JP2010171277A - 太陽電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】より適切に太陽光を反射することができる太陽電池を提供すること。
【解決手段】本発明による太陽電池1は、前面板2と、前面板2の背面側に位置して所定のピッチPで配列方向に配列された太陽光発電手段3aと、太陽光発電手段3aの背面に太陽光を反射する反射手段4、5とを含み、反射手段が反射板5と背面板4を含み、反射板5が、太陽光発電手段3aの正面方向と配列方向に垂直な垂直方向から見て、ピッチPの半分の半ピッチを一周期として正面側に突出する山部と背面側に窪む谷部を構成し、太陽光発電手段3aの配列方向における中心線Bの位置及び隣接する太陽光発電手段3a間の中央線Aの配列方向における位置を山部の配列方向における位置と一致させて、中央線Aに一致する山部に第一R加工部5aを形成して、第一R加工部5aを構成する第一半径R1が0.05mmより大きくピッチPの1/5より小さいことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、石油代替エネルギーである太陽光を有効に活用して発電を行う太陽電池に関する。
近年においては地球温暖化を誘発する主要因であると考えられる二酸化炭素を排出する石油や石炭を利用した火力による発電や内燃機関を用いた動力機関に替わる代替エネルギー源として、太陽光を有効に活用して発電を行う太陽電池に関する研究、開発が行われることが推奨されている。このような太陽電池は、エネルギー源として枯渇することがない太陽光を利用するものであって、二酸化炭素を排出することがないので、人工衛星用、自家発電用、商用電力供給用など様々な分野に適用可能なものとして、将来的に有用性が高まる可能性が高い。
このような太陽電池の一般的な構造としては、例えば、多結晶又は単結晶の結晶シリコンよりなる太陽発電用のセルを複数個直列に接続したものを樹脂又はガラス等により挟持して封入して、平板状のセルストリングスを構成し、このセルストリングス内において複数のセルを縦又は横の配列方向に略等間隔となるピッチにおいて配列して、そのセルストリングスの正面側には透明の樹脂又はガラス等からなる前面板を配置し、セルストリングスの含む複数のセルの背面側及び正面側の前面板との間に位置する前述した透明の樹脂又はガラス等は背面板を構成し、この背面板の背面側に太陽光を複数個のセルに対して集光する、例えば特許文献1に記載されているような蛇腹状の波面を備える反射板を設ける構成が提案されている。
特開平11−307791号公報
ところが、このような太陽電池においては、セルを配列方向に略等間隔で並列し、背面側に反射板を設ける構造であるため、発電の効率を高める目的で、反射板の光反射率を高くすればするほど、特には、前面板から入射した太陽光が背面側の反射板により反射されて発生する散乱光が様々な角度に反射するため、セルの表面の黒色と、反射板の銀白色との差が際だつことを招き、太陽電池全体としての外観、美観、意匠性を損ねる事態を招く。特に、太陽電池は住宅の屋根上や自動車のルーフ上の人目に付きやすい場所に搭載されることが想定されるので、太陽電池及び太陽電池が搭載された住宅や自動車の商品性を損ねる自体を招くおそれもある。
これに加えて、朝方や夕暮れ時の時間帯の日照条件においては、太陽電池の前面板のなす平面に対して極めて浅い角度で太陽光が入射することとなるので、光電変換効率の高いセルの特には背面に十分に太陽光を集光して行き届かせることが困難となり、発電の効率が低下するという事態を招くおそれもある。また、四季のうち冬場における日照条件においては、太陽電池の前面板のなす平面に対して、日中を通して全ての昼間時間帯において太陽電池の前面板のなす平面に対して極めて浅い角度で太陽光が入射することとなるので、これも、光電変換効率の高いセルの特には背面に十分に太陽光を集光して行き届かせることが困難となり、発電の効率が低下するという事態を招くおそれもある。
このように従来技術における太陽電池においては、太陽光をセルにより効率的に導いて発電の効率を高めること、反射された太陽光を適切なものとして商品性を高めることの双方を満足させるにあたって、より適切に太陽光を反射することに適した太陽電池が十分に提供されていないという問題が生じていた。
本発明は、上記問題に鑑み、より適切に太陽光を反射することができる太陽電池を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明に係る太陽電池は、
前面板と、
前記前面板の背面側に位置して所定のピッチで配列方向に配列された太陽光発電手段と、
前記太陽光発電手段の背面に太陽光を反射する反射手段と、
を含み、
前記反射手段が反射板と背面板を含み、
前記反射板が、
前記太陽光発電手段の正面方向と前記配列方向に垂直な垂直方向から見て、前記ピッチの半分の半ピッチを一周期として前記正面側に突出する山部と前記背面側に窪む谷部を構成し、
前記太陽光発電手段の前記配列方向における中心線の位置及び隣接する前記太陽光発電手段間の中央線の前記配列方向における位置を前記山部の前記配列方向における位置と一致させて、
前記中央線に一致する前記山部に第一R加工部を形成して、
前記第一R加工部を構成する第一半径が0.05mmより大きく前記ピッチの1/5より小さいこと、
を特徴とする。
なお、前記太陽電池は、太陽光の入射方向から順につまり前面側から背面側に、前面板、封止材、前記太陽光発電手段である複数のセル、封止材、前記反射手段を構成する背面板、同じく前記反射手段を構成する前記反射板を前記ラミネート成形後に構成する基本材料である、例えばAgを蒸着した反射膜、高反射率のAl基板、高反射率の白色発泡樹脂フィルム等が好ましい。
