JP2003260993A - 車両データレコーダ - Google Patents

車両データレコーダ

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JP2003260993A JP2002065267A JP2002065267A JP2003260993A JP 2003260993 A JP2003260993 A JP 2003260993A JP 2002065267 A JP2002065267 A JP 2002065267A JP 2002065267 A JP2002065267 A JP 2002065267A JP 2003260993 A JP2003260993 A JP 2003260993A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の車載電子制御装置が接続された通信バ
スにおいて、特定の車載電子制御装置に異常が発生した
ときに、その車載電子制御装置との診断通信データを記
録する。 【解決手段】 車両データレコーダ200は、複数の車
載電子制御装置111A、112A、113Aが制御系
多重通信バス104を介して送信する制御情報を受信す
る。同時に車両データレコーダ200は、初期設定され
た車載電子制御装置111Aと診断通信バス105を介
して診断通信を行っており、制御情報と診断通信による
固有情報とをリングバッファメモリ201に記憶する。
その後、車載電子制御装置112Aが送信する制御情報
に異常が発生したときに、車両データレコーダ200は
車載電子制御装置112Aとの診断通信を開始し、不揮
発メモリ202に受信した車載電子制御装置112Aの
固有情報を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に複数設置さ
れた車載電子制御装置が有する各種の情報を収録する車
両データレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載された電子制御装置が
有するデータを収録する車両データレコーダがある。車
両データレコーダは内部にリングバッファメモリを備え
る。このリングバッファメモリはその収録領域をサイク
リックに使用するものであり、入力データを逐時一定量
保存することができる。
【0003】また車両データレコーダは不揮発メモリを
備え、後述する所定の格納開始条件を知らせる信号を受
けた場合には、リングバッファメモリに記憶している格
納開始条件となった時点を含む所定時間幅のデータを不
揮発メモリに格納する。
【0004】図2に複数の車載電子制御装置を備える車
両100Aに、車両データレコーダ200Aを接続した
例を示す。車両100A内に車載電子制御装置111
A、112A、113Aが備えられ、それぞれに各車載
電子制御装置が制御のために用いるセンサ111B、1
12B、113B、および各センサからの情報に基づい
て駆動されるアクチュエータ111C、112C、11
3Cが接続される。
【0005】車載電子制御装置111A、112A、1
13Aは、それぞれ制御系多重通信バス104に接続さ
れている。制御系多重通信バス104はコネクタ120
を介して車両データレコーダ200Aに接続される。ま
た、車載電子制御装置111A、112A、113Aは
診断通信バス105と接続され、コネクタ120を介し
て車両データレコーダ200Aに接続される。
【0006】各車載電子制御装置111A、112A、
113Aは、自身に接続されたセンサ111B、112
B、113Bからの制御情報(センサ値)を、制御系多
重通信バス104を通じてブロードキャスト方式により
通信を行い、互いに制御情報の交換を行っている。各車
載電子制御装置は、自身に接続されたセンサからの制御
情報と、制御系多重通信バス104を通じて入力される
他の車載電子制御装置からの制御情報とを用いて、接続
されたアクチュエータの制御を行う。
【0007】車両データレコーダ200A内に備えられ
たリングバッファメモリ201、不揮発メモリ202、
格納開始条件判断部203は、制御系多重通信用インタ
フェース(I/F)204を介し制御系多重通信バス1
04に、診断通信用インタフェース(I/F)205を
介し診断通信バス105に接続される。
【0008】車両データレコーダ200Aは、制御系多
