JP2022017693A - 端子付き電線 - Google Patents

端子付き電線 Download PDF

Info

Publication number
JP2022017693A
JP2022017693A JP2020120387A JP2020120387A JP2022017693A JP 2022017693 A JP2022017693 A JP 2022017693A JP 2020120387 A JP2020120387 A JP 2020120387A JP 2020120387 A JP2020120387 A JP 2020120387A JP 2022017693 A JP2022017693 A JP 2022017693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
crimping
terminal
conductor
crimped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020120387A
Other languages
English (en)
Inventor
洋人 中田
Hiroto Nakata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2020120387A priority Critical patent/JP2022017693A/ja
Publication of JP2022017693A publication Critical patent/JP2022017693A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

【課題】適正な防食性能を確保することができる端子付き電線を提供することを目的とする。【解決手段】端子付き電線100は、絶縁被覆部W2によって導体部W1を被覆した電線Wと、導体部W1に対して圧着される導体圧着部46、及び、絶縁被覆部W2に対して圧着される被覆圧着部48を含む圧着端子1と、圧着端子1から露出する導体部W1を覆う防食材10と、絶縁被覆部W2の外面W2Aと被覆圧着部48の内面48Aとの間に介在するシーリング材20とを備え、被覆圧着部48は、内面48Aに形成され周方向D1に沿って一方のバレル片44の先端44aから基部41cを介して他方のバレル片45の先端45aに渡って延在する保持溝部48aを含み、シーリング材20は、保持溝部48a内に充填され、当該保持溝部48aを介して周方向D1に沿って連なって環状に形成されることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、端子付き電線に関する。
従来の端子付き電線として、例えば、特許文献1には、被覆電線と、端子と、紫外線硬化性の樹脂部材と、を具備した端子付き電線が開示されている。被覆電線は、絶縁被覆と、絶縁被覆の先端から露出する導体とを具備する。端子は、導体を圧着する導体圧着部と、絶縁被覆を圧着する被覆圧着部とを具備する。樹脂部材は、 少なくとも、絶縁被覆から露出した導体を覆う。
特開2016-181387号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の端子付き電線は、例えば、より適正な防食性能確保の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正な防食性能を確保することができる端子付き電線を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る端子付き電線は、絶縁性を有する絶縁被覆部によって導電性を有する導体部を被覆した電線と、前記絶縁被覆部の端末から露出する前記導体部に対して圧着される導体圧着部、及び、前記絶縁被覆部に対して圧着される被覆圧着部を含む圧着端子と、前記圧着端子から露出する前記導体部を覆う防食材と、前記絶縁被覆部の外面と前記被覆圧着部の内面との間に介在するシーリング材とを備え、前記被覆圧着部は、前記電線の軸線に沿う軸線方向に沿って延在する基部、前記基部から前記軸線周りに沿う周方向の両側にそれぞれ延びる一対のバレル片、及び、当該被覆圧着部の前記内面に凹部状に形成され前記周方向に沿って一方の前記バレル片の先端から前記基部を介して他方の前記バレル片の先端に渡って延在する保持溝部を含み、前記基部と前記一対のバレル片とによって前記絶縁被覆部の前記周方向の全周を包んで圧着され、前記シーリング材は、前記保持溝部内に充填され、当該保持溝部を介して前記周方向に沿って連なって環状に形成されることを特徴とする。
また、上記端子付き電線では、前記一対のバレル片は、前記先端側が互いに重なり合い、前記シーリング材は、内側に位置する前記バレル片の前記先端と外側に位置する前記バレル片の前記内面とによって形成された隙間にも充填されるものとすることができる。
