JP2010165514A - 連鎖端子、端子金具、及び端子金具の製造方法 - Google Patents

連鎖端子、端子金具、及び端子金具の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な方法により端子金具と電線との接続部の電食を防止する。
【解決手段】本発明の連鎖端子30は、帯状に形成されたキャリア31,35のの縁部に、複数の端子金具10の一端側が連結されてなる。端子金具10は、電線40を載置して接続する電線接続部23を備える。電線40は、端子金具10とは相違する材料からなる芯線41を絶縁被膜42で被覆してなるとともに、その端部において芯線41が露出している。電線接続部23には、芯線41を圧着する芯線バレル片25と、絶縁被膜42を圧着する絶縁被膜バレル片24とが間隔をあけて形成されており、芯線バレル片25と絶縁被膜バレル片24との間は、電線40の芯線41が配される芯線配置領域27とされ、この芯線配置領域27の電線40が載置される面には、芯線41の腐食を防止する防食剤が塗布されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、連鎖端子、端子金具および端子金具の製造方法に関する。
自動車用の電線はその両端部に接続された端子金具を介して車載用の電子機器間を接続する役割を有しており、端子金具と接続される電線の端部は絶縁被膜が剥離されて芯線が露出した状態になっている。この電線の芯線が露出した部分には、端子金具に設けられた芯線バレルが圧着されて機械的・電気的に接続され、電線の絶縁被膜で被覆されている部分には、端子金具に設けられた絶縁被膜バレルが圧着されて機械的に接続されるようになっている(例えば、特許文献1を参照)。
自動車のエンジンルーム(室外)に配される機器との接続には、電線と端子金具との接続部に水などが付着するのを防止するため、防水コネクタが用いられている。これに対し、自動車の室内に搭載される機器においては、水などの液体が付着する機会が少ないため、室内搭載機器との接続には、通常、非防水コネクタが用いられている。そのため、例えば、潮風にさらされる場所で車を使用することで、車の内外の気温差などにより発生する結露などと潮風に含まれる塩分とが結びついて塩水が生じ、この塩水が端子金具と室内に配索される電線との接続部に浸入する可能性がある。
ところで、室内に配策される電線としては一般的に銅電線が使用されているが、車両の軽量化等の観点から、近年ではアルミ電線の需要が高まっている。アルミ電線では、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の芯線が用いられており、このアルミ電線に接続される端子金具は強度上の問題等で黄銅または銅合金製のものを用いるのが一般的である。したがって、露出した芯線と端子金具との接続領域では、アルミニウムと銅という異種の金属が接触することになる。このような場合、上記に例示したような使用により芯線と端子金具との接続領域に塩水が浸入すると、接触部分が電解質溶液(塩水)に浸漬された状態となって、電気化学的反応によってイオン化傾向が大きい金属であるアルミニウムが溶解する、いわゆる電食が進むおそれがあった。
特開2005−50736号公報
上記電食の問題を解決する方法としては、端子金具に電線を圧着した後、芯線の露出した電線と端子金具との接続部分に電食を防止する防食剤を塗布する方法が考えられる。
しかしながら、端子金具や端子金具に接続される電線は、これらが接続される機器によって大きさや形が異なるため、電線圧着後の端子金具に防食剤を塗布する場合、個々の端子金具ごとに防食剤を塗布する位置や塗布量などを考慮しながら防食剤を塗布する必要があり、防食剤の塗布作業に手間がかかるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、簡素な方法で電線との接続部における電食を防止することのできる端子金具を提供することを目的とする。
