JP2010167338A - 真空処理装置及び真空処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】真空処理装置および真空処理方法の省エネルギー化を実現する。
【解決手段】真空処理装置100は、被処理体が収容される処理容器101と、処理容器101から被処理体が搬送される搬送容器107と、処理容器101内を真空排気する、ターボポンプ103及びドライポンプ106(第一のドライポンプ)と、搬送容器107内を真空排気するドライポンプ110(第二のドライポンプ)と、処理容器101、ターボポンプ103、及びドライポンプ106を、この順で接続する排気ライン131(第一の排気ライン)と、搬送容器107及びドライポンプ110を接続する排気ライン132(第二の排気ライン)と、ターボポンプ103及びドライポンプ106の間の部分と、かつ排気ライン132とを接続する排気ライン133(第三の排気ライン)と、排気ライン133に設けられたバルブ119と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空処理装置及び真空処理方法に関する。
半導体装置や液晶、あるいは太陽電池などの電子デバイスを製造する工程において、被処理体を高真空度化で処理する製造装置が用いられることがある。そのような場合、製造装置の真空度は処理結果に影響することが多いため、対象物の処理を行っていない時でも、処理容器(チャンバー)を一定以上の高真空度に保っておくことが行われる。また、一定時間内での処理数を増やすために、処理容器(チャンバー)と搬送容器(チャンバー)を具える、更には複数の処理容器(チャンバー)や複数の搬送容器(チャンバー)を具える場合もある。このような真空処理装置(製造装置)では、ターボポンプ及びドライポンプを用いた二段構成を備えるものが多い。
処理容器内の真空度を高めるためには、処理を行っていない処理容器内も常にポンプを駆動させて真空排気をする必要があり、ポンプ駆動のために多大なエネルギーを費やしていた。このため、半導体装置の製造工程において、省エネルギーを実現するためにもポンプ駆動に費やされるエネルギーを低減することが求められていた。
このようなエネルギー消費の問題を解決するために、特許文献1には、2段の排気ポンプが直列に接続されている基板処理装置において、基板処理時には主ポンプと副ポンプの両方を駆動して真空排気を行い、非処理時には主ポンプを停止して、副ポンプのみを稼働して真空排気を継続することが提案されている。
また、特許文献2には、ドライポンプ及びターボポンプを備えた真空排気装置において、真空排気を継続する必要のない間、ドライポンプを停止させる技術が記載されている。
特開2001−129383号公報 特開平11−204508号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、非処理時間帯は、ターボポンプに相当する主ポンプを停止させているため、再駆動するために時間がかかるという問題があった。これは、ターボポンプは処理容器内を排気するために高速回転しているため、起動及び停止に時間がかかるためである。そのため、処理容器内の稼働時間のロスが生じ、しいてはエネルギーの浪費に繋がるという問題があった。
また、特許文献2に記載された技術では、非処理時間帯はドライポンプを停止してターボポンプを駆動させているため、ターボポンプの背圧が上昇する場合があった。そこで、背圧が上昇するたびにドライポンプを稼動させて背圧を低減させる必要があった。このため、ドライポンプの起動、停止を繰り返すこととなり、エネルギーの削減量が低下するという問題があった。
本発明による真空処理装置は、
被処理体が収容される処理容器と、
前記処理容器から前記被処理体が搬送される搬送容器と、
前記処理容器内を真空排気する、ターボポンプ及び第一のドライポンプと、
前記搬送容器内を真空排気する第二のドライポンプと、
前記処理容器、前記ターボポンプ、及び前記第一のドライポンプを、この順で接続する第一の排気ラインと、
前記搬送容器及び前記第二のドライポンプを接続する第二の排気ラインと、
前記ターボポンプ及び前記第一のドライポンプの間の部分と、前記第二の排気ラインとを接続する第三の排気ラインと、
前記第三の排気ラインに設けられたバルブと、
を備えることを特徴とする。
また、本発明による真空処理方法は、