重通信バス104を通じて逐時各車載電子制御装置11
1A、112A、113Aからの制御情報を得ることが
できる。また車両データレコーダ200Aは車載電子制
御装置111A、112A、113Aのうちの、あらか
じめ設定された所定の電子制御装置と診断通信バス10
5を介して診断通信を行い、あらかじめ設定された車載
電子制御装置が保持している制御情報、および車両デー
タレコーダ200Aからの要求により行った自己診断実
行結果等の固有情報を得ることができる。
【0009】診断通信バス105を介して車両データレ
コーダ200Aに送信される固有情報としては、例えば
あらかじめ設定された所定の車載電子制御装置111A
のセンサ値や自己診断実行結果等がある。この診断通信
バス105を用いて行われる診断通信は、あらかじめ設
定された所定の車載電子制御装置と車両データレコーダ
200Aとの1対1通信によりデータ交換が行われる。
リングバッファメモリ201は、制御系多重通信バス1
04を通じて入力される各車載電子制御装置からの制御
情報、および診断通信バス105を通じて入力されるあ
らかじめ設定された所定の車載電子制御装置からの固有
情報を逐時記憶する。
【0010】格納開始条件判断部203は、車両データ
レコーダ200Aに入力される制御情報および固有情報
を常時監視する。制御情報または固有情報にデータ異常
が発生し、格納開始条件判断部203によって格納開始
条件が成立したと判断された場合に、車両データレコー
ダ200Aはリングバッファメモリ201に記憶してい
る格納開始条件となった時点を含む所定時間幅の制御情
報および固有情報を、不揮発メモリ202に格納する。
【0011】図3に車両データレコーダが不揮発メモリ
に格納するデータを示す。リングバッファメモリ201
が各車載電子制御装置の制御情報、およびあらかじめ設
定された所定の車載電子制御装置が有する固有情報を受
信しデータAとして逐時記憶する。時刻t1において格
納開始条件判断部203が、所定の車載電子制御装置が
送信する制御情報または固有情報に異常を検出し、所定
の格納開始条件が成立したと判断する。
【0012】ここで時刻t1よりも所定の時間T10前
の時刻を時刻t0とし、時刻t1よりも所定の時間T2
1後の時刻を時刻t2とする。車両データレコーダ20
0Aは格納開始条件となると、受信した制御情報の異常
が発生した時刻t1を含む、時刻t0から時刻t2まで
のリングバッファメモリ201に記憶しているデータX
を不揮発メモリ202に格納する。
【0013】このように格納開始条件判断部203によ
って、あらかじめ設定された所定の車載電子制御装置の
送信する制御情報または固有情報に異常が発生して、格
納開始条件が成立したと判断された場合に、リングバッ
ファメモリ201に記憶している異常が発生した時点を
含む所定時間幅の制御情報および固有情報を不揮発メモ
リ202に格納する。格納した異常発生前後のデータを
もとに異常の発生原因解析を行うことにより、非再現ト
ラブルの原因解明に用いることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような上記従来の
方法にあっては、診断通信バス105を用いて車両デー
タレコーダ200Aと診断通信を行う車載電子制御装置
をあらかじめ決めておくため、診断通信を行っている車
載電子制御装置以外の車載電子制御装置から送信された
制御情報に異常が検出された際には、異常な制御情報を
送信した車載電子制御装置が有する固有情報を車両デー
タレコーダ200Aが得る事ができないといった問題が
あった。
【0015】そこで本発明はこのような従来の問題点に
鑑み、診断通信を行っている車載電子制御装置以外の車
載電子制御装置が送信する制御情報に異常が検出された
際にも、その車載電子制御装置が有する固有情報を収録
することができる車両データレコーダを提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の車載電子制御装置が第一の通信バスに接続され、
複数の車載電子制御装置の制御情報が、第一の通信バス
を通じて車載電子制御装置間を伝達されるよう構成さ
れ、複数の車載電子制御装置から送信される情報を記録
する車両データレコーダにおいて、第一の通信バスに接
続されて、第一の通信バスを通じて制御情報を入力し、
