JP2021005455A - 端子付き電線 - Google Patents

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洋人 中田
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Abstract

【課題】適正な防食性能を確保することができる端子付き電線を提供することを目的とする。【解決手段】端子付き電線100は、絶縁被覆部W2で導体部W1を被覆した電線Wと、導体部W1に対して圧着される導体圧着部46、絶縁被覆部W2に対して圧着される被覆圧着部48、及び、導体部W1が露出する中間部47を含む圧着端子1とを備え、圧着端子1は、母材10によって導体圧着部46、被覆圧着部48、及び、中間部47が一体で形成され、かつ、母材10において、少なくとも、導体圧着部46の中間部47側の端部の導体部W1側の面、中間部47の導体部W1側の面、及び、被覆圧着部48の中間部47側の端部の導体部W1側の面に渡ってクラッド材12が設けられており、導体部W1、及び、クラッド材12は、アルミニウム又はアルミニウム合金によって構成され、母材10は、銅又は銅合金によって構成される。【選択図】図3

Description

本発明は、端子付き電線に関する。
従来の端子付き電線に関する技術として、例えば、特許文献1には、被覆電線の先端部導体に端子金具を圧着して形成される被覆電線端末接続部が開示されている。この被覆電線端末接続部は、成型空洞のモールド部に収容された状態でモールド部に溶融状態のモールド樹脂が射出注入されることで、当該モールド樹脂によって被覆され防水処理が施される。
特開2001−162647号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の被覆電線端末接続部は、例えば、より適正な防食性能の確保の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正な防食性能を確保することができる端子付き電線を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る端子付き電線は、絶縁性を有する絶縁被覆部で導電性を有する導体部を被覆した電線と、前記絶縁被覆部の端末から露出する前記導体部に対して圧着される導体圧着部、前記絶縁被覆部に対して圧着される被覆圧着部、及び、前記導体圧着部と前記被覆圧着部とを連結し前記導体部が露出する中間部を含む圧着端子とを備え、前記圧着端子は、母材によって前記導体圧着部、前記被覆圧着部、及び、前記中間部が一体で形成され、かつ、前記母材において、少なくとも、前記導体圧着部の前記中間部側の端部の前記導体部側の面、前記中間部の前記導体部側の面、及び、前記被覆圧着部の前記中間部側の端部の前記導体部側の面に渡ってクラッド材が設けられており、前記導体部、及び、前記クラッド材は、アルミニウム又はアルミニウム合金によって構成され、前記母材は、銅又は銅合金によって構成されることを特徴とする。
また、上記端子付き電線では、前記導体圧着部は、前記導体部側の面に凹部状に形成された複数のセレーションを有し、前記クラッド材は、前記導体圧着部の前記中間部側の端部の前記導体部側の面において、前記複数のセレーションが形成された領域以外の領域に設けられるものとすることができる。
また、上記端子付き電線では、前記クラッド材は、前記導体圧着部の前記導体部側の面、前記中間部の前記導体部側の面、及び、前記被覆圧着部の前記導体部側の面の全体に設けられるものとすることができる。
本発明に係る端子付き電線は、導体圧着部が導体部に圧着され、被覆圧着部が絶縁被覆部に圧着されることで、圧着端子が電線の端末に圧着される。圧着端子は、電線の端末に圧着された状態で中間部において導体部が露出する。このような構成において、圧着端子は、母材によって導体圧着部、被覆圧着部、及び、中間部が一体で形成される。そして、圧着端子は、母材において、少なくとも、導体圧着部の中間部側の端部の導体部側の面、中間部の導体部側の面、及び、被覆圧着部の中間部側の端部の導体部側の面に渡ってクラッド材が設けられる。ここでは、電線の導体部、及び、圧着端子のクラッド材は、アルミニウム又はアルミニウム合金によって構成され、圧着端子の母材は、銅又は銅合金によって構成される。この構成により、圧着端子は、導体圧着部、被覆圧着部の端部、及び、中間部において、母材と導体部との間に、当該導体部と同じくアルミニウム又はアルミニウム合金によって構成されたクラッド材が介在する。