JP2001119054A - 集光型太陽光発電装置 - Google Patents

集光型太陽光発電装置

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JP2001119054A
JP2001119054A JP29347399A JP29347399A JP2001119054A JP 2001119054 A JP2001119054 A JP 2001119054A JP 29347399 A JP29347399 A JP 29347399A JP 29347399 A JP29347399 A JP 29347399A JP 2001119054 A JP2001119054 A JP 2001119054A
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JP29347399A
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Tsuyoshi Uematsu
強志 上松
Yoshinori Miyamura
芳▲徳▼ 宮村
Yoshiaki Yazawa
義昭 矢澤
Ken Tsutsui
謙 筒井
Hiroyuki Otsuka
寛之 大塚
Jiyunko Minemura
純子 峯邑
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Hitachi Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/52PV systems with concentrators

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電出力の増大。製造コスト低減。 【解決手段】 一方の面が光反射面になる基板と、前記
基板の光反射面に設けられる透明部材と、前記透明部材
中に設けられる複数の光発電素子と、前記透明部材の表
面に設けられかつ露出する面が光入射面になる透明板と
を有する集光型太陽光発電装置であって、前記基板は金
属で形成されている。基板はアルミニウムで形成されて
いるとともに、前記光反射面はV溝を隙間無く複数平行
に配列して形成されるV溝面で形成されている。 【効果】 光発電素子の間隔が従来よりも大きくでき、
集光倍率を大きくできた。しかも光発電素子と素子の間
に入射した太陽光はV溝光反射層によって光発電素子に
導かれ、発電に寄与することが出来、光利用効率を向上
させることができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集光型太陽光発電装
置に係わり、特に、光発電素子の配置数の低減および光
利用効率の増大が可能で、かつ耐候性や機械的強度を増
大できる集光型太陽光発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発電用太陽電池は、ガラスからな
る透明基板の下に発電素子を隙間が少なくなるように配
列し、この下にさらに湿度等の周囲環境条件から発電素
子を保護するために、PVF(ポリフッ化ビニル)等を
接着した構造になっている。
【0003】また、特開平10-284747 号公報に記載され
ているように、最近では素子配列間隔を広げ、発電素子
の使用量をわずかでも少なくする工夫がなされた技術
(太陽電池モジュール)が開示されている。この文献に
は、素子(太陽電池セル)と素子の間に入射した太陽光
を散乱板によって四方八方に散乱させ、その一部を前記
発電素子に到達させ発電に寄与させることで、入射した
太陽光を余すことなく有効に利用する技術が記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の太陽電池モ
ジュールは、素子間に入射した太陽光を散乱させて太陽
電池セルに到達させる構造を採用するとともに、セル間
隙の適正化によってセル枚数の低減を図り、これによっ
て相対的出力の向上を図っている。
【0005】本出願人においても発電効率が高く製造コ
ストの安い集光型太陽光発電装置の開発を展開してい
る。しかしながら従来技術では、光取り込み率は未だ低
く、素子間に入射した光を50%以上発電素子に取り込
みながら、光の集光倍率を1.5倍以上あるいは2倍以
上とすることは難しい。
【0006】本発明の目的は、光取り込み率が高く製造
コストが低減できる集光型太陽光発電装置を提供するこ
とにある。
【0007】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0009】(1)一方の面が光反射面になる基板と、
前記基板の光反射面に設けられる透明部材と、前記透明
部材中に設けられる複数の光発電素子と、前記透明部材
の表面に設けられかつ露出する面が光入射面になる透明
板とを有する集光型太陽光発電装置であって、前記基板
は金属で形成されている。前記光反射面は凹凸面であ
る。前記光反射面はV溝を複数平行に配列して形成され
るV溝面で形成されている。前記V溝の拡開角度は12
0度±10度である。前記光反射面は前記基板を構成す
る金属の表面で形成されている。前記透明板はガラス板
またはプラスチック板のいずれか1つあるいはこれらの
複合品である。
【0010】(2)前記手段(1)の構成において、前
記基板は金属で形成されているとともに、前記光反射面
を除く基板表面が耐候性膜で被われている構成になって
