JP7113206B2 - 除湿装置 - Google Patents

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本発明は、例えば衣類乾燥用として用いられる除湿装置に関するものである。
従来、この種の除湿装置は、短辺側と長辺側を有する水平断面形状の本体ケース内に、吸込口から吸気して吹出口から排気するファンと、ファンが供給する空気から吸湿する除湿ローターと、除湿ローターを回転させる駆動手段と、除湿ローターの一部に再生空気を循環させる循環経路および循環ファンと、循環経路において除湿ローターから水分を放出させるヒーターと、除湿ローターが放出した水分を含んだ再生空気をファンが供給する空気で冷却して凝縮させる凝縮器とを備え、凝縮水は循環経路内に設けられた排水口から貯水装置に回収され、吸込口から吸引した空気が除湿ローターと凝縮器に分かれて本体ケース内を概略短辺方向に流れファンに吸込まれるように除湿ローターと凝縮器を本体ケース内の長辺方向に並べて配設したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-98264号公報
このような従来の除湿装置においては、凝縮水の全てを回収出来ないことによる本体ケース外に水漏れを起こしてしまうという課題があった。
そして、この目的を達成するために、吸込口と吹出口を有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられ、吸湿領域と放湿領域を有する除湿ローターと、前記除湿ローターを回転自在に支持する支持枠と、前記除湿ローターを回転させるモータと、前記本体ケースの前記吸込口から吸込んだ空気を、除湿風路により、前記除湿ローターの前記吸湿領域を通過後、前記吹出口から前記本体ケース外に排気する送風機と、前記本体ケース内に設けられた循環風路と、前記循環風路内で結露した水を貯水する貯水部とを備え、前記循環風路は、前記除湿ローターの前記放湿領域と、前記放湿領域の風上側に設けた発熱部と、前記放湿領域の風下側に設けた熱交換器と、前記循環風路内の空気を循環させる循環送風機とを有し、前記支持枠と前記熱交換器の下方には前記除湿風路と前記貯水部とを仕切る仕切り板部を有し、前記仕切り板部には、前記循環風路内の結露水を集める第1の受け部と、前記支持枠に伝って滴下する結露水を集める第2の受け部とを備え、前記第2の受け部は、前記第1の受け部の周囲に配置され、前記循環風路の一部である前記熱交換器と前記循環送風機と連通する連通路は、前記支持枠の下面部の一部と前記仕切り板部の上面の一部とが重なり、前記下面部と前記第1の受け部とに挟まれた空間であり、前記連通路には、前記第1の受け部に溜まった水が、前記貯水部に滴下するための第1の孔を備え、前記第2の受け部は、前記仕切り板部から上方に突出した円環状の防水壁に囲まれ、前記第2の受け部には、前記第2の受け部に溜まった水が、前記貯水部に滴下するための第2の孔を備え、前記防水壁の上部には、前記防水壁の上端から切り欠かれた切欠き部を有し、前記仕切り板部は、前記第2の受け部の外側に、前記切欠き部からあふれ出た水を前記貯水部に滴下するための第3の孔を備えたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、本体ケース外に水漏れを起こすことを抑制する除湿装置を提供することができる。
本発明の実施の形態における除湿装置の斜視図 同除湿装置の分解斜視図 同除湿装置の図1におけるA-A断面の概略断面図 同除湿装置の内部分解斜視図 同除湿装置の仕切り板部の斜視図 同除湿装置の支持枠の斜視図 同除湿装置の仕切り板部の平面図 同除湿装置の内部詳細斜視図 同除湿装置の仕切り板部の平面図
