JP4511917B2 - 情報隠蔽シート - Google Patents

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Description

本発明は、紙片上の所定の領域に付与された情報を隠蔽することができる情報隠蔽シートに関する。
従来より、情報を記入するための情報記入領域が設けられたはがきにおいて、情報記入領域に情報を記入した後に、この情報記入領域上に隠蔽片を剥離可能に貼着し、それにより、情報記入領域に記入された情報を隠蔽可能とするものが考えられている。このようなはがきの構造としては、例えば、隠蔽片の一方の面に、層間が剥離可能に重合した透明な接合材の両面に透明な粘着剤が塗布されてなる介在シートを貼付しておき、この介在シートによって情報記入領域上に隠蔽片を剥離可能に貼着する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。このはがきを用いて情報を伝達する場合は、はがきの送付先に伝達したい情報を情報記入領域に記入した後、情報記入領域上に介在シートを介して隠蔽片を剥離可能に貼着し、その状態ではがきを送付先に送付する。これにより、はがきの送付途中においては、情報記入領域に記入された情報は隠蔽片によって覆われており、外部から見られてしまうことはない。また、このはがきが送付先に送付された後、はがきの送付先において隠蔽片を剥離すると、接合材の層間が剥離し、情報記入領域に記入された情報が接合材の一方の層を介して視認可能となり、それにより、情報記入領域に記入された情報がはがきの送付元から送付先に伝達されることになる。また、このように、層間が剥離可能に重合した透明な接合材の両面に透明な粘着剤が塗布されてなる介在シートを用いた場合、隠蔽片が剥離された状態においては、情報記入領域上に接合材の一方の層が残存しているため、隠蔽片が剥離された後、情報記入領域に記入された情報が改竄されてしまうことを防止することができる。
特開平10−264559号公報
しかしながら、上述したように、隠蔽片の一方の面に、層間が剥離可能に重合した透明な接合材の両面に透明な粘着剤が塗布されてなる介在シートを貼付しておき、この介在シートによって情報記入領域上に隠蔽片を剥離可能に貼着するものにおいては、隠蔽片が剥離された後、情報記入領域に記入された情報が改竄されてしまうことを防止することができるものの、情報記入領域上に隠蔽片を再度貼着することができないという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、第1の紙片に付与された情報の改竄の防止及び隠蔽を可能としながらも、第1の紙片と第2の紙片とが剥離された後、これらを再度貼着することができる情報隠蔽シートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
一方の面に、証明書が載置される貼付領域を具備する第1の紙片と、該第1の紙片の前記貼付領域設けられた面に貼着されることにより前記貼付領域に載置された証明書を隠蔽する第2の紙片とを有してなる情報隠蔽シートであって、
前記第2の紙片は、前記第1の紙片に貼着された場合に少なくとも前記貼付領域に載置された証明書を覆うように、互いに剥離可能かつ再貼着が不可能に貼着され、該貼着面とは反対側の面に剥離不可能な粘着剤がそれぞれ塗布された透明な2枚のシート基材からなる接着構造が設けられ、
前記第1の紙片と前記第2の紙片とのいずれか一方は、少なくとも他方の紙片と連接していない周縁部に剥離及び再貼着が可能な粘着剤が塗布され、
前記第1の紙片と前記第2の紙片とが、前記剥離及び再貼着が可能な粘着剤と、前記接着構造とによって剥離可能に貼着される。
上記のように構成された本発明においては、第1の紙片に情報が付与された後、第2の紙片に設けられた接着構造と、第1の紙片と第2の紙片とのいずれか一方に塗布された剥離及び再貼着が可能な粘着剤とによって、第1の紙片と第2の紙片とを貼着すると、その状態においては、第1の紙片に付与された情報は、第2の紙片によって覆われているため外部から視認不可能となっている。その後、第1の紙片に付与された情報を見るために第1の紙片と第2の紙片とを剥離すると、接着構造を構成する透明な2枚のシート基材が剥離し、それにより、第1の紙片に付与された情報が接着構造を構成する1枚のシート基材によって覆われた状態で第1の紙片と第2の紙片とが剥離する。そのため、第1の紙片と第2の紙片とを剥離した後に、第1の紙片に付与された情報が改竄されることはない。さらにその後、第1の紙片と第2の紙片とは、第1の紙片と第2の紙片とのいずれか一方に塗布された剥離及び再貼着が可能な粘着剤によって再度貼着することができる。
