JP2003324535A - セキュリティ機能付きインターホン装置 - Google Patents

セキュリティ機能付きインターホン装置

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JP2003324535A
JP2003324535A JP2002127115A JP2002127115A JP2003324535A JP 2003324535 A JP2003324535 A JP 2003324535A JP 2002127115 A JP2002127115 A JP 2002127115A JP 2002127115 A JP2002127115 A JP 2002127115A JP 2003324535 A JP2003324535 A JP 2003324535A
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security
crime prevention
sensor
unit
alarm
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JP2002127115A
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Fumi Hoshiya
ふみ 星屋
Tomohito Abe
智仁 阿部
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Aiphone Co Ltd
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Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】居住者による防犯設定の解除操作を容易にし、
不審者による防犯設定の解除操作を困難にする。 【解決手段】居住者と呼出・通話を行なうための玄関子
機3と、玄関子機の呼出しにより来訪者に応答するとと
もに、防犯センサ2が接続され防犯センサからの入力に
基づき警報を発報する居室親機1とを有し、居室親機
は、防犯センサからの入力により警報を発報するための
報知スピーカ18と、防犯センサの防犯設定および解除
の操作を行なうためのタッチパネル操作部13と、防犯
設定の解除をするためタッチパネル操作部の操作により
順次読み出される座標情報出力パターンと予めメモリ1
1に記憶されている座標情報パターンとを比較照合する
制御を行なって比較照合された結果、一致したときには
防犯設定を解除し、一致しないときには防犯設定を維持
するCPU12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セキュリティ機能
付きインターホン装置に係り、特に、防犯センサからの
入力に基づき警告音を発報する居室親機を備えるセキュ
リティ機能付きインターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のセキュリティ機能付
きインターホン装置として、住戸の玄関等に設置される
玄関子機と、住戸内に設置される居室親機と、住戸の窓
や扉等に設置される防犯センサとを備えるセキュリティ
機能付きインターホン装置が提案されている。
【0003】このような構成のセキュリティ機能付きイ
ンターホン装置においては、居室親機に装備された防犯
警戒設定スイッチ若しくは玄関等の戸外に設置された外
部キースイッチ等の操作により防犯警戒状態になり、住
戸内への不審者の侵入が監視されるように構成されてい
る。すなわち、この防犯警戒状態において、不審者が住
戸の窓や扉を開放(以下、開扉という)すると、当該開
扉が防犯センサによって検出され、これに基づいて居室
親機の表示灯が点滅するとともに、報知スピーカから警
報音が鳴動し、戸外に警報されるように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、盗難
事故等の頻発により各家庭において防犯意識が高揚し、
上記のセキュリティ機能について利便性がよく防犯性に
優れた防犯警報機能や報知機能が求められている。すな
わち、居住者による開扉であれば防犯警報が発報され
ず、不審者の侵入に伴う開扉であれば早急に防犯警報を
発報しなればならないという矛盾を克服する必要があ
り、このため、防犯警戒の設定を解除する手段として、
居住者による開扉時には発報し難くかつ居住者が防犯警
戒の設定を容易に解除することができ、また不審者の侵
入による開扉時には即時に発報しかつ不審者が防犯警戒
の設定を容易に解除することができないようなセキュリ
ティ機能付きインターホン装置が求められている。
【0005】このため、従来のセキュリティ機能付きイ