ここで、前記セルは両面受光型でありバイフェイシャリティすなわち背面の正面に対する発電性能比率が0.7以上のものが好ましくは用いられる。
本発明の前記太陽電池によれば、前記反射板の屈曲部位を構成する前記山部に太陽光が入射されても、前記山部が前記第一R加工部を備えており、前記第一R加工部を構成する前記第一半径が0.05mmより大きく前記ピッチの1/5より小さい値であるので、前記山部により太陽光を多重散乱させることを回避して、前記太陽電池に太陽光が照射された場合でも、縞状に光り輝いて外観を損ねることを防止して、前記太陽電池を搭載した住宅や自動車の商品性を高めることができる。なお、前記第一半径が前記ピッチの1/5以上となると反射光の前記山部における跳ね返りが大きくなり、0.05mm以下となると反射光の散乱する範囲が大きくなり縞状の輝線が増加する。本発明はこの知見に基づいてなされたものである。
なお、前記第一R加工部を構成する前記第一半径が0.05mmよりも大きく、前記ピッチの1/5より小さい範囲が良い理由について以下に述べる。前記太陽電池を前面から見たときに、見苦しい縞状の輝線が発生する原因の一つに、図12の矢印に示される光路でモジュール外に飛び出す太陽光が発生することが挙げられる。これはコストを下げようと集光倍率を上げた場合に、特に発生し易い現象であり、低コスト化を果たそうとセルを細かくすると外観が悪化するというジレンマを抱えている。
このような光路での太陽光を発生させないための条件は、図9におけるセルが厚みtの中心部に配置されるとし、セルの配置のピッチをP、集光倍率をa、斜め入射する太陽光の入射角度をs、モジュールを構成する透明材質の屈折率をn、前記反射板すなわちミラーの前記前面板又は前記セルの構成する平面に対する傾斜角度をφとすれば、以下に示す数1の関係を満足することが必要となる。
数1に示す関係の左辺の関数は斜め方向から入射した太陽光に対してφの減少関数であり、これは言い換えれば前記第一R加工部付近の前記第一半径を出来るだけ大きくとる(φが小さい領域を広くとる)方が図12のようなモードで発生する縞状のギラツキ原因となる損失光を抑制することが可能になるということになる。
一方、前記第一R加工部の様にセルから遠く離れた箇所で反射される太陽光は、前記前面板の表面で全反射過程を経て前記太陽電池の前記セルに入射する必要がある。しかしながら前記反射板つまりミラーによって方向を変換される反射光の径路によっては、図13の様にモジュール外に飛び出す損失光となる光束も存在し、これも上記とは別なモードの外観悪化要因である。このようなモードでの外観悪化を抑制するためには、前記反射板によって変換される太陽光が全反射条件を満足すればよい。すなわち以下に示す数2の関係を満足することが必要となる。
数2に示す関係の左辺の関数はφの増加関数であり、これは言い換えれば前記第一R加工部付近の前記第一半径を出来るだけ小さくとる(φが小さい領域を狭くする)方が図13のようなモードで発生するギラツキ原因となる損失光を抑制することが可能になるということになる。
このように、前記第一R加工部の前記第一半径には最適な範囲が存在し、実用的には上記の数1及び数2のモデル式で限定される狭い範囲ではなく、外観品質と光学的な効率のバランスから前記第一半径が決定される。具体的には、少なくとも0.05mmより大きく前記ピッチPの1/5未満とすることが好ましい。
これとともに、前記太陽電池の前記前面板のなす平面に対して浅い角度で太陽光が入射する場合でも、前記反射板により反射された太陽光が前記太陽光発電手段の背面に集光されずに前記前面板を介して外部に漏れて出てしまう損失光が発生することを回避することができ、前記太陽電池に太陽光が照射された場合でも、集光性能を高めて発電効率を高めることができる。
また、本発明の前記太陽電池によれば、前記太陽電池がバイフェリシャリティの高いものであって、前記太陽光発電手段の前記配列方向における前記中心線の真下つまり背面側に、前記反射板の前記山部と前記背面板の正面方向の厚みが最も薄い部分を位置させているので、前記太陽電池を外部から視認した場合に、前記反射板に前記太陽光発電手段の背面が裏映りする効果によって黒色の外観を視認させることとなり、前記太陽電池を外部から視認する者にぎらついた感覚を付与することを回避して、前記太陽電池の外観を良好なものとし高級感を具備させることができる。
なお、前記第一R加工部を構成する前記第一半径の数値限定は、上述した0.05mmより大きく前記ピッチの1/5未満とすることに換えて、さらに回折光を抑える効果を引き出し、正面から視た外観をも最適にするためには0.10mmより大きく前記ピッチPの1/8未満とすることが好ましく、さらに回折現象によるギラツキ感を完全に無くし、モジュール強度も高く保つためには0.15mmより大きく前記ピッチPの1/15未満とすることが極めて好ましい。
ここで、前記太陽電池において、
前記垂直方向から見て、
前記中心線と一致する前記山部と隣接する前記谷部との前記配列方向における間隔である中心線山谷ピッチに比べて、
前記中央線と一致する前記山部と隣接する前記谷部との前記配列方向における間隔である中央線山谷ピッチが大きいこと、
を特徴とすることが好ましい。
前記太陽電池によれば、前記反射板の前記谷部が、隣接する前記太陽光発電手段の間の前記中央線と前記太陽光発電手段の前記配列方向の前記中心線との中間点よりも前記中心線よりに接近する方向に偏って配置されることとなるので、前記太陽電池に浅い角度で太陽光が入射した場合に、入射された太陽光をまず前記反射板の前記中央線に一致する前記山部と前記谷部との間に構成される第一の反射面により反射して、反射された前記太陽光を前記反射板の前記谷部と前記中心線に一致する前記谷部との間に構成される第二の反射面により反射して、二段階の反射過程を通じて太陽光を前記太陽光発電手段の背面により適切かつ的確に誘導して集光することができる。
