JP2010188320A - 除湿機 - Google Patents

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Toshio Ishikawa
俊夫 石川
Hideo Shibata
英雄 柴田
Yasumitsu Toda
保満 任田
Hisataka Akamatsu
久宇 赤松
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Abstract

【課題】コンパクトで除湿能力を向上させるとともに、樹脂部品の熱劣化を低減し信頼性を高めた除湿機を提供する。
【解決手段】再生用送風ファンを収容する再生用送風ファンケースの除湿ローターに対向する側に断熱材を設け、ヒーターユニットにより加熱され高温になった除湿ローターからの熱を低減することにより、再生用送風ファンケース内での再生空気の温度上昇を抑制し、再生用送風ファンケース内での結露を助長して除湿量を増やすとともに、再生用送風ファンケースの樹脂部分の熱劣化を抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明は除湿機、特に、回転式の除湿ローターを備えた除湿機に関するものである。
従来の除湿ローター(吸着材)を備えた除湿機は、送風ファン(処理ファン)により、本体ケース(除湿装置本体)に設けた吸気口(吸込口)より室内空気を取り込み、除湿ローターに室内空気の水分を吸湿させ、乾燥した空気を排気口(吹出口)より室内へ送風し、室内空気を除湿する。除湿ローターは、ゼオライト等からなり、常温(湿度が高い状態)で吸湿性を発揮して水分を吸着し、高温(湿度が低い状態)では吸湿した水分を放出するもので、駆動モーター(駆動手段)によってゆっくりと回転される。一方、除湿ローターが吸湿する水分量には限りがあるので、吸湿した除湿ローターを再生するため、除湿ローターをヒーターユニット(加熱手段)により高温にするとともに、ヒーターユニットにより加熱された乾燥した再生空気を通過させることにより、除湿ローターに吸着された水分は再生空気へ放出される。除湿ローターを回転させることにより、水分を吸着・放出する部分が移動しながら繰り返され、連続的に除湿することができる。
除湿ローターから放出された水分により高湿となった再生空気は、再生空気凝縮器(凝縮器)内部に導かれ、再生空気凝縮器の外側から室内空気により冷却され、凝縮・結露する。結露した水はドレンタンク(タンク)に溜まる。一方、冷却され水分を取り除かれた再生空気は、再生送風装置により再びヒーターユニットに送風される、という再生風路を循環している。また、再生送風装置の除湿ローター対向面の一部には、ヒーターユニットにより加熱される前の再生空気の一部を除湿ローターに通過させる孔が設けられている。前述のように、除湿ローターは、高温(湿度が低い状態)では吸湿しないため、再生循環風の一部を高温となった除湿ローターに当てることにより除湿ローターの温度を下げ、吸湿性能(除湿性能)を向上させるものである。
再生空気を循環させる再生送風装置は、再生用送風ファン(再生ファン)と、再生用送風ファンを回転させる再生用送風ファンモーター(モータ)と、スクロール形状を有する再生用送風ファンケース(ケーシング)と、再生用送風ファンケースを蓋状に覆うともに風路を構成するカバー(金属部材)により構成されている。カバーは除湿ローターからの熱と再生空気の高湿に耐えうる、耐熱耐湿に優れた金属材料により構成され、再生空気循環風路の一部を構成している。(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−216229号公報(第6−9頁、図1)
従来の除湿機では、再生空気凝縮器で再生空気に含まれる水分が結露した後も、再生空気の温度が再生空気凝縮器における再生空気の温度よりも高くなるまでは飽和状態の再生空気が再生風路を循環する。そして、再生空気凝縮器に対し再生空気の下流側である再生送風装置の内部、すなわちヒーターユニットで加熱される直前までの間に再生空気の温度が再生空気凝縮器における再生空気の温度よりも低くなると結露する。再生送風装置の内部で結露させないためには、再生空気凝縮器の容量を大きくして再生空気の温度低下を抑制すればよいが、同時に本体も大きくなってしまい、使い勝手が悪くなるという問題があった。
また、再生空気凝縮器を通過した再生空気は、室内空気による冷却と凝縮により温度が低下する。しかし、ヒーターユニットにより加熱された除湿ローターから受ける熱により再生送風装置内での再生空気の温度が上昇する。したがって、ヒーターユニットにより加熱される前の再生空気の一部を除湿ローターに当てるときの再生空気の温度が高くなり、加熱された除湿ローターの温度が下がらず、除湿ローターにおける除湿能力が低下するという問題があった。