本発明に係る端子付き電線は、導体部に導体圧着部が圧着され、絶縁被覆部に被覆圧着部が圧着されることで、電線に圧着端子が圧着される。そして、端子付き電線は、圧着端子から露出する導体部が防食材によって覆われることで防食される。このような構成において、被覆圧着部は、内面に凹部状の保持溝部が形成され、基部と一対のバレル片とによって絶縁被覆部の周方向の全周を包んで圧着される。上記保持溝部は、周方向に沿って一方のバレル片の先端から基部を介して他方のバレル片の先端に渡って延在する。端子付き電線は、この保持溝部内にシーリング材が充填されることで、当該シーリング材が保持溝部を介して周方向に沿って連なって環状に形成される。この構成により、端子付き電線は、圧着端子から露出する導体部を防食材によって覆い防食した上で、絶縁被覆部の外面と被覆圧着部の内面との間に介在する当該シーリング材によって被覆圧着部側を確実に封止(シール)することができる。この結果、端子付き電線は、適正な防食性能を確保することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る端子付き電線の概略構成を表す分解斜視図である。 図2は、実施形態に係る端子付き電線の概略構成を表す模式的な部分平面図である。 図3は、図2に示す模式的なA-A断面図である。 図4は、実施形態に係る端子付き電線が備える圧着端子の圧着前の展開状態における模式的な部分平面図である。 図5は、図4に示す模式的なB-B断面図である。 図6は、実施形態に係る端子付き電線が備える圧着端子の圧着前の展開状態における模式的な断面図である。 図7は、図2に示す模式的なC-C断面図である。 図8は、実施形態に係る端子付き電線が備える圧着端子の防食材塗布前の状態における模式的な断面図である。 図9は、変形例に係る端子付き電線が備える圧着端子の模式的な断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「軸線方向X」といい、第2方向を「幅方向Y」といい、第3方向を「高さ方向Z」という。ここでは、軸線方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に略直交する。軸線方向Xは、典型的には、圧着端子が設けられる電線の軸線X1(図1等参照)に沿う方向、当該電線が延在する延在方向、圧着端子と相手端子との挿抜方向等に相当する。幅方向Yと高さ方向Zとは、軸線方向Xと交差する交差方向に相当する。また、以下の説明では、圧着端子の圧着後の状態において、軸線X1周りに沿う方向を「周方向D1」という。また、図1、図6は、圧着端子の圧着前の状態を表している。図2、図3、図7、図8、図9は、圧着端子の圧着後の状態を表している。図4、図5は、圧着端子が電線に対して圧着される前の展開状態を表しており、圧着端子の電線圧着部が平板状に展開された状態を表している。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。
[実施形態]
図1、図2、図3に示す本実施形態の端子付き電線100は、車両に使用されるワイヤハーネス等に適用されるものである。ここで、ワイヤハーネスは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の電線Wを各装置に接続するようにしたものである。
本実施形態の端子付き電線100は、電線Wと、当該電線Wの端末に圧着され導通接続された圧着端子1と、各部を覆って防食する防食材10(図2、図3参照)と、シーリング材20(図3参照)とを備える。本実施形態の圧着端子1は、防食材10によって防食された防食端子を構成する。そして、本実施形態の端子付き電線100は、さらに、当該圧着端子1にシーリング材20が設けられることで、適正な防食性能確保を図ったものである。以下、各図を参照して端子付き電線100の各構成について詳細に説明する。
電線Wは、車両に配索され、各装置を電気的に接続するものである。電線Wは、導電性を有する線状の導体部W1と、当該導体部W1の外側を覆う絶縁性を有する絶縁被覆部W2とを含んで構成される。電線Wは、絶縁被覆部W2によって導体部W1を被覆した絶縁電線である。
導体部W1は、導電性を有する金属素線を複数束ねた芯線である。導体部W1は、当該複数の金属素線を撚り合わせた撚り芯線であってもよい。絶縁被覆部W2は、導体部W1の外周側を被覆する電線被覆である。絶縁被覆部W2は、例えば、絶縁性の樹脂材料(PPやPVC、架橋PE等。耐摩耗性や耐薬品性、耐熱性等に配慮して適宜選定される。)等を押出成形することによって形成される。
電線Wは、軸線X1に沿って線状に延在し、延在方向(軸線方向X)に対してほぼ同じ径で延びるように形成される。電線Wは、導体部W1の断面形状(軸線方向Xと交差する方向の断面形状)が略円形状、絶縁被覆部W2の断面形状が略円環形状となっており、全体として略円形状の断面形状となっている。電線Wは、少なくとも一方の端末において、絶縁被覆部W2が剥ぎ取られており、導体部W1が絶縁被覆部W2から露出している。電線Wは、絶縁被覆部W2から露出している当該導体部W1の端末に圧着端子1が設けられる。
