JP2010162840A - 紙片収納体 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納された複数枚の紙片を容易に取り出し可能としながらも、複数枚の紙片を収納した状態にて加圧することにより封緘する。
【解決手段】重ね合わされて収納された2枚の収納紙片22a,22bが、互いに重ね合わされて接着された2枚の保持片21a,21bにスリット25a,25b及びタイ部26a,26bによってそれぞれ切り離し可能に保持されており、この2枚の保持片21a,21b及び2枚の収納紙片22a,22bが表面片10a,10bによって表裏から挟み込まれ、また、保持片21aが表面片10aと剥離可能に接着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数枚の紙片を取り出し可能に収納する紙片収納体に関し、特に、加圧することにより接着する圧着技術を用いた紙片収納体に関する。
従来より、ダイレクトメール等といった郵送等によって送付される送付物においては、差出人が受取人に通知したい情報が文字や画像として所定の用紙に印字されており、そのほとんどが、封筒等の袋に封入、封緘され、袋体として受取人に送付されている。このような袋体は、送付物の種類や送付先に応じて決められた組み合わせの印刷物が丁合され、封筒等の袋に封入されて構成される。
近年、このような複数枚の印刷物を綴じ合わせて封筒とする技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。この技術においては、封筒外形紙の封筒内面となる片面側に複数枚の印刷物が綴じ合わされ、複数枚の印刷物が内方となるように封筒外形紙が折り合わされ、封筒外形紙の3辺に沿う領域にて封緘されることにより、複数枚の印刷物が取り出し可能に収納されることになり、収納される印刷物の欠落を防止することができるようになる。
特開平9−323732号公報
近年、加圧することにより接着する圧着技術を用いたはがきが利用されている。このはがきは、加圧することにより接着作用が生じる感圧接着剤を連接した複数のはがき紙片に塗布しておき、その後、はがき紙片を折り畳み加圧することにより、折り畳まれたはがき紙片どうしが剥離可能に接着されるものであり、この圧着技術を用いることにより、利用者ははがき紙片どうしを容易に剥離し、はがき紙片に表示された情報を視認することができる。そこで、上述したような複数枚の印刷物を取り出し可能に収納するものにおいても、このような圧着技術を用いることにより、収納された印刷物を利用者が容易に取り出すことができるようになる。
ところが、複数枚の印刷物が内方となるように封筒外形紙が折り合わされ、封筒外形紙の3辺に沿う領域にて封緘されるものにおいては、複数枚の印刷物が重ね合わされた領域と、封緘される領域となる封筒外形紙の3辺に沿う領域とで厚さが異なることになるため、複数枚の印刷物が収納された状態で加圧した場合、その加圧による圧力が封緘される領域に加わらず、封緘することができないという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、収納された複数枚の紙片を容易に取り出し可能としながらも、複数枚の紙片を収納した状態にて加圧することにより封緘することができる紙片収納体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
重ね合わされた複数枚の紙片を取り出し可能に収納する紙片収納体であって、
前記紙片を切り離し可能に保持し、互いに重ね合わされて接着された複数枚の保持片と、
前記重ね合わされた複数枚の保持片及び該複数枚の保持片にそれぞれ保持された複数枚の紙片を表裏から挟み込み、前記重ね合わされた複数枚の保持片のうち表裏に表出した保持片とそれぞれ接着された表面片とを有し、
前記表面片は、前記重ね合わされた複数枚の保持片のうち表裏に表出した保持片の少なくとも一方と剥離可能に接着されている。
上記のように構成された本発明においては、重ね合わされて収納された複数枚の紙片が、互いに重ね合わされて接着された複数枚の保持片にそれぞれ切り離し可能に保持されており、この複数枚の保持片及び複数枚の紙片が表面片によって表裏から挟み込まれているので、複数枚の紙片が収納された領域とそれ以外の領域とで厚さが異なることがなく、複数枚の紙片を収納した状態にて加圧し、表面片と保持片とを接着することにより封緘することができる。また、重ね合わされた複数枚の保持片のうち表裏に表出した保持片の少なくとも一方の保持片が表面片と剥離可能に接着されているので、剥離可能に接着された保持片と表面片とを剥離することにより、収納された複数枚の紙片を取り出すことができる。
