JP4379458B2 - データレコーダ - Google Patents

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Description

本発明は、データレコーダに関する。
近年、自動車の走行中の車速を計測する車速計や加速度を計測する加速度計等を設置し、衝突時に発生する減速方向の加速度(以下、減速度)が一定の値を超えた時に、車速や加速度等の車両の状態をデータレコーダに記録する技術が知られている。このデータレコーダに記録された車両の状態を解析することで、車両が事故を起こした場合の原因の分析などに役立てている。このようなデータレコーダの一例が下記特許文献1に開示されている。
特開平10−63905号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されているデータレコーダでは、主に減速度により車両状態を記録するか否か判断するため、例えば車両の急発進による事故の衝撃では減速度が小さいことから車両状態が記録されず、より低い減速度で車両状態を記憶するように設定すると、車両が段差を乗り越えたときの衝撃などでも車両状態をも記録してしまう。
また、近年、自動車のエレクトロニクス化が著しく、エンジンのスロットル等はECUにより電気的制御されている場合が多い。特に、電気自動車においては、原動機であるモータは完全に電気的制御されている。このため、車両の急発進の原因が電気系統の異常による誤作動が原因なのか、運転者の操作が原因なのかを判別することが困難である。
このことから、本発明は、車両の急発進により車両が事故を起こした場合の車両の状態を記録することができるデータレコーダを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に対応)に係るデータレコーダは、
運転者による車両の操作状態を検出する操作状態検出手段と、
車両の作動状態を検出する作動状態検出手段と、
前記操作状態及び前記作動状態を記録する状態記録手段と、
前記操作状態及び前記作動状態に基き前記状態記録手段に前記操作状態及び前記作動状態を記録するか否か判定する記録条件判定手段と
を備え
前記記録条件判定手段は、
前記操作状態として前記運転者によるアクセルの操作状態と、フットブレーキの操作状態とを読み込み、前記作動状態として車速を読み込み、
前記アクセルが操作され、且つ、前記フットブレーキが操作され、且つ、前記車速が所定値以下であることを記録条件として、前記状態記録手段に前記操作状態及び前記作動状態を記録させる
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第の発明(請求項に対応)に係るデータレコーダは、第1の発明に係るデータレコーダにおいて、前記記録条件判定手段は、前記記録条件成立後所定の時間内に車両が停車した場合にのみ、前記状態記録手段に前記操作状態及び前記作動状態を記録させることを特徴とする。
本発明によれば、運転者の車両の操作状態を検出する操作状態検出手段と、車両の作動状態を検出する作動状態検出手段と、操作状態及び作動状態を記録する状態記録手段と、操作状態及び作動状態に基き状態記録手段に操作状態及び作動状態を記録するか否か判定する記録条件判定手段とを備えることにより、事故等によって操作状態及び作動状態を記憶する必要が発生したことを正確に判定し記憶することができる。
また、本発明によれば、所定の記録条件が成立したことを記録条件として状態記録手段に操作状態及び作動状態を記録させることにより、急発進事故発生時の小さな衝撃でも正確に異常を判定して、操作状態及び作動状態を記録することができる。
さらに、本発明によれば、記録条件成立後所定の時間内に車両が停止した場合にのみ状態記録手段に操作状態及び作動状態を記録させることにより、必要な車両状態データのみを長期記録することができるため、記録手段の記録容量を必要最小限に抑えることができ、コスト低減を図ることができる。
