JP4840347B2 - ベルト用エレメントおよび伝動ベルト - Google Patents
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Description
つぎに、この発明を図面を参照して具体的に説明する。初めに、この発明によるベルト用エレメントおよびそのベルト用エレメントを用いた伝動ベルトの第1の構成例を、図1ないし図4に基づいて説明する。図1ないし図4において、伝動ベルトVは、ベルト式無段変速機の駆動側(入力軸)プーリと従動側(出力軸)プーリとに巻き掛けられて、それらのプーリの間で動力を伝達するベルトの例を示している。そしてこの伝動ベルトVは、無端環状のリングRと、板状に成形された多数のベルト用エレメントEとから構成されている。
つぎに、この発明によるベルト用エレメントおよびそのベルト用エレメントを用いた伝動ベルトの第2の構成例を、図6,図7に基づいて説明する。上記の第1の構成例が、エレメントEの上半部15に、開口端側すなわち外周側ほどエレメントEの板厚が薄くなるように傾斜するテーパ面17が設けられた構成であるのに対して、この第2の構成例では、エレメントEの上半部15に、開口端側すなわち外周側ほどエレメントEの板厚が薄くなるように湾曲する湾曲面が設けられた例を示してある。したがって、その上半部15の湾曲面に関連する部分以外の、前述の図1ないし図4に示す第1の構成例と同じ構成の部分については、図6,図7に、図1ないし図4と同じ参照符号を付けて、その詳細な説明は省略する。
つぎに、この発明によるベルト用エレメントおよびそのベルト用エレメントを用いた伝動ベルトの第3の構成例を、図8に基づいて説明する。上記の第1,第2の構成例が、エレメントEの上半部15に、開口端側すなわち外周側ほどエレメントEの板厚が薄くなるように傾斜もしくは湾曲する、テーパ面17もしくは湾曲面21が設けられた構成であるのに対して、この第3の構成例では、エレメントEの上半部15に、ロッキングエッジ10が形成されている部分よりも板厚が薄い薄肉部が設けられた例を示してある。したがって、その上半部15の薄肉部に関連する部分以外の、前述の図1ないし図4,図6,図7に示す第1,第2の構成例と同じ構成の部分については、図8に、図1ないし図4,図6,図7と同じ参照符号を付けて、その詳細な説明は省略する。
Claims (3)
- 無端環状のリングを収容する凹部が形成されるとともに、その凹部における左右の内側面の開口端側に前記リングを係合させてその離脱を防止する抜け止め部が形成された多数の板状のエレメントであって、前記開口端側が外周側となるように環状に配列し、その環状に配列されたエレメントの列における前記両抜け止め部の内周側に前記リングを嵌め込んで組み付けることによりベルトを構成するベルト用エレメントにおいて、
前記ベルトを構成してプーリに巻き掛けられた状態で該プーリの中心に対して扇状に拡がる際に支点となるロッキングエッジが形成された部分よりも前記開口端側の上半部の板厚が薄く形成されていて、
前記上半部の板厚方向での相対する前後の側面の少なくともいずれか一方に、前記開口端側ほど板厚が薄くなるように傾斜するとともに、前記ロッキングエッジが形成された部分を起点として前記傾斜が開始するテーパ面が形成されている
ことを特徴とするベルト用エレメント。 - 無端環状のリングを収容する凹部が形成されるとともに、その凹部における左右の内側面の開口端側に前記リングを係合させてその離脱を防止する抜け止め部が形成された多数の板状のエレメントであって、前記開口端側が外周側となるように環状に配列し、その環状に配列されたエレメントの列における前記両抜け止め部の内周側に前記リングを嵌め込んで組み付けることによりベルトを構成するベルト用エレメントにおいて、
前記ベルトを構成してプーリに巻き掛けられた状態で該プーリの中心に対して扇状に拡がる際に支点となるロッキングエッジが形成された部分よりも前記開口端側の上半部の板厚が薄く形成されていて、
前記上半部の板厚方向での相対する前後の側面の少なくともいずれか一方に、前記開口端側ほど板厚が薄くなるように湾曲するとともに、前記ロッキングエッジが形成された部分を起点として前記湾曲が開始する湾曲面が形成されていることを特徴とするベルト用エレメント。 - 前記リングと、請求項1または2に記載された少なくとも2枚以上の前記ベルト用エレメントとを用いて環状に構成されていることを特徴とする伝動ベルト。
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- 2007-12-18 JP JP2007326591A patent/JP4840347B2/ja not_active Expired - Fee Related
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