つまり、前記太陽電池によれば、朝方や夕暮れ時、冬場等の浅い角度で入射される太陽光をより効果的に前記太陽光発電手段の背面に集光することができるため、一日及び四季を通じてより高い集光性能と発電効率を維持して確保することを可能とすることができる。また、前記太陽電池における発電量の時間推移における積分強度を高めて、エネルギー効率を高めることができる。
さらに、前記太陽電池によれば、前記配列方向に前記ピッチにおいて配列される複数の前記太陽光発電手段の間隔すなわち前記ピッチをより大きくしても、入射された太陽光が前記山部により散乱反射されることを防止し、前記谷部により反射されて前記太陽光発電手段の背面に集光されずに外部に漏れて出てしまうことを防止しているので、損失光を発生することを極力防止して、集光倍率及び集光性能を高めて、前記太陽電池を正面から見た場合の前記太陽光発電手段の占有する面積の割合を低減して、低コスト化を図ることもできる。
加えて、前記太陽電池において、
前記中心線に一致する前記山部と隣接する前記谷部に第二R加工部を形成するとともに、
前記第二R加工部を構成する第二半径が前記第一半径よりも大きいこと、
を特徴とすることが好ましい。
前記太陽電池によれば、入射された太陽光が前記谷部に到達した場合に前記谷部により散乱反射されることを防止して前記太陽光発電手段の背面に指向する方向により効果的に変換されることとすることができるので、前記太陽電池を外部から斜めに視認した場合に、前記太陽電池を外部から視認する者にぎらついた感覚を付与することを回避して、前記太陽電池の外観を良好なものとし高級感を具備させることができる。
さらに、前記太陽電池において、
前記ピッチと、
前記垂直方向から見て前記反射板が前記配列方向となす傾斜角度と、
前記前面板の正面と前記反射板の前記中央線に一致する山部との正面方向における厚みと、
前記ピッチを前記太陽光発電手段の前記配列方向の長さで除した集光倍率と、
前記反射板の全光線反射率と、により定められる所定関数が、前記傾斜角度が0度から90度まで変化させた場合にとる最大値から15度を減じた値を下限値とし、前記最大値に15度を加えた値を上限値として、
前記傾斜角度が前記下限値より大きく前記上限値より小さいこと、
を特徴とすることが好ましい。
ここで、前記所定関数の導出方法及び数値限定の考え方について以下に説明する。入射太陽光の仰角をzとし、前記前面板の単位領域に入射するフレネル損失を考慮した入射光エネルギーをi(z)とすれば、前記反射板である集光用のミラーの任意の傾斜角度をθとして、前記太陽光発電手段を構成する集光素子である前記反射板の、単位ユニットである前記セル一枚あたりにおける両面受光型の前記太陽電池の前記セルに入射する光エネルギーI(z,θ)は南中時刻に最適角度となるように設置した前記太陽電池が構成するパネルにおいて、以下に示す数3に示す関係式で表される。なお、前記セルの配置のピッチをP、集光倍率をa、前記集光ミラーの反射率をrとしている。
数3に従うと、日中に太陽光から降り注ぎ前記セルに到達する光エネルギーの全積分強度Itotは、以下に示す数4に示す関係式で表される。
また、集光素子すなわち前記反射板が存在しない標準的な太陽電池モジュールにおいて同一モジュール面積あたりに前記セルに到達する光エネルギーの全積分強度Inocは、以下に示す数5に示す関係式で表される。
従って、光学的な効率をΩ(θ)とするとΩ(θ)は、ItotをInocで除した値となり、数6に示す関係式で表される。
この数6に示す関係式を、前記所定関数として用いることができる。この効率Ω(θ)が最大値を与える角度を前記反射板つまり集光用のミラーの傾斜角度φとして選択することで集光効率を最も高められることが解る。実用的には前記太陽電池の住宅や車に対する設置角度や設置方位の制約、外観的な制約も勘案しつつ前記反射板つまり集光用のミラーの傾斜角度は定められるため、本発明の前記反射板つまり集光用のミラーの傾斜角度φは、上記Ω(θ)が0度から90度の間で与える最大値θ=φmaxを規準として、以下に示す数7を満足することが好ましい。
なお、数7における15度の角度は、直達光が多い地域での変換効率を向上させるため、好ましくは10度とする。さらに、拡散光束を含めた高い変換効率を実現するために最も好ましくは7度とする。また、前記反射板の全光線反射率は、例えば波長が550nmにおいての値を用いる。
前記太陽電池によれば、前記反射板を介して反射された太陽光が前記太陽光発電手段の背面に均一に照射されて、前記背面に照射される太陽光の強度が前記背面内の部位によりばらつくことを防止してむらが発生することを防止して、照射される太陽光の強度の偏りに起因する発電効率の低下を招くことを回避することができる。
これに加えて、前記前面板の表面でのスネル側による全反射光も効率よく利用可能となるため、前記太陽電池の前記太陽光発電手段の背面に集光されずに、前記太陽電池の外部に漏れて出てしまう太陽光が、前記太陽電池の住宅又は自動車等における設置方位に依らずに小さく留められ、一年を通じて発電効率を高く保つことができる。
さらに、前記太陽電池によれば、前記太陽光発電手段の背面での背面内の位置毎の太陽光の強度の偏りを小さくすることができるので、集光性を高めることつまり集光化による前記封止材を構成する樹脂の熱劣化が生じることを極力防止することができるので、前記封止材と前記太陽光発電手段との間に剥離が発生することや、クラックが発生することを防止して、不具合が発生することを未然に防止することができ、これにより前記太陽電池を構成するモジュールの耐久寿命を、集光化を図らない通常のモジュールの耐久寿命と同等なものとすることができる。
本発明によれば、より適切に太陽光を反射することができる太陽電池を提供することができる。
