JP2009086418A - ベルト装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】案内部材と片寄り防止部との摩擦を低減でき、ベルトの変形を抑制できるベルト装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】案内部72のテーパー面74には複数の溝74aが全面に形成されており、この溝74aは、円錐面の母線と略平行になるように直線形状に形成されている。溝74aと隣り合う凸部74bは、リブ70が当接する箇所に鋭角のエッジ部を有しない滑らかな曲面形状に形成されている。テーパー面74に溝74aを形成したので、リブ70とテーパー面74と接触面積を減少させることができ、それによって、リブ70とテーパー面74との接触部に発生する摩擦力を低減することができる。
【選択図】図3
【解決手段】案内部72のテーパー面74には複数の溝74aが全面に形成されており、この溝74aは、円錐面の母線と略平行になるように直線形状に形成されている。溝74aと隣り合う凸部74bは、リブ70が当接する箇所に鋭角のエッジ部を有しない滑らかな曲面形状に形成されている。テーパー面74に溝74aを形成したので、リブ70とテーパー面74と接触面積を減少させることができ、それによって、リブ70とテーパー面74との接触部に発生する摩擦力を低減することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、ベルト装置及び画像形成装置に関する。
たとえば、特許文献1は、ローラとガイド用リブの側面とが接触する部分に摩耗防止リングをローラに対して摺動自在に介装した電子写真装置用無端ベルト駆動用ローラおよびこれを有する電子写真装置を開示する。
また、特許文献2は、一部を柔軟な滑性材料で被覆した柔軟性材料からなるガイド用リブを接合した電子写真装置用無端ベルトおよびこれを有する電子写真装置を開示する。
また、特許文献3は、エンドレスベルトは片側裏面端部のみに弾性部材からなるリブを帯状に備え、懸回張設回転体の片側端部には懸回張設回転体外径と略同径で、リブを落とし込む溝を設け、エンドレスベルトの寄りを規制するベルト搬送装置およびこれを有する画像形成装置を開示する。
また、特許文献4は、当接部材に作用するベルトの幅方向の移動に伴う力に応じて、当接部材を所定の方向に変位させるベルトの幅方向位置調整機構と、これを有するベルト搬送装置と、このベルト搬送装置を有する画像形成装置とを開示する。
また、特許文献2は、一部を柔軟な滑性材料で被覆した柔軟性材料からなるガイド用リブを接合した電子写真装置用無端ベルトおよびこれを有する電子写真装置を開示する。
また、特許文献3は、エンドレスベルトは片側裏面端部のみに弾性部材からなるリブを帯状に備え、懸回張設回転体の片側端部には懸回張設回転体外径と略同径で、リブを落とし込む溝を設け、エンドレスベルトの寄りを規制するベルト搬送装置およびこれを有する画像形成装置を開示する。
また、特許文献4は、当接部材に作用するベルトの幅方向の移動に伴う力に応じて、当接部材を所定の方向に変位させるベルトの幅方向位置調整機構と、これを有するベルト搬送装置と、このベルト搬送装置を有する画像形成装置とを開示する。
また、たとえば、特許文献5は、片寄り規制ローラのローラ端面の片寄り規制部材と接触し得る範囲に、2つの角度の傾斜面が設けられ、ローラ表面に近い第一の傾斜面のローラ表面となす角度が、遠い第二の傾斜面のローラ表面となす角度より大きい画像形成装置を開示する。
また、特許文献6は、駆動ローラの案内溝を形成する部材の摩擦係数を、転写ベルトに接触して駆動力を与える駆動ローラの表面の摩擦係数よりも小とした画像形成装置を開示する。
また、特許文献7は、ベルトガイドリブ規制ローラより上流で、ガイドリブを冷却することで、ガイドリブ硬度の軟化を防止する画像形成装置を開示する。
また、特許文献8は、蛇行防止部材を発泡体により形成したベルトおよびこれを有する画像形成装置を開示する。
また、特許文献9は、寄り止め部材の無端ベルトに対しての伸び率が無端ベルトの伸び率以上に設定されているベルト装置およびこれを有する画像形成装置を開示する。
また、特許文献6は、駆動ローラの案内溝を形成する部材の摩擦係数を、転写ベルトに接触して駆動力を与える駆動ローラの表面の摩擦係数よりも小とした画像形成装置を開示する。
また、特許文献7は、ベルトガイドリブ規制ローラより上流で、ガイドリブを冷却することで、ガイドリブ硬度の軟化を防止する画像形成装置を開示する。
また、特許文献8は、蛇行防止部材を発泡体により形成したベルトおよびこれを有する画像形成装置を開示する。
また、特許文献9は、寄り止め部材の無端ベルトに対しての伸び率が無端ベルトの伸び率以上に設定されているベルト装置およびこれを有する画像形成装置を開示する。
本発明は、上述した背景からなされたものであり、案内部材と片寄り防止部との摩擦を低減でき、したがってベルトの変形を抑制できるベルト装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかるベルト装置は、回転駆動され、幅方向の片寄りを防止する片寄り防止部が設けられたベルト本体と、前記ベルト本体を回転可能に支持する支持ロールと、前記支持ロールの端部に配置され、前記片寄り防止部に接触して前記ベルト本体を案内する案内部材とを有し、前記案内部材の前記片寄り防止部との接触面には、凸部と凹部とが形成されており、前記片寄り防止部は、前記接触面において凸部に接触する。
