JP2010174933A - 伝動ベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付け性あるいは生産性の良好な伝動ベルトを提供すること。
【解決手段】リングRと、そのリングRを収容する凹部7が形成された複数のエレメントEとにより組み付けられるベルトであって、エレメントEの前面3fおよび後面3rに、前面3fから外部に突出させられたボス部11と、後面3rから内部にくり抜かれるとともに隣接する他のエレメントEのボス部11と嵌り合うホール部12とが形成された伝動ベルトBにおいて、複数のエレメントEを、ボス部11およびホール部12が、前面3fおよび後面3rのベルト幅方向における中央部分にそれぞれ形成された普通エレメントEaと、互いに嵌り合うボス部16およびホール部15が、ベルト幅方向における中央部分と異なる位置に形成された、整列した状態で互いに隣接する少なくとも一対の特殊エレメントEa,Ebとにより構成した。
【選択図】図5

Description

この発明は、多数の板片状のエレメントを環状に配列し、それらのエレメントを帯状のリングに組み付けることにより環状に結束して構成した伝動ベルトに関するものである。
ベルト式無段変速機などに用いられるベルトとして押圧式の伝動ベルトが知られている。この種の伝動ベルトは、エレメントもしくはブロックなどと称される板状の小片(以下、エレメント)を整列させて、すなわちエレメントを、互いに姿勢を揃えて対向させ、かつ互いに隣接させて環状に配列し、それらのエレメントをリングもしくはフープもしくはバンドなどと称される環状体(以下、リング)で結束して構成されている。そのエレメントの左右両側面はV字状に形成され、そのV字状の部分がいわゆるフランク面であって、プーリにおけるV溝の内面に接触し、ここでトルクを伝達するように構成されている。
このように構成された伝動ベルトをプーリによって挟み付けると、エレメントに対してはこれを外周側に押し出す力が作用する。したがって、各エレメントを結束しているリングには張力が作用する。この状態でプーリが回転すると、そのプーリに挟み付けられているエレメントはプーリと共に回転するが、伝動ベルトは駆動側のプーリと従動側のプーリとの間に張られているので、そのいわゆる直線部分でエレメントはプーリから押し出され、先行するエレメントを押圧する。こうして順次押圧されるエレメントは、従動側のプーリにおけるV溝に入り込むとともにそのV溝に挟み込まれ、その従動側のプーリと共に回転することによってそのプーリにトルクを伝達する。
このように、従来の伝動ベルトは、多数のエレメントとこれを結束するリングとを主体として構成されている。そして、その一例が特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載された伝動ベルトは、環状に配列されたエレメントの外周側にリングを配置し、そのリングにより各エレメントを結束することによって構成されている。すなわち、各エレメントには、外周側に開口するリングを収容するための凹部が形成され、その凹部の開口端の左右両側には、リングの抜け止めのためにフック部が形成されている。その凹部のいわゆる底面部分が、リングが接触するサドル面であって、そのサドル面に接近した位置にロッキングエッジが形成されている。このロッキングエッジは、各エレメントが互いに接触した状態で厚さ方向に回転する際の中心となる稜線部分である。
したがって、環状に配列されたエレメントは、リングに沿って湾曲した状態に配列されることになり、その湾曲部分では、各エレメントがいわゆる扇状に開いた状態に並び、そのため、各エレメントの外周側の部分の間隔が広くなり、これに対して内周側(環状に配列した状態での内周側。以下同じ)の部分の間隔が狭くなる。各エレメントは相互の接触状態を維持しつつこのように回動する必要があるので、その回動の中心となり、また接触状態を維持する箇所となるロッキングエッジが、サドル面に可及的に近い位置に形成されている。そして、各エレメントにおけるロッキングエッジより内周側の部分は、ロッキングエッジより外周側の部分より薄く形成されている。具体的には、前面もしくは正面などと称される一方の面が、後面もしくは背面などと称される他方の面側に後退している。