また、前記第1の紙片と前記第2の紙片とが、折り部を介して折り畳み可能に連接している構成とすることも考えられる。
以上説明したように本発明においては、第1の紙片と第2の紙片とが貼着された状態では第1の紙片に付与された情報が第2の紙片によって隠蔽され、また、貼着された第1の紙片と第2の紙片とが剥離された状態では、第1の紙片に付与された情報が第2の紙片に設けられた接着構造を構成する透明な1枚のシート基材によって覆われ、また、その後、第1の紙片と第2の紙片とが、第1の紙片と第2の紙片とのいずれか一方に塗布された剥離及び再貼着が可能な粘着剤によって再度貼着可能となるため、第1の紙片に付与された情報の改竄の防止及び隠蔽を可能としながらも、第1の紙片と第2の紙片とが剥離された後、これらを再度貼着することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の情報隠蔽シートの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図1に示すように、情報記入領域11が設けられた第1の紙片となる本体片10と、折り部となる折り線30を介して本体片10に折り畳み可能に連接し、本体片10に貼着されることにより、情報記入領域11に記入された情報を隠蔽するための第2の紙片となる隠蔽片20とから構成されている。本体片10は、ベース基材50の折り線30を介して折り畳まれた場合に隠蔽片20と対向する面の一部に、情報を記入するための情報記入領域11が設けられている。また、隠蔽片20は、ベース基材50の折り線30を介して折り畳まれた場合に本体片10と対向する面のうち、本体片10と連接していない周縁部に、剥離及び再貼着が可能な粘着剤40が塗布されているとともに、粘着剤40が塗布されていない領域に、本体片10と隠蔽片20とを剥離可能に貼着するための接着構造21が設けられている。この接着構造21は、ベース基材50の折り線30を介して折り畳まれた場合に隠蔽片20の本体片10と対向する面上に、接着力が強い透明な粘着剤23bによってポリエチレンやポリエステル等の合成樹脂からなるシート基材となる透明フィルム22bが剥離不可能に接着され、この透明フィルム22b上には、同じくポリエチレンやポリエステル等の合成樹脂からなるシート基材となる透明フィルム22aが、接着力が弱い粘着剤24によって剥離可能に接着され、さらに透明フィルム22a上には、接着力が強く剥離不可能な粘着剤23aが塗布されて構成されている。そして、粘着剤23aは剥離紙25によって被覆されている。なお、折り線30においては、ベース基材50上にハーフカットや版押し等によって形成することが考えられ、また、折り部として折り線30ではなくベース基材50上にミシン目を形成してもよい。また、情報記入領域11は、本体片10と隠蔽片20とが折り線30を介して折り畳まれた場合に粘着剤40によって貼着されない領域に設けられている。また、隠蔽片20の本体片10と連接する領域に粘着剤40を塗布してもよい。また、上述した情報隠蔽シート1が使用前にて見開き状態で保管される場合は、粘着剤40にも剥離紙が貼着される構成となる。
以下に、上記のように構成された情報隠蔽シート1の使用方法について説明する。
まず、本体片10に設けられた情報記入領域11に、隠蔽すべき情報を印字あるいは記入した後、隠蔽片20上に設けられた接着構造21から剥離紙25を剥離し、本体片10と隠蔽片20とを、情報記入領域11が内面となるように折り線30を介して折り畳み、隠蔽片20の周縁部に塗布された粘着剤40、並びに隠蔽片20上に設けられた接着構造21によって互いに貼着する。このように情報記入領域11に情報を記入することにより、本体片10の一方の面に情報を付与することになる。
図2は、図1に示した本体片10と隠蔽片20とが貼着された状態を示す図であり、(a)は隠蔽片20側から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
図2に示すように、情報隠蔽シート1の本体片10と隠蔽片20とが貼着された状態においては、情報記入領域11に記入あるいは印字された情報は、隠蔽片20によって覆われているため、外部から視認不可能となっている。この状態で、情報記入領域11に記入あるいは印字された情報の伝達先に、この情報隠蔽シート1を送付することになる。そのため、情報隠蔽シート1の送付途中において、情報記入領域11に記入された情報が見られてしまうことはない。
