JP2010184553A - 制御装置及び制御方法 - Google Patents
制御装置及び制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010184553A JP2010184553A JP2009029146A JP2009029146A JP2010184553A JP 2010184553 A JP2010184553 A JP 2010184553A JP 2009029146 A JP2009029146 A JP 2009029146A JP 2009029146 A JP2009029146 A JP 2009029146A JP 2010184553 A JP2010184553 A JP 2010184553A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- abnormality
- control
- state
- abnormality degree
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 54
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims abstract description 74
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 318
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 66
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 45
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 13
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 abstract description 6
- 230000007704 transition Effects 0.000 abstract description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 14
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 8
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 6
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 6
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 2
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 101000860173 Myxococcus xanthus C-factor Proteins 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
【解決手段】 所定部位の異常を判定する場合に、状態データを低異常度の状態データとして検出する処理と、低異常度の状態データをSRAM114の仮異常データ記録領域130に記録させる処理と、同じ低異常度が所定回以上検出される場合に、低異常度の状態データを高異常度の状態データとして検出する処理と、高異常度の状態データを検出する場合に、リングバッファ113aにに記憶されている状態データをSRAM114の異常確定データ記録領域140に記録させる処理と、高異常度の状態データが異常確定データ記録領域140に記憶される場合は、仮異常データ記録領域130に記録された低異常度の状態データを消去する処理とを実行するマイコン103を有している。
【選択図】 図1
Description
本発明によれば、高異常度の制御に関するデータを他の記憶領域に記憶することで不要となった低異常度の制御に関するデータを記憶領域から消去することができる。従って、高異常度の制御に関するデータを記憶部に記憶させると共に、より高異常度の制御に関するデータを記憶部に記憶させるために、記憶部の記憶領域を確保することができる。
従って、高異常度の状態にあると判定できる制御に関するデータを精度よく検出することができる。
従って、制御に関するデータのうちより重要度の高いデータを記憶部に記憶させることができる。
従って、正常と判定された制御に関するデータを記憶部に記憶したままにしておくことがない。このため、より高異常度の制御に関するデータを記憶部に記憶させるために、記憶部の記憶領域を確保することができる。
入力回路102には、スタータスイッチ21やアイドルスイッチ22からの信号が入力される。
バキュームセンサ12は、エンジンに吸入空気を導く吸気通路の吸入空気量を検出し、検出結果を表す信号をマイコン103に送信する。
吸気温センサ13は、前述吸気通路の吸入空気の温度を検出し、検出結果を表す信号をマイコン103に送信する。
O2センサ14は、排気浄化触媒の下流に配置され、排気ガス中の酸素濃度を検出し、検出結果を表す信号をマイコン103に送信する。
