JPH11261712A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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Publication number
JPH11261712A
JPH11261712A JP10059759A JP5975998A JPH11261712A JP H11261712 A JPH11261712 A JP H11261712A JP 10059759 A JP10059759 A JP 10059759A JP 5975998 A JP5975998 A JP 5975998A JP H11261712 A JPH11261712 A JP H11261712A
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JP
Japan
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signal
fire
circuit
gas leak
intercom
Prior art date
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Pending
Application number
JP10059759A
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English (en)
Inventor
Koji Yamada
浩二 山田
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターホン親機から離れた場所や騒音の大き
な環境下において、ドアホン子機からの呼出や火災およ
びガス漏れ発生等の非常事態を報知し、居住者に確認さ
せる。 【解決手段】ドアホン子機1、火災感知器3若しくは中
継器5またはガス漏れ検知器4へ接続されドアホン子機
からの呼出や火災感知器若しくは中継器またはガス漏れ
検知器からの火災・ガス漏れの警報を無線通信で信号を
送出する無線信号送信回路29を内蔵したインターホン
親機2と、無線信号送信回路から送出された信号を受信
する無線信号受信回路40および受信した信号により振
動する振動部41を内蔵した携帯受信機6とを備えてお
り、携帯受信機は、無線信号受信回路で受信した信号に
より受信表示する表示回路42および(または)鳴動す
るスピーカ44を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はインターホン装置
に係わり、特に住宅や老人ホーム、病院、会社、工場に
設置されるインターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のインターホン装置と
して、図2に示す構成のインターホン装置が提案されて
いる。同図に示すインターホン装置は、通常、住宅や老
人ホーム、病院、会社、工場等の玄関に設置されるドア
ホン子機101、室内に居室親機として設置されるイン
ターホン親機102と、火災発生、ガス漏れ発生等の非
常事態をそれぞれ感知/検知し、伝送路L102および伝
送路L102上に設置される中継器105、伝送路L103を
それぞれ介してインターホン親機102に接続される火
災感知器103、ガス漏れ検知器104とで構成され
る。尚、前述のインターホン親機102と火災感知器1
03間は、中継器105を介さずに伝送路L102のみで
接続させてもよい。
【0003】ドアホン子機101は、来訪者がインター
ホン親機102を使用する居住者を呼び出す呼出時に押
下操作する呼出ボタンスイッチ110と、居住者との通
話を成立する音声(音声信号)の送受のために用いられ
る子機マイク111、子機スピーカ112とを備えてお
り、伝送路L101を介してインターホン親機102の子
機側端子T101に接続される。
【0004】インターホン親機102は、制御回路(以
下、CPUと称す)120と、ドアホン子機101の呼
出ボタンスイッチ110が押下されたことを検出し、子
機側端子T101とCPU120間に接続される呼出検出
回路121と、伝送路L102が接続された感知器側端子
T102とCPU120間に接続される火災I/F回路1
22と、伝送路L103が接続された検知器側端子T103と
CPU120間に接続されるガスI/F回路123と、
来訪者の呼出操作によるドアホン子機101からの呼出
を居住者に報知するための電気信号である呼出音信号S
