JP2012240575A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】判定条件を満たす車両挙動が発生すると、そのときの運転情報を記憶するとともに、車両挙動の発生傾向に基づいて不要な運転情報の記憶を防止する電子制御装置を提供する。
【解決手段】電子制御装置は、アクセル開度全閉で車速が40km/hを超えている状態が2秒以上経過している条件が成立していない状態から成立状態になると(S410:Yes、S414:No)、そのときのエンジン回転数が該当するエンジン回転数の段階をS420、S432、S442で判定し、該当する段階のカウンタと、それよりもエンジン回転数の低い段階のカウンタとをカウントアップする(S422〜S426、S434、S436、S444)。電子制御装置は、高回転数の段階から判定して、カウント数が5回を超えるカウンタに該当する段階の高回転数側の境界条件を、運転情報を記憶するときの判定条件とする(S430、S440、S448)。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両挙動を解析するために車両の運転情報を記憶する電子制御装置に関する。
従来、特許文献1に開示されているように、加速度センサや振動センサなどの出力から検出する速度、加速度、ロードノイズ等に基づいて、運転者の運転傾向として運転操作の荒っぽさを複数のランクに分類するとともに、移動体の挙動を急加速、急ブレーキ、凹凸のある道路の通過等の特定挙動に分ける技術が知られている。
また、センサやアクチュエータに異常が発生した場合に、異常状態に対応したダイアグコードと、そのときの時間軸に沿ったセンサ出力および制御データとを車両の運転情報として記憶することが行われている。
国際公開第2008/038374号
特許文献1で分類する運転傾向および特定挙動は、運転者の操作に対応して発生するものである。また、ダイアグコードおよび、そのときの運転情報は、センサやアクチュエータ等に異常が発生したときに記憶されるものである。
したがって、例えば、センサおよびアクチュエータに異常は発生しておらず正常であるが、運転者の運転操作に対応しない車両挙動が発生しても、該当する車両挙動の発生は検出されず、そのときの運転情報は記憶されない。その結果、運転者の運転操作に対応しない車両挙動が発生しても、その原因を運転情報に基づいて解析できないという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、判定条件を満たす車両挙動が発生すると、そのときの運転情報を記憶するとともに、車両挙動の発生傾向に基づいて不要な運転情報の記憶を防止する電子制御装置を提供することを目的とする。
本願発明者は、例えば、運転者の運転操作に対応しない車両挙動を検出するための判定条件を予め設定しておき、車両挙動と判定条件とを比較して運転操作に対応しない予期せぬ車両挙動が発生すると、そのときの車両挙動を表わす運転情報を記憶部に記憶しておき、記憶した運転情報に基づいて、予期せぬ車両挙動の発生原因を解析する技術について検討した。
しかしながら、車両挙動と比較する判定条件が固定であると、例えば運転者の運転操作の傾向によっては、運転者の運転操作に対応して発生する車両挙動が、予期せぬ車両挙動を検出するために設定した判定条件を満たすことがある。そして、判定条件を満たす車両挙動が運転者の運転操作に対応して頻繁に発生する傾向にあると、記憶容量の制限等により、本来、運転者の操作に対応しない予期せぬ車両挙動が発生したときの運転情報が、判定条件を満たして頻繁に発生する車両挙動のために上書きされ、記憶できなくなる可能性があることに思い至った。
そこで、請求項1から8に記載の発明によると、挙動判定手段は、車両挙動と判定条件とを比較することにより、判定条件を満たす車両挙動が発生したか否かを判定し、判定条件を満たす車両挙動が発生したと挙動判定手段が判定すると、運転情報記憶手段は、そのときの車両の運転情報を記憶部に記憶する。
さらに、車両挙動は車両挙動の程度によって複数の段階に分けられており、段階判定手段は、車両挙動が複数の段階のいずれに該当するかを判定し、カウント手段は、複数の段階の各段階において、段階判定手段により車両挙動が該当すると判定された回数をカウントし、判定条件設定手段は、カウント手段がカウントする各段階におけるカウント数に基づいて、判定条件を複数の段階のいずれかの境界条件に設定する。
このように、車両挙動の程度によって分けられた複数の段階の各段階において、車両挙動が該当すると判定された回数をカウントすることにより、カウント数の多い段階に該当する車両挙動は、例えば運転者の運転操作の傾向により頻繁に発生していると判断できる。
そこで、各段階のカウント数に基づいて、頻繁に発生する傾向のある車両挙動が判定条件を満たさないように判定条件を適切に設定すれば、頻繁に発生する傾向のある車両挙動が発生したときの車両の運転情報を記憶することを防止し、予期せぬ車両挙動が発生したときに、そのときの運転情報を記憶することができる。その結果、予期せぬ車両挙動が発生したときに、記憶部に記憶された運転情報に基づいて、該当する車両挙動が発生した原因を解析できる。
請求項2に記載の発明によると、判定条件設定手段は、カウント数が所定回数を超えた段階と、この段階と車両挙動の発生が困難な方向で隣接する他の段階との境界条件を判定条件として設定する。
これにより、いずれかの段階のカウント数が所定回数を超えると、車両挙動の発生が困難な方向に判定条件が設定されるので、運転者の運転操作に対応した車両挙動が頻繁に発生しても、この車両挙動は判定条件を満たさなくなる。したがって、運転者の運転操作に対応して車両挙動が頻繁に発生しても、そのときの運転情報が記憶部に記憶されることを防止できる。
請求項3に記載の発明によると、カウント手段は、車両挙動が該当すると判定された段階のカウント数だけをカウントする。
これにより、実際に発生している車両挙動に該当する段階のカウント数だけがカウントされるので、車両挙動の発生傾向が各段階のカウント数に適切に反映される。したがって、各段階において実際に発生している車両挙動のカウント数に基づいて、判定条件を適切に設定できる。
請求項4に記載の発明によると、カウント手段は、車両挙動が該当すると判定された段階のカウント数と、この段階よりも車両挙動が発生しやすい段階のカウント数とをカウントする。
このように、実際に発生している車両挙動に該当する段階のカウント数だけでなく、それよりも車両挙動が発生しやすい段階のカウント数もカウントするので、各段階のカウント数が上昇しやすくなる。その結果、カウントされる各段階のカウント数に基づいて判定条件が設定されるまでの期間が短くなる。
請求項5に記載の発明によると、複数の段階のいずれかのカウント数が所定回数を超えることにより判定条件設定手段が判定条件を設定すると、カウント手段はカウント数が所定回数を超えた段階以外の他の段階のカウント数をクリアする。