ンターホン装置においては、開扉と同時に防犯警報が発
報されるように構成され、また居住者は帰宅時等におい
て外部キースイッチを操作することによって防犯警戒の
設定を解除することができるように構成されている。
【0006】しかしながら、このようなセキュリティ機
能付きインターホン装置においては、次のような難点が
あった。
【0007】第1に、居住者は扉の錠前のキーとは別に
防犯設定および防犯設定の解除のキーを所持して外出す
る必要があり、このためキーの管理に利便性を欠くとい
う難点があった。
【0008】第2に、扉の錠前のキーに、防犯設定およ
び防犯設定を解除させる手段を兼用させることも案出さ
れているが、昨今のピッキング犯罪においては不審者の
侵入に対し全く効果がないという難点があった。
【0009】第3に、防犯警報の発報停止操作が簡単で
あることから、不審者によって防犯警報の発報が容易に
停止され、ひいては不審者に対して威嚇する効果が喪失
し、また近隣への報知ができないという難点があった。
【0010】第4に、親機にテンキーを装備させて暗証
番号による報知解除手段も提案されているが、インター
ホン装置にテンキーは不要な場合が多く、防犯警報の用
途のみにテンキーを装備させることは、インターホン操
作の誤操作を招くばかりでなく、高価になるという難点
があった。
【0011】本発明は上述の難点を解消するためになさ
れたもので、居住者による防犯設定の解除を容易にし、
不審者による警報発報の解除を困難にし、利便性がよ
く、防犯性に優れたセキュリティ機能付きインターホン
装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のセキュリティ機能付きインターホン装置
は、居住者と呼出・通話を行なうための玄関子機と、玄
関子機の呼出しにより来訪者に応答するとともに、防犯
センサが接続され防犯センサからの入力に基づき警報を
発報する居室親機とを有し、居室親機は、防犯センサか
らの入力により警報を発報するための報知スピーカと、
防犯センサの防犯設定および解除の操作を行なうための
タッチパネル操作部と、防犯設定の解除をするためタッ
チパネル操作部の操作により順次読み出される座標情報
出力パターンと予めメモリに記憶されている座標情報パ
ターンとを比較照合する制御を行なって比較照合された
結果、一致したときには防犯設定を解除し、一致しない
ときには防犯設定を維持するCPUとを備えている。
【0013】また、本発明のセキュリティ機能付きイン
ターホン装置におけるCPUは、タッチパネル操作部の
操作によりメモリに記憶される座標情報パターンを新規
登録および変更させるように構成されている。
【0014】また、本発明のセキュリティ機能付きイン
ターホン装置における防犯センサは、複数個設けられ、
それぞれが個別に居室親機に接続され、CPUは、防犯
センサからの入力に基づきセンサ入力されたセンサ設置
箇所を特定し警報させるように構成されている。
【0015】また、本発明のセキュリティ機能付きイン
ターホン装置は、居住者と呼出・通話を行なうための玄
関子機と、玄関子機の呼出しにより来訪者に応答する居
室親機と、防犯センサが接続され防犯センサからの入力
に基づき居室親機に警報を発報させる制御を行なうター
ミナルアダプタとを有し、居室親機は、ターミナルアダ
プタとデータの送受信を行なうための居室親機通信イン
ターフェースと、ターミナルアダプタの防犯センサから
の入力により警報を発報するための報知スピーカと、防
犯センサの防犯設定や解除の操作を行なうためのタッチ
パネル操作部とを備え、ターミナルアダプタは、居室親
機とデータの送受信を行なうためのターミナルアダプタ
通信インターフェースと、防犯センサからの入力により
警報を発報するために居室親機を制御するとともに、防
犯設定の解除をするためタッチパネル操作部の操作によ
り順次読み出される座標情報出力パターンと予めメモリ
に記憶されている座標情報パターンとを比較照合する制
御をし、比較照合された結果、一致したときには防犯設
定を解除し、一致しないときには防犯設定を維持するタ
ーミナルアダプタCPUとを備えている。
【0016】また、本発明のセキュリティ機能付きイン
ターホン装置におけるターミナルアダプタCPUは、タ
ッチパネル操作部の操作によりメモリに記憶される座標
情報パターンを新規登録および変更させるように構成さ
れている。
【0017】また、本発明のセキュリティ機能付きイン
ターホン装置における防犯センサは、複数個設けられ、
それぞれが個別にターミナルアダプタに接続され、ター
ミナルアダプタCPUは、防犯センサからの入力に基づ
きセンサ入力されたセンサ設置箇所を特定し警報させる
ように構成されている。
【0018】また、本発明のセキュリティ機能付きイン
ターホン装置におけるターミナルアダプタCPUは、防