本発明に係るデータレコーダの一実施形態について図1から図3を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係るデータレコーダのブロック図、図2は本発明の一実施形態に係るデータレコーダにおけるデータ処理の流れを表したフロー図、図3は本発明の一実施形態に係るデータレコーダを搭載した自動車の透視側面図である。
始めに、本実施形態に係るデータレコーダについて説明する。図3に示すように、事故等が発生したときの車両状態を記録するデータレコーダ1は、例えば車室内の座席の下等に設置される。これは車両9の事故発生時、例えば衝突時等においてもデータレコーダを衝撃から保護することができるためである。このデータレコーダ1には、アクセル開度等の運転者による車両9の操作状態を検出する操作状態検出装置2(操作状態検出手段)や、車両9の減速方向の加速度(以下、減速度という)や車両9の速度等を検出する作動状態検出装置3(作動状態検出手段)が接続されている。
図1に示すように、データレコーダ1には、各種センサ等から送られてきた信号を検出する状態検出部4が設けられている。以下、本実施形態に係るデータレコーダ1の状態検出部4に接続される操作状態検出装置2及び作動状態検出装置3について説明する。
状態検出部4には、操作状態検出装置2として、アクセル開度センサ10、フットブレーキスイッチセンサ11、ハンドブレーキスイッチセンサ12、ハンドル角度センサ13、シフトレバー位置センサ14、イグニッションキー位置センサ15が接続されている。
アクセル開度センサ10は、運転者によるアクセルの開度を検出する。このため、運転者がアクセルを踏み込んでいるときをアクセルオンとして、踏み込んでいないときをアクセルオフとして検出することができる。フットブレーキスイッチセンサ11は、運転者によるフットブレーキが踏み込まれているか否かを検出する。このため、運転者がフットブレーキを踏み込んでいるときをフットブレーキオンとして、踏み込んでいないときをフットブレーキオフとして検出することができる。ハンドブレーキセンサ12は、ハンドブレーキのオン又はオフを検出する。ハンドル角度センサ13は、ハンドルの切り角を検出する。シフトレバー位置センサ14は、シフトレバーが選択しているシフト位置を検出する。イグニッションキー位置センサ15は、イグニッションキーが選択している位置(例えば、ON、OFF又はACC)を検出する。
本実施形態では、操作状態検出装置2として、アクセル開度センサ10、フットブレーキスイッチセンサ11、ハンドブレーキスイッチセンサ12ハンドル角度センサ13、シフトレバー位置センサ14、イグニッションキー位置センサ15を用いたが、これら以外にも運転者の車両の操作状態を検出する装置を設置することも可能であり、必要に応じて設置する装置を変更することが可能である。また、本実施形態では、アクセル開度センサ10、フットブレーキスイッチセンサ11、ハンドブレーキスイッチセンサ12ハンドル角度センサ13、シフトレバー位置センサ14、イグニッションキー位置センサ15を直接状態検出部4に接続したが、これらセンサをECU25に接続し、ECU25を介してこれらセンサの情報を出力させることも可能である。
また、状態検出部4には、作動状態検出装置3として、ブレーキ圧センサ16、車速センサ17、前後方向加速度センサ18、横方向加速度センサ19、原動機回転数センサ20、原動機実トルクセンサ21、原動機実出力センサ22、スロットル開度センサ23、エアコンコンプレッサセンサ24、ECU25が接続されている。
ブレーキ圧センサ16は、ブレーキオイルの油圧を検出する。車速センサ17は、車両9の速度(以下、車速という)を検出する。前後方向加速度センサ18は、車両9の前後方向の加速度を検出する。横方向加速度センサ19は、車両9の横方向の加速度を検出する。原動機回転数センサ20は、原動機の回転数を検出する。原動機実トルクセンサ21は、原動機の実際のトルクを検出する。原動機実出力センサ22は、原動機の実際の出力を検出する。スロットル開度センサ23は、原動機のスロットルバルブの開度を検出する。エアコンコンプレッサセンサ24は、エアコンコンプレッサの作動又は非作動を検出する。