本発明は、帯状に形成されたキャリアの幅方向の一方の縁部に、複数の端子金具の各一端側が連結されてなる連鎖端子であって、前記端子金具は、電線を載置して接続する電線接続部を備え、前記電線は、前記端子金具とは相違する材料からなる芯線を絶縁被膜で被覆してなるとともに、その端部を含む領域は前記芯線が露出した芯線領域とされ、前記電線接続部には、前記芯線領域を圧着する芯線バレル片と、前記電線の絶縁被膜で被覆された部分を圧着する絶縁被膜バレル片とが間隔をあけて形成され、前記芯線バレル片と前記絶縁被膜バレル片との間は、前記電線の芯線領域が配される芯線配置領域とされ、前記芯線配置領域の前記芯線が載置される面に、前記芯線の腐食を防止する防食剤を塗布したことを特徴とする。
また本発明は、電線を載置して接続する電線接続部を備える端子金具であって、前記電線は、前記端子金具とは相違する材料からなる芯線を絶縁被膜で被覆してなるとともに、その端部を含む領域は前記芯線が露出した芯線領域とされ、前記電線接続部には、前記芯線領域を圧着する芯線バレル片と、前記電線の絶縁被膜で被覆された部分を圧着する絶縁被膜バレル片とが間隔をあけて形成され、前記芯線バレル片と前記絶縁被膜バレル片との間は、前記電線の芯線領域が配される芯線配置領域とされ、前記芯線配置領域の前記芯線が載置される面に、前記芯線の腐食を防止する防食剤を塗布したことを特徴とする。
さらに本発明は、端子金具に、電線を圧着させて接続する電線接続工程と、前記電線接続工程を経た端子金具を加熱する加熱処理工程と、を経ることにより前記電線の芯線の腐食を防止する防食皮膜を形成することを特徴とする端子金具の製造方法である。
本発明により得られる端子金具においては、電線の芯線が露出した芯線領域と、端子金具とを接触させることにより、電線と端子金具とが電気的に接続される。
電線の芯線領域は芯線バレル片で圧着することにより端子金具と電気的に接続され、電線の絶縁被膜で被覆されている部分は絶縁被膜バレル片で圧着固定され、端子金具の芯線バレル片と絶縁皮膜バレル片との間の領域には、電線の芯線領域が配される。
電子機器から伝達される電気信号などは、電線の導体部(芯線)から当該電線に接続された端子金具に伝達されるが、特に、電線の芯線領域のうち、芯線バレル片と絶縁被膜バレル片との間の領域に配されて端子金具と接続される部分において電食が発生すると、電気信号などの伝達経路が切断されるおそれが高い。そのうえ、端子金具の芯線バレル片と絶縁被膜バレル片とは間隔をあけて設けられており、2つのバレル片間の領域は一部が開放された構造となっていることが多い。その結果、この領域では水分等が浸入しやすく、電食が生じやすくなっている。
そこで、本発明では、端子金具の芯線バレル片と絶縁被膜バレル片との間の芯線配置領域の、芯線が載置される面に防食剤を塗布することにより、水分等が浸入したとしても電食が生じにくい構成とした。
本発明の連鎖端子は、例えば、所定位置に連続的に防食剤を塗布してから所定形状に打ち抜き加工などを施す方法、あるいは、所定形状に打ち抜いた後に、複数の端子金具を連結した状態で所定位置に防食剤を塗布する方法などにより得られる。そして、このようにして得られた本発明の連鎖端子の各端子金具に電線を圧着して接続してから、加熱処理を行うことにより、溶融した防食剤が芯線に拡散浸透して芯線の腐食(電食)を防ぐ防食皮膜が形成される。
すなわち、本発明によれば、複数の端子金具を連鎖端子のキャリアに連結した状態のまま、電線を圧着・接続する電線接続工程と、加熱処理する工程(加熱工程)を実行するだけで芯線に防食皮膜を形成した端子金具が得られるから、個々の端子金具に合わせて防食剤を塗布する必要はない。その結果、本発明によれば、簡素な方法で端子金具と電線との接続部の電食を防止することができる。