これにより、カウント数が所定回数を超えた段階以外のカウント数は初期状態から再びカウントされることになるので、カウント数が所定回数を超えた段階以外の段階のカウント数が所定回数を超えるまでの期間が長くなる。その結果、判定条件が頻繁に変更されることを防止し、設定された判定条件により継続して運転情報が比較される。
請求項6に記載の発明によると、カウント手段は、各段階のカウント数を車両の運転停止中もデータを保持する書き換え可能な記憶部に記憶する。
これにより、車両の運転を停止した後に運転を再開すると、前回までの車両運転中に記憶された累積のカウント数に基づいて、車両挙動と比較する判定条件を設定できる。その結果、例えば同じ運転者が運転する場合に、継続して車両挙動の発生傾向をカウントできる。
請求項7に記載の発明によると、カウント手段は、各段階のカウント数を車両の運転を停止するとデータが消失する書き換え可能な記憶部に記憶する。
これにより、車両の運転を停止した後に運転を再開すると、前回の車両運転中に記憶されたカウント数はクリアされているので、車両挙動の発生回数を各段階においてカウントし直すことになる。その結果、例えば、異なる運転者が運転する場合に、前回の運転者の運転操作に対応した車両挙動の発生傾向を継承することなく、車両挙動の発生回数を初期状態から各段階においてカウントできる。
ところで、運転者がアクセルを開放しているアクセル開度全閉状態にも関わらずエンジン回転数が所定回転数以上に上昇すると、運転者の運転操作に対応しない車両挙動であると考えられる。このように、運転者の運転操作に対応しない車両挙動が発生すると、そのときの運転情報を記憶することにより、運転操作に対応しない車両挙動の発生原因を記憶した運転情報に基づいて解析できる。
しかしながら、車両走行中にエンジンブレーキを多用する運転者の場合、アクセル開度全閉状態においてエンジン回転数は容易に上昇する。したがって、アクセル開度全閉状態においてエンジン回転数が所定回転数以上になることを判定条件とし、この判定条件を固定にすると、実際には運転者の運転操作に対応して発生しているエンジンブレーキ使用時のエンジン回転数が判定条件を満たし、そのときの運転情報を繰り返し記憶することになる。
その結果、アクセル開度全閉時においてエンジンブレーキを使用していないにも関わらず、運転者の運転操作に対応せずにエンジン回転数が上昇する予期せぬ車両挙動が発生し、そのときの運転情報を記憶しても、エンジンブレーキ使用時のエンジン回転数が判定条件を満たすと、予期せぬ車両挙動が発生したときに記憶した運転情報が上書きされることがある。
そこで、請求項8に記載の発明によると、アクセル開度全閉時のエンジン回転数を車両挙動とし、エンジン回転数の範囲を判定条件とする。
これにより、例えば、運転者がアクセル開度全閉時にエンジンブレーキを多用する場合には、そのときのエンジン回転数に該当する段階のカウント数が上昇するので、各段階でカウントされるカウント数に基づいて、アクセル開度全閉時に頻繁に到達するエンジン回転数が判定条件を満たさないように、判定条件であるエンジン回転数の範囲を複数の段階の適切な境界条件に設定できる。
その結果、アクセル開度全閉時にエンジンブレーキを多用する運転者の運転操作に対応したエンジン回転数に到達しても、そのときの車両の運転情報を記憶することを防止し、アクセル開度全閉時に運転操作に対応しない予期せぬエンジン回転数に到達したときに、そのときの運転情報を記憶することができる。
本実施形態による電子制御装置を示すブロック図。 エンジン回転数に基づく運転情報記憶処理1を示すフローチャート。 エンジン回転数に基づく判定条件設定処理1を示すフローチャート。 アクセル全閉時の条件成立フラグ、車速、エンジン回転数を示すタイムチャート。 起動時処理を示すフローチャート。 判定条件設定処理2を示すフローチャート。 判定条件設定処理1、2におけるカウント数の違いを示す比較図。 判定条件設定処理3を示すフローチャート。 車速に基づく運転情報記憶処理2を示すフローチャート。 車速に基づく判定条件設定処理4を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1に、本実施形態のエンジン用の電子制御装置(以下、単にECUとも言う。)10を示す。ECU(Electronic Control Unit)10は、CPU20、ROM22、RAM24、SRAM(スタンバイRAM)26、EEPROM30、および図示しない入出力回路等から構成されている。
ECU10は、ROM22に記憶されている制御プログラムをCPU20が実行することにより、アクセル開度、エンジン回転数、車速、吸気量、吸気温、水温、スロットル開度等を表わす検出信号を各種センサ等から入力回路を介して入力する。そして、これらセンサ検出信号に基づいて、ECU10は、図示しないインジェクタの燃料噴射制御、点火プラグの点火制御等のエンジンの運転制御を実行する。
ECU10の制御プログラムが作業用に使用し、車両の運転が停止されるとバッテリからの電力供給が遮断されることにより記憶データが消失するRAM24と異なり、車両の運転が停止されてもSRAM26にはバッテリから電力が供給される。したがって、SRAM26に記憶されているデータは、バッテリの交換等により電力供給が遮断されない限り保存される。
EEPROM30は、書き換え可能な不揮発性の記憶部である。バッテリから電力供給が遮断されても、EEPROM30に記憶されているデータは保存される。EEPROM30には、5000rpm未満領域カウンタ32、4000rpm未満領域カウンタ34、3000rpm未満領域カウンタ36が設定されている。各カウンタは、アクセル開度全閉時におけるエンジン回転数の傾向をカウントするためのものである。
次に、ROM22等に記憶されている制御プログラムをCPU20が実行することにより、ECU10が機能する各手段について説明する。
(挙動判定手段)
ECU10は、車両挙動と判定条件とを比較することにより、運転者の運転操作に対応しておらず、判定条件を満たす予期せぬ車両挙動が発生したか否かを判定する。本実施形態では、アクセル開度全閉時のエンジン回転数を車両挙動とし、エンジン回転数の範囲を判定条件としている。したがって、ECU10は、アクセル開度全閉時のエンジン回転数が、判定条件として設定されているエンジン回転数の範囲を満たすか否かを判定する。
本来、運転者がアクセルをオフにするアクセル開度全閉時においては、運転者によるアクセルペダルの全閉操作に応じてエンジン回転数は低下する筈である。そこで、アクセル開度全閉時におけるエンジン回転数と、設定された回転数の範囲とを比較することにより、ECU10は、運転者のアクセルペダルの全閉操作に対応せずに、エンジン回転数が予期しない回転数に上昇したと判定できる。
(運転情報記憶手段)
