JP2010171253A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体チップとパッケージ基板との接合部におけるアンダーバンプメタル層と絶縁膜との界面端の特異性に起因した応力集中を低減することで、信頼性の高い半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板21上の多層配線層22の表面に形成された複数の半導体チップ用電極パッド23と、電極パッド23を露出する開口を有する絶縁膜24と、電極パッド23上から、パッド23に対応した開口近傍の絶縁膜24上に至る領域まで形成された複数のアンダーバンプメタル層25と、を具備する半導体チップ20と、アンダーバンプメタル層25上に形成された半田バンプ26と、電極パッド23に形成された複数の基板用電極パッド32を有し、半田バンプ26が、基板用電極パッド32と接合している基板31と、を備えた半導体装置であって、アンダーバンプメタル層25の端部直下に潜り込むように絶縁膜24に、内部が空洞の溝27を形成する。
【選択図】図4B

Description

本発明は、電子機器等に用いられる半導体装置に関し、特に、基板上に半導体チップが表面実装された半導体装置に関する。
近年の電子機器の小型化、高性能化に伴い、半導体チップの入出力用信号ピン数は増加している。しかし一方で、半導体チップの更なる小型化が求められるようになっている。このような要求に対応した高密度実装を実現するため、半導体チップのパッケージ基板への実装方法は、従来のリードを用いたQFP(Quad Flat Package)に代表される実装方法から、より多数の信号ピンを高密度に実装可能なフリップチップ接続などの表面実装方法へと変化している。
このようにパッケージ基板上に半導体チップが表面実装された半導体装置において、半導体チップの表面は多層配線層からなり、この多層配線層上には、格子状に複数の電極パッドが形成されている。これらの電極パッドが形成された多層配線層上には、各電極パッドが露出する開口を有する絶縁膜が形成されている。絶縁膜から露出した電極パッド上及び、開口近傍の絶縁膜上には、アンダーバンプメタル層が形成されている。一方でパッケージ基板表面には、半導体チップに格子状に形成された電極パッドの位置に対応して、格子状に電極パッドが形成されている。そして、このパッケージ基板表面に形成されたそれぞれの電極パッドと、半導体チップに形成されたアンダーバンプメタル層とを、半田バンプによって電気的に接合することで、パッケージ基板上に半導体チップが実装されている。
ところで、このような半導体装置の高密度実装化により、半導体チップ及びパッケージ基板の表面にそれぞれ形成された電極パッド及び、これらを接続する半田バンプは、微細化が進んでおり、個々の半田バンプの径は100μm以下となるものまでが実現されている。しかし、このような微細化は、半田バンプの剥離や破壊による電気的接続不良をいっそう招きやすくするため、半導体装置の信頼性が低下するという問題がある。
上述した半導体装置において、このような半田バンプの剥離や破壊は、主に、半導体装置の製造プロセスや実際の動作時等の温度変化により発生する応力によるものである。すなわち、パッケージ基板と半導体チップとの熱膨張率差により、温度変化に伴い半田バンプに応力が生じるため、半田バンプの剥離や破壊が起こっている。
例えばSi半導体チップの線膨張係数は3〜4ppm/Kであり、一般によく用いられるFR−4のようなパッケージ基板の線膨張係数はおよそ10〜20ppm/Kである。従って、例えばパッケージ基板と半導体チップとを接合する際には200℃以上まで加熱して、接合後に冷却するが、接合後の冷却による収縮はパッケージ基板の方が半導体チップよりも大きい。このとき、パッケージ基板と半導体チップとの熱膨張率差に起因して、半田バンプには接合面方向にせん断負荷が生じると同時にパッケージ基板には反りが発生する。さらに、半田バンプには、この反りによって接合面に直交する方向に引張り圧縮負荷が生じる。
このような熱膨張率差に起因して発生する応力は、半導体装置の動作時の発熱によっても同様に発生し、一度の負荷による応力によって不良が発生しない場合であっても、繰り返し発生する負荷による応力によって不良発生に至るケースも多い。
このような問題に対し、パッケージ基板と半導体チップとの間に樹脂を注入することにより、半田バンプの剥離や破壊を防止することができる。しかし、このような樹脂注入により、半田バンプに発生する応力は、半田バンプを介して絶縁膜にかかるため、絶縁膜の剥離や破壊が生じるという問題がある。
