JP2010187506A - 回転電機制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機制御装置において、矩形波電圧制御時の指令電圧位相の変化にかかわらず、レゾルバの出力角度変動による回転電機の意図しないトルク変動を有効に抑制することである。
【解決手段】モータ制御装置10は、レゾルバ20の検出値の誤差補正量を求めるレゾルバ20誤差補正を行って、トルクフィードバックを行う矩形波電圧制御部24を含む制御部18を備える。矩形波電圧制御部24は、過変調PWM制御から矩形波電圧制御に切り換わる際に、過変調PWM制御中のレゾルバ20の1周期におけるレゾルバ20誤差補正量の平均ベース値を取得する手段と、矩形波電圧制御において各周期ごとに、1周期におけるレゾルバ20誤差補正量の平均値を求める手段と、その平均値と取得された平均ベース値とに基づき、トルクフィードバックで使用する積分成分を補正する手段とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機の矩形波制御タイミングの間隔を等間隔にするために、回転電機の角度位置を検出するレゾルバの検出値の誤差補正量を求めるレゾルバ誤差補正を行って、トルクフィードバックを行う矩形波制御部を備える回転電機制御装置に関する。
従来から、エンジンと走行用モータとを、車両の駆動源として備えるハイブリッド車両が考えられ、一部で実用化されている。また、エンジンを持たず、バッテリを電力源とする走行用モータを車両の駆動源として備える電気自動車も考えられ、一部で実用化されている。このようなハイブリッド車両や電気自動車等の電動車両では、走行用モータに所望のトルクを発生させるように制御する必要がある。このため、回転電機であるモータの回転子の位置をレゾルバにより検出することが行われる。
レゾルバは、モータの回転子の位置を検出し、回転子の各位置に対応する信号をアナログ信号として出力する。CPU等を有する制御部は、レゾルバからのアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号に基づいて、回転磁界を生成するための交流電流を回転子と対向配置された固定子を構成する3相コイルに流すための駆動信号を生成し、インバータへ出力する。インバータは、制御部から入力される駆動信号に基づいて、各相コイルに交流電流を流す。この際、各相コイルに流す交流電流は、所定の制御タイミングで切り換える。この結果、各相コイルは回転磁界を生成し、回転子は、回転磁界により回転する。
特許文献1には、回転機の回転を検出するレゾルバから出力される出力信号のオフセットを補正するレゾルバ補正方法において、所定期間にわたって出力信号としてのsin出力信号及び cos出力信号の最大値及び最小値を抽出し、sin出力信号及び cos出力信号それぞれの最大値及び最小値の平均値を算出し、平均値に基づいて、出力信号のオフセットを補正するレゾルバ補正方法が記載されている。
特開2004−45286号公報
従来からモータの駆動を制御する場合に、制御装置により、インバータ用のスイッチング制御信号を生成し、インバータへ出力することが考えられている。また、モータを、モータ電流のフィードバック制御によって制御するために、モータの運転領域(回転数やトルク)に応じて、正弦波パルス幅変調(PWM)制御方式と、矩形波電圧制御方式と、過変調PWM制御方式とのいずれを適用するかを決定することも考えられている。例えば、低回転数領域では正弦波PWM制御方式を用い、中回転数域では過変調PWM制御方式を用い、高回転数域では矩形波電圧制御方式を用いる。すなわち、モータが中回転数域から高回転数域に移行する場合には、過変調PWM制御方式から矩形波電圧制御方式に切り換えられる。過変調PWM制御方式は、搬送波の振幅を縮小するように歪ませた上で正弦波PWM制御方式と同様のPWM制御を行う。これに対して、矩形波電圧制御方式では、ハイレベル期間及びローレベル期間の比が1:1の矩形波1パルス分をモータへ印加する。このような過変調PWM制御方式及び矩形波電圧制御方式によれば、正弦波PWM制御方式の場合よりも、モータの出力向上を図れる可能性がある。