入力された制御情報から車載電子制御装置の異常を検出
する異常検出手段と、車載電子制御装置と診断通信を行
い、該車載電子制御装置の有する固有情報を入力する診
断通信手段と、車載電子制御装置から入力された情報を
記録する記録手段とを備え、異常検出手段によって車載
電子制御装置から入力された制御情報に異常が検出され
た場合に、複数の車載電子制御装置のうち異常が検出さ
れた車載電子制御装置と診断通信手段によって診断通信
を行い、記録手段は診断通信手段により入力された固有
情報を記録するものとした。
【0017】請求項2記載の発明は、第一の通信バスを
通じて入力された制御情報から車載電子制御装置の異常
の発生を予測する異常予測手段を備え、該異常予測手段
により異常の発生が予測された場合には、診断通信手段
は異常の発生が予測された車載電子制御装置と診断通信
を行い、記録手段は異常の発生が予測された時点からの
診断通信手段により入力された固有情報を記録するもの
とした。
【0018】請求項3記載の発明は、車載電子制御装置
と診断通信を行っている際に、異常検出手段により他の
車載電子制御装置に異常が検出された場合、もしくは異
常予測手段により他の車載電子制御装置に異常が予測さ
れた場合に、診断通信手段は、現在診断通信を行ってい
る車載電子制御装置との診断通信を中止し、異常が検出
された他の車載電子制御装置、もしくは異常が予測され
た他の車載電子制御装置と診断通信を行うものとした。
【0019】請求項4記載の発明は、複数の車載電子制
御装置が第二の通信バスに接続され、診断通信は第二の
通信バスを通じて行われるものとした。請求項5記載の
発明は、記録手段が、車載電子制御装置の固有情報を記
録する際に、同時に所定の車載電子制御装置の制御情報
を記録するものとした。
【0020】請求項6記載の発明は、異常予測手段によ
って、入力された制御情報から車載電子制御装置の異常
の発生が予測され、前記診断通信手段が前記車載電子制
御装置と診断通信を行っている際に、異常検出手段は、
診断通信を行っている車載電子制御装置の有する固有情
報を監視し、異常が検出された場合は記録手段により固
有情報を記録するものとした。
【0021】請求項7記載の発明は、車載電子制御装置
から入力される情報を逐時一時的に記録する副記録手段
を備え、該副記録手段は各車載電子制御装置から入力さ
れる情報を逐時記録し、異常検出手段により異常が検出
された場合には、副記録手段に記録された異常が検出さ
れた時点を含む所定時間幅の制御情報を、また異常が発
生する以前に異常が発生した車載電子制御装置と診断通
信を行っている場合には、該異常が発生した車載電子制
御装置から入力され、副記録手段に記録された異常が検
出された時点を含む所定時間幅の固有情報とを、記録手
段に記録するものとした。請求項8記載の発明は、記録
手段が、外部に備えられた外部収録スイッチによって車
載電子制御装置の制御情報や固有情報の記録が開始可能
であるものとした。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、異常検出
手段により異常が検出された場合に、異常が検出された
車載電子制御装置と診断通信を行い、該車載電子制御装
置が有する固有情報を記録手段により記録するため、異
常が発生した車載電子制御装置の固有情報を確実に記録
することができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、異常予測手
段により車載電子制御装置の異常が予測された場合に
は、異常の発生が予測された車載電子制御装置と診断通
信を行い、異常が予測された時点からの診断通信手段に
よって入力された固有情報を記録するため、異常が発生
する前から異常の発生した時点の固有情報を記録するこ
とができる。
【0024】請求項3記載の発明によれば、車載電子制
御装置と診断通信を行っているときに、他の車載電子制
御装置に異常検出手段により異常が検出されたとき、ま
たは異常が予測されたときは、現在診断通信を行ってい
る車載電子制御装置との通信を中止して他の車載電子制
御装置との診断通信を行うことにより、異常が発生また
は異常が予測された車載電子制御装置が有する固有情報
を記録手段により確実に記録することができる。
【0025】請求項4記載の発明によれば、各車載電子
制御装置が第二の通信バスに接続され、第二の通信バス