この絶縁膜の剥離や破壊に対し、アンダーバンプメタル層の端部から離間した周囲の絶縁膜に溝または孔を設けることで、この溝または孔が応力を吸収し、絶縁膜全体にかかる応力を緩和させる構造(特許文献1参照)が知られている。
特開2000−183108号公報
ところで、上述したような特許文献1に係る半導体装置において、接合部は、複数の材料によって構成されている。接合部は上述のように、半導体チップ表面の電極パッドと、この電極パッドが露出する開口を有する絶縁膜と、この絶縁膜の開口近傍と電極パッド上とに形成されたアンダーバンプメタル層と、このアンダーバンプメタル層上の半田バンプと、この半田バンプを介してアンダーバンプメタル層に電気的に接続されるパッケージ基板表面の電極パッドと、からなる。このような接合部には、複数の異材界面が存在する。
このような異材界面の端部は負荷を受けた際に応力集中が生じる特異点となる。従って、上述したような温度変化によって大きな負荷が生じた際には、界面端の特異応力場による剥離や破壊が不良の一つの形態となる。以下、この界面端の特異応力場による剥離や破壊による不良について、説明する。
パッケージ基板上に半導体チップが表面実装された半導体装置において、界面端の特異性により高い応力集中を生じる場所は、アンダーバンプメタル層と絶縁膜層との界面端である。実際に生じた不良を分析した結果、アンダーバンプメタル層と絶縁膜層との界面端から絶縁膜の剥離が発生し、これにより接合部不良が発生しているケースが確認されている。また、後に説明するように、接合部の応力分布を有限要素法による解析で求めた場合にも、アンダーバンプメタル層と絶縁膜層との界面端に高い応力集中が生じることがわかっている。以上のことから従来構造において、アンダーバンプメタル層と絶縁膜層との界面端の特異応力場が接合部不良の一因であると言える。
このように、半導体装置を構成する材料の熱膨張率の差異に起因して、パッケージ基板と半導体チップとの接合部に負荷がかかり、この負荷によって接合部近傍の異材界面端に特異応力場が形成され、剥離、破壊等の不良の原因となる問題がある。
しかし、絶縁膜に設けられた溝によって絶縁膜全体にかかる応力を緩和する従来構造においても、絶縁膜に溝が形成されていない構造と変わらず、絶縁膜とアンダーバンプメタル層との界面端に高い応力集中が生じる。従って、絶縁膜に強い応力がかかる際には、この界面端から絶縁膜が剥離するという問題がある。
そこで本発明の課題は、半導体チップがパッケージ基板上に実装された半導体装置において、半導体チップとパッケージ基板との接合部におけるアンダーバンプメタル層と絶縁膜との界面端の特異性に起因した応力集中を低減することで、信頼性の高い半導体装置を提供することにある。
本発明の半導体装置は、半導体基板上の多層配線層の表面に格子状に形成された複数の第1の電極パッドと、前記多層配線層表面に形成され、前記複数の第1の電極パッドをそれぞれ露出する開口を有する絶縁膜と、それぞれの前記第1の電極パッド上から、これらの第1の電極パッドに対応したそれぞれの前記開口近傍の前記絶縁膜上に至る領域まで形成された複数のアンダーバンプメタル層と、を具備する半導体チップと、前記アンダーバンプメタル層上に形成された半田バンプと、前記第1の電極パッドのそれぞれに対応する箇所にそれぞれ形成された複数の第2の電極パッドを有し、前記半田バンプが、前記第2の電極パッドと接合している基板と、を備えた半導体装置であって、前記アンダーバンプメタル層の端部直下に潜り込むように前記絶縁膜に、内部が空洞の溝を形成したことを特徴とするものである。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板に形成された多層配線層の表面に、格子状に複数の第1の電極パッドを形成する工程と、前記多層配線層表面に、前記複数の第1の電極パッドをそれぞれ露出する開口を有する絶縁膜を形成する工程と、それぞれの前記第1の電極パッド上から、これらの第1の電極パッドに対応したそれぞれの前記開口近傍の前記絶縁膜上に至る領域に、それぞれアンダーバンプメタル層を形成する工程と、これらのアンダーバンプメタル層上に、それぞれ半田バンプを形成する工程と、前記アンダーバンプメタル層の端部と離間する開口を有するレジスト層を前記絶縁膜上に形成する工程と、このレジスト層を介して、前記絶縁膜に対してウェットエッチングすることにより、前記アンダーバンプメタル層の端部直下に潜り込むような溝を形成する工程と、前記レジスト層を前記絶縁膜上から除去する工程と、によって半導体チップを形成する工程と、この前記半導体チップと、前記第1の電極パッドにそれぞれ対応する箇所にそれぞれ形成された複数の第2の電極パッドを有する基板とを、前記それぞれの半田バンプが、前記それぞれの第2の電極パッド上に配置されるように前記半導体チップの位置を調節した後、全体をリフロー処理することによって前記半田バンプと前記第2の電極パッドとを接合する工程と、を具備することを特徴とする方法である。