スロットルポジションセンサ15は、モータの駆動によって回動されるスロットルバルブの開度を検出し、検出結果を表す信号をマイコン103に送信する。
排気温センサ16は、排気浄化触媒の下流側で排気温を検出し、検出結果を表す信号をマイコン103に送信する。
車速センサ17は、例えば、ドライブシャフトの回転数から車両の速度を検知し、検知結果を表す信号をマイコン103に送信する。
ノックセンサ18は、エンジンの振動(ノッキング)を検出し、検出結果を表す信号をマイコン103に送信する。
イオンセンサ19は、プレイグニッションが発生した場合に生じるイオン電流を検出し、検出結果を表す信号をマイコン103に送信する。
これらのセンサ以外にも車両の状態を測定するためのセンサ(以下、その他センサ20と呼ぶ)が複数搭載されている。
警報ランプ151は、エンジンECU100の故障監視により、故障の発生を検出した場合に点灯されるランプである。故障監視の詳細については後述する。
インジェクタ152は、エンジンECU100の制御により開閉駆動されて燃料を噴射する電磁弁から構成される。
イグナイタ153は、エンジンECU100の制御により不図示の点火コイルにバッテリ電圧を供給し、点火コイルに蓄えられた高電圧により点火プラグ154で火花を発生させて、燃焼室内の混合気を燃焼させる。
車両には、複数のECUが搭載され、これらのECUは車内LANによって接続されている。また、複数のECU間では、CAN(Controller Area Network)等のプロトコルに従って通信を行う。なお、図2には、車両の制御を行うECUとして、エンジンECU100、CVT(Continuously Variable Transmission)−ECU201、ブレーキECU202、ナビECU203、テレマティクスECU204、ライトECU205、エアバッグECU206、ドアECU207を示したが、エンジンECU100と通信を行うECUはこれらに限られるものではない。
マイコン103は、CPU(Central Processing Unit)111、ROM112、ノーマルRAM(Normal Random Access Memory(以下、NRAMと略記する)113、スタンバイRAM(Standby Random Access Memory(以下、SRAMと略記する)114、入出力部115を有している。
なお、NRAM113は、揮発性のメモリであって、イグニッションスイッチがオフされたときにはNRAM113への電源供給も停止し、NRAM113の記録する情報も消去される。また、SRAM114は、イグニッションスイッチがオフされてもバッテリからの電源供給を受けて、記録する情報を保持し続ける。
リングバッファ制御処理とは、NRAM113をリングバッファ(以下では、NRAM113をリングバッファ113aと呼ぶ)として使用し、図1に示すセンサ11〜20や、スイッチ21、22等によって測定される車両の状態データ(車両の状態データについては後述する)をリングバッファ113aに順次記憶していく処理である。記憶量がリングバッファ113aの容量を超えると、CPU111は、最も古い状態データの上から新しい状態データを記憶する。なお、車両の状態データの詳細については後述する。なお、リングバッファ113aとは、一般にデータを一時的に格納するためのものであり、データもしくはデータの塊(以下、ブロックと呼ぶ)を先入れ先出し(FIFO:First In First Out)方式や後入れ先出し(LIFO:Last In First Out)方式などの形態で管理するメモリ装置である。
低異常度データ検出処理は、入出力部115から入力した車両の状態データに基づいて車両の所定部位の異常を判定する処理である。また、低異常度データ記憶処理とは、低異常度データ検出処理により異常を検出する場合に、リングバッファ113aに記憶した車両の状態データをSRAM114の仮異常データ記録領域130(後述する)に記録させる処理である。
また、高異常度データ検出処理は、同じ低異常度が所定回以上検出される場合に、低異常度の状態データを高異常度の状態データとして検出する処理である。
また、高異常度データ記憶処理は、高異常度データ検出処理により異常を検出する場合に、SRAM114の仮異常データ記録領域130に記録されている状態データをSRAM114の異常確定データ記録領域140(後述する)に記録させる処理である。
また、消去処理とは、高異常度のデータがSRAM114の異常確定データ記録領域140に記録された場合に、SRAM114の仮異常データ記録領域130に記録されている状態データを仮異常データ記録領域130から消去する処理である。
CPU111は、リングバッファ113aに記憶した車両の状態データに基づいて、異常値を示した車両の状態データが、複数トリップにわたって異常値を示す状態データであるか否かを判定する。なお、トリップとは、イグニッションスイッチがオンされてからオフされるまでの期間を示す単位である。また、複数トリップとは、エンジンECU100の電源切断前と次の電源投入後において継続しているか否かを判定する処理である。また、エンジンECU100の電源切断前と次の電源投入後の2トリップだけではなく、さらに複数のトリップ間で異常値を示す状態データであるか否かを判定することもできる。
また、以下では車両の状態データとして、センサによって測定されるセンサ値を例に説明する。
