JP2005226488A - 車両用電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイマ回路によって起動された際の供給動作電圧が比較的低い場合であっても、マイコンの起動履歴を確実に残すことが可能な車両用電子制御装置を提供すること。
【解決手段】ホストマイコン3がタイマ回路5によって起動された時に、タイマ回路5におけるレジスタ38に記憶される設定値を、当初の設定値から変更することで、ホストマイコン3の起動履歴を残す。これにより、動作電圧が比較的低い場合であっても、ホストマイコン3が起動した場合には、その起動履歴を残すことが可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用電子制御装置に関し、特に、イグニッションスイッチやキースイッチなど外部から入力される所定のスイッチ信号(以後、イグニッションスイッチという)のオフ時に、車両のエンジン等の制御対象機器に対して、エバポガスリークチェック等の所定の制御処理を行なう車両用電子制御装置に関する。
例えば、車両のエンジンを制御するエンジン制御装置は、一般に、車両のイグニッションスイッチがオンされるとバッテリから動作電源が供給されて、動作するように構成されている。しかし、近年、イグニッションスイッチがオフされているエンジン停止中においても、あるタイミングで特定の制御処理を実施させたいとの要求がある。
そのような特定の制御処理として、エバポパージシステムのエバポガスリークチェックがあげられる。エバポパージシステムとは、燃料タンクで発生する蒸発ガス燃料(以下、エバポガス)が大気中に放出されるのを防止するためのものである。このエバポパージシステムは、例えば特許文献1に開示されるように、エバポガスをキャニスタの吸着剤に一時的に吸着させ、このキャニスタに吸着したエバポガスをエンジンの運転状態に応じて、キャニスタの大気孔から吸入する新気とともにエンジン吸気管内にパージして燃焼させるように構成される。
このエバポパージシステムにおいて、燃料タンクや燃料タンクとキャニスタとの間のエバポ通路に穴や亀裂等が生じていると、エバポガスがキャニスタに吸着されずに大気に放出されてしまう。こうしたエバポパージシステムの故障による大気汚染を防止するために、エバポガスのリークを検出するエバポガスリークチェックが実施される。
エバポガスリークチェックでは、エバポパージシステムを電磁弁等によって密閉した状態で、その内部の圧力変動を圧力センサで検出することにより、エバポパージシステムの故障(すなわちエバポガスのリーク)の有無を診断する。
ところが、このようなリークチェックは、エンジンの高負荷での長時間運転後などでは、燃料タンク内の燃料が蒸発し易くなるため、正確な診断を行なうことが困難になる。このため、イグニッションスイッチのオフ後、一定時間経過した時にエンジン制御装置のホストマイコンを起動して、エバポガスリークチェックを行なうことが考えられる。
特開平8−35452号公報
上述したように、イグニッションスイッチのオフから一定時間経過したときに、エンジン制御装置のホストマイコンがエバポガスリ−クチェックを行なうためには、その一定時間を計時してホストマイコンを起動させるタイマ回路(ソークタイマ)を設ける必要がある。
ただし、このソークタイマが異常になると、エバポガスリークチェックが正しく行われないことになることから、ホストマイコンにてソークタイマの異常の有無を監視し、異常が生じた場合には確実に検出する必要がある。
ソークタイマの異常を検出するためには、例えば、ソークタイマの設定時間でホストマイコンが起動した履歴をホストマイコン内のスタンバイRAM(SRAM)に記憶し、次にイグニッションスイッチがオンされて、ホストマイコンが起動された時にSRAMの起動履歴の有無とソークタイマ内のカウンタ値との関係からソークタイマに異常が生じているかのダイアグ判定を実施する方法が考えられる。
しかしながら、この方法では、ソークタイマによるホストマイコンの起動時に、SRAMへの起動履歴の書き込みが正しく行ない得ないレベルまでホストマイコンに供給される動作電源が低下している場合、起動履歴をSRAMに正しく書き込む事が出来ない可能性が生じる。この結果、次にイグニッションスイッチがオンされて、ダイアグ判定を行なった場合、ソークタイマの異常を誤検出してしまう、といった問題が生じる