本発明によれば、半導体チップがパッケージ基板上に実装された半導体装置において、半導体チップとパッケージ基板との接合部におけるアンダーバンプメタル層と絶縁膜との界面端の特異性に起因した応力集中を低減することにより、信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
本発明の原理を説明するための説明図である。 図1に示す構造に対応した従来構造における異材界面の端部に発生する応力の分布を示すシミュレーション結果である。 図1に示す構造に対応した本発明の構造における異材界面の端部に発生する応力の分布を示すシミュレーション結果である。 図1に示す構造に対応した本発明の構造における異材界面の端部に発生する応力の分布を示すシミュレーション結果である。 図1に示す構造に対応した従来構造における異材界面の端部に発生する応力の分布を示すシミュレーション結果である。 図1に示す構造に対応した本発明の構造における異材界面の端部に発生する応力の分布を示すシミュレーション結果である。 第1の実施形態に係る半導体装置における半導体チップを示す上面図である。 図4Aに示す破線A−A´に沿った部分断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置における半導体チップの製造工程を説明するための部分断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置における半導体チップの製造工程を説明するための部分断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置における半導体チップの製造工程を説明するための部分断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置における半導体チップの製造工程を説明するための部分断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置における半導体チップの製造工程を説明するための部分断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置における半導体チップの製造工程を説明するための部分断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置における半導体チップの変形例を示す図4Bに対応した断面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置における接合部を示す部分断面図である。 第3の実施形態に係る半導体装置における半導体チップを示す上面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置の変形例を示す上面図である。 第3の実施形態に係る半導体装置の変形例を示す上面図である。
初めに、本発明の原理について、図面を参照して説明する。
図1に示すような2種の異なる材料A11と材料B12とによって界面13を形成している場合、その界面端13−1は特異点となり、この特異点の近傍に特異応力場を生じさせる。線形破壊力学の理論によれば、このときの界面端13−1近傍の特異性の強さλは、界面端13−1からの距離rと、この箇所に働く応力σの関係から式(1)のように表される。
σ∝1/rλ (1)
式(1)によれば、応力σは、界面端13−1からの距離rの−λ乗に比例する。λは複素数となることがあるが、その場合には虚部は特異点近傍での振動的な振る舞いを意味し、実部がその包絡線という形で特異性を記述する。このとき、振動的な振る舞いをする領域は極めて小さいため、ここでは特異性の強さとしてλの実部のみを考え、以後、λはこの実部を指すものとする。λが0以下の場合には特異性が存在しないが、λが正の場合には特異性が存在し、λが大きいほど特異性が強いことになる。すなわち、λを小さくすることで、応力集中を低減する効果が得られる。
特異性の強さλは、2つの材料のヤング率及びポアソン比のみから計算されるDundersパラメータα、βと、材料A11と材料B12との界面13におけるそれぞれの材料の角度θ1、θ2とによって決定され、負荷の形態にはよらない。