好適には、前記案内部材の前記片寄り防止部との接触面には、複数の溝が形成されており、前記片寄り防止部は、前記接触面において前記溝が形成されていない凸部に接触する。
好適には、前記溝は、前記ベルト本体の進行方向との成す角度が45度以上135度以下となるように形成されている。
好適には、前記溝は、直線形状に形成されている。
好適には、前記凸部の表面には、曲面形状が形成されている。
好適には、前記案内部材は、分割可能である。
また、本発明にかかるベルト装置は、回転駆動され、幅方向の片寄りを防止する片寄り防止部が設けられたベルト本体と、前記ベルト本体を回転可能に支持する支持ロールと、前記支持ロールの端部に配置され、前記片寄り防止部に接触して前記ベルト本体を案内する案内部材とを有し、前記片寄り防止部の前記案内部材と接触する部分の硬度は、前記片寄り防止部の他の部分の硬度よりも高い。
好適には、前記片寄り防止部は、前記案内部材と接触する第1の層と、前記案内部材と接触しない第2の層とを有し、前記第1の層の硬度は、前記第2の層の硬度よりも高い。
好適には、前記第1の層は、前記第2の層よりも薄い。
好適には、前記案内部材の前記片寄り防止部と接触する部分には、潤滑剤が塗布されている。
好適には、前記案内部材に接触し、前記案内部材を清掃する清掃部材をさらに有する。
好適には、前記清掃部材は、前記案内部材に潤滑剤を供給する。
本発明は、上述したベルト装置を有する画像形成装置を含むものである。
本発明のベルト装置によれば、案内部材と片寄り防止部との摩擦を低減でき、したがってベルトの変形を抑制できる。
次に本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1には本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。
この画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段として用いられる像形成部14と、シート供給装置54とが配設されている。
また、画像形成装置本体12の上部に画像形成がなされたシートが排出されるシート排出部15が設けられている。
シート供給装置54は、転写媒体として用いられる搬送物としてシートを像形成部14に供給する。
この画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段として用いられる像形成部14と、シート供給装置54とが配設されている。
また、画像形成装置本体12の上部に画像形成がなされたシートが排出されるシート排出部15が設けられている。
シート供給装置54は、転写媒体として用いられる搬送物としてシートを像形成部14に供給する。
像形成部14は、カラー画像を形成する電子写真方式のもので、ブラックの現像剤を用いてブラック画像を形成する像形成部18Bと、イエローの現像剤を用いてイエロー画像を形成する像形成部18Yと、シアンの現像剤を用いてシアン画像を形成する像形成部18Cと、マゼンタの現像剤を用いてマゼンタ画像を形成する像形成部18Mとを有している。
これらの画像形成部は、搬送部材として用いられる搬送ベルト46に沿って、シート搬送方向上流である重力方向下方から順に、像形成部18B、像形成部18Y、像形成部18C、像形成部18Mの順に配置されている。
搬送ベルト46の詳細については、後述する。
これらの画像形成部は、搬送部材として用いられる搬送ベルト46に沿って、シート搬送方向上流である重力方向下方から順に、像形成部18B、像形成部18Y、像形成部18C、像形成部18Mの順に配置されている。
搬送ベルト46の詳細については、後述する。
像形成部18B、18Y、18C、18Mは、形成する画像の色が異なるものの同じ構成であるので、以下、像形成部18として構成を説明する。
各像形成部18は、像保持体として用いられる感光体22と、感光体22を一様に帯電する帯電手段として用いられる帯電装置24と、感光体22に光により潜像を書き込む潜像書き込み手段として用いられる光書き込み装置26と、感光体22に書き込まれた潜像を現像剤で現像する現像手段として用いられる現像装置28と、感光体22に形成された現像剤像をシートに転写する転写ロール50と、転写ロールによる転写がなされた後に、感光体22の表面に残留した現像剤像を除去する現像剤除去手段として用いられるクリーニング装置30とを、それぞれが有している。
光書き込み装置26はレーザー露光装置からなり、レーザー光を発し各感光体22にそれぞれ静電潜像を書き込むようになっている。
各像形成部18は、像保持体として用いられる感光体22と、感光体22を一様に帯電する帯電手段として用いられる帯電装置24と、感光体22に光により潜像を書き込む潜像書き込み手段として用いられる光書き込み装置26と、感光体22に書き込まれた潜像を現像剤で現像する現像手段として用いられる現像装置28と、感光体22に形成された現像剤像をシートに転写する転写ロール50と、転写ロールによる転写がなされた後に、感光体22の表面に残留した現像剤像を除去する現像剤除去手段として用いられるクリーニング装置30とを、それぞれが有している。