以上説明したように本発明においては、重ね合わされた複数枚の紙片を取り出し可能に収納する紙片収納体であって、紙片を切り離し可能に保持し、互いに重ね合わされて接着された複数枚の保持片と、重ね合わされた複数枚の保持片及び複数枚の紙片を表裏から挟み込み、重ね合わされた複数枚の保持片のうち表裏に表出した保持片とそれぞれ接着された表面片とを有し、表面片が、重ね合わされた複数枚の保持片のうち表裏に表出した保持片の少なくとも一方と剥離可能に接着されている構成としたため、収納された複数枚の紙片を容易に取り出し可能としながらも、複数枚の紙片を収納した状態にて加圧することにより封緘することができる
本発明の紙片収納体の第1の実施の形態となる紙片収納はがきの構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は展開した状態の一方の面を示す図、(d)は展開した状態の他方の面を示す図である。 図1に示した紙片収納はがきの使用方法を説明するための図である。 本発明の紙片収納体の第2の実施の形態となる紙片収納はがきの構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は展開した状態の一方の面を示す図、(d)は展開した状態の他方の面を示す図である。 図3に示した紙片収納はがきの使用方法を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の紙片収納体の第1の実施の形態となる紙片収納はがきの構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は展開した状態の一方の面を示す図、(d)は展開した状態の他方の面を示す図である。
本形態は図1に示すように、2枚の表面片10a,10bと2枚の中間片20a,20bとが折り部40a〜40cを介して折り畳み可能に連接して構成されている。表面片10aと中間片20aとが折り部40aを介して連接し、2枚の中間片20a,20bが折り部40bを介して互いに連接し、中間片20bと表面片10bとが折り部40cを介して連接している。折り部40a〜40cは、ミシン目や筋押しによる折り線等で構成されている。
表面片10aは、折り部40aを介して折り畳まれた場合に外側となる面に、この紙片収納はがき1の送付先の住所や氏名等を示す宛先情報12が印刷されており、また、折り部40aを介して折り畳まれた場合に内側となる面には、その周縁部に剥離可能層31が積層されているとともに、剥離可能層31が積層されていない領域に通知情報13aが印刷されている。剥離可能層31は、折り部40aを介して表面片10aと中間片20aとを折り畳んで加圧した場合にこれらを互いに接着し、接着後の剥離を可能、再接着を不可とするものであって、感圧接着剤や、その他に、例えば、0.5Mpa以上10Mpa以下の圧力でシートどうしを接着可能な非感圧性の水性エマルジョン粘着剤を用いることが考えられる。また、表面片10aの折り部40aと対向する辺の角部に切り欠き11が形成されている。
表面片10bは、折り部40cを介して折り畳まれた場合に外側となる面に、この紙片収納はがき1の送付先に通知すべき通知情報13bが印刷されており、また、折り部40cを介して折り畳まれた場合に内側となる面には、その周縁部に剥離可能層31が積層されている。
中間片20aは、この紙片収納はがき1に収納される紙片となる収納紙片22aと、収納紙片22aを保持する保持片21aとから構成されており、収納紙片22aは、保持片21aとの境界に形成されたスリット25a及びタイ部26aによって保持片21aに切り離し可能に保持されている。この収納紙片22aには、その両面に、この紙片収納はがき1の送付先に通知すべき通知情報23a,24aがそれぞれ印刷されており、また、折り部40bを介して折り畳まれた場合に内側となる面の一部に粘着剤32が塗布されている。また、保持片21aの両面の周縁部には剥離可能層31が積層されている。
中間片20bは、この紙片収納はがき1に収納される紙片となる収納紙片22bと、収納紙片22bを保持する保持片21bとから構成されており、収納紙片22bは、保持片21bとの境界に形成されたスリット25b及びタイ部26bによって保持片21bに切り離し可能に保持されている。この収納紙片22bには、その両面に、この紙片収納はがき1の送付先に通知すべき通知情報23b,24bがそれぞれ印刷されており、また、折り部40bを介して折り畳まれた場合に内側となる面のうち、中間片20aに塗布された粘着剤32に対向する領域に粘着剤32が塗布されている。また、保持片21bの両面の周縁部には剥離可能層31が積層されている。