ここで材料A11の角度θ1とは、図1に示すように、材料A11における界面端13−1のまわりの角度をいう。同様に、材料B12の角度θ2とは、材料B12における界面端13−1のまわりの角度をいう。
従って、界面13を構成する2つの材料A11及び材料B12のそれぞれの材料を変更しない場合、α、βは共に一定となるので、特異性の強さλは、界面端13−1における材料A11の角度θ1と材料B12の角度θ2によって決定される。これらのパラメータθ1、θ2と特異性の強さλは、Bogyの式と呼ばれる非線形方程式で関係づけられている。
上述した従来の半導体装置において、図2Aに示すように、材料A11をアンダーバンプメタル層11a、材料B12を絶縁膜層12aとすると、界面端13−1は、絶縁膜層12aの上のアンダーバンプメタル層11aの端部である。この場合、絶縁膜層12aとアンダーバンプ層11aの表面の起伏は無視すると、アンダーバンプメタル層11aの角度θ1はθ1≒90度、絶縁膜層12aの角度θ2は、θ2≒180度である。ここで、アンダーバンプメタル層11aの材料A11として例えばNi、絶縁膜層12aの材料B12として例えばポリイミド、を考えた場合、Bogyの式から導かれる特異性の強さλは、λ≒0.5である。
なお、図2Aは、上述した構造において、温度変化により界面13にせん断負荷を受けた際の応力分布を示す、有限要素法による解析結果である。この図において界面端13−1を中心とする複数の曲線は、それぞれ応力が等しい位置を結んでできた曲線であり、色が濃い箇所ほど強い応力が働いていることを示す。
以上の構造に対して、図2Bに示すように、アンダーバンプメタル層11aの端部の直下の絶縁膜層12aに、断面形状が矩形となるような溝14を形成する。このとき、界面端13−1は、アンダーバンプメタル層11a下の絶縁膜層12aの端部である。この場合、アンダーバンプメタル層11aの角度θ1はθ1≒180度、絶縁膜層12aの角度θ2はθ2≒90度である。このとき、特異性の強さλは、λ≒0.3となる。すなわち、アンダーバンプメタル層11aの端部直下に溝14を形成することにより、界面端13−1における特異性を弱くすることができる。従って、界面端13−1での応力集中の低減が可能である。
なお、図2Bは、上述の絶縁膜層12aに溝14を有する構造において、上述した有限要素法による解析結果である。この図2Bと図2Aとを比較すると、図2Bに示す構造の方が、界面端13−1近傍において、応力が強く働いていることを示す色の濃い範囲が狭くなり、かつ、その色が薄くなっていることがわかる。従って、応力集中が低減していることがわかる。これにより、絶縁膜層12aにおいて、アンダーバンプメタル層11aの端部直下に、この端部に潜り込むような溝14を形成することによって、界面端13−1の応力集中が実際に低減することが確認できる。
また、図2Cは、図2Bに示す矩形溝14を形成することができない場合を想定し、界面端13−1におけるアンダーバンプ層11aの角度θ1がθ1≒180度、絶縁膜層12aの角度θ2がθ2≒135度の場合において、上述と同様の解析を行った解析結果である。図2Bに示す矩形溝14の場合と比べると、界面端13−1近傍における色の濃い範囲が広がり、かつ、その色が濃くなっているため、応力低減効果は小さくなっているが、図2Aに示すような溝14がない場合と比べると、界面端13−1の応力集中が低減する効果が現れている。
さらに、半導体チップとパッケージ基板との間にアンダーフィル樹脂が充填された場合を想定した。この場合、アンダーバンプメタル層11aと絶縁膜層12aとの界面端13−1は、アンダーフィル樹脂15を含めた3材料の異材界面端となるため、2材料の異材界面端に対する上述の理論をそのまま適用することはできない。しかし、図3Aに示すように、従来構造においてアンダーフィル樹脂15が充填された構造と、図3Bに示すように、絶縁膜層12aに溝14が形成された構造において溝14がアンダーフィル樹脂15で充填された構造とにおいて、上述と同様の有限要素法により解析を行った。なお、図3A、図3Bは、接合部がアンダーフィル樹脂15で充填され熱負荷を受けた際のアンダーバンプメタル層11aと絶縁膜層12aとの界面端13−1の応力分布を解析した結果であるが、溝14の内部がアンダーフィル樹脂15で充填された場合、溝14の内部のアンダーフィル樹脂15の熱膨張によって、界面端13−1の接合面の面外方向への引張り応力が強くなることが懸念されるため、解析は、接合面の面外方向への引張り応力で行っている。