いる。
【0011】(3)前記手段(1)または前記手段
(2)の構成において、前記光反射面は前記基板の表面
に設けられる膜の膜表面によって形成されている。前記
膜は反射率が高い金属膜で形成されている。
【0012】(4)前記手段(3)の構成において、前
記膜は前記透明板の屈折率よりも小さい屈折率の単層薄
膜からなる干渉膜で形成されている。
【0013】(5)前記手段(3)の構成において、前
記膜は低屈折率薄膜と高屈折率薄膜を周期的に重ねる多
層薄膜からなる干渉膜であり、かつ前記透明板の屈折率
よりも小さい屈折率の干渉膜である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、発明の実施の形態を
説明するための全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0015】(実施形態1)図1乃至図3は、本発明の
一実施形態(実施形態1)である集光型太陽光発電装置
に係わる図である。
【0016】本実施形態1の集光型太陽光発電装置は、
図1にその要部断面を示すが、一方の面(図中上面)が
光反射面2になる基板1と、前記基板1の光反射面2側
に設けられる透明部材3と、前記透明部材中に設けられ
る複数の光発電素子(太陽電池)4と、前記透明部材3
の表面側に設けられかつ露出する面が光入射面5になる
透明板6とを有する構造になっている。
【0017】図2は集光型太陽光発電装置の模式的平面
図である。基板1,透明部材3および透明板6は相互に
重なり、たとえば、長方形状になっている。透明部材3
内に配置される光発電素子4は、図2に示すように、マ
トリックス状に整列配置されている。
【0018】前記基板1はアルミニウムやステンレス等
からなる金属で形成されている。また、基板1の一方の
面(図中上面)にはV溝10が複数平行に設けられて凹
凸面を形成している。この凹凸面は光反射面2を構成す
る。アルミニウム面やステンレス面は反射率が高く、良
好な光反射面2を構成する。基板1の厚さは、特に限定
はされないが、たとえば、0.4mm程度になってい
る。
【0019】基板1はアルミニウムやステンレス等の金
属で形成されていることから、熱伝達性が良好であり、
光発電素子4から発生した熱を外部に放散させる部材と
して作用するため、光発電素子4の発電効率を向上さ
せ、集光型太陽光発電装置の出力増大を図ることができ
る。また上記基板として熱膨張率の小さいコバール板等
を用いることにより光発電素子4が熱サイクルにより破
損するのを防止することができる。
【0020】基板1は金属で構成されていることから、
機械的強度が高く、頑丈な集光型太陽光発電装置を提供
することができるとともに、耐環境信頼性も高くなる。
【0021】前記透明部材3はエチレンー酢酸ビニル共
重合体(EVA))による透明樹脂層であり、基板1と
透明板6を接着させるとともに、光発電素子4を封じ込
めている。また、前記透明板6は3mm程度の厚さのガ
ラス板である。
【0022】前記光発電素子4はSiによる太陽電池で
あり、特に限定はされないが、たとえば、長さ100m
m、幅Wは25mmである。また、光発電素子4の配列
間隔aは20mmである。
【0023】図1に示すように、集光型太陽光発電装置
の光入射面5に入射した太陽光7は、直接光発電素子4
に入射する場合と、光発電素子4間を通過して光反射面
2で一旦反射しさらに透明板6の表面(ガラス表面)で
全反射されて光発電素子4へ到達する場合と、光発電素
子4間を通過して光反射面2で一旦反射して光発電素子
4の裏面に到達する場合があり、いずれも光発電素子4
に到達することによって光発電素子4により電気エネル
ギーに変換される。
【0024】また、ガラス面での全反射条件を満たさな
い場合は、集光型太陽光発電装置の外に出ていってしま
い、発電に寄与しなくなってしまうロス光となって光利
用効率が悪くなる。これを防ぐためは前記V溝10のV
溝の開き角度を小さくする必要がある。しかし、あまり
小さくすると光反射面2での2重反射が発生する。この
ためV溝10の開き角度は120度±10度とする必要
がある。本実施形態1では開き角度を120度、V溝の
ピッチを0.2mmとした。
【0025】このような構造にすることによって、光発
電素子4の間隔が従来よりも大きくできる結果、集光倍
率を大きくできる。すなわち、光発電素子4間に入射し
た光を50%以上光発電素子4に取り込むことができ、
光の集光倍率を1.5倍以上あるいは2倍以上を達成す
ることができる。
【0026】つぎに、このような集光型太陽光発電装置
の製造(組立)方法について、図3を参照しながら説明
する。
【0027】図3(a)に示すように、ラミネータ装置
のテーブル20上にガラス板からなる透明板6を載置し
た後、たとえば、厚さ0.8mmのシート状のEVA2
1を置き、さらに前記EVA21上に相互に配線接続
(図示せず)した光発電素子4を置く、その後真空排
気,加熱を行った後、大気圧で押圧してラミネートを行
いう。この加熱,押圧処理によってEVAは溶け、透明
板6と光発電素子4が相互に接着される。
【0028】つぎに、図3(b)に示すように、透明板
6に接着された光発電素子4の上にEVA22を1枚載
せ、さらにV溝10による光反射面2を有する基板1
を、V溝10がEVA22に対面するようにして前記E
VA22上に重ね、ラミネータ装置の上型23を降下さ
せてテーブル20と上型23間に透明板6,EVA2