圧着端子1は、電線Wが電気的に接続され、導電性を有する相手端子が接続される端子金具である。圧着端子1は、電気接続部2と、連結部3と、電線圧着部4とを備える。電気接続部2と連結部3と電線圧着部4とは、全体が一体で導電性を有する金属部材によって構成される。例えば、圧着端子1は、一枚の板金を、電気接続部2、連結部3、電線圧着部4等の各部に対応した形状にあわせて、打ち抜き加工、プレス加工、折り曲げ加工等の各種加工によって成形することで各部が立体的に一体で形成される。圧着端子1は、軸線方向Xに沿って一方側から他方側に向かって、電気接続部2、連結部3、電線圧着部4の順で並んで相互に連結される。
電気接続部2は、相手端子と電気的に接続される部分である。電気接続部2は、雄型の端子形状であってもよいし、雌型の端子形状であってもよい。本実施形態の電気接続部2は、雌型の端子形状として図示しており、雄型の端子形状の相手端子と電気的に接続される。なお、電気接続部2は、相手端子に限らず、アース部材等の種々の導電性の部材と電気的に接続される構成であってもよい。この場合、電気接続部2は、例えばアース部材等に締結されるいわゆる丸形端子(LA端子)形状であってもよい。
連結部3は、電気接続部2と電線圧着部4との間に介在し、当該電気接続部2と当該電線圧着部4とを連結し導通する部分である。圧着端子1は、電気接続部2と電線圧着部4とが連結部3を介して電気的に接続され、当該電線圧着部4を介して電気接続部2と電線Wの導体部W1とが電気的に接続され導通される。
電線圧着部4は、電線Wが接続され、当該電線Wの端末と圧着端子1とを電気的に接続する部分である。電線圧着部4は、電線Wの端末に加締められ圧着されることで、電線Wの端末に設けられる。電線圧着部4は、基部41、及び、二組の一対のバレル片42、43、44、45を含んで構成される。電線圧着部4は、基部41と二組の一対のバレル片42、43、44、45とによって電線Wに対して加締められ圧着される。
より詳細には、電線圧着部4は、基部41、及び、二組の一対のバレル片42、43、44、45によって、導体圧着部46、中間部47、及び、被覆圧着部48が構成される。言い換えれば、電線圧着部4は、基部41、及び、二組の一対のバレル片42、43、44、45によって構成される導体圧着部46、中間部47、及び、被覆圧着部48を含んで構成される。
導体圧着部46は、基部41の一部、及び、一対のバレル片42、43によって構成される。中間部47は、基部41の一部によって構成される。被覆圧着部48は、基部41の一部、及び、一対のバレル片44、45によって構成される。電線圧着部4は、軸線方向Xに沿って電気接続部2側から反対側に向かって、導体圧着部46、中間部47、被覆圧着部48の順で並んで相互に連結される。そして、本実施形態の電線圧着部4は、中間部47を介して一対のバレル片42、43と一対のバレル片44、45とが分断されたいわゆる別体バレル型の圧着部を構成する。
具体的には、基部41は、軸線方向Xに沿って延在し、圧着端子1の圧着前の状態において、略U字状に形成された電線圧着部4の底壁となる部分である。基部41は、板厚方向が高さ方向Zに沿う板状に形成される。基部41は、圧着加工の際に電線Wの端部が載置される。基部41は、軸線方向Xの一方側に連結部3を介して電気接続部2が連結される。基部41は、各部において幅方向Yの両端部が高さ方向Zに沿って立ち上がっている。
より具体的には、基部41は、軸線方向Xに沿って、導体圧着部46、中間部47、及び、被覆圧着部48に渡って連続する。つまり、基部41は、導体圧着部46を構成する第1基部41a、中間部47を構成する第2基部41b、被覆圧着部48を構成する第3基部41cが軸線方向Xに沿って連なって構成される。基部41は、第1基部41aの軸線方向Xの一方の端部に電気接続部2が連結される。また、基部41は、圧着加工前の状態において、第3基部41cの軸線方向Xの他方の端部にキャリアが連結されており、例えば、圧着加工時にキャリアから切断される。
一対のバレル片42、43は、基部41の一部である第1基部41aと共に導体圧着部46を構成する部分である。導体圧着部46は、電線Wの導体部W1に対して加締められ圧着されることで、当該導体部W1と電気的に接続される部分である。導体圧着部46は、電線圧着部4において軸線方向Xの一端側、ここでは、電気接続部2側に設けられる。