例えば、リングバッファ113aに車両の状態データとして記憶されたセンサ値が異常検出しきい値との比較で異常値を示した場合や、センサ値が一定値のまま変動しなかった場合には、異常値を検出したことを示すフラグ(以下、異常検出フラグと呼ぶ(図4(d)参照)が記録される。異常検出フラグが記録されると、CPU111は、図5に示す異常カウンタのカウントアップを開始する。なお、以下では異常検出フラグが記録された状態を異常検出の状態と呼ぶ。また、異常カウンタは、センサ値が異常値を示した場合にカウントアップされる。CPU111は、入力されるセンサ値が異常値を示す場合にカウントアップを続け、異常カウンタのカウント値が図5に示す異常判定しきい値を超えると、対象のセンサ値は継続して異常値を示す状態にあると判定する(以下、この状態を異常判定の状態と呼ぶ)。異常判定の状態にあると判定すると、CPU111は、図4(c)に示す異常判定フラグを記録する。また、CPU111は、異常判定フラグを記録すると、異常判定の状態にあると判定された回数をカウントする異常判定回数カウンタ(図4(b)参照)をカウントアップする。異常判定回数カウンタは、1トリップの間に1回のカウントアップが許可されたカウンタである。また、1トリップとは、イグニッションスイッチがオンされてからオフされるまでの期間を示す単位である。
なお、入力したセンサ値の異常を検出して異常検出フラグを記録してから異常判定回数カウンタを1カウントアップするまでの処理は、1トリップの間に行われる。また、異常判定フラグと異常検出フラグは、次のトリップでイグニッションスイッチがオンされた際にリセットされる。また、異常判定回数カウンタのカウント値は、SRAM114に記録され、イグニッションスイッチがオフされている間も記録される。
なお、車両の状態データには、複数トリップにわたって異常値を示す状態データであるか否かを判定しなくても故障原因と判定される状態データも存在する。このような状態データは、異常値を検出した段階で異常確定の判定を行い、状態データを異常確定データ記録領域140に記録する。例えば、水温センサのセンサ値が異常値を示す場合には、異常値を示した段階で異常確定の状態に設定される。
例えば、センサの断線・ショートの異常であると判定した際に異常検出の状態と判定し、この状態が所定時間以上継続した場合を異常判定の状態とする。さらに、この異常判定の状態が複数トリップ間で発生した場合を異常確定の状態とする。
また、信号レベルが不定状態であると判定した際に異常検出の状態と判定し、この状態が所定時間以上継続した場合を異常判定の状態とする。さらに、この異常判定の状態が複数トリップ間で発生した場合を異常確定の状態とする。
また、通信が途絶したと判定した際に異常検出の状態と判定し、この状態が所定時間以上継続した場合を異常判定の状態とする。さらに、この異常判定の状態が複数トリップ間で発生した場合を異常確定の状態とする。
また、回転角センサに進角、又は遅角異常が発生していると判定した際に異常検出の状態と判定し、この状態が所定時間以上継続した場合を異常判定の状態とする。さらに、この異常判定の状態が複数トリップ間で発生した場合を異常確定の状態とする。
また、可変バルブタイミング機構(以下、VVT(Variable Valve Timing-control)と呼ぶ)等に機能異常が生じていると判定した際に異常検出の状態と判定し、この状態が所定時間以上継続した場合を異常判定の状態とする。さらに、この異常判定の状態が複数トリップ間で発生した場合を異常確定の状態とする。
また、ICの動作に動作不良が生じていると判定した際に異常検出の状態と判定し、この状態が所定時間以上継続した場合を異常判定の状態とする。さらに、この異常判定の状態が複数トリップ間で発生した場合を異常確定の状態とする。
また、触媒等の性能の劣化を検出した際に異常検出の状態と判定し、この状態が所定時間以上継続した場合を異常判定の状態とする。さらに、この異常判定の状態が複数トリップ間で発生した場合を異常確定の状態とする。
また、例えば、ECU内、入力センサ、出力アクチュエータ等において発生する過電流による異常を検出した際に仮異常と判定し、この状態が所定時間以上継続した場合を異常判定の状態とする。さらに、この異常判定の状態が複数トリップ間で発生した場合を異常確定の状態とする。
また、仮異常データ記録領域130は、異常が発生する直前の状態データを記録する領域(以下、異常発生前の状態データ記録領域131と呼ぶ)と、異常が発生した際の状態データを記録する領域(以下、異常発生時の状態データ記録領域132と呼ぶ)と、異常発生から所定時間経過後の状態データを記録する領域(以下、異常発生後の状態データ記録領域133と呼ぶ)とを有している。
同様に、異常確定データ記録領域140も、異常が発生する直前の状態データを記録する領域(以下、異常発生前の状態データ記録領域141と呼ぶ)と、異常が発生した際の状態データを記録する領域(以下、異常発生時の状態データ記録領域142と呼ぶ)と、異常発生から所定時間経過後の状態データを記録する領域(以下、異常発生後の状態データ記録領域143と呼ぶ)とを有している。
法規関連部位には、例えば、A/F(空燃比)センサヒータ、O2センサヒータ、エアフロメータ、サブO2センサ電圧、燃料系、失火検出、クランク角センサ、カムポジションセンサ等の異常検出が含まれる。