さらに、再生送風装置の構成部品である再生ケーシングを、耐熱性、耐湿性に優れた樹脂製で構成しても、金属製の再生カバーを通じて除湿ローターから受ける長時間の熱により熱劣化を生じ、耐熱性能が低下し、機械的強度が低下し、難燃性能が低下する虞れがあるという問題があった。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであって、コンパクトで除湿能力を向上させた、再生送風装置の樹脂部品の熱劣化が少ない信頼性の高い除湿機を提供することを目的とする。
本発明に係る除湿機は、吸気口および排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に回動自在に軸支され空気中の水分を吸着する除湿ローターと、この除湿ローターの一部を加熱するヒーターユニットと、このヒーターユニットにより加熱される除湿ローターの一部を通過した後の再生空気に含まれる水分を結露させる再生空気凝縮器と、ヒーターユニットから、このヒーターユニットにより加熱される除湿ローターの一部を通過し、再生空気凝縮器を経由してヒーターユニットに戻る再生空気循環風路に再生空気を循環させる再生用送風ファンと、吸気口から除湿ローターを通過して前記排気口に至る除湿空気風路に空気を送風する除湿空気送風手段とを備え、ヒーターユニット及び再生用送風ファンを除湿ローターに対し除湿空気風路の下流側に配設するとともに、再生用送風ファンを除湿ローターの回転方向に対しヒーターユニットの後段側に配設し、再生用送風ファンが収容される再生用送風ファンケースの除湿ローターに対向する側に断熱材を配設したものである。
本発明に係る除湿機は、加熱された除湿ローターからの熱を遮断して再生用送風ファンケースの内部を通過する再生空気の温度上昇を抑制するので、再生用送風ファンケースでの結露を増やし、再生空気凝縮器を大きくせずに除湿能力を向上することができる。
本発明の実施の形態1に係る除湿機を模式的に示す側面視の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機を模式的に示す平面視の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機のフレームを背面側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機のフレームの背面図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機のヒーターユニット、再生用送風ファンケース等を示す背面図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機の再生空気捕集部等を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機のローター回転手段を説明する正面図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機の再生空気凝縮器を説明する正面図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機の再生用送風ファンケースを示す正面視の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機の再生用送風ファンケース、ヒーターユニット等をフレームに取り付ける組み立て斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機の再生用送風ファンケース、ヒーターユニット、除湿ローターの分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機の除湿ローター、断熱材及び再生用送風ファンケースの位置関係を示す正面視の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る除湿機の再生用送風ファンケース、断熱材、固定枠の分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る除湿機の再生用送風ファンケース及び断熱材の分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る除湿機の再生用送風ファンケース及び断熱材の分解斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る除湿機の再生用送風ファンケース、ヒーターユニット等をフレームに取り付ける組み立て斜視図である。
[実施の形態1]