一対のバレル片42、43は、当該導体圧着部46において第1基部41aから幅方向Y(圧着後の状態においては周方向D1)の両側にそれぞれ帯状に延びて形成され、第1基部41aとの間に電線Wの導体部W1を包んで加締められ圧着される部分である。一対のバレル片42、43は、圧着加工前の状態において、U字状に形成された電線圧着部4の側壁となる部分である。一方のバレル片42は、第1基部41aから幅方向Yの一方側に延びる。他方のバレル片43は、第1基部41aから幅方向Yの他方側に延びる。一対のバレル片42、43は、電線Wの導体部W1に対して加締められ圧着される前の状態では、第1基部41aに対して曲げ加工が施され当該第1基部41aとあわせて略U字状に成形されている。
本実施形態の一対のバレル片42、43は、導体部W1に対して巻き付けられて加締められ、圧着された状態で、先端42a、43a側が互いに重なり合わない(オーバーラップしない)ように第1基部41a側の根元から先端までの長さが設定されている。導体圧着部46は、第1基部41aと一対のバレル片42、43とによって、一対のバレル片42、43の間に配置された電線Wの導体部W1の外側を包んで導体部W1に対して加締められ圧着される。
本実施形態の一対のバレル片42、43は、例えば、いわゆるBクリンプと称する加締め圧着がなされる。導体圧着部46は、Bクリンプでは、第1基部41aと一対のバレル片42、43とによって導体部W1の周方向D1の全周を包んで圧着された状態で、一対のバレル片42、43のそれぞれが第1基部41a側に向けて折り曲げられた状態とされる。そして、導体圧着部46は、この状態で当該一対のバレル片42、43の先端42a、43aがそれぞれ導体部W1に接触して押しつけられるように加締められ圧着される。
なお、導体圧着部46は、当該導体圧着部46の内面46Aに、導体部W1との接触面積を増やし接触安定性を向上すると共に凝着強度を向上するためのセレーション46aやインデント46b等を有していてもよい。ここで、導体圧着部46の内面46Aとは、第1基部41a、及び、一対のバレル片42、43において導体部W1と接触する側の面である。また、導体圧着部46は、上記の形式に限らず、例えば、いわゆるオーバーラップクリンプと称する加締め圧着がなされてもよい。導体圧着部46は、オーバーラップクリンプでは、一対のバレル片42、43が電線Wに対して巻き付けられて加締められ、圧着された状態で、先端42a、43a側が互いに重なり合う(オーバーラップする)ように構成される。
一対のバレル片44、45は、基部41の一部である第3基部41cと共に被覆圧着部48を構成する部分である。被覆圧着部48は、電線Wの絶縁被覆部W2に対して加締められ圧着されることで、当該絶縁被覆部W2に固定される部分である。被覆圧着部48は、電線圧着部4において軸線方向Xの他端側、ここでは、電気接続部2側とは反対側に設けられる。
一対のバレル片44、45は、当該被覆圧着部48において第3基部41cから幅方向Y(圧着後の状態においては周方向D1)の両側にそれぞれ帯状に延びて形成され、第3基部41cとの間に電線Wの絶縁被覆部W2を包んで加締められ圧着される部分である。一対のバレル片44、45は、圧着加工前の状態において、U字状に形成された電線圧着部4の側壁となる部分である。一方のバレル片44は、第3基部41cから幅方向Yの一方側に延びる。他方のバレル片45は、第3基部41cから幅方向Yの他方側に延びる。一対のバレル片44、45は、電線Wの絶縁被覆部W2に対して加締められ圧着される前の状態では、第3基部41cに対して曲げ加工が施され当該第3基部41cとあわせて略U字状に成形されている。
本実施形態の一対のバレル片44、45は、絶縁被覆部W2に対して巻き付けられて加締められ、圧着された状態で、先端44a、45a側が互いに重なり合う(オーバーラップする)ように第3基部41c側の根元から先端までの長さが設定されている。被覆圧着部48は、第3基部41cと一対のバレル片44、45とによって、一対のバレル片44、45の間に配置された電線Wの絶縁被覆部W2の外側を包んで絶縁被覆部W2に対して加締められ圧着される。
本実施形態の一対のバレル片44、45は、例えば、いわゆるオーバーラップクリンプと称する加締め圧着がなされる。被覆圧着部48は、オーバーラップクリンプでは、第3基部41cと一対のバレル片44、45とによって絶縁被覆部W2の周方向D1の全周を包んで圧着された状態で、先端44a、45a側が互いに重なり合う(オーバーラップする)状態とされる。
ここでは、電線圧着部4は、軸線方向Xに対して当該被覆圧着部48と導体圧着部46との間に中間部47が介在する。中間部47は、導体圧着部46と被覆圧着部48との間に介在し、軸線方向Xに沿って当該導体圧着部46と当該被覆圧着部48とを連結する部分である。中間部47は、第2基部41bによって構成され、当該第2基部41bの軸線方向Xの一方側の端部に導体圧着部46の第1基部41aが連結され、他方側の端部に被覆圧着部48の第3基部41cが連結される。そして、中間部47は、導体部W1の中間露出部W1aが圧着端子1から露出する部分を構成する。上述したように、一対のバレル片42、43と一対のバレル片44、45とは、それぞれ、互いの間に当該中間部47が介在することで相互に間隔をあけて分断して形成される。