111を生成送出する呼出音出力回路124と、火災発生
およびガス漏れ発生の非常事態を居住者に報知するため
の電気信号である火災警報メッセージ信号S112、ガス
漏れ警報メッセージ信号S113をそれぞれ生成送出する
音声合成IC125と、前述の内線呼出音信号S111、
火災警報メッセージ信号S112、ガス漏れ警報メッセー
ジ信号S113をそれぞれ増幅し、出力側に接続された親
機スピーカ127に送出する増幅回路126と、上述の
呼出時、火災発生時、ガス漏れ発生時にそれぞれ点滅さ
れる呼出用LED128a、火災用LED128b、ガ
ス漏れ用LED128cが内蔵された表示回路128
と、居住者が来訪者との通話を成立する音声(音声信
号)の送受のために用いられるハンドセットレシーバ1
30aとハンドセットマイク130bから成るハンドセ
ット130が接続された通話回路129とを備えてい
る。
【0005】このように構成されたインターホン装置に
おいて、来訪者が室内の居住者を呼び出す呼出時におい
て、ドアホン子機101の呼出ボタンスイッチ110を
押下すると呼出信号S101が送出される。この呼出信号
S101は、伝送路L101、インターホン親機102の子機
側端子T101を介して呼出検出回路121にて呼出検出
され、CPU120に入力される。
【0006】呼出信号S101を入力検出したCPU12
0は、呼出音出力回路124を能動にし、親機スピーカ
127を鳴動させるための電気信号である呼出音信号S
111を生成送出させるとともに、表示回路128に内蔵
された呼出用LED128aを点滅させる。また、呼出
音信号S111は、増幅回路126にて増幅され、親機ス
ピーカ127より呼出音として放音されることから、室
内の居住者は、来訪者からの呼出を確認することができ
る。更に、来訪者からの呼出を確認した居住者が、イン
ターホン親機102のハンドセット130を取り上げる
ような応対操作を行うと(図示せず)、CPU120の
制御により形成される通話路であるハンドセット130
が接続された通話回路129、子機側端子T101、伝送
路L101を介して、居住者が用いるハンドセット130
と、来訪者が用いるドアホン子機101の子機マイク1
11、子機スピーカ112間で通話が成立する。
【0007】次に、室内で火災が発生した火災発生時に
おいて、火災感知器103がこの火災を感知すると火災
感知信号S102が送出される。この火災感知信号S102
は、伝送路L102および伝送路L102上に設置される中継
器105、インターホン親機102の感知器側端子T10
2、火災I/F回路122を介してCPU120に送出
され、入力検出される。
【0008】火災感知信号S102を入力検出したCPU
120は、音声合成IC125を能動にし、親機スピー
カ127を鳴動させるための電気信号である火災警報メ
ッセージ信号S112を生成送出させるとともに、表示回
路128に内蔵された火災用LED128bを点滅させ
る。また、火災警報メッセージ信号S112は、増幅回路
126にて増幅され、親機スピーカ127より火災発生
を報知する「火事です、火事です、火災が発生しまし
た。安全を確かめて避難して下さい。」等の火災警報メ
ッセージとして放音されることから、室内の居住者は、
火災発生の非常事態を確認することができる。
【0009】次に、室内でガス漏れが発生したガス漏れ
発生時において、ガス漏れ検知器104がこのガス漏れ
を検知するとガス漏れ検知信号S103が送出される。こ
のガス漏れ検知信号S103は、伝送路L103、インターホ
ン親機102の検知器側端子T103、ガスI/F回路1
23を介してCPU120に送出され、入力検出され
る。
【0010】ガス漏れ検知信号S103を入力検出したC
PU120は、上述と同様に、音声合成IC125を能
動にし、親機スピーカ127を鳴動させるための電気信
号であるガス漏れ警報メッセージ信号S113を生成送出
させるとともに、表示回路128に内蔵されたガス漏れ
用LED128cを点滅させる。また、ガス漏れ警報メ
ッセージ信号S113は、上述の火災メッセージ信号S112
と同様に、増幅回路126にて増幅され、親機スピーカ
127よりガス漏れ発生を報知する「ガス漏れです。」
等のガス漏れ警報メッセージとして放音されることか
ら、室内の居住者は、ガス漏れ発生の非常事態を確認す
ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インターホン装置は、以上のように構成されているの
で、来訪者からの呼出や、火災発生およびガス漏れ発生