本発明に係る太陽電池の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係る太陽電池の一実施形態を示す模式図である。 従来の太陽電池の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係る太陽電池の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係る太陽電池の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係る太陽電池の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係る太陽電池の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係る太陽電池の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係る太陽電池の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係る太陽電池の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係わる太陽電池の一実施形態の効果を示す表である。 従来の太陽電池の一実施形態を示す模式図である。 従来の太陽電池の一実施形態を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係わる太陽電池の一実施形態を示す模式図であり、図2は、本発明に係わる太陽電池の一実施形態を示す模式図である。
図1に示す太陽電池(モジュール)1は、前面板2と、セルストリングス3と、封止材4と、背面板4と、ミラー5とを含んで構成される。
前面板2は、太陽光を透過するガラス材又は合成樹脂等により構成され、太陽光が入射する最外層側の基板を構成する。前面板2のサイズは、150mm×150mm、厚み2mmとしている。ガラス材としては例えば、白板ガラス、耐熱ガラス、強化ガラス、倍強化ガラス、熱線反射ガラス等の種々のものを用いることができる。また、合成樹脂としては、例えばポリカーボネート樹脂等を用いることができる。
セルストリングス3は、多結晶又は単結晶の結晶シリコンよりなる複数の太陽発電用のセル3aを、図1中横方向を配列方向として同一のピッチPここでは30mmにて配列して、隣接するセル3aがほぼ等間隔に並列される。これらの複数のここでは三個のセル3aを複数個直列に接続、より具体的には、幅2mmのニッケルめっきを施した銅インターコネクタをスズ−銀−銅系の鉛フリー半田を用いて半田付けして、図示しない出力端子を引き出した状態において、三直列に接続された複数のセル3a及び出力端子を樹脂又はガラス等により上下方向に挟持されることにより、平板状に構成される。セル3aは、太陽光発電手段を構成する。
セル3aはp型シリコンウェーファーを基板とし、りん拡散とボロン拡散によってn層、p層を形成したn+/p/p+なる接合構造を有するバイフェイシャリティ(正面と背面の両面の発電効率の比率)が0.85であって、セルサイズが15mm×125mm、厚み200μmであって表面変換効率が15.0%である両面受光型のものである。セル3aの表面には光学薄膜による反射防止加工とテクスチャーリング加工が施されており、セル3aは、表面反射ロスによる発電量損失を減少させる構造を有している。
ここでは図示しない封止材は、セルストリングス3と前面板2との間、及びセルストリングス3と背面板4との間にそれぞれ封入される封止樹脂フィルムである。封止樹脂フィルムは、例えばEVA(Ethylene Vinyl Acetate Copolymer:エチレン−酢酸ビニル共重合体)により構成されて、セルストリングス3と前面板2との間の隙間及びセルストリングス3と背面板4との間の隙間に、空隙が生じることを防止するとともに、所定の圧力と温度により、セルストリングス3、前面板2、背面板4のそれぞれとEVA樹脂を架橋硬化させて、セルストリング3、前面板2、背面板4に対して強固に接合するものである。なお、EVAの架橋による接合とは、接着剤等の中間材を必要としない接合方法であるが、もちろん接着剤を用いた接合を用いてもよい。
背面板4は、太陽光を透過するとともに、背面側に蛇腹状の波面形状を有するミラー5を接合可能なように構成される。背面板4のサイズは、150mm×150mm、厚み10mmであって、耐熱ガラス基板の背面側を、ダイヤモンドバイトを用いたエンドミル加工によって削り出し、さらにバフ研磨加工によって表面粗さRz=0.5μmとなるように研磨して、セル3aに対応する光学素子形状の形成された背面板4が作成される。
ミラー5は、蛇腹状の波面形状を有する反射板を構成するものであって、ここでは、背面板4の背面側に、反射膜をスパッタリング加工により厚み120nmの膜厚で積層してさらに、積層された反射膜の背面側にオーバーコート層としてアクリル樹脂塗料をコートすることにより構成されて、蛇腹状の波面形状を備えて、前面板2から入射する太陽光を反射するとともにセルストリングス3の備える複数のセル3aに対して太陽光を集光する機能を備える。
セルストリングス3の複数の太陽発電用のセル3aは、前面板2から入射されてミラー5により反射された集光された太陽光に基づいて、太陽光発電を行い、図示しない出力端子に所定の電圧を発生する。
セルストリングス3と背面板4とを、隣接するセル3aの配列方向における中央線Aと、背面板4の正面方向において最も厚みが薄くなる部分とを一致するように配置して、ミラー5が付着された背面板4と、封止材、セルストリングス3、封止材、前面板2の順序で積層して積み重ねた後、ダイアフラム型真空ドライラミネータにて135度、15分間の熱プレス条件で真空ドライラミネートを行うことにより、太陽電池1は構成される。