本発明の請求項1記載の除湿装置は、吸込口と吹出口を有する本体ケースと、本体ケース内に設けられ、吸湿領域と放湿領域を有する除湿ローターと、除湿ローターを回転自在に支持する支持枠と、除湿ローターを回転させるモータと、本体ケースの前記吸込口から吸込んだ空気を、除湿風路により、除湿ローターの吸湿領域を通過後、吹出口から本体ケース外に排気する送風機と、本体ケース内に設けられた循環風路と、循環風路内で結露した水を貯水する貯水部とを備え、循環風路は、除湿ローターの放湿領域と、放湿領域の風上側に設けた発熱部と、放湿領域の風下側に設けた熱交換器と、循環風路内の空気を循環させる循環送風機とを有し、支持枠と熱交換器の下方には除湿風路と貯水部とを仕切る仕切り板部を有し、仕切り板部には、循環風路内の結露水を集める第1の受け部と、支持枠に伝って滴下する結露水を集める第2の受け部とを備え、第2の受け部は、第1の受け部の周囲に配置され、前記循環風路の一部である前記熱交換器と前記循環送風機と連通する連通路は、前記支持枠の下面部の一部と前記仕切り板部の上面の一部とが重なり、前記下面部と前記第1の受け部とに挟まれた空間であり、連通路には、第1の受け部に溜まった水が、貯水部に滴下するための第1の孔を備えた構成を有する。
これにより、循環風路外から支持枠に伝って滴下する結露水は、第2の受け部に貯まり、貯まった結露水は、支持枠の下面部の一部と仕切り板部の上面の一部とが重なった間から連通路内の第1の受け部へと流入して第1の孔から貯水部に滴下するので、循環風路外に漏れ出た結露水を確実に貯水部に回収することができ、結露水の蒸発による除湿性能の低下防止と本体外に水漏れを起こす心配のない除湿装置を提供することができる。結果として、性能低下防止と安全性を更に向上する効果を奏する。
また、第2の受け部は、仕切り板部から上方に突出した円環状の防水壁に囲まれ、第2の受け部には、第2の受け部に溜まった水が、貯水部に滴下するための第2の孔を備えた構成としてもよい。
これにより、循環風路外から支持枠に伝って滴下する結露水は、第2の受け部に貯まり、貯まった結露水は、支持枠の下面部の一部と仕切り板部の上面の一部とが重なった間から連通路内の第1の受け部へと流入して第1の孔から貯水部に滴下するか、もしくは第2の受け部に貯まった結露水は、第2の孔から直接貯水部に滴下するので、循環風路外に漏れ出た結露水を確実に貯水部に回収することができる。更に、第1の孔がホコリなどで塞がった場合においても、第1の受け部に貯まった結露水が、支持枠と仕切り板部に挟まれた部分から第2の受け部へと流入して第2の孔から貯水部に滴下するので、第1の孔が塞がった場合でも本体外へ水漏れ不具合を無くすことと、結露水の蒸発による除湿性能の低下防止ができる除湿装置を提供することができる。結果として、性能低下防止と安全性を更に向上する効果を奏する。
また、防水壁の上部には、防水壁の上端から切り欠かれた切欠き部を有し、仕切り板部は、第2の受け部の外側に、切欠き部からあふれ出た水を貯水部に滴下するための第3の孔を備えた構成としてもよい。
これにより、循環風路外から支持枠に伝って滴下する結露水は、第2の受け部に貯まり、貯まった結露水は、支持枠の下面部の一部と仕切り板部の上面の一部とが重なった間から連通路内の前記第1の受け部へと流入して第1の孔から貯水部に滴下するか、もしくは第2の受け部に貯まった結露水は、第2の孔から直接貯水部に滴下するので、循環風路外に漏れ出た結露水を確実に貯水部に回収することができる。更に、第1の孔と第2の孔がホコリなどで塞がった場合においても、第1の受け部に貯まった結露水が、支持枠と仕切り板部に挟まれた部分から第2の受け部へと流入して、そのようにして貯まった第2の受け部の結露水も防水壁の切欠き部からあふれ出て、第3の孔から貯水部に滴下するので、第1の孔と第2の孔が塞がった場合でも本体外へ水漏れ不具合を無くすことができる除湿装置を提供することができる。結果として、安全性を更に向上する効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態における除湿装置の斜視図であり、図2は概略構成を示す分解斜視図を図3には図1におけるA-A断面の概略断面図を示す。