さらに、本発明によれば、端子金具の芯線(電線)が載置される面(端子金具に電線を圧着した際に電線側に配される面)に防食剤が塗布されるから、芯線バレル片および絶縁被膜バレル片において、電線が載置される面とは反対側の面(端子金具に電線を圧着した際に外側に配される面)には、防食皮膜が形成され難い。その結果、本発明によれば、防食皮膜は、芯線バレル片および絶縁被膜バレル片を電線に圧着する際に用いる圧着治具と接する側には形成されにくいので、圧着時に防食皮膜が剥がれたり、圧着治具に防食皮膜がこびりついたり、圧着条件がばらつくなどの問題が生じにくい。
本発明は以下の構成であってもよい。
前記電線接続部の前記電線の端部が配される端部配置領域の前記電線が載置される面に、前記防食剤を塗布してもよい。このような構成とすると、電線の芯線のうち、端子金具の芯線配置領域に接続される部分の電食を防止するだけでなく、端部配置領域に接続される端末部分における電食も防止することができるから好ましい。
前記絶縁被膜バレル片の前記電線側に配される面に、前記防食剤を塗布してもよい。このような構成とした端子金具を加熱処理すると、絶縁被膜バレル片の電線側に配される面に塗布した防食剤が溶融して、電線の絶縁被膜で被覆された部分から絶縁被膜の端末を経て芯線領域に至るところまで防食皮膜が形成され得る。その結果、より確実に端子金具と電線との接続部の電食を防止することができるので、好ましい。
本発明によれば、簡素な方法で端子金具と電線との接続部の電食を防止することができる。
実施形態1の端子金具の側面図 実施形態1の端子金具の成形に用いた連鎖端子の一部を示す平面図 電線を載置した状態の端子金具片の一部を示す平面図 加熱処理前の端子金具の一部を示す平面図 加熱処理後の端子金具の一部を示す平面図 実施形態2の端子金具の成形に用いた連鎖端子の一部を示す平面図 他の実施形態(1)において例示した端子金具の成形に用いた連鎖端子の一部を示す平面図 他の実施形態(2)において例示した端子金具の成形に用いた連鎖端子の一部を示す平面図
<実施形態1>
本発明の連鎖端子30を用いて作製した実施形態1の端子金具10を、図1ないし図5によって説明する。
本実施形態の端子金具10は、図1に示すような形状をなす雌型の端子金具10である。以下の説明においては、図1および図3〜図5における左側を前とし、図2における上側を前とする。
本実施形態の端子金具10は、図2に示す展開形状の端子金具片10Aに曲げ加工などを施すことで図1に示すような形状に成形されている。端子金具10は、前後に開口する略箱型をなす本体部11を備え、この本体部11内には、前方から相手の雄型の端子金具のタブ(図示せず)が挿入可能とされている。端子金具10の本体部11の後側には、電線40を載置して接続する電線接続部23が設けられている(詳細は後述する)。
端子金具10の本体部11は、図2に示す展開形状の端子金具片10Aを折曲線L1に沿って折り曲げることで角筒状に成形されている。本体部11は、前後に延出する底壁13と、底壁13の両側縁から立ち上げられる一対の側壁14,15と、側壁14から連なり底壁13と対向する天井壁16と、側壁15から連なり天井壁16の外側に重ね合わせられる外壁17とから構成されている。天井壁16の側縁には、側壁15側へ突出する支持片18が設けられ、この支持片18が外壁17に切り欠き形成された差込溝19内に差し込まれるとともに差込溝19の側縁(側壁15の上端面)に当接されることで、天井壁16を底壁13とほぼ平行な姿勢に支持可能とされている。
底壁13の前端からはタブに対して弾性接触可能な弾性接触片20が設けられている。弾性接触片20の構造の詳細は図示しないが、図2に示す展開状態において底壁13から前方へ真っ直ぐに延出する舌片20Aを、本体部11における前端位置にて後方へ折り返した後、本体部11における長さ方向略中央位置にて前方へ折り返して形成されている。弾性接触片20のうち前後の折返部の間の部分が、天井壁16と対向するとともにタブに対して直接に接触可能なタブ接触部20aとされるのに対し、後側の折返部から前方へ突出する部分が、底壁13に当接可能とされる支持部20bとされ、その先端部20cは図1における上方へ向けて屈曲形成されている。