また、エミッション関連部位には、表1に示すようにVVT、排気VVT、VVTのオイルコントロールバルブの断線、ショート、排気VVTのオイルコントロールバルブの断線、ショート、大気圧と吸気との圧力差異常、ポンプ弁異常、燃圧システム異常、レギュレータ異常、燃料漏れ異常、吸気圧センサ異常、水温センサ、スロットルセンサ、サーモスタット異常、インジェクタ異常、フューエルポンプ異常、ノックセンサ異常、イオン電流値の異常、排気ガス再循環(以下、EGR(Exhaust Gas Recirculation)と呼ぶ)システムの異常、触媒劣化検出、タンク内圧センサ異常、車速センサ異常、バッテリ温センサ異常、排気温センサ異常、油温センサ異常、タービン回転数センサ異常、COクラッチ回転数センサ異常、NC2回転数センサ異常、ソレノイド異常、CAN通信異常などの項目が含まれる。
また、エミッショ非関連部位には、表1に示すようにECUとNRAMとの異常が含まれる。
まず、上述した法規関連項目の異常原因を特定するために使用される車両の状態データには、表2に示すように、エンジン水温、吸気管圧力、エンジン回転数、車速、点火時期(例えば、進角時期)、吸気温度、エアフロー率、スロットル開度、フロントO2センサ出力、リアO2センサ出力、エンジン始動時間、トータル燃料補正量、A/Fセンサのセンサ出力電圧、EGR出力、EGRエラー、エバポパージ出力、大気圧、触媒温度、電源電圧、絶対負荷値、目標空燃比、相対スロットル開度、雰囲気温度、スロットル絶対位置センサ、アクセルペダル絶対位置センサ、スロットルアクチュエータ出力、可変バルブタイミング・リフト機構(以下、VVTL(Variable Valve Timing and Lift)と呼ぶ)の目標位置、油圧スイッチ、VVTL用OCVの駆動デューティ、VVT保持デューティの学習値、VVT変位角、OCV駆動要求デューティ、EXVVTのデューティ学習値、EXVVT変位角、EXOCV駆動要求デューティ値、TVVT角度換算値などが挙げられる。
また、上述したエミッション関連、エミッショ非関連部位の異常を検出するために使用される車両の状態データには、表2に示すように、エンジン水温、吸気管圧力、エンジン回転数、車速、点火時期進角、吸気温度、エアフロー率、スロットル開度、フロントO2センサ出力、リアO2センサ出力、エンジン始動時間、トータル燃料補正量、A/Fセンサのセンサ出力電圧、EGR出力、EGRエラー、エバポパージ出力、大気圧、触媒温度、電源電圧、目標空燃比、スロットル絶対位置センサ、アクセルペダル絶対位置センサ、スロットルアクチュエータ出力、充電制御バッテリ電流、充電制御バッテリ液温、オルタフィールドデューティ、目標過給圧、過給圧VSV(Vacuum Switching Valve)制御デューティ比、アイドリング信号、A/C信号、電気信号、STP信号、パワステ信号、吸気側目標変位角、吸気側実変位角、吸気側制御ディーティ比、排気側目標変位角、排気側実変位角、排気側制御デューティ比、ガス圧センサ値、EGRステップ数、油圧スイッチ、VVTL用OCVの駆動デューティ、VVT保持デューティの学習値、VVT変位角、OCV駆動要求デューティ、EXVVTのデューティ学習値、EXVVT変位角、EXOCV駆動要求デューティ値、TVVT角度換算値、アイドルスピードコントロール制御(以下、ISCと略記する)のステップ位置、ISCのデューティ値、燃料噴射量、エンジン始動時の水温、エンジン始動時の吸気温、燃料噴射時間などが挙げられる。
このとき、SRAM114に記録される車両の状態データは、重要度の高い部位の故障を特定可能な状態データが記録されている程、又、優先度の高いものが記録されている程、故障箇所や故障原因の特定に有効となる。そこで、本実施例では、上述した最も重要度の高い法規関連部位の異常を検出するための車両の状態データが優先度の高いデータとしてSRAM114に記録される。次に重要度の高いエミッション関連部位の異常を検出するための車両の状態データの優先度を法規関連部位のものよりも低く設定している。また、エミッション非関連部位の異常を検出するための車両の状態データの優先度をエミッション関連部位のものよりも低く設定している。
1つ目は、イグニッションスイッチのオン時に、前回トリップの故障監視の状況を示すフラグとして、正常判定のフラグが記録されている場合である。図7に示すようにトリップの途中で異常判定のフラグや異常判定回数カウンタがカウントアップされているが、トリップの終了時であるイグニッションスイッチのオフ時点で正常判定のフラグが記録されている場合、状態データは結果的に正常値を示していると判定し、仮異常データ記録領域130に記録された状態データを仮異常データ記録領域130から消去する。
マイコン103は、各種センサ11〜20によって測定されたセンサ信号や、スイッチ21、22の状態を示す状態信号等を含む車両の状態データを512msecごとにリングバッファ113aに記憶する。すなわち、図10に示すstepA1,stepA2,・・・のタイミングでリングバッファ113aが車両の状態データを記憶する。同様に、図10に示すstepB1,stepB2,・・・のタイミングでリングバッファ113aが車両の状態データを記憶する。また、図10に示すstepA1〜stepA3が同一トリップ内でのリングバッファ113aの記憶タイミングを示し、stepB1、stepB2、・・・が他の同一トリップ内でのリングバッファ113aの記憶タイミングを示す。また、stepB1、stepB2、・・・を含むトリップは、stepA1,stepA2,・・・を含むトリップから所定トリップ後のトリップであるとする。