この結果、圧着端子は、導体部が露出する中間部近傍の部位において、銅又は銅合金によって構成される母材がアルミニウム又はアルミニウム合金による導体部に直接接触しない構成とすることができる。これにより、この端子付き電線は、例えば、圧着端子と電線の導体部との間に腐食電流が流れることを抑制することができ、導体部の腐食速度を相対的に遅くらせることができる。この結果、端子付き電線は、適正な防食性能を確保することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る端子付き電線の概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態1に係る端子付き電線の圧着端子圧着前の状態を表す分解斜視図である。 図3は、実施形態1に係る端子付き電線の概略構成を表す模式的な部分断面図である。 図4は、実施形態1に係る端子付き電線の圧着端子に成形する前の条材の概略構成を表す模式的な平面図である。 図5は、図4に示すA−A断面図である。 図6は、実施形態2に係る端子付き電線の概略構成を表す模式的な部分断面図である。 図7は、実施形態2に係る端子付き電線の圧着端子に成形する前の条材の概略構成を表す模式的な平面図である。 図8は、図7に示すB−B断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「軸線方向X」といい、第2方向を「幅方向Y」といい、第3方向を「高さ方向Z」という。ここでは、軸線方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に略直交する。軸線方向Xは、典型的には、圧着端子が設けられる電線(導体部、絶縁被覆部)の軸線C(図1参照)に沿う軸線方向、当該電線が延在する延在方向、圧着端子と相手部材との挿抜方向等に相当する。幅方向Yと高さ方向Zとは、軸線方向Xと交差する交差方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。
[実施形態1]
図1、図2、図3に示す本実施形態に係る端子付き電線100は、車両に使用されるワイヤハーネス等に適用されるものである。ここで、ワイヤハーネスは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の電線Wを各装置に接続するようにしたものである。本実施形態の端子付き電線100は、電線Wと、当該電線Wの端末に圧着された圧着端子1とを備える。そして、本実施形態の端子付き電線100は、圧着端子1を構成する母材10にメッキ11を施すと共に、一部にクラッド材12がクラッドされることで、適正な防食性能の確保を図ったものである。以下、各図を参照して端子付き電線100の各構成について詳細に説明する。
電線Wは、例えば、導電性を有する線状の導体部W1と、当該導体部W1の外側を覆う絶縁性を有する絶縁被覆部W2とを含んで構成される。電線Wは、絶縁被覆部W2で導体部W1を被覆した絶縁電線である。本実施形態の導体部W1は、導電性を有する金属素線を複数束ねた芯線であるが、当該複数の金属素線を撚り合わせた撚り芯線であってもよい。絶縁被覆部W2は、導体部W1の外周側を被覆する電線被覆である。絶縁被覆部W2は、例えば、絶縁性の樹脂材料(PPやPVC、架橋PE等。耐摩耗性や耐薬品性、耐熱性等に配慮して適宜選定される。)等を押出成形することによって形成される。電線Wは、軸線Cに沿って線状に延在し、延在方向(軸線方向X)に対してほぼ同じ径で延びるように形成される。電線Wは、導体部W1の断面形状(軸線方向Xと交差する方向の断面形状)が略円形状、絶縁被覆部W2の断面形状が略円環形状となっており、全体として略円形状の断面形状となっている。電線Wは、少なくとも導体部W1の一方の端末において、絶縁被覆部W2が剥ぎ取られており、当該導体部W1の一方の端末が絶縁被覆部W2から露出しており、当該露出している導体部W1の端末に圧着端子1が設けられる。
圧着端子1は、電線Wが電気的に接続され、導電性を有する相手部材Tが接続される端子金具である。圧着端子1は、電気接続部2と、連結部3と、電線圧着部4とを備える。電気接続部2と連結部3と電線圧着部4とは、全体が一体で導電性を有する金属部材によって構成される。圧着端子1は、一枚の板金(例えば、後述する図4に示す条材1000)を、電気接続部2、連結部3、電線圧着部4等の各部に対応した形状にあわせて打ち抜き加工、プレス加工、折り曲げ加工等の各種加工によって成形することで各部が立体的に一体で形成される。圧着端子1は、軸線方向Xに沿って一方側から他方側に向かって、電気接続部2、連結部3、電線圧着部4の順で並んで相互に連結される。
