JP2010156902A - ベルト装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルトの破損を抑制できるベルト装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】従動ロール45の、搬送ベルト46の搬送方向の上流側には、案内部材80が設けられている。案内部材80は、例えば円柱形状に形成されており、曲面に形成された曲面部82を有する。この曲面部82が搬送ベルト46の端部46aに接触することによって、案内部材80は、搬送ベルト46が幅方向に蛇行することを抑制する。案内部材80は、従動ロール45の軸66に略垂直な回転軸84によって支持されていて、搬送ベルト46の搬送に従動して回転する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ベルト装置及び画像形成装置に関する。
たとえば、特許文献1は、ベルトを張架する回転体の端部に回転自在にベルト規制部材が設けられ、このベルト規制部材の規制面が回転体の回転軸に対して傾いた状態に構成されている画像形成装置を開示する。
また、特許文献2は、ベルトを張架する回転体の端部にガイド部材が設けられ、このガイド部材は弾性体によって回転体の軸方向に付勢されている画像形成装置を開示する。
また、特許文献3は、ベルトを張架する回転体の端部に片寄りを規制する規制部材を設け、この規制部材のベルト側の面は円弧状に形成されている画像形成装置を開示する。
特開2007−293258号公報 特開2000−155480号公報 特開2006−065056号公報
本発明は、上述した背景からなされたものであり、ベルトの破損を抑制できるベルト装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる本発明は、回転駆動されるベルトと、前記ベルトを回転可能に支持する支持ロールと、前記支持ロールのベルト搬送方向上流側に設けられ、前記ベルトの幅方向の端部を案内して前記ベルトの蛇行を抑制する案内部材とを有し、前記案内部材は、曲面に形成された曲面部を有し、この曲面部が前記ベルトの幅方向の端部に接触するベルト装置である。
請求項2に係る本発明は、前記案内部材は、前記支持ロールの回転軸と平行でない軸を中心として回転自在に構成されている請求項1に記載のベルト装置である。
請求項3に係る本発明は、前記案内部材は、円柱形状に形成されている請求項1または2に記載のベルト装置である。
請求項4に係る本発明は、前記案内部材は、円柱の半径が前記ベルトの端部に形成された段差の寸法よりも大きくなるように形成されている請求項3に記載のベルト装置である。
請求項5に係る本発明は、前記案内部材は、弾性部材に支持されている請求項1〜4のいずれかに記載のベルト装置である。
請求項6に係る本発明は、回転駆動されるベルトと、前記ベルトを回転可能に支持する支持ロールと、前記支持ロールのベルト搬送方向上流側に設けられ、前記ベルトの幅方向の端部を案内して前記ベルトの蛇行を抑制する第1の案内部材と、前記支持ロールの端部に設けられ、前記ベルトの幅方向の端部を案内して前記ベルトの蛇行を抑制する第2の案内部材とを有し、前記第1の案内部材は、曲面に形成された曲面部を有し、この曲面部が前記ベルトの幅方向の端部に接触し、前記第2の案内部材は、平面に形成された平面部を有し、この平面部が前記ベルトの幅方向の端部に接触するベルト装置である。
請求項7に係る本発明は、前記第1の案内部材は、前記曲面部と前記ベルトとの接触位置が前記平面部を含む平面に含まれるように配置される請求項6に記載のベルト装置である。
請求項8に係る本発明は、前記第1の案内部材は、前記曲面部において前記ベルトが接触する位置と、前記平面部において前記ベルトが最初に接触する位置との距離が、前記曲面部の周長よりも長くなるように配置される請求項6または7に記載のベルト装置である。
請求項9に係る本発明は、前記第2の案内部材の端部には、面取りが施されている請求項6〜8のいずれかに記載のベルト装置である。
請求項10に係る本発明は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体内に設けられ、記録媒体を搬送し、回転駆動される搬送ベルトと、前記搬送ベルトを回転可能に支持する支持ロールと、前記支持ロールの搬送ベルト搬送方向上流側に設けられ、前記搬送ベルトの幅方向の端部を案内して前記ベルトの蛇行を抑制する案内部材とを有し、前記案内部材は、曲面に形成された曲面部を有し、この曲面部が前記搬送ベルトの幅方向の端部に接触する画像形成装置である。