弾性接触片20は、本体部11内に挿入されたタブを天井壁16とタブ接触部20aとの間で挟圧状態に保持可能とされ、タブにより押圧されることで弾性変形されるようになっており、このとき支持部20bが底壁13に当接されるとともに支持部20bの先端部20cがタブ接触部20aの裏側に当接されることで、弾性接触片20が過度撓みするのを規制可能とされる。また弾性接触片20は、底壁13よりも幅狭に形成されている。底壁13には、端子金具10をハウジング(図示せず)のキャビティ内に収容したときにキャビティ内に設けられたランスが進入して係止可能な係止孔21が開口して形成されている。また係止孔21の両側縁(両側壁14,15の下端)からは、キャビティ内への挿入動作の案内などに機能するスタビライザ22が一対突設されている。
端子金具10の電線接続部23は、本体部11の底壁13の後端から後方へ延出されて設けられている。電線接続部23においては、本体部11の底壁13から連なって底壁13の幅方向に張り出し形成された2組のバレル片24,25が間隔をあけて設けられている。これら2組のバレル片24,25は、それぞれ、幅方向に対称に張り出し形成されている。
端子金具10の電線接続部23に配される電線40は、アルミニウム製の芯線41を絶縁製の材料からなる絶縁被膜42で被覆してなる。電線40は、その端部を含む領域では絶縁被膜42が剥離されて芯線41が露出状態になっており(この領域を芯線領域43とする)、芯線41が露出した端部を本体部11側に向けて端子金具10に接続される。
電線接続部23の2組のバレル片24,25のうち、前側(本体部11側)のバレル片25は露出した芯線41を圧着して端子金具10と接続する芯線バレル片25とされ、後側(後端側)のバレル片24は電線40の絶縁被膜42で被覆している部分を圧着して端子金具10と接続する絶縁被膜バレル片24とされる。
芯線バレル片25の電線40が載置される面には、電線40を圧着する際に芯線41の周囲に形成された酸化膜を破るための凹部25Aが幅方向に対して略平行に3本凹設されている。
芯線バレル片25と本体部11の後端との間の領域26は、電線40の端部(芯線41の端末)が配される端部配置領域26であり、この端部配置領域26は、電線40を接続した状態において一部(図1では上側)が開放状態となっており、芯線41が露出状態(外側から目視可能な状態)で配されている(図1および図5を参照)。
芯線バレル片25と絶縁被膜バレル片24との間の領域27は電線40の芯線領域43が配される芯線配置領域27であり、端部配置領域26と同様に、電線40を接続した状態において一部(図1では上側)が開放状態となっており、芯線41が露出状態(外側から目視可能な状態)で配されている(図1および図5を参照)。
端子金具10の端部配置領域26及び芯線配置領域27、ならびに、これらの領域26,27に配されている電線40の芯線41及び絶縁被膜42は、図5に示すように、芯線41の腐食を防止するための防食皮膜29(詳細は後述する)により被覆されている。なお、防食皮膜29は図5において網掛けで示した。
本実施形態の端子金具10の成形には、銅製の金属板を打ち抜くことで形成される複数の端子金具片10Aをキャリア31,35に連結した連鎖端子30を用いる(図2を参照)。
連鎖端子30は、図2に示すように、図示横方向に沿って延出する帯状をなす一対のキャリア31,35に対し、複数の端子金具片10Aを図示横方向、すなわちキャリア31,35の長手方向(延出方向)に沿ってほぼ等間隔に並んだ状態で連結した構成とされている。各端子金具片10Aは、その長さ方向を図示縦方向、すなわち連鎖端子30における幅方向に沿わせた姿勢とした状態で、前後の各一端部がそれぞれキャリア31,35の幅方向の一方の縁部に連結されている。
端子金具片10Aの前端部は、図2における上側のキャリア31に連結されている。端子金具片10Aの前端部に形成された弾性接触片20の先端部20cは、キャリア31の幅領域内に入り込んだところに形成されている。この端子金具片10Aの前端部を連結する連結部32とキャリア31とは、図示横方向に並んで配されている。すなわち、弾性接触片20の先端部20cは、キャリア31の一部を兼用していて両連結部32を中継しており、これにより連鎖端子30の幅寸法(図2における縦方向の寸法)を小さく保っている。