を通じて診断通信が行われることにより、第一の通信バ
スが各車載電子制御装置が送信する制御情報の集中によ
り高負荷状態にあっても、診断通信は第二の通信線を使
用して通信を行うことができるので、大容量の固有情報
を記録手段に記録することができる。
【0026】請求項5記載の発明によれば、記録手段は
異常が発生した、または異常が予測された車載電子制御
装置の固有情報を記録する際に、他の車載電子制御装置
の制御情報を同時に記録するので、制御情報と固有情報
の両方を記録手段により記録することができる。
【0027】請求項6記載の発明によれば、車載電子制
御装置が送信する固有情報に異常が発生したときに、そ
の固有情報を記録手段により記録することにより、制御
情報に異常が現れずに固有情報のみに異常が認められた
場合であっても記録手段に固有情報を記録することがで
きる。
【0028】請求項7記載の発明によれば、副記録手段
により各車載電子制御装置から送信される制御情報およ
び固有情報を一時的に逐時記録することによって、車載
電子制御装置が送信する制御情報または固有情報に異常
が検出されたときに、異常が検出される前の制御情報お
よび固有情報を記録手段に記録することができる。請求
項8記載の発明によれば、外部に備えた外部収録スイッ
チによって記録手段に車載電子制御装置の情報を記録さ
せることによって、操作者が任意のタイミングで車載電
子制御装置の制御情報および固有情報を記録することが
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1に本発明における実施の形態
を示す。車両100の内部に、車載電子制御装置111
A、112A、113Aを備える。各車載電子制御装置
はそれぞれ制御系多重通信バス104、および診断通信
バス105に接続されている。車両データレコーダ20
0が、車両100に備えられたコネクタ120を介して
制御系多重通信バス104、および診断通信バス105
と接続される。
【0030】制御系多重通信バス104はブロードキャ
スト方式により通信が行われている。一方診断通信バス
105は各車載電子制御装置と個別に1対1で診断通信
を行うものであり、後述する方法で設定された所定の車
載電子制御装置と車両データレコーダ200とが診断通
信を行う。車両100の内部構成は、診断通信バス10
5が各車載電子制御装置111A、112A、113A
に接続されている点を除き上記従来例と同様であり説明
を省略する。
【0031】次に車両データレコーダ200の構成を説
明する。車両データレコーダ200の内部には、制御系
多重通信用インタフェース204および診断通信用イン
タフェース205を備え、それぞれコネクタ120を介
して制御系多重通信バス104および診断通信バス10
5に接続される。これにより車両データレコーダ200
は、各車載電子制御装置111A、112A、113A
から送信される制御情報および、車載電子制御装置11
1A、112A、113Aのうち状況に応じた所定の車
載電子制御装置から送信される固有情報を受信すること
ができる。制御系多重通信用インタフェース204、診
断通信用インタフェース205は、通信インタフェース
(I/F)制御部208によって通信の制御が行われ
る。
【0032】車両データレコーダ200はあらかじめ、
外部通信用インタフェース(I/F)212を介して外
部装置213(例えばPC)と接続され、外部装置21
3からの指示によりデータを収録するための各種の条件
が収録条件記録部207に設定される。また外部通信用
インタフェース212は、不揮発メモリ202に格納さ
れたデータの外部装置213への送信時にも使用され
る。
【0033】制御系多重通信用インタフェース204を
介して入力される制御情報、および診断通信用インタフ
ェース205を介して入力される固有情報は、データ収
録制御部209によって選別され、リングバッファメモ
リ201が選別されたデータを逐時サイクリックに記憶
する。このデータ収録制御部209によって行われる制
御情報および固有情報のデータ選別は、収録条件記録部
207に設定された収録データの条件をもとに行われ
る。
【0034】格納開始条件判断部203が、受信された
制御情報および固有情報にデータ異常がないかを監視
し、リングバッファメモリ201内のデータを不揮発メ
