JP4736924B2 - インターホンシステム - Google Patents
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Description
これによれば、集合住宅に住む住人を訪ねてきた訪問者や荷物を届けに来た宅配業者等の来客者は、まず共同玄関等に設置されたロビーインターホンから訪問したい住戸を呼び出し、この呼び出しを受けた住人は、ロビーインターホンに内蔵されたカメラからのモニター画像をインターホン親機のモニターで確認し、会話をしてから、共同玄関の施錠を解き、その後、各住戸の玄関に来客者が来て、玄関先に設置されたドアホン子器からの呼び出しに応じて、住人が玄関扉を開けるようになっている。また、警報監視盤を更に備えたインターホンシステムでは、管理室等に設置された警報監視盤と、インターホン親機やロビーインターホンとが相互通話できるよう構成されている。
近年、インターホンシステムにおいても、防犯上の観点から様々なセキュリティ対策がなされているが、宅配業者や集合住宅の住人等になりすまして集合住宅内に侵入し、住人が玄関扉を開けた瞬間に押し入ったりという事件が相次いでおり問題となっている。
なお来客通知メッセージは、音声出力に限られず、表示部へのメッセージ表示、可変させた鳴動パターン等としてもよい。またここで個別情報とは、集合住宅の住人であることや宅配業者であること等、ドアホン子器の個別情報読取手段によって読み取った情報をいう。
ここで生体情報とは、人間の体の一部より得る情報をいい、具体的には指紋や虹彩、或いは指や掌の静脈パターン等を読み取って得られる情報をいう。
よって、住人は来客者を把握できた状態で玄関扉を開けることになるので、不審者の侵入を防ぐことができ、セキュリティ対策のなされたインターホンシステムとすることができる。
また警報監視盤は、インターホン親機の来客通知メッセージテーブルに来客通知メッセージを書き込み、消去できる来客メッセージ登録設定手段を備えているので、集合住宅を管理する管理室等で、各住戸や出入りする宅配業者等に応じた内容に一括して書き換え更新することができる。よって、集合住宅の住人が引越しする等して変更があったような場合でも、警報監視盤から該当する住戸に設けられたインターホン親機に対して、メッセージ内容を書換え更新することができる。
そして各住戸の玄関先には、上記ドアホン子器2が設置されるとともに、個別情報読取手段Raを備えた個別情報読取装置Rが設けられ、インターホン親機1と接続されている。
インターホン親機1は、少なくとも制御部10、各制御線、通話線、映像線で構成された伝送ラインL1を通じて各種信号を伝送するための伝送送受信部19、ドアホン子器2やロビーインターホン6からの映像を映し出し、液晶表示器等で構成されたモニタ部14、伝送ラインL1、L3を通じて入力された映像信号を制御し、モニタ部14に映像信号を出力して表示させる映像処理部15、伝送ラインL1、L3を通じてドアホン子器2やロビーインターホン6、警報監視盤5との相互通話ができるよう制御をする通話処理部12、各種操作キー等で構成された操作スイッチ部17、SW入力部16、各種プログラム等が記憶された記憶部18、制御部10からの信号に応じて来客通知メッセージを生成し報知したり、ロビーインターホン6やドアホン子器2からの呼出等を報知するための報知音を生成し出力する報知音生成制御部11を備えている。通話処理部12には音声を入出力するマイクロホンM及びスピーカSPが接続されており、報知音生成制御部11には、スピーカSPが接続されている。そして、インターホン親機1は、インターフェース部13を介してドアホン子器2及び個別情報読取装置Rと伝送ラインL3、L6で接続されている。
尚、来客通知メッセージテーブル18aは、上記のようにインターホン親機1に備える構成に限らず、例えばインターホン親機1と接続される警報監視盤5の記憶部53或いはサーバ等の他の機器に記憶させ、来客者の個別情報を受信する毎に来客通知メッセージテーブル18aを参照する構成としてもよい。
