憶部と、
    画像データに基づいて記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、
    接続されたパンチ処理機及び後処理装置と通信を行い、前記パンチ処理機の接続情報及び前記後処理装置の接続情報を取得する通信部と、
    前記通信部により取得された接続情報に基づいて、パンチ処理機の種類及び記録媒体を表裏反転して搬送する反転装置の接続の有無を判断し、当該判断結果に応じて記録媒体へ画像形成する画像データの配置を制御する制御部と、を有することを特徴とする画像形成装置本体。
  2. 前記制御部は、前記判断結果に応じて、記録媒体への画像データの出力順及び形成する画像の向きを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置本体。
  3. 前記先端パンチ処理機または前記後端パンチ処理機による画像データの配置に対するパンチ位置を設定するパンチ位置設定手段を備え、
    前記制御部は、前記パンチ位置設定手段により取得したパンチ位置情報と前記判断結果とに応じて記録媒体へ画像形成する画像データの配置を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置本体。
  4. 異なる向きの前記記録媒体を収納可能な複数の収納部を備え、
    前記パンチ位置情報と前記判断結果に応じて前記複数の収納部の1つから前記記録媒体を給紙することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置本体。
  5. 前記反転装置は前記パンチ処理機よりも記録媒体搬送路の下流側に位置することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置本体。
  6. 前記制御部は、前記反転装置が接続されていないと判断した場合には、前記記録媒体に前記画像形成装置本体からページ番号が若い画像データが下向きに形成されるフェイスダウンで排出されるように記録媒体へ画像形成する画像データの配置を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置本体。
  7. 前記制御部は、前記反転装置が接続されている判断した場合には、前記記録媒体に前記画像形成装置本体からページ番号が若い画像データが上向きに形成されるフェイスアップで排出されるように前記画像形成部を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置本体。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置本体、前記先端パンチ処理機または前記後端パンチ処理機、並びに、前記後処理装置を有することを特徴とする画像形成システム。
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