その後、この情報隠蔽シート1が送付先にて受け取られ、情報隠蔽シート1の送付先において、本体片10から隠蔽片20を剥離していくことになる。
図3は、図1に示した本体片10と隠蔽片20とが貼着された後に剥離された状態を示す図であり、(a)は貼着されていた面を示す図であり、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本体片10から隠蔽片20を剥離していくと、図3に示すように、透明フィルム22aと透明フィルム22bとが粘着剤24を介して剥離し、透明フィルム22aが粘着剤23aによって本体片10に残り、また、透明フィルム22bが粘着剤23bによって隠蔽片20とともに本体片10から剥離される。この際、粘着剤23a及び透明フィルム22aが透明な材料から構成されているため、情報記入領域11に印字あるいは記入された情報12が粘着剤23a及び透明フィルム22aを介して視認可能になる。また、情報記入領域11に印字された情報が、バーコード等の機械読み取り可能なものであった場合においても、その情報は、粘着剤23a及び透明フィルム22aを介して読み取り可能となる。
これにより、情報隠蔽シート1の送付先に、情報記入領域11に記入された情報12を通知することができる。
また、この際、情報記入領域11が粘着剤23a及び透明フィルム22aによって覆われているため、情報記入領域11に記入された情報12が改竄されてしまうことを防止することができる。
その後、本体片10と隠蔽片20とを、情報記入領域11が内面となるように折り線30を介して折り畳めば、隠蔽片20の周縁部に塗布された粘着剤40によって本体片10と隠蔽片20とを再貼着することができる。なお、この際、接着構造21が透明フィルム22a,22b間で剥離して表出した粘着剤24は再貼着が不可能なものであるため、接着構造21によっては本体片10と隠蔽片20とが接着されない。
なお、本形態においては、隠蔽片20について、ベース基材50の折り線30を介して折り畳まれた場合に本体片10と対向する面のうち、粘着剤40が塗布されていない領域に、本体片10と隠蔽片20とを剥離可能に貼着するための接着構造21が設けられているが、ベース基材50の折り線30を介して折り畳まれた場合に少なくとも情報記入領域11に対向する領域に接着構造21が設けられていればよい。
また、本形態においては、本体片10に情報記入領域11を設け、この情報記入領域11に、情報隠蔽シート1の送付先に伝達したい情報を印字あるいは記入するものについて説明したが、近年においては、運転免許証や健康保険証等のコピーを本人を証明する証明書として申込書等に貼付する場合がある。以下に、そのような場合に適用可能な形態について説明する。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の情報隠蔽シートの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図4に示すように、証明書貼付領域111が設けられた第1の紙片となる本体片110と、折り部となる折り線130を介して本体片110に折り畳み可能に連接し、本体片110に貼着されることにより、証明書貼付領域111に貼付された証明書に記載された情報を隠蔽するための第2の紙片となる隠蔽片120とから構成されている。本体片110は、ベース基材150の折り線130を介して折り畳まれた場合に隠蔽片120と対向する面の一部に、情報が記載された証明書を貼付するための証明書貼付領域111が設けられている。また、隠蔽片120は、ベース基材150の折り線130を介して折り畳まれた場合に本体片110と対向する面のうち、証明書貼付領域111に対向する領域に、本体片110と隠蔽片120とを剥離可能に貼着するための接着構造121が設けられているとともに、接着構造121の周辺部から本体片110と連接していない周縁部に渡って、剥離及び再貼着が可能な粘着剤140が塗布されている。この接着構造121は、ベース基材150の折り線130を介して折り畳まれた場合に隠蔽片120の本体片110と対向する面上に、接着力が強い透明な粘着剤123bによってポリエチレンやポリエステル等の合成樹脂からなるシート基材となる透明フィルム122bが剥離不可能に接着され、この透明フィルム122b上には、同じくポリエチレンやポリエステル等の合成樹脂からなるシート基材となる透明フィルム122aが、接着力が弱い粘着剤124によって剥離可能に接着され、さらに透明フィルム122a上には、接着力が強く剥離不可能な粘着剤123aが塗布されて構成されている。そして、粘着剤123aは剥離紙125によって被覆されている。