また、矩形波電圧制御中の定常運転中において、回転電機のトルクの変動をなくすために、制御タイミング、すなわち、各相コイルに流れる電流位相を切り換えるタイミングを時間的に等間隔にするレゾルバ誤差を補正することが考えられている。例えば、制御装置は、レゾルバから出力された回転角度をレゾルバ誤差により補正し、補正した回転角度と、電力演算部によって求められたモータ供給電力とをトルク演算部に入力することが考えられている。トルク演算部は、補正された回転角度から算出される角速度と、モータ供給電力とを用いて、トルク推定値を算出する。この場合、レゾルバの1回転が電機角で720度に相当するので、例えば、U相を基準にして、レゾルバ1周期に相当する720度までの、各相でスイッチングが切り換えられる60度ごとの基準からの各スイッチングタイミングまでの測定時間を用いて、各角度におけるレゾルバ誤差を演算する。そして、このレゾルバ誤差を用いて各角度におけるレゾルバ誤差補正後の角度を求める。補正後の角度は、次の1周期において、モータのスイッチングタイミングでの角度補正値を求めるために用いる。
このように矩形波電圧制御中のレゾルバ誤差を補正する場合、過変調PWM制御から矩形波電圧制御に切り替える場合の初回の初期時点を基準点とし、その基準点を基準にして、各スイッチングタイミングまでの時間を測定し、次の周期では基準からの測定時間と前回の周期の測定時間とを用いて、レゾルバ誤差を算出する。各周期での初期時点となる基準点の角度補正量は、各角度の補正量算出の際に更新しない。これに対して、矩形波電圧制御を行う場合、基準点の角度は、トルク指令の変化に基づく指令電圧位相の変化によって、進角または遅角する。このため、実際には、指令電圧位相によって、各周期での基準点の角度がずれることにより基準点を基準とする各角度の補正量も変動し、レゾルバオフセット誤差が発生するのにもかかわらず、レゾルバオフセット誤差を解消することは考慮されていない。レゾルバオフセット誤差の発生は、補正後の各角度が真の値からずれ、各角度に基づいて発生させるモータのトルクにおいて、意図しないトルク変動が発生する要因となるため、好ましくない。
特許文献1には、回転機の回転を検出するレゾルバから出力される出力信号のオフセットを補正するレゾルバ補正方法が記載されているが、矩形波電圧制御時の指令電圧位相の変化にかかわらず、各スイッチングタイミングでのレゾルバ出力角度変動による意図しない回転電機のトルク変動を有効に抑制する手段は開示されていない。
本発明の目的は、回転電機制御装置において、矩形波電圧制御時の指令電圧位相の変化にかかわらず、レゾルバの出力角度変動による回転電機の意図しないトルク変動を有効に抑制することである。
本発明に係る回転電機制御装置は、回転電機の矩形波制御タイミングの間隔を等間隔にするために、回転電機の角度位置を検出するレゾルバの検出値の誤差補正量を求めるレゾルバ誤差補正を行って、トルクフィードバックを行う矩形波電圧制御部を備え、矩形波電圧制御部は、過変調PWM制御から矩形波電圧制御に切り換わる際に、過変調PWM制御中のレゾルバ1周期におけるレゾルバ誤差補正量の平均値である平均ベース値を取得する手段と、矩形波電圧制御において予め設定した所定周期ごとに、1周期におけるレゾルバ誤差補正量の平均値を求め、その平均値と取得された平均ベース値とに基づき、トルクフィードバックで使用する積分成分を補正する手段と、を含むことを特徴とする回転電機制御装置である。
本発明に係る回転電機制御装置によれば、過変調PWM制御中のレゾルバ誤差補正量の平均値である平均ベース値と、矩形波電圧制御での1周期におけるレゾルバ誤差補正量の平均値とに基づいて、トルクフィードバックで使用する積分成分を補正する、例えば、矩形波電圧制御での1周期におけるレゾルバ誤差補正量の平均値が平均ベース値に一致するように、トルクフィードバックの積分成分を補正する等により、矩形波電圧制御時の、レゾルバ各周期での各スイッチングタイミングのレゾルバ角度の補正量を求める場合の基準点の角度が指令電圧位相の変化により変動する場合でも、角度変動による回転電機の意図しないトルク変動を有効に抑制できる。このため、指令電圧位相の変化にかかわらず、レゾルバ出力角度変動による回転電機の意図しないトルク変動を有効に抑制できる。例えば、矩形波電圧制御での1周期におけるレゾルバ誤差補正量の平均値と平均ベース値との角度誤差に対応するトルク誤差を求めて、PI演算を行うPI演算部の積分成分のトルクをトルク誤差に基づいて補正することで、指令電圧位相の変化による基準点の角度変動によるトルク変動を有効に抑制できる。
