JP2002008168A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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JP2002008168A
JP2002008168A JP2000191373A JP2000191373A JP2002008168A JP 2002008168 A JP2002008168 A JP 2002008168A JP 2000191373 A JP2000191373 A JP 2000191373A JP 2000191373 A JP2000191373 A JP 2000191373A JP 2002008168 A JP2002008168 A JP 2002008168A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防犯センサの防犯警戒設定解除を、住戸内に侵
入した不審者等が知り得ない所定の操作方法により可能
とし、セキュリティを向上させる。 【解決手段】インターホン親機1のモニタユニット10
に表示される防犯警戒設定解除の入力画面に対応して、
タッチ操作する座標をタッチパネルユニット11に設定
し、メモリ回路18には防犯警戒設定解除の入力中にタ
ッチパネルユニットに対するタッチ操作の複数座標デー
タおよび住戸内に侵入した不審者等が知り得ない所定の
順序(操作順序)を予め記憶させておき、定期的に更新
する。防犯センサ3の防犯警戒設定解除は、タッチパネ
ルユニットにてタッチ操作される複数座標および順序と
メモリ回路に記憶された複数座標データおよび順序とが
一致した場合にのみCPU回路14の制御により可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターホン装置に
係り、住戸の窓やドア若しくはその付近に設置される防
犯センサの防犯警戒設定を解除する際のセキュリティを
向上させたインターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のインターホン装置と
して、図4の構成図に示すインターホン装置が提案され
ている。
【0003】同図に示すインターホン装置において、住
戸内に設置されるインターホン親機101には、各伝送
線路L101、L102、L103を介して戸外に設置されるイ
ンターホン子機102、住戸の窓やドア若しくはその付
近に設置される防犯センサ103、住戸内に設置される
外部通報装置104がそれぞれ接続されている。また、
外部通報装置104には、公衆回線をなす電話回線L10
4、公衆網105、電話回線L105を介して警備会社等の
管理センターに設置される管理センター端末106が接
続されている。
【0004】インターホン親機101は、防犯センサ1
03を防犯警戒設定または防犯警戒設定解除するための
シーソスイッチやトグルスイッチ等で構成される切換ス
イッチ110と、防犯警戒設定中に発生した住戸内への
不審者等の侵入を点滅表示により住戸内に警報発報する
ためのLED等で構成される警報表示ランプ111と、
前述の警報発生を警報音の鳴動により住戸内に警報発報
するための親機スピーカ112と、住戸内に在室中の居
住者が戸外に居る来訪者との通話を成立させるために用
いるマイク113a、レシーバ113bを内蔵したハン
ドセット113とを有し、親機スピーカ112では、戸
外に居る来訪者からの呼出しを住戸内に呼出発報するた
めの呼出音も鳴動される。
【0005】インターホン子機102は、戸外に居る来
訪者が住戸内に在室中の居住者を呼出すために押下操作
する呼出ボタン120と、戸外に居る来訪者が住戸内に
在室中の居住者との通話を成立させるために用いる子機
マイク121、子機スピーカ122とを有し、子機スピ
ーカ122では、防犯警戒設定中に発生した住戸内への
不審者等の侵入を戸外に警報発報するための警報音も鳴
動される。
【0006】このように構成されたインターホン装置に
おいて、居住者が外出等で住戸内を不在とする前に、イ
ンターホン親機101の切換スイッチ110を切換える
と、この操作を検出したインターホン親機101は防犯
警戒状態となり、防犯センサ103を監視する。
【0007】上述の防犯警戒設定時において、不審者等
の住戸内への侵入を防犯センサ103が検出すると、伝
送線路L102を介してインターホン親機101に異常検
出信号が送出される。インターホン親機101は、防犯
センサ103からの異常検出信号を検出し警報発報状態