上記のように構成された紙片収納はがき1においては、表面片10aと中間片20aとが、宛先情報12及び通知情報23aが印刷された面が外側になるように折り部40aを介して折り畳まれて剥離可能層31によって剥離可能に接着され、2枚の中間片20a,20bが、通知情報24a,24bが印刷された面が外側になるように折り部40bを介して折り畳まれて保持片21a,21bが剥離可能層31によって剥離可能に接着されるとともに収納紙片22a,22bが粘着剤32によって接着され、表面片10bと中間片20bとが、通知情報13b,23bが印刷された面が外側になるように折り部40cを介して折り畳まれて剥離可能層31によって剥離可能に接着される。そのため、剥離可能層31は、表面片10a,10b及び中間片20a,20bのうち、上記のように折り畳まれた場合に互いに対向する領域に積層されていることになる。
これにより、紙片収納はがき1が、表面片10a,10b及び中間片20a,20bが折り部40a〜40cを介して折り畳まれた状態においては、2枚の収納紙片22a,22bが互いに重ね合わされるとともに、2枚の保持片21a,21bが互いに重ね合わされて接着され、中間片20a,20bが表面片10a,10bに表裏から挟み込まれ、中間片20a,20bの保持片21a,21bが、表面片10a,10bと剥離可能に接着されていることになる。
また、上記のように構成された紙片収納はがき1においては、上述したように折り畳まれた後に、加圧することによって剥離可能層31を用いて表面片10a,10b及び中間片20a,20bを互いに剥離可能に接着することになるが、互いに重ね合わされた状態で紙片収納はがき1に収納された収納紙片22a,22bが、互いに重ね合わされて接着された保持片21a,21bにスリット25a,25b及びタイ部26a,26bよってそれぞれ切り離し可能に保持されており、この収納紙片22a,22b及び保持片21a,21bからなる中間片20a,20bが表面片10a,10bによって表裏から挟み込まれているので、収納紙片22a,22bが収納された領域とそれ以外の領域とで厚さが異なることがなくなり、表面片10a,10bと保持片21a,21bとを加圧して接着することにより封緘することができる。
以下に、上記のように構成された紙片収納はがき1の使用方法について説明する。
図2は、図1に示した紙片収納はがき1の使用方法を説明するための図である。
図1に示した紙片収納はがき1は、上述したように折り畳まれた状態で、表面片10aに印刷された宛先情報12に従って送付先に送付される。
紙片収納はがき1が送付先に届けられた後、まず、図2(a)に示すように、表面片10aに形成された切り欠き11を摘み代として引き上げ、表面片10aを中間片20aから剥離していく。表面片10aと中間片20aとは、その周縁部にて剥離可能層31によって剥離可能に接着されているため、表面片10aを切り欠き11を摘み代として引き上げるだけで容易に剥離することができる。
表面片10aと中間片20aとを剥離し、表面片10aと中間片20aとを見開くと、図2(b)に示すように、表面片10aの中間片20aとの接着面に印刷された通知情報13aが視認可能となるとともに、中間片20aの収納紙片22aの表面片10aとの接着面に印刷された通知情報24aが視認可能な状態となる。
そして、図2(c)に示すように、収納紙片22a,22bと保持片21a,21bとの境界に形成されたスリット25a,25b間のタイ部26a,26bを破断して収納紙片22a,22bを保持片21a,21bから分離し、収納紙片22a,22bを紙片収納はがき1から取り出す。
紙片収納はがき1から取り出された収納紙片22a,22bは、互いに対向する面の一部に塗布された粘着剤32によって接着されているため、図2(d)に示すように、粘着剤32によって接着された領域を中心として見開かれる状態となり、それにより、収納紙片22a,22bの表裏に印刷された通知情報23a,23b,24a,24bが視認可能となり、紙片収納はがき1の送付先に通知されることになる。なお、粘着剤32としては、収納紙片22a,22bを貼着後の剥離が困難となるものや、収納紙片22a,22bを貼着後の剥離が可能となるもの等、用途に応じて適宜選択することとなる。粘着剤32として収納紙片22a,22bを貼着後の剥離が困難となるものを用いた場合は、収納紙片22a,22bが粘着剤32によって接着された領域を中心として見開かれるものとなり、粘着剤32として収納紙片22a,22bを貼着後の剥離が可能となるものを用いた場合は、紙片収納はがき1から収納紙片22a,22bを取り出した後に、収納紙片22a,22bを分離して利用可能なものとなる。