ECU10は、アクセル開度全閉時におけるエンジン回転数が、判定条件を満たす予期せぬ回転数になった場合、そのときの運転情報として、前述したアクセル開度、エンジン回転数、車速、吸気量、吸気温、水温、スロットル開度等をEEPROM30に記憶する。EEPROM30に運転情報を記憶するので、車両の運転停止後にEEPROM30から運転情報を読み出すことにより、アクセル開度全閉時においてエンジン回転数が予期せぬ回転数になった原因を解析できる。
これら運転情報に加え、車載カメラやナビゲーション装置を搭載している場合には、車載カメラが撮像した画像データの解析結果に基づく車両周囲の他車両の走行状態、地図データ情報に基づく道路の曲率や勾配等の走行道路の形状等を運転情報として記憶してもよい。
(段階判定手段)
本実施形態において判定条件と比較する車両挙動であるアクセル開度全閉時におけるエンジン回転数の程度は、(段階1)4000rpm以上5000rpm未満、(段階2)3000rpm以上400rpm未満、(段階3)3000rpm未満の3段階に分けられている。つまり、アクセル開度全閉時におけるエンジン回転数の高低の程度により、車両挙動が複数の段階に分けられている。
(段階1)から(段階3)に向かうにしたがいエンジン回転数が低下するので、該当する車両挙動としてアクセル開度全閉時のエンジン回転数が到達しやすい条件になっている。ECU10は、アクセル開度全閉時におけるエンジン回転数が、(段階1)〜(段階3)のうち、どの段階に該当するかを判定する。
(カウント手段)
アクセル開度全閉時におけるエンジン回転数の程度を示す(段階1)〜(段階3)の各段階には、前述した5000rpm未満領域カウンタ32、4000rpm未満領域カウンタ34、3000rpm未満領域カウンタ36がそれぞれ対応して設定されている。
ECU10は、アクセル開度全閉時におけるエンジン回転数が(段階1)〜(段階3)のうちのいずれかに該当する場合、後述する判定条件設定処理1では、該当する段階のカウンタと、該当する段階よりもアクセル開度全閉時のエンジン回転数が到達しやすい、つまり、該当する段階よりもエンジン回転数が低い段階のカウンタとをカウントアップする。これに対し、後述する判定条件設定処理2のように、該当する段階のカウンタだけをカウントアップしてもよい。
(判定条件設定手段)
ECU10は、アクセル開度全閉時におけるエンジン回転数の傾向をカウントするカウンタ32、34、36のいずれかのカウント数が所定回数を超えると、その段階におけるアクセル開度全閉時のエンジン回転数が示す車両挙動は、運転者がエンジンブレーキを多用することにより発生したと判断する。そこで、ECU10は、カウント数が所定回数を超えた段階と、この段階よりもアクセル開度全閉時のエンジン回転数が到達することが困難な段階、つまりエンジン回転数が高い段階との境界条件を、挙動判定手段がアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件として車両運転中に設定する。
5000rpm未満領域カウンタ32が所定回数を超えると、アクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件は5000rpm以上に設定され、4000rpm未満領域カウンタ34が所定回数を超えると、アクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件は4000rpm以上に設定され、3000rpm未満領域カウンタ36が所定回数を超えると、アクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件は3000rpm以上に設定される。尚、5000rpm以上は、カウンタを設定していない段階と考えられる。
次に、予期せぬ車両挙動が発生したときの運転情報記憶処理1と、車両挙動であるアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件を車両運転中に変更して設定する判定条件設定処理1と、起動時においてカウンタのカウント数に基づいて判定条件を設定する起動時処理とについて、図2〜図5に基づいて説明する。図2、図3および図5のフローチャートにおいて、「S」はステップを表わしている。
(運転情報記憶処理1)
図2は、アクセル開度全閉時のエンジン回転数が所定のエンジン回転数の範囲を満たす場合に運転情報を記憶する運転情報記憶処理1を示すフローチャートである。運転情報記憶処理1は常時実行される。
ECU10は、アクセル開度が全閉状態であり、エンジン回転数が所定回転数以上であり、判定条件フラグがオンであるか否かを判定する(S400)。所定回転数の初期値は、例えば2000rpmに設定されている。また、判定条件フラグの初期値はオンに設定されている。
アクセル開度が全閉状態ではないか、エンジン回転数が設定された所定回転数以上ではないか、判定条件フラグがオフの場合(S400:No)、ECU10はS400の判定処理を続ける。
アクセル開度が全閉状態であり、エンジン回転数が所定回転数以上であり、判定条件フラグがオンの場合(S400:Yes)、ECU10は、アクセル開度、エンジン回転数、車速、吸気量、吸気温、水温、スロットル開度等の運転情報を取得してEEPROM30に記憶する(S402)。そして、判定条件フラグをオフにし(S404)、S400に処理を戻す。したがって、次に判定条件フラグがオンに設定されるまで、アクセル開度が全閉状態であり、エンジン回転数が所定回転数以上であっても、S402で運転情報を記憶する処理は実行されない。
(判定条件設定処理1)
図3は、アクセル開度全閉時に運転者がエンジンブレーキを使用したときのエンジン回転数の傾向に基づいて、図2のS400において、アクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較するエンジン回転数の範囲を設定する判定条件設定処理1を示すフローチャートである。判定条件設定処理1は常時実行される。
まず、ECU10は、アクセル開度全閉で車速が40km/hを超えている状態が2秒以上経過しているか否かを判定する(S410)。
アクセル開度が全閉ではないか、車速が40km/h以下か、あるいはアクセル開度全閉で車速が40km/hを超えている状態がまだ2秒経過していない場合(S410:No)、ECU10は、条件成立フラグをオフにし(S412)、S410に処理を戻す。
条件成立フラグの初期値はオフである。条件成立フラグは、オフであればS410の条件が成立していないことを示し、オンであればS410の条件が継続して成立していることを示す。
2秒以上経過していることを条件にしているのは、2秒以上経過を判定条件から削除し、アクセル開度全閉で車速が40km/hを超えているだけの判定条件では、エンジンブレーキの作動開始直後のエンジン回転数が高い状態でS410の判定が「Yes」になり、そのときのエンジン回転数が、アクセル開度全閉時にエンジンブレーキを使用したときのエンジン回転数の傾向として処理されることを防止するためである。