電気接続部2は、相手部材T(図1参照)と電気的に接続される部分である。本実施形態の相手部材Tは、例えば、相手側端子である。すなわちここでは、本実施形態の電気接続部2は、相手部材Tである相手側端子に対して電気的に接続される端子接続部として構成される。電気接続部2は、雄型の端子形状であってもよいし、雌型の端子形状であってもよい。本実施形態の電気接続部2は、雌型の端子形状として図示しており、雄型の端子形状の相手部材Tと電気的に接続される。なお、相手部材Tは、相手側端子でなくてもよく、例えば、アース部材等の種々の導電性の部材であってもよい。この場合、電気接続部2は、例えば、相手部材であるアース部材等に締結されるいわゆる丸形端子(LA端子)形状であってもよい。
連結部3は、電気接続部2と電線圧着部4との間に介在し、当該電気接続部2と当該電線圧着部4とを連結する部分である。圧着端子1は、電気接続部2と電線圧着部4とが連結部3を介して電気的に接続され、当該電線圧着部4を介して電気接続部2と電線Wの導体部W1とが電気的に接続され導通される。
電線圧着部4は、電線Wが接続され、当該電線Wの端末と圧着端子1とを電気的に接続する部分である。電線圧着部4は、電線Wの端末に加締められ圧着される。電線圧着部4は、基部41、及び、二組の一対のバレル片部42、43、44、45を含んで構成される。電線圧着部4は、基部41と二組の一対のバレル片部42、43、44、45とによって電線Wに対して加締められ圧着される。さらに言えば、電線圧着部4は、基部41、及び、二組の一対のバレル片部42、43、44、45によって、導体圧着部46、中間部47、及び、被覆圧着部48が構成される。言い換えれば、電線圧着部4は、基部41、及び、二組の一対のバレル片部42、43、44、45によって構成される導体圧着部46、中間部47、及び、被覆圧着部48を含んで構成される。導体圧着部46は、基部41の一部、及び、一対のバレル片部42、43によって構成される。中間部47は、基部41の一部によって構成される。被覆圧着部48は、基部41の一部、及び、一対のバレル片部44、45によって構成される。電線圧着部4は、軸線方向Xに沿って電気接続部2側から反対側に向かって、導体圧着部46、中間部47、被覆圧着部48の順で並んで相互に連結される。そして、本実施形態の電線圧着部4は、中間部47を介して一対のバレル片部42、43と一対のバレル片部44、45とが分断されたいわゆる別体バレル型の圧着部を構成する。
具体的には、基部41は、軸線方向Xに沿って延在し、圧着端子1の圧着前の状態(図2等参照)において、略U字状に形成された電線圧着部4の底壁となる部分である。基部41は、板厚方向が高さ方向Zに沿う板状に形成される。基部41は、圧着加工の際に電線Wの端部が載置される。基部41は、軸線方向Xの一方側に連結部3を介して電気接続部2が連結される。基部41は、各部において幅方向Yの両端部が高さ方向Zに沿って立ち上がっている(図2等参照)。より具体的には、基部41は、軸線方向Xに沿って、導体圧着部46、中間部47、及び、被覆圧着部48に渡って連続する。つまり、基部41は、導体圧着部46を構成する第1基部41a、中間部47を構成する第2基部41b、被覆圧着部48を構成する第3基部41cが軸線方向Xに沿って連なって構成される(図3参照)。基部41は、第1基部41aの軸線方向Xの一方の端部に電気接続部2が連結される。また、基部41は、圧着加工前の状態において、第3基部41cの軸線方向Xの他方の端部にキャリア(例えば、後述する図4のキャリア1000C)が連結されており、例えば、圧着加工時にキャリアから切断される。