となり、警報表示ランプ111を点滅、例えば赤色に点
滅させるとともに親機スピーカ112にて警報音を鳴動
させることにより住戸内に警報発報し、かつ伝送線路L
101を介してインターホン子機102に警報音信号を送
出する。インターホン子機102は、警報発報状態のイ
ンターホン親機101からの警報音信号を適宜に信号処
理し、子機スピーカ122にて警報音を鳴動させること
により戸外に警報発報する。
【0008】また、警報発報状態のインターホン親機1
01は、防犯センサ103からの異常検出信号が検出さ
れた時点より計時を開始し、一定時間の経過後において
伝送線路L103を介して外部通報装置104に警報発生
信号を送出する。外部通報装置104は、警報発報状態
のインターホン親機101からの警報発生信号に警備会
社等の管理センターへの通報先情報を含有させた警報通
報信号を、電話回線L104、公衆網105、電話回線L1
05を介して当該警備会社等の管理センターに設置される
管理センター端末106に送出する。管理センター端末
106は、外部通報装置104からの警報通報信号を適
宜に信号処理し、モニタ等(図示せず)に文字情報や絵
情報を表示させることにより警報発報する。
【0009】尚、警報発報状態のインターホン親機10
1が計時中の一定時間内において、切換スイッチ110
の切換えにより防犯警戒設定が解除されると、管理セン
ター端末106への警報通報は行われない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インターホン装置において、防犯センサ103の防犯警
戒設定および防犯警戒設定解除は、インターホン親機1
01の切換スイッチ110の切換えで容易に可能である
ことから、住戸内に侵入した不審者等が防犯警戒設定解
除の操作方法を知り得る場合、警報発報状態のインター
ホン親機101から警備会社等の管理センターに設置さ
れる管理センター端末106へ警報通報される前に防犯
センサ103の防犯警戒設定を容易に解除でき、セキュ
リティの確保が困難であった。
【0011】本発明は、上述の難点を解消するためにな
されたもので、防犯センサの防犯警戒設定解除を、住戸
内に侵入した不審者等が知り得ない所定の操作方法によ
り可能とし、セキュリティを向上させたインターホン装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明によるインターホン装置は、住戸の窓や
ドア若しくはその付近に設置される防犯センサに伝送線
路を介して接続されるとともに住戸内に設置されて防犯
センサの防犯警戒設定および防犯警戒設定解除機能を有
するインターホン親機を備え、インターホン親機は、防
犯警戒設定および防犯警戒設定解除の入力画面を表示す
るためのLCD等で構成されるモニタユニットと、モニ
タユニットの画面に対応して座標が設定され、防犯警戒
設定および防犯警戒設定解除の入力をタッチ操作で行う
ためのタッチパネルユニットと、防犯警戒設定中に住戸
内への不審者等の侵入を検出した場合に警報音を発生す
るための警報音発生回路と、警報音を住戸内に鳴動する
ための親機スピーカと、防犯警戒設定解除の入力中にタ
ッチパネルユニットに対するタッチ操作の複数座標デー
タおよび順序を予め記憶するためのメモリ回路と、防犯
警戒設定および防犯警戒設定解除並びに不審者等の侵入
を検出した場合の警報発報を制御し、モニタユニットに
表示された防犯警戒設定解除の入力画面に対応してタッ
チパネルユニットで複数座標を順序でタッチ操作してメ
モリ回路に記憶された複数座標データおよび順序と一致
したとき防犯警戒設定を解除するためのCPU回路とを
有することを特徴としている。
【0013】また、本発明によるインターホン装置をな
すインターホン親機は、住戸内の警報発生を外部の警備
会社等の管理センターへ通報するための外部通報装置に
伝送線路を介して接続されることを特徴としている。
【0014】また、本発明によるインターホン装置をな
すインターホン親機は、戸外に設置され警報音を鳴動す
るインターン子機に伝送線路を介して接続されることを
特徴としている。
【0015】このようなインターホン装置によれば、イ
ンターホン親機のモニタユニットに表示される防犯警戒
設定解除の入力画面に対応して、タッチ操作する座標を
タッチパネルユニットに設定し、メモリ回路には防犯警
戒設定解除の入力中にタッチパネルユニットに対するタ
ッチ操作の複数座標データおよび住戸内に侵入した不審
者等が知り得ない所定の順序(操作順序)を予め記憶さ
せておき、定期的に更新することにより、防犯センサの