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、タイマ回路によって起動された際の供給動作電圧が比較的低い場合であっても、マイコンの起動履歴を確実に残すことが可能な車両用電子制御装置を提供することを目的とするものである。
上述した目的を達成するために、請求項1に記載の車両用電子制御装置は、
車両に搭載された制御対象機器を制御するマイコンと、
外部から入力される所定のスイッチ信号がオンされたとき、マイコンへの動作電源の供給を開始し、スイッチ信号がオフされたことに基づいて、動作電源の供給を停止する第1の電源回路と、
カウンタ、及びカウンタによるカウント値が所定時間に達したか否かを判断するための判定値を記憶するレジスタとを有し、カウンタは、スイッチ信号がオフされてからの経過時間をカウントし、そのカウント値が判定値に達すると第1の電源回路を起動する起動信号を出力して、第1の電源回路からマイコンに動作電源を供給させるタイマ回路と、
スイッチ信号がオフされた後においても、タイマ回路に動作電源を供給する第2の電源回路とを備え、
マイコンは、タイマ回路によって第1の電源回路が起動されて動作電源の供給を受けた場合、所定の制御処理を行なうとともに、その所定の制御処理の実行時に、レジスタに記憶された判定値を変更することを特徴とする。
ここで、例えば、マイコンがSRAMを備えて、マイコンの起動履歴をSRAMに書き込むようにする場合を想定すると、通常、マイコンの最低動作電圧よりもSRAMへの書き込み可能電圧の方が高いため、マイコンが起動されて所定の制御処理を実行しても、その起動履歴をSRAMに書き込むことができない事態が発生しえる。それに対して、レジスタに記憶される設定値の変更は、マイコンの最低動作電圧程度で可能となる。
そこで、請求項1に記載の車両用電子制御装置では、マイコンが所定の制御処理を実行する時に、タイマ回路におけるレジスタを利用してマイコンの起動履歴を残すようにした。具体的には、タイマ回路におけるレジスタは、通常、カウンタによるカウント値が所定時間に達したか否かを判断するための判定値を記憶しているが、マイコンによる所定の制御処理の実行時に、その判定値を異なる値に変更する。これにより、動作電圧が比較的低い場合であっても、マイコンが起動した場合には、その起動履歴をレジスタに残すことが可能になる。
請求項2に記載したように、マイコンによって判定値が変更された後は、タイマ回路は、起動信号の再度の出力を禁止するようにしても良い。これにより、再度,タイマ回路からの起動信号によってマイコンが起動されることがないため、レジスタにおいて変更後の値を確実に保存することができる。
タイマ回路からの起動信号の再度の出力を禁止する具体的な構成としては、請求項3のように、マイコンが判定値を、カウンタがカウント可能な範囲外の値に変更することにより、タイマ回路からの起動信号の再度の出力を禁止するようにすることができる。この場合、請求項4のように、カウンタが、スイッチ信号がオフされた時点からカウント動作を開始し、所定の限界値に達するとそのカウント動作を停止するものであり、マイコンは、その限界値を超えた値に設定値を変更するように構成することで、設定値をカウンタがカウント可能な範囲外の値に変更することができる。
また、請求項5のように、タイマ回路が起動信号を出力する際に、レジスタに記憶された判定値を参照し、その判定値がマイコンによって変更されている場合には、起動信号の出力を禁止する禁止回路を備えるように構成しても、タイマ回路からの起動信号の再度の出力を禁止することができる。
請求項6に記載の車両用電子制御装置は、マイコンが、スイッチ信号がオンされたことに起因して第1の電源回路から動作電源の供給を受けて動作を開始したとき、カウンタのカウント値とレジスタの設定値とに基づいて、タイマ回路によるマイコンの起動処理が正常であるか否かを判定することを特徴とする。
すなわち、カウンタのカウンタ値が当初のレジスタの設定値に達しており、かつ、設定値が変更されている場合、及びカウンタ値が当初の設定値に達しておらず、レジスタは当初の設定値を保持している場合、タイマ回路によるマイコンの起動処理は正常であると判定できる。逆に、カウンタ値が当初の設定値に達しているにもかかわらず、設定値が変更されていない場合、及びカウンタ値が当初の設定値に達していないにもかかわらず、設定値が変更されている場合、タイマ回路によるマイコンの起動処理は異常であると判定できる。
なお、上述した車両用電子制御装置は、請求項7に記載するように、マイコンは車両のエンジンを制御するものであり、所定の制御処理として、エンジンのエバポパージシステムを診断する処理を実行するものとして好適である。