図1に示すように、ミラー5は、隣接する二つのセル3aの配列方向における中央線Aにおいて山部を構成し、セル3aの配列方向における中心線Bにおいても山部を構成し、中央線Aと中心線Bの配列方向における中間点において谷部を構成する。中央線Aと中心線Bの配列方向における離隔距離はピッチPの1/2であり、中央線Aに一致する山部と谷部との配列方向における離隔距離=中央線山谷ピッチはピッチPの1/4であり、谷部と中心線Bに一致する山部との配列方向における離隔距離=中心線山谷ピッチはピッチPの1/4である。
つまり、ミラー5は、図1に示すようなセル3aの正面方向と配列方向に垂直な垂直方向から見て、ピッチPの半分の半ピッチ1/2Pを一周期として正面側に突出する山部と背面側に窪む谷部を構成して、蛇腹状の波面形状を構成する。
さらに、ミラー5の山部の配列方向における位置を、セル3aの配列方向における中心線Bの位置及び隣接するセル3a間の中央線Aの配列方向における位置と一致させるとともに、中央線Aに一致する山部に第一R加工部5aを形成して、第一R加工部5aを構成する第一半径R1が0.05mmより大きくピッチPの1/5である1/5×Pより小さいものとし、ここではR1=0.8mmとしている。第一R加工部5aの背面板4に対応する溝部分はRバイトを用いたフライス加工によって形成されている。
本実施例1の太陽電池1によれば、ミラー5の屈曲部位を構成する山部のうち中央線Aに一致する山部付近に太陽光が入射されても、山部が第一R加工部5aを備えていて第一R加工部5aを形成する第一半径R1が0.05mmより大きくピッチPの1/5より小さい値としていることに起因して、中央線Aに位置する山部により太陽光を多重散乱させることを回避することができる。以下に、この多重散乱を防止する効果について図を用いて説明する。図2は、本発明に係わる太陽電池の一実施形態を示す模式図である。図3は、従来の太陽電池の位置実施形態を示す模式図である。
太陽電池1に太陽光が外部から入射されて、前面板2を透過して中心線Aに位置するミラー5の山部に到達した場合に、第1R加工部5aを備えていない鋭角形状を有する山部に太陽光が入射した場合には回折効果により反射光が広範囲に反射してしまうところを、図2に示すように、山部が上述した数値範囲の第一R加工部5aを備えて山部における回折をなるべく小さなものとして、入射光L1に対して反射光L2〜L4が広範囲の多方向に散乱することを防止して、外部からの視認者に対して縞状に光り輝いて外観を損ねることを防止し、太陽電池1を搭載した住宅や自動車の商品性を高めることができる。
さらに、本実施例1の太陽電池1のミラー5の配列方向における山部と谷部の間に形成される平面に対して浅い角度で太陽光が入射する場合でも、図3に示すような谷部をセル3aの中心線Bに一致させる従来技術においては、ミラー5により反射された太陽光がセル3aの背面に集光されずに、ミラー5の有する山部と谷部の間に位置するV字を構成する二の反射面により反射されて、正面側から見てセル3aが位置していない部分に位置する前面板2を介して外部に漏れて出て、所謂損失光が発生することを回避することができる。つまり、太陽電池1に浅い角度で太陽光が照射された場合でも、集光性能を高めて発電効率を高めることができる。
更には第1R加工部5aが上記のR値とされているため、図12に示す如く、セルをまたいでモジュール外に逃げる損失光や、図13に示す如く全反射条件を満たせずにモジュール外に逃げる損失光も最小限に留められる。
また、本実施例1の太陽電池1によれば、太陽電池1がバイフェリシャリティの高い両面受光型のものであって、セル3aの配列方向における中心線Bの真下つまり背面側に、ミラー5の山部を位置させ、背面板4の正面方向の厚みが最も薄い部分を位置させているので、太陽電池1を外部から視認した場合に、ミラー5にセル3aの背面が裏映りする効果によって黒色の外観を視認させることを導いて、太陽電池1を外部から視認する者がぎらついた感覚を知覚することを防止して、太陽電池1の外観を良好なものとし高級感を具備させることができる。
なお、第一R加工部5aを構成する第一半径R1の数値限定は、上述した0.05mmより大きくピッチPの1/5未満とすることに換えて、0.10mmより大きくピッチPの1/8未満とすることが好ましい。さらに、0.15mmより大きくピッチPの1/15未満とすることが好ましい。このことにより第一R加工部5aを蛇腹状の波面形状を有するミラー5に加工するにあたっての加工性を高めることができる。
上述した実施例1においては、中央線Aに位置する山部と谷部との配列方向の離隔距離である中央線山谷ピッチと、中心線Bに位置する山部と谷部との配列方向の離隔距離である中心線山谷ピッチを、ともに1/4Pとして等しくしたが、実施例1においては、以下の問題が残る。以下この問題について図を用いて説明する。図4は本発明に係わる太陽電池の一実施形態を示す模式図である。
図4に示すように、セル3aの中心線Bに山部を位置させた場合に、この山部の右側に隣接する谷部との間に形成される右上に指向する反射面に太陽光が入射された場合、つまり、入射光束が前面板2、背面板4を透過しては浅い角度で入射した場合には、反射面が右上又は左上に指向しており、この反射面がセル3aの中心線Bから両側端を越える範囲にわたって延在されていることから、反射光束はセル3aの背面には誘導されずに、背面板4、前面板2を透過して、外部に出て漏れることとなり、損失光となる。そこで、中央線山谷ピッチと中心線山谷ピッチとの寸法関係を変更することにより、損失光を削減して集光性能を高めることができる。以下それについての実施例2について述べる。
図5は、本発明に係わる太陽電池の一実施形態を示す模式図であり、図6は、本発明に係わる太陽電池の一実施形態を示す模式図である。図7は、本発明に係わる太陽電池の一実施形態による作用効果を示す模式図であり、図8は、本発明に係わる太陽電池の一実施形態による作用効果を示す模式図である。