一対のバレル片部42、43は、基部41の一部である第1基部41aと共に導体圧着部46を構成する部分である。導体圧着部46は、電線圧着部4において軸線方向Xの一端側、ここでは、電気接続部2側に設けられ電線Wの導体部W1に対して加締められ圧着される部分である。更に言えば、導体圧着部46は、導体部W1に対して加締められ圧着されることで、当該導体部W1と電気的に接続される部分である。一対のバレル片部42、43は、当該導体圧着部46において第1基部41aから幅方向Yの両側にそれぞれ帯状に延びて形成され、第1基部41aとの間に電線Wの導体部W1を包んで加締められ圧着される部分である。バレル片部42、43は、圧着加工前の状態において、U字状に形成された電線圧着部4の側壁となる部分である。バレル片部42は、第1基部41aから軸線方向Xと交差する幅方向Yの一方側に延びる。バレル片部43は、第1基部41aから幅方向Yの他方側に延びる。バレル片部42、43は、電線Wの導体部W1に対して加締められ圧着される前の状態(図2参照)では、第1基部41aに対して曲げ加工が施され当該第1基部41aとあわせて略U字状に成形されている。本実施形態の一対のバレル片部42、43は、導体部W1に対して巻き付けられて加締められ、圧着された状態で、互いに重なり合わない(オーバーラップしない)ように第1基部41a側の根元から先端までの長さが設定されている。導体圧着部46は、第1基部41a、及び、一対のバレル片部42、43によって、一対のバレル片部42、43の間に配置された電線Wの導体部W1の外側を包んで導体部W1に対して加締められ圧着される。ここでは、一対のバレル片部42、43は、いわゆるBクリンプと称する加締め圧着がなされるものとして図示している。導体圧着部46は、Bクリンプでは、第1基部41aと一対のバレル片部42、43とによって導体部W1を包んで圧着された状態で、バレル片部42、43のそれぞれが第1基部41a側に向けて折り曲げられた状態とされる。そして、導体圧着部46は、この状態で当該一対のバレル片部42、43の先端がそれぞれ導体部W1に接触して押しつけられるように加締められ圧着される。導体圧着部46は、第1基部41a、及び、一対のバレル片部42、43において導体部W1と接触する部分に、導体部W1との接触面積を増やし接触安定性を向上すると共に凝着強度を向上するための複数のセレーション46a等を有していてもよい。セレーション46aは、導体圧着部46において、第1基部41a、バレル片部42、43の導体部W1側の面に、凹部状に形成される。
一対のバレル片部44、45は、基部41の一部である第3基部41cと共に被覆圧着部48を構成する部分である。被覆圧着部48は、電線圧着部4において軸線方向Xの他端側、ここでは、電気接続部2側とは反対側に設けられ電線Wの絶縁被覆部W2に対して加締められ圧着される部分である。一対のバレル片部44、45は、当該被覆圧着部48において第3基部41cから幅方向Yの両側にそれぞれ帯状に延びて形成され、第3基部41cとの間に電線Wの絶縁被覆部W2を包んで加締められ圧着される部分である。バレル片部44、45は、圧着加工前の状態において、U字状に形成された電線圧着部4の側壁となる部分である。バレル片部44は、第3基部41cから軸線方向Xと交差する幅方向Yの一方側に延びる。バレル片部45は、第3基部41cから幅方向Yの他方側に延びる。バレル片部44、45は、電線Wの絶縁被覆部W2に対して加締められ圧着される前の状態(図2参照)では、第3基部41cに対して曲げ加工が施され当該第3基部41cとあわせて略U字状に成形されている。本実施形態の一対のバレル片部44、45は、絶縁被覆部W2に対して巻き付けられて加締められ、圧着された状態で、互いに重なり合わない(オーバーラップしない)ように第3基部41c側の根元から先端までの長さが設定され、かつ、軸線方向Xにずらされて形成される。被覆圧着部48は、第3基部41c、及び、一対のバレル片部44、45によって、一対のバレル片部44、45の間に配置された電線Wの絶縁被覆部W2の外側を包んで絶縁被覆部W2に対して加締められ圧着される。
ここでは、電線圧着部4は、軸線方向Xに対して当該被覆圧着部48と導体圧着部46との間に中間部47が介在する。中間部47は、導体圧着部46と被覆圧着部48との間に介在し、当該導体圧着部46と当該被覆圧着部48とを連結する部分である。中間部47は、第2基部41bによって構成され、当該第2基部41bの軸線方向Xの一方側の端部に導体圧着部46の第1基部41aが連結され、他方側の端部に被覆圧着部48の第3基部41cが連結される。そして、中間部47は、導体部W1の中間露出部W1aが露出する部分を構成する。上述したように、バレル片部42、43とバレル片部44、45とは、それぞれ、互いの間に当該中間部47が介在することで相互に間隔をあけて分断して形成される。