このように本形態においては、重ね合わされて収納された2枚の収納紙片22a,22bが、互いに重ね合わされて接着された2枚の保持片21a,21bにスリット25a,25b及びタイ部26a,26bによってそれぞれ切り離し可能に保持されており、この2枚の保持片21a,21b及び2枚の収納紙片22a,22bが表面片10a,10bによって表裏から挟み込まれているので、2枚の収納紙片22a,22bが収納された領域とそれ以外の領域とで厚さが異なることがなく、2枚の収納紙片22a,22bを収納した状態にて加圧し、表面片10a,10bと保持片21a,21bとを接着することにより封緘することができる。また、保持片21aが表面片10aと剥離可能に接着されているので、剥離可能に接着された保持片21aと表面片10aとを剥離することにより、収納された収納紙片22a,22bを容易に取り出すことができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の紙片収納体の第2の実施の形態となる紙片収納はがきの構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は展開した状態の一方の面を示す図、(d)は展開した状態の他方の面を示す図である。
本形態は図3に示すように、第1の実施の形態に示したものに対して、剥離可能層131が、表面片110a,110b及び中間片120a,120bの周縁部ではなく1辺に沿う領域のみに積層されている点と、2枚の収納紙片122a,122bが接着されていない点のみが異なるものである。なおこの場合においても、剥離可能層131は、表面片110aと中間片120aとが、宛先情報112及び通知情報123aが印刷された面が外側になるように折り部140aを介して折り畳まれ、2枚の中間片120a,120bが、通知情報124a,124bが印刷された面が外側になるように折り部140bを介して折り畳まれ、表面片110bと中間片120bとが、通知情報113b,123bが印刷された面が外側になるように折り部140cを介して折り畳まれた場合に互いに対向する領域に積層されていることになるが、その領域は、上記のように折り畳まれた場合に表面片110a,110b及び中間片120a,120bの見開き状態における手前側の辺に沿う領域となる。
上記のように構成された紙片収納はがき101においては、表面片110aと中間片120aとが、宛先情報112及び通知情報123aが印刷された面が外側になるように折り部140aを介して折り畳まれて剥離可能層131によって剥離可能に接着され、2枚の中間片120a,120bが、通知情報124a,124bが印刷された面が外側になるように折り部140bを介して折り畳まれて保持片121a,121bが剥離可能層131によって剥離可能に接着され、表面片110bと中間片120bとが、通知情報113b,123bが印刷された面が外側になるように折り部140cを介して折り畳まれて剥離可能層131によって剥離可能に接着される。
これにより、紙片収納はがき101が、表面片110a,110b及び中間片120a,120bが折り部140a〜140cを介して折り畳まれた状態においては、2枚の収納紙片122a,122bが互いに重ね合わされるとともに、2枚の保持片121a,121bが互いに重ね合わされて接着され、中間片120a,120bが表面片110a,110bに表裏から挟み込まれ、中間片120a,120bの保持片121a,121bが、表面片110a,110bと剥離可能に接着されていることになる。
また、上記のように構成された紙片収納はがき101においては、上述したように折り畳まれた後に、加圧することによって剥離可能層131を用いて表面片110a,110b及び中間片120a,120bを互いに剥離可能に接着することになるが、互いに重ね合わされた状態で紙片収納はがき101に収納された収納紙片122a,122bが、互いに重ね合わされて接着された保持片121a,121bにスリット125a,125b及びタイ部126a,126bによってそれぞれ切り離し可能に保持されており、この収納紙片122a,122b及び保持片121a,121bからなる中間片120a,120bが表面片110a,110bによって表裏から挟み込まれているので、収納紙片122a,122bが収納された領域とそれ以外の領域とで厚さが異なることがなくなり、表面片110a,110bと保持片121a,121bとを加圧して接着することにより封緘することができる。
以下に、上記のように構成された紙片収納はがき101の使用方法について説明する。
図4は、図3に示した紙片収納はがき101の使用方法を説明するための図である。
図3に示した紙片収納はがき101は、上述したように折り畳まれた状態で、表面片110aに印刷された宛先情報112に従って送付先に送付される。
紙片収納はがき101が送付先に届けられた後、まず、図4(a)に示すように、表面片110aに形成された切り欠き111を摘み代として引き上げ、表面片110aを中間片120aから剥離していく。表面片110aと中間片120aとは、見開き状態における手前側の辺に沿う領域にて剥離可能層131によって剥離可能に接着されているため、表面片110aを切り欠き111を摘み代として引き上げるだけで容易に剥離することができる。