ECU25は、原動機目標トルク情報、原動機目標出力情報、目標アイドル回転数情報、オドメータ情報、時刻情報、現在位置情報、故障コード情報を出力する。原動機目標トルク情報は、ECU25が目標値としている原動機のトルクである。原動機目標出力情報は、ECU25が目標値としている原動機のトルクである。目標アイドル回転数情報は、ECU25が目指している原動機のアイドリング回転数である。オドメータ情報は、車両の走行距離である。時刻情報は、時計から得た時刻である。現在位置情報は、ECU25がGPSから得た車両9の位置である。故障コード情報は、ECU25による故障診断により得られた診断結果を表すコードである。
本実施形態では、作動状態検出装置2として、ブレーキ圧センサ16、車速センサ17、前後方向加速度センサ18、横方向加速度センサ19、原動機回転数センサ20、原動機実トルクセンサ21、原動機実出力センサ22、スロットル開度センサ23、エアコンコンプレッサセンサ24、ECU25を用いたが、これら以外にも車両9の作動状態を検出する装置を設置することも可能であり、必要に応じて設置する装置を変更することが可能である。また、本実施形態では、ブレーキ圧センサ16、車速センサ17、前後方向加速度センサ18、横方向加速度センサ19、原動機回転数センサ20、原動機実トルクセンサ21、原動機実出力センサ22、スロットル開度センサ23、エアコンコンプレッサセンサ24を直接状態検出部4に接続したが、これらセンサをECU25に接続し、ECU25を介してこれらセンサの情報を出力させることも可能である。
また、本実施形態では、ECU25から、原動機目標トルク情報、原動機目標出力情報、目標アイドル回転数情報、オドメータ情報、時刻情報、現在位置情報、故障コード情報を出力したが、これら以外にも車両9の作動状態を示す情報を出力することも可能であり、必要に応じて出力する情報を変更することが可能である。
データレコーダ1の状態検出部4には、操作状態検出装置2及び作動状態検出装置3から送られてきた車両状態データ(操作状態及び作動状態)を記録するデータ記録部6(状態記録手段)が接続されている。このデータ記録部6には、状態検出部4から送られてきた車両状態データを時系列順に連続的に、且つ一時的に記録する一時記録部7が設けられている。この一時記録部7は、新しい車両状態データを記録しつつ、古い車両状態データを消去することで、一定時間の車両状態データを記録することができる。また、データ記録部6には、一時記録部7に記録された車両状態データのうち長期的に記録する必要がある車両状態データを記録する長期記録部8が設けられている。このように、データ記録部6は、一時記録部7と長期記録部8とを備えることにより、時間を遡って必要な車両状態データ長期的に記録することが可能となっている。また、必要な車両状態データのみを長期記録することができるため、長期記録部8の記録容量を必要最小限に抑えることができ、これにより、コスト低減を図ることができる。
さらに、データレコーダ1の状態検出部4には、状態検出部4で検出した車両状態データに基づき、データ記録部6に車両状態データを記録する必要があるか否かを判定する記録条件判定部5(記録条件判定手段)が接続されている。この記録条件判定部5はデータ記録部6と接続されており、記録条件判定部5において車両状態データを記録する必要があると判定したとき(以下、記録基準時)に、データ記録部6に車両状態データの長期記録を開始するよう指示するデータ記録開始信号sを送信して、データ記録部6の一時記録部7に記録された車両状態データを長期記録部8に記録させる。このとき長期記録部8に記録される車両状態データは、記録基準時の前後の所定時間、例えば前後5秒間ずつ計10秒間の車両状態データである。
次に、本実施形態に係るデータレコーダ1におけるデータ処理の流れについて、図2に基いて説明する。図2に示すように、ステップP1において、データレコーダ1は、操作状態検出装置2及び作動状態検出装置3から送られてきた車両状態データを状態検出部4で検出する。状態検出部4で検出した車両状態データは、記録条件判定部5に読み込まれる。すなわち、センサ等の情報を記録条件判定部5に取り込む。
