JP2004304557A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】各居室の住人に対して住人宛のメッセージを表示すると共に、一般の来客に対しても来客宛のメッセージを表示する。
【解決手段】集合玄関に設置され認証媒体10を認証処理して、または居住者を識別してオートドア解錠を行なうための個人認証装置2を有し通話のためのマイクロフォン11、スピーカ13、居室呼出のためのテンキーボタン15、メッセージ表示のためのメッセージ表示ユニット17、来客を感知するための人体感知センサ19を備える集合玄関機1をインターホン制御機4を介して各居室に設置された居室親機7a、7b、・・・および管理室に設置された管理室親機8または管理用パーソナルコンピュータ9に接続し、個人認証装置は、認証制御機5を介してインターホン制御機に接続され、認証制御機は、オートドア制御機6を経由してオートドア3に接続され、集合玄関機は、人体感知センサが来客を感知したことを起動信号として予めメモリ回路に記録された来客向けの特定メッセージをタイマ回路の時刻に基づいて選択し、メッセージ表示ユニットに表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】集合玄関に設置され認証媒体10を認証処理して、または居住者を識別してオートドア解錠を行なうための個人認証装置2を有し通話のためのマイクロフォン11、スピーカ13、居室呼出のためのテンキーボタン15、メッセージ表示のためのメッセージ表示ユニット17、来客を感知するための人体感知センサ19を備える集合玄関機1をインターホン制御機4を介して各居室に設置された居室親機7a、7b、・・・および管理室に設置された管理室親機8または管理用パーソナルコンピュータ9に接続し、個人認証装置は、認証制御機5を介してインターホン制御機に接続され、認証制御機は、オートドア制御機6を経由してオートドア3に接続され、集合玄関機は、人体感知センサが来客を感知したことを起動信号として予めメモリ回路に記録された来客向けの特定メッセージをタイマ回路の時刻に基づいて選択し、メッセージ表示ユニットに表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集合住宅インターホンシステムに係わり、特に非接触カードリーダ装置や指紋読取装置等の個人認証装置を備えた集合住宅インターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の集合住宅インターホンシステムとして、来客が集合玄関機から呼び出したい居室番号をキー入力し、居室呼び出しを行なって住人が在宅の場合、居室親機のハンドセットアップにより通話状態に入る集合住宅インターホンシステムにおいて、来客が集合玄関機から呼び出したい居室番号をキー入力し、居室呼び出しを行なったとき住人が留守の場合、集合玄関機の表示画面に来客の連絡先の入力を求めるメッセージを表示させ、連絡先をキー入力し、集合玄関機の登録ボタンを押すことにより、その内容をメモリに格納し、居室親機に来客からの連絡先メッセージがあったことをメッセージ表示灯が点滅することにより知らせ、住人が帰宅後、メッセージ読出ボタンを押すことにより居室親機の表示画面に来客の連絡先を表示させるような構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、来客は呼出時において呼び出した居室の住人が留守の場合には、集合玄関機に設けられる表示画面に出力表示される留守を示すメッセージにより容易に確認することができると共に、その確認時に電話番号等の連絡先を入力し記憶させることができる上、留守時に呼び出された居室の住人は、帰宅時において居室親機に設けられるメッセージ表示灯の点滅により留守時において来客の呼び出しおよびその連絡先の存在を容易に確認することができ、読出操作により記憶されていた電話番号等の連絡先を出力表示させ確認することができることから、帰宅時の住人に留守時に来客があったこと報知することができる。
【0004】
【特許文献1】特開平11−341169号公報 (段落番号「0012」〜「0022」、図1〜図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の集合住宅インターホンシステムにおいては、各居室の住人に対して住人宛のメッセージを表示することができるものの、一般の来客に対して来客宛のメッセージを表示することができないという難点があった。
【0006】