被処理体が収容される処理容器と、
前記処理容器から前記被処理体が搬送される搬送容器と、
前記処理容器内を真空排気する、ターボポンプ及び第一のドライポンプと、
前記搬送容器内を真空排気する第二のドライポンプと、
前記処理容器、前記ターボポンプ、及び前記第一のドライポンプを、この順で接続する第一の排気ラインと、
前記搬送容器及び前記第二のドライポンプを接続する第二の排気ラインと、
前記ターボポンプ及び前記第一のドライポンプの間の部分と、前記第二の排気ラインとを接続する第三の排気ラインと、
前記第三の排気ラインに設けられたバルブと、
を備えた真空処理装置を用い、
前記ターボポンプ及び第一のドライポンプにより前記処理容器内を真空排気する工程と、
前記第二のドライポンプにより前記搬送容器内を真空排気する工程と、
前記処理容器内で、前記被処理体を処理する工程と、
処理された前記被処理体を、前記搬送容器内に搬送する工程と、
前記バルブを開けて、前記第二のドライポンプにより前記第三の排気ラインを介して前記処理容器内を真空排気し、前記第一のドライポンプを停止する工程と、
を含むことを特徴とする。
この真空処理装置においては、被処理体が非処理の時は、第一のドライポンプを停止し、バルブを開けて第二のドライポンプが第三の排気ラインを介して処理容器内を真空排気するように構成されている。かかる構成の真空処理装置によれば、被処理体の処理時は、処理容器内をターボポンプ及び第一のドライポンプを駆動して第一の排気ラインを介して真空排気し、搬送容器内を第二のドライポンプを駆動して第二の排気ラインを介して真空排気する。一方、非処理時は、第一のドライポンプを停止し、ターボポンプ及び第二のドライポンプを継続して駆動させている。このとき、ターボポンプの圧力が上昇すると、バルブを開けて、ターボポンプと第一のドライポンプとの間の部分の第一の排気ラインと第三の排気ラインを接続できるため、第三の排気ラインを介して第二のドライポンプによりターボポンプの圧力上昇を解消できる。そのため、非処理時には、第一のドライポンプを停止しつつ処理容器を真空排気するとともに、第一のドライポンプを駆動させずにターボポンプの圧力上昇を抑制しつつ処理容器内の真空排気を維持できる。これにより、真空処理装置およびこれを用いた真空処理方法の省エネルギー化を実現できる。
本発明によれば、省エネルギー化に適した構造の真空処理装置および真空処理方法が実現される。
第一の実施形態に係る真空処理装置を示す模式図である。 第一の実施形態に係る真空処理方法の一例を示すタイムチャート図である。 第一の実施形態に係る真空処理方法の変形例を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明による真空処理装置及び真空処理方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第一の実施形態)
図1は、第一の実施形態に係る真空処理装置を示す模式図である。
真空処理装置100は、被処理体が収容される処理容器101と、処理容器101から被処理体が搬送される搬送容器107と、処理容器101内を真空排気する、ターボポンプ103及びドライポンプ106(第一のドライポンプ)と、搬送容器107内を真空排気するドライポンプ110(第二のドライポンプ)と、処理容器101、ターボポンプ103、及びドライポンプ106を、この順で接続する排気ライン131(第一の排気ライン)と、搬送容器107及びドライポンプ110を接続する排気ライン132(第二の排気ライン)と、ターボポンプ103及びドライポンプ106の間の部分と、排気ライン132とを接続する排気ライン133(第三の排気ライン)と、排気ライン133に設けられたバルブ119と、を備えている。
被処理体が非処理の時は、ドライポンプ106を停止しつつ、バルブ119を開けてドライポンプ110が排気ライン133を介して処理容器101内を真空排気するように構成されている。
さらに、真空処理装置100は、搬送容器107に接続された処理容器111と、処理容器111内を真空排気する、ターボポンプ113及びドライポンプ116と、処理容器111、ターボポンプ113、及びドライポンプ116、の順に接続された排気ライン134と、を備えている。排気ライン134は、ターボポンプ113とドライポンプ116との間の部分と、排気ライン132とを接続している。