表面片110aと中間片120aとを剥離し、表面片110aと中間片120aとを見開くと、図4(b)に示すように、表面片110aの中間片120aとの接着面に印刷された通知情報113aが視認可能となるとともに、中間片120aの収納紙片122aの表面片110aとの接着面に印刷された通知情報124aが視認可能な状態となる。
そして、図4(c)に示すように、収納紙片122a,122bと保持片121a,121bとの境界に形成されたスリット125a,125b間のタイ部126a,126bを破断して収納紙片122a,122bを保持片121a,121bから分離し、収納紙片122a,122bを紙片収納はがき101から取り出す。
紙片収納はがき101から取り出された収納紙片122a,122bは、図4(d)に示すように互いに分離され、それにより、収納紙片122a,122bの表裏に印刷された通知情報123a,123b,124a,124bが視認可能となり、紙片収納はがき101の送付先に通知されることになる。
このように本形態においては、重ね合わされて収納された2枚の収納紙片122a,122bが、互いに重ね合わされて接着された2枚の保持片121a,121bにスリット125a,125b及びタイ部126a,126bによってそれぞれ切り離し可能に保持されており、この2枚の保持片121a,121b及び2枚の収納紙片122a,122bが表面片110a,110bによって表裏から挟み込まれているので、2枚の収納紙片122a,122bが収納された領域とそれ以外の領域とで厚さが異なることがなく、2枚の収納紙片122a,122bを収納した状態にて加圧し、表面片110a,110bと保持片121a,121bとを接着することにより封緘することができる。また、保持片121aが表面片110aと剥離可能に接着されているので、剥離可能に接着された保持片121aと表面片110aとを剥離することにより、収納された収納紙片122a,122bを容易に取り出すことができる。
なお、上述した2つの実施の形態においては、2枚の表面片10a,10b,110a,110bがそれぞれ剥離可能層31,131によって保持片21a,21b,121a,121bと剥離可能に接着されているが、収納紙片22a,22b,122a,122bを紙片収納はがき1,101から取り出すために2枚の表面片10a,10b,110a,110bのうち少なくとも一方が剥離可能層31,131によって保持片21a,21b,121a,121bに剥離可能に接着されていれば、他方の表面片は保持片に対して剥離可能である必要はない。また、2枚の保持片21a,21b,121a,121bについても、互いに剥離可能である必要はない。
また、2枚の表面片10a,10b,110a,110bと2枚の中間片20a,20b,120a,120bとは、2枚の保持片21a,21b,121a,121bが互いに接着され、2枚の保持片21a,21b,121a,121bが表面片10a,10b,110a,110bによって挟み込まれる構成であれば、これらが連接していなくてもよい。
また、中間片20a,20b,120a,120bの数は複数であれば2つに限らず、それぞれにおいて収納紙片が保持片に切り離し可能に保持されていればよい。
1,101 紙片収納はがき
10a,10b,110a,110b 表面片
11,111 切り欠き
12,112 宛先情報
13a,13b,23a,23b,24a,24b,113a,113b,123a,123b,124a,124b 通知情報
20a,20b,120a,120b 中間片
21a,21b,121a,121b 保持片
22a,22b,122a,122b 収納紙片
25a,25b,125a,125b スリット
26a,26b,126a,126b タイ部
31,131 剥離可能層
32 粘着剤
40a〜40c,140a〜140c 折り部

Claims (1)

  1. 重ね合わされた複数枚の紙片を取り出し可能に収納する紙片収納体であって、
    前記紙片を切り離し可能に保持し、互いに重ね合わされて接着された複数枚の保持片と、
    前記重ね合わされた複数枚の保持片及び該複数枚の保持片にそれぞれ保持された複数枚の紙片を表裏から挟み込み、前記重ね合わされた複数枚の保持片のうち表裏に表出した保持片とそれぞれ接着された表面片とを有し、
    前記表面片は、前記重ね合わされた複数枚の保持片のうち表裏に表出した保持片の少なくとも一方と剥離可能に接着されている紙片収納体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09295476A (ja) * 1996-04-30 1997-11-18 Toppan Moore Co Ltd カード付き封書用紙
JP2000025368A (ja) * 1998-07-07 2000-01-25 Kenjirou Tokuyama 葉 書

Patent Citations (2)

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