等の非常事態を、インターホン親機102を使用する居
住者に報知し確認させるためには、親機スピーカ127
より放音される音(呼出音、火災警報メッセージ、ガス
漏れ警報メッセージ)が聞こえるような近距離や騒音の
少ない環境下であるか、または、騒音の大きい環境下で
は、居住者から表示回路128に内蔵された各LED
(呼出用LED128a、火災用LED128b、ガス
漏れ用LED128c)の点滅が見える場所に限定さ
れ、インターホン親機102から離れた場所や騒音の大
きな環境下では、上述の来訪者からの呼出や、火災発生
およびガス漏れ発生等の非常事態を、居住者が確認でき
ないといった難点があった。
【0012】本発明は上述の難点を解消するためになさ
れたもので、インターホン親機のCPU(制御回路)の
制御により能動にされる回路に無線信号送信回路を付加
し、その無線信号送信回路からの出力を、居住者が携帯
可能な携帯受信機に無線伝送させ、携帯受信機を振動さ
せるとともに、携帯受信機に備えられる表示回路とスピ
ーカを駆動させることにより、インターホン親機から離
れた場所や騒音の大きな環境下でも、来訪者からの呼出
や、火災発生およびガス漏れ発生等の非常事態を、居住
者が確認可能なインターホン装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明によるインターホン装置は、ドアホン子
機、火災感知器若しくは中継器またはガス漏れ検知器へ
接続されドアホン子機からの呼出や火災感知器若しくは
中継器またはガス漏れ検知器からの火災・ガス漏れの警
報を無線通信で信号を送出する無線信号送信回路を内蔵
したインターホン親機と、無線信号送信回路から送出さ
れた信号を受信する無線信号受信回路および受信した信
号により振動する振動部を内蔵した携帯受信機とを備え
ている。
【0014】また、上述の携帯受信機は、無線信号受信
回路で受信した信号により受信表示する表示回路および
(または)鳴動するスピーカを備えている。このような
インターホン装置によれば、来訪者の呼出操作によるド
アホン子機からインターホン親機を使用する居住者への
呼出、火災発生やガス漏れ発生等の非常事態の居住者へ
の報知を、インターホン親機のみならず、居住者が携帯
可能な携帯受信機へインターホン親機から出力される無
線信号の信号パターンの相違に基づいて、携帯受信機に
備えられる振動部、表示回路、スピーカをそれぞれ異な
るパターンで駆動させることにより、インターホン親機
から離れた場所や騒音の大きな環境下においても、その
呼出や非常事態を居住者に報知し確認させることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるインターホン
装置を適用した好ましい形態例を、一実施例として図面
を参照して説明する。図1に示すインターホン装置は、
通常、住宅や老人ホーム、病院、会社、工場等の玄関に
設置されるドアホン子機1、室内に居室親機として設置
されるインターホン親機2と、火災発生、ガス漏れ発生
等の非常事態を感知/検知し、伝送路L2および伝送路
L2上に設置される中継器5、伝送路L3をそれぞれ介し
てインターホン親機2に接続される火災感知器3、ガス
漏れ検知器4と、インターホン親機2を使用する居住者
が携帯可能であり、後述する来訪者の呼出操作によるド
アホン子機1からインターホン親機2を使用する居住者
への呼出、火災発生およびガス漏れ発生の非常事態をそ
れぞれ報知する機能を有する携帯受信機6とで構成され
る。尚、上述のインターホン親機2と火災感知器3間
は、中継器5を介さずに伝送路L2のみで接続させても
よい。
【0016】ドアホン子機1は、来訪者がインターホン
親機2を使用する居住者を呼び出す呼出時に押下操作す
る呼出ボタンスイッチ10と、居住者との通話を成立す
る音声(音声信号)の送受のために用いられる子機マイ
ク11、子機スピーカ12とを備えており、伝送路L1
を介してインターホン親機2の子機側端子T1に接続さ
れる。
【0017】インターホン親機2は、制御回路(以下、
CPUと称す)20と、ドアホン子機1の呼出ボタンス
イッチ10が押下されたことを検出する呼出検出回路2
1と、伝送路L2が接続された感知器側端子T2とCPU
20間に接続される火災I/F回路22と、伝送路L3
が接続された検知器側端子T3とCPU20間に接続さ
れるガスI/F回路23と、来訪者の呼出操作によるド
アホン子機1からの呼出を居住者に報知するための電気
信号である呼出音信号S21を生成送出する呼出音出力回