アクセル開度全閉で車速が40km/hを超えている状態が2秒以上経過すれば、エンジンブレーキの作動により、図4に示すようにエンジン回転数は低下する。アクセル開度全閉で車速が40km/hを超えている状態が2秒以上経過している場合(S410:Yes)、ECU10はS414に処理を移行する。
S414においてECU10は、条件成立フラグがオンであるか否かを判定する。条件成立フラグがオンであれば(S414:Yes)、ECU10は、S410の条件が継続して成立していると判断し、S410に処理を戻す。つまり、ECU10は、S410の条件が成立し、S416以降のカウンタのカウントアップ処理を1回実行すると、S410の条件が成立しなくなり、S412で条件成立フラグがオフになるまでS416以降のカウンタのカウントアップ処理を実行しない。
条件成立フラグがオフであれば(S414:No)、ECU10は、S410の条件が成立していない状態から成立している状態に移行したと判断し、条件成立フラグをオンにし(S416)、エンジン回転数を記憶し(S418)、S420に処理を移行する。
エンジン回転数が4000rpm以上5000rpm未満であれば(S420:Yes)、ECU10は、アクセル開度全閉時のエンジン回転数が該当する4000rpm以上5000rpm未満の段階に対応する5000rpm未満領域カウンタ32と、この段階よりもエンジン回転数が低い段階に対応する4000rpm未満領域カウンタ34および3000rpm未満領域カウンタ36とをそれぞれカウントアップし(S422、S424、S426)する。つまり、ECU10は、アクセル開度全閉時のエンジン回転数が該当する段階と、それよりもアクセル開度全閉時のエンジン回転数が到達しやすい低回転数の段階とに対応するカウンタをカウントアップし、S428に処理を移行する。
エンジン回転数が4000rpm以上5000rpm未満でなければ(S420:No)、ECU10は、エンジン回転数が3000rpm以上4000rpm未満であるか否かを判定する(S432)。エンジン回転数が3000rpm以上4000rpm未満であれば(S432:Yes)、ECU10は、4000rpm未満領域カウンタ34、3000rpm未満領域カウンタ36をそれぞれカウントアップし(S434、S436)、S438に処理を移行する。
エンジン回転数が3000rpm以上4000rpm未満でなければ(S432:No)、ECU10は、エンジン回転数が3000rpm未満であるか否かを判定する(S442)。
エンジン回転数が4000rpm以上5000rpm未満ではなく(S420:No)、3000rpm以上4000rpm未満ではなく(S432:No)、3000rpm未満でなければ(S442:No)、アクセル開度全閉で車速が40km/hを超えている状態が2秒以上経過してもエンジン回転数は5000rpm以上であることを表わしている。この車両走行状態は、運転者の運転操作に対応しない予期せぬ運転状態と考えられるので、そのときの運転情報を記憶したい車両挙動である。
したがって、ECU10はS442の判定が「No」であれば、図3の判定条件設定処理1において、図2のS400でアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件を変更せず、SS410に処理を戻す。
エンジン回転数が3000rpm未満であれば(S442:Yes)、ECU10は、3000rpm未満領域カウンタ36をカウントアップし(S444)、S446に処理を移行する。
S428においてECU10は、5000rpm未満領域カウンタ32のカウント数が5回を超えているか否かを判定する。5000rpm未満領域カウンタ32のカウント数が5回を超えている場合(S428:Yes)、ECU10は、図2のS400でアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件である所定のエンジン回転数の範囲を、4000rpm以上5000rpm未満の段階と、それよりもアクセル開度全閉時にエンジン回転数の到達が困難な高回転数の方向で隣接する5000rpm以上の段階との境界条件である5000rpm以上に設定し(S430)、S450に処理を移行する。
5000rpm未満領域カウンタ32のカウント数が5回以下の場合(S428:No)、ECU10はS438に処理を移行する。
S438においてECU10は、4000rpm未満領域カウンタ34のカウント数が5回を超えているか否かを判定する。4000rpm未満領域カウンタ34のカウント数が5回を超えている場合(S438:Yes)、ECU10は、図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件である所定のエンジン回転数の範囲を、3000rpm以上4000rpm未満の段階と、それよりもアクセル開度全閉時にエンジン回転数の到達が困難な高回転数の方向で隣接する4000rpm以上5000rpm未満の段階との境界条件である4000rpm以上に設定し(S440)、S450に処理を移行する。
4000rpm未満領域カウンタ34のカウント数が5回以下の場合(S438:No)、ECU10はS446に処理を移行する。
S446においてECU10は、3000rpm未満領域カウンタ36のカウント数が5回を超えているか否かを判定する。3000rpm未満領域カウンタ36のカウント数が5回を超えている場合(S446:Yes)、ECU10は、図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件である所定のエンジン回転数の範囲を、3000rpm未満の段階と、それよりもアクセル開度全閉時にエンジン回転数の到達が困難な高回転数の方向で隣接する3000rpm以上4000rpm未満の段階との境界条件である3000rpm以上に設定し(S448)、S450に処理を移行する。
S450においてECU10は、判定条件フラグをオンに設定し、S410に処理を戻す。つまり、S430、S440またはS448のいずれかで、図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する所定のエンジン回転数の範囲が設定されると、判定条件フラグをオンに設定することにより、図2のS400において、アクセル開度が全閉状態であり、エンジン回転数が所定回転数以上の場合に、そのときの運転情報の記憶が許可される。
3000rpm未満領域カウンタ36のカウント数が5回以下の場合(S446:No)、5000rpm未満領域カウンタ32、4000rpm未満領域カウンタ34、3000rpm未満領域カウンタ36のいずれのカウント数も5回以上ではないので、ECU10はS410に処理を移行する。
(起動時処理)
図5は、判定条件設定処理1においてEEPROM30のカウンタ32、34、36に設定されたカウント数に基づいて、図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する所定のエンジン回転数の範囲を、車両の運転開始時に設定する起動時処理を示すフローチャートである。起動時処理はスタートスイッチがオンになり、車両の運転が開始されるときに1回実行される。