上記のように構成される圧着端子1は、導体圧着部46が導体部W1に圧着され、被覆圧着部48が絶縁被覆部W2に圧着されることで、電線Wの端末に圧着される。この状態で、圧着端子1は、導体圧着部46と導体部W1との間に接点部位が形成され、当該接点部位を介して電線Wの導体部W1と導通接続される。そして、圧着端子1は、例えば、コネクタハウジング等に保持され、当該コネクタハウジングが相手コネクタのコネクタハウジングと相互に嵌合しコネクタ接合されることで、相手端子と電気的に接続され相互間に電気的な接点部位が形成される。この結果、圧着端子1は、当該接続部位を介して相手端子と導通接続される。
ここで、圧着端子1が圧着される電線Wの導体部W1は、例えば、アルミニウム(Al)又はアルミニウム合金等によって構成される場合がある。つまりこの場合、導体部W1は、アルミニウム又はアルミニウム合金によって構成された金属素線を複数束ねた芯線である。一方、圧着端子1は、導体部W1とは異なる異種金属、例えば、銅(Cu)又は銅合金によって構成された母材の表面に、すず(Sn)等によるメッキが施されることで構成される場合がある。この場合、端子付き電線100は、導体部W1の材料がアルミニウム又はアルミニウム合金、圧着端子1の材料が銅又は銅合金であることで、両者の間に水(塩水)等が浸入すると両者のイオン化傾向の違いによって、導体部W1と圧着端子1との間においてガルバニック腐食が発生するおそれがある。なおここで、上記アルミニウム合金は、アルミニウムを主成分とする合金である。また、上記銅合金は、銅を主成分とする合金であり、例えば、いわゆる黄銅等を含む。
これに対して、本実施形態の端子付き電線100は、電線圧着部4に腐食を防止する防食材10が施されることで、上記のようなガルバニック腐食が発生することを抑制している。本実施形態の端子付き電線100は、防食材10によって、圧着端子1から露出する導体部W1を覆うことで防食されている。防食材10は、例えば、紫外線を照射することで硬化するUV(Ultraviolet、紫外線)硬化型樹脂によって構成される。UV硬化型樹脂としては、例えば、ウレタンアクリレート系の樹脂を用いることができるがこれに限らない。防食材10は、ペースト状のUV硬化型樹脂が所定の部位に塗布された後、紫外線が照射されることで硬化し形状を保持する。ここでは、防食材10は、導体圧着部46、中間部47、被覆圧着部48、及び、圧着端子1から露出している導体部W1に渡って設けられる。つまりここでは、防食材10は、軸線方向Xに沿って圧着端子1から露出している導体部W1の先端W1b、導体圧着部46、中間部47から露出する中間露出部W1a、及び、被覆圧着部48に渡って設けられる。また、防食材10は、電線圧着部4の内部や導体部W1の素線間にも浸透するように設けられる。防食材10は、上記各部に塗布、浸透された後、紫外線が照射されることで硬化して形状を保持し当該各部を覆う。この構成により、圧着端子1は、防食材10によって止水し、水(塩水等)が内部に浸入することを規制することができ、ガルバニック腐食等が発生することを抑制することができる。
そして、本実施形態の端子付き電線100は、上記のように防食材10が設けられる構成において、さらに、被覆圧着部48に形成された保持溝部48aにシーリング材20が施される。この構成により、本実施形態の端子付き電線100は、電線圧着部4の内部への水(塩水)等の浸入自体をより確実に規制し、上記のようなガルバニック腐食が発生することをより確実に抑制している。
具体的には、本実施形態の保持溝部48aは、図1、図3、図4、図5等に示すように、被覆圧着部48の内面48Aに凹部状に形成される。ここで、被覆圧着部48の内面48Aとは、第3基部41c、及び、一対のバレル片44、45において絶縁被覆部W2と接触する側の面である。保持溝部48aは、導体圧着部46に形成された上述のセレーション46aやインデント46bとは異なる別の部位として、被覆圧着部48の内面48Aに凹部状に形成される。保持溝部48aは、例えば、プレス加工等によって内面48A側が窪んで形成される。
保持溝部48aは、図4に示したように電線圧着部4が平板状に展開された状態において、幅方向Yに沿って直線状に延在して形成される。保持溝部48aは、図4に示す状態において、幅方向Yに沿って一方のバレル片44の先端44aから第3基部41cを介して他方のバレル片45の先端45aに渡って延在する。保持溝部48aは、図4に示す状態において、幅方向Yの一方の端部が当該幅方向Yに沿ってバレル片44の先端44aに開口し、幅方向Yの他方の端部が当該幅方向Yに沿ってバレル片45の先端45aに開口する。ここでは、保持溝部48aは、軸線方向Xに沿って間隔をあけて2つ設けられる。各保持溝部48aは、窪み量が幅方向Y(圧着後の状態においては周方向D1)に沿って略均一となるように形成される。 各保持溝部48aは、延在方向と交差する断面形状(図5参照)が略矩形状に形成されている。なお、保持溝部48aは、これに限らず、当該断面形状が略台形状や略半円形状等に形成されてもよい。この保持溝部48aは、圧着端子1の圧着後においては、周方向D1に沿って一方のバレル片44の先端44aから第3基部41cを介して他方のバレル片45の先端45aに渡って延在することとなる(後述する図7参照)。