光書き込み装置26はレーザー露光装置からなり、レーザー光を発し各感光体22にそれぞれ静電潜像を書き込むようになっている。
像形成部18が有する部材のうち感光体22、帯電装置24、現像装置28及びクリーニング装置30は、色ごとに像形成構造体32として一体型されていて、画像形成装置本体12に着脱自在に装着されている。
また、この像形成構造体32には、現像装置28に供給される現像剤(トナー)を収容する現像剤収容器(交換ユニット)としてのトナーカートリッジ(トナーボトル)34と、クリーニング装置30により除去された現像剤(トナー)を回収する現像剤回収容器としての排トナーボトル36とが、像形成構造体32と一体に又は着脱自在に設けられている。
また、この像形成構造体32には、現像装置28に供給される現像剤(トナー)を収容する現像剤収容器(交換ユニット)としてのトナーカートリッジ(トナーボトル)34と、クリーニング装置30により除去された現像剤(トナー)を回収する現像剤回収容器としての排トナーボトル36とが、像形成構造体32と一体に又は着脱自在に設けられている。
転写ロール50B、50Y、50C、50Mは、他の部材とともに、転写ユニット42として一体化され、画像形成装置本体12から着脱することができるようになっている。
転写ユニット42は、転写ロール50B、50Y、50C、50Mと併せて、駆動ロール44と、従動ロール45と、先述の搬送ベルト46と、搬送ベルト46にシートを吸着させる吸着手段として用いられる吸着ロール48とを有していて、各色のトナー像が転写されるシートを搬送する。
転写ユニット42は、転写ロール50B、50Y、50C、50Mと併せて、駆動ロール44と、従動ロール45と、先述の搬送ベルト46と、搬送ベルト46にシートを吸着させる吸着手段として用いられる吸着ロール48とを有していて、各色のトナー像が転写されるシートを搬送する。
転写ユニット42は、搬送装置として用いられていて、搬送ベルト46が保持するシートを搬送する。
搬送ベルト46は、一方の面として用いられる表側面47及び他方の面として用いられる裏側面49を備え、表側面47でシートを保持し、搬送する。
搬送ベルト46の形状は、平帯状であり、例えば端部を有しない無端形状をしている。
表側面47には、吸着手段として用いられる吸着ロール48が圧接されている。
搬送ベルト46は、一方の面として用いられる表側面47及び他方の面として用いられる裏側面49を備え、表側面47でシートを保持し、搬送する。
搬送ベルト46の形状は、平帯状であり、例えば端部を有しない無端形状をしている。
表側面47には、吸着手段として用いられる吸着ロール48が圧接されている。
吸着ロール48は、搬送ベルト46に電荷を注入し、搬送ベルト46を帯電させ、帯電した搬送ベルト46にシートを吸着させる。
駆動ロール44及び従動ロール45は、ベルト支持部材として用いられていて、裏側面49側から搬送ベルト46を回転可能に支持している。
駆動ロール44及び従動ロール45は、ベルト支持部材として用いられていて、裏側面49側から搬送ベルト46を回転可能に支持している。
転写ユニット42では、搬送ベルト46の表側面47に保持された状態で搬送中のシートに、感光体22B、22Y、22C、22Mの表面に形成された現像剤像が、それぞれ転写ロール50B、50Y、50C、50Mによって転写され、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの4色の現像剤像が重ねられたフルカラーの現像剤像がシートに形成される。
搬送ベルト46に対して、像形成構造体32Y、32M、32C、32Bが設けられている側と逆側には、清掃装置100が設けられている。清掃装置100は、搬送ベルト46の表側面47に付着した現像剤を除去し、搬送ベルト46を清掃するために用いられる。
清掃装置100は、中空部が形成された筺体からなる清掃装置本体102を支持部材として有し、清掃装置本体102に、例えばクリーニングブレード等からなる清掃部材104と、除電フィルム106とが支持されている。清掃装置本体102内には、搬送ベルト46から除去された現像剤が回収される。
清掃部材104は、例えば一端部が、搬送ベルト46の表側面47に圧接され、接触していて、搬送ベルト46の表側面47から掻きとるようにして現像剤を除去する。
除電フィルム106は、例えば一端部が搬送ベルト46に接触していて、搬送ベルト46及び搬送ベルト46に付着した現像剤の除電に用いられている。
清掃装置100は、中空部が形成された筺体からなる清掃装置本体102を支持部材として有し、清掃装置本体102に、例えばクリーニングブレード等からなる清掃部材104と、除電フィルム106とが支持されている。清掃装置本体102内には、搬送ベルト46から除去された現像剤が回収される。
清掃部材104は、例えば一端部が、搬送ベルト46の表側面47に圧接され、接触していて、搬送ベルト46の表側面47から掻きとるようにして現像剤を除去する。
除電フィルム106は、例えば一端部が搬送ベルト46に接触していて、搬送ベルト46及び搬送ベルト46に付着した現像剤の除電に用いられている。
シート供給装置54は、シートを収容する収容容器56と、収容容器56に収容されたシートを像形成部14に向けて搬送する搬送ロール58と、シートを捌きシートの重送を防止する捌きロール60とを有している。