上記のように構成され端子付き電線100は、導体圧着部46が導体部W1に圧着され、被覆圧着部48が絶縁被覆部W2に圧着されることで、圧着端子1が電線Wの端末に圧着される。そして、端子付き電線100は、圧着端子1の電気接続部2に相手部材Tが電気的に接続される。
そして、本実施形態の圧着端子1は、上記のような構成にあって、図3に示すように、導電性を有する金属部材である母材10によって電気接続部2、連結部3、及び、電線圧着部4が一体で形成される。電線圧着部4は、上述したように、導体圧着部46、中間部47、及び、被覆圧着部48を含み、電線圧着部4においてはこれら導体圧着部46、中間部47、及び、被覆圧着部48が母材10によって一体で形成される。そして、圧着端子1は、当該母材10の所定の領域にメッキ11が施されている。
ここで、本実施形態の電線Wにおいて、導体部W1は、アルミニウム(Al)又はアルミニウム合金によって構成される。つまり、本実施形態の導体部W1は、アルミニウム又はアルミニウム合金によって構成された金属素線を複数束ねた芯線である。一方、本実施形態の圧着端子1において、母材10は、銅(Cu)又は銅合金によって構成され、メッキ11は、すず(Sn)によって構成される。メッキ11の下地は、銅下地、ニッケル(Ni)下地、亜鉛(Zu)下地等、いずれの下地であってもよい。
その上で、圧着端子1は、母材10において、少なくとも、導体圧着部46の中間部47側の端部の導体部W1側の面、中間部47の導体部W1側の面、及び、被覆圧着部48の中間部47側の端部の導体部W1側の面に渡ってクラッド材12が設けられている。クラッド材12は、母材10の表面に圧延接合された金属である。本実施形態のクラッド材12は、導体部W1と同じくアルミニウム又はアルミニウム合金によって構成される。本実施形態のメッキ11は、典型的には、母材10において、当該クラッド材12以外の領域に施されている。クラッド材12は、母材10の強度が不足しない範囲の厚みで形成され、典型的には、母材10よりも薄く、かつ、メッキ11よりも十分に厚い。
より具体的には、本実施形態のクラッド材12は、母材10において、導体部W1との凝着部位46bを避けて設けられる。ここで、凝着部位46bとは、導体圧着部46において、電線Wへの圧着後に導体部W1と凝着する部位であり、典型的には、上述した複数のセレーション46aが形成された部位である。本実施形態のクラッド材12は、導体圧着部46、中間部47、及び、被覆圧着部48において、中間部47から露出する導体部W1の中間露出部W1aを囲う領域に設けられ、それ例外の領域には設けられていない。
より詳細には、クラッド材12は、導体圧着部46の導体部W1側の面においては、中間部47側の端部に設けられ、上述の凝着部位46bを含む中央部、及び、中間部47から離間した電気接続部2側の端部には設けられていない。つまり、クラッド材12は、導体圧着部46の中間部47側の端部の導体部W1側の面において、複数のセレーション46aが形成された領域以外の領域に設けられる。クラッド材12は、導体圧着部46においては、導体部W1の中間露出部W1aと隣接する板厚端面(プレス加工等によるせん断面)の導体部W1側の位置に露出している。クラッド材12は、軸線Cの周り方向L1に沿って、一方のバレル片部42の先端から第1基部41aを介して他方のバレル片部43の先端に渡って延在し、メッキ11から露出する。
クラッド材12は、中間部47の導体部W1側の面においては、導体部W1の中間露出部W1aと接触する全面に設けられる。つまり、クラッド材12は、中間部47においては、第2基部41bの導体部W1側の面の全体に設けられる。
クラッド材12は、被覆圧着部48の導体部W1側の面においては、中間部47側の端部に設けられ、中間部47から離間した中央部、及び、中間部47側とは反対側の端部には設けられていない。クラッド材12は、被覆圧着部48においては、導体部W1の中間露出部W1aと隣接する板厚端面(プレス加工等によるせん断面)の導体部W1側の位置に露出している。クラッド材12は、軸線Cの周り方向L1に沿って、一方のバレル片部44の先端から第3基部41cを介して他方のバレル片部45の先端に渡って延在し、メッキ11から露出する。
メッキ11は、上述したように、母材10において、上記のように設けられるクラッド材12、及び、各部の板厚端面以外の部位に全面的に施される。すなわち、メッキ11は、電気接続部2、導体圧着部46の導体部W1側の面のクラッド材12以外の領域、導体圧着部46の導体部W1側とは反対側の面、中間部47の導体部W1側とは反対側の面、被覆圧着部48の絶縁被覆部W2側の面のクラッド材12以外の領域、及び、被覆圧着部48の絶縁被覆部W2側とは反対側の面に施されている。
