JP2010153988A - インターホンシステム - Google Patents

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JP2010153988A
JP2010153988A JP2008327301A JP2008327301A JP2010153988A JP 2010153988 A JP2010153988 A JP 2010153988A JP 2008327301 A JP2008327301 A JP 2008327301A JP 2008327301 A JP2008327301 A JP 2008327301A JP 2010153988 A JP2010153988 A JP 2010153988A
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Tetsuya Shibata
哲哉 柴田
Mitsutoshi Tanaka
光利 田中
Hiroyuki Miyao
宏行 宮尾
Toru Ando
徹 安東
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

【課題】インターホンシステムにおいて、子機からの呼び出しを非表示、非鳴動、あるいは呼出し後の取り消し操作を可能にすることによって、嫌がらせ目的の呼び出しに応答することなく、業務を効率化することを目的とする。
【解決手段】インターホンシステムにおいて、親機は、不要な呼出を親機で無視するために、子機からの呼出表示を表示部にて行うかどうか、および/または子機からの呼出音をスピーカから鳴動するかどうかを子機ごとに設定する設定部を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はインターホンシステムに係り、特に、子機からの呼び出しを非表示、非鳴動、あるいは呼出し後の取り消し操作によって親機近傍にいる人の負担を軽減するインターホンシステムに関する。
従来から、この種のインターホンシステムとして、室内に設置された子機側から親機、あるいは携帯端末を呼び出すナースコールなどのインターホンシステムがあった。
特開2000―245787号公報
しかしながら、特許文献1のインターホンシステムはナースコールであり、呼び出しに確実に応答する必要があることから、病院等では利便性が高いものの、刑務所等の不要不急の呼び出しの多い施設で本システムを導入すると、特定の受刑者が嫌がらせ目的で繰り返し呼出ボタンを操作する等の行為により、業務が煩雑になるばかりであり、業務効率が低下していた。
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、子機からの呼び出しを非表示、非鳴動、あるいは呼出し後の取り消し操作を可能にすることによって、嫌がらせ目的の呼び出しに応答することなく、業務を効率化することを目的としている。
上述の目的を達成するため、本発明のインターホンシステムは、個室、あるいは複数の人物が滞在する室内において、室内の壁面に設置し、後述する親機を呼び出すための子機操作部および後述する親機と通話するための子機通話部を有する子機と、室外の廊下等の通路壁面に設置し、1つあるいは複数の子機がそれぞれラインを介して接続される廊下灯と、複数の廊下灯が幹線を介して接続され、子機からの呼出音を鳴動するスピーカ、子機からの呼出を表示する表示部、子機と通話するための親機通話部を有する親機を備え、子機からの呼出操作に応じて、廊下灯を介して親機に呼出信号を送出し、親機が呼出表示を行なうインターホンシステムにおいて、親機は、不要な呼出を親機で無視するために、子機からの呼出表示を表示部にて行うかどうか、および/または子機からの呼出音をスピーカから鳴動するかどうかを子機ごとに設定する設定部を備えることを特徴とする。
また、本発明のインターホンシステムは、請求項1の発明において、親機に、子機からの呼出を表示するとともに応答して通話する携帯端末を接続し、親機は、不要な呼出を携帯端末で無視するために、子機からの呼出表示を携帯端末で行うかどうか、および/または子機からの呼出音を携帯端末で鳴動するかどうかを子機ごとに設定する設定部を備えることを特徴とする。
さらに、本発明のインターホンシステムは、請求項1又は請求項2の発明において、親機に、不要な呼出を親機および携帯端末で無視するために、子機からの呼出を一斉にキャンセルする取消ボタンを備えることを特徴とする。
請求項1のインターホンシステムによれば、親機は、子機ごとに親機の呼出音を鳴動するかどうか、あるいは呼出表示を行うかどうかを設定することができるため、不要な呼出ばかりする人物のみを無視することができるとともに、その他の呼び出しは確実に伝達することが可能になる。
請求項2のインターホンシステムによれば、親機は、子機ごとに携帯端末の呼出音を鳴動するかどうか、あるいは呼出表示を行うかどうかを設定することができるため、不要な呼出ばかりする人物のみを無視することができるとともに、その他の呼び出しは確実に伝達することが可能になる。
請求項3のインターホンシステムによれば、親機は、複数の子機の呼び出しを一斉にキャンセルすることができるため、不要な呼出を行う複数の人物を一括で無視することができる。
図1は、本発明の第1の実施例によるインターホンシステムのシステム構成図である。
図1に示すインターホンシステムは、刑務所の管理室に設置された親機1と、各部屋に受刑者ごとに設置される子機4、4、・・・と、室外の廊下等の通路壁面に設置し、子機がラインL1を介して接続される廊下灯3、3、・・とを備えている。
子機4、4、・・・には、親機1と通話するための子機マイク、子機スピーカからなる子機通話部42と、親機1を呼び出す呼出ボタン2a、2b、・・・を有する。
親機1には親機スピーカ、親機マイク等の親機通話部14の他に、呼び出しを表示する表示部11と、子機4、4、・・・ごとに呼出を鳴動、あるいは表示させるか否かを設定する設定部12と、呼出を一斉にキャンセルする取消ボタン13を有している。なお、当該取消ボタンはタッチパネルであってもよい。
例えば、呼出ボタン2aの近傍にいる受刑者が、用も無いのに繰り返し呼出ボタン2aを押す等の迷惑行為を行なっている場合において、管理室で受刑者の監視を行なう刑務官等の監視者は、設定部12を操作して、呼出ボタン2aからの呼出を親機1で鳴動しないように設定する。これにより、受刑者が呼出ボタン2aの呼出操作をした場合、廊下灯3aは点灯するものの、親機1には呼出表示のみが表示され、呼出音が鳴動しないことから、嫌がらせによる呼出を放置することができる。このとき、呼出ボタン2bから呼出があった場合には、設定部12には何も設定を行なっていないので、親機1で呼出音が鳴動するとともに、呼出表示が表示される。
また、別の方法として、呼出ボタン2aの近傍にいる受刑者が、繰り返し呼出ボタン2aを押す等の迷惑行為を行なっている場合において、管理室で受刑者の監視を行なう刑務官等の監視者は、設定部12を操作して、呼出ボタン2aからの呼出を親機1で鳴動しないようにするだけでなく、表示も行なわないように設定することができる。これにより、受刑者が呼出ボタン2aの呼出操作をした場合でも、廊下灯3aは点灯するものの、親機1には呼出音だけでなく、呼出表示すら行われず、嫌がらせによる呼出を全く気にかける必要がなくなる。
また、さらに別の方法として、呼出ボタン2a、2b、・・・等の近傍にいる複数の受刑者が、一斉に呼出ボタンを押す等の迷惑行為を行なっている場合において、管理室で受刑者の監視を行なう刑務官等の監視者は、取消ボタン13を操作して、表示中の全ての呼出表示をキャンセルすることができる。これにより、複数の受刑者が呼出ボタン2a、2b、・・・の呼出操作を同時にした場合でも、親機1では呼出そのものを一斉にキャンセルしてしまうため、親機1の呼出音、呼出表示だけでなく、廊下灯3aの表示もともに消すことができ、嫌がらせによる呼出を全てなかったことにしてしまうことができる。
第1の実施例では、1台の親機のみが呼出対象になっていたが、携帯親機5a、5b、・・・を備えることもできる。この場合において、携帯親機5a、5b、・・・でも親機1と同様に、親機1の設定部12を操作して、例えば特定の呼出ボタン2aからの呼出を親機1で鳴動しないように設定したり、表示も行なわないように設定することができる。これらの設定は、親機と独立して設定が可能であるため、携帯端末5a、5b、・・・を携帯して巡回する刑務官等の監視者は、親機1で鳴動している呼出であっても、携帯端末5a、5b、・・・では鳴らさないように設定することが可能である。
なお、携帯端末5a、5b、・・・で呼出を行なっている際に、親機1で取消ボタン13を操作した場合には、呼出を全てなかったことにしてしまうため、廊下灯3aだけでなく、携帯端末5a、5b、・・・への呼出も取り消されることは言うまでもない。
なお、第1の実施例では、親機1を1台備えていたが、親機を複数備えても同様の効果を奏する。この場合、親機ごとに設定部13を設けるかどうかは任意であり、いずれの方法でも同様の効果を奏する。
図1は、本発明の第1の実施例によるインターホンシステムを示すシステム構成図である。
符号の説明
1・・・親機
12・・・設定部
14・・・親機通話部
15・・・スピーカ
16・・・表示部
21・・・子機操作部
3・・・廊下灯
4・・・子機
42・・・子機通話部
L1・・・ライン
L2・・・幹線