画像形成装置本体12内の上部には、シートに転写された現像剤像をシートへと定着する定着装置52が設けられている。
定着装置52は、加熱ロール52aと加圧ロール52bとからなり、加熱ロール52aと加圧ロール52bとの間を通過するシートを加熱し加圧することで、シートに現像剤像を定着するようになっている。
定着装置52は、加熱ロール52aと加圧ロール52bとからなり、加熱ロール52aと加圧ロール52bとの間を通過するシートを加熱し加圧することで、シートに現像剤像を定着するようになっている。
画像形成装置本体12内には、シート供給装置54から供給されたシートをシート排出部15まで搬送する搬送路60が設けられていて、この搬送路60に沿って、シート搬送方向上流側から順に、レジストロール62、転写ユニット42、定着装置52及び排出ロール40が配置されている。
排出ロール40は、定着装置52から搬送されたシートをシート排出部15へと排出する。
排出ロール40は、定着装置52から搬送されたシートをシート排出部15へと排出する。
図2には、転写ユニット42が有する駆動ロール44、従動ロール45、及び搬送ベルト46が、搬送ベルト46の裏側面49側から示されている。
駆動ロール44は、軸64によって、例えば転写ユニット42のフレーム(図示せず)に支持されている。
軸64には、例えばモータ等の駆動源65が連結されていて、軸64は、駆動源65からの駆動伝達を受けて回転し、駆動ロール44に回転駆動を伝達する。
駆動源65は、転写ユニット42側に取り付けても良いし、画像形成装置本体12(図1参照)側に取り付けても良い。
駆動ロール44は、軸64によって、例えば転写ユニット42のフレーム(図示せず)に支持されている。
軸64には、例えばモータ等の駆動源65が連結されていて、軸64は、駆動源65からの駆動伝達を受けて回転し、駆動ロール44に回転駆動を伝達する。
駆動源65は、転写ユニット42側に取り付けても良いし、画像形成装置本体12(図1参照)側に取り付けても良い。
従動ロール45は、軸66によって、例えば転写ユニット42のフレーム(図示せず)に回転できるように支持されていて、搬送ベルト46の回転に従動して回転する。
従動ロール45の一端側には、案内部72が設けられている。
案内部72は、たとえばプーリーなどであって、従動ロール45に固定し、従動ロール45とともに回転するようにしても良いし、従動ロール45とは独立として、軸66に支持された状態で回転するようにしても良い。本実施例においては、案内部72と従動ロール45とは独立して回転するように、案内部72は従動ロール45に対して設けられている。
案内部72には、両端部側が太く中央部側が細くなるように、2つテーパー面74、74が形成されている。
従動ロール45の一端側には、案内部72が設けられている。
案内部72は、たとえばプーリーなどであって、従動ロール45に固定し、従動ロール45とともに回転するようにしても良いし、従動ロール45とは独立として、軸66に支持された状態で回転するようにしても良い。本実施例においては、案内部72と従動ロール45とは独立して回転するように、案内部72は従動ロール45に対して設けられている。
案内部72には、両端部側が太く中央部側が細くなるように、2つテーパー面74、74が形成されている。
案内部72は、後述するリブ70に接触し、搬送ベルト46の移動を案内する部材であり、搬送ベルト46の片寄りを防止するために用いられる。
ここで、片寄りとは、搬送ベルト46が、搬送ベルト46の幅方向における一方の方向に移動したり、搬送ベルト46の幅方向における両方向に交互に移動したりすることをいう。
ここで、片寄りとは、搬送ベルト46が、搬送ベルト46の幅方向における一方の方向に移動したり、搬送ベルト46の幅方向における両方向に交互に移動したりすることをいう。
搬送ベルト46の裏側面49には、被案内部として用いられるリブ70が、搬送ベルト46の搬送方向に形成されている。
リブ70は、搬送ベルト46の裏側面49から突出するように設けられていて、搬送ベルト46と異なる材料又は搬送ベルト46と同じ材料からなり、裏側面49に、例えば接着剤等を用いて貼り付けられている。
リブ70を裏側面49に貼り付けることに替えて、リブ70及び搬送ベルト46を一体として成形しても良い。
リブ70は、搬送ベルト46の裏側面49から突出するように設けられていて、搬送ベルト46と異なる材料又は搬送ベルト46と同じ材料からなり、裏側面49に、例えば接着剤等を用いて貼り付けられている。
リブ70を裏側面49に貼り付けることに替えて、リブ70及び搬送ベルト46を一体として成形しても良い。
搬送ベルト46は、リブ70が、案内部72の二つのテーパー面74,74間に位置する状態となるように、従動ロール45及び駆動ロール44に張架されている。
このため、搬送ベルト46が幅方向にいずれかへの移動を開始した際に、リブ70がテーパー面74,74のいずれかによって、移動を開始した側と逆側に押し戻され、搬送ベルト46の片寄りが防止されるようになっている。
このため、搬送ベルト46が幅方向にいずれかへの移動を開始した際に、リブ70がテーパー面74,74のいずれかによって、移動を開始した側と逆側に押し戻され、搬送ベルト46の片寄りが防止されるようになっている。
また、案内部72の近傍には清掃部材68が設けられている。
この清掃部材68は、たとえばスポンジ等によって形成され、テーパー面74を摺動することによって、テーパー面74に付着したトナー等の異物を除去するようになっている。