シーリング材20は、図3等に示すように、絶縁被覆部W2の外面W2Aと被覆圧着部48の内面48Aとの間に介在し、当該外面W2Aと当該内面48Aとの界面を封止する部材である。シーリング材20は、例えば、絶縁性を有する湿気硬化型シーリング材、シリコン系の弾性接着剤等を用いることができる。シーリング材20は、図4、図5に示すように、圧着端子1の圧着前の展開状態において、被覆圧着部48の内面48Aに塗布される。シーリング材20は、被覆圧着部48の内面48Aにおいて、各保持溝部48aを含む領域に塗布され、少なくとも各保持溝部48a内の全域に渡って充填される。
そして、圧着端子1は、図6、図7、図8に示すように、被覆圧着部48の内面48Aにシーリング材20が塗布された状態で、第3基部41cと一対のバレル片44、45とによって絶縁被覆部W2の外面W2Aを周方向D1に沿って全周に渡って包み込むようにして当該絶縁被覆部W2に圧着される。このとき、シーリング材20は、圧着端子1の圧着動作に伴って一部が絶縁被覆部W2の外側に押し出されるが、各保持溝部48a内に充填された部分が当該各保持溝部48a内に留まることで、絶縁被覆部W2の外面W2Aと被覆圧着部48の内面48Aとの界面に介在した状態で確実に保持される。
被覆圧着部48の内面48Aに形成された各保持溝部48aは、図7、図8等に示すように、圧着後の状態においては、周方向D1に沿って一方のバレル片44の先端44aから第3基部41cを介して他方のバレル片45の先端45aに渡って延在する。これにより、各保持溝部48aは、周方向D1に沿って絶縁被覆部W2の外面W2Aの全周を囲うように位置する。
そして、各保持溝部48a内に留まったシーリング材20は、それぞれ、各保持溝部48aを介して周方向D1に沿って連なって環状に形成される(図7等参照)。言い換えれば、シーリング材20は、当該保持溝部48aを介して周方向D1に沿って一連なりの環状に設けられる。シーリング材20は、保持溝部48a内に充填された状態で、絶縁被覆部W2の外面W2Aと被覆圧着部48の内面48Aと間を周方向D1の全周に渡って封止する。
ここで、被覆圧着部48を構成する一対のバレル片44、45は、上述したように、先端44a、45a側が互いに重なり合うように配置されている。このバレル片44、45のオーバーラップ配置によって、保持溝部48a、及び、当該保持溝部48a内のシーリング材20も、図7に示すように軸線方向Xに沿って視た軸線方向視において、当該バレル片44、45のオーバーラップ配置に対応して一部がオーバーラップして位置することとなる。このような配置のもと、本実施形態のシーリング材20は、内側に位置するバレル片45の先端45aと外側に位置するバレル片44の内面48Aとによって形成された隙間Gにも充填され、当該隙間Gを封止する。シーリング材20は、圧着端子1の圧着動作に伴って、隙間Gの周囲(例えば、軸線方向Xに隣接する部分)からこの隙間Gへ流れ込むことで当該隙間Gに充填される。
そして、端子付き電線100は、上記のように圧着端子1が電線Wに圧着された後、図3等に示したように圧着端子1から露出する導体部W1を覆うように防食材10が塗布され、硬化されることで防食が施される。
以上で説明した端子付き電線100は、導体部W1に導体圧着部46が圧着され、絶縁被覆部W2に被覆圧着部48が圧着されることで、電線Wに圧着端子1が圧着される。そして、端子付き電線100は、圧着端子1から露出する導体部W1が防食材10によって覆われることで防食される。このような構成において、被覆圧着部48は、内面48Aに凹部状の保持溝部48aが形成され、第3基部41cと一対のバレル片44、45とによって絶縁被覆部W2の周方向D1の全周を包んで圧着される。上記保持溝部48aは、周方向D1に沿って一方のバレル片44の先端44aから第3基部41cを介して他方のバレル片45の先端45aに渡って延在する。端子付き電線100は、この保持溝部48a内にシーリング材20が充填されることで、当該シーリング材20が保持溝部48aを介して周方向D1に沿って連なって環状に形成される。この場合に、端子付き電線100は、圧着端子1が電線Wに圧着された後の状態でも、保持溝部48a内にシーリング材20を確実に保持しておくことができる。この結果、端子付き電線100は、当該保持溝部48a内に保持されたシーリング材20によって絶縁被覆部W2の外面W2Aと被覆圧着部48の内面48Aとの間を周方向D1の全周に渡って確実に封止することができる。