処理容器101及び処理容器111は、ゲート117及び118を介して、搬送容器107とそれぞれ接続されている。
排気ライン131上には、処理容器101とターボポンプ103との間にバルブ102、ターボポンプ103とドライポンプ106との間にバルブ104、がそれぞれ設けられている。
同様に、排気ライン134上には、処理容器111とターボポンプ113との間にバルブ112、ターボポンプ113とドライポンプ116との間にバルブ114、がそれぞれ設けられている。
排気ライン132上には、搬送容器107とドライポンプ110との間にバルブ108が設けられている。
排気ライン133は、ターボポンプ103とドライポンプ106との間の部分、すなわちターボポンプ103とドライポンプ106との間に位置する排気ライン131と、接続されている。また、排気ライン133は、ターボポンプ113とドライポンプ116との間の部分、すなわちターボポンプ113とドライポンプ116との間に位置にする排気ライン134と、接続されている。またさらに、排気ライン133は、バルブ108とドライポンプ110との間の部分で排気ライン132とも接続されている。また、排気ライン133上には、排気ライン131と排気ライン132との間にバルブ119、排気ライン132と排気ライン134との間にバルブ120、がそれぞれ設けられている。
また、ターボポンプ103の圧力を測定する圧力計121、ターボポンプ113の圧力を測定する圧力計122、ドライポンプ106の圧力を測定する圧力計105、ドライポンプ110の圧力を測定する圧力計109、及びドライポンプ116の圧力を測定する圧力計115、がそれぞれ設けられている。
次に、図2を参照しつつ、第一の実施形態に係る真空処理方法を説明する。
図2は、第一の実施形態に係る真空処理方法の一例を示すタイムチャート図である。図2では、処理容器101(処理容器111)、ターボポンプ103(ターボポンプ113)、ドライポンプ106(ドライポンプ116)、ドライポンプ110、バルブ108、バルブ119(バルブ120)、圧力計121(圧力計122)による圧力、それぞれについてのタイムチャートが示されている。
なお、真空処理は、処理容器101及び処理容器111のいずれについても同様にして行うことができるため、以下では、処理容器101で真空処理を行う場合について説明する。また、処理容器101及び処理容器111は、いずれも単独で処理を行うことができる。
まず、処理容器101で処理を行う際には、バルブ102及び104は開け、ゲート117、及びバルブ119は閉じておく。処理容器101内は被処理体を処理するためのガスが流されるため、排気量を多くする必要がある。そこで、ターボポンプ103及びドライポンプ106を同時に駆動させ、処理容器101を、排気ライン131を介して、ターボポンプ103、及びドライポンプ106により真空排気する。
一方、搬送容器107内は、バルブ108を開け、ドライポンプ110を駆動させることにより、排気ライン132を介して真空排気している。
つづけて、処理容器101内で、被処理体を処理する。一方、搬送容器107内は、ドライポンプ110を継続して駆動させることにより真空排気を維持する。
処理が終わると、ゲート117を開け、処理された被処理体を、搬送容器107内に搬送する。被処理体を搬送容器107へ搬送すると、再びゲート117を閉じる。
次に、処理容器101が非処理の状態となると、処理容器101内にガスが流れ込まなくなるため、排気量を少なくしてもよい。そこで、ドライポンプ106を停止し、バルブ104を閉じる。一方、ターボポンプ103は継続して駆動させることにより、処理容器101内の真空排気を維持する。
一方、バルブ108は開状態であり、ドライポンプ110を継続して駆動させている。
ここで、ターボポンプ103の圧力を、圧力計121により測定する。ドライポンプ106を停止してしばらくすると、ターボポンプ103の圧力が上昇し始める。そこで、ターボポンプ103の圧力がある程度上昇し、所定の圧力になるとバルブ119を開け、バルブ108を閉じる。これにより、ドライポンプ110が排気ライン133を介して処理容器101内を真空排気する。そのため、ターボポンプ103の背圧の上昇を抑止できる。また上述のバルブ119を開ける所定の圧力の値は、装置および処理条件等に応じて適宜設定することができる。