マイコン103は、優先度2の状態データが異常検出の状態にあると判定すると(図10のタイミングa)、優先度2の状態データをSRAM114の仮異常データ記録領域130に記録する。優先度2の状態データが異常検出の状態にあると判定された段階では、異常が発生する前の状態データと、異常発生時の状態データとがリングバッファ113aに記憶されているので、これらの情報がSRAM114の仮異常データ記録領域130に記録される。なお、図10と図11の説明では、優先度2の状態データの異常が発生する前の状態データを「優2前」と表記する。又、優先度2の状態データの異常発生時の状態データを「優2異」と表記する。また、優先度2とは、優先度の低い状態データであることを示している。なお、図10には示していないが、優先度の高い状態データを優先度1と表記する(図11参照)。
マイコン103は、SRAM114の仮異常データ記録領域130に記録していた優先度2の状態データを、SRAM114の異常確定データ記録領域140に記録する。このとき、仮異常データ記録領域130に記録していた優先度2の状態データは、消去する。同じ状態データが記録されていてもSRAM114の記憶領域の無駄となるため、仮異常データ記録領域130の状態データは削除する。従って、故障原因を特定可能なさらに優先度の高い車両データの記憶場所を確保することができる。
なお、図11に示す例でもstepC1,stepC2,・・・のタイミングでリングバッファ113aが車両の状態データを記憶する。同様に、stepD1,stepD2,・・・のタイミングでリングバッファ113aが車両の状態データを記憶するものとする。
なお、図11に示す例でもstepC1〜stepC3が同一トリップ内でのリングバッファ113aの記憶タイミングを示し、stepD1、stepD2、・・・が他の同一トリップ内でのリングバッファ113aの記憶タイミングを示す。
マイコン103は、優先度2の状態データのうち、異常発生前の状態データ(図11には「優2前」と表記する)と、異常発生時の状態データ(図11には「優2異」と表記する)とをリングバッファ113aからSRAM114の仮異常データ記録領域130に記録する。
マイコン103は、異常確定の状態と判定された優先度1の状態データをSRAM114の異常確定データ記録領域140に記録する。優先度1の状態データのうち、異常発生前の状態データと、異常発生時の状態データとをリングバッファ113aからSRAM114の異常確定データ記録領域140に記録する。このとき、マイコン103は、SRAM114の仮異常データ記録領域130に記録している優先度2の状態データを仮異常データ記録領域130から消去する。
優先度2の状態データよりも優先度の高い優先度1の状態データが異常確定データ記録領域140に記録されているので、故障原因を特定可能なさらに優先度の高い車両データの記憶場所を確保するため、優先度2の状態データを仮異常データ記録領域130から消去する。
これ以外に、1トリップ内で状態データが複数回異常値を示す状態にあるか否かを判定して、1トリップ内で複数回異常値を示す場合に状態データを異常確定データ記録領域140に記録させてもよい。すなわち、異常値を示した状態データを検出すると、この状態データを仮異常データ記録領域130に記録させる。そして図5に示す異常カウンタのカウントを開始し、状態データの値が異常判定しきい値よりも大きくなると、異常カウンタのカウントアップを行う。異常カウンタのカウント値が異常判定しきい値よりも大きくなると、異常確定の状態と判定して異常確定データ記録領域140に状態データを記録させる。このとき、仮異常データ記録領域130に記録していた状態データは、仮異常データ記録領域130から消去する。さらに、図11に示す場合のように優先度の高い状態データを異常確定データ記録領域140に記録させた段階で、優先度の低い状態データは仮異常データ記録領域130から消去する。
103 マイコン(制御装置)
111 CPU(実行部)
112 ROM
113 NRAM
113a リングバッファ(一の記憶部)
114 SRAM(他の記憶部)
115 入出力部
120 異常検出箇所記録領域
130 仮異常データ記録領域(一の記憶領域)
140 異常確定データ記録領域(他の記憶領域)
151 警報ランプ
152 インジェクタ
153 イグナイタ
154 点火プラグ
Claims (5)
- 被制御部を制御する際の制御に関するデータを記憶制御する制御装置であって、
制御に関するデータを記憶するための一の記憶部と、
一の記憶部に記憶される制御に関するデータを記憶するための、一の記憶領域と他の記憶領域とを有する他の記憶部と、
逐次発生する制御に関するデータをリングバッファ制御により一の記憶部へ記憶するリングバッファ制御処理と、
入力部からの制御に関するデータに基づいて所定部位の異常を判定する場合に、該制御に関するデータを低異常度の制御に関するデータとして検出する低異常度データ検出処理と、
前記低異常度データ検出処理により異常を検出する場合は、一の記憶部に記憶されている制御に関するデータを一の記憶領域に記憶させる低異常度データ記憶処理と、