図5に示す太陽電池(モジュール)21は、前面板2と、セルストリングス3と、封止材4と、背面板4と、ミラー5とを含んで構成される。各構成要素の基本的構成は実施例1に示したものと同等であるため、重複する説明は割愛し、実施例1との相違点のみ詳細に説明する。
図5に示すように、ミラー5の形成する山部は、隣接するセル3aの配列方向における中央線Aと、セル3aの配列方向における中心線Bに一致するように形成され、谷部は隣接する山部の間に位置するように配列される。さらに、中心線Bに位置する山部と谷部との配列方向の離隔距離である中心線山谷ピッチQ1=5.0mmを、中央線Aに位置する山部と谷部との配列方向の離隔距離である中央線山谷ピッチQ2=10.0mmよりも大きくして、谷部を中央線Aよりも中心線Bに近接するように、中央線Aと中心線Bとの中間点から偏心させる。
さらに、図5に示すように、ミラー5の形成する谷部は、第二R加工部5bを備えており、第二R加工部5bを構成する第二半径R2=1.7mmは、第一R加工部5aを構成する第一半径R1=1.0mmよりも大きくする。
以上述べた本実施例2の太陽電池21によれば、実施例1に示したものと同様に、第一R加工部5aを備えることにより、図7に示すように、山部による反射光が散乱することを防止して、図8に示すように、縞状輝線が発生することを極力防止することができる。これに加えて、本実施例2の太陽電池21によれば、さらに以下のような作用効果を得ることができる。すなわち、入射された太陽光が第一半径R1より大きい第二半径R2により構成される第二R加工部5bを備える谷部に到達した場合に谷部により散乱反射されることを防止して、反射された太陽光の指向方向がセル3aの背面に指向する方向により効果的に変換されることとすることができる。
さらに、図4に示した実施例1におけるミラー5の、セル3aの中心線Bに位置する谷部と隣接する山部との間に形成される第二の反射面5dが右上又は左上に指向する反射面を形成して、その延在範囲がセル3aの中心線Bの両側からセル3aの両側端を越えていることに起因して、浅い角度で入射した太陽光が反射されてセル3aの背面に誘導されずに、背面板4及び前面板2を透過して外部に出てしまうことを、本実施例2においては第二の反射面5dの延在範囲の両端を、中心線山谷ピッチQ1<中央線山谷ピッチQ2とすることにより、セル3aの両側端より中心線Bに近接させて位置させることにより、図4に示したような浅い角度で入射された太陽光、つまり図6に示すような光束Bに示すように、セル3aの背面により効果的に誘導することができる。
加えて、中央線Aに一致する山部と隣接する谷部との間に形成される第一の反射面5cの配列方向に対してなす角度が図4に示した第一の反射面5cよりも浅い角度とすることができるので、図6に示すような中央線Aに隣接する第一の反射面5cに入射した光束Aを、中心線Bに隣接する反射面に誘導して、中心線Bに隣接する第二の反射面5dにより反射して、二重反射構成によりセル3aの背面に誘導し導くことができる。
このことにより、本実施例2の太陽電池21を外部から斜めに視認した場合に、太陽電池21を外部から視認する者にぎらついた感覚を付与することを回避して、太陽電池21の外観を良好なものとし高級感を具備させることができる。
つまり、本実施例2の太陽電池21によれば、朝方や夕暮れ時、冬場等の浅い角度で入射される太陽光をより効果的にセル3aの背面に集光することができるため、一日及び四季を通じてより高い集光性能と発電効率を維持して確保することを可能とすることができる。さらに、太陽電池21における発電量の時間推移、季節推移における積分強度を高めて、エネルギー効率を高めることができる。
さらに、本実施例2の太陽電池21によれば、配列方向にピッチPにおいて配列される複数のセル3aの間隔すなわちピッチPを実施例1に比較してより大きくすることとしても、入射された太陽光が山部により散乱反射されることを防止し、谷部や第二の反射面5dにより反射されてセル3aの背面に集光されずに外部に漏れて出てしまうことを防止することができる。これにより、損失光を発生することを極力防止して、集光倍率及び集光性能をともに高めて、太陽電池21を正面から見た場合のセル3aの投影面積の太陽電池21全体の投影面積に対して占有する割合を低減して、太陽電池21そのものの低コスト化を図ることもできる。
上述した実施例2においては、中央線Aに隣接する第一の反射面5cの配列方向に対する傾斜角度について規定していないが、この傾斜角度を数値限定することとしてもよい。以下それについての実施例3について述べる。
図9は、本発明に係わる太陽電池の一実施形態を示す模式図であり、図10は、本発明に係わる太陽電池の一実施形態を示す模式図である。
図9に示す太陽電池(モジュール)31は、前面板2と、セルストリングス3と、封止材4と、背面板4と、ミラー5とを含んで構成される。各構成要素の基本的構成は実施例2に示したものと同等であるため、重複する説明は割愛し、実施例2との相違点のみ詳細に説明する。
図9に示すように、ミラー5は、太陽光の波長が550nmにおける全光線反射率がrであり、セル3aの配列方向のセル幅がxであり、ピッチPをセル幅xで除した集光倍率がa=P/xであり、前面板の正面からミラー5の山部までの正面方向の厚みがtであるものとする。さらに、図10に示すように、ミラー5の中央線Aに隣接する第一の反射面5cの、破線で示す配列方向に対する傾斜角度をφとし、この傾斜角度φをθとして所定関数Ωを数6で示すように定義する。
この数6で定義される所定関数Ωが、θを0度から90度に変化させた場合に上に凸の変極点を有して最大値Ωmaxをとる場合に、この最大値Ωmaxを用いて、φを数7に示すように、数値限定することとする。
すなわち、傾斜角度φを最大値Ωmaxから15度を減じた値以上で、最大値Ωmax