図1、図2、図3に示すように、本実施形態の除湿装置は、縦長箱形状の本体ケース1の前面に吸込口2を設け、本体ケース1の上面の前面側には操作部3を、本体ケース1の上面の背面側には吹出口4を有している。使用者は、操作部3を操作することで除湿装置の操作および運転モードの確認をすることができる。吹出口4の上方には、回動自在なルーバー5を備えている。本体ケース1の背面側下方には、貯水部6が出没自在に設けられており、本体ケース1内で生成された除湿水を貯水する。
本体ケース1内には、除湿ロータ部7と、再生ユニット8と、送風機9とを備えている。
除湿ロータ部7は、除湿ロータ10と、支持枠11と、モータ12とを有している。
除湿ロータ10は、円板形状で、回転軸が水平方向に延びるように、支持枠11に回動自在に設けられている。除湿ロータ10は、吸着材が担持された軸方向に通風可能なハニカム形状で構成されており、この吸着材は、晒される空気の相対湿度が高ければ多くの水分を保持でき、相対湿度が低くなると保持可能な水分量が減少する特性を有している。このように、相対湿度の異なる複数の空気との接触を繰り返せば、各々の相対湿度における吸着材の保持可能な水分量の差に応じて水分の吸脱着が行われることになる。除湿ロータは、空気中の水分を除湿ロータ10に吸着する吸湿領域10aと、除湿ロータ10に吸着した水分を放出する放湿領域10bとを有する。除湿ロータ10の外周には、多数の歯10cを有している。
支持枠11は、本体ケース1における前面側と背面側とを仕切るように配置され、中央部には、円形の開口11aを有している。除湿ロータ10は、本体ケース1における背面と支持枠11との間に配置され、支持枠11の開口11aを塞ぐように、回動自在に設けられている。支持枠11の下部には、下方に開口した蓋形状である下面部11bを備えている。
モータ12は、支持枠11に固定され、歯車12aを有し、歯車12aは、除湿ロータ10外周から突出した多数の歯10cと接触する。モータ12が駆動すると歯車12aが回転し、この歯車12aによって除湿ロータ10も回転する。
再生ユニット8は、除湿ロータ10における放湿領域10bの一方側面(本体ケースにおける前面側)と、除湿ロータ10における放湿領域10bの他方側面(本体ケースにおける背面側)と連通する循環風路13と、循環風路13内に設けた、発熱部14と、熱交換器15と、循環送風機16とを有する。
発熱部14は、除湿ロータ10における放湿領域10bの一方側面(本体ケースにおける背面側)に配置されている。発熱部14は、ニクロム線などの通電発熱する材料で構成され、発熱することにより除湿ロータ10の放湿領域10bにおいて、除湿ロータ10から水分を放出させている。
熱交換器15は、除湿ロータ10の放湿領域10bから放出した水分を含む再生空気と、送風機9が供給する室内空気とを熱交換して水分を凝縮する。熱交換器15は、本体ケース1における前面と支持枠11との間に、除湿ロータ10と水平方向に隣り合うように配置されている。
循環送風機16は、モータ16aと羽根車16bを組み合わせた、いわゆるシロッコファンとして構成し、循環風路13内で空気の循環を行っている。循環送風機16は、循環風路13における発熱部14と熱交換器15との間に配置されている。循環送風機16から送風された空気は、発熱部14、除湿ロータ10における放湿領域10b、熱交換器15を順次介して、循環送風機16に吸い込まれる。
送風機9は、本体ケース1における背面と支持枠11との間に配置されている。送風機9は、モータ部9aと、モータ部9aにより回転するファン部9bと、それらを囲むスクロール形状のケーシング部9cとを備えている。