以下、本発明による車両用電子制御装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、本実施形態では、車両用電子制御装置を、車両のエンジンを制御するエンジン制御装置に適用した例について説明するが、その他の車載機器の制御装置として適用することも可能である。
図1に、本実施形態におけるエンジン制御装置(エンジンECU)1の全体構成を示す。図1に示すように、エンジンECU1は、主に、エンジンの運転状態を制御するための各種の処理を実行するホストマイコン3と、イグニッションスイッチ(IGSW)13がオフされて、ホストマイコン3が動作を停止している時間をカウントするためのタイマ回路5と、タイマ回路5を動作させるための5vの動作電圧Vosを出力する電源回路7と、ホストマイコン3に5vの動作電圧Vomを出力する電源回路11とを備える。
電源回路7には、常時、車両のバッテリ15からバッテリ電圧VBが供給されている。電源回路7はこのバッテリ電圧VBから動作電圧Vosを生成して、タイマ回路5及びホストマイコン3の揮発性メモリ(SRAM)32に出力する。
タイマ回路5は、後述するエバポガスリークチェックを行なうタイミングを判別するために利用されるものである。すなわち、タイマ回路5は、IGSW13のオフに伴ってホストマイコン3が動作を停止するときに、ホストマイコン3によってカウント動作の開始が指示されると、カウント動作を開始するカウンタ36、及びそのカウンタ36のカウント値が所定時間に達したことを判定するための設定値を記憶するレジスタ38とを有している。
このカウンタ36とレジスタ38とはコンパレータ40に接続され、カウンタ36のカウント値とレジスタ38の設定値とが、コンパレータ40において比較される。そして、カウント値が設定値を上回ったときには、コンパレータ40からハイレベルの電源起動信号TSWが出力される。この電源起動信号TSWは、OR回路42を介して、メインリレー9のリレーコイルに与えられ、リレー接点をオンさせる。これにより、メインリレー9を介して、電源回路11にバッテリ電圧VBが供給され、電源回路11は動作電圧Vomを生成してホストマイコン3に出力する。なお、タイマ回路5がカウントする所定時間は、例えば5時間に設定される。
さらに、タイマ回路5は、ホストマイコン3と通信するための通信I/F34を備えている。この通信I/F34を介して、ホストマイコン3からカウンタ36のカウント動作の開始指示や、レジスタ38の書き換えるべき設定値を受信する。また、カウンタ36のカウント値やレジスタ38に記憶されている設定値を、通信I/F34を介して、ホストマイコン3へ出力する。
メインリレー9のリレーコイルに接続されるOR回路42には、コンパレータ40からの電源起動信号TSWの他に、車両のIGSW13を介して、IGSW13のオン・オフ状態を示すIGSW信号と、ホストマイコン3からの電源保持信号PIが入力されている。従って、コンパレータ40からハイレベルの電源起動信号TSWが出力されている場合、車両のIGSW13がオンされている場合、あるいは、ホストマイコン3からハイレベルの電源保持信号PIが出力されている場合のいずれかが成立すると、メインリレー9のリレーコイルが通電され、リレー接点がオンする。
ホストマイコン3は、制御プログラム等を格納するフラッシュROM等からなる不揮発性メモリ20、不揮発性メモリ20に格納されたプログラムに従ってエンジン等の制御処理や後述するエバポパージやリークチェックを実行するCPU22、CPU22における演算処理結果等を一時的に記憶するRAM等の揮発性メモリ24、スタータ信号STAや自動変速機のシフト位置信号を入力するとともに点火装置や燃料噴射装置に制御信号を出力するI/Oポート26、エンジンの吸気圧や水温等、制御に必要なセンサ信号をA/D変換するA/D変換器28、タイマ回路5との通信を行なう通信I/F30、及びエンジン等の制御に利用される学習制御データを記憶するスタンバイRAM等の揮発性メモリ32とから構成される。
ここで、学習制御データは、例えば、エンジンにおける空燃比状態を理論空燃比に近づけるための補正係数学習値、または、各センサの経年変化による出力のずれを補正するためのセンサ補正学習値等である。このような学習値は、車両が運転される毎に、センサ信号やエンジン等の制御対象機器の状態に基づいて更新され、その最新の学習値が揮発性メモリ32に一時的に記憶され、所定のタイミングで、不揮発性メモリ20に転送される。
このような学習値は、電源回路11からホストマイコン3への動作電圧Vomの供給が停止した場合であっても、揮発性メモリ32が継続的に保持する必要があるため、揮発性メモリ32は電源回路7からの動作電圧Vosの供給を受けるように構成されている。
本実施形態においては、ホストマイコン3が電源回路11から動作電圧Vomの供給を受けて動作を開始すると、まずOR回路42への電源保持信号PIをハイレベルにして、電源回路11から動作電圧Vomが出力される状態を維持する。一方、ホストマイコン3は、所定の動作停止条件が成立したと判断すると、電源保持信号PIをローレベルにして、電源回路11から動作電圧Vomの供給を停止させ、自己の動作を停止する。
なお、本実施形態における動作停止条件は、ホストマイコン3がIGSW13のオンに伴って起動された場合には、そのIGSW13がオフされてから必要な処理が終了した時点で成立し、また、IGSW13がオフされているときに、タイマ回路5の電源起動信号TSWがハイレベルになってホストマイコン3が起動された場合には、エバポパージシステムのエバポガスリークチェック等の必要な処理が終了した時点で成立する。
ここで、エバポパージシステム及びエバポガスリークチェックについて図2に基づいて簡単に説明する。図2に示すように、エバポパージシステムは燃料タンク44にエバポ通路46を介して接続されたキャニスタ48と、キャニスタ48からエンジンの吸気管50におけるスロットル弁52の下流側にエバポガスをパージするためのパージ通路54を備えている。そのパージ通路54には、電磁式のパージ弁56が設けられており、このパージ弁56によってパージ通路54を開閉することができる。
さらに、キャニスタ48の大気孔48aに新気(新たな大気)を導入するための新気導入通路58が形成されており、その新気導入通路58には、大気フィルタ60が設けられている。キャニスタ48の大気孔48aと新気導入通路58との接続部分には、キャニスタ48内に圧力を加えるための電動ポンプを含む電動ポンプモジュール62が設けられている。この電動ポンプモジュール62は、上述した電動ポンプの他に、大気孔48aを開閉する電磁弁、及びキャニスタ48内の圧力を検出する圧力センサとが一体に形成されたものである。
このようなエバポパージシステムにおいて、通常は、パージ弁56を閉じるとともに、電動ポンプモジュールの電磁弁を開いてキャニスタ48の大気孔48aを大気に開放することにより、燃料タンク44で発生したエバポガスをキャニスタ48に吸着させる。そして、エンジンの運転状態に応じてパージ弁56を開くことにより、吸気管50内が負圧であることを利用して、新気導入通路58からキャニスタ48の大気孔48aに流入する空気とともに、キャニスタ48に一旦吸着されたエバポガスを吸気管50にパージして、エンジンにて燃焼させる。
このエバポパージシステムのエバポガスリークチェックは、以下のような手順で実行される。まず、パージ弁56を閉じるとともに電動ポンプモジュール62の電磁弁を開いて電動ポンプを駆動し、キャニスタ48、エバポ通路46及び燃料タンク44内を負圧にし、その後、電動ポンプモジュール62の電磁弁を閉じる。そして、電動ポンプモジュール62の圧力センサによって、キャニスタ48内の圧力を規定時間ごとに測定する。このようにして測定された各圧力値の変化状態から、エバポパージシステムに故障が生じているか、具体的には、キャニスタ48、エバポ通路46及び燃料タンク44のいずれかに穴や亀裂が発生しているかを判定する。
なお、上述したエバポガスのパージやリークチェックは、ホストマイコン3によって実行される。
次に、ホストマイコン3で実行される処理について、図3及び図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、図3は、ホストマイコン3が実行する処理の全体を示すフローチャートであり、図4は、IGSW13によって起動された際に実行される、タイマ回路5のダイアグ判定処理を示すフローチャートである。
図3に示すように、ホストマイコン3が電源回路11からの動作電圧Vomの供給を受けて動作を開始すると、まずステップS100において、OR回路42への電源保持信号PIをハイレベルにして、電源回路11から動作電圧Vomが出力される状態を維持する。
続くステップS110では、タイマ回路5による起動であるか否かを判定する。具体的には、タイマ回路5におけるカウンタ36のカウント値を読み取り、そのカウント値がレジスタ38の設定値に達して、電源起動信号TSWがハイレベルになったのかを、読み取ったカウント値に基づいて判定する。すなわち、このステップS110では、ホストマイコン3の起動がIGSW13のオンに起因するものであるのか、それともタイマ回路5からの電源起動信号TSWに起因するものであるのかを判定するのである。なお、この場合、IGSW13の状態を読み取ってIGSW13のオンによる起動と判定したり、コンパレータ40からOR回路42への電源起動信号TSWのレベルを直接読み取って、タイマ回路5による起動と判定するようにしても良い。
ステップS110において、タイマ回路5による起動であると判定した場合には、ステップS120以降の処理を実行する。ステップS120では、上述した手順に従って、エバポパージシステムのリークチェックを実施する。このリークチェックの結果は、ホストマイコン3の揮発性メモリ32あるいは不揮発性メモリ20に書き込まれるが、動作電圧等により書き込みできない場合には、その旨を図示しない内部カウンタ等を用いて記録しておく。
ステップS120において、エバポガスのリークチェックが行なわれると、ステップS130において、タイマ回路5のレジスタ38の設定値を変更する。この設定値の変更について、図5(a)を参照して説明する。
本実施形態においては、図5(a)に示すように、タイマ回路5のカウンタ36は、初期値からカウントアップすることによってカウント動作を行なう。そして、そのカウント動作は、カウント値が所定の上限値に達すると停止するように設定されている。ただし、カウンタ36は、そのカウント動作がカウントアップのみに限られず、カウントダウンするものであっても良い。
一方、当初、レジスタ38に記憶される設定値は、カウンタ36のカウント動作が約5時間行なわれたときに、そのカウンタ36のカウント値と一致する値(例えば$1D)に設定されている。そして、この当初の設定値は、ステップS130の設定値の変更処理によって、上述したカウンタ36のカウント可能範囲の上限値よりも大きな値(例えば$3F)に変更される。これにより、一旦、タイマ回路5によってホストマイコン3が起動され、レジスタ38の設定値が変更されると、再度、タイマ回路5によってホストマイコン3が起動されることを禁止することができる。
その結果、タイマ回路5のレジスタ38は、確実に変更後の設定値を保持することができるとともに、ホストマイコン3の起動による電力消費を回避することができる。
次に、ステップS140にて、IGSW13がオンされたか否かを判定する。この判定は、IGSW信号の他、スタータ信号STAに基づいて判定しても良い。タイマ回路5によるホストマイコン3の起動中に、IGSW3がオンされた場合には、ホストマイコン3において、点火時期や燃料噴射量等のエンジン制御などを実行するべく、ステップS150に進む。一方、ステップS140にてIGSW13がオフされたままと判定した場合には、ステップS200に進む。
ステップS200では、ローレベルの電源保持信号PIを出力することにより、OR回路42からメインリレー9への通電を停止させ、電源回路11による動作電圧Vomの供給を停止させる。
次に、ホストマイコン3がIGSW13のオンにより起動された場合の処理について説明する。この場合、ステップS110において「No」、またはステップS140において「Yes」との判定がなされ、ステップS150以降の処理が行なわれる。
ステップS150では、タイマ回路5が正常か否かを判定するダイアグ判定処理を実施する。このダイアグ判定処理の詳細を図4のフローチャートに示す。
ダイアグ判定処理では、図4に示すように、まずステップS210において、カウンタ36のカウント値及びレジスタ38の設定値を読み出す。そして、ステップS220において、カウンタ36のカウンタ値が、当初のレジスタ38の設定値に等しい所定値($1D)より大きいか否かを判定する。このステップS220において「Yes」と判定された場合には、ステップS230に進み、「No」と判定された場合には、ステップS240に進む。
ステップS230では、レジスタ38の設定値が当初の値($1D)から変更されているか、すなわち変更後の所定値($3F)に等しいか否かが判定される。カウンタ36のカウント値が当初のレジスタ38の設定値(S1D)を超えた場合、タイマ回路5が正常であれば、図5(a)に示すように、ホストマイコン3が起動され、その際に、レジスタ38の設定値は所定値($3F)に変更されているはずである。従って、ステップS230において「Yes」と判定された場合には、ステップS250に進んで、タイマ回路5は正常であると判定する。
一方、カウンタ36のカウント値が当初のレジスタ38の設定値($1D)を超えているにもかかわらず、レジスタ38の設定値が所定の設定値($3F)に変更されていない場合、図5(b)に示すように、タイマ回路5に何らかの異常が生じて、ホストマイコン3の起動ができなかったと推測される。このため、ステップS230において「No」と判定された場合には、ステップS260に進んで、タイマ回路5は異常であると判定する。この場合、その異常コードを記憶したり、警告灯を点灯するなどの異常処理を行なう。
また、ステップS220において、カウンタ36のカウンタ値が当初のレジスタ38の設定値($1D)以下と判定された場合に実行されるステップS240では、レジスタ38の設定値が当初の設定値($1D)に等しいか否かが判定される。カウンタ36のカウント値が当初のレジスタ38の設定値($1D)以下である場合、タイマ回路5が正常であれば、ホストマイコン3は起動されず、レジスタ38の設定値は当初の設定値($1D)に維持されたままとなっているはずである。従って、ステップS240において「Yes」と判定された場合には、ステップS250に進んで、タイマ回路5は正常であると判定する。
一方、カウンタ36のカウント値が当初のレジスタ38の設定値($1D)以下であるにもかかわらず、レジスタ38の設定値が当初の設定値($1D)から所定の設定値($3F)に変更されている場合、タイマ回路5に何らかの異常が生じて、ホストマイコン3が起動されてしまった可能性がある。このため、ステップS240において「No」と判定された場合には、ステップS260に進んで、タイマ回路5は異常であると判定する。
このようにしてダイアグ判定を実施した後は、図3のフローチャートに示すように、ステップS160に進んで、各種のセンサ信号やシフト位置信号等に基づいて、点火時期や燃料噴射量、ストッロル弁の開度等のエンジン制御、及びエバポガスのパージ制御を実行する。そして、ステップS170では、IGSW13がオフされたか否かを判定し、オンのままである場合には、上述したステップS160のエンジン制御処理を継続して実行する。
ステップS170において、IGSW13がオフされたと判定された場合には、ステップS180に進み、タイマ回路5によるホストマイコン3の起動許可条件が成立しているか否かを判定する。具体的には、図4のフローチャートに示すダイアグ判定処理において、タイマ回路5が正常判定されている場合には条件成立、異常判定されている場合には条件不成立と判定する。
タイマ回路5による起動許可条件が成立したと判定された場合、ステップS190に進んで、タイマ起動処理を実行する。このタイマ起動処理では、カウンタ36をクリアすることにより、初期値からのカウント動作を開始させるとともに、レジスタ38に設定値($1D)を書き込む。これにより、カウンタ36のカウント値がレジスタ38の設定値($1D)を上回った時点で、コンパレータ40からハイレベルの電源起動信号TSWが出力されることになる。
なお、タイマ回路5による起動許可条件が不成立と判定された場合には、ステップS190の所定を実行することなく、ステップS200に進む。ステップS200では、上述したように、電源保持信号PIをローレベルにすることにより、ホストマイコン3は自己の動作を停止する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態においては、エバポパージシステムのリークチェックをIGSW13のオフ後、1回のみ実施するようにしているが、IGSW13のオフ後にリークチェックを複数回行なうようにしても良い。そのためには、例えば、タイマ回路5のカウンタ36のカウント可能な範囲において、段階的にレジスタ38の設定値を変更するようにすれば良い。これにより、IGSWのオフ後、複数回のリークチェックを行なえるとともに、タイマ回路5によるホストマイコン3の起動回数も、段階的に変更されるレジスタ38の設定値から判別することができる。
また、上述した実施形態では、タイマ回路5によってホストマイコン3が起動された場合、ホストマイコン3が、カウンタ36のカウント可能範囲外の値にレジスタ38の設定値を変更することで、再度のタイマ回路5による起動を禁止していた。しかしながら、再度のタイマ回路5による起動を禁止するために、例えば、コンパレータ40とOR回路42との間にANDゲート等を含む論理回路を設け、レジスタ38の値が変更されている場合には、AND回路の一方にローレベルの信号が入力されるように構成しても良い。この場合、コンパレータ40から電源起動信号TSWが出力されてもOR回路42に入力されないため、ホストマイコン3の再度の起動を禁止することができる。さらに、レジスタ38の値が変更されている場合には、コンパレータ40の比較動作を停止するように作動する論理回路を形成することも可能である。
なお、上述した場合には、ホストマイコン3は、レジスタ38の設定値を、カウンタ36のカウント可能範囲に係らず、任意の設定値に変更すれば良い。
本発明の実施形態におけるエンジン制御装置(エンジンECU)1の全体構成を示す構成図である。 エバポパージシステムの全体構成を示す構成図である。 ホストマイコン3が実行する処理の全体を示すフローチャートである。 IGSW13によってホストマイコン3が起動された際に実行される、タイマ回路5のダイアグ判定処理を示すフローチャートである。 (a)は、タイマ回路5の正常時における、タイマ回路5によるホストマイコン3の起動及びタイマ回路5のダイアグ判定処理を説明するためのタイムチャート、(b)は、タイマ回路5の異常時における、タイマ回路5のダイアグ判定処理を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
1…エンジン制御装置(エンジンECU)
3…マイコン
5…タイマ回路
7…電源回路、
9…メインリレー
11…電源回路
13…イグニッションスイッチ(IGSW)
15…バッテリ
36…カウンタ
38…レジスタ
40…コンパレータ
42…OR回路

Claims (7)

  1. 車両に搭載された制御対象機器を制御するマイコンと、
    外部から入力される所定のスイッチ信号がオンされたとき、前記マイコンへの動作電源の供給を開始し、前記スイッチ信号がオフされたことに基づいて、前記動作電源の供給を停止する第1の電源回路と、
    カウンタ、及びカウンタによるカウント値が所定時間に達したか否かを判断するための判定値を記憶するレジスタとを有し、前記カウンタは、前記スイッチ信号がオフされてからの経過時間をカウントし、そのカウント値が前記判定値に達すると前記第1の電源回路を起動する起動信号を出力して、前記第1の電源回路から前記マイコンに動作電源を供給させるタイマ回路と、
    前記スイッチ信号がオフされた後においても、前記タイマ回路に動作電源を供給する第2の電源回路とを備え、
    前記マイコンは、前記タイマ回路によって前記第1の電源回路が起動されて動作電源の供給を受けた場合、所定の制御処理を行なうとともに、その所定の制御処理の実行時に、前記レジスタに記憶された判定値を変更することを特徴とする車両用電子制御装置。
  2. 前記マイコンによって前記判定値が変更された後は、前記タイマ回路は、前記起動信号の再度の出力を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両用電子制御装置。
  3. 前記マイコンが前記判定値を、前記カウンタがカウント可能な範囲外の値に変更することにより、前記タイマ回路からの前記起動信号の再度の出力を禁止することを特徴とする請求項2に記載の車両用電子制御装置。
  4. 前記カウンタは、前記スイッチ信号がオフされた時点からカウント動作を開始し、所定の限界値に達するとそのカウント動作を停止するものであり、前記マイコンは、前記限界値を超えた値に前記設定値を変更することを特徴とする請求項3に記載の車両用電子制御装置。
  5. 前記タイマ回路は、前記起動信号を出力する際に、前記レジスタに記憶された判定値を参照し、その判定値が前記マイコンによって変更されている場合には、前記起動信号の出力を禁止する禁止回路を備えることを特徴とする請求項2に記載の車両用電子制御装置。
  6. 前記マイコンは、前記スイッチ信号がオンされたことに起因して前記第1の電源回路から動作電源の供給を受けて動作を開始したとき、前記カウンタのカウント値と前記レジスタの設定値とに基づいて、前記タイマ回路による前記マイコンの起動処理が正常であるか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両用電子制御装置。
  7. 前記マイコンは車両のエンジンを制御するものであり、前記所定の制御処理として、前記エンジンのエバポパージシステムを診断する処理を実行することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の車両用電子制御装置。
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