さらに、上述した伝動ベルトがプーリに巻き掛かっている状態ではプーリによる挟圧力とリングによる結束力とによってエレメントが保持されるのに対して、プーリ同士の間では、各エレメントはリングによって吊り下げられた状態もしくはエレメント同士が挟み付け合っている状態になる。すなわち各エレメントの面方向の移動を規制する荷重が特には作用しない。そのため、各エレメントの面方向の相対位置を規制するために、前面から外部に突出した突起部と、後面から内部にくり抜かれて突起部が緩く嵌合する窪み部とが設けられている。これらの突起部および窪み部は、伝動ベルトがプーリに巻き掛かっている場合およびプーリ間に張られて直線状になっている場合のいずれにおいても嵌合状態を維持するように構成されており、したがって突起部の先端は、ロッキングエッジよりも突出するように形成されている。
特開2008−51322号公報
上記の特許文献1に記載されている伝動ベルトのリングは、金属製であって実質的には弾性がない(例えば組み付け時に作用する程度の張力に対してはほとんど弾性変形しない)帯状の部材により構成されている。そしてこの特許文献1に記載されている伝動ベルトは、リングをエレメントの外周側に配置する構成であり、しかもサドル面が外周端より内側に設けられている構成であるので、伝動ベルトとして必要とする全数のエレメントを環状に配列した状態で、それらのエレメントにリングを巻き掛けることはできない。したがって、ベルトを組み立てるには、リングに対してエレメントを所定数ずつ組み付け、最終的には、1枚のエレメントを、先に組み付けられているエレメントの間に押し込むことになる。
しかしながら、特許文献1に記載されている従来の伝動ベルトでは、前面に形成された突起部がロッキングエッジよりも突出しているため、最後の1枚のエレメントを組み付ける場合に、その突起部が、既に組み付けられている隣接するエレメントの内周側の端部に引っ掛かってしまう。その場合、最後の1枚のエレメントを押し込む箇所の両側のエレメントの隙間を広げるように大きい力を加えることにより、突起部のいわゆる引っ掛かりを解消して組み付けを完了させることができる。しかしながら、そのためには、相当に強い力を作用させる必要があり、また熟練した作業を要することになるので、伝動ベルトの組み付け性あるいは生産性を向上させる際の障壁となっていた。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、組み付け性あるいは生産性の良好な伝動ベルトを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、帯状のリングを収容する凹部が形成された板片状の複数のエレメントを、前記凹部の開口側を外周側に向けて環状に整列させて、前記凹部に前記リングを嵌め込んで前記エレメントの列を結束することにより組み付けられるベルトであって、前記整列した状態で前後に隣接する他のエレメントとそれぞれ対向する前記エレメントの前面および後面に、前記前面から外部に突き出たボス部と、隣接する他のエレメントの前面に対向する前記後面から内部に窪んで該隣接する他のエレメントの前記ボス部と嵌り合うホール部とが形成された伝動ベルトにおいて、前記複数のエレメントが、前記ボス部および前記ホール部が前記前面および前記後面の前記ベルトの幅方向における中央部分にそれぞれ形成された普通エレメントと、互いに嵌り合う前記ボス部および前記ホール部が前記中央部分と異なる位置に形成された、前記整列した状態で互いに隣接する少なくとも一対の特殊エレメントとから構成されていることを特徴とする伝動ベルトである。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記特殊エレメントにおける前記ホール部が、前記後面から前記前面まで貫通する貫通穴である伝動ベルトである。