なお、折り線130においては、ベース基材150上にハーフカットや版押し等によって形成することが考えられ、また、折り部として折り線130ではなくベース基材150上にミシン目を形成してもよい。また、証明書貼付領域111は、本体片110と隠蔽片120とが折り線130を介して折り畳まれた場合に、粘着剤140によって貼着されない領域に設けられている。また、隠蔽片120の接着構造121の周辺部から本体片110と連接していない周縁部に渡って粘着剤140を塗布するのではなく、隠蔽片120の本体片110と連接していない周縁部のみに粘着剤140を塗布する構造とすることも考えられる。また、上述した情報隠蔽シート101が使用前にて見開き状態で保管される場合は、粘着剤140にも剥離紙が貼着される構成となる。
以下に、上記のように構成された情報隠蔽シート101の使用方法について説明する。
まず、本体片110に設けられた証明書貼付領域111に、運転免許証や健康保険証のコピー等といった、本人であることや要求された事項を証明する情報が記載された証明書を載置した後、隠蔽片120上に設けられた接着構造121から剥離紙125を剥離し、本体片110と隠蔽片120とを、証明書貼付領域111が内面となるように折り線130を介して折り畳み、隠蔽片120に塗布された粘着剤140、並びに隠蔽片120上に設けられた接着構造121によって互いに貼着する。これにより、証明書貼付領域111に証明書が貼付されることになる。このように証明書貼付領域111に、情報が記載された証明書を貼付することにより、本体片110の一方の面に情報を付与することになる。
図5は、図4に示した本体片110と隠蔽片120とが貼着された状態を示す図であり、(a)は隠蔽片120側から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
図5に示すように、情報隠蔽シート101の本体片110と隠蔽片120とが貼着された状態においては、証明書貼付領域111に貼付された証明書に記載された情報は、隠蔽片120によって覆われているため、外部から視認不可能となっている。この状態で情報隠蔽シート101を送付先に送付することになる。そのため、情報隠蔽シート101の送付途中において、証明書貼付領域111に貼付された証明書に記載された情報が見られてしまうことはない。
その後、この情報隠蔽シート101が送付先にて受け取られ、情報隠蔽シート101の送付先において、本体片110から隠蔽片120を剥離していくことになる。
図6は、図4に示した本体片110と隠蔽片120とが貼着された後に剥離された状態を示す図であり、(a)は貼着されていた面を示す図であり、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本体片110から隠蔽片120を剥離していくと、図6に示すように、透明フィルム122aと透明フィルム122bとが粘着剤124を介して剥離し、透明フィルム122aが粘着剤123aによって本体片110に残り、また、透明フィルム122bが粘着剤123bによって隠蔽片120とともに本体片110から剥離される。この際、粘着剤123a及び透明フィルム122aが透明な材料から構成されているため、証明書貼付領域111に貼付された証明書160に記載された情報161が粘着剤123a及び透明フィルム122aを介して視認可能になる。また、証明書貼付領域111に貼付された証明書160には、バーコード等の機械読み取り可能な情報が印刷されている場合があるが、その場合においても、その情報は、粘着剤123a及び透明フィルム122aを介して読み取ることができる。
これにより、情報隠蔽シート101の送付先に、証明書貼付領域111に貼付された証明書160に記載された情報161を通知することができる。
また、この際、証明書貼付領域111に貼付された証明書160が粘着剤123a及び透明フィルム122aによって覆われているため、証明書貼付領域111に貼付された証明書160に記載された情報161が改竄されてしまうことを防止することができ、また、証明書160が証明書貼付領域111から脱落してしまうことを防止することができる。
その後、本体片110と隠蔽片120とを、証明書貼付領域111が内面となるように折り線130を介して折り畳めば、隠蔽片120に塗布された粘着剤140によって本体片110と隠蔽片120とを再度貼着することができる。なお、この際、接着構造121が透明フィルム122a,122b間で剥離して表出した粘着剤124は再貼着が不可能なものであるため、接着構造121によっては本体片110と隠蔽片120とが接着されない。