1,光発電素子4,EVA22,基板1を挟み、かつ加
熱し、基板1と透明板6の間に透明部材3を有しかつ透
明部材3内に光発電素子4を有する一体構造の集光型太
陽光発電装置を製造する。
【0029】本実施形態1によれば以下の効果を有す
る。
【0030】(1)光反射面2を有する基板1と透明板
6を透明部材3で一体化するとともに、透明部材3内に
マトリックス状に光発電素子4を配置する構造にするこ
とによって、光発電素子4の間隔が従来よりも大きくで
きる結果、集光倍率を大きくできる。
【0031】(2)光発電素子4と光発電素子4の間に
入射した太陽光7をV溝10による光反射面2によって
光発電素子4に導くことができるため、光発電素子4間
に入射した光を50%以上光発電素子4に取り込むこと
ができ、光の集光倍率を1.5倍以上あるいは2倍以上
を達成することができる。従って集光型太陽光発電装置
の発電出力の増大を図ることができる。
【0032】(3)従来の集光型太陽光発電装置では、
基板はフッ素樹脂系シート等の樹脂シートを用いている
が、本実施形態1では基板1は0.4mm厚さの比較的
厚いアルミニウム板で構成されていることから、機械強
度が高く集光型太陽光発電装置の耐環境信頼性が優れる
ことになる。
【0033】(4)基板1はアルミニウムやステンレス
等の金属で形成されていることから、熱伝達性が良好で
あり、光発電素子4から発生した熱を外部に放散させる
部材として作用するため、光発電素子4の発電効率を向
上させ、集光型太陽光発電装置の出力増大を図ることが
できる。すなわち、太陽電池は温度が上昇すると特性劣
化が起こり、逆に温度が下がると発電効率が上昇する特
性を有している。
【0034】(5)集光型太陽光発電装置は、部品点数
が少なく製造コストの低減が達成できる。
【0035】(6)集光型太陽光発電装置は、部品点数
が少ないことから、組立工程も少なくなり、製造コスト
の低減が達成できる。
【0036】(実施形態2)図4は本発明の他の実施形
態(実施形態2)である集光型太陽光発電装置の要部を
示す断面図である。
【0037】本実施形態2では、金属で形成される基板
1の表面、すなわち金属表面をそのまま光反射面2とし
て使用することなく、表面に反射率の高い膜を設け、こ
の膜表面を光反射面2とした例である。たとえば、図4
に示すように、基板1のV溝10(凹凸面)の表面に銀
やアルミニウム等の発電効率が高い金属膜25を設けた
例である。また、基板1の光反射面2が設けられない面
には耐候性が優れた耐候性膜26を形成しておき、基板
1を保護して酸化等を抑止して基板1の寿命を長くする
ようになっている。耐候性膜は特に限定はされないが、
Al23膜で構成されている。基板1がアルミニウムの
場合、陽極酸化等の処理によって容易にAl23膜を形
成できる。なお、当然にして基板1は他の金属でもよ
く、耐候性膜26も他の材質の膜でよい。また、上記耐
候性膜26が基板1のV溝と金属膜25の間にも形成さ
れていても、上記構造と同様の耐候性および光反射特性
が得られる。
【0038】(実施形態3)図5は本発明の他の実施形
態(実施形態3)である集光型太陽光発電装置の要部を
示す断面図である。
【0039】本実施形態3は光反射面2の反射率を更に
高めた例である。すなわち、本実施形態では基板1のV
溝10(凹凸面)上に干渉膜30を設け、この干渉膜3
0を光反射面2とした例である。
【0040】すなわち、図5に示すように、金属からな
る基板1の凹凸面(V溝10面)に低屈折率の薄膜(低
屈折率薄膜)31と、高屈折率の薄膜(高屈折率薄膜)
32を1乃至複数周期に重ねて多層薄膜で構成される干
渉膜30を設け、この干渉膜30を光反射面2として使
用するものである。図5では単周期膜としてある。
【0041】一例を挙げるならば、基板1の一方の面に
高純度アルミニウムからなる薄膜35を蒸着し、その上
に低屈折率薄膜31としてSiO2膜、高屈折率薄膜3
2としてTiO2膜を順に積層した。
【0042】なお、多層の干渉膜の代わりに透明部材3
や透明板6より小さい屈折率をもつ単層薄膜を設けた構
造であっても金属膜による反射率よりも高い反射率が得
られる。
【0043】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない、たとえ
ば、前記実施形態では、透明板をガラス板で構成した例
について説明したが、プラスチック板を使用しても前記
実施形態同様な効果が得られる。プラスチック板を使用
する構造では、小型の太陽光発電装置をつなぎあわせ、
折りたたんで持ち運びに便利な構造として、屋外用途の
軽量発電装置としての利用もできる実益がある。
【0044】また、前記実施形態では、光の通過する部
分の構成を、透明部材(透明樹脂層)と透明板からなる
構造として説明したが、これらは樹脂などの一つの材料
を用いて一体で構成してもよく、さらには、必要に応じ
て光発電素子などを接着するための接着剤層が介在する
構造にしてもよい。
【0045】また、前記各実施形態では透明樹脂と表現
したが、これは通常のガラスや低融点ガラスなどの他の
材料を用いたものでも上記機能を有していればよい。ま
た、上記実施例のV溝反射層の代わりに、他の構造の凹
凸面による光反射面であってもよい。
【0046】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0047】(1)光反射面を有する基板と透明板を透
明部材で一体化するとともに、透明部材内にマトリック