図1〜図15は本発明の実施の形態に係る除湿機を説明する図であり、図1は除湿機を模式的に示す側面視の断面図、図2は除湿機の平面視の断面図、図3は除湿機のフレームを背面側から見た斜視図、図4は除湿機のフレームを示す背面図、図5は除湿機のヒーターユニット、再生用送風ファンケース等を示す背面図、図6は除湿機の再生空気捕集部等を示す正面図、図7は除湿機のローター回転手段を説明する図、図8の(a)は除湿機の再生空気凝縮器を示す正面図、図8の(b)は除湿機の再生空気凝縮器における風流れを示す正面図、図9は除湿機の再生用送風ファンケースを示す正面視の断面図、図10は除湿機の再生用送風ファンケース、ヒーターユニット等をフレームに取り付ける組み立て斜視図、図11は再生用送風ファンケース、ヒーターユニット、除湿ローターの分解斜視図、図12は除湿機の除湿ローター、断熱材及び再生用送風ファンケースの位置関係を示す正面視の断面図、図13は除湿機の再生用送風ファンケース、断熱材、固定枠の分解斜視図である。なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
除湿機100は、吸気口11と排気口12とを有する本体ケース10(図1参照)と、本体ケース10内に固定され、大開口部21が形成されたフレーム20(図3、図4参照)と、フレーム20に固定された軸支手段40により回動自在に軸支され、大開口部21の全面を覆う除湿ローター50(図1、図5参照)と、大開口部21の一部を覆うとともに除湿ローター50の一部を加熱するヒーターユニット30(図10参照)とを有している。
また、ヒーターユニット30において加熱されて除湿ローター50の一部を通過する再生空気R1、及びヒーターユニット30において加熱される前の再生空気が一部分岐して除湿ローター50の一部を通過する再生空気R2に含まれる水分を結露させる再生空気凝縮器60(図2、図8参照)と、ヒーターユニット30から除湿ローター50の一部を通過し、再生空気凝縮器60を経由した再生空気をヒーターユニット30に戻す再生空気循環風路を形成する再生空気循環手段70(図2参照)とを有している。再生空気循環手段70の一部を構成する再生用送風ファン71は、再生空気循環風路内に再生空気を送風して循環させる。
また、除湿ローター50を回転するためにフレーム20に固定されたローター回転手段80(図5参照)と、吸気口11から除湿ローター50の一部を通過して、排気口12に至る除湿空気風路Dを形成する除湿空気送風手段90(図1、図2参照)とを有している。
さらに、ヒーターユニット30及び再生用送風ファン71は、除湿ローター50に対し除湿空気風路Dの下流側に配設される。また、再生用送風ファン71は、除湿ロータ50ーの回転方向に対しヒータユニット30の後段側に配設される。
(本体ケース)
図1に示すように、本体ケース10は、正面に吸気口11と、天面に排気口12とを具備する筐体であって、底面と略平行にドレンパン14が固定されて、底面とドレンパン14との間にドレンタンク15が配置されている。また、排気口12には、排気方向を調整する風向き調整板13が設置され、本体ケース10の内部には、図示しない制御手段(温度ないし湿度の検知手段を含む)が設置されている。また、本体ケース10は、除湿ローター50とフレーム20とによって、室内空気の吸気側(図1において左側、図2において下側)と、室内空気の排気側(図1において右側、図2において上側)とに仕切られている。
(フレーム)
図3は背面側からフレーム20を見た斜視図であり、図4はフレーム20の背面図である。フレーム20は、外周が矩形の板状で、図中、上下の縁部には吸気側に折り曲げられた外周フランジ20aが形成されている。また、フレーム20の中央部に円形の大開口部21と、その周囲(図中、左下方)に円形の小開口部22と、その周囲(図中、左上方)に矩形の小凹部23とが形成されている。
大開口部21の周縁には吸気側に突出する大筒状部21aが形成され、大筒状部21aの先端には大筒状部円環21bが形成されている。そして、大筒状部円環21bの内周縁は、排気側に折り返されて大筒状部円環フランジ21cが形成され、大筒状部円環フランジ21cによって囲まれた開口部が、室内空気が通過する風路(以下「室内空気用開口部21d」と称す)になっている。
大開口部21の内周から支柱25が立設され、除湿ローター50の軸支手段40が支持される。また、大開口部21の吸気側には、後述する再生空気が通過する循環風路の一部を形成する捕集部開口部78が対向する。
小開口部22の周縁にも、排気側および吸気側の両方に突出する小筒状部22aが形成され、小筒状部22aは再生空気が通過する循環風路の一部を形成している。
小凹部23は吸気側に突出した矩形皿状であって、ローター回転手段80(図5参照)が収納される空間である。そして、その一部が、大開口部21に連続し、当該連続部を通過して、除湿ローター50の外周が、小凹部23内に侵入するものである。
なお、大開口部21の周縁で、図中、右下側の略1/4円範囲には、後述する再生空気捕集部74を設置するための、設置用座24が形成されている。
(ヒーターユニット)
図5はヒーターユニットを背面側から見たものであって、図9はヒーターユニットをフレームに取り付けた組み立て斜視図を示す。