犯センサからの入力に基づき玄関子機から警報させるよ
うに構成されている。
【0019】また、本発明のセキュリティ機能付きイン
ターホン装置におけるターミナルアダプタCPUは、防
犯センサからの入力に基づき警報通知される外部移報装
置に接続されている。
【0020】本発明のセキュリティ機能付きインターホ
ン装置によれば、タッチパネル操作部の操作により順次
読み出される座標情報出力パターンと予めメモリに記憶
されている座標情報パターンが一致したときに防犯設定
が解除されることから、座標情報パターンを知っている
居住者のみが帰宅時等において防犯設定の解除を容易に
行なうことができる。これに対して、不審者は座標情報
パターンを知らないことから、住戸内への侵入による警
戒警報の発報を解除することができないことになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のセキュリティ機能
付きインターホン装置を適用した好ましい実施の形態例
について、図面にしたがって説明する。
【0022】図1は、本発明のセキュリティ機能付きイ
ンターホン装置のシステム構成図、図2は、同装置のブ
ロック図を示している。
【0023】これらの図において、本発明のセキュリテ
ィ機能付きインターホン装置は、住戸内に設置される居
室親機1と、住戸の窓やドア若しくはその付近に設置さ
れる防犯センサ2と、住戸の玄関先に設置される玄関子
機3とを備えている。ここで、防犯センサ2は、例えば
第1〜第3の防犯センサ2a,2b、2cで構成され、
これらの第1〜第3の防犯センサ2a,2b、2cは、
それぞれ第1〜第3の伝送路L1〜L3を介して居室親
機1に接続され、また、玄関子機3は、第4の伝送路L
4を介して居室親機1に接続されている。
【0024】居室親機1は、座標情報パターンを記憶す
るメモリ11と、各部(回路)を制御するためのCPU
12と、防犯設定部13a、パターン入力部13bおよ
び防犯解除部13cを備えるタッチパネル操作部13
と、警報表示部14aおよび防犯設定表示部14bを備
える液晶表示部14と、住戸内への不審者の侵入を検出
する第1〜第3の検出部15a、15b、15cから構
成されるセンサ検出部15と、玄関子機3からの呼び出
しを検出するとともに通話を制御する呼出検出/通話制
御部16と、第1〜第3の防犯センサ2a、2b、2c
からの入力により警報を発報するための音声発生/増幅
部17と、警報音の鳴動により住戸内に警報発報する報
知スピーカ18と、居住者が来訪者と通話を成立させる
ための送受器19とを備えている。ここで、CPU12
は、メモリ11、タッチパネル操作部13、液晶表示部
14、センサ検出部15を構成する第1〜第3の検出部
15a、15b、15cおよび呼出検出/通話制御部1
6に接続され、第1の検出部15aは第1の伝送路L1
に、第2の検出部15bは第2の伝送路L2に、第3の
検出部15cは第3の伝送路L3に、呼出検出/通話制
御部16は第4の伝送路L4、音声発生/増幅部17お
よび送受器19に接続され、音声発生/増幅部17には
報知スピーカ18が接続されている。
【0025】次に、本発明のセキュリティ機能付きイン
ターホン装置の動作について説明する。なお、居室親機
1に対する玄関子機3からの呼出しにより、居住者と来
訪者が拡声状態で通話する点は、従来のセキュリティ機
能付きインターホン装置インターホン装置と同様である
ことから詳細な説明を省略する。
【0026】まず、防犯設定の解除をするための座標情
報パターンは次のようにしてメモリ11に記憶される。
すなわち、居住者がタッチパネル操作部13のパターン
入力部13bをタッチ操作すると、CPU12の制御に
より液晶表示部14に、図3(a)に示すような入力画
面が表れる。ここで、居住者が例えば「風船」→「黄」
→「耳」→「白」の順序でタッチ操作すると、かかるタ
ッチ操作に対応する座標データがCPU12へ順次送出
される。そして、かかる座標データがCPU12で検出
されると、CPU12の制御によりメモリ11に座標情
報パターン(「風船」→「黄」→「耳」→「白」)が記
憶される。
【0027】このようにして、タッチパネル操作部13
の操作により座標情報パターンをメモリ11に新規に登
録することができるが、かかる座標情報パターンは、パ
ターン入力部13bからの他のパターンの入力により変
更することができる。
【0028】次に、上述の登録された座標情報パターン
を記憶している居住者が外出する際に、タッチパネル操
作部13の防犯設定部13aをタッチ操作すると、CP
U12から第1、第2の防犯設定信号が出力され、第1
の防犯設定信号が呼出検出/通話制御部16および音声
発生/増幅部17を経由して報知スピーカ18へ伝送さ
れ、第2の防犯設定信号が液晶表示部14の防犯設定表