モリ202に格納するかどうかを判断する。この判断は
収録条件記録部207に設定された条件をもとに行われ
る。
【0035】格納開始条件判断部203によって格納開
始条件成立と判断された場合、リングバッファメモリ2
01に記憶された制御情報および固有情報は、データ収
録制御部209によって不揮発メモリ202へ格納され
る。不揮発メモリ202へ制御情報および固有情報を格
納することにより、確実にデータを保持することができ
る。
【0036】診断通信切替条件判断部206が、制御系
多重通信用インタフェース204を介して受信する制御
情報、または診断通信用インタフェース205を介して
受信する固有情報から、次に異常が発生する車載電子制
御装置を予測し、車両データレコーダ200と診断通信
を行う車載電子制御装置を切り替えるかどうかの判断を
する。
【0037】また車両データレコーダ200の内部に収
録スイッチ用インタフェース(I/F)210を備え、
外部に備えられた外部収録スイッチ(SW)211に接
続されている。外部収録スイッチ211は、操作者が手
動でリングバッファメモリ201に記憶された制御情報
および固有情報を不揮発メモリ202に格納するための
スイッチである。外部収録スイッチ211がオンされる
と、格納開始指示信号が収録スイッチ用インタフェース
210を介し格納開始条件判断部203に伝達され、不
揮発メモリ202に制御情報および固有情報の格納が行
われる。
【0038】本実施例における車両データレコーダの動
作を説明する。まず、診断通信を行う車載電子制御装置
の切り替えを行うことなく、不揮発メモリにリングバッ
ファメモリで記憶している制御情報および固有情報を格
納する場合を示す。これは車両データレコーダ200が
車両100に接続されたときに、最初に診断通信を行う
車載電子制御装置として例えば車載電子制御装置111
Aが設定されており、車載電子制御装置111Aから送
信された制御情報に異常が検出され、格納開始条件が成
立した場合である。
【0039】車両データレコーダ200は、あらかじめ
外部通信用インタフェース212を介して外部装置21
3と接続され、外部装置213からの指示によりデータ
収録条件(最初に診断通信を行う車載電子制御装置、収
録データ、診断通信切替条件、格納開始条件等)が収録
条件記録部207に設定される。
【0040】車両データレコーダ200がコネクタ12
0を介して車両100に接続される。制御系多重通信バ
ス104はブロードキャスト方式による通信が行われて
いるため、車両データレコーダ200が車両100に接
続された時点で、車両データレコーダ200は各車載電
子制御装置111A、112A、113Aから送信され
る制御情報を,制御系多重通信用インタフェース204
を介して受信することができる。なお、ここで受信する
制御情報については、あらかじめ設定された収録条件に
おいて定義されており、データ収録制御部209の判断
により特定の制御情報のみを受信することも、全制御情
報を受信することも可能である。
【0041】また、同時に車両データレコーダ200
は、診断通信用インタフェース205を介し車両100
内の診断通信バス105に対しても接続される。通信イ
ンタフェース制御部208は収録条件記録部207に設
定された条件に基づき、診断通信を行う最初の車載電子
制御装置111Aに対し、必要な固有情報を要求する。
車載電子制御装置111Aは通信インタフェース制御部
208から要求された固有情報を診断通信バス105上
に送出する。リングバッファメモリ201は、制御系多
重通信バス104および診断通信バス105から受信し
た制御情報および固有情報を逐時記憶する。
【0042】車載電子制御装置111Aが制御系多重通
信バス104に送出した制御情報、または診断通信バス
105に送信した固有情報が、格納開始条件判断部20
3によって格納開始条件に合致したと判断された場合、
もしくは操作者の操作によって外部収録スイッチ211
がオンされ、格納開始指示信号が外部通信用インタフェ
ース212を介し入力された場合、データ収録制御部2
09はリングバッファメモリ201内に記憶されている
制御情報および固有情報より、格納開始条件が成立した
時点を含む所定時間幅のデータを、不揮発メモリ202
に格納する。
【0043】格納開始条件成立前後の所定時間幅は、ぞ
れぞれ収録条件記録部207に設定された値をもとに行