本発明は、このような難点を解決するためになされたもので、各居室の住人に対して住人宛のメッセージを表示すると共に、一般の来客に対しても来客宛のメッセージを表示することができる集合住宅インターホンシステムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合玄関に設置され認証媒体を認証処理して、または居住者を識別してオートドア解錠を行なうための個人認証装置を有し通話のためのマイクロフォン、スピーカ、居室呼出のためのテンキーボタン、メッセージ表示のためのメッセージ表示ユニット、来客を感知するための人体感知センサを備える集合玄関機をインターホン制御機を介して各居室に設置された居室親機および管理室に設置された管理室親機および/または管理用パーソナルコンピュータに接続し、個人認証装置は、認証制御機を介してインターホン制御機に接続され、認証制御機は、オートドア制御機を経由してオートドアに接続され、集合玄関機は、人体感知センサが来客を感知したことを起動信号として予めメモリ回路に記録された来客向けの特定メッセージをタイマ回路の時刻に基づいて選択し、メッセージ表示ユニットに表示するためのCPU回路(21)を備えている。
【0008】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムにおける集合玄関機は、人体感知センサが来客を感知したことを起動信号として予めメモリ回路に記録された来客向けの特定メッセージをタイマ回路の時刻に基づいて選択し、音声合成回路、ミキシング回路およびスピーカアンプを介してスピーカに出力するように構成されている。
【0009】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、各居室の住人が認証媒体で解錠操作を行った場合、当該居室の居室親機において予め設定されている防犯警戒等の状態を集合玄関機の前記メッセージ表示ユニットに表示するように構成されている。
【0010】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、各居室の住人が認証媒体で解錠操作を行った場合、居室の前記居室親機において予め設定されている防犯センサ等の状態を集合玄関機のスピーカより出力するように構成されている。
【0011】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合玄関機のメッセージ表示ユニットに表示する特定メッセージまたはスピーカより出力する特定メッセージの内容を管理用パーソナルコンピュータまたは管理室親機より予め設定入力できるように構成されている。
【0012】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合玄関機のメッセージ表示ユニットに表示する特定メッセージまたはスピーカより出力する特定メッセージを出力する時間帯を管理用パーソナルコンピュータまたは管理室親機より予め設定入力できるように構成されている。
【0013】
本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、管理室親機または管理用パーソナルコンピュータから入力した特定メッセージデータを集合玄関機のCPU回路に内蔵させたメモリ回路に記録することができることから、人体感知センサで来客の接近を感知した場合にメッセージ表示ユニットに来客向けの特定メッセージを表示することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の集合住宅インターホンシステムの好ましい実施の形態例について、図面を参照して詳述する。ここで、図1は、本発明の一実施例における集合住宅インターホンシステムのシステム構成図、図2は、本発明の一実施例における集合玄関機のブロック図を示している。
【0015】
図1において、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合玄関に設置される集合玄関機1、接触カードリーダ装置、非接触カードリーダ装置若しくは指紋読取装置等から成る個人認証装置2およびオートドア3と、管理人等の共用部に設置されるインターホン制御機4、接触カード制御機、非接触カード制御機若しくは指紋読取制御機等から成る認証制御機5およびオートドア制御機6と、各居室に設置される居室親機7a、7b、・・・および防犯センサ71a、71b、・・・と、管理室に設置される管理室親機8および管理用パーソナルコンピュータ9とを備えている。ここで、インターホン制御機4は、第1の伝送路L1を介して集合玄関機1に、第2の伝送路L2を介して各居室親機7a、7b、・・・に、第3の伝送路L3を介して認証制御機5に、第4の伝送路L4を介して管理室親機8に、第8の伝送路L8を介して管理用パーソナルコンピュータ9にそれぞれ接続され、各居室親機7a、7b、・・・にはそれぞれ対応する防犯センサ71a、71b、・・・が接続されている。また、認証制御機5は、第5の伝送路L5を介して個人認証装置2に、第6の伝送路L6を介してオートドア制御機6にそれぞれ接続され、オートドア制御機6には第7の伝送路L7を介してオートドア3が接続されている。なお、管理室には管理室親機8、管理用パーソナルコンピュータ9の何れか一方のみを設置してもよい。
【0016】