示部14bへ伝送される。これにより、報知スピーカ1
8から防犯設定された旨が報知されるとともに、防犯設
定表示部14bに「防犯設定されました」という文字が
表示される。
【0029】また、居住者が帰宅した場合は、タッチパ
ネル操作部13の防犯解除部13cをタッチ操作する
と、CPU12の制御により液晶表示部14に、図3
(b)に示すような解除画面が表れる。ここで、居住者
が予めメモリ11に記憶させた座標情報パターンと同一
の座標情報パターン、すなわち、「風船」→「黄」→
「耳」→「白」の順序でタッチ操作すると、CPU12
の制御により座標情報出力パターン(「風船」→「黄」
→「耳」→「白」)が順次読み出される。かかる座標情
報出力パターンは、CPU12の制御により予めメモリ
11記憶されている座標情報パターンと比較照合され、
両者のパターンが一致したときには防犯設定が解除さ
れ、一致しないときには防犯設定が維持される。この実
施例では、居住者が予め記憶させた座標情報パターンと
同一の座標情報パターンを入力しているため、CPU1
2の制御により防犯設定が解除される。
【0030】一方、例えば第1の防犯センサ2aの設置
箇所から不審者が侵入すると、第1の防犯センサ2aか
らセンサ信号が出力され、このセンサ信号が第1の伝送
路L1および第1の検出部15aを介してCPU12へ
伝送される。
【0031】そして、かかるセンサ信号がCPU12で
検出されると、CPU12から第1、第2のセンサ検出
信号が出力され、第1のセンサ検出信号が呼出検出/通
話制御部16および音声発生/増幅部17を経由して報
知スピーカ18へ伝送され、第2のセンサ検出信号が液
晶表示部14の警報表示部14aへ伝送される。これに
より、報知スピーカ18から防犯警報が発報されるとと
もに、警報表示部14aに「第1の防犯センサ2aが働
きました」という文字が表示される。
【0032】これらの報知スピーカ18からの防犯警報
の発報と警報表示部14aによる表示により、居住者は
第1の防犯センサ2aの設置箇所から不審者が侵入した
ことを知ることができる。同様に、第2の防犯センサ2
bの設置箇所から不審者が侵入すると、報知スピーカ1
8から防犯警報が発報されるとともに、警報表示部14
aに「第2の防犯センサ2bが働きました」という文字
が表示されることから、居住者は不審者の侵入箇所を特
定することができる。
【0033】なお、報知スピーカ18からの防犯警報で
は、各防犯センサ2a、2bを取り付けた場所を特定す
るメッセージ、例えば「玄関で防犯異常発生。」のよう
なメッセージを発報することが可能である。
【0034】ここで、不審者が防犯設定を解除するため
に、防犯解除部13cをタッチ操作して何らかの座標情
報パターンを入力すると、CPU12の制御によって入
力により順次読み出される座標情報出力パターンと予め
メモリ11に記憶された座標情報パターンとが比較照合
され、両者のパターンが不一致となることから、CPU
12の制御により防犯設定はそのまま維持される。
【0035】図4は、本発明の他の実施例に係るセキュ
リティ機能付きインターホン装置のシステム構成図、図
5は、同装置のブロック図を示している。なお、これら
の図において、図1および図2と共通する部分には同一
の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0036】図4および図5において、本発明のセキュ
リティ機能付きインターホン装置は、住戸内に設置され
る居室親機6と、住戸の窓やドア若しくはその付近に設
置される防犯センサ2と、住戸の玄関先に設置される玄
関子機3と、住戸の分電盤等に設置されるターミナルア
ダプタ5と、住戸内に設置される外部移報装置7を備え
ている。ここで、防犯センサ2は、例えば第1〜第3の
防犯センサ2a,2b、2cで構成され、これらの第1
〜第3の防犯センサ2a,2b、2cは、それぞれ第1
〜第3の伝送路L1〜L3を介してターミナルアダプタ
5に接続され、また、このターミナルアダプタ5には、
第4の伝送路L4を介して玄関子機3が、第5の伝送路
L5を介して居室親機6が、第6の伝送路L6を介して
外部移報装置7がそれぞれ接続されている。
【0037】ターミナルアダプタ5は、座標情報パター
ンを記憶するメモリ51(以下「ターミナルメモリ5
1」という。)と、各部(回路)を制御するためのCP
U52(以下「ターミナルアダプタCPU52」とい
う。)と、住戸内への不審者の侵入を検出する第1〜第
3の検出部54a、54b、54c(以下「第1〜第3
のターミナル検出部54a、54b、54c」とい
う。)から構成されるセンサ検出部54(以下「ターミ
ナルセンサ検出部54」という。)と、玄関子機3から
の呼び出しを検出するとともに通話を制御する呼出検出
/通話制御部53(以下「ターミナル呼出検出/通話制