端子金具片10Aの後端部は、図2における下側のキャリア35の側縁に突設された連結部36に連結されている。連結部36は、端子金具片10Aのうち絶縁被膜バレル片24の後端幅方向略中央に繋げられている。これら端子金具片10Aと連結部36とキャリア35とは、図示縦方向、すなわち連鎖端子30全体から見て幅方向に並んで配されている。このキャリア35には、連鎖端子30を送り出すために加工機に設けられた送り爪(図示せず)が係合可能な送り孔33,34が開口して形成されている。この送り孔33,34は、加工機の種類(例えばプレス機や圧着機)によって送り爪の形状が異なることから、その送り爪の形状に合わせて円形の送り孔33と方形の送り孔34の2種類が設けられている。
本実施形態の端子金具10の成形に用いる連鎖端子30においては、端子金具片10Aの所定領域(図2ないし図4の網掛けで示した領域28)に防食剤が塗布されている。具体的には、図2および図3に示すように、防食剤は、端子金具10の電線接続部23の電線40が載置される面のうち、端部配置領域26に略台形状に塗布されるとともに、芯線配置領域27から絶縁被膜バレル片24の前側の半分の領域に至る略T字状の領域28に塗布されている。
なお、本実施形態の端子金具10においては、芯線バレル片25には、防食剤が塗布されていないので、端子金具10と電線40との電気的な接続に悪影響を与えることはない。
防食剤としては、一般的なワイヤーハーネスを使用する環境における温度条件よりも高い温度で液化するが、前記温度条件下では硬化するような性質のものを用いることができる。防食剤は、端子金具片10Aと接している表面部分において化学結合をする一方、化学結合をしている部分よりも外表面において分子間結合する自己組織化膜であることが好ましい。具体的には、防食剤としては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)などを用いることができる。
防食剤は公知の方法で塗布することができ、例えば、防食剤塗布領域28以外の部分をマスキングして塗布する方法、印刷、ローラーを用いる方法など種々の方法により塗布することができる。
次に本実施形態の端子金具10の製造方法について説明する。
まず、銅製の金属板の所定領域に防食剤を原液のまま塗布してから、図2に示すような形状に打ち抜くことにより複数の端子金具片10Aを備えた連鎖端子30を作製する。次に、キャリア31,35に形成した送り孔33,34に送り爪を係合させることで、端子金具片10Aを順次加工機に送り、その過程で端子金具片10Aに対して曲げ加工などを施すようにする。
次に、個々の端子金具片10Aの電線接続部23に設けられた絶縁被膜バレル片24および芯線バレル片25を電線40に圧着させて、端子金具10と電線40とを接続する(電線接続工程)。具体的には、図3に示すように、電線40を、その芯線41の端末(端部)が電線接続部23の端部配置領域26に配されるとともに、絶縁被膜42の端末が芯線配置領域27に配されるように載置してから、図4に示すように、芯線バレル片25と絶縁被膜バレル片24とをそれぞれ電線40に圧着させる。
この電線接続工程を経た後の端子金具10(図4を参照)を防食剤の融点以上の温度に加熱する加熱処理工程を実行することにより、溶融した防食剤が露出芯線41に拡散浸透して、芯線配置領域27に配される電線40の絶縁被膜42と芯線41、端部配置領域26に配される電線40の芯線41を覆う防食皮膜29が形成され、本実施形態の端子金具10が得られる(図5を参照)。
次に本実施形態の作用・効果について説明する。