5000rpm未満領域カウンタ32のカウント数が5回を超えている場合(S460:Yes)、ECU10は,図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件であるエンジン回転数の範囲を5000rpm以上に設定し(S462)、本処理を終了する。
5000rpm未満領域カウンタ32のカウント数が5回以下の場合(S460:Yes)、ECU10は、4000rpm未満領域カウンタ34のカウント数が5回を超えているか否かを判定する(S464)。
4000rpm未満領域カウンタ34のカウント数が5回を超えている場合(S464:Yes)、ECU10は,図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件であるエンジン回転数の範囲を4000rpm以上に設定し(S466)、本処理を終了する。
4000rpm未満領域カウンタ34のカウント数が5回以下の場合(S464:No)、ECU10は、3000rpm未満領域カウンタ36のカウント数が5回を超えているか否かを判定する(S468)。
3000rpm未満領域カウンタ36のカウント数が5回を超えている場合(S468:Yes)、ECU10は、図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件である所定のエンジン回転数の範囲を3000rpm以上に設定し(S470)、本処理を終了する。
3000rpm未満領域カウンタのカウント数が5回以下の場合(S468:No)、ECU10は、図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件を変更せず初期値の状態で(S472)、本処理を終了する。
以上説明した図3の判定条件設定処理1では、車両挙動であるアクセル開度全閉時のエンジン回転数が、(段階1)4000rpm以上5000rpm未満、(段階2)3000rpm以上4000rpm未満、(段階3)3000rpm未満の3段階に分けられている。
そして、各段階に対応して設定されているカウンタのカウント数に基づいて、アクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件であるエンジン回転数の範囲を車両運転中に設定する。したがって、エンジンブレーキを使用する運転者の運転操作の傾向により頻繁に発生するアクセル開度全閉時のエンジン回転数の範囲を、運転情報を記憶する判定条件から除外できる。
これにより、エンジンブレーキを使用する運転者の運転操作の傾向により発生するのではなく、アクセル開度全閉時に運転者の運転操作に対応しない高回転にエンジン回転数が上昇したときに、そのときの運転情報をEEPROM30に記憶することができる。その結果、EEPROM30に記憶された運転情報に基づいて、アクセル開度全閉時にエンジン回転数が予期せぬ高回転に上昇した原因を解析できる。
また、図3の判定条件設定処理1では、車両挙動としてアクセル開度全閉時のエンジン回転数が該当すると判定された段階のカウンタと、この段階よりもアクセル開度全閉時のエンジン回転数が到達しやすい低回転数の段階のカウンタとをカウントアップする。このように、アクセル開度全閉時において実際に到達しているエンジン回転数の段階のカウンタだけでなく、それよりもアクセル開度全閉時にエンジン回転数が到達しやすい段階のカウンタもカウントアップするので、各段階のカウンタのカウント数が上昇しやすい。その結果、カウントアップされる各段階のカウンタのカウント数に基づいて、判定条件が変更される頻度が上昇する。
また、図5の起動時処理では、車両の運転が開始されてから停止されるまでの前回のトリップの間にカウントされた5000rpm未満領域カウンタ32、4000rpm未満領域カウンタ34、3000rpm未満領域カウンタ36のカウント数をEEPROM30から読み出し、図2のS400でアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する所定のエンジン回転数の範囲を設定する。したがって、前回のトリップまでにおいて、アクセル開度全閉時に運転者がエンジンブレーキを使用したときのエンジン回転数の傾向を継承して、今回のトリップの開始時に判定条件を設定できる。
図1においては、ECU10が本発明の電子制御装置に相当し、EEPROM30が本発明の記憶部に相当する。
また、図2の運転情報記憶処理1において、S400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数が所定回転数以上であるか否かを判定する処理が本発明の挙動判定手段が実行する機能に相当し、S402においてアクセル開度、エンジン回転数、車速、吸気量、吸気温、水温、スロットル開度等の運転情報をEEPROM30に記憶する処理が本発明の運転情報記憶手段が実行する機能に相当する。
また、図3の判定条件設定処理1において、S420、S432、S442の処理が本発明の段階判定手段が実行する機能に相当し、S422〜S426、S434、S436、S444の処理が本発明のカウント手段が実行する機能に相当し、S428、S430、S438、S440、S446、S448の処理が本発明の判定条件設定手段が実行する機能に相当する。
また、図5のS460〜S472の処理が本発明の判定条件設定手段が実行する機能に相当する。
(判定条件設定処理2)
次に、図3に示す判定条件設定処理1とは異なる判定条件設定処理2のフローチャートを図6に示す。判定条件設定処理2は常時実行される。
図6のS480〜S488の処理は、図3のS410〜S418の処理と実質的に同一である。
S490においてECU10は、エンジン回転数が3000rpm未満であるか否かを判定する。エンジン回転数が3000rpm以上であれば(S490:No)、ECU10はS498に処理を移行する。
エンジン回転数が3000rpm未満であれば(S490:Yes)、ECU10は、3000rpm未満の段階に対応する3000rpm未満領域カウンタ36だけをカウントアップし(S492)、S494に処理を移行する。
S498においてECU10は、エンジン回転数が3000rpm以上4000rpm未満であるか否かを判定する。エンジン回転数が3000rpm以上4000rpm未満であれば(S498:Yes)、ECU10は、3000rpm以上4000rpm未満の段階に対応する4000rpm未満領域カウンタ34だけをカウントアップし(S500)、S502に処理を移行する。
エンジン回転数が3000rpm以上4000rpm未満でなければ(S498:No)、ECU10は、エンジン回転数が4000rpm以上5000rpm未満であるか否かを判定する(S506)。