路24と、火災発生およびガス漏れ発生の非常事態を居
住者に報知するための電気信号である火災警報メッセー
ジ信号S22、ガス漏れ警報メッセージ信号S23をそれぞ
れ生成送出する音声合成IC25と、前述の呼出音信号
S21、火災警報メッセージ信号S22、ガス漏れ警報メッ
セージ信号S23をそれぞれ増幅し、出力側に接続された
親機スピーカ27に送出する増幅回路26と、上述の呼
出時、火災発生時、ガス漏れ発生時にそれぞれ点滅され
る呼出用LED28a、火災用LED28b、ガス漏れ
用LED28cが内蔵された表示回路28と、CPU2
0の制御により携帯受信機6を動作させるための無線信
号S51、S52、S53をそれぞれ生成送出する無線信号送
信回路29と、居住者が来訪者との通話を成立する音声
(音声信号)の送受のために用いられるハンドセットレ
シーバ31aとハンドセットマイク31bから成るハン
ドセット31が接続された通話回路30とを備えてい
る。
【0018】携帯受信機6は、インターホン親機2の無
線信号送信回路29より送出される無線信号S51、S5
2、S53をそれぞれ入力/受信する無線信号受信回路4
0と、無線信号受信回路40の制御により携帯受信機6
本体を振動させる振動部41と、呼出時、火災発生時、
ガス漏れ発生時にそれぞれ点滅される呼出用LED42
a、火災用LED42b、ガス漏れ用LED42cが内
蔵された表示回路42と、無線信号受信回路40より生
成送出される呼出音信号S81、火災警報音信号S82、ガ
ス漏れ警報音信号S83をそれぞれ増幅し、出力側に接続
された受信機スピーカ44に送出する増幅回路43とを
備えている。
【0019】ドアホン子機1は、伝送路L1、インター
ホン親機2の子機側端子T1、呼出検出回路21を介し
てCPU20の第1の入力端子P1に、火災感知器3の
出力側は、伝送路L2および伝送路L2上に設置される中
継器5、インターホン親機2の感知器側端子T2、火災
I/F回路22を介してCPU20の第2の入力端子P
2に、ガス漏れ検知器4の出力側は、伝送路L3、インタ
ーホン親機2の検知器端子T3、ガスI/F回路23を
介してCPU20の第3の入力端子P3にそれぞれ接続
される。また、ハンドセット31が接続された通話回路
30は、子機側端子T1およびCPU10の第1の入出
力端子P8にそれぞれ接続される。
【0020】インターホン親機2のCPU20の第1の
出力端子P4、第2の出力端子P5、第3の出力端子P
6、第4の出力端子P7は、呼出音出力回路24、音声合
成IC25、表示回路28、無線信号送信回路29の入
力側にそれぞれ接続されており、呼出音出力回路24、
音声合成IC25の出力側は、増幅回路26を介して親
機スピーカ27に接続される。
【0021】携帯受信機6の無線信号受信回路40の出
力側は、振動部41、表示回路42、出力側が受信機ス
ピーカ44に接続された増幅回路43の入力側にそれぞ
れ接続される。このように構成されたインターホン装置
において、以下、その動作について説明する。
【0022】来訪者が室内の居住者を呼び出す呼出時に
おいて、ドアホン子機1の呼出ボタンスイッチ10を押
下すると呼出信号S1が送出される。この呼出信号S1
は、伝送路L1、インターホン親機2の子機側端子T1を
介して呼出検出回路21にて呼出検出され、CPU20
の第1の入力端子P1に入力される。呼出信号S1を入力
検出したCPU20は、第1の出力端子P4より呼出音
出力回路24を能動にするための制御信号S11を、第3
の出力端子P6より表示回路28に内蔵された呼出用L
ED28aを点滅させるための点滅駆動信号S31を、第
4の出力端子P7より無線信号送信回路29を能動にす
るための制御信号S41をそれぞれ送出することから、呼
出音出力回路24より親機スピーカ27を鳴動させるた
めの電気信号である呼出音信号S21が生成送出され、増
幅回路26にて増幅され、親機スピーカ27より呼出音
として放音されるとともに、表示回路28に内蔵された
呼出用LED28aが点滅され、無線信号送信回路29
より制御信号S41に該当した無線信号S51が送出され、
携帯受信機6に無線伝送される。
【0023】無線信号S51を入力検出した携帯受信機6
の無線信号受信回路40は、振動部41を駆動させるた
めの駆動制御信号S61と、表示回路42に内蔵された呼
出用LED42aを点滅させるための点滅駆動信号S71
と、受信機スピーカ44を鳴動させるための電気信号で
ある呼出音信号S81をそれぞれ送出することから、振動
部41が駆動され携帯受信機6本体が振動し、表示回路