請求項11に係る本発明は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体内に設けられ、現像剤像を保持する像保持体と、前記像保持体から現像剤像が転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを回転可能に支持する支持ロールと、前記支持ロールの中間転写ベルト搬送方向上流側に設けられ、前記中間転写ベルトの幅方向の端部を案内して前記ベルトの蛇行を抑制する案内部材とを有し、前記案内部材は、曲面に形成された曲面部を有し、この曲面部が前記中間転写ベルトの幅方向の端部に接触する画像形成装置である。
請求項1にかかる本発明によれば、ベルトの破損を抑制できるベルト装置を提供できる。
請求項2にかかる本発明によれば、請求項1にかかる本発明の効果に加え、ベルトに加わる衝撃力を吸収できる。
請求項3にかかる本発明によれば、請求項1にかかる本発明の効果に加え、ベルトの搬送軌道が上下にばらついた場合であっても、第1の案内部材は確実にベルトに接触して案内することができる。
請求項4にかかる本発明によれば、請求項3にかかる本発明の効果に加え、ベルトに形成された段差部分に加わる衝撃力をより吸収できる。
請求項5にかかる本発明によれば、請求項1にかかる本発明の効果に加え、ベルトに加わる衝撃力を吸収できる。
請求項6にかかる本発明によれば、第2の案内部材によってベルトを確実に案内することができ、ベルトに形成された段差に亀裂が発生することを、第1の案内部材によって抑制できる。
請求項7にかかる本発明によれば、請求項6にかかる本発明の効果に加え、ベルト端部に加わる応力を緩和できる。
請求項8にかかる本発明によれば、請求項6にかかる本発明の効果に加え、ベルトに形成された段差が第2の案内部材の縁と接触してベルトに亀裂が発生することを防止できる。
請求項9にかかる本発明によれば、請求項6にかかる本発明の効果に加え、ベルトに亀裂が発生することを抑制できる。
請求項10にかかる本発明によれば、記録媒体に転写される画像の画質への影響を防止することができる画像形成装置を提供できる。
請求項11にかかる本発明によれば、中間転写ベルトに転写される画像の画質への影響を防止することができる画像形成装置を提供できる。
次に本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1には本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。
この画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段として用いられる像形成部14と、シート供給装置54とが配設されている。
また、画像形成装置本体12の上部に画像形成がなされたシートが排出されるシート排出部15が設けられている。
シート供給装置54は、転写媒体として用いられる搬送物としてシートを像形成部14に供給する。
像形成部14は、カラー画像を形成する電子写真方式のもので、ブラックの現像剤を用いてブラック画像を形成する像形成部18Bと、イエローの現像剤を用いてイエロー画像を形成する像形成部18Yと、シアンの現像剤を用いてシアン画像を形成する像形成部18Cと、マゼンタの現像剤を用いてマゼンタ画像を形成する像形成部18Mとを有している。
これらの画像形成部は、搬送部材として用いられる搬送ベルト46に沿って、シート搬送方向上流である重力方向下方から順に、像形成部18B、像形成部18Y、像形成部18C、像形成部18Mの順に配置されている。
搬送ベルト46の詳細については、後述する。
像形成部18B、18Y、18C、18Mは、形成する画像の色が異なるものの同じ構成であるので、以下、像形成部18として構成を説明する。
各像形成部18は、像保持体として用いられる感光体22と、感光体22を一様に帯電する帯電手段として用いられる帯電装置24と、感光体22に光により潜像を書き込む潜像書き込み手段として用いられる光書き込み装置26と、感光体22に書き込まれた潜像を現像剤で現像する現像手段として用いられる現像装置28と、感光体22に形成された現像剤像をシートに転写する転写ロール50と、転写ロールによる転写がなされた後に、感光体22の表面に残留した現像剤像を除去する現像剤除去手段として用いられるクリーニング装置30とを、それぞれが有している。
光書き込み装置26はレーザー露光装置からなり、レーザー光を発し各感光体22にそれぞれ静電潜像を書き込むようになっている。
像形成部18が有する部材のうち感光体22、帯電装置24、現像装置28及びクリーニング装置30は、色ごとに像形成構造体32として一体型されていて、画像形成装置本体12に着脱自在に装着されている。
また、この像形成構造体32には、現像装置28に供給される現像剤(トナー)を収容する現像剤収容器(交換ユニット)としてのトナーカートリッジ(トナーボトル)34と、クリーニング装置30により除去された現像剤(トナー)を回収する現像剤回収容器としての排トナーボトル36とが、像形成構造体32と一体に又は着脱自在に設けられている。