同じ低異常度が所定回以上検出される場合に、該低異常度の制御に関するデータを高異常度の制御に関するデータとして検出する高異常度データ検出処理と、
前記高異常度データ検出処理により異常を検出する場合は一の記憶部に記憶されている制御に関するデータを他の記憶領域に記憶させる高異常度データ記憶処理と、
高異常度の制御に関するデータが他の記憶領域に記憶される場合は、一の記憶領域に記憶された低異常度の制御に関するデータを一の記憶領域から消去する消去処理と、を実行する実行部と
を有する制御装置。 - 前記高異常度データ検出処理は、所定部位の異常が制御装置の電源切断前と次の電源投入後において継続して判定されるか否かを判定する処理である、請求項1記載の制御装置。
- 前記消去処理は、一の記憶領域に記憶されている低異常度の制御に関するデータよりも重要度が高い異常を判定する際に記憶する制御に関するデータが他の記憶領域に記憶される場合に、前記低異常度の制御に関するデータを一の記憶領域から消去する、請求項1又は2記載の制御装置。
- 前記実行部は、制御に関するデータに基づいて所定部位が異常であると判定できない場合に、当該所定部位を正常と判定する正常判定処理をさらに実行し、
前記消去処理は、前記制御装置の電源切断前に、前記正常判定処理により正常と判定された所定部位の異常を判定する制御に関するデータが一の記憶領域に記憶されている場合に、前記制御装置の電源投入時に該制御に関するデータを一の記憶領域から消去する処理である、請求項2記載の制御装置。 - 逐次発生する制御に関するデータをリングバッファ制御により一の記憶部へ記憶するリングバッファ制御ステップと、
入力部からの制御に関するデータに基づいて所定部位の異常を判定する場合に、該制御に関するデータを低異常度の制御に関するデータとして検出する低異常度データ検出ステップと、
前記低異常度データ検出ステップにより異常を検出する場合は、一の記憶部に記憶されている制御に関するデータを一の記憶領域に記憶させる低異常度データ記憶ステップと、
同じ低異常度が所定回以上検出される場合に、該低異常度の制御に関するデータを高異常度の制御に関するデータとして検出する高異常度データ検出ステップと、
前記高異常度データ検出ステップにより異常を検出する場合は一の記憶部に記憶されている制御に関するデータを他の記憶領域に記憶させる高異常度データ記憶ステップと、
高異常度の制御に関するデータが他の記憶領域に記憶される場合は、一の記憶領域に記憶された低異常度の制御に関するデータを一の記憶領域から消去する消去ステップと
を有する制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009029146A JP5296568B2 (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 制御装置及び制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009029146A JP5296568B2 (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 制御装置及び制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010184553A true JP2010184553A (ja) | 2010-08-26 |
JP5296568B2 JP5296568B2 (ja) | 2013-09-25 |
Family
ID=42765483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009029146A Expired - Fee Related JP5296568B2 (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 制御装置及び制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5296568B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012150651A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Kddi R & D Laboratories Inc | 重要度判定装置、重要度判定方法およびプログラム |
JP2012240575A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Denso Corp | 電子制御装置 |
JP2013056589A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Denso Corp | 電子制御装置 |
JP2017171065A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 株式会社ケーヒン | 電子制御装置 |
JP2018084495A (ja) * | 2016-11-24 | 2018-05-31 | トヨタ自動車株式会社 | 車載式故障診断装置 |