尚、個別情報読取装置Rは、上記のようにインターホン親機1へ直接個人情報を送信する構成としてもよいが、これに限定されず、ドアホン子器2に内蔵する構成、即ち、ドアホン子器2の制御部に個別情報送信手段を設け、個別情報読取装置Rで読み取った個別情報をインターホン親機1へ送信する構成としてもよい。
このロビーインターホン6は、来客者やマンションの住人は、操作スイッチ部62を操作すると、住戸番号に対応したインターホン親機1を選択したことになり、ロビーインターホン6と伝送ラインL4で接続された警報監視盤5へ選択された住戸番号が送信され、警報監視盤5から住戸番号に対応する住戸のインターホン親機1に対して、呼出元のロビーインターホン6に割り当てられている固有アドレスが付加された制御信号(呼出コマンド)が送信される構成としている。
ここで個別情報送信手段Rbは、読み取った個別情報を所定の信号に変換をしてから、インターホン親機1に送信するが、このとき、個別情報を暗号化して送るようにすれば、一層情報セキュリティ対策のなされたインターホンシステムSとすることができる。
この図例では、個別情報読取装置Rで読み取られた個別情報は、まず個別情報送信手段Rbによって所定の信号に変換され、これを受け取ったインターホン親機1側で識別番号(A、B、C・・・)に変換される。よって、来客通知メッセージテーブル18aのテーブルTには、該識別番号に対応して、種々メッセージが登録されている。
例えば、識別番号「A」に対しては、「登録されている方が来られました」、識別番号「C」に対しては「太郎君が帰ってきました」等のメッセージを割り当てて登録する。
また、テーブルTに登録されている識別番号を参照した結果、該当する識別番号が登録されていないと判別した際に通知される識別番号「Z」「登録されていない方が来られました」というメッセージも登録される。
尚、来客通知メッセージの例は図のものに限定されないことは言うまでもなく、例えば出入している宅配業者の会社名やマンションの住人の氏名等を含むものとしてもよいし、最も簡単な態様として、登録されている来客者と、未登録の来客者のみを識別するものとしてもよい。
これによれば、例えばマンションの住人が引越しする等して変更があったときでも、すぐに管理人側で該当する住戸に設けられたインターホン親機1に対して、メッセージ内容を書換え更新することができる。このとき、登録する来客通知メッセージは、来客者の種別(マンションの住人、住人、宅配業者等)に分けて、定型メッセージを選択して登録できる構成としてもよい。
また警報監視盤5では、インターホン親機1の来客通知メッセージテーブル18aに来客者の個別情報のみを書き込み、それに対応させた来客通知メッセージは、インターホン親機1側で登録可能な構成としてもよい。
この場合、インターホン親機1側で好みの来客通知メッセージを割り当てて登録することができる。
このような記録媒体は、マンションの管理組合等が発行管理し、来客者に持参させる等する方式とすれば、セキュリティ性を高めることができる。また記憶媒体は携帯しやすく、利用する者にとって使い勝手がよいというメリットもある。
また、マンションに出入する宅配業者に対しては、管理人等に登録を申し出るシステムにしておけば、マンションの住人に荷物を届ける際に、所定の記録媒体を提示してもらうことにより、マンションの住人側は、安心して荷物の受け取りができることになる。
この場合、具体的には指紋や掌の静脈パターン、網膜等のバイオメトリクスを用いて読み取ることが挙げられる。
例えば、指紋によって個別情報を読み取る場合は、ドアホン子器2の呼出スイッチ部22を指紋読取可能なリーダ部Rとすれば、来客者は、ドアホン子器2の呼出スイッチ部22を指で押下げすれば、生体情報が読み取られるので、操作を簡単にすることができる。また生体情報を読み取るものの場合は、他人のなりすましが難しく、紛失や盗難の恐れがないため、インターホン親機1により通知される情報がより信頼性の高いものとすることができる。