なお、上述した2つの実施の形態においては、隠蔽片20,120に設けられた接着構造21,121を、2枚の透明フィルム22a,22b,122a,122bが粘着剤24,124によって剥離可能に接着された構成としているが、2枚の透明フィルムを、不完全な溶着によって接着することにより剥離可能な構成とすることも考えられる。
また、上述した2つの実施の形態においては、隠蔽片20,120の本体片10,110と連接していない周縁部に、剥離及び再貼着が可能な粘着剤40,140が塗布されているが、この粘着剤40,140は、隠蔽片20,120ではなく、本体片10,110の隠蔽片20,120と連接していない周縁部に塗布されていてもよい。
また、上述した2つの実施の形態においては、粘着剤40,140と接着構造21,121との間に隙間が形成されているが、本体片10,110と隠蔽片20,120との接着性を向上させるために、粘着剤40,140と接着構造21,121との間に隙間が形成されないように隠蔽片20,120上に粘着剤40,140を塗布することも考えられる。
また、上述した2つの実施の形態においては、本体片10,110と隠蔽片20,120とが折り線30,130を介して連接しているが、本体片と隠蔽片とが別体として構成されたものとすることも考えられる。その場合、本体片10,110と隠蔽片20,120とが連接していないため、本体片10,110と隠蔽片20,120とのいずれか一方の周縁部に、剥離及び再貼着が可能な粘着剤40,140を塗布することになる。
また、上述した2つの実施の形態にて示したものを組み合わせ、上述した情報記入領域と証明書貼付領域とを本体片に設けるとともに、隠蔽片のうち、折り線を介して折り畳まれた場合にこれらに対向する領域に接着構造を設けることも考えられる。その場合、本体片と隠蔽片とを貼着した後に剥離した場合に、情報記入領域に印字あるいは記入された情報と、証明書貼付領域に貼付された証明書に記載された情報とが改竄されてしまうことを防止することができる。
本発明の情報隠蔽シートの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した本体片と隠蔽片とが貼着された状態を示す図であり、(a)は隠蔽片側から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示した本体片と隠蔽片とが貼着された後に剥離された状態を示す図であり、(a)は貼着されていた面を示す図であり、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 本発明の情報隠蔽シートの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図4に示した本体片と隠蔽片とが貼着された状態を示す図であり、(a)は隠蔽片側から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図4に示した本体片と隠蔽片とが貼着された後に剥離された状態を示す図であり、(a)は貼着されていた面を示す図であり、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
符号の説明
1,101 情報隠蔽シート
10,110 本体片
11 情報記入領域
12,161 情報
20,120 隠蔽片
21,121 接着構造
22a,22b,122a,122b 透明フィルム
23a,23b,24,40,123a,123b,124,140 粘着剤
25,125 剥離紙
30,130 折り線
50,150 ベース基材
111 証明書貼付領域
160 証明書

Claims (1)

  1. 一方の面に、証明書が載置される貼付領域を具備する第1の紙片と、該第1の紙片の前記貼付領域設けられた面に貼着されることにより前記貼付領域に載置された証明書を隠蔽する第2の紙片とを有してなる情報隠蔽シートであって、
    前記第2の紙片は、前記第1の紙片に貼着された場合に少なくとも前記貼付領域に載置された証明書を覆うように、互いに剥離可能かつ再貼着が不可能に貼着され、該貼着面とは反対側の面に剥離不可能な粘着剤がそれぞれ塗布された透明な2枚のシート基材からなる接着構造が設けられ、
    前記第1の紙片と前記第2の紙片とのいずれか一方は、少なくとも他方の紙片と連接していない周縁部に剥離及び再貼着が可能な粘着剤が塗布され、
    前記第1の紙片と前記第2の紙片とが、前記剥離及び再貼着が可能な粘着剤と、前記接着構造とによって剥離可能に貼着される情報隠蔽シート。
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