御部53」という。)と、居室親機6とデータの送受信
を行うための通信インターフェース55(以下「ターミ
ナルアダプタ通信IF55」という。)とを備えてい
る。ここで、ターミナルアダプタCPU52は、ターミ
ナルメモリ51、ターミナルセンサ検出部54を構成す
る第1〜第3のターミナル検出部54a、54b、54
c、ターミナル呼出検出/通話制御部53、ターミナル
アダプタ通信IF55および第6の伝送路L6に接続さ
れ、第1のターミナル検出部54aは第1の伝送路L1
に、第2のターミナル検出部54bは第2の伝送路L2
に、第3のターミナル検出部54cは第3の伝送路L3
に接続されている。
【0038】居室親機6は、ターミナルアダプタ5とデ
ータの送受信を行うための居室親機通信インターフェー
ス61(以下「居室親機通信IF61」という。)と、
各部(回路)を制御するための居室親機CPU62と、
防犯設定部63a、パターン入力部63bおよび防犯解
除部63cを備えるタッチパネル操作部63と、警報表
示部64aおよび防犯設定表示部64bを備える液晶表
示部64と、第1〜第3の防犯センサ2a、2b、2c
からの入力により警報を発報するための音声発生/増幅
部67と、警報音の鳴動により住戸内に警報発報する報
知スピーカ68と、居住者が来訪者と通話を成立させる
ための送受器69とを備えている。ここで、居室親機C
PU62は、居室親機通信IF61、タッチパネル操作
部63、液晶表示部64、音声発生/増幅部67および
送受器69に接続され、居室親機通信IF61には第5
の伝送路L5を介してターミナルアダプタ通信IF55
が接続され、音声発生/増幅部67には報知スピーカ6
8が接続されている。
【0039】このような構成のセキュリティ機能付きイ
ンターホン装置において、居住者がタッチパネル操作部
63のパターン入力部63bをタッチ操作すると、前述
の実施例と同様に、居室親機CPU62の制御により液
晶表示部64に、図3(a)に示すような入力画面が表
れる。ここで、居住者が前述の実施例と同様に、例えば
「風船」→「黄」→「耳」→「白」の順序でタッチ操作
すると、かかるタッチ操作に対応する座標データが居室
親機CPU62、居室親機通信IF61、第5の伝送路
L5およびターミナルアダプタ通信IF55を介してタ
ーミナルアダプタCPU52へ順次送出される。そし
て、かかる座標データがターミナルアダプタCPU52
で検出されると、ターミナルアダプタCPU52の制御
によりターミナルメモリ51に座標情報パターン(「風
船」→「黄」→「耳」→「白」)が記憶される。
【0040】次に、居住者が外出する際に、タッチパネ
ル操作部63の防犯設定部63aをタッチ操作すると、
居室親機CPU62から第1、第2の防犯設定信号が出
力され、第1の防犯設定信号が音声発生/増幅部67を
経由して報知スピーカ68へ伝送され、第2の防犯設定
信号が液晶表示部64の防犯設定表示部64bへ伝送さ
れる。これにより、前述の実施例と同様に、報知スピー
カ68から防犯設定された旨が報知されるとともに、防
犯設定表示部64bに「防犯設定されました」という文
字が表示される。
【0041】そして、帰宅した居住者が、前述の実施例
と同様にタッチパネル操作部63の防犯解除部63cを
タッチ操作して、予めメモリ11に記憶させた座標情報
パターンと同一の座標情報パターンを入力すると、かか
る座標情報パターンが居室親機CPU62、居室親機通
信IF61、第5の伝送路L5およびターミナルアダプ
タ通信IF55を介してターミナルアダプタCPU52
へ送出される。かかる座標情報パターンがターミナルア
ダプタCPU52で検出されると、前述の実施例と同様
にターミナルアダプタCPU52の制御により、座標情
報出力パターンが読み出され、この座標情報出力パター
ンと予めターミナルメモリ51に記憶されている座標情
報パターンとが比較照合され、両者のパターンが一致す
ればターミナルアダプタCPU52の制御により防犯設
定が解除され、一致しなければ防犯設定が維持される。
【0042】従って、この実施例においても、前述の実
施例と同様に、タッチパネル操作部の操作により順次読
み出される座標情報出力パターンと予めメモリに記憶さ
れている座標情報パターンが一致したときに防犯設定が
解除されることから、座標情報パターンを知っている居
住者のみが帰宅時等において防犯設定の解除を行なうこ
とができ、これに対して不審者は座標情報パターンを知
らないことから、住戸内への侵入による警戒警報の発報
を解除することができないことになる。
【0043】一方、例えば第1の防犯センサ2aの設置
箇所から不審者が侵入すると、第1の防犯センサ2aか
らセンサ信号が出力され、このセンサ信号が第1の伝送
路L1、第1のターミナル検出部54aを介してターミ