また、清掃部材68にグリス等の潤滑剤を染み込ませることによって、テーパー面74に潤滑剤が塗布されるようにしてもよい。
この清掃部材68は、たとえばスポンジ等によって形成され、テーパー面74を摺動することによって、テーパー面74に付着したトナー等の異物を除去するようになっている。
また、清掃部材68にグリス等の潤滑剤を染み込ませることによって、テーパー面74に潤滑剤が塗布されるようにしてもよい。
図3および図4において、案内部72の詳細が示されている。
図3(A)は案内部72の正面図であり、図3(B)は図3(A)のA−A線断面図である。
また、図4は、テーパー面74の詳細を示す図であり、図4(A)は図3(A)においてテーパー面74を矢印Bから見た拡大図であり、図4(B)は図4(A)のC−C線断面図である。
図3(A)は案内部72の正面図であり、図3(B)は図3(A)のA−A線断面図である。
また、図4は、テーパー面74の詳細を示す図であり、図4(A)は図3(A)においてテーパー面74を矢印Bから見た拡大図であり、図4(B)は図4(A)のC−C線断面図である。
テーパー面74は、円錐面の一部として形成されている。
また、テーパー面74には複数の溝74aが全面に形成されており、この溝74aは、円錐面の母線と略平行になるように直線形状に形成されている。
溝74aが直線形状に形成されているので、この溝74aに潤滑剤が溜まるようになっている。
また、図4(B)に示すように、溝74aと隣り合う凸部74bは、リブ70が当接する箇所に鋭角のエッジ部を有しない滑らかな曲面形状に形成されている。
また、テーパー面74には複数の溝74aが全面に形成されており、この溝74aは、円錐面の母線と略平行になるように直線形状に形成されている。
溝74aが直線形状に形成されているので、この溝74aに潤滑剤が溜まるようになっている。
また、図4(B)に示すように、溝74aと隣り合う凸部74bは、リブ70が当接する箇所に鋭角のエッジ部を有しない滑らかな曲面形状に形成されている。
図4(A)に示すように、案内部72の中央部に形成された円筒部76には、案内部72を二分割するための分割面78,78が形成されている。
分割面78,78には突起部78aおよび溝78bがそれぞれ形成されており、この突起部78aと溝78bとを係合することによって、分割された案内部72の中心位置を合わせることができる。
分割面78,78には突起部78aおよび溝78bがそれぞれ形成されており、この突起部78aと溝78bとを係合することによって、分割された案内部72の中心位置を合わせることができる。
なお、案内部72を軸66に装着した後で案内部72が2つに分離することを防止するために、分割面78,78に接着剤を塗布して結合させてもよいし、従動ロール45と軸受(図示せず)とで挟持するようにしてもよい。
このように、案内部72が二分割できるように形成されているので、案内部72を金型等によって成型した場合に、二分割した状態で成型することによって、型抜きを容易に行うことができる。
このように、案内部72が二分割できるように形成されているので、案内部72を金型等によって成型した場合に、二分割した状態で成型することによって、型抜きを容易に行うことができる。
図5において、搬送ベルト46、リブ70および案内部72が示されている。
搬送ベルト46は図5に示す矢印A方向に移動し、案内部72は図5において反時計回りに回転している。
リブ70がテーパー面74に最初に当接する点を点P1、搬送ベルト46の裏側面47が案内部72に接触し始める点を点P2とすると、テーパー面74には、点P1から点P2までに複数の溝74aが形成されるようになっている。図5の例では、3本の溝74aが形成されている。
搬送ベルト46は図5に示す矢印A方向に移動し、案内部72は図5において反時計回りに回転している。
リブ70がテーパー面74に最初に当接する点を点P1、搬送ベルト46の裏側面47が案内部72に接触し始める点を点P2とすると、テーパー面74には、点P1から点P2までに複数の溝74aが形成されるようになっている。図5の例では、3本の溝74aが形成されている。
また、搬送ベルト46(およびリブ70)の進行方向と溝74aとの成す角θは、45度以上135度以下になるようになっている。
このように溝74aがテーパー面74に形成されていることによって、リブ70が溝74aに係止することを防止できる。
また、溝74aの長さLは、リブの高さHよりも長くなるように形成されているので、リブ70は、テーパー面74に当接する際に必ず溝74aの間の凸部74bに接触するようになる。
このように溝74aがテーパー面74に形成されていることによって、リブ70が溝74aに係止することを防止できる。
また、溝74aの長さLは、リブの高さHよりも長くなるように形成されているので、リブ70は、テーパー面74に当接する際に必ず溝74aの間の凸部74bに接触するようになる。
図6において、第1の実施形態にかかる案内部72の作用が示されている。
図6(A)に示すように、搬送ベルト46が図6において右方向に片寄りながら案内部72に向かって進行すると、リブ70は従動ロール45側に寄った位置(図6(A)における点C)でテーパー面74に当接する。