本発明に係る実施の形態の1例の回転電機制御装置であるモータ制御装置を示すブロック図である。 図1のモータ制御装置において、レゾルバ出力からレゾルバ誤差の補正量を求める方法を説明するための図である。 本発明から外れた先発明のモータ制御装置により、指令電圧位相の変化によりレゾルバオフセット誤差が発生する様子を示す図である。 本発明から外れた先発明のモータ制御装置により、指令電圧位相の変化によりレゾルバ1周期でのレゾルバ誤差補正量がばらつく様子を示す図である。 図1のモータ制御装置により、レゾルバ誤差を補正し、トルクフィードバックを行う回転電機制御方法を説明するためのフローチャートである。 図1のモータ制御装置において、トルクフィードバックの積分成分に使用するトルクを求めるための、レゾルバ誤差補正量の平均値とトルク誤差を求めるための位相リミットトルクとの関係の1例を示す図である。
以下において、図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。図1は、本発明に係る実施の形態の1例の回転電機制御装置であるモータ制御装置を示すブロック図である。図2は、図1のモータ制御装置において、レゾルバ出力からレゾルバ誤差の補正量を求める方法を説明するための図である。図3は、本発明から外れた先発明のモータ制御装置により、指令電圧位相の変化によりレゾルバオフセット誤差が発生する様子を示す図である。図4は、先発明のモータ制御装置により、指令電圧位相の変化によりレゾルバ1周期でのレゾルバ誤差補正量がばらつく様子を示す図である。図5は、図1のモータ制御装置により、レゾルバ誤差を補正し、トルクフィードバックを行う回転電機制御方法を説明するためのフローチャートである。図6は、図1のモータ制御装置において、トルクフィードバックの積分成分に使用するトルクを求めるための、レゾルバ誤差補正量の平均値とトルク誤差を求めるための位相リミットトルクとの関係の1例を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態の回転電機制御装置であるモータ制御装置10は、回転電機であるモータ12の駆動を制御するために使用する。このようなモータ制御装置10及びモータ12は、バッテリ等の直流電源14からの電力により駆動する走行用モータを、車両の駆動源として備える電気自動車、または、エンジンと走行用モータとを、車両の駆動源として備えるハイブリッド車両等の電動車両に搭載して使用する。
モータ制御装置10は、直流電源14と、インバータ16と、制御部18と、レゾルバ20と、電流センサ22とを備える。インバータ16は、詳細な図示は省略するが、U、V,W各相のアームを備える。それぞれのアームは、直列接続されたIGBT、トランジスタ等の2個ずつのスイッチング素子を含み、各アームの中点を、3相交流式のモータ12を構成する図示しない3相のコイルの一端にそれぞれに接続している。また、各スイッチング素子に、それぞれダイオードを逆並列に接続している。インバータ16は直流電源14に接続している。また、モータ12の、3相コイルの他端は、中性点で互いに接続している。
直流電源14は、ニッケル水素電池またはリチウムイオン電池等の二次電池、すなわちバッテリや、キャパシタ等である。インバータ16は、制御部18からの駆動信号に基づいて、直流電源14からの直流電圧を交流電圧に変換してモータ12を駆動する。なお、直流電源14とインバータ16との間にコンデンサや昇圧コンバータを接続することもできる。昇圧コンバータを接続した場合には、直流電源14からの直流電圧が昇圧された後、インバータ16に供給される。
レゾルバ20は、モータ12の回転軸に取り付けられており、モータ12の回転子の回転角度を検出して制御部18に出力する。電流センサ22は、モータ12の2相分のコイルへ流れるモータ電流を検出し、検出したモータ電流を制御部18へ出力する。なお、図1では、電流センサ22を2個のみ設けているが、U、V、W各相に対応して電流センサ22を3個設けることもできる。