ヒーターユニット30は背面視で略1/4円(扇状)の皿状のヒーターケース32と、ヒーターケース32内に収納された発熱体31と、を有している。ヒーターケース32は皿状の凹部を形成するヒーターケース背面部33およびヒーターケース側面部34と、ヒーターケース側面部34の先端に形成されたヒーターケースフランジ35とを有する(図1、図2参照)。ヒーターケース32の除湿ローター50に対向する面には開口部が設けられ除湿ローターを加熱できるようになっている。ヒーターケース32の除湿ローター50への対向面は、除湿ローター50の回転を妨げず、かつ、再生空気の漏れが最小となるように隙間を設定されている。
ヒーターケース側面部34のうち、断面円弧状の円弧状側面部34aと、断面直線状(平面状)の一対の平面状側面部34b、35dとを有する。一方の平面状側面部34bに、循環風路の一部を形成するとともに、後述する再生送風ファンケース73を接続するためのヒーターケース開口部36が形成されている(図5参照)。また、ヒーターケースフランジ35は、円環の一部である円弧状フランジ部35aと、一対の矩形状フランジ部35b、35dと、矩形状フランジ部35bと矩形状フランジ部35dとが交差して、扇の要部に相当する要フランジ部35cと、を有している。そして、円弧状フランジ部35aが、フレーム20の設置用座24に固定される(図3参照)。
(除湿ローター)
除湿ローター50は通気自在な円盤である。大開口部21の内周から支柱25が立設され、除湿ローター50の軸支手段40が支持される。軸支手段40により除湿ローター50が回動自在に軸支される。軸支手段40は、除湿ローター50のローター中心孔を貫通し、除湿ローター50を抜け出し不能に支持している。軸支手段40に枢支される孔がローター中心に形成され、外周には従動歯車53が形成された外周支持枠54と、外周押さえ枠55とを有している。そして、除湿ローター50の外周縁は、外周支持枠54と外周押さえ枠55とによって挟みこまれ保持されている(図7参照)。除湿ローター50は、回動自在に軸支され、大開口部21に形成された大筒状部21aに収容されている。
このとき、除湿ローター50の排気吸気側の端面(平面)は、大筒状部円環フランジ21cに近接しているから、吸引された室内空気の大部分は室内空気用開口部21dを通過してから除湿ローター50を通過することになる。また、除湿ローター50の排気側の端面(平面)は、ヒーターユニット30のヒーターケースフランジ35に近接しているから、再生空気の大部分は除湿ローター50を通過してから捕集部開口部78を通過することになる。
なお、除湿ローター50はゼオライトやシリカゲル等の除湿剤(吸着剤に同じ)が、セラミック等のハニカム構造体からなる基体に担持されたものであって、常温(湿度が高い状態)で吸湿性を、高温(湿度が低い状態)では吸湿性が低下し吸湿していた水分を放出する放湿性を有している。なお、本発明は除湿剤や基体を限定するものではない。
(ローター回転手段)
ローター回転手段80は、フレーム20の小凹部23に収容されるものであって、除湿ローター50の外周に形成された従動歯車53に噛み合う駆動歯車83と、駆動歯車83を回転駆動する駆動モータ82とを有している(図5、図7参照)。
なお、本発明はローター回転手段80の形式を限定するものではない。たとえば、図7において、駆動歯車83の一方の端面に、歯先円よりも大きな外径を具備する円盤(以下「駆動歯車フランジ」と称す)84が設置されている。駆動歯車フランジ84は、除湿ローター50側の従動歯車53の端面に当接するから、除湿ローター50の振れを抑えることができる。
(除湿空気送風手段)
除湿空気送風手段90は、図1及び図2に示すように、吸気口10から、フレーム20の大開口部21(正確には、ヒーターユニット30を除く大開口部21の範囲)を経由して排気口12に至る除湿空気風路Dを形成する除湿空気ダクト(図示しない)と、該除湿空気ダクト内に配置された除湿空気送風ファン91と、除湿空気送風ファン91を回転駆動する除湿空気送風ファンモータ92と、除湿空気送風ファン91を収容する除湿空気送風ファンケース93とを有している。
(再生空気凝縮器)
再生空気凝縮器60は、図1、図2、図8に示すように、本体ケース10の吸気側に配置され、内部を再生空気が通過するための空間を有する中空の桟状である。そして、排気側の面に、再生空気が流入するための再生空気流入口61および再生空気が流出するための再生空気流出口62が形成され、下端面に、凝縮水が流出するための凝縮水流出口63が形成されている。
すなわち、桟と桟との隙間を室内空気が通過するため、該室内空気によって桟内を流れる再生空気が冷却され、これに含まれていた水分が凝縮する。そして、凝縮水は凝縮水流出口63を通過してドレンパン14上に滴下し、やがて、ドレンタンク15に貯水される。ドレンタンク15には貯蔵する水の量を検知するセンサー(図示しない)が設置され、水量満杯を検知すると、除湿運転が停止され、その旨(満杯であること示す表示、あるいは排水を促す表示)が報知される。
なお、再生空気流出口62は、フレーム20に形成された小筒状部22aの吸気側に連通している(図3参照)。