エレメントの凹部にリングを嵌め込んでエレメントとリングとを組み付ける際に、リングに既に組み付けられているエレメント(既設エレメント列)同士の間にその環状の配列状態での内周側から他のエレメント(挿入エレメント)を挿入する場合、その挿入エレメントにおける前面に形成されたボス部が既設エレメント列における後面の内周側端部に干渉する場合がある。このとき、この請求項1の発明によれば、標準エレメントの前面と後面とのベルトの幅方向における中央部分に、ボス部とホール部とがそれぞれ形成される。それに対して、少なくとも一対の特殊エレメントの互いに嵌り合うボス部とホール部とが、ベルトの幅方向における中央部分とは異なった位置に、すなわち、ベルトの幅方向における中央部分を除いたいずれか一方の端部側付近に形成される。
そのため、既設エレメント列の間に挿入エレメントを挿入して組み付ける際に、例えば、標準エレメントによる既設エレメント列をベルトの幅方向に屈曲もしくは湾曲させて、それら標準エレメントの列の間の隙間、特に幅方向におけるいずれか一方の端部側付近の隙間を拡げ、その隙間が拡げられた部分に少なくとも一対の特殊エレメントを配置して組み付けることにより、その隙間が拡げられた側の端部から特殊エレメントのボス部を容易に挿入することができる。すなわち、特殊エレメントのボス部と既設の標準エレメントにおける後面の内周側端部との干渉を回避もしくは抑制することができる。したがって、リングに組み付ける挿入エレメントの最後の1枚もしくは数枚に、少なくとも一対の特殊エレメントを用いることにより、それら既設の標準エレメントの列の間に特殊エレメントを容易に押し込んで組み付けることができる。その結果、ベルト全体として組み付け性あるいは生産性を一層向上させることができる。
また、請求項2の発明によれば、特殊エレメントのホール部が、エレメントの板厚方向で後面から前面まで貫通してくり抜かれた貫通穴により構成される。この発明のエレメントをプレス加工により成形する場合、ホール部を、貫通穴ではなく、またボス部と対をなさない単独の座ぐり穴状の形状とすると、プレス成形の際の素材の流動の観点からプレス加工の難易度が高くなる。それに対して、この請求項2の発明では、上記のように特殊エレメントのホール部が貫通穴になっているので、穴を打ち抜き加工することによりホール部を成形することができる。したがって、ホール部を成形する際の素材の流動を考慮する必要がなくなり、プレス加工により特殊エレメントのホール部を容易に成形することができる。
この発明に係る伝動ベルトの構成を示す図であって、特に、この発明の標準エレメントを構成する第1エレメントの構成を説明するための模式図である。 この発明に係る伝動ベルトの構成を示す図であって、特に、図1に示す第1エレメントと対になって、この発明の特殊エレメントを構成する第2エレメントの構成を説明するための模式図である。 この発明を適用しない従来の伝動ベルトのエレメントとリングとの組み付け状態を説明するための模式図である。 この発明を適用しない従来の伝動ベルトのエレメントとリングとの組み付け状態、特に突起部の干渉状態を説明するための模式図である。 この発明を適用した伝動ベルトの一例において、エレメントとリングとの組み付け状態を説明するための模式図であって、エレメントを上面視した(外周側から視た)断面図である。 この発明を適用した伝動ベルトのその他の例において、エレメントとリングとの組み付け状態を説明するための模式図であって、エレメントを上面視した(外周側から視た)断面図である。
つぎに、この発明を図面を参照して具体的に説明する。先ず、この発明の伝動ベルトを構成するエレメントおよびリングの構成を、図1に基づいて説明する。図1において、伝動ベルトBは、例えば、ベルト式無段変速機の駆動側(入力軸)プーリと従動側(出力軸)プーリとに巻き掛けられて、それらのプーリの間で動力を伝達するベルトの例を示している。そして、この発明における多数のエレメントEは、例えば金属製の板片状の部材からなり、その幅方向(図1の(a)のx軸方向)における左右の側面1,2が、テーパ状の傾斜した面として形成された本体(基体)部3を有し、そのテーパ状に傾斜した両側面1,2が、ベルト式無段変速機の駆動側プーリあるいは従動側プーリであるプーリ4のベルト巻き掛け溝(V形溝)4aに摩擦接触してトルクを伝達するようになっている。