ステップP2において、記録条件判定部5は、第1判定条件として、前後方向加速度センサ18で検出された車両の減速方向の加速度(以下、減速度という)が所定値a1(例えば、2G程度)以上の状態であるか否か判定する。記録条件判定部5は、第1判定条件が成立した場合、ステップP8を実行し、それ以外の場合はステップP3を実行する。
ステップP3において、記録条件判定部5は、第2判定条件として、アクセル開度センサ10により検出されたアクセルの操作状態がアクセルオンの状態で、且つ、フットブレーキスイッチセンサ11により検出されたフットブレーキの操作状態がブレーキオンの状態で、且つ、車速センサ17により検出された車速が所定値(例えば、20〜30km/h程度)以下の小さい値の状態であるか否か判定する。記録条件判定部5は、第2判定条件が成立した場合、ステップP8を実行し、それ以外の場合はステップP4を実行する。
ステップP4において、記録条件判定部5は、第3判定条件として、アクセル開度センサ10により検出されたアクセル開度が所定値(例えば、アクセル全開の10パーセント程度)以上の状態で、且つ、前後方向加速度センサ18で検出された車両の減速度が所定値a2(例えば、1.0〜1.2G程度)以上の状態であるか否か判定する。なお、ここでの減速度の所定値a2は制動時の限界減速度と同程度とし、ステップP2における減速度の所定値a1よりも小さい値とする。すなわち、a2<a1とする。記録条件判定部5は、第3判定条件が成立した場合、ステップP8を実行し、それ以外の場合はステップP5を実行する。
ステップP5において、記録条件判定部5は、第4判定条件として、アクセル開度センサ10により検出されたアクセルの操作状態がアクセルオフの状態で、且つ、原動機回転数センサ20により検出された原動機の回転数が所定値(例えば、内燃機関の場合は毎分2500〜3000回転、モータの場合は毎分数百回転程度)以上の大きい値の状態で、且つ、車速センサ17により検出された車速が所定値(例えば、20〜30km/h程度)以下の小さい値の状態であるか否か判定する。記録条件判定部5は、第4判定条件が成立した場合、ステップP8を実行し、それ以外の場合はステップP6を実行する。
ステップP6において、記録条件判定部は、第5判定条件として、アクセル開度センサ10により検出されたアクセルの操作状態がアクセルオフの状態で、且つ、ECU25から送信されてきた原動機目標トルク情報の原動機の目標トルクが所定値(例えば、原動機の最大トルクの10%程度)以上、又は、ECU25から送信されてきた原動機目標出力情報の原動機の目標出力が所定値(例えば、原動機の最大出力の10%程度)以上の大きい値の状態で、且つ、車速センサ17により検出された車速が所定値(例えば、20〜30km/h程度)以下の小さい値の状態であるか否か判定する。記録条件判定部5は、第5判定条件が成立した場合、ステップP8を実行し、それ以外の場合はステップP7を実行する。
ステップP7において、記録条件判定部5は、第6判定条件として、アクセル開度センサ10により検出されたアクセルの操作状態がアクセルオフの状態で、且つ、原動機実トルクセンサ21により検出された原動機の実トルクが所定値(例えば、原動機の最大トルクの10%程度)以上、又は、原動機実出力センサ22により検出された原動機の実出力が所定値(例えば、原動機の最大出力の10%程度)以上の大きい値の状態で、且つ、車速センサ17により検出された車速が所定値(例えば、20〜30km/h程度)以下の小さい値の状態であるか否か判定する。記録条件判定部5は、第6判定条件が成立した場合、ステップP8を実行し、それ以外の場合はステップP1を再度実行する。
ステップP8において、記録条件判定部は、第7判定条件として、記録基準時から所定の時間(例えば、3秒間程度)内に車両が停車したか否か判定する。記録条件判定部は、第7判定条件が成立した場合、ステップP9を実行し、それ以外の場合はステップP1を再度実行する。
ステップP9において、記録条件判定部5は、データ記録部6にデータ記録開始信号sを送信してデータ記録部6の長期記録部に車両状態データを記録させる。このとき長期記録部8に記録される車両状態データは、データ記録部6の一時記録部7にバッファリングされている記録基準時の前後の所定時間(例えば、前後5秒間程度)内の車両状態データである。