ナルアダプタCPU52へ伝送される。そして、かかる
センサ信号がターミナルアダプタCPU52で検出され
ると、ターミナルアダプタCPU52から第1、第2の
センサ検出信号が出力され、第1のセンサ検出信号がタ
ーミナルアダプタ通信IF55、第5の伝送路L5、居
室親機通信IF61、居室親機CPU62および音声発
生/増幅部67を経由して報知スピーカ68へ伝送さ
れ、第2のセンサ検出信号がターミナルアダプタ通信I
F55、第5の伝送路L5、居室親機通信IF61およ
び居室親機CPU62を経由して液晶表示部64の警報
表示部64aへ伝送される。これにより、前述の実施例
と同様に報知スピーカ68から防犯警報が発報されると
ともに、警報表示部64aに「第1の防犯センサ2aが
働きました」という文字が表示される。ここで、第1の
センサ検出信号は、ターミナル呼出検出/通話制御部5
3および第4の伝送路L4を介して玄関子機3の子機ス
ピーカへ送出して、この子機スピーカから防犯警報を発
報させてもよい。また、第1のセンサ検出信号を第6の
伝送路L6を介して外部移報装置7へ送出し、この外部
移報装置7から警備会社等へ警報通知してもよい。この
場合、ターミナルアダプタ5と居室親機6を接続する第
5の伝送路L5が意図的に切断されても、警報発報でき
るという利点がある。
【0044】従って、この実施例においても、前述の実
施例と同様に、作動した防犯センサの設置箇所から不審
者の住戸への侵入箇所を特定することができる。
【0045】なお、前述の実施例においては、3個の防
犯センサを居室親機若しくはターミナルアダプタに接続
した場合について述べているが、本発明はこれに限定さ
れず、セキュリティ機能付きインターホン装置の規模に
応じて防犯センサの設置個数を増減することができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のセキュリティ機能付きインターホン装置によれば、タ
ッチパネル操作部の操作により順次読み出される座標情
報出力パターンと予めメモリに記憶されている座標情報
パターンが一致したときに防犯設定が解除されることか
ら、座標情報パターンを知っている居住者のみが帰宅時
等において防犯設定の解除を容易に行なうことができ
る。これに対して、不審者は座標情報パターンを知らな
いことから、住戸内への侵入による警戒警報の発報を解
除することができないことになる。従って、本発明にお
いては、利便性がよく防犯性に優れたセキュリティ機能
付きインターホン装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセキュリティ機能付きインターホン装
置の一実施例を示すシステム構成図。
【図2】本発明のセキュリティ機能付きインターホン装
置の一実施例を示すブロック図。
【図3】本発明のセキュリティ機能付きインターホン装
置における液晶表示部の画面を示す図で、図3(a)は
座標情報パターンの入力画面を示す図、図3(b)は座
標情報パターンの解除画面を示す図。
【図4】本発明の他の実施例に係るセキュリティ機能付
きインターホン装置のシステム構成図。
【図5】本発明の他の実施例に係るセキュリティ機能付
きインターホン装置のブロック図。
【符号の説明】
1・・・・居室親機 11・・・・メモリ 12・・・・CPU 13・・・・タッチパネル操作部 18・・・・報知スピーカ 2・・・・防犯センサ 3・・・・玄関子機 5・・・・ターミナルアダプタ 51・・・・メモリ(ターミナルメモリ) 52・・・・ターミナルアダプタCPU 55・・・・ターミナルアダプタ通信IF 6・・・・居室親機 61・・・・居室親機通信IF 63・・・・タッチパネル操作部 68・・・・報知スピーカ 7・・・・外部移報装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5C084 AA02 AA10 BB33 CC02 CC20 DD75 EE01 EE03 FF03 FF21 GG13 GG37 GG43 GG52 HH03 HH05 HH12 5C087 AA02 AA09 AA10 AA25 AA40 AA44 BB03 BB32 BB74 DD03 EE16 EE18 FF01 FF05 FF19 FF20 GG09 GG11 GG18 GG24 GG46 5K038 AA07 CC02 DD15 DD18 GG02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】居住者と呼出・通話を行なうための玄関子
    機(3)と、前記玄関子機の呼出しにより来訪者に応答
    するとともに、防犯センサ(2)が接続され前記防犯セ
    ンサからの入力に基づき警報を発報する居室親機(1)