本体部3の幅方向における左右の両端部分に、本体部3の一部であって、エレメントEの上下方向(もしくは高さ方向)(図1のy軸方向)での上方に延びた左右の柱部5,6がそれぞれ形成されている。したがって、本体部3の図1での上側のエッジ部分である上端面3aと、両柱部5,6の本体部3の幅方向における中央を向いた左右の内側面5a,6aとによって、エレメントEの上側すなわち伝動ベルトBとしての外周側に開口した凹部7が形成されている。
凹部7は、互いに密着して環状に配列されたエレメントEを環状に結束するための帯状のリングRを、その内側に嵌め込んで収容するための空間部分であり、したがって上端面3aが、リングRの内周面を接触させて載せるサドル面3aとなっている。
リングRは、例えば、金属製で環状の薄い帯状体(単リング)を径方向(もしくは厚さ方向)に複数層に重ねたいわゆる積層リングである2列(もしくは2条)の分割リング13,14によって形成されていて、これら分割リング13,14が、幅方向で2列に並列させた状態で、上記の凹部7に収容されるようになっている。そして、これら分割リング13,14における各単リング同士の重ね合わせ状態もしくは積層状態は、各単リングの張力や各単リング同士の間の摩擦力等によって保持されている。
左右の両柱部5,6の上端部分には、左右の先端部8a,9aがそれぞれ本体部3の幅方向における中央に向かって延出した左右の抜け止め部8,9が、それぞれ両柱部5,6と一体に形成されている。言い換えると、凹部7の開口端(凹部7における伝動ベルトBの外周側の端部)側の両内側面5a,6aに、凹部7の幅方向における中心側に向けた抜け止め部8,9がそれぞれ形成されている。そのため、凹部7の開口幅W1が、凹部7の開口端側で対向する両先端部8a,9aの間の距離W1によって決定されている。そして、凹部7の底部7a(すなわちサドル面(上端面)3a)側では、両先端部8a,9a間の距離(開口幅)W1よりも広い内幅W2となっている。
前述したように、リングRは、2列の分割リング13,14によって構成されていて、そのため、各分割リング13,14を周長方向の一部において部分的に径方向(もしくは厚さ方向)で互いに重なり合わせることによって、リングRとして、分割リング13と分割リング14とが径方向に互いに重なり合った重ね合わせ状態と、分割リング13と分割リング14とが幅方向に互いに並列した並列状態とを同時に設定できるようになっている。
また、リングRは、並列状態でのリングRの全幅(すなわち、分割リング13の幅と分割リング14の幅との合計)D1が、上記の開口幅W2よりも広くなり、かつ内幅W1よりも狭くなるように、各分割リング13,14の幅寸法、および凹部7の各部の形状・寸法が設定されて形成されている。さらに、リングRを重ね合わせ状態にすることにより、リングRの全幅を一時的に開口幅W2よりも狭くすることができるように、各分割リング13,14の幅寸法、および凹部7の各部の形状・寸法が設定されて形成されている。
したがって、リングRを重ね合わせ状態にすることにより、その重ね合わせ状態の部分を、凹部7の両先端部8a,9aの間、すなわち開口部7bを通過させて凹部7に嵌め込むことができる。そしてリングRの重ね合わせ状態の部分を開口部7bを通過させて凹部7に嵌め込んだ後に、エレメントEをリングRの並列状態の部分まで移動させること、もしくはリングRの凹部7が嵌め込まれた部分を並列状態に戻すことによって、凹部7内においてリングRを両抜け止め部8,9の内周側の部分で係止し、凹部7からのリングRの離脱を防止すること、すなわちリングRを凹部7に嵌め込んで係合させることができる。
この伝動ベルトBを構成する多数のエレメントEは、環状に配列された状態でリングRによって結束され、その状態で駆動側および従動側のそれぞれのプーリ4に巻き掛けられる。したがってプーリ4に巻き掛けられた状態では、各エレメントEが、プーリ4の中心に対して扇状に拡がり、かつ互いに密着する必要があるため、各エレメントEの図1での下側の部分(環状に配列した状態での中心側の部分)が薄肉に形成されている。