図6(A)に示すように、搬送ベルト46が図6において右方向に片寄りながら案内部72に向かって進行すると、リブ70は従動ロール45側に寄った位置(図6(A)における点C)でテーパー面74に当接する。
このとき、リブ70とテーパー面74との接触部に発生する矢印A方向の摩擦力が大きいと、リブ70がテーパー部74の傾斜に沿って円筒部76側に移動することがなく、搬送ベルト46が変形してしまう。
搬送ベルト46が変形すると、点Pなどに応力が発生し、搬送ベルト46が破損することがある。
搬送ベルト46が変形すると、点Pなどに応力が発生し、搬送ベルト46が破損することがある。
第1の実施形態にかかる案内部72においては、テーパー面74に溝74aを形成したので、リブ70とテーパー面74と接触面積を減少させることができ、それによって、リブ70とテーパー面74との接触部に発生する摩擦力を低減することができる。
したがって、リブ70は、図6(A)に示す点Cでテーパー面74に当接しても、テーパー面74の傾斜に沿って図6(B)に示す矢印B方向に移動するので、搬送ベルト46の変形を抑制できる。
したがって、リブ70は、図6(A)に示す点Cでテーパー面74に当接しても、テーパー面74の傾斜に沿って図6(B)に示す矢印B方向に移動するので、搬送ベルト46の変形を抑制できる。
また、清掃部材68によってテーパー面74に付着した異物が除去されると、さらに摩擦力を低減できるので、リブ70は、矢印B方向により移動し易くなる。
清掃部材68によってテーパー面74に潤滑剤が塗布されると、潤滑剤を塗布しない場合よりも摩擦力が小さくなるので、リブ70はさらに矢印B方向に移動し易くなる。
清掃部材68によってテーパー面74に潤滑剤が塗布されると、潤滑剤を塗布しない場合よりも摩擦力が小さくなるので、リブ70はさらに矢印B方向に移動し易くなる。
なお、第1の実施形態においては、テーパー面74に溝74aを形成するようにしたが、テーパー面74に凸部を形成するようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図7において、本発明の第2の実施形態にかかるリブ90が示されている。
リブ90は、第1の層90aと第2の層90bとを有する。第1の層90aと第2の層90bとの境界面は搬送ベルト46と略平行である。
第1の層90aはテーパー面に当接する側であり、第2の層90bは、搬送ベルト46側である。
図7において、本発明の第2の実施形態にかかるリブ90が示されている。
リブ90は、第1の層90aと第2の層90bとを有する。第1の層90aと第2の層90bとの境界面は搬送ベルト46と略平行である。
第1の層90aはテーパー面に当接する側であり、第2の層90bは、搬送ベルト46側である。
また、第1の層90aの硬度は、第2の層90bの硬度よりも高くなるように形成されている。
このように、テーパー面に当接する箇所の硬度を高くすると、リブ90(第1の層90a)がテーパー面74と当接する際に、この当接した箇所の変形が小さくなる。
当接箇所の変形が小さくなると、リブ90とテーパー面74と接触面積が減少するので、リブ90とテーパー面74との接触部に発生する摩擦力を低減することができる。
したがって、第1の実施形態と同様に、搬送ベルト46が片寄りながら進行したことによって、リブ90がテーパー面74の従動ロール45側に当接したとしても、テーパー面74の傾斜に沿って円筒部76側に移動するので、搬送ベルト46の変形を抑制できる。
このように、テーパー面に当接する箇所の硬度を高くすると、リブ90(第1の層90a)がテーパー面74と当接する際に、この当接した箇所の変形が小さくなる。
当接箇所の変形が小さくなると、リブ90とテーパー面74と接触面積が減少するので、リブ90とテーパー面74との接触部に発生する摩擦力を低減することができる。
したがって、第1の実施形態と同様に、搬送ベルト46が片寄りながら進行したことによって、リブ90がテーパー面74の従動ロール45側に当接したとしても、テーパー面74の傾斜に沿って円筒部76側に移動するので、搬送ベルト46の変形を抑制できる。
一方、リブ70,90は、全体として変形し易い材質で成形された方が、搬送ベルト46が片寄った際に、図6(A)に示すような搬送ベルト46の変形をリブ70,90で吸収し易くなるという利点がある。
つまり、言い換えると、リブ90全体が高硬度の材質で成形される場合、搬送ベルト46が片寄った際に、搬送ベルト46の変形をリブ90で吸収することができなくなる。
したがって、リブ90は、全体としては変形を許容するが、テーパー面74と接触する部分については変形が抑制されるように、第1の層90aの厚さT1は、第2の層90bの厚さT2よりも小さくなるように(すなわちT1<T2となるように)形成されている。
つまり、言い換えると、リブ90全体が高硬度の材質で成形される場合、搬送ベルト46が片寄った際に、搬送ベルト46の変形をリブ90で吸収することができなくなる。
したがって、リブ90は、全体としては変形を許容するが、テーパー面74と接触する部分については変形が抑制されるように、第1の層90aの厚さT1は、第2の層90bの厚さT2よりも小さくなるように(すなわちT1<T2となるように)形成されている。
なお、図7においては、リブ90の第1の層90aと第2の層90bとの境界面は搬送ベルト46と略平行であるとしたが、図8に示すように、第1の層90aと第2の層90bとの境界面は搬送ベルト46と略垂直に形成してもよい。