図3A、図3Bより、アンダーバンプメタル層11aとアンダーフィル樹脂15との線膨張係数差により、アンダーバンプメタル層11aの側面に応力集中が生じている。しかし、着目すべきアンダーバンプメタル層11aと絶縁膜層12aとの界面端13−1の応力集中は、界面端13−1近傍の色の濃い範囲及び、その色の濃さを比較することにより、溝14が形成されている場合の方が小さいことが確認される。すなわち、溝14がアンダーフィル樹脂15で充填された場合であっても、界面端13−1の応力集中を低減する効果を得られることがわかる。
ここで、絶縁膜層12aに形成される溝14は、アンダーフィル樹脂15中に含まれるフィラーの粒が侵入可能な寸法形状であることが望ましい。これは、フィラーが溝14の内部に侵入することによって、温度変化の際にアンダーフィル樹脂15が膨張収縮し、接合部に負荷を与えることを軽減することが可能になるためである。
また、絶縁膜層12aに形成される溝14は、ウェットエッチングによって形成することが望ましい。これは、絶縁膜層12aがアモルファス構造である場合、ウェットエッチングではエッチングが等方的に進行するため、横方向へのエッチングが進行する。従って、アンダーバンプメタル層11aの端部の下部に潜り込むような溝14を形成することが可能である。このとき、ウェットエッチングにより、溝14の断面形状が円弧状になる。しかし、界面端13−1のまわりのアンダーバンプメタル層11aと絶縁膜層12aとにおけるそれぞれの角度は、矩形溝14の場合とほぼ変わらない。従って、界面端13−1における大きな応力集中の低減効果を得ることができる。
以上の原理に基づき、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本発明の半導体装置は、後述する半導体チップが、後述するパッケージ基板上に表面実装されたものである。
(第1の実施形態)
図4Aは、本実施形態による半導体装置を示す上面図である。また、図4Bは、図4Aの破線A−A´に沿った構造断面図である。ただし、図4Aにおいては、パッケージ基板及び半田バンプは省略して示している。
まずは、図4A及び図4Bを参照して、第1の実施形態に係る半導体装置が有する半導体チップについて説明する。
図4Bに示すように、半導体チップ20は、半導体製造プロセスによりロジック回路やメモリ等の素子(図示せず)が形成されたSi等の半導体基板21上に、金属配線層と層間絶縁膜が積層された多層配線層22が形成されている。多層配線層22の表面には、複数の半導体チップ用電極パッド23が格子状に形成されており、多層配線層22の最上層に形成された配線は、いずれかの半導体チップ用電極パッド23に接続されている。このような多層配線層22の表面には、半導体チップ用電極パッド23が露出するような開口を有する絶縁膜24が形成されている。この絶縁膜24は、例えばポリイミド等の耐熱性を有する材料で形成される。また、それぞれの半導体チップ用電極パッド23上には、アンダーバンプメタル層25が形成されている。これらのアンダーバンプメタル層25は、その端部が絶縁膜24を介して多層配線層22上に形成されている。このように形成されたそれぞれのアンダーバンプメタル層25上には、半田バンプ26が形成されている。
このような半導体チップ20において、図4A及び図4Bに示すように、絶縁膜24には、それぞれのアンダーバンプメタル層25の端部下に潜り込むように、断面が円弧状の溝27が形成されている。すなわち、アンダーバンプメタル層25の端部は、その全周にわたって、溝27上に存在する。このような溝27は、図4Aに示すように、半導体チップ20上に格子状に形成された全てのアンダーバンプメタル層25の端部の全周に沿ってそれぞれ形成される。
ここで、上述の半導体チップ20の形成方法について、図5A乃至図5Fを参照して説明する。なお、図5A乃至図5Fは、図4Bに示す断面図に対応した断面図である。
まず、図5Aに示すように、半導体基板21の表面に多層配線層22が形成され、この多層配線層22の表面に、半導体チップ用電極パッド23が形成され、さらに多層配線層22の表面に一様に絶縁膜24が形成された後、フォトリソグラフィープロセスによって、この絶縁膜24に格子状に複数の第1の開口部24−1を形成する。続いて、スパッタリングによって、第1の開口部24−1を有する絶縁膜24上と半導体チップ用電極パッド23上とに、アンダーバンプメタル層25を形成する。
次に、図5Bに示すように、アンダーバンプメタル層25上に、絶縁膜24に形成された第1の開口部24−1より広い開口面積を有する第2の開口部28a−1を有する半田めっきのためのマスクパターン28aを、厚膜レジストの露光・現像によって形成する。