われる。不揮発メモリ202へのデータ格納終了後、格
納されたデータは操作者の操作により外部通信用インタ
フェース212を介して外部装置213に送信され、異
常原因解析のデータ等として使用される。
【0044】次に、診断通信を行う車載電子制御装置の
切替を格納開始条件成立と同時に行い、切替後の車載電
子制御装置からの固有情報を不揮発メモリに格納する場
合を示す。車両データレコーダ200が収録条件記録部
207に初期設定された車載電子制御装置111Aに対
して診断通信を行っている状態において、車載電子制御
装置112Aが制御系多重通信バス104に送信した制
御情報が、格納開始条件に合致したと格納開始条件判断
部203によって判断されたものとする。
【0045】格納開始条件が成立するとデータ収録制御
部209は、リングバッファメモリ201内に記憶され
ている格納条件成立時を含む所定時間幅の制御情報を、
不揮発メモリ202に格納する。同時に通信インタフェ
ース制御部208は、車載電子制御装置111Aに対す
る診断通信を中止して、新たに車載電子制御装置112
Aとの診断通信を開始し必要な固有情報を要求する。
【0046】車両データレコーダ200は、車載電子制
御装置112Aから診断通信を通じて送信された固有情
報を受け取ると、格納開始条件成立時から所定時間幅の
固有情報を不揮発メモリ202に格納する。診断通信に
よって車載電子制御装置112Aに要求する固有情報
は、収録条件記録部207にあらかじめ設定された収録
条件をもとに行われる。
【0047】以上の動作により、車両データレコーダ2
00は制御系多重通信バス104からは格納条件成立時
を含む所定時間幅の各車載電子制御装置の制御情報を、
また診断通信バス105からは、異常が発生した車載電
子制御装置から送信された格納開始条件成立時から所定
時間幅の固有情報を受信し、不揮発メモリ202に格納
することができる。
【0048】不揮発メモリ202へのデータ格納終了
後、不揮発メモリ202に格納された制御情報および固
有情報は操作者の操作により外部通信用インタフェース
212を介して外部装置213に送信され、異常原因解
析のデータ等として使用される。
【0049】さらに、診断通信を行う車載電子制御装置
の切替が格納開始条件成立前に行われ、不揮発メモリに
リングバッファメモリのデータを格納する場合を示す。
車両データレコーダ200が、車載電子制御装置111
Aに対して診断通信を行っている状態であるとする。
【0050】車載電子制御装置112Aが制御系多重通
信バス104に送信した制御情報にデータ異常は無く、
格納開始条件判断部203によって判断される格納開始
条件には合致しないが、制御情報に異常が発生する可能
性を示しており、診断通信切替条件判断部206によっ
て診断通信切替条件に合致すると判断される。診断通信
切替条件に合致すると、通信インタフェース制御部20
8は診断通信を行う車載電子制御装置を、車載電子制御
装置111Aから車載電子制御装置112Aに切り替え
る。
【0051】このとき、診断通信によって診断通信バス
105を通じて車両データレコーダ200に入力される
固有情報は、常にリングバッファメモリ201によって
記憶されているので、リングバッファメモリ201に記
憶する車載電子制御装置112Aから送信される最初の
固有情報にはフラグを設定し、前に診断通信を行ってい
た車載電子制御装置111Aと車載電子制御装置112
Aとの固有情報の区別ができるようにする。
【0052】例えば、車載電子制御装置112Aより送
信されるエンジン水温データをYとし、診断通信切替条
件を90℃<Y、不揮発メモリ202への格納開始条件
を100℃<Yと設定されているものとする。
【0053】車両データレコーダ200が車載電子制御
装置111Aと診断通信を行っている状態において、制
御系多重通信バス104を通じて送信される車載電子制
御装置112Aからの水温データYが90℃を超える
と、診断通信切替条件判断部206によって診断通信切
替条件が成立したと判断される。
【0054】診断通信切替条件が成立すると、通信イン
タフェース制御部208は車載電子制御装置111Aと
の診断通信を中止し、車載電子制御装置112Aに対し
ての診断通信を開始する。リングバッファメモリ201
は制御系多重通信バス104を介して受信する制御情報
と、診断通信バス105を介して受信する車載電子制御