モータ部9aは、ケーシング部9cに固定されている。
ファン部9bは、シロッコファンで、モータ部9aから水平方向に延びた回転軸(図示せず)に固定されている。モータ部9aの回転軸は、本体ケース1の前面側から背面側に延びている。
ケーシング部9cには、吐出口17と吸気口18とが設けられている。吐出口17は、ケーシング部9cの本体ケース1における上面側に設けられている。また、吸気口18は、ケーシング部9cの本体ケース1における前面側に設けられている。ケーシング部9cは、モータ部9aを固定し、吸気口18が設けられた吸込面部分19と、吸込面部分19に対向した吸込対向面部分20と、吸込面部分19と吸込対向面部分20とを連結するスクロール形状のスクロール面部分21とを有している。モータ部9aによって、ファン部9bが回転すると、ケーシング部9cの吸気口18からケーシング部9c内に空気が吸い込まれ、この吸い込まれた空気は、吐出口17からケーシング部9c外へ送風される。
本体ケース内には、除湿風路22と、冷却風路23と有している。
除湿風路22は、本体ケース1の吸込口2と、除湿ロータ10の吸湿領域10aと、送風機9とを連通する風路である。本体ケース1の吸込口2から吸い込んだ空気の水分は、除湿ロータ10の吸湿領域10aで、除湿ロータ10に吸着され、除湿される。冷却風路23は、本体ケース1の吸込口2と、熱交換器15と、送風機9とを連通する風路である。本体ケース1の吸込口2から吸い込んだ空気によって、熱交換器15が冷却される。除湿風路22と冷却風路23とを通過したそれぞれの空気は、送風機9で混合され、吹出口4から本体ケース外へ送風される。
以上の構成における除湿動作について説明する。送風機9により吸込口2から室内空気を吸引し、除湿ロータ10の吸湿領域10aに水分を吸湿させ、除湿された空気を乾燥空気として吹出口4から室内に送風する(除湿風路)。除湿ロータ10に吸湿された水分は、除湿ロータ10の回転駆動により放湿領域10bに移動し、発熱部14の加熱により循環風路13に放出される。循環風路13では循環送風機16の送風により、除湿ロータ10の放湿領域10bから送出した高温多湿の空気は、熱交換器15に送風される。熱交換器15では循環風路13と送風機9により本体ケース1内に吸引され、熱交換器15を冷却する冷却風路23とが熱交換を行い、循環風路13の高温多湿空気は冷却され水分が凝縮し結露水として貯水部6に回収される。熱交換器15を冷却し、温度が上昇した冷却風路23の空気は、送風機9により、除湿風路22の空気と混合され吹出口4から室内に送風される。このように、室内空気の除湿動作がなされている。
図4は本発明の実施の形態における除湿装置の内部分解斜視図である。図5は本発明の実施の形態における除湿装置の仕切り板部の斜視図である。図6は本発明の実施の形態における除湿装置の支持枠の斜視図であり、支持枠を下方から見た図である。
図4、5、6に示すように、本実施形態における特徴は、支持枠11と熱交換器15の下方、貯水部6の上方に設けられ、貯水部6と除湿風路とを仕切る仕切り板部30である。
仕切り板部30は、循環風路13内の結露水を集める第1の受け部31と、支持枠に伝って滴下する結露水を集める第2の受け部32とを備えている。
第1の受け部31は、仕切り板部30が下方へ窪んだ窪みである。この窪みは、内部に空間ができるように、支持枠11と熱交換器15とによって覆われている。
第2の受け部32は、第1の受け部31の周囲に配置されている。第2の受け部32は、仕切り板部30から上方に突出した円環状の防水壁35に囲まれている。防水壁35は、細長い板で、リブ形状である。防水壁35の内方には、第1の受け部31と第2の受け部32が配置されている。