次に、図5Cに示すように、アンダーバンプメタル層25の表面に、半田めっきのためのマスクパターン28a上から電解めっきすることによって、半田めっき29を形成する。
次に、図5Dに示すように、半田めっきのためのマスクパターン28aを除去する。続いて、半田めっき29をマスクとして、アンダーバンプメタル層25に対してウェットエッチングを行うことにより、絶縁膜24上に露出したアンダーバンプメタル層25を、絶縁膜24上から除去する。
次に、図5Eに示すように、図5Bと同様にして、溝27を形成するためのマスクパターン28bを、半田めっき29の側面と離間するように形成する。
次に、図5Fに示すように、溝27を形成するためのマスクパターン28bを用いて絶縁膜層24に対してウェットエッチングを行うことにより、アンダーバンプメタル層25の端部直下の絶縁膜24に、アンダーバンプメタル層25の端部下に潜り込むような断面が円弧状の溝27を形成する。ウェットエッチングでは横方向に対してもエッチングが進む(サイドエッチ)ため、これを利用することによってアンダーバンプメタル層25の端部直下の絶縁膜24に、図5Fに示すような溝27を形成することが可能である。
このように絶縁膜24に溝27を形成した後、溝27を形成するためのマスクパターン28bを除去し、アンダーバンプメタル層25上の半田めっき29を球状化リフローすることで、はんだバンプ26を形成する。
以上のようにして、図4A及び図4Bに示す半導体チップを形成することができる。
なお、上述の半導体チップの製造プロセスにおいては、電解めっき法によって半田バンプ26を形成した。しかし、半田バンプ26の形成方法は、蒸着法やペースト印刷法のような他のバンプ形成方法であってもよい。これらの方法により半田バンプ26を形成した場合であっても、アンダーバンプメタル層25を形成した後に、このアンダーバンプメタル層25の端部と離間するように、溝27を形成するためのマスクパターン28bを形成して絶縁膜24をエッチングすることにより、アンダーバンプメタル層25の端部直下の絶縁膜24に溝27を形成することができる。この場合において、アンダーバンプメタル層25上に半田バンプ26が形成されている場合は、上述と同様に、マスクパターン28bと半田バンプ26とをマスクとして、絶縁膜24をエッチングすればよい。また、アンダーバンプメタル層25上に半田バンプ26が形成されていない場合は、マスクパターン28bとアンダーバンプメタル層25とをマスクとして、絶縁膜24をエッチングすればよい。
以上に、本実施形態の半導体装置におけるパッケージ基板31上に実装される半導体チップ20について説明した。次に、半導体チップ20が実装されるパッケージ基板について、図4Bを参照して説明する。
図4Bに示すように、例えば樹脂からなるパッケージ基板31の表面には、半導体チップ20に格子状に形成されたそれぞれの半導体チップ用電極パッド23に対応する箇所に、基板用電極パッド32が、格子状に形成されている。
以上に、本実施形態の半導体装置におけるパッケージ基板31について説明した。
次に、上述した半導体チップ20とパッケージ基板31とによって形成される第1の実施形態に係る半導体装置について説明する。
図4Bに示すように、第1の実施形態に係る半導体装置は、半導体チップ20に形成された半田バンプ26が、パッケージ基板31に形成された基板用電極パッド32上に配置されるように半導体チップ20の位置を調節した後、全体をリフロー処理することによって半田バンプ26と基板用電極パッド32とを接合する。このように半導体チップ20はパッケージ基板31上に実装されることにより、第1の実施形態に係る半導体装置が形成される。
以上に説明した第1の実施形態に係る半導体装置は、それぞれのアンダーバンプメタル層25の端部直下の絶縁膜24に、断面が円弧状の溝27が形成されている。従って、本発明の原理で述べたように、半導体チップ20とパッケージ基板31との接合部におけるアンダーバンプメタル層25と絶縁膜24との界面端において、応力が集中することを効果的に抑制することができ、信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
なお、第1の実施形態に係る半導体装置において、半導体チップ用電極パッド23上のアンダーバンプメタル層25を加工する際、電解めっき法などによって、先に半田バンプ26が形成されている場合の電池効果等の要因により、アンダーバンプメタル層25の端部に、図6に示すように、他より膜厚が薄いアンダーカット33が形成される場合がある。