図4は、圧着端子1の成形前の板金を構成する条材1000の一例を表している。図4は、成形後の圧着端子1において電線Wと接する側の面を表す。図4は、向かって左側に条材1000を図示している。当該条材1000は、銅合金を母材10とし当該母材10の表面の所定の領域にクラッド材12がクラッドされ、かつ、それ以外の領域にすずによるメッキ11が施されたすずメッキ銅合金条材である。条材1000は、典型的には、略矩形板状に形成され、長辺方向が条材圧延方向L2となる。また、図4は、向かって右側に、当該条材1000を圧着端子1の各部に対応した形状にあわせて切り出した状態を表している。また、図5は、図4に示すA−A断面図である。
条材1000は、図4、図5に示すように、母材10の電線Wと接する側の面にクラッド材12がクラッドされている。クラッド材12は、条材1000において、成形後に中間部47となる領域47A、導体圧着部46となる領域46Aの領域47A側の端部、及び、被覆圧着部48となる領域48Aの領域47A側の端部に渡ってクラッドされる。ここでは、クラッド材12は、条材1000において、条材圧延方向L2に沿ってストライプ状に形成される。また、クラッド材12は、上述したように領域46Aにおいて凝着部位46bを避けて設けられる。そして、条材1000は、電気接続部2となる領域2A、連結部3となる領域3Aを含め、クラッド材12以外の領域にメッキ11が施される。
条材1000は、略矩形板状に形成された母材10の電線Wと接する側の面において、上述した領域に、例えば、インレイクラッド工法等によってクラッド材12がクラッドされる。そして、条材1000は、クラッド材12が設けられた領域にマスキングが施された上で、すずメッキ11のメッキ処理やリフロー処理が施される。その後、条材1000は、マスキングが除去され、打ち抜き、プレス、折り曲げ等の各種加工によって圧着端子1に成形される。成形された圧着端子1は、上記のように電線Wへの圧着後の形態において、導体圧着部46の中間部47側の端部の導体部W1側の面、中間部47の導体部W1側の面、及び、被覆圧着部48の中間部47側の端部の導体部W1側の面に渡ってクラッド材12が位置する。
以上で説明した端子付き電線100は、導体圧着部46が導体部W1に圧着され、被覆圧着部48が絶縁被覆部W2に圧着されることで、圧着端子1が電線Wの端末に圧着される。圧着端子1は、電線Wの端末に圧着された状態で中間部47において導体部W1が露出する。このような構成において、圧着端子1は、母材10によって導体圧着部46、被覆圧着部48、及び、中間部47が一体で形成される。そして、圧着端子1は、母材10において、少なくとも、導体圧着部46の中間部47側の端部の導体部W1側の面、中間部47の導体部W1側の面、及び、被覆圧着部48の中間部47側の端部の導体部W1側の面に渡ってクラッド材12が設けられる。ここでは、電線Wの導体部W1、及び、圧着端子1のクラッド材12は、アルミニウム又はアルミニウム合金によって構成され、圧着端子1の母材10は、銅又は銅合金によって構成される。この構成により、圧着端子1は、導体圧着部46、被覆圧着部48の端部、及び、中間部47において、母材10と電線Wの導体部W1との間に、当該導体部W1と同じくアルミニウム又はアルミニウム合金によって構成されたクラッド材12が介在する。この結果、圧着端子1は、導体部W1が露出する中間部47近傍の部位において、銅又は銅合金によって構成される母材10がアルミニウム又はアルミニウム合金による導体部W1に直接接触しない構成とすることができる。
例えば、圧着端子1は、導体圧着部46、被覆圧着部48において中間露出部W1aと隣接する板厚端面では、導体部W1側の面にクラッド材12が介在することで、母材10と導体部W1との沿面距離を相対的に長く確保することができる。この構成により、端子付き電線100は、例えば、中間露出部W1aに水(塩水等)が付着しても、母材10と導体部W1との沿面距離が相対的に長く確保されることで、圧着端子1の母材10と電線Wの導体部W1との間に腐食電流が流れることを抑制できる。ここで、当該腐食電流とは、2つの金属間のイオン化傾向の違いによって発生するおそれがあるガルバニック腐食におけるガルバニック電流に相当する。この結果、端子付き電線100は、導体部W1の腐食速度を相対的に遅くらせることができ、導体部W1の腐食を遅らせ延命することができる。