支持枠11における下部の下面部11bの一部と、仕切り板部30の上面の一部とが重なり固定され、支持枠11と仕切り板部30とに挟まれた空間が、連通路33である。具体的には、支持枠11の下部には、下方に開口した蓋形状である下面部11bを備え、下面部11bの下端と、仕切り板部30の上面の一部とが重なり固定されている。このように、支持枠11の下面部11bの下端の一部と、仕切り板部30の上面の一部とは、重ね合わされているだけなので、この重なった部分、つまり重なった下面部11bの下端と、仕切り板部30の上面との間には、僅かながら隙間が生じる。水は、この隙間を介して、第1の受け部31と第2の受け部32とを出入りできるものである。
図7は本発明の実施の形態における除湿装置の仕切り板部を上方から見た、仕切り板部の平面図である。図8は本発明の実施の形態における除湿装置の内部詳細斜視図である。
図7、8に示すように、連通路33は、循環風路13の一部であり、熱交換器15と循環送風機16と連通する。第1の受け部31における連通路33には、第1の受け部31に溜まった水が、貯水部6に滴下するための第1の孔34を備えている。第1の孔34は、仕切り板部30より上方の空間と、仕切り板部30より下方の空間とを連通する孔である。
これにより、循環風路13の外部に漏れた結露水が支持枠11に伝った後、結露水は第2の受け部32に貯まり、貯まった結露水は支持枠11の下面部11bと仕切り板部30の上面とが、重なった部分から連通路33内の第1の受け部31へと流入して第1の孔34から貯水部6に滴下する。これにより、循環風路13の外に漏れ出た結露水を確実に貯水部6に回収することができるので、結露水の蒸発による除湿性能の低下防止と本体外に水漏れを起こす心配のない除湿装置を提供することができる。結果として、性能低下防止と安全性を更に向上する効果を奏する。
図8は本発明の実施の形態における除湿装置の仕切り板部を上方から見た、仕切り板部の平面図である。
図5、9に示すように、第2の受け部32には、第2の受け部32に溜まった水が、貯水部6に滴下するための第2の孔36を備えている。第2の孔36は、第2の受け部32における支持枠11と本体ケース1の背面との間に配置されている。第2の孔36は、仕切り板部30より上方の空間と、仕切り板部30より下方の空間とを連通する孔である。
これにより、循環風路13の外から支持枠11に伝って滴下する結露水は、第2の受け部32に貯まる。この貯まった結露水は、支持枠11の下面部11bと仕切り板部30の上面とが、重なった部分から連通路33内の第1の受け部31へと流入して第1の孔34から貯水部6に滴下するか、もしくは第2の受け部32に貯まった結露水は、第2の孔36から直接貯水部6に滴下する。これにより、循環風路13の外に漏れ出た結露水を確実に貯水部6に回収することができる。更に、第1の孔34がホコリなどで塞がった場合においても、第1の受け部31に貯まった結露水が、支持枠11の下面部11bと仕切り板部30の上面とが、重なった部分から第2の受け部32へと流入して第2の孔36から貯水部6に滴下するので、第1の孔34が塞がった場合でも本体外へ水漏れ不具合を無くすことと、結露水の蒸発による除湿性能の低下防止ができる除湿装置を提供することができる。結果として、性能低下防止と安全性を更に向上する効果を奏する。
また、図5、8に示すように、防水壁35の上部には、防水壁35の上端から切り欠かれた切欠き部37を有している。仕切り板部30は、第2の受け部32の外側に、切欠き部からあふれ出た水を貯水部6に滴下するための第3の孔38を備えている。第3の孔38は、第2の受け部32における支持枠11と本体ケース1の背面との間に配置されている。第3の孔38は、仕切り板部30より上方の空間と、仕切り板部30より下方の空間とを連通する孔である。