エンジン回転数が3000rpm未満ではなく(S490:No)、3000rpm以上4000rpm未満ではなく(S498:No)、4000rpm以上5000rpm未満でなければ(S506:No)、アクセル開度全閉で車速が40km/hを超えている状態が2秒以上経過してもエンジン回転数は5000rpm以上であることを表わしている。
この車両挙動は、運転者の運転操作に対応しない予期せぬ運転状態と考えられるので、そのときの運転情報を記憶したい車両挙動である。
したがって、ECU10はS506の判定が「No」であれば、図6の判定条件設定処理2において、図2のS400でアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件を変更せず、SS480に処理を戻す。
エンジン回転数が4000rpm以上5000rpm未満であれば(S506:Yes)、ECU10は、4000rpm以上5000rpm未満の段階に対応する5000rpm未満領域カウンタ32だけをカウントアップし(S508)、S510に処理を移行する。
S494においてECU10は、3000rpm未満領域カウンタ36のカウント数が5回を超えているか否かを判定する。3000rpm未満領域カウンタ36のカウント数が5回を超えている場合(S494:Yes)、ECU10は、図2のS400でアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件である所定のエンジン回転数の範囲を、3000rpm未満の段階と、それよりもアクセル開度全閉時にエンジン回転数の到達が困難な高回転数の方向で隣接する3000rpm以上4000rpm未満の段階との境界条件である3000rpm以上に設定し(S496)、S514に処理を移行する。
S502においてECU10は、4000rpm未満領域カウンタ34のカウント数が5回を超えているか否かを判定する。4000rpm未満領域カウンタ34のカウント数が5回を超えている場合(S502:Yes)、ECU10は、図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件である所定のエンジン回転数の範囲を、3000rpm以上4000rpm未満の段階と、それよりもアクセル開度全閉時にエンジン回転数の到達が困難な高回転数の方向で隣接する4000rpm以上5000rpm未満の段階との境界条件である4000rpm以上に設定し(S504)、S514に処理を移行する。
S510においてECU10は、5000rpm未満領域カウンタ32のカウント数が5回を超えているか否かを判定する。5000rpm未満領域カウンタ32のカウント数が5回を超えている場合(S510:Yes)、ECU10は、図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件である所定のエンジン回転数の範囲を、4000rpm以上5000rpm未満の段階と、それよりもアクセル開度全閉時にエンジン回転数の到達が困難な高回転数の方向で隣接する5000rpm以上の段階との境界条件である5000rpm以上に設定し(S512)、S514に処理を移行する。
S514においてECU10は、判定条件フラグをオンに設定し、S480に処理を戻す。つまり、S496、S504またはS512のいずれかで、図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する所定のエンジン回転数の範囲が設定されると、S514で判定条件フラグがオンに設定されることにより、図2のS400において、アクセル開度が全閉状態であり、エンジン回転数が所定回転数以上の場合に、そのときの運転情報の記憶が許可される。
図6の判定条件設定処理2で設定された判定条件は、図5に示す起動時処理により、車両の運転開始時に判定条件として設定される。
ここで、例えば、図3の判定条件設定処理1において、アクセル開度が全閉で車速が40km/hを超えている状態が2秒以上経過する車両挙動が6回発生し、6回のうちS432の判定が3回「Yes」になり、S442の判定が3回「Yes」になると、図7の(A)に示すように、4000rpm未満領域カウンタ34のカウント数は3になり、3000rpm未満領域カウンタ36のカウント数は6になる。その結果、S400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較される判定条件は3000rpm以上に設定される。
一方、図6の判定条件設定処理2において、アクセル開度が全閉で車速が40km/hを超えている状態が2秒以上経過する車両挙動が6回発生し、6回のうちS490の判定が3回「Yes」になり、S498の判定が3回「Yes」になると、図7の(B)に示すように、4000rpm未満領域カウンタ34のカウント数は3になり、3000rpm未満領域カウンタ36のカウント数は3になる。このカウント数では、S400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較される判定条件は変更されない。
つまり、アクセル開度全閉時に、エンジン回転数が3000rpm以上4000rpm未満の段階が表わす車両挙動が3回発生し、3000rpm未満の段階が表わす車両挙動が3回発生すると、判定条件設定処理1では、S400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較される判定条件が変更され、判定条件設定処理2では変更されない。
このように、判定条件設定処理2では、アクセル開度全閉時のエンジン回転数が該当する段階のカウンタだけがカウントアップされるので、判定条件を変更する頻度は判定条件設定処理1に比べて低下する。一方、エンジンブレーキを使用する運転者の運転操作の傾向が各段階のカウンタのカウント数に反映されるので、各段階のカウント数に基づいて、運転者の運転操作の傾向を適切に反映した判定条件を設定できる。
図6の判定条件設定処理2において、S490、S498、S506の処理が本発明の段階判定手段が実行する機能に相当し、S492、S500、S508の処理が本発明のカウント手段が実行する機能に相当し、S494、S496、S502、S504、S510、S512の処理が本発明の判定条件設定手段が実行する機能に相当する。
(判定条件設定処理3)
次に、上記の判定条件設定処理1、2とは異なる判定条件設定処理3のフローチャートを図8に示す。判定条件設定処理3は常時実行される。
図8のS520〜S540の処理は図3のS410〜S430の処理と実質的に同一であり、図8のS546〜S554の処理は図3のS432〜S440の処理と実質的に同一であり、図8のS560〜S566の処理は図3のS442〜S448の処理と実質的に同一である。
図8の判定条件設定処理3では、5000rpm未満領域カウンタ32のカウント数が5回を超えており(S538:Yes)、図2のS400でアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件を5000rpm以上に設定すると(S540)、4000rpm未満領域カウンタ34および3000rpm未満領域カウンタ36をクリアする(S542、S544)。