転写ロール50B、50Y、50C、50Mは、他の部材とともに、転写ユニット42として一体化され、画像形成装置本体12から着脱することができるようになっている。
転写ユニット42は、転写ロール50B、50Y、50C、50Mと併せて、駆動ロール44と、従動ロール45と、先述の搬送ベルト46と、搬送ベルト46にシートを吸着させる吸着手段として用いられる吸着ロール48とを有していて、各色のトナー像が転写されるシートを搬送する。
転写ユニット42は、搬送装置として用いられていて、搬送ベルト46が保持するシートを搬送する。
搬送ベルト46は、例えばポリアミド系樹脂などで形成され、一方の面として用いられる表側面47及び他方の面として用いられる裏側面49を備え、表側面47でシートを保持し、搬送する。
搬送ベルト46の形状は、平帯状であり、例えば端部を有しない無端形状をしている。
表側面47には、吸着手段として用いられる吸着ロール48が圧接されている。
吸着ロール48は、搬送ベルト46及びシートを帯電させ、シートは搬送ベルト46に吸着される。
駆動ロール44及び従動ロール45は、ベルト支持部材として用いられていて、裏側面49側から搬送ベルト46を回転可能に支持している。
転写ユニット42では、搬送ベルト46の表側面47に保持された状態で搬送中のシートに、感光体22B、22Y、22C、22Mの表面に形成された現像剤像が、それぞれ転写ロール50B、50Y、50C、50Mによって転写され、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの4色の現像剤像が重ねられたフルカラーの現像剤像がシートに形成される。
搬送ベルト46に対して、像形成構造体32Y、32M、32C、32Bが設けられている側と逆側には、清掃装置100が設けられている。清掃装置100は、搬送ベルト46の表側面47に付着した現像剤を除去し、搬送ベルト46を清掃するために用いられる。
清掃装置100は、中空部が形成された筺体からなる清掃装置本体102を支持部材として有し、清掃装置本体102に、例えばクリーニングブレード等からなる清掃部材104と、フィルム106とが支持されている。清掃装置本体102内には、搬送ベルト46から除去された現像剤が回収される。
清掃部材104は、例えば一端部が、搬送ベルト46の表側面47に圧接され、接触していて、搬送ベルト46の表側面47から掻きとるようにして現像剤を除去する。
シート供給装置54は、シートを収容する収容容器56と、収容容器56に収容されたシートを像形成部14に向けて搬送する搬送ロール58と、シートを捌きシートの重送を防止する捌きロール60とを有している。
画像形成装置本体12内の上部には、シートに転写された現像剤像をシートへと定着する定着装置52が設けられている。
定着装置52は、加熱ロール52aと加圧ロール52bとからなり、加熱ロール52aと加圧ロール52bとの間を通過するシートを加熱し加圧することで、シートに現像剤像を定着するようになっている。
画像形成装置本体12内には、シート供給装置54から供給されたシートをシート排出部15まで搬送する搬送路60が設けられていて、この搬送路60に沿って、シート搬送方向上流側から順に、レジストロール62、転写ユニット42、定着装置52及び排出ロール40が配置されている。
排出ロール40は、定着装置52から搬送されたシートをシート排出部15へと排出する。
図2〜図4には、転写ユニット42が有する従動ロール45及び搬送ベルト46が示されている。図4は図3におけるA−A線断面を示す図である。
搬送ベルト46は、駆動ロール44の回転に従動して、矢印B方向に搬送されて回転する。
従動ロール45は、軸66によって、例えば転写ユニット42のフレーム(図示せず)に回転できるように支持されていて、搬送ベルト46の回転に従動して回転する。
従動ロール45の一端側又は両端側には、案内部材70が設けられている。案内部材70は、たとえば円板上に形成されており、従動ロール45に固定されて従動ロール45とともに回転するようにしても良いし、従動ロール45とは独立して軸66に支持された状態で回転するようにしても良い。本実施例においては、案内部材70が従動ロール45に固定され、従動ロール45とともに回転するように構成されている。なお、以後、案内部材70を平面型の案内部材と称することがある。
案内部材70の搬送ベルト46側には、軸66に略垂直であって平面に形成された平面部72が設けられており、この平面部72が搬送ベルト46の端部46aに接触することによって、案内部材70は、搬送ベルト46が幅方向に蛇行することを抑制する。
なお、案内部材70(又は後述する案内部材80)が一端側のみに設けられている場合は、駆動ロールの回転軸と従動ロールの回転軸とを、互いに平行となる位置から少しずらす等によって、搬送ベルト46は案内部材70(又は案内部材80)が設置された側に片寄るようになっている。
従動ロール45の、搬送ベルト46の搬送方向(矢印B方向)の上流側には、案内部材80が設けられている。案内部材80は、搬送ベルト46の一端側又は両端側に設けられている。