防犯警戒設定解除は、タッチパネルユニットにてタッチ
操作される複数座標および順序とメモリ回路に記憶され
た複数座標データおよび順序とが一致した場合にのみC
PU回路の制御により可能となりセキュリティが向上さ
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるインターホン
装置を適用した好ましい形態の一実施例について、図面
を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例によるインター
ホン装置の構成図であり、住戸内に設置されるインター
ホン親機1には、各伝送線路L1、L2、L3を介して戸外
に設置されるインターホン子機2、住戸の窓やドア若し
くはその付近に設置される防犯センサ3、住戸内に設置
される外部通報装置4がそれぞれ接続されている。ま
た、外部通報装置4には、公衆回線をなす電話回線L
4、公衆網5、電話回線L5を介して警備会社等の管理セ
ンターに設置される管理センター端末6が接続されてい
る。
【0018】インターホン親機1は、防犯センサ3の防
犯警戒設定および防犯警戒設定解除の入力画面等を表示
するためのLCD等で構成されるモニタユニット10
と、モニタユニット10の画面に対応して座標が設定さ
れ、防犯警戒設定および防犯警戒設定解除の入力等をタ
ッチ操作で行うためのタッチパネルユニット11と、防
犯警戒設定中に発生した住戸内への不審者等の侵入を警
報音の鳴動により住戸内に警報発報する親機スピーカ1
2と、住戸内に在室中の居住者が戸外に居る来訪者との
通話を成立させるために用いるマイク13a、レシーバ
13bを内蔵したハンドセット13とを有し、親機スピ
ーカ12では、戸外に居る来訪者からの呼出しを住戸内
に呼出発報するための呼出音も鳴動される。
【0019】インターホン子機2は、従来のインターホ
ン装置をなすインターホン子機102と同様な構成であ
り、戸外に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼出
すために押下操作する呼出ボタン30と、戸外に居る来
訪者が住戸内に在室中の居住者との通話を成立させるた
めに用いる子機マイク31、子機スピーカ32とを有
し、子機スピーカ32では、防犯警戒設定中に発生した
住戸内への不審者等の侵入を戸外に警報発報するための
警報音も鳴動される。
【0020】図2は、インターホン親機1の具体的な構
成を示す回路ブロック図であり、図1の構成図に示すモ
ニタユニット10、タッチパネルユニット11、親機ス
ピーカ12、ハンドセット13と、当該インターホン親
機の各種動作(防犯センサ防犯警戒設定および防犯警戒
設定解除、警報発報、外部通報、呼出検出、呼出発報、
通話、計時等)を制御するためのCPU回路14と、C
PU回路14の制御(警報発報制御)により能動とさ
れ、警報音(以下、警報音信号と称す)を発生するため
の警報音発生回路15と、CPU回路14の制御(呼出
発報制御)により能動とされ、呼出音(以下、呼出音信
号と称す)を発生するための呼出音発生回路16と、警
報音発生回路15からの警報音信号、呼出音発生回路1
6からの呼出音信号をそれぞれ増幅し親機スピーカ12
にて警報音、呼出音を鳴動させるためのスピーカアンプ
17と、CPU回路14により制御され、防犯警戒設定
解除の入力中のタッチパネルユニット11に対するタッ
チ操作の複数座標データおよび順序(操作順序)を予め
記憶するためのメモリ回路18と、ハンドセット13の
マイク13aに収音される住戸内に在室中の居住者から
の送話音をなす音声信号を増幅するためのマイクアンプ
19と、戸外に居る来訪者からの音声信号を増幅しハン
ドセット13のレシーバ13bにて受話音を鳴動させる
ためのレシーバアンプ20と、モニタユニット10とC
PU回路14との間の信号伝送路を形成するためのモニ
タユニットインターフェース回路(以下、インターフェ
ース回路についてはI/F回路と称す)21と、タッチ
パネルユニット11とCPU回路14との間の信号伝送
路を形成するためのタッチパネルユニットI/F回路2
2と、伝送線路L1を介してインターホン子機2に接続
される子機接続端子P1とCPU回路14、警報音発生
回路15、マイクアンプ19、レシーバアンプ20との
間の信号伝送路をそれぞれ形成するための子機I/F回
路23と、伝送線路L2を介して防犯センサ3に接続さ
れるセンサ接続端子P2とCPU回路14との間の信号
伝送路を形成するための防犯センサI/F回路24と、
伝送線路L3を介して外部通報装置4に接続される外部