このように形成することによって、テーパー面74の円錐面の母線と案内部72の回転軸との角度が45度以上である場合、リブ90の従動ロール45側の面90cがテーパー面74と当接し易くなるので、高硬度の第1の層90aがテーパー面74に当接することとなり、上述のように当接箇所の変形を抑制できる。
また、図8に示したリブ90においても、第1の層90aの幅W1は、第2の層90bの幅W2よりも小さくなるように(すなわちW1<W2となるように)形成されている。
このように形成することによって、テーパー面74の円錐面の母線と案内部72の回転軸との角度が45度以上である場合、リブ90の従動ロール45側の面90cがテーパー面74と当接し易くなるので、高硬度の第1の層90aがテーパー面74に当接することとなり、上述のように当接箇所の変形を抑制できる。
また、図8に示したリブ90においても、第1の層90aの幅W1は、第2の層90bの幅W2よりも小さくなるように(すなわちW1<W2となるように)形成されている。
なお、図7および図8に示したリブ90については、第1の層90aおよび第2の層90bを含む層形状としたが、テーパー面74に当接するエッジ部分のみを硬度の高い材質で形成するようにしてもよい。
リブ70,90は、全体として変形し易い方が搬送ベルト46の変形を吸収し易くなると前述したが、このことについてさらに例を挙げて説明する。
図9および図10には、搬送ベルト46の変形を吸収し易くしたリブ70が示されている。
図9の例においては、図9(A)に示すように、搬送ベルト46とリブ70とを接着する接着部材92の幅W4は、リブ70の幅W3よりも小さくなっている。
図9および図10には、搬送ベルト46の変形を吸収し易くしたリブ70が示されている。
図9の例においては、図9(A)に示すように、搬送ベルト46とリブ70とを接着する接着部材92の幅W4は、リブ70の幅W3よりも小さくなっている。
このようにリブ70を形成することによって、図9(B)に示すように、搬送ベルト46が矢印A方向に片寄った場合、リブ70は、テーパー面74に当接すると、搬送ベルト46と接着していない部分が軸方向に縮むようになる。
すなわち、リブ70のテーパー面74に当接した場合の幅W5は、当接前の幅W3よりも小さくなっている。
このようにリブ70が変形することによって、搬送ベルト46の変形を吸収できるので、搬送ベルト46の変形を抑制できる。
すなわち、リブ70のテーパー面74に当接した場合の幅W5は、当接前の幅W3よりも小さくなっている。
このようにリブ70が変形することによって、搬送ベルト46の変形を吸収できるので、搬送ベルト46の変形を抑制できる。
一方、図10の例においては、図10(A)に示すように、搬送ベルト46とリブ70との間に、吸収部材94が介装されている。吸収部材94は、たとえばスポンジなどリブ70よりも低硬度の材質で形成されている。
このようにリブ70を形成することによって、図10(B)に示すように、搬送ベルト46が矢印A方向に片寄った場合、リブ70がテーパー面74に当接すると、吸収部材94が変形する。
このように吸収部材94が変形することによって、搬送ベルト46の変形を吸収できるので、搬送ベルト46の変形を抑制できる。
このようにリブ70を形成することによって、図10(B)に示すように、搬送ベルト46が矢印A方向に片寄った場合、リブ70がテーパー面74に当接すると、吸収部材94が変形する。
このように吸収部材94が変形することによって、搬送ベルト46の変形を吸収できるので、搬送ベルト46の変形を抑制できる。
以上で説明をした第1及び第2の実施形態においては、従動ロール45の一端側だけに案内部72が設けられ、搬送ベルト46の案内部72が設けられた側にだけ、リブ70が取り付けられていたが、従動ロール45の両端側にそれぞれ案内部72を設けるとともに、搬送ベルト47の両端側に、それぞれリブ70を設けても良い。
また、以上で説明をした第1及び第2の実施形態においては、搬送ベルト46を支持する支持部材として用いられる従動ロール45及び駆動ロール44のうち、従動ロール45に案内部72が設けられていたが、従動ロール45に案内部72を設けることに替えて、又は従動ロール45に案内部72を設けることと併せて、駆動ロール44に案内部72を設けても良い。更に、第1及び第2の実施形態を組み合わせて、案内部72の種々構成とリブ90の種々構成とを適宜組み合わせることで、案内部材と片寄り防止部との摩擦を低減させても良い。
また、本実施形態では、搬送ベルト46を支持する支持部材として、従動ロール45及び駆動ロール44との2つの部材を支持部材として用い、これら2つの部材で搬送ベルト46を支持しているが、例えば3個のロールで搬送ベルト46を支持する等、3個以上の支持部材で搬送ベルト46を支持しても良い。
この場合、3個以上の支持部材の少なくとも一つに案内部72を設ければ良い。
また、本実施形態では、搬送ベルト46を支持する支持部材として、従動ロール45及び駆動ロール44との2つの部材を支持部材として用い、これら2つの部材で搬送ベルト46を支持しているが、例えば3個のロールで搬送ベルト46を支持する等、3個以上の支持部材で搬送ベルト46を支持しても良い。
この場合、3個以上の支持部材の少なくとも一つに案内部72を設ければ良い。