制御部18は、CPU、メモリ等を有するマイクロコンピュータを含み、例えば、モータECUと呼ばれるモータコントローラを含むものでもよい。制御部18は、レゾルバ20により検出された検出値であり、レゾルバ20出力であるレゾルバ20角度を後述する方法により補正し、補正したレゾルバ20角度と、図示しない外部制御部である外部ECU(Electrical Control Unit)からのトルク指令値とを用いて駆動信号を生成する。生成した駆動信号は、インバータ16へ出力される。
図1は、制御部18のうち、矩形波電圧制御を行う矩形波電圧制御部24を示している。なお、制御部18は、矩形波電圧制御部24の他、それぞれ図示しない正弦波PWM制御を行う正弦波PWM制御部と、過変調PWM制御を行う過変調PWM制御部とを含む。また、制御部18は、モータ12の運転領域(回転数やトルク)に応じて、正弦波PWM制御方式と、過変調PWM制御方式と、矩形波電圧制御方式と、のいずれによりモータ12の制御を行うかを決定する図示しない制御方式決定部も備える。
次に、矩形波電圧制御部24の詳しい構成について説明する。矩形波電圧制御部24は、電力演算部26と、トルク演算部28と、減算器30と、PI演算部32と、矩形波発生部34と、信号発生部36と、誤差補正演算部38と、平均値算出部40と、トルク誤差算出部42とを含む。矩形波電圧制御部24は、モータ12の定常運転中の矩形波制御タイミングの間隔を等間隔にするために、モータ12の角度位置を検出するレゾルバ20の検出値の誤差補正量を求めるレゾルバ20誤差補正を行って、トルクフィードバックを行う。
電力演算部26は、電流センサ22によって検出された2相分のモータ電流から残りの1相分のモータ電流を求め、求めた3相分のモータ電流と、矩形波発生部34から出力される3相分のモータ電圧とから、モータ供給電力Pwを算出する。
トルク演算部28は、電力演算部26によって求められたモータ供給電力Pwと、レゾルバ20によって検出され、後で詳述する誤差補正演算部38によって補正されたレゾルバ角度θ´から算出される角速度ωとを用いて、トルク推定値Tqeを算出する。
減算器30は、外部ECUから出力されるトルク指令値Tqと、トルク演算部28から出力されるトルク推定値Tqeとから、トルク指令値Tqに対するトルク偏差ΔTqを算出し、PI演算部32に出力する。
PI演算部32は、入力されたトルク偏差ΔTqと、後で詳述するトルク誤差算出部42から入力されるトルク誤差ΔTとに基づいて、所定ゲインによるPI演算を行うことにより制御偏差を求め、求められた制御偏差に応じて矩形波電圧の指令電圧位相である、位相Φを設定する。例えば、正トルク発生時には、トルク不足時に電圧位相を進め、トルク過剰時に電圧位相を遅らせる。これに対して、負トルク発生時には、トルク不足時に電圧位相を遅らせ、トルク過剰時に電圧位相を進める。
矩形波発生部34は、PI演算部32によって設定された電圧位相Φと、後で詳述する誤差補正演算部38で補正された後のレゾルバ角度θ´とにしたがって、各相電圧指令値Vu,Vv,Vwを発生する。信号発生部36は、各相電圧指令値Vu,Vv,Vwに従ってスイッチング制御信号である駆動信号を発生する。インバータ16は、信号発生部36からの駆動信号に従ったスイッチング動作を行い、電圧位相に応じた矩形波パルスを発生させ、モータ12の各相電圧として供給する。このようにトルク推定値Tqeに基づくトルク偏差ΔTqから駆動信号を発生させる処理はトルクフィードバックという。
ここで、上記のように、トルク演算部28と矩形波発生部34とへは、誤差補正演算部38で補正された後のレゾルバ角度θ´が入力される。このような誤差補正演算部38での誤差補正を演算する方法は、次のようにして行う。図2を用いて、誤差補正の演算方法を説明する。なお、以下の説明では、図1で示した要素と同一の要素には同一の符号を付して説明する。図2では、横軸により時間を表し、縦軸によりレゾルバ20の角度θを表している。インバータ16による、モータ12の各相コイルへの電流切り換えは、所定のスイッチングタイミングで行われる。レゾルバ20の1回転、すなわち360度は、電気角で720度に相当する。このため、モータ12では、各相のスイッチングの切り換えが理想的には60度ごとに行われる。