ス状に光発電素子を配置する構造であることから、光発
電素子の間隔が従来よりも大きくできる結果、集光倍率
を大きくできる。
【0048】(2)光発電素子と光発電素子の間に入射
した太陽光はV溝による光反射面によって光発電素子に
導かれ、発電に寄与することが出来、光利用効率を向上
させることができる。すなわち、光発電素子と光発電素
子との間に入射した光を50%以上光発電素子に取り込
むことが可能になり、光の集光倍率を1.5倍以上ある
いは2倍以上と高めることができ光発電効率の増大を図
ることができる。
【0049】(3)基板は比較的厚いアルミニウム板で
構成されていることから、機械強度が高く集光型太陽光
発電装置の耐環境信頼性が優れることになる。
【0050】(4)基板は熱伝達性が良好である金属で
形成されていることから、光発電素子で発生した熱は速
やかに基板を介して外部に放散されるため、光発電素子
の発電効率を向上させることができ、集光型太陽光発電
装置の出力増大を図ることができる。
【0051】(5)部品点数が少なくかつ組立工程も少
ないことから安価な集光型太陽光発電装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態(実施形態1)である集光
型太陽光発電装置の要部を示す断面図である。
【図2】本実施形態1の集光型太陽光発電装置の要部を
示す平面図である。
【図3】本実施形態1の集光型太陽光発電装置の製造各
工程での模式図である。
【図4】本発明の他の実施形態(実施形態2)である集
光型太陽光発電装置の要部を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態(実施形態3)である集
光型太陽光発電装置の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1…基板、2…光反射面、3…透明部材、4…光発電素
子、5…光入射面、6…透明板、7…太陽光、10…V
溝、11…V溝面、20…テーブル、21…EVA、2
2…EVA、23…上型、31…低屈折率の薄膜(低屈
折率薄膜)、32…高屈折率の薄膜(高屈折率薄膜)、
33…干渉膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢澤 義昭 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 筒井 謙 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 大塚 寛之 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 峯邑 純子 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5F051 AA01 BA13 BA18 JA02 JA03 JA04 JA05 JA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面が光反射面になる基板と、前記
    基板の光反射面に設けられる透明部材と、前記透明部材
    中に設けられる複数の光発電素子と、前記透明部材の表
    面に設けられかつ露出する面が光入射面になる透明板と
    を有する集光型太陽光発電装置であって、前記基板は金
    属で形成されていることを特徴とする集光型太陽光発電
    装置。
  2. 【請求項2】 一方の面が光反射面になる基板と、前記
    基板の光反射面に設けられる透明部材と、前記透明部材
    中に設けられる複数の光発電素子と、前記透明部材の表
    面に設けられかつ露出する面が光入射面になる透明板と
    を有する集光型太陽光発電装置であって、前記基板は金
    属で形成されているとともに、基板表面が耐候性膜で被
    われていることを特徴とする集光型太陽光発電装置。
  3. 【請求項3】 前記光反射面はV溝を複数平行に配列し
    て形成されるV溝面で形成されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の集光型太陽光発電装
    置。
  4. 【請求項4】 前記V溝の拡開角度は120度±10度
    であることを特徴とする請求項3に記載の集光型太陽光
    発電装置。
  5. 【請求項5】 前記光反射面は前記基板上に形成された
    反射率が高い金属膜で形成されていることを特徴とする
    請求項1,2,4,5のいずれか1項に記載の集光型太
    陽光発電装置。
  6. 【請求項6】 前記光反射面上に干渉膜が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1,2,4,5のいずれか1
    項に記載の集光型太陽光発電装置。
  7. 【請求項7】 前記膜は低屈折率薄膜と高屈折率薄膜を
    周期的に重ねる多層薄膜からなる干渉膜であることを特
    徴とする請求項6に記載の集光型太陽光発電装置。
  8. 【請求項8】 前記透明板はガラス板またはプラスチッ
    ク板のいずれか1つあるいはこれらの複合品であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記
    載の集光型太陽光発電装置。
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