すなわち、本体部3の前面3f(図1の(b),(c)における左側の面)での、エレメントEの上下方向におけるサドル面3aの位置から下側の部分が削り落とされた状態で次第に薄肉化されている。したがって、各エレメントEが扇形に拡がって接触する状態、言い換えると、各エレメントEがプーリ4に巻き掛かり円弧状に湾曲して配列されて伝動ベルトBが湾曲するベルト湾曲状態で、その板厚の変化する境界部分で接触する。この境界部分のエッジが、いわゆるロッキングエッジ10となっている。
この種のエレメントEのサドル面3aは、多数のエレメントEを結束しているリングRが接触しているので、伝動ベルトBがトルクを伝達している状態では、その接触圧が大きくなるのに対して、エレメントEが直線状に配列されている状態からプーリ4に巻き掛かって扇状に開く場合には、リングRとサドル面3aとの間に摺動が生じ、それに伴って大きい摩擦力が生じる。このとき、エレメントEの上下方向における上記のサドル面3aとロッキングエッジ10との間の距離が長くなると、リングRとサドル面3aとの間の摩擦力によるモーメントが大きくなり、リングRとサドル面3aとの間で一層摺動が生じ易くなる。その結果、伝動ベルトBの運転時における摩擦損失が増大して伝動ベルトBの伝動効率が低下してしまうおそれがある。
そのことに対して、上記のようにエレメントEの上下方向におけるサドル面3aの位置と同じか、もしくはほぼ同じ位置に、ロッキングエッジ10を形成することによって、リングRとサドル面3aとの間の摩擦力によるモーメントを可及的に小さくすることができ、その結果、伝動ベルトBの運転時における摩擦損失を低減して伝動ベルトBの伝動効率を向上させることができる。
エレメントEの本体部3の幅方向における中央部分には、各エレメントEがプーリ4に巻き掛からず直線状に配列されるベルト直線状態において各エレメントEの相対的な位置を決めるためのボス11とホール12とが形成されている。具体的には、本体部3の前面3fに、外側に凸となる円錐台形のボス11が形成されている。そして、このボス11とは反対側の後面3r(図1の(b),(c)における左側の面)に、内側に凹となって隣接するエレメントEにおけるボス11を緩く嵌合させる有底円筒状のホール12が形成されている。言い換えると、エレメントEの前面3fに、その前面3fから外部へ突き出たボス11が形成され、そのエレメントEに隣接する他のエレメントEの前面3fと対向するエレメントEの後面3rに、前記の他のエレメントEのボス11と嵌り合うホール12が形成されている。
そして、エレメントEの本体部3の幅方向における中央部分と異なる位置に、具体的には、エレメントEの本体部3の幅方向における一方(図1の(a)では右側)の端部付近には、後述する図2に示す第2エレメントEbのボス16と嵌り合うホール15が形成されている。このホール15は、エレメントEの後面3rから前面3fまでくり抜かれて貫通している貫通穴として形成されている。
この発明に係る伝動ベルトBを構成するエレメントEは、上記のように、ロッキングエッジ10よりも内周側(図1では下側)にボス11およびホール12が形成され、かつこれらボス11およびホール12が形成されている部分の厚さが薄くなっており、そしてロッキングエッジ10よりも外周側(図1では上側)の部分が厚くなっている。したがって、リングRが直線状に引っ張られている状態でエレメントEが直線状に配列されている状態では、各エレメントEは板厚の厚い部分で相互に接触し、これに対して、リングRが湾曲した状態でそのリングRに即して各エレメントEが扇状に開いたように配列されている状態では、各エレメントEはそれぞれのロッキングエッジ10で互いに接触する。そのため、これらいずれの場合であってもボス11が隣接するエレメントEのホール12に嵌合した状態を維持するために、ボス11はロッキングエッジ10あるいはそれよりも外周側の板厚の厚い部分よりも突出するように形成されている。
このように、ベルト直線状態でこれらのボス11とホール12とが嵌合することによって、その状態におけるエレメントE同士の図1の(a)での左右方向および上下方向の相対位置を決めることができ、例えばベルト式無段変速機にこの伝動ベルトBを使用した場合、プーリに巻き掛かった伝動ベルトBの走行時におけるがたつきを防止して、ベルト式無段変速機を安定して運転することができる。