モータ12の回転速度が一定と仮定する場合、レゾルバ20に誤差がなければ、60度ごとのスイッチングタイミングの時間間隔は等しくなる。このため、60度ごとのスイッチングタイミングの時間を、例えばU相を基準に測定することで、レゾルバ角度θの誤差が求められ、レゾルバ角度θの誤差を補正することが可能となる。
上記のようにレゾルバ20の1回転は720度の電気角に相当するので、720度を1周期とすると、1周期中に12個のスイッチングタイミングが存在することになる。このため、レゾルバ角度θである、レゾルバ20の出力角度が60度、120度・・・等、60度おきでのスイッチングタイミングの時間を図示しないタイマーにより測定する。例えば、誤差補正演算部38は、任意のスイッチング切替ポイントであるスイッチングタイミングで、レゾルバ20の1周期ごとに基準を持ち、基準を通る縦方向の直線と、レゾルバ20の実際の検出角度である、レゾルバ20出力を表す折れ線L1との交点を、基準点P1,P2,P3・・・と設定する。また、誤差補正演算部38は、レゾルバ20出力を基準点P1,P2,P3・・・で角度0になるように、レゾルバ20出力を時間的に移動させるように、図2で一点鎖線L2で表す移動後レゾルバ20出力を作成する。例えば、1周期目のレゾルバ20出力を、P1が角度0になるように移動させた移動後レゾルバ20出力を作成する。そして、移動後レゾルバ20出力での2周期目で、1周期目の初期時点を基準として、基準位置からの1周期目の各スイッチングタイミングでの経過時間と、経過時間から求められる補正後のレゾルバ20角度θ´(補正値)とを、スイッチングタイミングごとに対応させて取得、すなわち記憶させる。また、レゾルバ20の2周期目以降は、理想的に60度間隔となる各スイッチングタイミングで、それぞれに対応する今回周期の基準からの経過時間と、前回周期での測定値とから補正後のレゾルバ20角度θ´を算出し、補正後レゾルバ20角度θ´をトルク演算部28と、矩形波発生部34とに入力する。なお、補正後レゾルバ20角度θ´の演算は、各スイッチングタイミングで行うが、トルク演算部28と矩形波発生部34とに入力し、トルクフィードバックを行う処理は、次のスイッチングタイミングまでの間のちょうど中央である中間タイミングで行う。
また、レゾルバ20角度の誤差演算は、各スイッチングタイミングで行う。2周期目以降のレゾルバ20角度の誤差演算では、前回のレゾルバ20の1周期分の計測データから取得した取得データと、今回の各スイッチングタイミングの対応する基準からの経過時間とを用いて誤差演算する。取得データは、前回のレゾルバ20の1周期分のレゾルバ20移動量(θ12)、すなわち720度、及び前回のレゾルバ20の1周期に要した時間(T12)と、今回の各スイッチングタイミングの回数nでの、対応する基準からの経過時間(Tn)及びその回数nに対応する、前回の周期での補正後角度(θn)である。そして、誤差補正演算部38は、次式(1)を用いて、各スイッチングタイミングごとに、レゾルバ20誤差補正量αを算出する。
α=(θ12)×(Tn)/(T12)−(θn) ・・・(1)
また、誤差補正演算部38では、算出したレゾルバ20誤差補正量αをスイッチングタイミングごとに対応させてもち、スイッチングタイミングごとに前回の周期での対応するスイッチングタイミングの補正後角度であるθnに、今回の誤差補正量αを積算、すなわち加算して補正値である、補正後角度θn´を得る。
なお、矩形波電圧制御における電圧位相指令が一定で、モータ12の回転数一定の条件では、今回の誤差補正量αは0となり、今回の各補正値である補正後角度θn´として、前回の周期の対応するスイッチングタイミングの補正後角度θnがそのまま使用される。
また、誤差補正量αに上下限リミット処理を施して、誤差補正量αが予め設定した所定量よりも大きすぎる、または小さすぎる場合には、その所定量で制限する。例えば、補正上限値を10.55度で、補正下限値を−10.55度とすると、算出した誤差補正量αが10.55を超える場合、誤差補正量は10.55度に設定され、算出した誤差補正量αが10.55未満となる場合、誤差補正量は−10.55度に設定される。
また、図2では、例として1周期でのスイッチングタイミングの回数nが1、すなわち1回目である場合のレゾルバ20角度の誤差補正量αの算出と、1周期でのスイッチングタイミングの回数nが8、すなわち8回目である場合のレゾルバ20角度の誤差補正量αの算出とが記載されている。なお、図2では、各スイッチングタイミングの前に誤差演算を行うような図示をしているが、実際には誤差演算は各スイッチングタイミングで行う。