また、端子付き電線100は、圧着端子1は、導体圧着部46、被覆圧着部48において中間露出部W1aと隣接する板厚端面では、導体部W1側の面にクラッド材12が介在する分、中間露出部W1a側に露出する母材10の面積が抑制される。この構成により、端子付き電線100は、ガルバニック腐食において、カソードとなりうる面積を抑制することができる。この点でも、端子付き電線100は、腐食電流が流れることを抑制することができ、導体部W1の腐食を遅らせ延命することができる。
さらには、端子付き電線100は、導体圧着部46、被覆圧着部48において中間露出部W1aと隣接する板厚端面では、クラッド材12の方が導体部W1より母材10に近接している。この構成により、端子付き電線100は、ガルバニック腐食が生じる場合には、導体部W1より先にクラッド材12が犠牲的に腐食することとなる。この点でも、端子付き電線100は、導体部W1の腐食を遅らせ延命することができる。
以上の点から、端子付き電線100は、適正な防食性能を確保することができる。この結果、端子付き電線100は、例えば、圧着端子1と導体部W1との間で抵抗が上昇することを抑制することができる。ここでは、端子付き電線100は、例えば、圧着端子1の電線Wへの圧着工程後に別処理を加えることなく、上記のように圧着端子1の防食性能を向上することができるので、例えば、製造コストを抑制することができる。
ここでは、以上で説明した端子付き電線100は、導体圧着部46の中間部47側の端部の導体部W1側の面において、複数のセレーション46aが形成された領域以外の領域にクラッド材12が設けられる。この構成により、端子付き電線100は、圧着端子1においてセレーション46aを含む部位にはクラッド材12を介在させることなく、母材10によって直接的に酸化膜等を破壊し導体部W1との凝着部位46bを形成することができる。この結果、端子付き電線100は、適正な防食性能を確保した上で、適正な導通性能を確保することもできる。したがって、端子付き電線100は、導体圧着部46の導通性能を変えることなく、防食性能を確保することができ、導通性能と防食性能とを両立することができる。
[実施形態2]
実施形態2に係る端子付き電線は、クラッド材の設置位置が実施形態1とは異なる。以下では、上述した実施形態と同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する。
図6に示す本実施形態の端子付き電線200は、圧着端子1にかえて圧着端子201を備える点で上述した端子付き電線100と異なる。端子付き電線200のその他の構成は、上述の端子付き電線100と略同様の構成である。圧着端子201は、クラッド材12にかえてクラッド材212を備える点で上述した圧着端子1と異なる。圧着端子201のその他の構成は、上述の圧着端子1と略同様の構成である。
本実施形態のクラッド材212は、母材10において、導体部W1との凝着部位46bも含めた領域に設けられる点で上述したクラッド材12と異なる。クラッド材212のその他の構成は、上述のクラッド材12と略同様の構成である。本実施形態のクラッド材212は、導体圧着部46の導体部W1側の面、中間部47の導体部W1側の面、及び、被覆圧着部48の導体部W1側の面の全体に設けられる。つまり、クラッド材12は、電線圧着部4の導体部W1側の面の全面に設けられる。
図7は、圧着端子201の成形前の板金を構成する条材2000の一例を表している。図7は、成形後の圧着端子201において電線Wと接する側の面を表す。図7は、向かって左側に条材2000を図示している。当該条材2000は、銅合金を母材10とし当該母材10の表面の所定の領域にクラッド材212がクラッドされ、かつ、それ以外の領域にすずによるメッキ11が施されたすずメッキ銅合金条材である。条材2000は、典型的には、略矩形板状に形成され、長辺方向が条材圧延方向L2となる。また、図7は、向かって右側に、当該条材2000を圧着端子201の各部に対応した形状にあわせて切り出した状態を表している。また、図8は、図7に示すB−B断面図である。