    とを有し、 前記居室親機は、前記防犯センサからの入力により警報
    を発報するための報知スピーカ(18)と、前記防犯セ
    ンサの防犯設定および解除の操作を行なうためのタッチ
    パネル操作部(13)と、前記防犯設定の解除をするた
    め前記タッチパネル操作部の操作により順次読み出され
    る座標情報出力パターンと予めメモリ(11)に記憶さ
    れている座標情報パターンとを比較照合する制御を行な
    って比較照合された結果、一致したときには前記防犯設
    定を解除し、一致しないときには前記防犯設定を維持す
    るCPU(12)とを備えたことを特徴とするセキュリ
    ティ機能付きインターホン装置。
  2. 【請求項2】前記CPUは、前記タッチパネル操作部の
    操作により前記メモリに記憶される座標情報パターンを
    新規登録および変更させるものであることを特徴とする
    請求項1記載のセキュリティ機能付きインターホン装
    置。
  3. 【請求項3】前記防犯センサは、複数個設けられ、それ
    ぞれが個別に前記居室親機に接続され、前記CPUは、
    前記防犯センサからの入力に基づきセンサ入力されたセ
    ンサ設置箇所を特定し警報させるものであることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のセキュリティ機能
    付きインターホン装置。
  4. 【請求項4】居住者と呼出・通話を行なうための玄関子
    機(3)と、前記玄関子機の呼出しにより来訪者に応答
    する居室親機(6)と、防犯センサ(2)が接続され前
    記防犯センサからの入力に基づき前記居室親機に警報を
    発報させる制御を行なうターミナルアダプタ(5)とを
    有し、 前記居室親機は、前記ターミナルアダプタとデータの送
    受信を行なうための居室親機通信インターフェース(6
    1)と、前記ターミナルアダプタの防犯センサからの入
    力により警報を発報するための報知スピーカ(68)
    と、前記防犯センサの防犯設定や解除の操作を行なうた
    めのタッチパネル操作部(63)とを備え、 前記ターミナルアダプタは、前記居室親機とデータの送
    受信を行なうためのターミナルアダプタ通信インターフ
    ェース(55)と、前記防犯センサからの入力により警
    報を発報するために前記居室親機を制御するとともに、
    前記防犯設定の解除をするため前記タッチパネル操作部
    の操作により順次読み出される座標情報出力パターンと
    予めメモリ(51)に記憶されている座標情報パターン
    とを比較照合する制御をし、比較照合された結果、一致
    したときには前記防犯設定を解除し、一致しないときに
    は前記防犯設定を維持するターミナルアダプタCPU
    (52)とを備えたことを特徴とするセキュリティ機能
    付きインターホン装置。
  5. 【請求項5】前記ターミナルアダプタCPUは、前記タ
    ッチパネル操作部の操作により前記メモリに記憶される
    座標情報パターンを新規登録および変更させるものであ
    ることを特徴とする請求項4記載のセキュリティ機能付
    きインターホン装置。
  6. 【請求項6】前記防犯センサは、複数個設けられ、それ
    ぞれが個別に前記ターミナルアダプタに接続され、前記
    ターミナルアダプタCPUは、前記防犯センサからの入
    力に基づきセンサ入力されたセンサ設置箇所を特定し警
    報させるものであることを特徴とする請求項4または請
    求項5記載のセキュリティ機能付きインターホン装置。
  7. 【請求項7】前記ターミナルアダプタCPUは、前記防
    犯センサからの入力に基づき前記玄関子機から警報させ
    るものであることを特徴とする請求項4乃至請求項6何
    れか1項記載のセキュリティ機能付きインターホン装
    置。
  8. 【請求項8】前記ターミナルアダプタCPUは、前記防
    犯センサからの入力に基づき警報通知される外部移報装
    置(7)に接続されていることを特徴とする請求項4乃
    至請求項7何れか1項記載のセキュリティ機能付きイン
    ターホン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007116630A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007116630A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム

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