これによれば、ロビーインターホンから呼び出しをした来客者、特に個別情報を持たない人に対して、応答することができ、またロビーインターホンから呼び出しをした来客者は、所定時間内に玄関先まで到達しないとドアホン子器2から呼び出しができない構成となっているので、ロビーインターホン6を介さず、突然訪問してくる訪問販売等、住人が歓迎しない来客からの呼び出しを防止することができる。一方、ロビーインターホン6を介さずに訪問可能な同じ集合住宅の住人や登録されている宅配業者であれば、所定の記録媒体等を持参して訪問することになり、玄関先に設置された個別情報読取装置Rから呼び出し可能であるので、普段の生活に支障をきたすことがない。
住戸の玄関先まで来た来客者が提示した個別情報を個別情報読取装置Rが読取ると(100)、個別情報を所定の信号に変換し、インターホン親機1へ送信する(101)。
個別情報読取装置Rから個別情報を受信したインターホン親機1は(102)、個別情報を判別し(103)、所定の識別番号に変換する等して、来客通知メッセージテーブル18aを参照する(104)。
このとき、まず所定のテーブルT中に該当する識別番号が登録されているかの参照を行う。該当する識別番号があった場合は、その識別番号に対応した来客通知メッセージが登録されているため、その登録されているメッセージを出力する(106)。
尚、基本動作やソフトプログラムの構成はこれに限定されず、ここでの通知は音声出力に限られず、インターホン親機1の表示部(不図示)にメッセージを表示するものや可変させた鳴動パターンを出力するものとしてもよい。
また来客通知メッセージが流れる前に、インターホン親機1でドアホン子器2の鳴動音と同じ「ピンポーン」等というチャイム音を流せば、住人は来客者があったことに気付き、次に流れる来客通知メッセージに注意を向けることができる。
また、個別情報読取装置Rがドアホン子器2に内蔵されている場合は、呼出スイッチ部22が操作された後に、個別情報の読取を促すメッセージやドアホン子器2に表示部(不図示)を設け表示させる構成としてもよい。
1 インターホン親機
10a 個別情報認識手段
11a 来客メッセージ通知手段
18a 来客通知メッセージテーブル
2 ドアホン子器
R 個別情報読取装置
Ra 個別情報読取手段
Rb 個別情報送信手段
5 警報監視盤
50a 来客メッセージ登録設定手段
6 ロビーインターホン
Claims (4)
- 住戸の玄関先に設置されたドアホン子器と、住戸内に設置され、前記ドアホン子器が接続されたインターホン親機と、共同玄関に設置されたロビーインターホンと、管理室等に設置された警報監視盤とを少なくとも組み合わせて構成したインターホンシステムにおいて、
上記住戸の玄関先には、来客者から提示された個別情報を読み取り、読み取った個別情報を上記インターホン親機へ送信する個別情報読取装置を備えて構成され、
上記インターホン親機は、個別情報読取装置から個別情報を受信したときには、来客者の個別情報に予め対応させて出力すべき来客通知メッセージを登録した来客通知メッセージテーブルを参照して、対応した来客通知メッセージを出力する来客者メッセージ通知手段を備え、
上記警報監視盤は、上記インターホン親機の上記来客通知メッセージテーブルに、来客者の個別情報を書き込み、消去できる来客メッセージ登録設定手段を備えていることを特徴とするインターホンシステム。 - 請求項1において、
上記個別情報読取手段は、来客者の個別情報として、記録媒体に記憶された特定の情報を読み取るものであることを特徴とするインターホンシステム。 - 請求項1において、
上記個別情報読取手段は、来客者の個別情報として、来客者の生体情報を読み取り、上記インターホン親機の上記来客通知メッセージテーブルは、予め来客者の生体情報を登録していることを特徴とするインターホンシステム。 - 請求項1乃至3において、
共同玄関に設置されたロビーインターホンを更に備え、
上記インターホン親機は、上記ロビーインターホンから呼び出しされた後、または上記ロビーインターホンから呼び出されて所定の操作がされた後、所定時間の間だけ上記ドアホン子器からの呼び出しを可能とする機能を備えていることを特徴とするインターホンシステム。
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