このように、この発明に係る伝動ベルトBを構成するエレメントEは、その前面3fからボス11が突出しているので、エレメントEとリングRとを組み付ける際に、隣接して組み付けられるエレメントE同士のボス11の部分で干渉が生じると、その干渉が生じているエレメントEの組み付けが困難になる。例えば図3,図4に示す例のように、最後の数枚のエレメント101を、既に組み付けが完了している他のエレメント102,103の間に押し込む場合、最後のエレメント101を他のエレメント102,103の間に挿入すると、そのエレメント101のボス104が、エレメント101の前面側(図3,図4の左側)に隣接するエレメント102の後面(図3,図4の右側の面)の内周側端部に干渉し、また、エレメント101の後面(図3,図4の右側の面)の外周側端部に、エレメント101の後面側に隣接するエレメント103のボス105が干渉する。これらの干渉を回避するため、図4に示すように、エレメント102,103の間隔を左右に拡げる必要があるが、既に組み付けられている他のエレメントは互いに接触して密に組み付けられているので、それらエレメント102,103の間隔をそれ以上に拡げるには、相当に強い力や熟練した作業が必要になる。
一方、最後の1枚もしくは最後の数枚を除いて既に組み付けが完了しているエレメントEの列は、ベルトの幅方向に対しては比較的容易に屈曲もしくは湾曲させることができる。そのため、既に組み付けが完了しているエレメントEの列をベルトの幅方向に屈曲もしくは湾曲させることにより、互いに隣接するエレメントE同士の隙間のうち、幅方向における一方の端部を比較的容易に拡げることができる。したがって、エレメントEのボス11が、本体部3の幅方向における中央部分ではなく、本体部3の幅方向における端部付近に形成されていれば、上記のようなエレメントEとリングRとを組み付ける際の最終段階でのボス11の干渉を回避することができる。
そこで、この発明に係るエレメントEは、上記の図1に示すような、ボス11およびホール12が本体部3の幅方向における中央部分に形成された第1エレメントEaと、次の図2に示すような、互いに嵌り合うボス16およびホール17が本体部3の幅方向における中央部分と異なる位置に形成された第2エレメントEbとの2種類のエレメントから構成されている。
図2に示す第2エレメントEbは、ボス16およびホール17ならびに貫通穴として形成されているホール18の位置が、前述の図1に示すこの発明における第1エレメントEaと異なっているが、その他の部分は同一の形状となっている。したがって、図2において、図1の第1エレメントEaと同一の形状の部分については、図1と同じ参照符号を付けて、その詳細な説明は省略する。
図2において、第2エレメントEbの本体部3の前面3f側であって、その幅方向における中央部分と異なる位置に、具体的には、第2エレメントEbの幅方向における一方(図2の(a)では右側)の端部付近に、すなわち、前述の図1に示した第1エレメントEaのホール15の位置と対応してその第1エレメントEaのホール15と嵌り合う位置に、外側に凸となる円錐台形のボス16が形成されている。また、このボス16とは反対側の後面3rに、内側に凹となって、特殊エレメントEbと隣接した際にそのボス16を緩く嵌合させる有底円筒状のホール17が形成されている。
なお、この第2エレメントEbにおけるホール17は、第2エレメントEbがその後面3r側で第1エレメントEaと隣接する場合には、いずれのボス部とも嵌り合うことはない。しかしながら、上記のように、第2エレメントEbの前面3fと後面3rとの間で、ボス16とホール17とがそれぞれ対向する位置に形成されることにより、プレス成形時の素材の流動を容易にすることができる。すなわち、プレス加工による成形性を向上させることができる。
そして、第2エレメントEbの本体部3の幅方向における中央部分に、すなわち、前述の図1に示した第1エレメントEaのボス11の位置と対応してその第1エレメントEaのボス11と嵌り合う位置に、第1エレメントEaと隣接した際にそのボス11を緩く嵌合させる貫通穴としてエレメントEの後面3rから前面3fまでくり抜かれて貫通しているホール18が形成されている。