一方、ターボポンプ103の圧力が元の状態となると、バルブ119を閉めて、バルブ108を開ける。これにより、再びターボポンプ103のみにより、処理容器101内の真空排気を維持する。
処理を再開するときは、停止させていたドライポンプ106を再び起動し、バルブ104を開けて、処理容器101を真空排気する。これにより、処理容器101内での被処理体の処理が開始できる。このようにして、真空処理を繰り返し行うことができる。
本実施形態の効果を説明する。
この真空処理装置100においては、被処理体が非処理の時は、ドライポンプ106を停止し、バルブ119を開けてドライポンプ110が排気ライン133を介して処理容器101内を真空排気するように構成されている。かかる構成の真空処理装置100によれば、被処理体の処理時は、処理容器101内をターボポンプ103及びドライポンプ106を駆動して排気ライン131を介して真空排気し、搬送容器107内をドライポンプ110を駆動して排気ライン132を介して真空排気する。一方、非処理時は、ドライポンプ106を停止し、ターボポンプ103及びドライポンプ110を継続して駆動させている。このとき、ターボポンプ103の圧力が上昇すると、バルブ119を開けて、ターボポンプ103とドライポンプ106との間の部分の排気ライン131と排気ライン132を接続できるため、排気ライン133を介してドライポンプ110によりターボポンプ103の圧力上昇を解消できる。そのため、非処理時には、ドライポンプ106を停止できるとともに、ドライポンプ106を駆動させずにターボポンプ103の圧力上昇を抑制しつつ処理容器101内の真空排気を維持できる。これにより、真空処理装置100およびこれを用いた真空処理方法の省エネルギー化を実現できる。
また、真空処理装置100には、ターボポンプ103に圧力計121が設けられているため、その圧力が所定の値になるとバルブ119を開けることができる。これにより、ターボポンプ103の圧力が所定の値以上になるのをより抑制できる。
また、従来の真空処理装置では、搬送容器を介して処理容器を真空排気すると、処理容器内のガス、生成物などが搬送容器に移動して、搬送容器が汚染される場合があった。これに対し、真空処理装置100では、処理容器101は、非処理の時でも、ターボポンプ103及びドライポンプ110により、排気ライン133を介して真空排気できるため、処理容器101から搬送容器107へ汚染物が移動することを抑制できる。
また、従来の真空処理装置では、処理容器が非処理の時は、ターボポンプを停止し、ドライポンプのみで排気した場合、ドライポンプのみでは排気力が低下し処理容器内の真空度を低下させるという問題があった。これに対し真空処理装置100では、ターボポンプ103及びドライポンプ110により処理容器101を真空排気するため、処理容器101の真空度の低下を抑止できる。
上記実施形態では、処理容器101を用いて真空処理を行った場合の効果について説明したが、処理容器111を用いて真空処理を行った場合についても同様の効果が得られる。またこのような効果は、処理容器101及び処理容器111を同時に用いても、別々に用いても、同様にして得られる。
本発明による真空処理装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、図3に示すように、上記実施形態において、真空処理装置100に制御部150を設けてもよい。制御部150により、圧力計121の測定値に基づいて、バルブ119を開け、ターボポンプ103及びドライポンプ110により排気ライン133を介して処理容器101を真空排気させ、かつドライポンプ106を停止させる。一方、ターボポンプ103の圧力が下がり所定の測定値になると、バルブ119を閉め、ターボポンプ103のみにより処理容器101を真空排気させる。また、処理容器111についても、同様に制御することができる。
例えば、上記実施形態では、圧力計121及び122を設置した例について説明したが、圧力計の数はこれに限られない。
例えば、上記実施形態では、処理容器101及び111が搬送容器107に接続された例について説明したが、処理容器の数はこれに限られない。また、本発明に係る真空処理装置によれば、真空処理装置が複数の処理容器を有する場合、非処理の処理容器と処理中の処理容器とが同時に存在しても、非処理の処理容器に接続されたドライポンプを停止することができる。
100 真空処理装置
101 処理容器
102 バルブ