これにより、循環風路13の外から支持枠11に伝って滴下する結露水は、第2の受け部32に貯まる。この貯まった結露水は、支持枠11と仕切り板部30に挟まれた部分から連通路33内の前記第1の受け部31へと流入して第1の孔34から貯水部6に滴下するか、もしくは第2の受け部32に貯まった結露水は、第2の孔36から直接貯水部6に滴下する。これにより、循環風路13の外に漏れ出た結露水を確実に貯水部6に回収することができるとともに、第1の孔34と第2の孔36がホコリなどで塞がった場合においても、第1の受け部31に貯まった結露水が、支持枠11と仕切り板部30に挟まれた部分から第2の受け部32へと流入する。このようにして貯まった第2の受け部32の結露水も防水壁35の切欠き部37からあふれ出て、第3の孔38から貯水部6に滴下するので、第1の孔34と第2の孔36が塞がった場合でも本体外へ水漏れ不具合を無くすことができる除湿装置を提供することができる。結果として、安全性を更に向上する効果を奏する。
本発明は、部屋の除湿用や衣類乾燥用に使用され、本体外に水漏れを抑制する除湿装置等として有用である。
1 本体ケース
2 吸込口
3 操作部
4 吹出口
5 ルーバー
6 貯水部
7 除湿ロータ部
8 再生ユニット
9 送風機
9a モータ部
9b ファン部
9c ケーシング部
10 除湿ロータ
10a 吸湿領域
10b 放湿領域
10c 歯
11 支持枠
11a 開口
11b 下面部
12 モータ
12a 歯車
13 循環風路
14 発熱部
15 熱交換器
16 循環送風機
17 吐出口
18 吸気口
19 吸込面部分
20 吸込対向面部分
21 スクロール面部分
22 除湿風路
23 冷却風路
30 仕切り板部
31 第1の受け部
32 第2の受け部
33 連通路
34 第1の孔
35 防水壁
36 第2の孔
37 切欠き部
38 第3の孔

Claims (1)

  1. 吸込口と吹出口を有する本体ケースと、
    前記本体ケース内に設けられ、吸湿領域と放湿領域を有する除湿ローターと、
    前記除湿ローターを回転自在に支持する支持枠と、
    前記除湿ローターを回転させるモータと、
    前記本体ケースの前記吸込口から吸込んだ空気を、除湿風路により、前記除湿ローターの前記吸湿領域を通過後、前記吹出口から前記本体ケース外に排気する送風機と、
    前記本体ケース内に設けられた循環風路と、
    前記循環風路内で結露した水を貯水する貯水部とを備え、
    前記循環風路は、
    前記除湿ローターの前記放湿領域と、
    前記放湿領域の風上側に設けた発熱部と、
    前記放湿領域の風下側に設けた熱交換器と、
    前記循環風路内の空気を循環させる循環送風機とを有し、
    前記支持枠と前記熱交換器の下方には前記除湿風路と前記貯水部とを仕切る仕切り板部を有し、
    前記仕切り板部には、前記循環風路内の結露水を集める第1の受け部と、前記支持枠に伝って滴下する結露水を集める第2の受け部とを備え、
    前記第2の受け部は、前記第1の受け部の周囲に配置され、
    前記循環風路の一部である前記熱交換器と前記循環送風機と連通する連通路は、前記支持枠の下面部の一部と前記仕切り板部の上面の一部とが重なり、前記下面部と前記第1の受け部とに挟まれた空間であり、
    前記連通路には、前記第1の受け部に溜まった水が、前記貯水部に滴下するための第1の孔を備え
    前記第2の受け部は、前記仕切り板部から上方に突出した円環状の防水壁に囲まれ、
    前記第2の受け部には、前記第2の受け部に溜まった水が、前記貯水部に滴下するための第2の孔を備え、
    前記防水壁の上部には、前記防水壁の上端から切り欠かれた切欠き部を有し、
    前記仕切り板部は、前記第2の受け部の外側に、前記切欠き部からあふれ出た水を前記貯水部に滴下するための第3の孔を備えたことを特徴とする除湿装置。
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