また、4000rpm未満領域カウンタ34のカウント数が5回を超えており(S552:Yes)、図2のS400でアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件を4000rpm以上に設定すると(S554)、5000rpm未満領域カウンタ32および3000rpm未満領域カウンタ36をクリアする(S556、S558)。
また、3000rpm未満領域カウンタ36のカウント数が5回を超えており(S564:Yes)、図2のS400でアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する判定条件を3000rpm以上に設定すると(S566)、5000rpm未満領域カウンタ32および4000rpm未満領域カウンタ34をクリアする(S568、S570)。
そして、S572においてECU10は、判定条件フラグをオンに設定し、S520に処理を戻す。つまり、S540、S554またはS566のいずれかで、図2のS400においてアクセル開度全閉時のエンジン回転数と比較する所定のエンジン回転数の範囲が設定されると、判定条件フラグがオンに設定されることにより、図2のS400において、アクセル開度が全閉状態であり、エンジン回転数が所定回転数以上の場合に、そのときの運転情報の記憶が許可される。
図8の判定条件設定処理3で設定された判定条件は、図5に示す起動時処理により、車両の運転開始時に判定条件として設定される。
以上説明した図8の判定条件設定処理3では、ある段階のカウント数が所定回数を超えると、それ段階以外のカウント数はクリアされ初期状態からカウントアップされることになる。その結果、判定条件が頻繁に変更されることを防止するので、アクセル開度全閉時のエンジン回転数が、設定された判定条件と比較される期間が長くなる。
図8の判定条件設定処理3において、S530、S546、S560の処理が本発明の段階判定手段が実行する機能に相当し、S532〜S536、S542、S544、S548、S550、S556、S558、S562、S568、S570の処理が本発明のカウント手段が実行する機能に相当し、S538、S540、S552、S554、S564、S566の処理が本発明の判定条件設定手段が実行する機能に相当する。
(運転情報記憶処理2)
次に、アクセル開度全閉時のエンジン回転数に代えて車速を、運転情報を記憶する場合の判定条件の一つとする運転情報記憶処理2のフローチャートを図9に示し、図9に示す運転情報記憶処理2において、アクセル開度全閉時の車速と比較する車速の範囲を設定する判定条件設定処理4のフローチャートを図10に示す。図9の運転情報記憶処理2および図10の判定条件設定処理4は常時実行される。
図9のフローチャートにおいてECU10は、アクセル開度が全閉状態であり、車速が所定車速以上であり、判定条件フラグがオンであるか否かを判定する(S580)。所定車速の初期値は、例えば40km/hに設定されている。また、判定条件フラグの初期値はオンに設定されている。
アクセル開度が全閉状態ではないか、車速が設定された所定車速以上ではないか、判定条件フラグがオフの場合(S580:No)、ECU10はS580の判定処理を続ける。
アクセル開度が全閉状態であり、車速が所定車速以上であり、判定条件フラグがオンの場合(S580:Yes)、ECU10は、アクセル開度、エンジン回転数、車速、吸気量、吸気温、水温、スロットル開度等の運転情報を取得してEEPROM30に記憶する(S582)。そして、判定条件フラグをオフにし(S584)、S580に処理を戻す。したがって、次に判定条件フラグがオンに設定されるまで、アクセル開度が全閉状態であり、車速が所定車速以上であっても、S582で運転情報を記憶する処理は実行されない。
(判定条件設定処理4)
図10のフローチャートにおいてECU10は、アクセル開度の全閉状態が5秒以上経過しているか否かを判定する(S590)。
アクセル開度が全閉ではないか、あるいはアクセル開度の全閉状態が5秒以上経過していない場合(S590:No)、ECU10は、条件成立フラグをオフにし(S592)、S590に処理を戻す。
5秒以上経過していることを条件にしているのは、5秒以上経過を判定条件から削除し、アクセル開度全閉の条件だけでは、エンジンブレーキの作動開始直後の車速が高い状態でS590の判定が「Yes」になり、図9のS580でアクセル開度全閉時の車速と比較する所定車速の範囲が高速側に設定されることを防止するためである。アクセル開度全閉状態が5秒以上経過すれば車速は低下する。
アクセル開度全閉状態が5秒以上経過している場合(S590:Yes)、ECU10は、車両走行中にエンジンブレーキが作動し車速は低下している筈であると判断し、S594に処理を移行する。
S594においてECU10は、条件成立フラグがオンであるか否かを判定する。条件成立フラグがオンであれば(S594:Yes)、ECU10は、S590の条件が継続して成立していると判断し、S590に処理を戻す。つまり、ECU10は、S590の条件が成立し、S596以降のカウンタのカウントアップ処理を1回実行すると、S590の条件が成立しなくなり、S592で条件成立フラグがオフになるまでS596以降のカウンタのカウントアップ処理を実行しない。
条件成立フラグがオフであれば(S594:No)、ECU10は、S590の条件が成立していない状態から成立している状態に移行したと判断し、条件成立フラグをオンにし(S596)、車速を記憶し(S598)、S600に処理を移行する。
図10においてS600以降の処理は、図3のフローチャートでエンジン回転数(NE)を車速に、5000rpmを100km/hに、4000rpmを80km/hに、3000rpmを60km/hに置き換えた処理と実質的に同一であるから、説明を省略する。
図10の判定条件設定処理4で設定された判定条件は、図5のフローチャートでエンジン回転数(NE)を車速に、5000rpmを100km/hに、4000rpmを80km/hに、3000rpmを60km/hに置き換えた起動時処理により、車両の運転開始時に判定条件として設定される。
尚、図10の判定条件設定処理4で使用する100km/h未満領域カウンタ、80km/h未満領域カウンタ、60km/h未満領域カウンタは、5000rpm未満領域カウンタ32、4000rpm未満領域カウンタ34、3000rpm未満領域カウンタ36と同様に、EEPROM30に設定されている。
以上説明した図10の判定条件設定処理4では、各段階に対応して設定されているカウンタのカウント数に基づいて、アクセル開度全閉時の車速と比較する判定条件である車速の範囲を車両運転中に設定する。したがって、エンジンブレーキを使用する運転者の運転操作の傾向により頻繁に発生するアクセル開度全閉時の車速の範囲を、運転情報を記憶する判定条件から除外できる。