装置112Aの固有情報を記憶する。その後、水温デー
タyが100℃を超えると格納開始条件判断部203に
よって格納開始条件が成立したと判断される。
【0055】格納開始条件が成立すると、リングバッフ
ァメモリ201に記憶している格納開始条件が成立した
時点を含む所定時間幅の各車載電子制御装置から送信さ
れる制御情報および、車載電子制御装置112Aから送
信される固有情報を、不揮発メモリ202に格納する。
【0056】このように診断通信切替条件を設け、次に
異常データを送信する可能性の高い車載電子制御装置1
12Aを予測し、格納開始条件が成立する前にあらかじ
め車載電子制御装置112Aと診断通信を行うことによ
り、異常原因解析に重要である格納開始条件が成立する
前の車載電子制御装置112Aが有する固有情報を不揮
発メモリ202に格納することができる。
【0057】本実施例においては、制御系多重通信バス
104が第一の通信バスを構成し、診断通信バス105
が第二の通信バスを構成する。またリングバッファメモ
リ201が副記録手段を、不揮発メモリ202が記録手
段を、格納開始条件判断部203が異常検出手段を構成
する。さらに診断通信切替条件判断部206が異常予測
手段を、通信インタフェース制御部208が診断通信手
段を構成する。
【0058】本実施例は以上のように構成され、初期設
定された車載電子制御装置と診断通信を行っているとき
に、初期設定された車載電子制御装置に格納開始条件が
成立したときは、格納開始条件成立時を含む所定時間幅
の診断通信による固有情報を不揮発メモリ202に格納
することができる。
【0059】また、診断通信を行っている車載電子制御
装置以外の車載電子制御装置に格納開始条件が成立した
ときには、格納開始条件が成立した車載電子制御装置に
車両データレコーダ200が診断通信を行う車載電子制
御装置を切り替えることにより、格納開始条件成立時か
ら所定時間幅の診断通信による固有情報を不揮発メモリ
202に格納することができる。
【0060】さらに、診断通信を行っている車載電子制
御装置以外の車載電子制御装置に診断通信切替条件が成
立したときには、診断通信切替条件が成立した車載電子
制御装置に車両データレコーダ200が診断通信を行う
車載電子制御装置を切り替え、リングバッファメモリ2
01に診断通信による固有情報を記憶する。その後診断
通信を行っている車載電子制御装置に格納開始条件が成
立したときには、格納開始条件成立時を含む所定時間幅
のリングバッファメモリ201に記憶している固有情報
を不揮発メモリ202に格納する。
【0061】すなわち、車載電子制御装置から送信され
る制御情報から、次に異常が発生する可能性の高い車載
電子制御装置を予測しあらかじめ診断通信を行うことに
より、異常が発生した車載電子制御装置の異常発生前の
固有情報を不揮発メモリ202に格納できる。このよう
に、不揮発メモリ202に異常が発生した車載電子制御
装置の固有情報を格納することができることによって、
効率よく車載電子制御装置の異常原因解析を行うことが
できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】従来の車両データレコーダの構成を示す図であ
る。
【図3】リングバッファメモリから不揮発メモリへ格納
するデータを示す図である。
【符号の説明】
100、100A 車両 104 制御系多重通信バス 105 診断通信バス 111A、112A、113A 車載電子制御装置 200、200A 車両データレコーダ 201 リングバッファメモリ 202 不揮発メモリ 203 格納開始条件判断部 206 診断通信切替条件判断部 207 収録条件記録部 208 通信インタフェース制御部 209 データ収録制御部 210 収録スイッチ用インタフェース 211 外部収録スイッチ 212 外部通信用インタフェース 213 外部装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の車載電子制御装置が第一の通信バ
    スに接続され、前記複数の車載電子制御装置の制御情報
    が、前記第一の通信バスを通じて車載電子制御装置間を
    伝達されるよう構成され、前記複数の車載電子制御装置
    から送信される情報を記録する車両データレコーダにお