本実施形態によれば、端子金具片10Aの芯線バレル片25と絶縁被膜バレル片24との間の芯線配置領域27の、電線40が載置される面に防食剤が塗布された連鎖端子30を用いるから、電線40の芯線41と端子金具10との接続部44の電食を防止した端子金具10を得ることができる。特に、本実施形態で用いる連鎖端子30は、端子金具10の芯線配置領域27だけでなく、端部配置領域26および絶縁被膜バレル片24の前側の半分の領域にも防食剤が塗布されているから、芯線配置領域27に配される電線40(絶縁被膜42を含む)と端部配置領域26に配される芯線41の全域を覆う防食皮膜が形成されて、確実に端子金具10と電線40との接続部44の電食を防止することができるのである。
さらに、本実施形態によれば、複数の端子金具10を連鎖端子30のキャリア31,35に連結したまま、電線40を圧着・接続する電線接続工程と、加熱処理する工程(加熱工程)を実行するだけで露出芯線41に防食皮膜29を形成した端子金具10が得られるから、個々の端子金具10に合わせて防食剤を塗布する必要はない。その結果、本実施形態によれば、簡素な方法で端子金具10と電線40との接続部44の電食を防止することができる。
また、本実施形態によれば、電線接続部23の電線40が載置される面に防食剤が塗布されるから、芯線バレル片25および絶縁被膜バレル片24において、電線40が載置される面とは反対側の面には防食皮膜29が形成され難い。その結果、本実施形態によれば、防食皮膜29は、芯線バレル片25および絶縁被膜バレル片24を電線40に圧着する際に用いる圧着治具と接する側には形成されにくいので、圧着時に防食皮膜29が剥がれたり、圧着治具に防食皮膜29がこびりついたり、圧着条件がばらつくなどの問題が生じにくい。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6によって説明する。本実施形態においては、図6の左側を前とする。以下の記載において、実施形態1と同様の構成、作用効果について重複する記載は省略する。
本実施形態の端子金具10は、絶縁被膜バレル片24の形状が実施形態1とは相違している。なお、図6には、実施形態1で用いた連鎖端子30と相違する部分を示した。
本実施形態の端子金具10の全体形状は図示しないが、図6に示す連鎖端子30に連結されている端子金具片10Aを用いて作製される。
絶縁被膜バレル片24は、図6に示すように、前側の領域24Aにおいては一方向(下方向)に張り出すとともに、後側の領域24Bにおいて前側領域24Aとは反対の方向(上方向)に張り出した形状をなしている。
防食剤は、端子金具10の電線接続部23の電線40が載置される面のうち、端部配置領域26に略台形状に塗布されるとともに、電線接続部23のうち、芯線配置領域27から絶縁被膜バレル片24の前側の領域24Aの前半分の部分に至るところに略L字状に塗布されている。図6においては、防食剤の塗布領域28を網掛けで示した。
本実施形態によれば、端子金具片10Aの芯線配置領域27の、電線40が載置される面に防食剤が塗布され、かつ、端部配置領域26および絶縁被膜バレル片24の前側の領域24Aの前半分の部分に至るところに防食剤が塗布されている連鎖端子30を用いるから、実施形態1と同様に、電線40の芯線41と端子金具10との接続部の電食を確実に防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1においては、防食剤が電線接続部23の芯線41が載置される面のうち、端部配置領域26に略台形状に塗布されるとともに、芯線配置領域27から絶縁被膜バレル片24の前側の半分の領域に至る略T字状の領域28に塗布されたものを示したが、防食剤の塗布領域28および塗布形状はこれに限定されない。
例えば、図7に示すように、防食剤が、端子金具10の電線接続部23の芯線41が載置される面のうち、端部配置領域26に略台形状に塗布されるとともに、電線接続部23の芯線配置領域27から絶縁被膜バレル片24の後端の少し手前の位置まで略台形状に塗布されていてもよい。なお、図7においては、防食剤の塗布領域28を網掛けで示した。