案内部材80は、例えば円柱形状に形成されており、曲面に形成された曲面部82を有する。この曲面部82が搬送ベルト46の端部46aに接触することによって、案内部材80は、搬送ベルト46が幅方向に蛇行することを抑制する。
案内部材80は、従動ロール45の軸66に略垂直な回転軸84によって、例えば転写ユニット42のフレーム(図示せず)に回転できるように支持されていて、搬送ベルト46の搬送に従動して回転する。
回転軸84は、例えばばねなどの弾性体86に連結されており、案内部材80は、搬送ベルト46の搬送方向に移動可能になっている。
なお、以後、案内部材80を曲面型の案内部材と称することがある。
案内部材80は、曲面部82と搬送ベルト45との接触位置が案内部材70の平面部72を含む仮想平面に含まれるように配置される。
言い換えれば、平面部72における、搬送ベルト46との最初の接触位置をCとし、曲面部82と搬送ベルト45との接触位置をDとすると、線分C−Dは、ベルト搬送方向に平行となる。
また、案内部材80は、位置Cと位置Dとの距離が曲面部82の周長よりも短くなるように配置される。
図5には、搬送ベルト46及び案内部材80の詳細が示されている。
搬送ベルト46の製造する際、搬送ベルト46を必要な幅に切断するときに、搬送ベルト46のつなぎ目46bで段差部分46cが形成されることがある。
案内部材80の半径Rは、段差部分46cのベルト搬送方向の長さL2および段差部分46cのベルト幅方向の長さL3よりも十分大きくなるようになっている。
また、案内部材70は、図6に示すように、平面部74の端部74に面取りが施されていてもよい。
次に、本発明の実施形態の作用を説明する。
案内部材80がない場合、図7に示すように、搬送ベルト46が搬送されると、搬送ベルト46に形成された段差部分46cが案内部材70の縁70aに衝突する可能性がある。この場合、段差部分46cの箇所に応力集中が生じ、亀裂が発生して搬送ベルト46が破損する可能性がある。
一方、案内部材80がある場合、図8(A)に示すように、搬送ベルト46が搬送されて段差部分46cが案内部材80の位置に達すると、段差部分46cは、案内部材80の曲面部82に沿って移動する。そうすると、図8(B)に示すように、段差部分46cは、案内部材70の縁70aを回避するように移動する。
したがって、段差部分46cは案内部材70の縁70aに衝突せず、段差部分46cの箇所に亀裂が発生することを防止できる。
また、案内部材80は搬送ベルト46の搬送に従動して回転し、さらに、案内部材80は弾性体86によって支持されているので、段差部分46cが案内部材80に接触する際に搬送ベルト46に加わる衝撃力を吸収できる。
また、段差部分46cは、案内部材80のベルト搬送方向下流側に移動した後、搬送ベルト46が搬送されるにつれて、案内部材70の平面部72に近づくが、前述のように、案内部材80と案内部材70との距離は所定の距離よりも小さいので、段差部分46cは案内部材70の縁70aには接触しない。
以上説明したように、曲面状の案内部材80を設けることによって、搬送ベルト46の端部に形成された段差部分46cに加えられる衝撃力を緩和し、さらに案内部材70の縁と段差部分46cとが衝突しないようにできるので、段差部分46cからの亀裂の発生を防止できる。
また、従来、搬送ベルト46の端部に、亀裂発生防止のための補強テープが設けられていたが、本発明の実施形態においては、搬送ベルト46の端部に加わる衝撃力を緩和できるので、この補強テープが不要となる。
上述した実施形態においては、平面型の案内部材70と曲面型の案内部材80とを併用するようにしたが、案内部材70はなくてもよい。
案内部材70がない場合、図9に示すように、案内部材80よりも軸方向に長い案内部材90を設け、従動ロール45のベルト搬送方向(矢印B方向)上流側と下流側の両方で、搬送ベルト46を案内するようにしてもよい。
上述のように、案内部材80の搬送ベルト46と接触する部分は曲面状に形成されているので、搬送ベルト46の形成された段差部分46cと案内部材80とが接触しても、段差部分46cはその曲面に沿って滑らかに移動するので、段差部分46cに加えられる衝撃力を抑制できる。
なお、上述した実施形態においては、案内部材80は従動ロール45の近傍に設けることとしたが、駆動ロール44の近傍に設けるようにしてもよい。
また、案内部材80は搬送ベルト46の搬送に伴って回転するとしたが、回転せずに固定するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、案内部材80は搬送ベルト46を案内するとしたが、例えば、感光体等の像保持体から現像剤像が転写される中間転写ベルト等を案内するようにしてもよい。