通報接続端子P3とCPU回路14との間の信号伝送路
を形成するための外部通報I/F回路25とを有する。
【0021】このように構成された本発明の一実施例に
よるインターホン装置において、以下、その動作につい
て説明する。尚、本実施例では、戸外に居る来訪者が住
戸内に在室中の居住者を呼出して通話を成立させる動作
についての説明は省略する。
【0022】居住者が外出等で住戸内を不在とする前
に、インターホン親機1のモニタユニット10に予め表
示されている基本メニューの画面上の防犯警戒設定起動
部(図示せず)に対応して座標が設定されたタッチパネ
ルユニット11の有効ゾーン(図示せず)をタッチ操作
すると、タッチ操作された有効ゾーンの座標データS1
がタッチパネルユニットI/F回路22を介してCPU
回路14に送出される。タッチパネルユニット11から
の座標データS1に基づき居住者による防犯警戒設定起
動操作を検出したCPU回路14は、モニタユニット1
0に防犯警戒設定の入力画面(図示せず)を表示させる
ための画面表示制御信号S20を、モニタユニットI/F
回路21を介して当該モニタユニットに送出する。CP
U回路14からの画面表示制御信号S20を検出したモニ
タユニット10は、表示する当該画面を基本メニューの
画面から防犯警戒設定の入力画面に切換える。
【0023】次に、インターホン親機1のモニタユニッ
ト10に表示されている防犯警戒設定の入力画面を確認
した居住者が、当該防犯警戒設定の入力画面上の防犯警
戒設定部(図示せず)に対応して座標が設定されたタッ
チパネルユニット11の有効ゾーン(図示せず)をタッ
チ操作すると、タッチ操作された有効ゾーンの座標デー
タS2がタッチパネルユニットI/F回路22を介して
CPU回路14に送出される。タッチパネルユニット1
1からの座標データS2に基づき居住者による防犯警戒
設定操作を検出したCPU回路14は防犯警戒状態とな
り、防犯センサ3を監視するとともに、モニタユニット
10に図3の構成図に示す防犯警戒設定解除の入力画面
を表示させるための画面表示制御信号S21を、モニタユ
ニットI/F回路21を介して当該モニタユニットに送
出する。CPU回路14からの画面表示制御信号S21を
検出したモニタユニット10は、表示する当該画面を防
犯警戒設定の入力画面から図3の構成図に示す防犯警戒
設定解除の入力画面に切換える。
【0024】尚、インターホン親機1のモニタユニット
10に表示される図3の構成図に示す防犯警戒設定解除
の入力画面は、複数、ここでは5つの鍵のイラストK
1、K2、K3、K4、K5等で構成され、タッチパネルユ
ニット11には、各イラストK1、K2、K3、K4、K5
をタッチ操作するための有効ゾーンZ1、Z2、Z3、Z
4、Z5に対応して座標(座標データ)が設定されてい
る。また、インターホン親機1のメモリ回路18には、
タッチパネルユニット11の有効ゾーンZ1、Z2、Z
3、Z4、Z5に対応して設定された座標データと、当該
有効ゾーンをタッチ操作する順序(操作順序)、ここで
はZ1→Z2→Z3→Z4→Z5の順序データとが予め記憶
されている。
【0025】次に、上述の防犯警戒設定時において、不
審者等の住戸内への侵入を防犯センサ3が検出すると、
伝送線路L2、インターホン親機1のセンサ接続端子P
2、防犯センサI/F回路24を介してCPU回路14
に異常検出信号S30が送出される。防犯センサ3からの
異常検出信号S30を検出したCPU回路14は、警報発
報状態となり、モニタユニット10に警報の報知画面
(図示せず)を表示させるための画面表示制御信号S22
を、モニタユニットI/F回路21を介して当該モニタ
ユニットに送出するとともに、警報音発生回路15を能
動とする。CPU回路14からの画面表示制御信号S22
を検出したモニタユニット10は、表示する当該画面を
図3の構成図に示す防犯警戒設定解除の入力画面から警
報の報知画面に切換える。CPU回路14の制御(警報
発報制御)により能動とされた警報音発生回路15は、
警報音信号S40を発生し、この警報音信号S40はスピー
カアンプ17を介して増幅され親機スピーカ12にて警
報音を鳴動させることにより住戸内に警報発報するとと
もに、子機I/F回路23、子機接続端子P1、伝送線
路L1を介してインターホン子機2に伝送される。イン
ターホン子機2は、インターホン親機1の警報音発生回
路15からの警報音信号S40を適宜に信号処理し、子機
スピーカ32にて警報音を鳴動させることにより戸外に
警報発報する。
【0026】また、インターホン親機1の警報発報状態