この構成により、端子付き電線100は、圧着端子1から露出する導体部W1を防食材10によって覆い防食した上で、絶縁被覆部W2の外面W2Aと被覆圧着部48の内面48Aとの間に介在する当該シーリング材20によって被覆圧着部48側を確実に封止することができる。この結果、本実施形態の端子付き電線100は、電線圧着部4の内部への水(塩水)等の浸入を確実に規制することができる。例えば、端子付き電線100は、絶縁被覆部W2が経年変化した場合であっても、当該シーリング材20によって、外面W2Aと内面48Aとの間に隙間があくことを抑制することができ、これにより、電線圧着部4の内部への水の浸入を規制した状態を確実に維持することができる。
また、端子付き電線100は、例えば、車両搭載時の使用状態に応じて、電線Wの両端側に温度差が生じ、当該温度差に起因して電線W内に負圧が発生することで、防食材10等に負圧が作用する場合がある。このような場合であっても、端子付き電線100は、上記のようにシーリング材20によって外面W2Aと内面48Aとの間を確実に封止することができるので、電線圧着部4の内部への水の吸い込みを確実に抑制することができる。この点でも、端子付き電線100は、電線圧着部4の内部への水の浸入を規制した状態を確実に維持することができる。
そして、端子付き電線100は、上述したように、導体部W1の材料がアルミニウム、圧着端子1の材料が銅である場合、両者の間に水が浸入するとイオン化傾向の違いによって導体部W1が腐食(ガルバニック腐食)してしまうおそれがある。これに対して、端子付き電線100は、上記のように水の浸入が規制されることで、当該腐食の発生を抑制することができる。この結果、端子付き電線100は、防食信頼性を向上し、適正な防食性能を確保することができる。
また、以上で説明した端子付き電線100は、被覆圧着部48において、一対のバレル片44、45の先端44a、45a側が互いに重なり合う構成にあって、内側に位置するバレル片45の先端45aと外側に位置するバレル片44の内面48Aとによって形成された隙間Gにもシーリング材20が充填される。この構成により、端子付き電線100は、シーリング材20によって隙間Gも封止することができるので、当該隙間Gを介して電線圧着部4の内部に水が浸入することも規制することができる。この結果、端子付き電線100は、上記のようにより確実に適正な防食性能を確保することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る端子付き電線は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、防食材10は、UV硬化型樹脂によって構成されるものとして説明したがこれに限らず、例えば、熱を加えることで硬化する熱硬化型樹脂によって構成されてもよい。
以上の説明では、保持溝部48aは、軸線方向Xに沿って間隔をあけて2つ設けられるものとして説明したがこれに限らず、少なくとも1つが設けられていればよい。
以上の説明では、被覆圧着部48は、いわゆるオーバーラップクリンプと称する加締め圧着がなされるものとして説明したがこれに限らない。図9に示す変形例に係る端子付き電線200は、圧着端子1にかえて圧着端子201を有する点で上述した端子付き電線100と異なる。圧着端子201は、被覆圧着部48にかえて被覆圧着部248を有する点で上述した圧着端子1と異なる。端子付き電線200、圧着端子201のその他の構成は、上述の端子付き電線100、圧着端子1と略同様の構成である。
この変形例に係る被覆圧着部248は、いわゆるラウンドクリンプと称する加締め圧着がなされる。被覆圧着部48は、図9に示すように、ラウンドクリンプでは、第3基部41cと一対のバレル片44、45とによって絶縁被覆部W2を包んで圧着された状態で、一対のバレル片44、45の先端44a、45aが互いに対向して当接するような位置関係で加締められ圧着される。
この場合、第3基部41cと一対のバレル片44、45に渡って形成された保持溝部48aは、周方向D1に沿って略連続し、環状をなす。そして、シーリング材20は、この環状に連続した保持溝部48a内に充填され、当該保持溝部48aを介して周方向D1に沿って連なって環状に形成される。
この場合であっても、端子付き電線200は、端子付き電線100と同様に、シーリング材20によって絶縁被覆部W2の外面W2Aと被覆圧着部248の内面48Aとの間を周方向D1の全周に渡って確実に封止することができ、適正な防食性能を確保することができる。
本実施形態に係る端子付き電線は、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1、201 圧着端子
2 電気接続部
3 連結部
4 電線圧着部
10 防食材
20 シーリング材
41 基部
41a 第1基部
41b 第2基部
41c 第3基部
42、43、44、45 バレル片
42a、43a、44a、45a 先端
46 導体圧着部
46A、48A 内面
46a セレーション
46b インデント
47 中間部
48、248 被覆圧着部