に15度を加えた値以下とする。なお、15度という値はより好ましくは10度とし、更に好ましくは7度とする。
本実施例3に示した太陽電池31によれば、実施例2に示したものと同様の作用効果を得ることに加えて、さらに以下のような作用効果を得ることができる。すなわち、ミラー5を介して反射された太陽光がセル3aの背面に均一に照射されることを導いて、セル3aの背面に照射される太陽光の強度が背面内の部位によりばらついて強度のむらが発生することを防止して、照射される太陽光の強度の偏りに起因するセル3aひいては太陽電池31全体の発電効率の低下を招くことを予め回避することができる。
さらに、前面板2の表面でのスネル側による全反射光も効率よく利用可能となるため、太陽電池31のセル3aの背面に集光されずに、太陽電池31の外部に漏れて出ることとなる太陽光が、太陽電池31が適用される住宅の屋根上又は自動車のルーフ等における設置方位に依らずに小さく留められ、一年を通じて発電効率を高く保つことができる。
加えて、太陽電池31によれば、セル3aの背面での背面内の位置毎の太陽光の強度の偏りを小さくすることができるので、集光性を高めることつまり集光化による封止材を構成する樹脂の熱劣化が生じることを極力防止することができる。
このため、封止材とセル3aとの間に剥離が発生することや、クラックが発生することを防止して、太陽電池31内部における不具合が発生することを未然に防止することができる。このことにより、太陽電池31を構成するモジュールの耐久寿命を、集光化が図られていない従前のモジュールの耐久寿命と同等なものとし、集光化をより有利に実行することができる。
以下に上述した実施例1〜2と従来技術である比較例1〜3の相互間を比較して、太陽光照射下における正面及び斜めからの太陽電池を構成するモジュールの外観と、有効な発電エリアである90mm×125mmにおける、ソーラーシミュレータにより見積もった発電効率を図11の表に示す。
なお、比較例1〜3については、以下に述べる諸元を有する。比較例1は、実施例1と同一のセルストリングス3を用いて、セル3aの中心線Bに対して背面板4の山部の配列方向におけるずれ量が7mmとしたものである。
比較例2は、実施例1と同一のセルストリングス3を用いて、第一R加工部5aの第一半径R1をピッチP=30mmの1/5である6mmを超える8.0mmとし、谷部に第二R加工部5bを設けて第二R加工部5bを構成する第二半径R2を8.0mmとして、R2>R1の条件が成立しないものとしている。
比較例3は、実施例2と同一のセルストリングス3を用いて、背面板4の最も厚みが厚くなる点が、セル3aの中心線Bではなく、隣接するセル3aの中央線Aに接近するように偏在させて、中央線山谷ピッチQ1=5.0mm、中心線山谷ピッチQ2=10.0mmとして、中央線山谷ピッチQ1>中心線山谷ピッチQ2の条件が成立しないものとしている。
図11の表に示すように、モジュール外観において、正面の外観においては実施例1及び実施例2はともに、比較例1〜3に較べて極めて良好な結果を示し、斜め外観においても、比較例1〜3に較べて概ね良好な結果を示しており、特に実施例2においてぎらつき間を抑制する効果が高いことを示している。縞状輝線の発生においても、実施例1及び実施例2はともに、比較例1〜3に較べて縞状輝線の発生を抑制することができており、特に、実施例2において縞状輝線を抑制する効果が高いことを示している。
ソーターシミュレータによる発電効率すなわち変換効率においても、実施例1及び実施例2はともに、比較例1〜3に較べて良好な発電効率を実現することができており、特に実施例2においては、より高い発電効率を実現することができている。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
例えばピッチP方向にだけすき間を設け、一次元的に集光する態様だけでなく、ピッチPと垂直な方向(図1における紙面の法線方向)に対してもピッチP2ですき間を設け、二次元的に集光を行いセルの利用効率を高める態様であっても良い。
本発明は、太陽電池に関するものであり、比較的軽微な変更により、より適切に太陽光を反射することができる太陽電池を提供して、太陽電池の発電効率を向上するとともに、太陽電池及び太陽電池が搭載される住宅や自動車の商品性を高めることができるので、産業上様々な分野に用いられる太陽電池に適用して有益なものである。
1 太陽電池(モジュール)
2 前面板
3 セルストリングス
3a セル(太陽光発電手段)
4 背面板
5 ミラー(反射板、4+5:反射手段)
5a 第一R加工部
21 太陽電池(モジュール)
5b 第二R加工部
31 太陽電池(モジュール)
さらに、前記太陽電池において、
前記ピッチと、
前記垂直方向から見て前記反射板が前記配列方向となす傾斜角度と、
前記前面板の正面と前記反射板の前記中央線に一致する山部との正面方向における厚みと、
前記ピッチを前記太陽光発電手段の前記配列方向の長さで除した集光倍率と、
前記反射板の全光線反射率と、により定められる所定関数が、前記傾斜角度が0度から90度まで変化させた場合にとる最大値における前記傾斜角度の値から15度を減じた値を下限値とし、前記最大値における前記傾斜角度の値に15度を加えた値を上限値として、
前記傾斜角度が前記下限値より大きく前記上限値より小さいこと、
を特徴とすることが好ましい。
数3に従うと、日中に太陽光から降り注ぎ前記セルに到達する光エネルギーの全積分強度Itotは、以下に示す数4に示す関係式で表される。
また、集光素子すなわち前記反射板が存在しない標準的な太陽電池モジュールにおいて同一モジュール面積あたりに前記セルに到達する光エネルギーの全積分強度Inocは、以下に示す数5に示す関係式で表される。