集合玄関機1は、図2に示すように、通話を行なうためのマイクロフォン11、マイクアンプ12、スピーカ13およびスピーカアンプ14と、居室呼出のためのテンキーボタン15およびテンキー入力回路16と、メッセージ表示のためのメッセージ表示ユニット17および表示ユニット駆動回路18と、来客を感知するための人体感知センサ19およびセンサ入力回路20と、時間帯を管理するためのタイマ回路21bおよび特定メッセージデータを格納するためのメモリ回路21aを内蔵するCPU回路21と、特定メッセージデータを合成しメッセージ音声信号を出力する音声合成回路22およびミキシング回路23と、インターホン制御機4とCPU回路21で信号を通信するためのモデム回路24と、トランシーバ回路25と、端子Pとを備えている。ここで、CPU回路21は、テンキー入力回路16、表示ユニット駆動回路18、センサ入力回路20、音声合成回路22およびモデム回路24に接続され、テンキー入力回路16にはテンキーボタン15が、表示ユニット駆動回路18にはメッセージ表示ユニット17が、センサ入力回路20には人体感知センサ19が、音声合成回路22にはミキシング回路23が、モデム回路24にはトランシーバ回路25がそれぞれ接続されている。また、トランシーバ回路25は、マイクアンプ12、ミキシング回路23および端子Pに接続され、マイクアンプ12にはマイクロフォン11が、ミキシング回路23にはスピーカアンプ14を介してスピーカ13が、端子Pには第1の伝送路L1がそれぞれ接続されている。
【0017】
次に、このように構成された本発明の集合住宅インターホンシステムの動作について説明する。なお、集合玄関機1の有する通話機能と居室親機7a、7b、…の有する通話機能との間に、第1の伝送路L1、インターホン制御機4および第2の伝送路L2を介して通話路が形成される点、および集合玄関機1で来客が来客先の居室親機7a、7b、・・・を呼出し、これに来客先が応答し、その来客を確認して解錠ボタン(不図示)を操作することにより、オートドア3のロックを解除する点は、従来の集合住宅インターホンシステムの動作と同様であることから詳細な説明を省略し、ここでは、来客向けの特定メッセージの設定・解除、来客向けの特定メッセージの表示および住人向けのメッセージの表示等の動作を中心にして説明する。
【0018】
最初に、来客向けの特定メッセージを設定し、若しくは設定した特定メッセージを解除する場合の動作について説明する。
【0019】
まず、管理室の管理人や受付係が管理室親機8若しくは管理用パーソナルコンピュータ9に予め搭載されているプログラムを起動し、管理室親機8若しくは管理用パーソナルコンピュータ9のディスプレイ(不図示)に表示されているメッセージの中から一般の来客向けの特定メッセージ(例えば「ただいまオートドアは開いています」)を選択すると共に、特定メッセージを出力する時間帯を選択し、設定ボタン(不図示)を押下すると、特定メッセージおよび時間帯を含有する特定メッセージデータが第4の伝送路L4、インターホン制御機4、第1の伝送路L1、集合玄関機1の端子P、トランシーバ回路25およびモデム回路24を介してCPU回路21へ伝送される。
【0020】
かかる特定メッセージデータが、CPU回路21で検出されると、CPU回路21の制御によりメモリ回路21aに特定メッセージデータが記録され、これにより、集合玄関機1がスタンバイ状態となる。
【0021】
これに対して、管理室の管理人や受付係が管理室親機8若しくは管理用パーソナルコンピュータ9に予め搭載されているプログラムを起動し、集合玄関機1の来客向けの特定メッセージの出力を停止する出力停止ボタン(不図示)を操作すると、出力停止信号が前述の特定メッセージデータと同様の経路を経由して集合玄関機1のCPU回路21へ伝送される。そして、かかる出力停止信号がCPU回路21で検出されると、CPU回路21の制御により、メモリ回路21aに記録された特定メッセージデータが解除される。
【0022】
次に、一般の来客に対して、集合玄関機1のメッセージ表示ユニット17に特定メッセージを表示させる動作について説明する。
【0023】
まず、来客が集合玄関機1に接近すると、人体感知センサ19が動作し人体感知信号がセンサ入力回路20を介してCPU回路21へ伝送される。そして、人体感知信号がCPU回路21で検出されると、CPU回路21の制御により表示ユニット駆動回路18が駆動されると共に、メモリ回路21aから人体感知センサ19が来客を感知した時刻に対応する来客向けの特定メッセージデータが読み出され、かかる特定メッセージデータが表示ユニット駆動回路18を介してメッセージ表示ユニット17へ伝送される。
【0024】
これにより、メッセージ表示ユニット17に、感知した時刻に対応する来客向けの特定メッセージ、例えば、管理室に受付係やガードマンが居る時間帯に来客があった場合は、「ただいまオートドアは開いています」という特定メッセージが、また、管理室に受付係やガードマンが居ない時間帯に来客があった場合は、「ただいまオートドアは閉じています」という特定メッセージが表示される。