CN109606099A (zh) * | 2017-10-04 | 2019-04-12 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用控制装置 |
WO2020039739A1 (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | クラリオン株式会社 | 通信端末、通信端末の異常確認方法、通信端末用プログラム |
JP2021020498A (ja) * | 2019-07-25 | 2021-02-18 | 株式会社デンソー | 車両診断装置 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63221228A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-14 | Mazda Motor Corp | 車両制御装置の故障診断装置 |
JPH01197145A (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-08 | Mazda Motor Corp | 車両用故障診断装置 |
JPH06298015A (ja) * | 1993-02-18 | 1994-10-25 | Nippondenso Co Ltd | 車両の自己診断装置 |
JPH07172251A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-07-11 | Mazda Motor Corp | 車両の故障診断装置 |
JP2003022124A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Bosch Automotive Systems Corp | 車両用故障診断補助装置 |
JP2003260993A (ja) * | 2002-03-11 | 2003-09-16 | Nissan Motor Co Ltd | 車両データレコーダ |
JP2010173494A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Fujitsu Ten Ltd | 制御装置及び制御方法 |
JP2010174754A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Fujitsu Ten Ltd | 制御装置及び制御方法 |
-
2009
- 2009-02-10 JP JP2009029146A patent/JP5296568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63221228A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-14 | Mazda Motor Corp | 車両制御装置の故障診断装置 |
JPH01197145A (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-08 | Mazda Motor Corp | 車両用故障診断装置 |
JPH06298015A (ja) * | 1993-02-18 | 1994-10-25 | Nippondenso Co Ltd | 車両の自己診断装置 |
JPH07172251A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-07-11 | Mazda Motor Corp | 車両の故障診断装置 |
JP2003022124A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Bosch Automotive Systems Corp | 車両用故障診断補助装置 |
JP2003260993A (ja) * | 2002-03-11 | 2003-09-16 | Nissan Motor Co Ltd | 車両データレコーダ |
JP2010173494A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Fujitsu Ten Ltd | 制御装置及び制御方法 |
JP2010174754A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Fujitsu Ten Ltd | 制御装置及び制御方法 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012150651A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Kddi R & D Laboratories Inc | 重要度判定装置、重要度判定方法およびプログラム |
JP2012240575A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Denso Corp | 電子制御装置 |
JP2013056589A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Denso Corp | 電子制御装置 |