これにより、エンジンブレーキを使用する運転者の運転操作の傾向により発生するのではなく、アクセル開度全閉時に運転者の運転操作に対応しない高速に車速が上昇したときに、そのときの運転情報をEEPROM30に記憶することができる。その結果、EEPROM30に記憶された運転情報に基づいて、アクセル開度全閉時に車速が予期せぬ高速に上昇した原因を解析できる。
図9の運転情報記憶処理2において、S580の処理が本発明の挙動判定手段が実行する機能に相当し、S582の処理が本発明の運転情報記憶手段が実行する機能に相当する。
また、図10の判定条件設定処理4において、S600、S612、S622の処理が本発明の段階判定手段が実行する機能に相当し、S602〜S606、S614、S616、S624の処理が本発明のカウント手段が実行する機能に相当し、S608、S610、S618、S620、S626、S628の処理が本発明の判定条件設定手段が実行する機能に相当する。
[他の実施形態]
上記実施形態では、車両挙動としてアクセル開度全閉時のエンジン回転数または車速と判定条件とを比較し、判定条件を満たす車両挙動が発生している場合に、運転者の運転操作に対応しない予期せぬ車両挙動が発生していると判断し、そのときの運転情報をEEPROM30に記憶した。アクセル開度全閉時のエンジン回転数または車速以外にも、運転者の運転操作に対応しない予期せぬ車両挙動であれば、どのような車両挙動と判定条件とを比較してもよい。
また、判定条件を満たす予期せぬ車両挙動が発生したときの運転情報を記憶する記憶部であるEEPROMは、自ECUに搭載しているEEPROMに限らず他のECUのEEPROMであってもよい。
また、予期せぬ車両挙動が発生したときの車両の運転情報を記憶する記憶部はEEPROM30に限らず、SRAM26のように車両の運転停止中もデータを保持できる書き換え可能なものであればどのような記憶部でもよい。
上記実施形態では、5000rpm未満領域カウンタ32、4000rpm未満領域カウンタ34、3000rpm未満領域カウンタ36、あるいは100km/h未満領域カウンタ、80km/h未満領域カウンタ、60km/h未満領域カウンタをEEPROM30に設定することにより、車両挙動としてアクセル全閉時のエンジン回転数又は車速と比較する判定条件、つまり、運転者の運転操作に対応した車両挙動の傾向をトリップをまたいで継承できる。
これに対し、運転者が頻繁に交代する場合には、運転者毎に運転操作に対応した車両挙動の傾向を新たに学習することが望ましい。そこで、上記のエンジン回転数または車速を運転情報を記憶する場合の判定条件の一つとする運転情報記憶処理、判定条件設定処理、起動時処理は変更せず、5000rpm未満領域カウンタ32、4000rpm未満領域カウンタ34、3000rpm未満領域カウンタ36、あるいは100km/h未満領域カウンタ、80km/h未満領域カウンタ、60km/h未満領域カウンタをRAM24に設定することが考えられる。
これにより、スタートスイッチがオンになり車両の運転が開始される毎に各カウンタが初期化され、起動時処理において判定条件が初期化されるので、運転者が交代する毎に、判定条件が学習される。
本発明は、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジン等の内燃機関を駆動源とする車両、あるいは内燃機関とモータとを併用したハイブリッド車両、あるいは、図9および図10に示す車速を判定条件とする処理であればモータを駆動源とする電気自動車のいずれに適用してもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
10:エンジンECU(電子制御装置、挙動判定手段、運転情報記憶手段、段階判定手段、カウント手段、判定条件設定手段)、20:CPU、22:ROM、24:RAM、26:SRAM、30:EEPROM(記憶部)

Claims (8)

  1. 車両挙動と判定条件とを比較することにより、前記判定条件を満たす車両挙動が発生したか否かを判定する挙動判定手段と、
    前記判定条件を満たす車両挙動が発生したと前記挙動判定手段が判定すると、そのときの車両の運転情報を記憶部に記憶する運転情報記憶手段と、
    前記車両挙動は前記車両挙動の程度によって複数の段階に分けられており、前記車両挙動が前記複数の段階のいずれに該当するかを判定する段階判定手段と、
    前記複数の段階の各段階において、前記段階判定手段により前記車両挙動が該当すると判定された回数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段がカウントする各段階におけるカウント数に基づいて、前記判定条件を前記複数の段階のいずれかの境界条件に設定する判定条件設定手段と、
    を備えることを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記判定条件設定手段は、前記カウント数が所定回数を超えた前記段階と、この前記段階と前記車両挙動の発生が困難な方向で隣接する他の前記段階との境界条件を前記判定条件として設定することを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記カウント手段は、前記車両挙動が該当すると判定された前記段階の前記カウント数だけをカウントすることを特徴とする請求項1または2に記載の電子制御装置。
  4. 前記カウント手段は、前記車両挙動が該当すると判定された前記段階の前記カウント数と、この前記段階よりも前記車両挙動が発生しやすい前記段階の前記カウント数とをカウントすることを特徴とする請求項1または2に記載の電子制御装置。
  5. 前記複数の段階のいずれかの前記カウント数が所定回数を超えることにより前記判定条件設定手段が前記判定条件を設定すると、前記カウント手段は前記カウント数が所定回数を超えた前記段階以外の他の前記段階の前記カウント数をクリアすることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子制御装置。
  6. 前記カウント手段は、各段階の前記カウント数を車両の運転停止中もデータを保持する書き換え可能な記憶部に記憶することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電子制御装置。
  7. 前記カウント手段は、各段階の前記カウント数を車両の運転を停止するとデータが消失する書き換え可能な記憶部に記憶することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電子制御装置。
  8. アクセル開度全閉時のエンジン回転数を前記車両挙動とし、エンジン回転数の範囲を前記判定条件とすることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の電子制御装置。
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