【0025】
ここで、集合玄関機1において、人体感知センサ19が来客を感知したことを起動信号として予めメモリ回路21aに記録された来客向けの特定メッセージデータを音声合成回路22に出力し、当該音声合成回路22において音声信号に変換した後、ミキシング回路23およびスピーカアンプ14を介してスピーカ13より、来客を感知した時間帯に対応して、「ただいまオートドアは開いています」という特定メッセージ、若しくは「ただいまオートドアは閉じています」という特定メッセージを音声で一般の来客に対して知らせこともできる。
【0026】
続いて、住人によるオートドア3の解錠および住人に対して集合玄関機1のメッセージ表示ユニット17に住人宛のメッセージを表示させる動作について説明する。
【0027】
まず、各居室の住人は、各住人のID番号等が記憶されている非接触カード等から成る認証媒体10を所持している。
【0028】
今、ある居室の住人、例えば居室親機7a(以下「第1の居室親機7a」という。)に係る居室(以下「第1の居室」という。)の住人(以下「第1の住人」という。)が、第1の住人が所持する認証媒体(以下「第1の認証媒体」という。)10を非接触カードリーダ装置等の個人認証装置2に近づけると、個人認証装置2により、第1の認証媒体10に記録されているID番号(以下「第1のID番号」という。)が読み出され、第1のID番号を含有する認証信号が第5の伝送路L5を介して認証制御機5へ転送される。
【0029】
そして、かかる認証信号が認証制御機5で検出されると、認証制御機5の制御により、認証制御機5に内蔵された部屋番号テーブル(不図示)が参照され、第1のID番号が何れの居室親機7a、7b、…の部屋番号に対応しているかの判別がなされる。この実施例では、第1のID番号は第1の居室の部屋番号に対応している。
【0030】
このようにして、部屋番号テーブルから第1の居室の部屋番号が割り出されると、認証制御機5から、第1の住人が帰宅した旨の信号(以下「帰宅信号」という。)と解錠制御信号が出力され、前者の帰宅信号は、第3の伝送路L3を介してインターホン制御機4へ伝送され、後者の解錠制御信号は、第6の伝送路L6を介してオートドア制御機6へ伝送される。
【0031】
かかる帰宅信号がインターホン制御機4で検出されると、第1の居室親機7aの番号を含有する帰宅信号が第2の伝送路L2を介して第1の居室親機7aへ伝送される。
【0032】
これにより、第1の居室親機7aにおいて、第1の居室親機7aに係る防犯センサ71aの設定状態や防犯警戒等の状態が確認され、例えば「防犯設定中です。異常ありません」という住人向けのメッセージを含有する住人宛メッセージデータが第1の居室親機7a、第2の伝送路L2、インターホン制御機4、集合玄関機1の端子P、トランシーバ回路25およびモデム回路24を介してCPU回路21へ伝送される。
【0033】
そして、かかる住人宛メッセージデータがCPU回路21で検出されると、これを起動信号として表示ユニット駆動回路18が駆動されると共に、住人宛メッセージデータが表示ユニット駆動回路18を介してメッセージ表示ユニット17へ伝送される。
【0034】
これにより、メッセージ表示ユニット17に、例えば“防犯設定中です。異常ありません”というような住人向けのメッセージが表示される。
【0035】
ここで、CPU回路21は、住人宛メッセージデータを音声合成回路22に出力し、当該音声合成回路22において音声信号に変換した後、ミキシング回路23およびスピーカアンプ14を介してスピーカ13より、例えば“防犯設定中です。異常ありません”というような住人向けのメッセージを音声で第1の住人に対して知らせこともできる。
【0036】
次に、解錠制御信号がオートドア制御機6で検出されると、当該オートドア制御機6の制御により解錠信号が第7の伝送路L7を介してオートドア3へ伝送され、これにより、オートドア3が一定時間開けられる。
【0037】
なお、前述の実施例においては、認証媒体として非接触カードを使用した場合について述べているが、住人の指紋を指紋読取装置等から成る個人認証装置で照合してもよく、また、個人認証装置と集合玄関機とは別体で構成されているが、集合玄関機に個人認証装置を内蔵させてもよい。また、居室親機は2台に限定されず、集合住宅インターホンシステムの規模に応じてその台数を増減してもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、管理室親機または管理用パーソナルコンピュータから入力した特定メッセージデータを集合玄関機のCPU回路に内蔵させたメモリ回路に記録することができることから、人体感知センサで来客の接近を感知した場合にメッセージ表示ユニットに来客向けの特定メッセージを表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合住宅インターホンシステムのシステム構成図。