103 ターボポンプ
104 バルブ
105 圧力計
106 ドライポンプ
107 搬送容器
108 バルブ
109 圧力計
110 ドライポンプ
111 処理容器
112 バルブ
113 ターボポンプ
114 バルブ
115 圧力計
116 ドライポンプ
117 ゲート
118 ゲート
119 バルブ
120 バルブ
121 圧力計
122 圧力計
131 排気ライン
132 排気ライン
133 排気ライン
134 排気ライン
150 制御部

Claims (6)

  1. 被処理体が収容される処理容器と、
    前記処理容器から前記被処理体が搬送される搬送容器と、
    前記処理容器内を真空排気する、ターボポンプ及び第一のドライポンプと、
    前記搬送容器内を真空排気する第二のドライポンプと、
    前記処理容器、前記ターボポンプ、及び前記第一のドライポンプを、この順で接続する第一の排気ラインと、
    前記搬送容器及び前記第二のドライポンプを接続する第二の排気ラインと、
    前記ターボポンプ及び前記第一のドライポンプの間の部分と、前記第二の排気ラインとを接続する第三の排気ラインと、
    前記第三の排気ラインに設けられたバルブと、
    を備えることを特徴とする真空処理装置。
  2. 請求項1に記載の真空処理装置において、
    前記ターボポンプの圧力を測定する圧力計が設けられていることを特徴とする真空処理装置。
  3. 請求項2に記載の真空処理装置において、
    前記圧力計の測定値に基づいて、前記バルブを開け、前記第二のドライポンプにより前記第三の排気ラインを介して前記処理容器内を真空排気させ、かつ前記第一のドライポンプを停止させる制御部をさらに備えることを特徴とする真空処理装置。
  4. 被処理体が収容される処理容器と、
    前記処理容器から前記被処理体が搬送される搬送容器と、
    前記処理容器内を真空排気する、ターボポンプ及び第一のドライポンプと、
    前記搬送容器内を真空排気する第二のドライポンプと、
    前記処理容器、前記ターボポンプ、及び前記第一のドライポンプを、この順で接続する第一の排気ラインと、
    前記搬送容器及び前記第二のドライポンプを接続する第二の排気ラインと、
    前記ターボポンプ及び前記第一のドライポンプの間の部分と、前記第二の排気ラインとを接続する第三の排気ラインと、
    前記第三の排気ラインに設けられたバルブと、
    を備えた真空処理装置を用い、
    前記ターボポンプ及び第一のドライポンプにより前記処理容器内を真空排気する工程と、
    前記第二のドライポンプにより前記搬送容器内を真空排気する工程と、
    前記処理容器内で、前記被処理体を処理する工程と、
    処理された前記被処理体を、前記搬送容器内に搬送する工程と、
    前記バルブを開けて、前記第二のドライポンプにより前記第三の排気ラインを介して前記処理容器内を真空排気し、かつ前記第一のドライポンプを停止する工程と、
    を含むことを特徴とする真空処理方法。
  5. 請求項4に記載の真空処理方法において、
    前記真空処理装置は、前記ターボポンプの圧力を測定する圧力計を備え、
    前記バルブを開けて、前記第二のドライポンプにより前記第三の排気ラインを介して前記処理容器内を真空排気し、かつ前記第一のドライポンプを停止する工程は、
    前記圧力計の測定値が所定の圧力になったときに前記バルブを開けることを特徴とする真空処理方法。
  6. 請求項5に記載の真空処理方法において、
    前記真空処理装置は、前記圧力計の測定値に基づいて、前記バルブを開け、前記第二のドライポンプにより前記第三の排気ラインを介して前記処理容器内を真空排気させ、かつ前記第一のドライポンプを停止させる制御部をさらに備え、
    前記バルブを開けて、前記第二のドライポンプにより前記第三の排気ラインを介して前記処理容器内を真空排気し、かつ前記第一のドライポンプを停止する工程は、
    前記制御部により、前記圧力計の測定値に基づいて、前記バルブを開け、前記第二のドライポンプにより前記第三の排気ラインを介して前記処理容器内を真空排気させ、かつ前記第一のドライポンプを停止させることを特徴とする真空処理方法。
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