(再生空気循環風路)
図2に示すように、再生用送風ファン71が送り出した再生空気は、ヒーターユニット30に流入して発熱体31によって加熱され、除湿ローター50を通過する際に、除湿ローター50から放出させた水分を受け取り高温高湿の再生空気R1になり、除湿ローター50のヒーターユニット30に対向する範囲を通過して、再生空気捕集部74に流れ込む。そして、捕集部開口部78および再生空気流入口61を通過して再生空気凝縮器60に流入し、含んでいた水分を凝縮水として捨て去り、再生空気流出口62および小筒状部22aを通過して、ファンケース流入口73dからファンケース円盤部73aに戻る、再生空気循環風路が形成される。また、再生空気の一部は、ファンケース平面部73cに設けられたパージ孔73iを通過して、除湿ローター50を冷却した再生空気R2が除湿ローターの吸湿性能を高めている。この再生空気R2は再生空気捕集部74において再生空気R1と合流し、再生空気循環風路を循環する。
(再生空気循環手段)
再生空気循環手段70は、再生空気を再生空気循環風路内に循環するように吸引して送り出す再生用送風ファン71と、再生用送風ファン71を回転駆動する再生用送風ファンモータ72と、再生用送風ファン71を収容する再生用送風ファンケース73とを有している(図1、図2、図6参照)。
再生空気捕集部74は、図1及び図6に示すように、ヒーターユニット30のヒーターケース32と略面対称の略1/4円(扇状)の皿状であって、皿状の凹部を形成する捕集部正面75と、捕集部正面75の周縁から排気側に突出する捕集部側面76と、捕集部側面76の先端に形成された捕集部フランジ77とを有している。そして、再生空気捕集部74は、捕集部フランジ77のうち円環の一部である捕集部フランジ円弧部77aがフレーム20に当接した状態で、これに固定されている。このとき、捕集部正面75には、捕集した再生空気を送り出す捕集部開口部78が形成され、捕集部開口部78は再生空気凝縮器60の再生空気流入口61に連通している。また、同様に、再生空気捕集部74は、捕集部フランジ77が除湿ローター50の吸気側の端面に近接して設置されている。
再生用送風ファンケース73は、図9、図13に示すように、中空円盤状(側面の一部を欠くコップに同じ)のファンケース円盤部73aと、ファンケース円盤部73aの側面からその接線方向に延設された断面略コ字状のファンケース吹出部73bと、ファンケース円盤部73aおよびファンケース吹出部73bに形成されたフランジに当接して筐体を形成するファンケース平面部73cとを有している。再生用送風ファンケース73は、加工性がよい樹脂で構成し、特に除湿ローター50と対向する側には、耐熱性、耐湿性、難燃性に優れた、ポリブチレンテレフタレートやシンジオタクチックポリスチレンなどの樹脂で構成することが望ましい。
ファンケース平面部73cの再生用送風ファンモータ72に対向する位置には、再生空気が流入するファンケース流入口73dが形成される。ファンケース流入口73dはフレーム20に形成された小筒状部22aに接続され、小開口部22に連通している(図3参照)。一方、ファンケース吹出部73bの先端は、ヒーターユニット30のヒーターケース側面部34bに接続され、ヒーターユニット30のヒーターケース開口部36に連通している。
ファンケース平面部73cには、除湿ローター50に向かって扇状のファンケース平面部凸部731hが設けられる。ファンケース平面部凸部731hの一部にはヒーターユニット30により加熱される前の再生空気の一部を、ヒーターユニット30により加熱された高温の除湿ローター50を急速に冷却するためのパージ孔73iが設けられている。ファンケース平面部凸部731hは除湿ローター50に近接し、再生空気の漏れを抑制する。
再生用送風ファンケース73の使用時の最下面に相当する位置にはファンケースドレン溝73e、73fを有する。再生用ファンケース73内で結露した水は、ファンケースドレン溝73e、73fとファンケース平面部73cにより構成されたファンケースドレン孔より排出され、ドレンパン14を経由してドレンタンク15へ溜まる。ファンケースドレン孔は小さく、結露した水にて塞がれているため再生空気のもれる量はわずかである。
図11及び図13に示すように、ファンケース平面部73cの除湿ローター50の対向面には第1の断熱材73gが設けられ、ファンケース平面部凸部731hの除湿ローター50の対向面には第2の断熱材73hが設けられる。第2の断熱材73hは、ファンケース平面部凸部731hに設けられたパージ孔73iと概同じ形状の孔が設けられている。第1の断熱材73g及び第2の断熱材73hは、それぞれの断熱材に対向した位置に開口窓を有する断熱材固定枠73jにより、ファンケース平面部73c及びファンケース平面部凸部731hの外面(除湿ローター50に対向する面)にツメで固定される。第1の断熱材73g、第2の断熱材73h及びパージ孔73iと除湿ローター50との位置関係を図12に示す。第1の断熱材73g及び第2の断熱材73hの形状は、ファンケース平面部73cが除湿ローター50に対向する領域をカバーするように決定される。