Claims (3)

  1. 個室、あるいは複数の人物が滞在する室内において、室内の壁面に設置し、後述する親機を呼び出すための子機操作部(21)および後述する親機と通話するための子機通話部(42)を有する子機(4、4、・・・
    )と、室外の廊下等の通路壁面に設置し、1つあるいは複数の前記子機がそれぞれライン(L1)を介して接続される廊下灯(3、3、・・)と、前記複数の廊下灯が幹線(L2)を介して接続され、前記子機からの呼出音を鳴動するスピーカ(15)、前記子機からの呼出を表示する表示部(16)、前記子機と通話するための親機通話部(14)を有する親機(1)を備え、前記子機からの呼出操作に応じて、前記廊下灯を介して前記親機に呼出信号を送出し、前記親機が呼出表示を行なうインターホンシステムにおいて、
    前記親機は、不要な呼出を親機で無視するために、前記子機からの呼出表示を前記表示部にて行うかどうか、および/または前記子機からの呼出音を前記スピーカから鳴動するかどうかを子機ごとに設定する設定部(12)を備えることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記親機に、子機からの呼出を表示するとともに応答して通話する携帯端末(5a、5b、・・・)を接続し、
    前記親機は、不要な呼出を携帯端末で無視するために、前記子機からの呼出表示を携帯端末で行うかどうか、および/または前記子機からの呼出音を携帯端末で鳴動するかどうかを子機ごとに設定する設定部(12)を備えることを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記親機に、不要な呼出を前記親機および前記携帯端末で無視するために、子機からの呼出を一斉にキャンセルする取消ボタン(13)を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載のインターホンシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102665009A (zh) * 2012-05-17 2012-09-12 江苏经贸职业技术学院 一种高效绿色通信办公桌

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