したがって、この第2エレメントEbは、その前面3f側に第1エレメントEaが隣接する場合に、それらのボス16とホール15とが互いに嵌り合って対をなすことができる。すなわち、その場合の第2エレメントEbとその前面3f側に隣接する第1エレメントEaとが、この発明における少なくとも一対の特殊エレメントに相当している。それに対して、第2エレメントEbの前面3f側に隣接しないその他の第1エレメントEaが、この発明における標準エレメントに相当している。
このように、リングRと共に伝動ベルトBを構成するエレメントEが、第1エレメントEaおよび第2エレメントEbの2種類のエレメントを備えていて、それら第1エレメントEaと第2エレメントEbとから、この発明における標準エレメントと特殊エレメントとが構成されていることにより、エレメントEとリングRとを組み付ける際の最終段階での組み付けを容易に行うことができる。
すなわち、この発明に係る上述した伝動ベルトBは、環状に配列されたエレメントEの外周側に開口する凹部7が形成され、サドル面3aが外周側に開放している。そのため、伝動ベルトBを構成するために必要とする全数のエレメントEを環状に配列した後、それらのエレメントEにリングRを巻き掛けることができない。したがって、伝動ベルトBを組み立てる場合、リングRにエレメントEを所定枚数ずつ組み付け、あるいは所定枚数のエレメントEにリングRを組み付けた後、そのリングRに残余のエレメントEを順次組み付けることになる。そして、最終的には、最後の1枚もしくは複数枚のエレメントEを、既に組み付けられている他のエレメントEの間に押し込んでその最後のエレメントEを組み付けることになる。
その場合、組み付け開始当初から所定枚数までのエレメントEに対しては、標準エレメントとして第1エレメントEaが用いられ、最後の1枚もしくは複数枚のエレメントEに対しては、特殊エレメントの対として、第2エレメントEbと第1エレメントEaとからなるエレメントの対が用いられる。そして、先ず、リングRに対して所定枚数の第1エレメントEaが組み付けられ、最後の1枚もしくは複数枚のエレメントEを組み付ける際には、図5に示すように、所定枚数の第1エレメントEaが組み付けられているリングRと第1エレメントEaの列とをそれらの幅方向(図5での上下方向)に湾曲させて、互いに隣接していた第1エレメントEa同士の間に隙間が拡げられる。
具体的には、第1エレメントEaの幅方向において、貫通穴であるホール15が形成されている側の端部側の隙間が拡がるように、リングRと第1エレメントEaの列とが湾曲させられる。この図5に示す例では、リングRと第1エレメントEaの列とが、図5での上側に凹となるように湾曲させられているため、第1エレメントEaの列の幅方向における図5での下側の端部の隙間がより大きく拡げられている。そして、その大きく拡げられた端部側、すなわち第1エレメントEaのホール15が形成されている側の端部側に、最後の1枚もしくは複数枚(図5に示す例では最後の1枚)のエレメントEとして、第2エレメントEbが、そのボス16が第1エレメントEaのホール15と嵌り合うようにして組み付けられる。
そのため、最後の1枚の第2エレメントEbを組み付ける際に、その第2エレメントEbのボス16の先端部分が、隣接する他のエレメントEに当接して干渉してしまうことを回避することができ、エレメントEとリングRとの組み付けを、最後の1枚のエレメントEまで容易に行うことができる。すなわち、エレメントEとリングRとから構成される伝動ベルトBの組み付け性を向上させることができる。
なお、この発明におけるエレメントEは、前述したように、上記の第1エレメントEaのように、隣接するエレメントE同士で互いに嵌り合うボス11およびホール12が、エレメントEの幅方向における中央部分にそれぞれ形成された標準エレメントと、それらボス11およびホール12とは別に、互いに嵌り合うボス部およびホール部が、エレメントEの幅方向における中央部分と異なる位置に形成された少なくとも一対の特殊エレメントとを備えていればよい。