【図2】本発明の集合住宅インターホンシステムにおける集合玄関機のブロック図。
【符号の説明】
1…集合玄関機
11…マイクロフォン
13…スピーカ
14…スピーカアンプ
15…テンキーボタン
17…メッセージ表示ユニット
19…人体感知センサ
21…CPU回路
21a…メモリ回路
21b…タイマ回路
22…音声合成回路
23…ミキシング回路
2…個人認証装置
3…オートドア
4…インターホン制御機
5…認証制御機
6…オートドア制御機
7a、7b、…居室親機
71a、71b、…防犯センサ
8…管理室親機
9…管理用パーソナルコンピュータ
10…認証媒体
【発明の属する技術分野】
本発明は、集合住宅インターホンシステムに係わり、特に非接触カードリーダ装置や指紋読取装置等の個人認証装置を備えた集合住宅インターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の集合住宅インターホンシステムとして、来客が集合玄関機から呼び出したい居室番号をキー入力し、居室呼び出しを行なって住人が在宅の場合、居室親機のハンドセットアップにより通話状態に入る集合住宅インターホンシステムにおいて、来客が集合玄関機から呼び出したい居室番号をキー入力し、居室呼び出しを行なったとき住人が留守の場合、集合玄関機の表示画面に来客の連絡先の入力を求めるメッセージを表示させ、連絡先をキー入力し、集合玄関機の登録ボタンを押すことにより、その内容をメモリに格納し、居室親機に来客からの連絡先メッセージがあったことをメッセージ表示灯が点滅することにより知らせ、住人が帰宅後、メッセージ読出ボタンを押すことにより居室親機の表示画面に来客の連絡先を表示させるような構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、来客は呼出時において呼び出した居室の住人が留守の場合には、集合玄関機に設けられる表示画面に出力表示される留守を示すメッセージにより容易に確認することができると共に、その確認時に電話番号等の連絡先を入力し記憶させることができる上、留守時に呼び出された居室の住人は、帰宅時において居室親機に設けられるメッセージ表示灯の点滅により留守時において来客の呼び出しおよびその連絡先の存在を容易に確認することができ、読出操作により記憶されていた電話番号等の連絡先を出力表示させ確認することができることから、帰宅時の住人に留守時に来客があったこと報知することができる。
【0004】
【特許文献1】特開平11−341169号公報 (段落番号「0012」〜「0022」、図1〜図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の集合住宅インターホンシステムにおいては、各居室の住人に対して住人宛のメッセージを表示することができるものの、一般の来客に対して来客宛のメッセージを表示することができないという難点があった。
【0006】
本発明は、このような難点を解決するためになされたもので、各居室の住人に対して住人宛のメッセージを表示すると共に、一般の来客に対しても来客宛のメッセージを表示することができる集合住宅インターホンシステムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合玄関に設置され認証媒体を認証処理して、または居住者を識別してオートドア解錠を行なうための個人認証装置を有し通話のためのマイクロフォン、スピーカ、居室呼出のためのテンキーボタン、メッセージ表示のためのメッセージ表示ユニット、来客を感知するための人体感知センサを備える集合玄関機をインターホン制御機を介して各居室に設置された居室親機および管理室に設置された管理室親機および/または管理用パーソナルコンピュータに接続し、個人認証装置は、認証制御機を介してインターホン制御機に接続され、認証制御機は、オートドア制御機を経由してオートドアに接続され、集合玄関機は、人体感知センサが来客を感知したことを起動信号として予めメモリ回路に記録された来客向けの特定メッセージをタイマ回路の時刻に基づいて選択し、メッセージ表示ユニットに表示するためのCPU回路(21)を備えている。
【0008】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムにおける集合玄関機は、人体感知センサが来客を感知したことを起動信号として予めメモリ回路に記録された来客向けの特定メッセージをタイマ回路の時刻に基づいて選択し、音声合成回路、ミキシング回路およびスピーカアンプを介してスピーカに出力するように構成されている。
【0009】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、各居室の住人が認証媒体で解錠操作を行った場合、当該居室の居室親機において予め設定されている防犯警戒等の状態を集合玄関機の前記メッセージ表示ユニットに表示するように構成されている。