第1の断熱材73g及び第2の断熱材73hは約1mm程度の厚さを有し、例えばマイカやセラミック等の耐熱性、断熱性に優れた材料で構成する。断熱材をマイカなどの表面が剥離しやすい材料で構成する場合、除湿ローター50の取り付け不良により除湿ローター50と断熱材とが接触すると、断熱材の表面が剥離する虞がある。しかし、断熱材固定枠73jで断熱材を挟んで固定すると、剥離しやすい断熱材の周縁を断熱材固定枠73jが覆うので、断熱材の表面の剥離を防止できる。
なお、断熱材として第1の断熱材73g及び第2の断熱材73hを用いたが、これに限るものでなく、除湿ローター50と対向するファンケース平面部73cの形状により適宜変更してもよい。例えば1枚の断熱材で構成することにより、組み立てコストの低減を図ることができる。また、遮熱性を向上させるため、断熱材の除湿ローター50の対向面にアルミやセラミック等をコーティングしてもよい。また、2枚以上重ね、間に空気層を設けてもよい。この場合、複数の断熱材を同一の材料に限らなくてもよい。除湿ローター50に近い方の断熱材に断熱性能のよい材料を選定し、再生用送風ファンケース73に近い方の断熱材には、断熱性能は劣るが安価な材料を選定することにより、必要な断熱性能を確保しつつ、低コストに構成できる。
断熱材固定枠73jを構成する材質は、除湿ローターの高温に耐える金属製が望ましく、特に熱伝導率の低いステンレスが望ましい。熱伝導率の低い材質を用いることにより、除湿ローター50からの熱が断熱材固定枠73jを介してファンケース平面部73c及びファンケース平面部凸部731hへ伝わりにくいので、再生用送風ファンケース73の内部の再生空気の温度上昇が抑制される。さらに、再生用送風ファンケース73を樹脂で構成しても、熱劣化を受けにくい。
なお、再生用送風ファンケース73の除湿ローター50に対向する側に断熱材を設ける構成としたが、再生用送風ファンケース73とヒーターユニット30とを繋ぐダクト風路を設けた場合には、ダクト風路の除湿ローター50に断熱材を設けても同様の効果が得られる。
次に、除湿機の動作について説明する。
除湿機を起動すると、除湿空気送風ファン91が回転して、室内空気を吸気口10から吸気する。吸気された室内空気は再生空気凝縮器60の通気穴を通過した後、フレーム20の大開口部21内に配設された除湿ローター50の一部を通過し、空気中に含まれる水分が除湿ローター50に吸湿される。除湿ローター50により吸湿されて乾燥した空気が風向き調整板13により排気口12から風向きを調整されて室内に排気される。
除湿ローター50により吸湿された水分は、ヒーターユニット30により加熱されることにより、再生空気循環風路内に循環される再生空気中に放出される。再生空気は再生用送風ファン71により、再生空気循環風路内を循環する。除湿ローター50を通過した高温多湿の再生空気は、再生空気凝縮器60において通気穴を通過する室内空気により冷却され結露する。再生空気凝縮器60内で結露した水はドレンパン14に滴下し、着脱自在なドレンタンク15に貯水される。
再生空気凝縮器60を通過した飽和状態の再生空気は、除湿ローター50を迂回して再生用ファンケース73に吸引される。したがって、再生用ファンケース73内の温度が再生空気凝縮器60内の温度よりも低くなると、再生空気は再生用ファンケース73内でさらに結露する。再生用ファンケース73の外面で除湿ローター50に対向する側に第1の断熱材73g、第2の断熱材73hを設けたので、ヒーターユニット30により加熱された除湿ローター50からの熱による再生用ファンケース73内の再生空気の温度上昇が抑制され、再生用ファンケース73内での結露を促進する。
再生用ファンケース73内で結露した水は、ファンケースドレン溝73e、73fとファンケース平面部73cにより構成されたファンケースドレン孔より排出されてドレンパン14に滴下し、ドレンタンク15に貯水される。
なお、ドレンタンク15には貯蔵する水の量を検知するセンサー(図示しない)が設置され、水量満杯を検知すると除湿運転が停止され、その旨(満杯であること示す表示、あるいは排水を促す表示)が報知される。
除湿ローター50は軸支手段40により本体ケース10内に回動自在に軸支され、ローター回転手段80によりゆっくり回転するので、室内空気が除湿ローター50に通過して吸湿される部分が移動する。除湿ローター50は、再生風路(ヒーターユニット30と再生空気捕集部74とによって挟まれた範囲)に位置する間は、ヒーターユニット30により加熱された再生空気が通過し、除湿風路(前記挟まれた範囲を外れた範囲)に位置する間は、比較的低温の室内空気が通過する。したがって、除湿ローター50の除湿風路に位置する部分では、室内空気に含まれた水分は除湿ローター50に吸着(奪われ)、室内空気は乾燥するから、乾燥した空気が排気口12から室内に放出されることになり、連続的な除湿運転が可能となる。