このようにアンダーバンプメタル層25の端部にアンダーカット33が形成された場合であっても、アンダーバンプメタル層25の端部直下の絶縁膜24にウェットエッチングによって溝27を形成する場合、エッチング液はアンダーカット部にも侵入して絶縁膜24をエッチングしていくため、溝27の形状は図6に示すような形状となる。
このように、アンダーバンプメタル層25の端部にアンダーカット33が形成された場合であっても、アンダーバンプメタル層25の端部下の絶縁膜24に溝27を形成することにより、上述と同様の効果を得ることが可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。
図7は、第2の実施形態に係る半導体装置において、第1の実施形態に係る半導体装置の部分断面図を示した図4Bに対応した断面図である。
図7に示すように、第2の実施形態に係る半導体装置は、第1の実施形態と比較して、パッケージ基板31と半導体チップ20との間に、フィラーが添加されたアンダーフィル樹脂34が充填されていることを特徴とするものである。これに伴い、アンダーバンプメタル層25の端部直下の絶縁膜24に形成された溝27の内部にも、アンダーフィル樹脂34が充填されている。このとき、溝27は、フィラーが進入可能な形状に形成されている。
この溝27に充填されるアンダーフィル樹脂34としては、例えば、熱硬化性のエポキシ樹脂を用いることができる。エポキシ樹脂は単体で高い線膨張係数を持つため、このようなアンダーフィル樹脂34を充填することは、温度変化時に接合部に対して接合面に直交する方向に圧縮引張り負荷を生じるという弊害を生じる。従って、アンダーフィル樹脂34に例えばシリカ等のフィラーを添加することで、圧縮引張り負荷を緩和している。
このように、第2の実施形態に係る半導体装置は、アンダーバンプメタル層23の端部直下の絶縁膜24に溝27が形成されており、さらにこの溝27を含めたパッケージ基板31と半導体チップ20との間には、フィラーが添加されたアンダーフィル樹脂34が充填されている。このとき、溝27は、フィラーが侵入可能な形状であるため、溝27の内部にも、アンダーフィル樹脂34が充填される。従って、本発明の原理で述べたように、半導体チップ20とパッケージ基板31との接合部におけるアンダーバンプメタル層25と絶縁膜24との界面端に応力が集中することを効果的に抑制することができ、信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
また、溝27をフィラー粒が侵入可能な形状としているため、溝27を充填するアンダーフィル樹脂34による膨張収縮の影響も軽減することが可能である。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。
図8は、パッケージ基板31上に実装される半導体チップ20を示す上面図である。ただし、半田バンプ26は省略している。
図8に示すように、第3の実施形態に係る半導体装置は、第1の実施形態と比較して、絶縁膜24に形成される溝27が、アンダーバンプメタル層25の端部に沿った一部のみに形成されることを特徴とするものである。
具体的には、図8に示すように、絶縁膜24上において、半導体チップ20の中心とそれぞれのアンダーバンプメタル層25の中心とを結ぶ直線X上に位置するアンダーバンプメタル層25の端部直下に、潜り込むような溝27が形成されている。
これは、半導体チップ20とパッケージ基板31との熱膨張率差に起因して接合部に発生する応力は、直線Xに沿って半導体チップ20の中心から外部に向かう方向に働くためである。したがって、このように応力が働く向きに対応して、アンダーバンプメタル層25の端部直下の一部の絶縁膜24に溝27を形成することにより、上述と同様の効果を得ることができる。
以上に、本発明の実施形態について説明した。しかし、実施形態は、上述した半導体装置に限定されるものではない。
例えば、図9Aに示すように、第1の実施形態に係る半導体装置において、アンダーバンプメタル層25の端部直下の絶縁膜24に形成される溝27は、半導体チップ20の四隅及びその周辺の接合部のみに形成されていてもよい。また、このように溝27を半導体チップ20の四隅及びその周辺の接合部のみに形成することは、図9Bに示すように、第3の実施形態に係る半導体装置に対して適用してもよい。
これらは、複数の接合部の中で、半導体チップ20とパッケージ基板31との線膨張係数差による負荷が大きく生じる半導体チップ20の四隅及びその周辺の接合部のみに、上述したような溝27を形成したものである。