をなすCPU回路14は、防犯センサ3からの異常検出
信号S30が検出された時点より計時を開始し、一定時間
経過後において外部通報I/F回路25、外部通報接続
端子P3、伝送線路L3を介して外部通報装置4に警報発
生信号S50を送出する。外部通報装置4は、インターホ
ン親機1のCPU回路14からの警報発生信号S50に警
備会社等の管理センターへの通報先情報を含有させた警
報通報信号S51を、電話回線L4、公衆網5、電話回線
L5を介して当該警備会社等の管理センターに設置され
る管理センター端末6に送出する。管理センター端末6
は、外部通報装置4からの警報通報信号S51を適宜に信
号処理し、モニタ(図示せず)に文字情報や絵情報を表
示させることにより警報発報する。
【0027】次に、上述の警報発報を確認した居住者
が、当該警報発報を停止させ防犯センサ3の防犯警戒設
定を解除するために、インターホン親機1のモニタユニ
ット10に表示されている警報の報知画面上の防犯警戒
設定解除起動部(図示せず)に対応して座標が設定され
たタッチパネルユニット11の有効ゾーン(図示せず)
をタッチ操作すると、タッチ操作された有効ゾーンの座
標データS3がタッチパネルユニットI/F回路22を
介してCPU回路14に送出される。タッチパネルユニ
ット11からの座標データS3に基づき居住者による防
犯警戒設定解除起動操作を検出したCPU回路14は、
モニタユニット10に図3の構成図に示す防犯警戒設定
解除の入力画面を表示させるための画面表示制御信号S
23を、モニタユニットI/F回路21を介して当該モニ
タユニットに送出する。CPU回路14からの画面表示
制御信号S23を検出したモニタユニット10は、表示す
る当該画面を警報の報知画面から図3の構成図に示す防
犯警戒設定解除の入力画面に切換える。
【0028】尚、居住者による防犯警戒設定解除起動操
作時において、インターホン親機1の警報音発生回路1
5は、CPU回路14の制御により能動状態が保持さ
れ、住戸内に警報発報する親機スピーカ12および戸外
に警報発報するインターホン子機2の子機スピーカ32
では警報音が継続して鳴動されている。
【0029】次に、インターホン親機1のモニタユニッ
ト10に表示されている図3の構成図に示す防犯警戒設
定解除の入力画面を確認した居住者が、当該防犯警戒設
定解除の入力画面上の5つの鍵のイラストK1、K2、K
3、K4、K5に対応して座標が設定されたタッチパネル
ユニット11の有効ゾーンZ1、Z2、Z3、Z4、Z5
を、メモリ回路18に予め記憶されている順序、即ち、
Z1→Z2→Z3→Z4→Z5の順序でタッチ操作すると、
タッチ操作された有効ゾーンZ1、Z2、Z3、Z4、Z5
の座標データS11、S12、S13、S14、S15がタッチパ
ネルユニットI/F回路22を介してCPU回路14に
順次送出される。CPU回路14は、タッチパネルユニ
ット11からの座標データS11、S12、S13、S14、S
15とメモリ回路18に予め記憶されていた座標データ、
順序データとを順次照合し、全て有効ゾーンZ1、Z2、
Z3、Z4、Z5内にありタッチ操作された順序が一致し
た場合(Z1→Z2→Z3→Z4→Z5)にのみ居住者によ
る防犯警戒設定解除操作を検出する。また、居住者によ
る防犯警戒設定解除操作を検出したCPU回路14は、
防犯センサ3の防犯警戒設定を解除するとともに、モニ
タユニット10に防犯警戒設定解除の確認画面(図示せ
ず)を表示させるための画面表示制御信号S24を、モニ
タユニットI/F回路21を介して当該モニタユニット
に送出し、かつ警報音発生回路15を非能動とする。C
PU回路14からの画面表示制御信号S24を検出したモ
ニタユニット10は、表示する当該画面を図3の構成図
に示す防犯警戒設定解除の入力画面から防犯警戒設定解
除の確認画面に切換える。CPU回路14の制御により
警報音発生回路15が非能動となると、住戸内に警報発
報する親機スピーカ12および戸外に警報発報するイン
ターホン子機2の子機スピーカ32での警報音の鳴動は
停止される。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインターホン装置によれば、インターホン親機のモニ
タユニットに表示される防犯警戒設定解除の入力画面に
対応して、タッチ操作する座標をタッチパネルユニット
に設定し、メモリ回路には防犯警戒設定解除の入力中に
タッチパネルユニットに対するタッチ操作の複数座標デ
ータおよび住戸内に侵入した不審者等が知り得ない所定
の順序(操作順序)を予め記憶させておき、定期的に更