このように、実施の形態1の除湿機によれば、再生用送風ファンケースの除湿ローターに対向する側の表面に断熱材を設け、再生用送風ファンケース内の再生空気の温度上昇を抑止したため、再生用送風ファンケース内での結露を促進し除湿能力を向上することができる。また、再生用送風ファンケースの一部である樹脂部品の温度上昇を抑止し、耐熱性能の低下、機械的強度の低下、難燃性能の低下等の熱劣化を抑止した信頼性を高めた除湿機を提供することができる。
[実施の形態2]
実施の形態1では、第1の断熱材73g及び第2の断熱材73hを、断熱材固定枠73jにより、ファンケース平面部73cの外面(除湿ローター50に対向する側)に固定した例を示したが、図14に示すように、第1の断熱材73g、第2の断熱材73hをファンケース平面部73cに接着して固定するようにしてもよい。ここで、第1の断熱材73g、第2の断熱材73hは、それぞれ、取り付け座731g及びファンケース平面部凸部731hに接着される。その他の構成は実施の形態1に記載した構成と同一である。
このように構成することにより、断熱材固定枠73jが不要でコストが安くなる。また、除湿ローター50の熱が断熱材固定枠73jにより伝導して再生用送風ファンケース73内の再生空気の温度を上昇することがなくなるので、再生用送風ファンケース73内での結露量を増やすことができる。
このように、実施の形態2の除湿機によれば、再生用送風ファンケースの除湿ローターに対向する側の表面に断熱材を設け、再生用送風ファンケース内の再生空気の温度上昇を抑止したため、再生用送風ファンケース内での結露を促進し除湿能力を向上することができる。また、再生用送風ファンケースの一部である樹脂部品の温度上昇を抑止し、耐熱性能の低下、機械的強度の低下、難燃性能の低下等の熱劣化を抑止した信頼性を高めた除湿機を提供することができる。
[実施の形態3]
実施の形態1及び実施の形態2では、第1の断熱材73g及び第2の断熱材73hをファンケース平面部73cの外面(除湿ローター50に対向する側)に固定した例を示したが、図15に示すように、第1の断熱材73g及び第2の断熱材73hをを除湿ローター50に対向する側で再生用送風ファンケース73の内面に固定してもよい。ここで、ファンケース平面部73cは、第1の断熱材73g及び第2の断熱材73hに対向する部分に窓部を設けるとともに、第1の断熱材73g及び第2の断熱材73hが、ファンケース平面部73cの除湿ローター50に対向する側の一部を兼ねる。その他の構成は実施の形態1に記載した構成と同一である。
このように構成することにより、ファンケース平面部73cは第1の断熱材73g及び第2の断熱材73hに対向する部分に設けた窓部の分だけ材料費を低減できる。
このように、実施の形態3の除湿機によれば、再生用送風ファンケースの除湿ローターに対向する側の内面に断熱材を設け、再生用送風ファンケース内の再生空気の温度上昇を抑止したため、再生用送風ファンケース内での結露を促進し除湿能力を向上することができる。また、再生用送風ファンケースの一部である樹脂部品の温度上昇を抑止し、耐熱性能の低下、機械的強度の低下、難燃性能の低下等の熱劣化を抑止した信頼性を高めた除湿機を提供することができる。
[実施の形態4]
実施の形態1乃至3に示した再生用送風ファンケース73に対し、図16に示すように、除湿ローター50と対向する面を除く再生用送風ファンケース73の外面に、複数の突起731bを設けてもよい。その他の構成は、実施の形態1乃至3に示した構成と同一である。除湿ローター50と対向する面を除く再生用送風ファンケース73の外面に複数の突起731bを設けて、除湿空気風路に流れる除湿空気が接する面積を増やすことにより、複数の突起731bから再生用送風ファンケース73の熱が奪われる。したがって、再生用送風ファンケース73の除湿ローター50に対向する側に設けた断熱材の効果とあいまって、再生用ファンケース73内の再生空気の温度上昇がさらに抑制され、再生用ファンケース73内での結露を促進する。
このように、実施の形態4の除湿機によれば、除湿ローターと対向する面を除く再生用送風ファンケースの外面に複数の突起を設けたので、再生用送風ファンケース内の再生空気の温度上昇をさらに抑制でき、再生用送風ファンケース内での結露を促進し除湿能力を向上することができる。また、再生用送風ファンケースの一部である樹脂部品の温度上昇を抑止し、耐熱性能の低下、機械的強度の低下、難燃性能の低下等の熱劣化を抑止した信頼性を高めた除湿機を提供することができる。
なお、断熱材を再生用ファンケースの除湿ローターに対向する側に設ける方法については、実施の形態1と実施の形態3との組み合わせや、実施の形態2と実施の形態3との組み合わせにより実施してもよい。除湿ローターから再生用ファンケース内の再生空気へ伝わる熱が効率よく遮蔽され、再生用ファンケース内の再生空気の温度上昇を抑圧する効果が高まるので、除湿性能が向上する。また、実施の形態1乃至実施の形態3と実施の形態4とを組み合わせてもよい。再生用ファンケース内の再生空気の温度上昇を抑圧する効果が高まるので、除湿性能が向上する。
