JP4930412B2 - 伝動ベルトおよび伝動ベルトの組み付け方法 - Google Patents
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Description
先ず、この発明の第1実施例における伝動ベルトを構成するエレメントおよびリングの構成を、図1,図2に基づいて説明する。図1,図2において、伝動ベルトVは、ベルト式無段変速機の駆動側(入力軸)プーリと従動側(出力軸)プーリとに巻き掛けられて、それらのプーリの間で動力を伝達するベルトの例を示している。そして、この発明における多数のエレメントEは、例えば金属製の板片状の部材からなり、その幅方向(図1のx軸方向)における左右の側面1,2が、テーパ状の傾斜した面として形成された本体(基体)部3を有し、そのテーパ状に傾斜した両側面1,2が、ベルト式無段変速機の駆動側プーリあるいは従動側プーリであるプーリ4のベルト巻き掛け溝(V形溝)4aに摩擦接触してトルクを伝達するようになっている。
図8,図9は、この発明の第2実施例における伝動ベルトVを構成するエレメントEおよびリングRの構成を示す図である。上記の第1実施例では、リングRが、2列の傾斜リング13によって構成された例を示しているのに対し、この第2実施例では、2列のリングRが、1列の傾斜リング13と、通常のリングすなわち幅方向での左右両側端部の径が等しいリングとによって構成された例を示している。したがって、これら2列のリングRおよびそのリングRが配置されるエレメントEのサドル面3a関連する部分以外の、前述の第1実施例と同じ構成の部分については、図8,図9に、図1ないし図7と同じ参照符号を付けて、その詳細な説明は省略する。
Claims (6)
- 帯状のリングを幅方向で複数列に並列させて収容する凹部が形成されるとともに、その凹部における左右の内壁面の開口部側に前記複数列のリングを係合させてその離脱を防止する左右の抜け止め部が形成された板片状の多数のエレメントを環状に配列し、その環状に配列されたエレメントの列における前記両抜け止め部と前記凹部内の前記両内壁面を繋ぐ底面との間に前記複数列のリングを嵌め込んで組み付けた伝動ベルトにおいて、
少なくとも1列の前記リングは、幅方向での左右両側端部における径が大小に異なる傾斜リングにより構成され、
前記複数列のリングは、少なくとも一列の前記傾斜リングの大径側の側端部の内周部分もしくは小径側の側端部の外周部分に、他の前記リングの側端部が重なり合って嵌り込んだ嵌合状態と、いずれの前記リングも重なり合わずに幅方向に並列した並列状態とを実現可能に構成されるとともに、前記嵌合状態での前記複数列のリングの全幅が前記開口部の開口幅よりも狭く、かつ前記並列状態での前記全幅が前記開口幅よりも広く構成され、
前記底面を構成するとともに前記複数列のリングの内周面と接触してそれら複数列のリングが配置されるサドル面の少なくとも一部に、前記傾斜リングの内周面と接触してその傾斜リングが配置される傾斜面が形成されている
ことを特徴とする伝動ベルト。 - 互いに隣接する少なくとも2列の前記リングが前記傾斜リングにより構成されるとともに、
前記傾斜リングの小径側の側端部の外径は大径側の側端部の内径よりも小さい
ことを特徴とする請求項1に記載の伝動ベルト。 - 前記傾斜リングに隣接する少なくとも1列の前記リングの幅方向で前記傾斜リングと対向する側の側端部の外径は、前記傾斜リングの大径側の側端部の内径よりも小さい
ことを特徴とする請求項1に記載の伝動ベルト。 - 前記傾斜リングに隣接する少なくとも1列の前記リングの幅方向で前記傾斜リングと対向する側の側端部の内径は、前記傾斜リングの小径側の側端部の外径よりも大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の伝動ベルト。 - 帯状のリングを幅方向で複数列に並列させて収容する凹部が形成されるとともに、その凹部における左右の内壁面の開口端側に前記複数列のリングを係合させてその離脱を防止する左右の抜け止め部が形成された板片状の多数のエレメントを環状に配列し、その環状に配列されたエレメントの列における前記両抜け止め部と前記凹部内の前記両内壁面を繋ぐ底面との間に前記複数列のリングを嵌め込んで組み付ける伝動ベルトの組み付け方法において、
前記複数列のリングは、少なくとも1列の前記リングが幅方向での左右両側端部における径が大小に異なる傾斜リングにより構成され、前記エレメントは、前記底面を構成するとともに前記複数列のリングの内周面と接触してそれら複数列のリングが配置されるサドル面の少なくとも一部に前記傾斜リングの内周面と接触してその傾斜リングが配置される傾斜面が形成されていて、
前記複数列のリングを、少なくとも1列の前記傾斜リングの大径側の側端部の内周部分もしくは小径側の側端部の外周部分に他の前記リングの側端部を重ね合わせて嵌め込んだ嵌合状態にし、
その後、前記嵌合状態の前記複数列のリングを前記凹部内に挿入して前記サドル面上に配置し、
その後、前記複数列のリングを、いずれの前記リングも重なり合わずに幅方向に並列させた並列状態にして、前記両抜け止め部と前記底面との間に嵌め込んで組み付ける
ことを特徴とする伝動ベルトの組み付け方法。 - 互いに隣接する少なくとも2列の前記リングが前記傾斜リングにより構成されるとともに、該傾斜リングの小径側の側端部の外径は大径側の側端部の内径よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の伝動ベルトの組み付け方法。
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