したがって、例えば、図6に示すように、上記の第1エレメントEaのホール15を省いた構成(すなわち、例えば前述の特許文献1に示すような従来の構成)のエレメントEa’を標準エレメントとし、また、互いに嵌り合うボス16’とホール15’とを有する一対のエレメントEであって、前面3f側に隣接するエレメントEa’のホール12と嵌り合うボス11’を有するエレメントEcと、後面3r側に隣接するエレメントEa’のボス11と嵌り合うホール18’を有するエレメントEdとからなる一対のエレメントEを特殊エレメントとして、この発明におけるエレメントEを構成することもできる。
上記の図6に示す例のようにエレメントEを構成することにより、エレメントEcとエレメントEdとからなる少なくとも一対を特殊エレメントの対とし、そして、標準エレメントとして既存の構成のエレメントEa’をそのまま利用することができる。すなわち、この場合は、エレメントE単体の型種として、従来型のエレメントEa’およびエレメントEcならびにエレメントEdの3種類を用意すればよい。
それに対して、前述の図1,図2,図5で示す構成のエレメントEでは、エレメントEaを標準エレメントとし、エレメントEbとその前面3f側に隣接するエレメントEaとからなる対を特殊エレメントの対とすることができるので、エレメントE単体の型種としては、エレメントEaおよびエレメントEbの2種類のみを用意すればよい。そのため、エレメントEの型種が可及的に少なくて済み、エレメントEの型種が多くなることによる製造時や組み付け時の取り扱いの煩雑さを可及的に解消することができる。
また、エレメントEaおよびエレメントEbにおけるホール15およびホール18が、いずれも後面3rから前面3fまでくり抜かれた貫通穴となっているため、例えば図6に示す構成のエレメントEcおよびエレメントEdにおけるボス11’,16’およびホール15’,18’のような形状を成形する場合と比較して、プレス成形時の素材の流動を考慮する必要がない分、それらホール15およびホール18を容易に成形することができる。すなわち、プレス加工による成形性を向上させることができる。
なお、この発明は上述した具体例に限定されない。すなわち、上述した具体例では、この発明の伝動ベルトBをベルト式無段変速機に使用する場合を例に挙げて説明しているが、この発明の伝動ベルトBは、ベルト式無段変速機に限らず、ベルトとプーリとによって構成される他の巻き掛け伝動装置の伝動ベルトにも適用することができる。
3…本体部、 3f…前面、 3r…後面、 7…凹部、 11,16…ボス(ボス部)、 12,17…ホール(ホール部)、 15,17…ホール(ホール部;貫通穴)、 E…エレメント、 Ea…第1エレメント(標準エレメント)、 Eb…第2エレメント(特殊エレメント)、 R…リング、 B…伝動ベルト。

Claims (2)

  1. 帯状のリングを収容する凹部が形成された板片状の複数のエレメントを、前記凹部の開口側を外周側に向けて環状に整列させて、前記凹部に前記リングを嵌め込んで前記エレメントの列を結束することにより組み付けられるベルトであって、前記整列した状態で前後に隣接する他のエレメントとそれぞれ対向する前記エレメントの前面および後面に、前記前面から外部に突き出たボス部と、前記後面から内部に窪んで隣接する他のエレメントの前記ボス部と嵌り合うホール部とが形成された伝動ベルトにおいて、
    前記複数のエレメントは、
    前記ボス部および前記ホール部が、前記前面および前記後面の前記ベルトの幅方向における中央部分にそれぞれ形成された標準エレメントと、
    互いに嵌り合う前記ボス部および前記ホール部が、前記中央部分と異なる位置にそれぞれ形成され、前記整列した状態で互いに隣接する少なくとも一対の特殊エレメントと
    から構成されていることを特徴とする伝動ベルト。
  2. 前記特殊エレメントにおける前記ホール部が、前記後面から前記前面まで貫通する貫通穴である請求項1に記載の伝動ベルト。
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