【0010】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、各居室の住人が認証媒体で解錠操作を行った場合、居室の前記居室親機において予め設定されている防犯センサ等の状態を集合玄関機のスピーカより出力するように構成されている。
【0011】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合玄関機のメッセージ表示ユニットに表示する特定メッセージまたはスピーカより出力する特定メッセージの内容を管理用パーソナルコンピュータまたは管理室親機より予め設定入力できるように構成されている。
【0012】
また、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合玄関機のメッセージ表示ユニットに表示する特定メッセージまたはスピーカより出力する特定メッセージを出力する時間帯を管理用パーソナルコンピュータまたは管理室親機より予め設定入力できるように構成されている。
【0013】
本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、管理室親機または管理用パーソナルコンピュータから入力した特定メッセージデータを集合玄関機のCPU回路に内蔵させたメモリ回路に記録することができることから、人体感知センサで来客の接近を感知した場合にメッセージ表示ユニットに来客向けの特定メッセージを表示することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の集合住宅インターホンシステムの好ましい実施の形態例について、図面を参照して詳述する。ここで、図1は、本発明の一実施例における集合住宅インターホンシステムのシステム構成図、図2は、本発明の一実施例における集合玄関機のブロック図を示している。
【0015】
図1において、本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合玄関に設置される集合玄関機1、接触カードリーダ装置、非接触カードリーダ装置若しくは指紋読取装置等から成る個人認証装置2およびオートドア3と、管理人等の共用部に設置されるインターホン制御機4、接触カード制御機、非接触カード制御機若しくは指紋読取制御機等から成る認証制御機5およびオートドア制御機6と、各居室に設置される居室親機7a、7b、・・・および防犯センサ71a、71b、・・・と、管理室に設置される管理室親機8および管理用パーソナルコンピュータ9とを備えている。ここで、インターホン制御機4は、第1の伝送路L1を介して集合玄関機1に、第2の伝送路L2を介して各居室親機7a、7b、・・・に、第3の伝送路L3を介して認証制御機5に、第4の伝送路L4を介して管理室親機8に、第8の伝送路L8を介して管理用パーソナルコンピュータ9にそれぞれ接続され、各居室親機7a、7b、・・・にはそれぞれ対応する防犯センサ71a、71b、・・・が接続されている。また、認証制御機5は、第5の伝送路L5を介して個人認証装置2に、第6の伝送路L6を介してオートドア制御機6にそれぞれ接続され、オートドア制御機6には第7の伝送路L7を介してオートドア3が接続されている。なお、管理室には管理室親機8、管理用パーソナルコンピュータ9の何れか一方のみを設置してもよい。
【0016】
集合玄関機1は、図2に示すように、通話を行なうためのマイクロフォン11、マイクアンプ12、スピーカ13およびスピーカアンプ14と、居室呼出のためのテンキーボタン15およびテンキー入力回路16と、メッセージ表示のためのメッセージ表示ユニット17および表示ユニット駆動回路18と、来客を感知するための人体感知センサ19およびセンサ入力回路20と、時間帯を管理するためのタイマ回路21bおよび特定メッセージデータを格納するためのメモリ回路21aを内蔵するCPU回路21と、特定メッセージデータを合成しメッセージ音声信号を出力する音声合成回路22およびミキシング回路23と、インターホン制御機4とCPU回路21で信号を通信するためのモデム回路24と、トランシーバ回路25と、端子Pとを備えている。ここで、CPU回路21は、テンキー入力回路16、表示ユニット駆動回路18、センサ入力回路20、音声合成回路22およびモデム回路24に接続され、テンキー入力回路16にはテンキーボタン15が、表示ユニット駆動回路18にはメッセージ表示ユニット17が、センサ入力回路20には人体感知センサ19が、音声合成回路22にはミキシング回路23が、モデム回路24にはトランシーバ回路25がそれぞれ接続されている。また、トランシーバ回路25は、マイクアンプ12、ミキシング回路23および端子Pに接続され、マイクアンプ12にはマイクロフォン11が、ミキシング回路23にはスピーカアンプ14を介してスピーカ13が、端子Pには第1の伝送路L1がそれぞれ接続されている。