なお、上述した各実施形態においては、半導体チップ20の四隅及び、それぞれの隅に形成された接合部に隣接する2箇所の接合部のみに溝27を形成したが、実施の形態はこれに限定されるものではなく、少なくとも半導体チップ20の四隅の接合部に溝27が形成されればよい。
さらに、上述の各実施形態において、半導体チップ20とパッケージ基板31との接合部の数は、各実施形態においては説明の便宜上少数だけを図示しているが、実際には1チップで数千以上の接合部を有するものであり、本発明の適用対象を限定するものではない。
また、上述の各実施形態においては、アンダーバンプメタル層25は一層であったが、多層であってもよい。
11・・・材料A、11a・・・アンダーバンプメタル層、12・・・材料B、12a・・・絶縁膜層、13・・・界面、13−1・・・界面端、14・・・溝、15・・・アンダーフィル樹脂、21・・・半導体基板、22・・・多層配線層、23・・・半導体チップ用電極パッド、24・・・絶縁膜、24−1・・・第1の開口部、25・・・アンダーバンプメタル層、26・・・半田バンプ、27・・・溝、28a・・・半田めっきのためのマスクパターン、28a−1・・・第2の開口部、28b・・・溝を形成するためのマスクパターン、29・・・半田めっき、31・・・パッケージ基板、32・・・基板用電極パッド、33・・・アンダーカット、34・・・アンダーフィル樹脂。

Claims (5)

  1. 半導体基板上の多層配線層の表面に格子状に形成された複数の第1の電極パッドと、
    前記多層配線層表面に形成され、前記複数の第1の電極パッドをそれぞれ露出する開口を有する絶縁膜と、
    それぞれの前記第1の電極パッド上から、これらの第1の電極パッドに対応したそれぞれの前記開口近傍の前記絶縁膜上に至る領域まで形成された複数のアンダーバンプメタル層と、
    を具備する半導体チップと、
    前記アンダーバンプメタル層上に形成された半田バンプと、
    前記第1の電極パッドのそれぞれに対応する箇所にそれぞれ形成された複数の第2の電極パッドを有し、前記半田バンプが、前記第2の電極パッドと接合している基板と、
    を備えた半導体装置であって、
    前記アンダーバンプメタル層の端部直下に潜り込むように前記絶縁膜に、内部が空洞の溝を形成したことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体チップと前記基板の間及び前記溝の内部は、フィラーが添加されたエポキシ系の樹脂で充填されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記溝は、前記半導体チップの中心と、それぞれの前記アンダーバンプメタル層の中心とを結ぶ直線上に位置する前記アンダーバンプメタル層の端部直下の前記絶縁膜に潜り込むように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記溝は、少なくとも前記半導体チップの4隅の前記半田バンプに対応する前記絶縁膜に形成されることを特徴とする請求項1または3に記載の半導体装置。
  5. 半導体基板に形成された多層配線層の表面に、格子状に複数の第1の電極パッドを形成する工程と、
    前記多層配線層表面に、前記複数の第1の電極パッドをそれぞれ露出する開口を有する絶縁膜を形成する工程と、
    それぞれの前記第1の電極パッド上から、これらの第1の電極パッドに対応したそれぞれの前記開口近傍の前記絶縁膜上に至る領域に、それぞれアンダーバンプメタル層を形成する工程と、
    これらのアンダーバンプメタル層上に、それぞれ半田バンプを形成する工程と、
    前記アンダーバンプメタル層の端部と離間する開口を有するレジスト層を前記絶縁膜上に形成する工程と、
    このレジスト層を介して、前記絶縁膜に対してウェットエッチングすることにより、前記アンダーバンプメタル層の端部直下に潜り込むような溝を形成する工程と、
    前記レジスト層を前記絶縁膜上から除去する工程と、
    によって半導体チップを形成する工程と、
    この前記半導体チップと、前記第1の電極パッドにそれぞれ対応する箇所にそれぞれ形成された複数の第2の電極パッドを有する基板とを、前記それぞれの半田バンプが、前記それぞれの第2の電極パッド上に配置されるように前記半導体チップの位置を調節した後、全体をリフロー処理することによって前記半田バンプと前記第2の電極パッドとを接合する工程と、
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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