本発明によれば、除湿効率が高く、信頼性が高いから、家庭用および事業用の各種除湿機、並びに、当該除湿機を搭載した各種装置として広く利用することができる。さらに、再生空気を利用することによって、家庭用および事業用の各種加湿機、並びに、当該加湿機を搭載した各種装置として広く利用することができる。
10:本体ケース、11:吸気口、12:排気口、13:風向き調整板、14:ドレンパン、15:ドレンタンク、20:フレーム、20a:外周フランジ、21:大開口部、21a:大筒状部、21b:大筒状部円環、21c:大筒状部円環フランジ、21d:室内空気用開口部、22:小開口部、22a:小筒状部、23:小凹部、24:設置用座、25:支柱、30:ヒーターユニット、31:発熱体、32:ヒーターケース、33:ヒーターケース背面部、34:ヒーターケース側面部、34a:円弧状側面図、34b:平面状側面部、34d:平面状側面部、35:ヒーターケースフランジ、35a:円弧状フランジ部、35b:矩形状フランジ部、35c:要フランジ部、35d:矩形状フランジ部、36:ヒーターケース開口部、40:軸支手段、50:除湿ローター、53:従動歯車、54:外周支持枠、55:外周押さえ枠、60:再生空気凝縮器、61:再生空気流入口、62:再生空気流出口、63:凝縮水流出口、70:再生空気循環手段、71:再生用送風ファン、72:再生用送風ファンモータ、73:再生用送風ファンケース、73a:ファンケース円盤部、73b:ファンケース吹出部、731b:突起、73c:ファンケース平面部、73d:ファンケース流入口、73e:ファンケースドレン溝、73f:ファンケースドレン溝、73g:第1の断熱材、731g:取り付け座、73h:第2の断熱材、731h:ファンケース平面部凸部、73i:パージ孔、73j:断熱材固定枠、74:再生空気捕集部、75:捕集部正面、76:捕集部側面、77:捕集部フランジ、77a:捕集部フランジ円弧部、78:捕集部開口部、80:ローター回転手段、82:駆動モータ、83:駆動歯車、84:駆動歯車フランジ、90:除湿空気送風手段、91:除湿空気送風ファン、92:除湿空気送風ファンモータ、91:除湿空気送風ファン、除湿空気送風ファンケース93、100:除湿機。

Claims (6)

  1. 吸気口および排気口を有する本体ケースと、
    前記本体ケース内に回動自在に軸支され空気中の水分を吸着する除湿ローターと、
    前記除湿ローターの一部を加熱するヒーターユニットと、
    前記ヒーターユニットにより加熱される前記除湿ローターの一部を通過した後の再生空気に含まれる水分を結露させる再生空気凝縮器と、
    前記ヒーターユニットから、該ヒーターユニットにより加熱される前記除湿ローターの一部を通過し、前記再生空気凝縮器を経由して前記ヒーターユニットに戻る再生空気循環風路に再生空気を循環させる再生用送風ファンと、
    前記吸気口から前記除湿ローターを通過して前記排気口に至る除湿空気風路に空気を送風する除湿空気送風手段とを備え、
    前記ヒーターユニット及び前記再生用送風ファンを前記除湿ローターに対し前記除湿空気風路の下流側に配設するとともに、前記再生用送風ファンを前記除湿ローターの回転方向に対し前記ヒータユニットの後段側に配設し、前記再生用送風ファンが収容される再生用送風ファンケースの前記除湿ローターに対向する側に断熱材を配設したことを特徴とする除湿機。
  2. 前記再生用送風ファンケースの前記除湿ローターに対向する面の一部にパージ孔を設け、前記ヒーターユニットにより加熱される前の再生空気の一部を前記パージ孔を経由して前記除湿ローターに通過させて前記再生空気循環風路の一部を形成するとともに、前記パージ孔の周囲に前記断熱材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の除湿機。
  3. 前記断熱材を前記除湿ローターに対向する側の前記再生用送風ファンケースの外面に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の除湿機。
  4. 前記再生用送風ファンケースの前記除湿ローターに対向する面を樹脂部材で構成したことを特徴とする請求項3に記載の除湿機。
  5. 前記断熱材を前記除湿ローターに対向する側の前記再生用送風ファンケースの内面に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の除湿機。
  6. 前記除湿ローターと対向する面を除く前記再生用送風ファンケースの外面に複数の突起を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の除湿機。
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