JP2017171065A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 株式会社ケーヒン | 電子制御装置 |
JP2018084495A (ja) * | 2016-11-24 | 2018-05-31 | トヨタ自動車株式会社 | 車載式故障診断装置 |
CN109606099A (zh) * | 2017-10-04 | 2019-04-12 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用控制装置 |
JP2019064529A (ja) * | 2017-10-04 | 2019-04-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用制御装置 |
WO2020039739A1 (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | クラリオン株式会社 | 通信端末、通信端末の異常確認方法、通信端末用プログラム |
JP2021020498A (ja) * | 2019-07-25 | 2021-02-18 | 株式会社デンソー | 車両診断装置 |
JP7251382B2 (ja) | 2019-07-25 | 2023-04-04 | 株式会社デンソー | 車両診断装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5296568B2 (ja) | 2013-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5296568B2 (ja) | 制御装置及び制御方法 | |
JP5285458B2 (ja) | 制御装置及び制御方法 | |
US7962274B2 (en) | Vehicle-mounted engine control apparatus | |
US7934420B2 (en) | Test method for an exhaust gas probe of an internal combustion engine, in particular for a lambda probe | |
RU155430U1 (ru) | Устройство для определения уровня образования нагара на свечах зажигания и преждевременного воспламенения | |
JP4453836B2 (ja) | エンジンの触媒劣化診断装置及びその方法および排気ガス浄化用の触媒装置 | |
JP5208680B2 (ja) | 制御装置及び制御方法 | |
JP5445424B2 (ja) | 空気流量測定装置の劣化判定装置及び劣化判定方法 | |
JP5161805B2 (ja) | 制御装置及び制御方法 | |
US7191052B2 (en) | Method for determining the exhaust-gas recirculation quantity | |
JP2014061793A (ja) | 自動車用電子制御装置 | |
JP2008121566A (ja) | バルブの異常判定装置、異常判定方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP4619299B2 (ja) | 内燃機関の燃焼状態判定方法 | |
SE1051374A1 (sv) | Metod och apparat för att bestämma proportionen etanol i bränslet i ett motorfordon | |
JP6275790B2 (ja) | 自動車用電子制御装置 | |
JP3991963B2 (ja) | 車両制御装置 | |
JP6559002B2 (ja) | ラムダセンサ故障診断方法及び車両用動作制御装置 | |
WO2023175654A1 (ja) | 触媒劣化診断装置 | |
JP2005226488A (ja) | 車両用電子制御装置 | |
JP5980112B2 (ja) | 車両情報記憶処理装置および車両情報記憶処理方法 | |
JP4277588B2 (ja) | 空気供給装置 | |
CN101655039B (zh) | 发动机控制装置 | |
CN111167795B (zh) | 用于从氧传感器去除碳的装置及方法 | |
JP2006242067A (ja) | 吸気系センサの異常診断装置 | |
JP2005282475A (ja) | 空燃比センサの異常診断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120120 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130528 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130613 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5296568 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |