JP2021020498A - 車両診断装置 - Google Patents
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Abstract
Description
[1.構成]
図1に示す車両診断装置10は、CPU12と、ROM20と、RAM30と、フラッシュメモリ40とを少なくとも有するマイクロコンピュータを備えている。外部ツール100は、例えば車両検査が行われるときに、コネクタまたは無線により車内ネットワークを介して車両診断装置10に接続される。
[2−1.診断情報のアクセス処理]
図2と図3とに、診断情報に対するアクセス処理の一例を示す。
図2の通常時に示すように、CPU12は、診断処理プログラム22を実行して異常を検出すると、異常に関する診断コードと異常時の車両情報等を、診断情報としてRAM30の診断情報記憶領域32とフラッシュメモリ40の診断情報記憶領域42とに書き込んで記憶する。
図2の制限期間に示すように、CPU12は、診断処理プログラム22を実行して異常を検出すると、RAM30の診断情報記憶領域32とフラッシュメモリ40の診断情報記憶領域42とに加え、RAM30の一時データ記憶領域34に異常に関する診断情報を書き込んで記憶する。
図4に示すシーケンス図に基づいて、制限期間における診断処理の例として、車両検査における診断処理の流れを説明する。外部ツール100は車両に接続されており、車両診
断装置10と通信可能である。
以下、CPU12が診断処理プログラム22を実行することにより処理される本実施形態の診断処理の詳細について説明する。
(1)制御期間判定処理
図5に示すフローチャートに基づいて、フラッシュメモリ40の診断情報記憶領域42へのアクセスを制限する制限期間の判定処理について説明する。図5に示す制限期間判定処理は、所定時間間隔で実行される。
かを判定する。S406の判定がNoである、つまり終了トリガが発生しなかった場合、本処理は終了する。
図6に示すフローチャートに基づいて、診断情報の読み出し処理について説明する。図6に示す診断情報読み出し処理は、車両診断装置10が外部ツール100から診断情報の取得要求を受信すると実行される。
後述するように、CPU12が制限期間中に診断処理プログラム22を実行して異常を検出すると、一時データ記憶領域34には少なくともDTCが記憶される。そして、DTCが示す異常の種類によっては、DTC以外の車両情報が必要なことがある。
S426の判定がYesである、つまりフラッシュメモリ40の診断情報記憶領域42から診断情報を取得する必要のあるDTCの場合、CPU12は処理をS428に移行する。
S430においてCPU12は、これまで取得した診断情報に加え、エンジンを運転させているときにRAM30に記憶されているDTCに関連する情報を読み出して取得し、外部ツール100に送信する。
図7に示すフローチャートに基づいて、診断情報の記憶処理について説明する。図7に示す診断情報記憶処理は、CPU12が診断処理プログラム22を実行し、異常を検出すると実行される。
(1)DTCだけ。
(3)DTCと、フルセットの診断情報に含まれない車両情報として、例えば、車両検査のために接続される外部ツール100のIDと車両検査の場所。
S446の判定がNoである、つまり通常時の診断と異なる診断情報を記憶しない場合、S448においてCPU12は、通常時と同じ診断情報を取得する。
S450の判定がNoである、つまりDTCによって異なる所定の診断情報を記憶する場合、S452においてCPU12は、異常の種類毎に異なる診断情報を取得する。
S456においてCPU12は、S448、S452、454のいずれかで取得した診断情報を一時データ記憶領域34に記憶し、処理をS458に移行する。
以上説明した上記実施形態では、RAM30の一時データ記憶領域34が揮発性の一時データ記憶部に対応し、フラッシュメモリ40の診断情報記憶領域42が書き換え可能な不揮発性の診断情報記憶部に対応する。また、診断処理プログラム22を実行するCPU12が、診断部と判定部と情報管理部とに対応する。
[3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(3d)制御期間中だけ一時データ記憶領域を確保し、制御期間が終了すると一時データ記憶領域を解放するので、制御期間以外の期間においてRAMの記憶容量が増加する。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
よい。あるいは、本開示に記載の車両診断装置10およびその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の車両診断装置10およびその手法は、一つまたは複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサおよびメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記憶媒体に記憶されてもよい。車両診断装置10に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
Claims (10)
- 車両を診断して異常を検出するように構成された診断部(12、S5)と、
前記診断部が検出する前記異常に関する診断情報が記憶される書き換え可能な不揮発性の診断情報記憶部(42)と、
所定の開始トリガと所定の終了トリガとの間で期間が決定され、前記診断情報記憶部に対する外部ツール(100)からのアクセスが制限される制限期間であるか否かを判定するように構成された判定部(12、S400〜S410)と、
前記判定部が前記制限期間であると判定すると、前記診断情報記憶部に対する前記外部ツールからのアクセス要求を制限し、前記制御期間ではない場合、前記診断情報記憶部に対する前記外部ツールからのアクセス要求を許可するように構成された情報管理部(12、S440〜S470)と、
を備える車両診断装置。 - 請求項1に記載の車両診断装置であって、
揮発性の一時データ記憶部(34)をさらに備え、
前記情報管理部(S444、S456、S458、S470)は、前記制限期間中において、前記診断情報記憶部と前記一時データ記憶部との両方に前記診断情報を記憶するように構成されている、
車両診断装置。 - 請求項1に記載の車両診断装置であって、
揮発性の一時データ記憶部(34)をさらに備え、
前記情報管理部(S444、S456、S458)は、前記制限期間中において、前記診断情報を前記診断情報記憶部に記憶せず、前記一時データ記憶部に記憶するように構成されている、
車両診断装置。 - 請求項2または3に記載の車両診断装置であって、
前記情報管理部(S444、S458)は、前記制限期間中において、前記診断情報が示す前記異常の種類により、前記診断情報を前記診断情報記憶部と前記一時データ記憶部との両方に記憶するか、または前記診断情報記憶部または前記一時データ記憶部のいずれかに記憶するか、または前記診断情報記憶部と前記一時データ記憶部とのいずれにも記憶しないかを選択するように構成されている、
車両診断装置。 - 請求項2から4のいずれか1項に記載の車両診断装置であって、
前記情報管理部(S424、S426、S444、S456、S458)は、前記制限期間中の前記診断情報に対する前記外部ツールからのアクセス要求に対する処理を、前記診断情報記憶部ではなく少なくとも前記一時データ記憶部に対して実行するように構成されている、
車両診断装置。 - 請求項2から4のいずれか1項に記載の車両診断装置であって、
前記情報管理部(S424〜S428、S444、S456、S458、S470)は、前記制限期間中の前記診断情報に対する前記外部ツールからのアクセス要求に対する処理を、少なくとも前記診断情報記憶部と前記一時データ記憶部との両方に対して実行するように構成されている、
車両診断装置。 - 請求項2から6のいずれか1項に記載の車両診断装置であって、
前記情報管理部(S402、S408)は、前記開始トリガが発生すると前記一時データ記憶部の記憶領域を確保し、前記終了トリガが発生すると前記一時データ記憶部の記憶領域を解放するように構成されている、
車両診断装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の車両診断装置であって、
前記情報管理部(S440、S446、S450、S454、S460、S462、S466)は、前記制限期間中と前記制限期間外とにおいて、前記異常に対し異なる前記診断情報を記憶するように構成されている、
車両診断装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の車両診断装置であって、
前記情報管理部(S452、S464)は、前記制限期間中において、前記異常の種類に応じて異なる前記診断情報を記憶するように構成されている、
車両診断装置。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の車両診断装置であって、
前記情報管理部(S458)は、前記制限期間中において、前記異常の種類に基づいて前記診断情報記憶部に前記診断情報を記憶するか否かを選択するように構成されている、
車両診断装置。
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