本発明は、ベルト装置および画像形成装置に利用可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 従動ロール、搬送ベルト及び案内部材を示す斜視図である。 従動ロール、搬送ベルト及び案内部材を示す平面図である。 従動ロール、搬送ベルト及び案内部材を示し、図3におけるA−A線断面を示す断面図である。 搬送ベルト及び案内部材の詳細を示す図である。 案内部材の平面部に面取りが施された態様を示す図である。 曲面型の案内部材がない場合の態様を示す図である。 本発明の実施形態の作用を示す図であり、(A)は、搬送ベルトに形成された段差が曲面型の案内部材の位置に達した状態を示し、(B)は、段差が平面型の案内部材の縁に接触しない状態を示す図である。 従動ロールのベルト搬送方向上流側と下流側の両方で搬送ベルトを案内する曲面型の案内部材を示す図である。
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
14 像形成部
45 従動ロール
46 搬送ベルト
46c 段差部分
70 案内部材
72 平面部
80 案内部材
82 曲面部
84 回転軸
86 弾性体
90 案内部材

Claims (11)

  1. 回転駆動されるベルトと、
    前記ベルトを回転可能に支持する支持ロールと、
    前記支持ロールのベルト搬送方向上流側に設けられ、前記ベルトの幅方向の端部を案内して前記ベルトの蛇行を抑制する案内部材と
    を有し、
    前記案内部材は、曲面に形成された曲面部を有し、この曲面部が前記ベルトの幅方向の端部に接触する
    ベルト装置。
  2. 前記案内部材は、前記支持ロールの回転軸と平行でない軸を中心として回転自在に構成されている
    請求項1に記載のベルト装置。
  3. 前記案内部材は、円柱形状に形成されている
    請求項1または2に記載のベルト装置。
  4. 前記案内部材は、円柱の半径が前記ベルトの端部に形成された段差の寸法よりも大きくなるように形成されている
    請求項3に記載のベルト装置。
  5. 前記案内部材は、弾性部材に支持されている
    請求項1〜4のいずれかに記載のベルト装置。
  6. 回転駆動されるベルトと、
    前記ベルトを回転可能に支持する支持ロールと、
    前記支持ロールのベルト搬送方向上流側に設けられ、前記ベルトの幅方向の端部を案内して前記ベルトの蛇行を抑制する第1の案内部材と、
    前記支持ロールの端部に設けられ、前記ベルトの幅方向の端部を案内して前記ベルトの蛇行を抑制する第2の案内部材と
    を有し、
    前記第1の案内部材は、曲面に形成された曲面部を有し、この曲面部が前記ベルトの幅方向の端部に接触し、
    前記第2の案内部材は、平面に形成された平面部を有し、この平面部が前記ベルトの幅方向の端部に接触する
    ベルト装置。
  7. 前記第1の案内部材は、前記曲面部と前記ベルトとの接触位置が前記平面部を含む平面に含まれるように配置される
    請求項6に記載のベルト装置。
  8. 前記第1の案内部材は、前記曲面部において前記ベルトが接触する位置と、前記平面部において前記ベルトが最初に接触する位置との距離が、前記曲面部の周長よりも長くなるように配置される
    請求項6または7に記載のベルト装置。
  9. 前記第2の案内部材の端部には、面取りが施されている
    請求項6〜8のいずれかに記載のベルト装置。
  10. 画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体内に設けられ、記録媒体を搬送し、回転駆動される搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトを回転可能に支持する支持ロールと、
    前記支持ロールの搬送ベルト搬送方向上流側に設けられ、前記搬送ベルトの幅方向の端部を案内して前記ベルトの蛇行を抑制する案内部材と
    を有し、
    前記案内部材は、曲面に形成された曲面部を有し、この曲面部が前記搬送ベルトの幅方向の端部に接触する
    画像形成装置。
  11. 画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体内に設けられ、現像剤像を保持する像保持体と、
    前記像保持体から現像剤像が転写される中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトを回転可能に支持する支持ロールと、
    前記支持ロールの中間転写ベルト搬送方向上流側に設けられ、前記中間転写ベルトの幅方向の端部を案内して前記ベルトの蛇行を抑制する案内部材と
    を有し、
    前記案内部材は、曲面に形成された曲面部を有し、この曲面部が前記中間転写ベルトの幅方向の端部に接触する
    画像形成装置。
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