また、このとき長期記録部8に記録される車両状態データの項目は、アクセル開度センサ出力データ、フットブレーキスイッチセンサ出力データ、ハンドブレーキスイッチセンサ出力データ、ハンドル角度センサ出力データ、シフトレバー位置センサ出力データ、イグニッションキー位置センサ出力データ、ブレーキ圧センサ出力データ、車速センサ出力データ、前後方向加速度センサ出力データ、横方向加速度センサ出力データ、原動機回転数センサ出力データ、原動機実トルクセンサ出力データ、原動機実出力センサ出力データ、スロットル開度センサ出力データ、エアコンコンプレッサセンサ出力データ、並びに、ECU出力データ中の原動機目標トルク情報、原動機目標出力情報、目標アイドル回転数情報、オドメータ情報、時刻情報、現在位置情報、及び、故障コード情報である。なお、オドメータ情報、時刻情報、現在位置情報については、記録基準時の1データのみを記録すればよい。このように、本実施形態では上記の項目を長期記録部8に記録される車両状態データとしたが、これ以外の項目を記録することも可能であり、必要に応じて記録する項目を変更することが可能である。
記録条件判定部5は、データ記録部6にデータ記録開始信号sを送信した後、ステップP1を再び実行する。なお、上述したステップP1からステップP9の処理は、イグニッションキー位置がON又はACCになったときに開始され、イグニッションキー位置がOFFになるまで繰り返される。
以上のように、上述した第2判定条件と第7判定条件とにより、減速度によらず、運転者の操作に基くことで、運転者の誤操作が原因の急発進事故を正確に判定し、車両状態データを記録することができる。また、第3判定条件と第7判定条件とにより、減速度のみによらず、運転者の操作にも基くことで、より小さな衝撃で運転者の誤操作が原因の急発進事故を正確に判定し、車両状態データを記録することができる。さらに、第4、第5又は第6判定条件と第7判定条件とにより、電気系統の異常等による車両9の誤作動が原因の急発進事故を正確に判定し、車両状態データを記録することができる。そして、記録した車両状態データを解析することで、急発進事故の原因を解明することができる。
本発明の一実施形態に係るデータレコーダのブロック図である。 本発明の一実施形態に係るデータレコーダにおけるデータ処理の流れを表したフロー図である。 本発明の一実施形態に係るデータレコーダを搭載した自動車の透視側面図である。
符号の説明
1 データレコーダ
2 操作状態検出装置(操作状態検出手段)
3 作動状態検出装置(作動状態検出手段)
4 状態検出部
5 記録条件判定部(記録条件判定手段)
6 データ記録部(状態記録手段)
10 アクセル開度センサ
11 フットブレーキスイッチセンサ
17 車速センサ
18 前後方向加速度センサ
20 原動機回転数センサ
21 原動機実トルクセンサ
22 原動機実出力センサ
25 ECU

Claims (2)

  1. 運転者による車両の操作状態を検出する操作状態検出手段と、
    車両の作動状態を検出する作動状態検出手段と、
    前記操作状態及び前記作動状態を記録する状態記録手段と、
    前記操作状態及び前記作動状態に基き前記状態記録手段に前記操作状態及び前記作動状態を記録するか否か判定する記録条件判定手段と
    を備え
    前記記録条件判定手段は、
    前記操作状態として前記運転者によるアクセルの操作状態と、フットブレーキの操作状態とを読み込み、前記作動状態として車速を読み込み、
    前記アクセルが操作され、且つ、前記フットブレーキが操作され、且つ、前記車速が所定値以下であることを記録条件として、前記状態記録手段に前記操作状態及び前記作動状態を記録させる
    ことを特徴とするデータレコーダ。
  2. 前記記録条件判定手段は、
    前記記録条件成立後所定の時間内に車両が停車した場合にのみ、前記状態記録手段に前記操作状態及び前記作動状態を記録させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータレコーダ。
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