    いて、前記第一の通信バスに接続されて、前記第一の通
    信バスを通じて制御情報を入力し、入力された制御情報
    から前記車載電子制御装置の異常を検出する異常検出手
    段と、前記車載電子制御装置と診断通信を行い、該車載
    電子制御装置の有する固有情報を入力する診断通信手段
    と、前記車載電子制御装置から入力された情報を記録す
    る記録手段とを備え、前記異常検出手段によって前記車
    載電子制御装置から入力された制御情報に異常が検出さ
    れた場合に、前記複数の車載電子制御装置のうち異常が
    検出された車載電子制御装置と診断通信手段によって診
    断通信を行い、前記記録手段は前記診断通信手段により
    入力された固有情報を記録することを特徴とする車両デ
    ータレコーダ。
  2. 【請求項2】 前記第一の通信バスを通じて入力された
    制御情報から前記車載電子制御装置の異常の発生を予測
    する異常予測手段を備え、該異常予測手段により異常の
    発生が予測された場合には、診断通信手段は異常の発生
    が予測された車載電子制御装置と診断通信を行い、前記
    記録手段は異常の発生が予測された時点からの前記診断
    通信手段により入力された固有情報を記録することを特
    徴とする請求項1記載の車両データレコーダ。
  3. 【請求項3】 前記車載電子制御装置と診断通信を行っ
    ている際に、前記異常検出手段により他の車載電子制御
    装置に異常が検出された場合、もしくは前記異常予測手
    段により他の車載電子制御装置に異常が予測された場合
    に、前記診断通信手段は、現在診断通信を行っている前
    記車載電子制御装置との診断通信を中止し、異常が検出
    された他の車載電子制御装置、もしくは異常が予測され
    た他の車載電子制御装置と診断通信を行うことを特徴と
    する請求項1または2記載の車両データレコーダ。
  4. 【請求項4】 前記複数の車載電子制御装置が第二の通
    信バスに接続され、前記診断通信は前記第二の通信バス
    を通じて行われることを特徴とする請求項1、2または
    3記載の車両データレコーダ。
  5. 【請求項5】 前記記録手段は、車載電子制御装置の固
    有情報を記録する際に、同時に所定の車載電子制御装置
    の制御情報を記録することを特徴とする請求項1、2、
    3または4記載の車両データレコーダ。
  6. 【請求項6】 前記異常予測手段によって、入力された
    制御情報から前記車載電子制御装置の異常の発生が予測
    され、前記診断通信手段が前記車載電子制御装置と診断
    通信を行っている際に、前記異常検出手段は、診断通信
    を行っている車載電子制御装置の有する固有情報を監視
    し、異常が検出された場合は前記記録手段により固有情
    報を記録することを特徴とする請求項2、3、4または
    5記載の車両データレコーダ。
  7. 【請求項7】 前記車載電子制御装置から入力される情
    報を逐時一時的に記録する副記録手段を備え、該副記録
    手段は各車載電子制御装置から入力される情報を逐時記
    録し、前記異常検出手段により異常が検出された場合に
    は、前記副記録手段に記録された異常が検出された時点
    を含む所定時間幅の制御情報を、また異常が発生する以
    前に異常が発生した車載電子制御装置と診断通信を行っ
    ている場合には、該異常が発生した車載電子制御装置か
    ら入力され、前記副記録手段に記録された異常が検出さ
    れた時点を含む所定時間幅の固有情報とを、前記記録手
    段に記録することを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5または6記載の車両データレコーダ。
  8. 【請求項8】 前記記録手段は、外部に備えられた外部
    収録スイッチによって車載電子制御装置の制御情報や固
    有情報の記録が開始可能であることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6または7記載の車両データレコ
    ーダ。
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