(2)また、図8に示すように、防食剤が、端子金具10の電線接続部23の芯線41が載置される面のうち、端部配置領域26に略台形状に塗布されるとともに、芯線配置領域27から連なって絶縁被膜バレル片24のほぼ全域にわたって略Tの字状に塗布されているものであってもよい。なお、図8においては、防食剤の塗布領域28を網掛けで示した。
(3)上記実施形態では、防食剤を原液で塗布するものを示したが、防食剤は希釈して塗布してもよい。
(4)上記実施形態では、端子金具10として雌型のものを示したが、雄型のものでもよい。また、上記実施形態では相手方の端子金具を挿入可能な本体部11を備える端子金具10を示したが、2以上の電線40を接続する電線接続部を有するもの(いわゆる「スプライス端子」)であってもよい。
(5)上記実施形態では、アルミニウム製の芯線41を備える電線40と接続される銅製の端子金具10を示したが、電線40の芯線41の材料および端子金具10の材料はこれに限定されない。電線40の芯線41の材料と端子金具10の材料とが相違するものであれば、本発明の効果が得られる。
10…端子金具
23…電線接続部
24…絶縁被膜バレル片
25…芯線バレル片
27…芯線配置領域
30…連鎖端子
31,35…キャリア
40…電線
41…芯線
42…絶縁被膜

Claims (7)

  1. 帯状に形成されたキャリアの幅方向の一方の縁部に、複数の端子金具の各一端側が連結されてなる連鎖端子であって、
    前記端子金具は、電線を載置して接続する電線接続部を備え、
    前記電線は、前記端子金具とは相違する材料からなる芯線を絶縁被膜で被覆してなるとともに、その端部を含む領域は前記芯線が露出した芯線領域とされ、
    前記電線接続部には、前記芯線領域を圧着する芯線バレル片と、前記電線の絶縁被膜で被覆された部分を圧着する絶縁被膜バレル片とが間隔をあけて形成され、
    前記芯線バレル片と前記絶縁被膜バレル片との間は、前記電線の芯線領域が配される芯線配置領域とされ、
    前記芯線配置領域の前記芯線が載置される面に、前記芯線の腐食を防止する防食剤を塗布したことを特徴とする連鎖端子。
  2. 前記電線接続部の前記電線の端部が配される端部配置領域の前記電線が載置される面に、前記防食剤を塗布したことを特徴とする請求項1に記載の連鎖端子。
  3. 前記絶縁被膜バレル片の前記電線側に配される面に、前記防食剤を塗布したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の連鎖端子。
  4. 電線を載置して接続する電線接続部を備える端子金具であって、
    前記電線は、前記端子金具とは相違する材料からなる芯線を絶縁被膜で被覆してなるとともに、その端部を含む領域は前記芯線が露出した芯線領域とされ、
    前記電線接続部には、前記芯線領域を圧着する芯線バレル片と、前記電線の絶縁被膜で被覆された部分を圧着する絶縁被膜バレル片とが間隔をあけて形成され、
    前記芯線バレル片と前記絶縁被膜バレル片との間は、前記電線の芯線領域が配される芯線配置領域とされ、
    前記芯線配置領域の前記芯線が載置される面に、前記芯線の腐食を防止する防食剤を塗布したことを特徴とする端子金具。
  5. 前記電線接続部の前記電線の端部が配される端部配置領域の前記電線が載置される面に、前記防食剤を塗布したことを特徴とする請求項4に記載の端子金具。
  6. 前記絶縁被膜バレル片の前記電線側に配される面に、前記防食剤を塗布したことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の端子金具。
  7. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の連鎖端子のキャリアに連結された端子金具に、前記電線を圧着させて接続する電線接続工程と、
    前記電線接続工程を経た端子金具を加熱する加熱処理工程と、を経ることにより前記電線の露出した芯線の腐食を防止する防食皮膜を形成することを特徴とする端子金具の製造方法。
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