この数6に示す関係式を、前記所定関数として用いることができる。この効率Ω(θ)が最大値を与える傾斜角度θの値φmaxを前記反射板つまり集光用のミラーの傾斜角度φとして選択することで集光効率を最も高められることが解る。実用的には前記太陽電池の住宅や車に対する設置角度や設置方位の制約、外観的な制約も勘案しつつ前記反射板つまり集光用のミラーの傾斜角度は定められるため、本発明の前記反射板つまり集光用のミラーの傾斜角度φは、上記Ω(θ)が0度から90度の間で与える最大値Ωmaxにおける傾斜角度θ=φmaxを規準として、以下に示す数7を満足することが好ましい。
なお、数7における15度の角度は、直達光が多い地域での変換効率を向上させるため、好ましくは10度とする。さらに、拡散光束を含めた高い変換効率を実現するために最も好ましくは7度とする。また、前記反射板の全光線反射率は、例えば波長が550nmにおいての値を用いる。
この数6で定義される所定関数Ωが、θを0度から90度に変化させた場合に上に凸の変極点を有して最大値Ωmaxをとる場合に、この時の傾斜角度θ=値φmaxを用いて、φを数7に示すように、数値限定することとする。
すなわち、傾斜角度φを値φmaxから15度を減じた値以上で、値φmaxに15度を加えた値以下とする。なお、15度という値はより好ましくは10度とし、更に好ましくは7度とする。
ソーーシミュレータによる発電効率すなわち変換効率においても、実施例1及び実施例2はともに、比較例1〜3に較べて良好な発電効率を実現することができており、特に実施例2においては、より高い発電効率を実現することができている。
さらに、前記太陽電池において、
前記ピッチと、
前記垂直方向から見て前記反射板が前記配列方向となす傾斜角度と、
前記前面板の正面と前記反射板の前記中央線に一致する山部との正面方向における厚みと、
前記ピッチを前記太陽光発電手段の前記配列方向の長さで除した集光倍率と、
前記反射板の全光線反射率と、により定められる数6に示す所定関数が、前記傾斜角度が0度から90度まで変化させた場合にとる最大値における前記傾斜角度の値から15度を減じた値を下限値とし、前記最大値における前記傾斜角度の値に15度を加えた値を上限値として、
前記傾斜角度が前記下限値より大きく前記上限値より小さいこと、
を特徴とすることが好ましい。
数3に従うと、日中に太陽光から降り注ぎ前記セルに到達する光エネルギーの全積分強度Itotは、以下に示す数4に示す関係式で表される。
また、集光素子すなわち前記反射板が存在しない標準的な太陽電池モジュールにおいて同一モジュール面積あたりに前記セルに到達する光エネルギーの全積分強度Inocは、以下に示す数5に示す関係式で表される。
この数6に示す関係式、前記所定関数である。この効率Ω(θ)が最大値を与える傾斜角度θの値φmaxを前記反射板つまり集光用のミラーの傾斜角度φとして選択することで集光効率を最も高められることが解る。実用的には前記太陽電池の住宅や車に対する設置角度や設置方位の制約、外観的な制約も勘案しつつ前記反射板つまり集光用のミラーの傾斜角度は定められるため、本発明の前記反射板つまり集光用のミラーの傾斜角度φは、上記Ω(θ)が0度から90度の間で与える最大値Ωmaxにおける傾斜角度θ=値φmaxを規準として、以下に示す数7を満足することが好ましい。
この数6で定義される所定関数Ωが、θを0度から90度に変化させた場合に上に凸の変極点を有して最大値Ωmaxをとる場合に、この時の傾斜角度θ=値φmaxを用いて、φを数7に示すように、数値限定することとする。

Claims (4)

  1. 前面板と、前記前面板の背面側に位置して所定のピッチで配列方向に配列された太陽光発電手段と、前記太陽光発電手段の背面に太陽光を反射する反射手段とを含み、前記反射手段が反射板と背面板を含み、前記反射板が、前記太陽光発電手段の正面方向と前記配列方向に垂直な垂直方向から見て、前記ピッチの半分の半ピッチを一周期として前記正面側に突出する山部と前記背面側に窪む谷部を構成し、前記太陽光発電手段の前記配列方向における中心線の位置及び隣接する前記太陽光発電手段間の中央線の前記配列方向における位置を前記山部の前記配列方向における位置と一致させて、前記中央線に一致する前記山部に第一R加工部を形成して、前記第一R加工部を構成する第一半径が0.05mmより大きく前記ピッチの1/5より小さいことを特徴とする太陽電池。
  2. 前記垂直方向から見て、前記中心線と一致する前記山部と隣接する前記谷部との前記配列方向における間隔である中心線山谷ピッチに比べて、前記中央線と一致する前記山部と隣接する前記谷部との前記配列方向における間隔である中央線山谷ピッチが大きいことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記中心線に一致する前記山部と隣接する前記谷部に第二R加工部を形成するとともに、前記第二R加工部を構成する第二半径が前記第一半径よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の太陽電池。
  4. 前記ピッチと、前記垂直方向から見て前記反射板が前記配列方向となす傾斜角度と、前記前面板の正面と前記反射板の前記中央線に一致する山部との正面方向における厚みと、前記ピッチを前記太陽光発電手段の前記配列方向の長さで除した集光倍率と、前記反射板の全光線反射率とにより定められる所定関数が、前記傾斜角度が0度から90度まで変化させた場合にとる最大値から15度を減じた値を下限値とし、前記最大値に15度を加えた値を上限値として、前記傾斜角度が前記下限値より大きく前記上限値より小さいことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の太陽電池。
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