図1に戻って、平均値算出部40は、平均ベース値取得手段44と、誤差平均値取得手段46とを含む。平均ベース値取得手段44は、過変調PWM制御から矩形波電圧制御に切り換わる際に、過変調PWM制御中のレゾルバ20の1周期におけるレゾルバ20誤差補正量の平均値である平均ベース値Aを取得する。一方、誤差平均値取得手段46は、矩形波電圧制御において予め設定した所定周期ごとである、各周期ごとに、1周期における各スイッチングタイミングのレゾルバ20誤差補正量αの平均値である誤差平均値Bを求める、すなわち算出し、取得する。
トルク誤差算出部42は、平均ベース値取得手段44で取得された平均ベース値Aと、誤差平均値取得手段46で取得されたレゾルバ20誤差補正量αの誤差平均値Bとに基づき、すなわち、平均ベース値Aと誤差平均値Bとに対応するトルク誤差ΔTを求め、PI演算部32にそのトルク誤差ΔTを出力する手段である。このために、トルク誤差算出部42は、予めレゾルバ20角度の誤差量と、トルク誤差ΔTとの関係を表すマップを記憶しており、そのマップを参照して、レゾルバ20角度の誤差量である、平均ベース値Aと誤差平均値Bとの差分(B−A)に基づいて、対応するトルク誤差ΔTを求める。すなわち、矩形波電圧制御での1周期におけるレゾルバ20誤差補正量の誤差平均値Bが平均ベース値Aに一致するように、トルクフィードバックの積分成分である、PI演算を行うPI演算部32の積分成分を補正するためのトルク誤差ΔTを求める。求められたトルク誤差ΔTは、PI演算部32に入力され、PI演算部32では、積分成分に使用するトルクをトルク誤差ΔTに基づいて補正する。このようなトルク誤差算出部42と、PI演算部32とは、平均ベース値取得手段44で取得された平均ベース値Aと、誤差平均値取得手段46で取得された誤差平均値Bとに基づき、トルクフィードバックで使用する積分成分を補正する手段を構成する。
このような矩形波電圧制御部24において、平均値算出部40と、トルク誤差算出部42とは、本発明に先立って考えられた先発明の回転電機制御装置を構成する制御部に追加するアドオン要素48を構成する。
これに対して、本実施の形態と異なる先発明の回転電機制御装置として、本実施の形態の構成からアドオン要素48を除いたものが、先に考えられている。ただし、このような先発明の構成では、次に述べるような改良すべき要改良点が存在する。図3は、先発明の構成で、レゾルバ20出力の理想直線a,a´と、実際にレゾルバ20から出力されるレゾルバ20出力値b,b´とを、「レゾルバ出力」として示し、レゾルバ20出力値b,b´とレゾルバ20出力の理想直線a,a´との差分を、「レゾルバ誤差補正量(c,c´)」として示している。図2では、矩形波電圧制御において、指令電圧位相を変化させる前と後とを、それぞれ(a)と(b)とで示している。なお、図2では横軸により時間を、縦軸により角度を表している。
図1及び上記の説明から明らかなように、先発明の場合でも、誤差補正演算部38を備えるので、レゾルバ20誤差補正が各スイッチングタイミングごとに行われる。このようなレゾルバ20誤差補正は、矩形電圧制御の定常運転中のトルク変動をなくすべく、スイッチングタイミングの間隔を等しくするためのみを考慮して行われる。ただし、誤差補正演算部38による、レゾルバ20誤差補正は、過変調PWM制御から矩形波電圧制御に切り換わる際の初回の初期時点を基準点とし、各周期での初期時点である基準点の角度補正量は更新されない。また、基準点は、矩形波電圧制御時のトルク指令の変化に基づく、指令電圧位相の変化に応じて進角や遅角する。例えば、図3(a)で点Q1にある基準点が指令電圧位相が変化すると、図3(b)の点Q2位置にずれる。このため、指令電圧位相の変化によって、図2(b)で示すように、レゾルバ誤差補正量の全体としてのオフセットである、レゾルバオフセット誤差dが発生する。レゾルバオフセット誤差dの発生は、補正後のレゾルバ角度が真の値からずれ、各レゾルバ角度に基づいて発生させるモータのトルクにおいて、意図しないトルク変動が発生する要因となるため、好ましくない。図4は、図3(b)のレゾルバ誤差補正量のずれの例を詳しく示し手いる。図4に示すように、矩形波電圧制御時の指令電圧位相の変化に応じて、レゾルバ誤差補正量が上下(図4の矢印方向)に変動する。このため、図4からも明らかなように、各周期でのレゾルバ20誤差補正量αの平均値も、指令電圧位相の変化に応じて変動する。本実施の形態は、このような事情を考慮して、先発明での要改良点を改良すべく発明したものである。