42に内蔵された呼出用LED42aが点滅するととも
に、呼出音信号S81が増幅回路43にて増幅され、受信
機スピーカ44より呼出音として放音されることによ
り、室内の居住者は、インターホン親機2および携帯受
信機6双方で、来訪者からの呼出を確認することができ
る。また、来訪者からの呼出を確認した居住者が、イン
ターホン親機2のハンドセット31を取り上げるような
応対操作を行うと(図示せず)、CPU20の制御によ
り形成される通話路であるハンドセット31が接続され
た通話回路30、子機側端子T1、伝送路L1を介して、
居住者が用いるハンドセット31と、来訪者が用いるド
アホン子機1の子機マイク11、子機スピーカ12間で
通話が成立する。
【0024】次に、室内で火災が発生した火災発生時に
おいて、火災感知器3がこの火災を感知すると火災感知
信号S2が送出される。この火災感知信号S2は、伝送路
L2および伝送路L2上に設置される中継器5、インター
ホン親機2の感知器側端子T2、火災I/F回路22を
介して、CPU20の第2の入力端子P2に送出され、
入力検出される。
【0025】火災感知信号S2を入力検出したCPU2
0は、第2の出力端子P5より音声合成IC25を能動
にするための制御信号S12を、第3の出力端子P6より
表示回路28に内蔵された火災用LED28bを点滅さ
せるための点滅駆動信号S32を、第4の出力端子P7よ
り無線信号送信回路29を能動にするための上述の呼出
時に送出される制御信号S41とは異なる出力パターンの
制御信号S42をそれぞれ送出することから、音声合成I
C25より親機スピーカ27を鳴動させるための電気信
号である火災警報メッセージ信号S22が生成送出され、
増幅回路26にて増幅され、親機スピーカ27より火災
発生を報知する「火事です、火事です、火災が発生しま
した。安全を確かめて避難して下さい。」等の火災警報
メッセージとして放音されるとともに、表示回路28に
内蔵された火災用LED28bが点滅され、無線信号送
信回路29より制御信号S42に該当した上述の呼出時に
送出される無線信号S51とは異なる出力パターンの無線
信号S52が送出され、携帯受信機6に無線伝送される。
【0026】無線信号S52を入力検出した携帯受信機6
の無線信号受信回路40は、振動部41を駆動させるた
めの無線信号S52に該当した上述の呼出時に送出される
駆動制御信号S61とは異なる出力パターンの駆動制御信
号S62と、表示回路42に内蔵された火災用LED42
bを点滅させるための点滅駆動信号S72と、受信機スピ
ーカ44を鳴動させるための電気信号である火災警報音
信号S82をそれぞれ送出することから、振動部41が駆
動され、上述の呼出時とは異なるパターンで携帯受信機
6本体が振動し、表示回路42に内蔵された火災用LE
D42bが点滅するとともに、火災警報音信号S82が増
幅回路43にて増幅され、受信機スピーカ44より火災
警報音として放音されることにより、室内の居住者は、
インターホン親機2および携帯受信機6双方で、室内で
火災が発生した非常事態であることを確認することがで
きる。
【0027】次に、室内でガス漏れが発生したガス漏れ
発生時において、ガス漏れ検知器4がこのガス漏れを検
知するとガス漏れ検知信号S3が送出される。このガス
漏れ検知信号S3は、伝送路L3、インターホン親機2の
検知器側端子T3、ガスI/F回路23を介して、CP
U20の第3の入力端子P3に送出され、入力検出され
る。
【0028】ガス漏れ検知信号S3を入力検出したCP
U20は、第2の出力端子P5より音声合成IC25を
能動にするための上述の火災発生時に送出される制御信
号S12とは異なる出力パターンの制御信号S13を、第3
の出力端子P6より表示回路28に内蔵されたガス漏れ
用LED28cを点滅させるための点滅駆動信号S33
を、第4の出力端子P7より無線信号送信回路29を能
動にするための上述の呼出時、火災発生時にそれぞれ送
出される制御信号S41、S42とは異なる出力パターンの
制御信号S43をそれぞれ送出することから、音声合成I
C25より親機スピーカ27を鳴動させるための電気信
号であるガス漏れ警報メッセージ信号S23が生成送出さ
れ、増幅回路26にて増幅され、親機スピーカ27より
ガス漏れ発生を報知する「ガス漏れです。」等のガス漏
れ警報メッセージとして放音されるとともに、表示回路
28に内蔵されたガス漏れ用LED28cが点滅され、
無線信号送信回路29より制御信号S43に該当した上述
の呼出時、火災発生時にそれぞれ送出される無線信号S