48a 保持溝部
100、200 端子付き電線
D1 周方向
G 隙間
W 電線
W1 導体部
W1a 中間露出部
W1b 先端
W2 絶縁被覆部
W2A 外面
X 軸線方向
X1 軸線
Y 幅方向
Z 高さ方向

Claims (2)

  1. 絶縁性を有する絶縁被覆部によって導電性を有する導体部を被覆した電線と、
    前記絶縁被覆部の端末から露出する前記導体部に対して圧着される導体圧着部、及び、前記絶縁被覆部に対して圧着される被覆圧着部を含む圧着端子と、
    前記圧着端子から露出する前記導体部を覆う防食材と、
    前記絶縁被覆部の外面と前記被覆圧着部の内面との間に介在するシーリング材とを備え、
    前記被覆圧着部は、前記電線の軸線に沿う軸線方向に沿って延在する基部、前記基部から前記軸線周りに沿う周方向の両側にそれぞれ延びる一対のバレル片、及び、当該被覆圧着部の前記内面に凹部状に形成され前記周方向に沿って一方の前記バレル片の先端から前記基部を介して他方の前記バレル片の先端に渡って延在する保持溝部を含み、前記基部と前記一対のバレル片とによって前記絶縁被覆部の前記周方向の全周を包んで圧着され、
    前記シーリング材は、前記保持溝部内に充填され、当該保持溝部を介して前記周方向に沿って連なって環状に形成されることを特徴とする、
    端子付き電線。
  2. 前記一対のバレル片は、前記先端側が互いに重なり合い、
    前記シーリング材は、内側に位置する前記バレル片の前記先端と外側に位置する前記バレル片の前記内面とによって形成された隙間にも充填される、
    請求項1に記載の端子付き電線。
JP2020120387A 2020-07-14 2020-07-14 端子付き電線 Pending JP2022017693A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020120387A JP2022017693A (ja) 2020-07-14 2020-07-14 端子付き電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020120387A JP2022017693A (ja) 2020-07-14 2020-07-14 端子付き電線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022017693A true JP2022017693A (ja) 2022-01-26

Family

ID=80185981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020120387A Pending JP2022017693A (ja) 2020-07-14 2020-07-14 端子付き電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022017693A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015152313A1 (ja) 圧着端子と電線の接続構造
US10355373B2 (en) Crimp terminal and wire with crimp terminal
US7905755B1 (en) Electrical terminal connection with sealed core crimp
WO2015141614A1 (ja) 圧着端子と電線の接続構造
JP6709818B2 (ja) 端子付き電線
CN102893458A (zh) 用于将电线连接到压接端子的结构
JP6000202B2 (ja) 圧着端子、接続構造体、コネクタ、及び圧着端子の圧着方法
WO2014142150A1 (ja) 防食端子付き電線
US20190305442A1 (en) Electric wire with terminal
JP2022017693A (ja) 端子付き電線
JP7350803B2 (ja) 端子付き電線
CN112448178B (zh) 装配有电线的端子及其制造方法
CN113937549B (zh) 带端子的电线
JP7260441B6 (ja) ワイヤハーネス
JP7116112B2 (ja) 端子付き電線
JP2023169988A (ja) 端子付き電線
JP2023169977A (ja) 端子付き電線
JP2024041122A (ja) 端子付き電線、及び、端子付き電線の製造方法
JP2021005454A (ja) 端子付き電線
JP2024072344A (ja) 圧着端子
JP2023169978A (ja) 端子付き電線
JP2024041142A (ja) 端子付き電線
JP2021005455A (ja) 端子付き電線
JP7272885B2 (ja) 端子付き電線、圧着端子及び電線
JP2024080900A (ja) 圧着端子