次に、図5のフローチャートを用いて、本実施の形態のモータ制御装置10を用いて、矩形波電圧制御を行う際に、レゾルバ20誤差を補正し、トルクフィードバックを行う回転電機制御方法を説明する。図5のフローチャートは、制御部18において、モータ12の運転状態が、矩形波電圧制御を行うための、予め設定した所定の運転領域であると判定された場合に実行される。まず、図5のフローチャートのステップS1で制御部18で、制御タイミング、すなわち、スイッチングタイミングまたは中間タイミングのいずれかであるか否かが判定される。そして、制御タイミングであると判定されると、ステップS2で、制御部18により、SW切り換えタイミング、すなわちスイッチングタイミングであるか否かが判定される。ここで、スイッチングタイミングである場合には、ステップS3で制御部18により、矩形初回、すなわち、レゾルバ20出力の1周期目、すなわち過変調PWM制御から矩形波電圧制御に切り換わった直後の周期での検出であるか否かが判定される。
そして、矩形初回でない場合には、ステップS5に移行し、矩形初回である場合には、ステップS4で、平均ベース値取得手段44が、補正量平均ベースである平均ベース値Aとして、過変調PWM制御中のレゾルバ20の1周期、例えば矩形波電圧制御に切り換わる直前の1周期におけるレゾルバ20誤差補正量の平均値である平均ベース値Aを算出し、取得する。平均ベース値Aは、図5のステップS4に示すように、過変調PWM制御中のレゾルバ20の1周期における、各スイッチングタイミングのレゾルバ20誤差補正量の和をスイッチングタイミング回数の合計nz、例えば12で除算して、誤差補正量の平均値として求める。このために、平均ベース値取得手段44では、予め過変調PWM制御時の各周期での各スイッチングタイミングのレゾルバ20誤差補正量を求め、最新の周期での各スイッチングタイミングのレゾルバ20誤差補正量を随時更新しながら記憶させておく。ステップS3の処理後はステップSに移行する。また、矩形初回ではいずれのスイッチングタイミングで、平均ベース値Aを算出すればよく、残りのスイッチングタイミングではこの算出を省略できる。
そして、ステップS5で誤差補正演算部38によりレゾルバ20誤差補正量αを演算し、誤差補正量αで補正した補正後角度θ´を補正値として、トルク演算部28及び矩形波発生部34に入力する。この場合、矩形初回の場合には、1周期が終了するまで誤差を算出できないので、この処理を1周期が終了した基準点で各スイッチングタイミングに対応付けて算出することもできる。また、ステップS6で、制御部18により各周期での基準点タイミングであるか否かが判定され、基準点タイミングでない場合にはステップS1に戻り、基準点タイミングである場合には、ステップS7で、誤差平均値取得手段46が、矩形波電圧制御において各周期ごとに、1周期における各スイッチングタイミングのレゾルバ20誤差補正量αの平均値であり、補正量平均である誤差平均値B、すなわち、各スイッチングタイミングのレゾルバ20誤差補正量の和をスイッチングタイミング回数の合計12で除算した値を算出する。次いで、トルク誤差算出部42は、平均ベース値取得手段44で取得された平均ベース値Aと、誤差平均値取得手段46で取得された誤差平均値Bとの差分である角度誤差(B−A)から、トルク誤差ΔTを求める。例えば、図6に示すように、レゾルバ20誤差補正量の平均値と、トルク誤差ΔTを求めるための位相リミットトルクとの関係を表すマップを、トルク誤差算出部42に記憶させておく。トルク誤差算出部42は、このマップを参照して、取得された角度誤差(B−A)から、対応するトルク誤差ΔTを求める。