51、S52とは異なる出力パターンの無線信号S53が送出
され、携帯受信機6に無線伝送される。
【0029】無線信号S53を入力検出した携帯受信機6
の無線信号受信回路40は、振動部41を駆動させるた
めの無線信号S53に該当した上述の呼出時、火災発生時
にそれぞれ送出される駆動制御信号S61、S62とは異な
る出力パターンの駆動制御信号S63と、表示回路42に
内蔵されたガス漏れ用LED42cを点滅させるための
点滅駆動信号S73と、受信機スピーカ44を鳴動させる
ための電気信号であるガス漏れ警報音信号S83をそれぞ
れ送出することから、振動部41が駆動され、上述の呼
出時、火災発生時とは異なるパターンで携帯受信機6本
体が振動し、表示回路42に内蔵されたガス漏れ用LE
D42cが点滅するとともに、ガス漏れ警報音信号S83
が増幅回路43にて増幅され、受信機スピーカ44より
ガス漏れ警報音として放音されることにより、室内の居
住者は、インターホン親機2および携帯受信機6双方
で、室内でガス漏れが発生した非常事態であることを確
認することができる。
【0030】尚、上記実施例では、室内の居住者が携帯
可能な携帯受信機において、呼出時、火災発生およびガ
ス漏れ発生等の非常事態時をそれぞれ報知する手段とし
て、振動部、表示回路、受信機スピーカをそれぞれ用い
て報知させたが、報知手段として振動部のみを付加し、
携帯受信機の無線信号受信回路の制御に伴う振動部の駆
動による携帯受信機本体の振動パターンの相違に基づい
て、上述の呼出時および非常事態時を居住者に報知し確
認させてもよく、また、上記実施例では、インターホン
親機および携帯受信機にそれぞれ備えられる表示回路と
してLED(呼出用LED、火災用LED、ガス漏れ用
LED)を点滅させたが、表示回路にLCDを用いて文
字表示させても上記実施例と同様な効果を奏する。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるインターホン装置によれば、来訪者の呼出操作に
よるドアホン子機からインターホン親機を使用する居住
者への呼出、火災発生やガス漏れ発生等の非常事態の居
住者への報知を、インターホン親機のみならず、インタ
ーホン親機より送出される無線信号の信号パターンの相
違に基づいて、居住者が携帯可能な携帯受信機におい
て、携帯受信機本体の振動、LEDの点滅、呼出音およ
び警報音の放音によりそれぞれ報知させることにより、
インターホン親機から離れた場所や騒音の大きな環境下
においても、その呼出や非常事態を確認することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインターホン装置の一実施例の構
成を示すブロック図。
【図2】従来のインターホン装置の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1・・・・・ドアホン子機 2・・・・・インターホン親機 3・・・・・火災感知器 4・・・・・ガス漏れ検知器 5・・・・・中継器 6・・・・・携帯受信機 29・・・・・無線信号送信回路 40・・・・・無線信号受信回路 41・・・・・振動部 42・・・・・表示回路 44・・・・・スピーカ(受信機スピーカ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアホン子機(1)、火災感知器(3)若
    しくは中継器(5)またはガス漏れ検知器(4)へ接続
    され前記ドアホン子機からの呼出や前記火災感知器若し
    くは中継器またはガス漏れ検知器からの火災・ガス漏れ
    の警報を無線通信で信号を送出する無線信号送信回路
    (29)を内蔵したインターホン親機(2)と、前記無
    線信号送信回路から送出された信号を受信する無線信号
    受信回路(40)および受信した信号により振動する振
    動部(41)を内蔵した携帯受信機(6)とを備えたこ
    とを特徴とするインターホン装置。
  2. 【請求項2】前記携帯受信機は、前記無線信号受信回路
    で受信した信号により受信表示する表示回路(42)お
    よび(または)鳴動するスピーカ(44)を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
JP10059759A 1998-03-11 1998-03-11 インターホン装置 Pending JPH11261712A (ja)

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