なお、本実施形態においては、搬送ベルト46はシートを搬送するが、搬送ベルト46が、像そのものを搬送するいわゆる中間転写ベルトとして用いられる場合であってもよい。
本発明は、ベルト装置および画像形成装置に利用可能である。
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
14 像形成部
45 従動ロール
46 搬送ベルト
47 表側面
49 裏側面
70 リブ
72 案内部
74 テーパー面
74a 溝
74b 凸部
90 リブ
90a 第1の層
90b 第2の層
12 画像形成装置本体
14 像形成部
45 従動ロール
46 搬送ベルト
47 表側面
49 裏側面
70 リブ
72 案内部
74 テーパー面
74a 溝
74b 凸部
90 リブ
90a 第1の層
90b 第2の層
Claims (13)
- 回転駆動され、幅方向の片寄りを防止する片寄り防止部が設けられたベルト本体と、
前記ベルト本体を回転可能に支持する支持ロールと、
前記支持ロールの端部に配置され、前記片寄り防止部に接触して前記ベルト本体を案内する案内部材と
を有し、
前記案内部材の前記片寄り防止部との接触面には、凸部と凹部とが形成されており、
前記片寄り防止部は、前記接触面において凸部に接触する
ベルト装置。 - 前記案内部材の前記片寄り防止部との接触面には、複数の溝が形成されており、
前記片寄り防止部は、前記接触面において前記溝が形成されていない凸部に接触する
請求項1に記載のベルト装置。 - 前記溝は、前記ベルト本体の進行方向との成す角度が45度以上135度以下となるように形成されている
請求項2に記載のベルト装置。 - 前記溝は、直線形状に形成されている
請求項2または3に記載のベルト装置。 - 前記凸部の表面には、曲面形状が形成されている
請求項1から4のいずれかに記載のベルト装置。 - 前記案内部材は、分割可能である
請求項1から5に記載のベルト装置。 - 回転駆動され、幅方向の片寄りを防止する片寄り防止部が設けられたベルト本体と、
前記ベルト本体を回転可能に支持する支持ロールと、
前記支持ロールの端部に配置され、前記片寄り防止部に接触して前記ベルト本体を案内する案内部材と
を有し、
前記片寄り防止部の前記案内部材と接触する部分の硬度は、前記片寄り防止部の他の部分の硬度よりも高い
ベルト装置。 - 前記片寄り防止部は、
前記案内部材と接触する第1の層と、
前記案内部材と接触しない第2の層と
を有し、
前記第1の層の硬度は、前記第2の層の硬度よりも高い
請求項7に記載のベルト装置。 - 前記第1の層は、前記第2の層よりも薄い
請求項8に記載のベルト装置。 - 前記案内部材の前記片寄り防止部と接触する部分には、潤滑剤が塗布されている
請求項1から9に記載のベルト装置。 - 前記案内部材に接触し、前記案内部材を清掃する清掃部材
をさらに有する請求項1から10に記載のベルト装置。 - 前記清掃部材は、前記案内部材に潤滑剤を供給する
請求項11に記載のベルト装置。 - 請求項1から12のいずれかに記載のベルト装置を有する画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007257376A JP2009086418A (ja) | 2007-10-01 | 2007-10-01 | ベルト装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007257376A JP2009086418A (ja) | 2007-10-01 | 2007-10-01 | ベルト装置及び画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009086418A true JP2009086418A (ja) | 2009-04-23 |
Family
ID=40659893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007257376A Pending JP2009086418A (ja) | 2007-10-01 | 2007-10-01 | ベルト装置及び画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009086418A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015135427A (ja) * | 2014-01-17 | 2015-07-27 | 富士ゼロックス株式会社 | ベルト搬送装置及び画像形成装置 |
JP2015166831A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | 富士ゼロックス株式会社 | ベルト搬送装置及び画像形成装置 |
JP2016139051A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 富士ゼロックス株式会社 | 蛇行抑制用リブガイド、ガイド付き支持ロール、ベルトユニットおよび画像形成装置 |
-
2007
- 2007-10-01 JP JP2007257376A patent/JP2009086418A/ja active Pending
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