条材2000は、図7、図8に示すように、母材10の電線Wと接する側の面にクラッド材212がクラッドされている。クラッド材212は、条材2000において、成形後に導体圧着部46となる領域46A、中間部47となる領域47A、及び、被覆圧着部48となる領域48Aの全体にクラッドされる。クラッド材212は、上述したように領域46Aにおいて凝着部位46bを含む領域にも設けられる。そして、条材2000は、電気接続部2となる領域2A、連結部3となる領域3Aを含め、クラッド材212以外の領域にメッキ11が施される。条材2000から成形された圧着端子1は、上記のように電線Wへの圧着後の形態において、導体圧着部46の導体部W1側の面、中間部47の導体部W1側の面、及び、被覆圧着部48の導体部W1側の面の全体にクラッド材212が位置する。
以上で説明した端子付き電線200は、端子付き電線100と同様に、適正な防食性能を確保することができる。
そしてさらに、以上で説明した端子付き電線200は、導体圧着部46の導体部W1側の面、中間部47の導体部W1側の面、及び、被覆圧着部48の導体部W1側の面の全体にクラッド材212が設けられる。この構成により、端子付き電線200は、例えば、電線Wの導体部W1の先端W1b側の部位(軸線方向Xの電気接続部2側の部位)も含めて、上述と同様に適正な防食性能を確保することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る端子付き電線は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上で説明した導体圧着部46は、上述したBクリンプ形式に限らず、例えば、一対のバレル片部42、43が電線Wに対して巻き付けられて加締められ、圧着された状態で、互いに重なり合う(オーバーラップする)ように構成されてもよい。この場合、一対のバレル片部42、43は、第1基部41a側の根元から先端までの長さに関し、一方の長さが他方の長さよりも長く形成される。同様に、被覆圧着部48は、一対のバレル片部44、45が電線Wに対して巻き付けられて加締められ、圧着された状態で、互いに重なり合う(オーバーラップする)ように構成されてもよい。
以上の説明では、端子付き電線100、200は、例えば、車両等に使用されるワイヤハーネス等に適用されるものとして説明したがこれに限らない。
本実施形態に係る端子付き電線は、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1、201 圧着端子
2 電気接続部
3 連結部
4 電線圧着部
10 母材
11 メッキ
12、212 クラッド材
41 基部
41a 第1基部
41b 第2基部
41c 第3基部
42、43、44、45 バレル片部
46 導体圧着部
46a セレーション
46b 凝着部位
47 中間部
48 被覆圧着部
100、200 端子付き電線
1000、2000 条材
C 軸線
L1 周り方向
L2 条材圧延方向
T 相手部材
W 電線
W1 導体部
W1a 中間露出部
W1b 先端
W2 絶縁被覆部
X 軸線方向
Y 幅方向
Z 高さ方向

Claims (3)

  1. 絶縁性を有する絶縁被覆部で導電性を有する導体部を被覆した電線と、
    前記絶縁被覆部の端末から露出する前記導体部に対して圧着される導体圧着部、前記絶縁被覆部に対して圧着される被覆圧着部、及び、前記導体圧着部と前記被覆圧着部とを連結し前記導体部が露出する中間部を含む圧着端子とを備え、
    前記圧着端子は、母材によって前記導体圧着部、前記被覆圧着部、及び、前記中間部が一体で形成され、かつ、前記母材において、少なくとも、前記導体圧着部の前記中間部側の端部の前記導体部側の面、前記中間部の前記導体部側の面、及び、前記被覆圧着部の前記中間部側の端部の前記導体部側の面に渡ってクラッド材が設けられており、
    前記導体部、及び、前記クラッド材は、アルミニウム又はアルミニウム合金によって構成され、
    前記母材は、銅又は銅合金によって構成されることを特徴とする、
    端子付き電線。
  2. 前記導体圧着部は、前記導体部側の面に凹部状に形成された複数のセレーションを有し、
    前記クラッド材は、前記導体圧着部の前記中間部側の端部の前記導体部側の面において、前記複数のセレーションが形成された領域以外の領域に設けられる、
    請求項1に記載の端子付き電線。
  3. 前記クラッド材は、前記導体圧着部の前記導体部側の面、前記中間部の前記導体部側の面、及び、前記被覆圧着部の前記導体部側の面の全体に設けられる、
    請求項1に記載の端子付き電線。
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