なお、図6は、モータの回転数が10000r.p.m.(min-1)の場合を示している。また、図中の関係式は、図の各点の近似線を表すもので、xは縦軸、yは横軸を表している。このようなレゾルバ20誤差補正量の平均値と、位相リミットトルクとの関係は、モータ12の回転数の変化によってもほとんど変化しない。このため、代表的な1の回転数のマップを用いて、トルク誤差ΔTを求めることができる。また、この際、トルク誤差ΔTについてのレゾルバ20誤差補正量の平均値の感度が最も厳しい、すなわち、レゾルバ20誤差補正量の平均値の変化によって、最もトルク誤差ΔTが大きく変化するような1の回転数のマップを用いて、トルク誤差ΔTを求めることもできる。なお、モータ12の複数の回転数に応じて、対応するレゾルバ20誤差補正量の平均値と、トルク誤差ΔTとの関係を表す複数のマップを予め記憶させておき、検出したモータ12の回転数に応じて、選択した1のマップを用いて、トルク誤差ΔTを求めることもできる。ステップS7の処理後はステップS8に移行する。
ステップS8では、トルク誤差算出部42からPI演算部32にトルク誤差ΔTを入力した後、ステップS1に戻る。そして、ステップS2で、中間タイミングであると判定された場合には、ステップS9で、制御部18は、ステップS7、S8で求められたトルク誤差ΔTを用いて、トルクフィードバック、すなわち、PI演算部32に入力されたトルク誤差ΔTで補正したトルク偏差を積分成分に使用して、PI演算を行い、その演算結果に基づいて、信号発生部36からの駆動信号に従って、インバータ16をスイッチング動作させる処理を、各中間タイミングで行う。なお、ステップS8を省略し、ステップS9のトルクフィードバックを行う際に、ステップS8の処理である、トルク誤差ΔTをトルクフィードバックの積分成分に入力する処理を行うこともできる。
このような本実施の形態のモータ制御装置10によれば、過変調PWM制御中のレゾルバ20誤差補正量の平均値である平均ベース値Aと、矩形波電圧制御での1周期におけるレゾルバ20誤差補正量の誤差平均値Bとに基づいて、矩形波電圧制御での1周期における誤差平均値Bが平均ベース値Aに一致するように、トルクフィードバックの積分成分を補正する。このため、矩形波電圧制御時の、レゾルバ20各周期での各スイッチングタイミングのレゾルバ20角度の補正量を求める場合の基準点の角度が指令電圧位相の変化により変動する場合でも、角度変動によるモータ12の意図しないトルク変動を有効に抑制できる。したがって、指令電圧位相の変化にかかわらず、レゾルバ20出力角度変動によるモータ12の意図しないトルク変動を有効に抑制できる。すなわち、矩形波電圧制御での1周期におけるレゾルバ20誤差補正量の誤差平均値Bと平均ベース値Aとの角度誤差に対応するトルク誤差ΔTを求めて、PI演算を行うPI演算部32の積分成分のトルクをトルク誤差ΔTに基づいて補正する。このため、上記の図2で示した先発明の場合に生じるレゾルバオフセット誤差dを各周期ごとに修正する、すなわち解消する機能を持つのと同じ効果を得られる。この結果、指令電圧位相の変化による基準点の角度変動による意図しないトルク変動を有効に抑制できる。
10 モータ制御装置、12 モータ、14 直流電源、16 インバータ、18 制御部、20 レゾルバ、22 電流センサ、24 矩形波電圧制御部、26 電力演算部、28 トルク演算部、30 減算器、32 PI演算部、34 矩形波発生部、36 信号発生部、38 誤差補正演算部、40 平均値算出部、42 トルク誤差算出部、44 平均ベース値取得手段、46 誤差平均値取得手段、48 アドオン要素。

Claims (1)

  1. 回転電機の矩形波制御タイミングの間隔を等間隔にするために、回転電機の角度位置を検出するレゾルバの検出値の誤差補正量を求めるレゾルバ誤差補正を行って、トルクフィードバックを行う矩形波電圧制御部を備え、
    矩形波電圧制御部は、
    過変調PWM制御から矩形波電圧制御に切り換わる際に、過変調PWM制御中のレゾルバ1周期におけるレゾルバ誤差補正量の平均値である平均ベース値を取得する手段と、
    矩形波電圧制御において予め設定した所定周期ごとに、1周期におけるレゾルバ誤差補正量の平均値を求め、その平均値と取得された平均ベース値とに基づき、トルクフィードバックで使用する積分成分を補正する手段と、を含むことを特徴とする回転電機制御装置。
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