新することにより、防犯センサの防犯警戒設定解除は、
タッチパネルユニットにてタッチ操作される複数座標お
よび順序とメモリ回路に記憶された複数座標データおよ
び順序とが一致した場合にのみCPU回路の制御により
可能となりセキュリティが向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるインターホン装置の構
成図である。
【図2】本発明の一実施例によるインターホン装置をな
すインターホン親機の具体的な構成を示す回路ブロック
図である。
【図3】本発明の一実施例によるインターホン装置をな
すインターホン親機のモニタユニットに表示される防犯
警戒設定解除の入力画面の一例を示す構成図である。
【図4】従来のインターホン装置の構成図である。
【符号の説明】
1・・・・・インターホン親機 2・・・・・インターホン子機 3・・・・・防犯センサ 4・・・・・外部通報装置 10・・・・・モニタユニット 11・・・・・タッチパネルユニット 12・・・・・親機スピーカ 14・・・・・CPU回路 15・・・・・警報音発生回路 18・・・・・メモリ回路 L1、L2、L3・・・・・伝送線路
フロントページの続き Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 BB40 CC20 EE03 FF04 GG43 GG52 GG57 GG66 HH03 5C087 AA02 AA03 AA09 AA10 AA25 AA32 AA44 BB12 BB46 BB64 BB65 BB74 DD05 DD06 DD24 EE20 FF01 FF24 GG08 GG13 GG19 GG46 5K038 AA00 CC02 DD08 DD18 GG02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住戸の窓やドア若しくはその付近に設置さ
    れる防犯センサ(3)に伝送線路(L2)を介して接続
    されるとともに住戸内に設置されて前記防犯センサの防
    犯警戒設定および防犯警戒設定解除機能を有するインタ
    ーホン親機(1)を備え、前記インターホン親機は、前
    記防犯警戒設定および前記防犯警戒設定解除の入力画面
    を表示するためのLCD等で構成されるモニタユニット
    (10)と、前記モニタユニットの画面に対応して座標
    が設定され、前記防犯警戒設定および前記防犯警戒設定
    解除の入力をタッチ操作で行うためのタッチパネルユニ
    ット(11)と、前記防犯警戒設定中に前記住戸内への
    不審者等の侵入を検出した場合に警報音を発生するため
    の警報音発生回路(15)と、前記警報音を前記住戸内
    に鳴動するための親機スピーカ(12)と、前記防犯警
    戒設定解除の入力中に前記タッチパネルユニットに対す
    る前記タッチ操作の複数座標データおよび順序を予め記
    憶するためのメモリ回路(18)と、前記防犯警戒設定
    および前記防犯警戒設定解除並びに前記不審者等の侵入
    を検出した場合の警報発報を制御し、前記モニタユニッ
    トに表示された前記防犯警戒設定解除の入力画面に対応
    して前記タッチパネルユニットで前記複数座標を前記順
    序でタッチ操作して前記メモリ回路に記憶された前記複
    数座標データおよび順序と一致したとき前記防犯警戒設
    定を解除するためのCPU回路(14)とを有すること
    を特徴とするインターホン装置。
  2. 【請求項2】前記インターホン親機は、前記住戸内の警
    報発生を外部の警備会社等の管理センターへ通報するた
    めの外部通報装置(4)に伝送線路(L3)を介して接
    続されることを特徴とする請求項1記載のインターホン
    装置。
  3. 【請求項3】前記インターホン親機は、戸外に設置され
    前記警報音を鳴動するインターン子機(2)に伝送線路
    (L1)を介して接続されることを特徴とする請求項1
    記載のインターホン装置。
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WO2006046556A1 (ja) * 2004-10-27 2006-05-04 International Business Machines Corporation 盗難防止機能を備えた電子機器、制御方法、及び制御プログラム

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