【0017】
次に、このように構成された本発明の集合住宅インターホンシステムの動作について説明する。なお、集合玄関機1の有する通話機能と居室親機7a、7b、…の有する通話機能との間に、第1の伝送路L1、インターホン制御機4および第2の伝送路L2を介して通話路が形成される点、および集合玄関機1で来客が来客先の居室親機7a、7b、・・・を呼出し、これに来客先が応答し、その来客を確認して解錠ボタン(不図示)を操作することにより、オートドア3のロックを解除する点は、従来の集合住宅インターホンシステムの動作と同様であることから詳細な説明を省略し、ここでは、来客向けの特定メッセージの設定・解除、来客向けの特定メッセージの表示および住人向けのメッセージの表示等の動作を中心にして説明する。
【0018】
最初に、来客向けの特定メッセージを設定し、若しくは設定した特定メッセージを解除する場合の動作について説明する。
【0019】
まず、管理室の管理人や受付係が管理室親機8若しくは管理用パーソナルコンピュータ9に予め搭載されているプログラムを起動し、管理室親機8若しくは管理用パーソナルコンピュータ9のディスプレイ(不図示)に表示されているメッセージの中から一般の来客向けの特定メッセージ(例えば「ただいまオートドアは開いています」)を選択すると共に、特定メッセージを出力する時間帯を選択し、設定ボタン(不図示)を押下すると、特定メッセージおよび時間帯を含有する特定メッセージデータが第4の伝送路L4、インターホン制御機4、第1の伝送路L1、集合玄関機1の端子P、トランシーバ回路25およびモデム回路24を介してCPU回路21へ伝送される。
【0020】
かかる特定メッセージデータが、CPU回路21で検出されると、CPU回路21の制御によりメモリ回路21aに特定メッセージデータが記録され、これにより、集合玄関機1がスタンバイ状態となる。
【0021】
これに対して、管理室の管理人や受付係が管理室親機8若しくは管理用パーソナルコンピュータ9に予め搭載されているプログラムを起動し、集合玄関機1の来客向けの特定メッセージの出力を停止する出力停止ボタン(不図示)を操作すると、出力停止信号が前述の特定メッセージデータと同様の経路を経由して集合玄関機1のCPU回路21へ伝送される。そして、かかる出力停止信号がCPU回路21で検出されると、CPU回路21の制御により、メモリ回路21aに記録された特定メッセージデータが解除される。
【0022】
次に、一般の来客に対して、集合玄関機1のメッセージ表示ユニット17に特定メッセージを表示させる動作について説明する。
【0023】
まず、来客が集合玄関機1に接近すると、人体感知センサ19が動作し人体感知信号がセンサ入力回路20を介してCPU回路21へ伝送される。そして、人体感知信号がCPU回路21で検出されると、CPU回路21の制御により表示ユニット駆動回路18が駆動されると共に、メモリ回路21aから人体感知センサ19が来客を感知した時刻に対応する来客向けの特定メッセージデータが読み出され、かかる特定メッセージデータが表示ユニット駆動回路18を介してメッセージ表示ユニット17へ伝送される。
【0024】
これにより、メッセージ表示ユニット17に、感知した時刻に対応する来客向けの特定メッセージ、例えば、管理室に受付係やガードマンが居る時間帯に来客があった場合は、「ただいまオートドアは開いています」という特定メッセージが、また、管理室に受付係やガードマンが居ない時間帯に来客があった場合は、「ただいまオートドアは閉じています」という特定メッセージが表示される。
【0025】
ここで、集合玄関機1において、人体感知センサ19が来客を感知したことを起動信号として予めメモリ回路21aに記録された来客向けの特定メッセージデータを音声合成回路22に出力し、当該音声合成回路22において音声信号に変換した後、ミキシング回路23およびスピーカアンプ14を介してスピーカ13より、来客を感知した時間帯に対応して、「ただいまオートドアは開いています」という特定メッセージ、若しくは「ただいまオートドアは閉じています」という特定メッセージを音声で一般の来客に対して知らせこともできる。
【0026】
続いて、住人によるオートドア3の解錠および住人に対して集合玄関機1のメッセージ表示ユニット17に住人宛のメッセージを表示させる動作について説明する。
【0027】
まず、各居室の住人は、各住人のID番号等が記憶されている非接触カード等から成る認証媒体10を所持している。
【0028】
今、ある居室の住人、例えば居室親機7a(以下「第1の居室親機7a」という。)に係る居室(以下「第1の居室」という。)の住人(以下「第1の住人」という。)が、第1の住人が所持する認証媒体(以下「第1の認証媒体」という。)10を非接触カードリーダ装置等の個人認証装置2に近づけると、個人認証装置2により、第1の認証媒体10に記録されているID番号(以下「第1のID番号」という。)が読み出され、第1のID番号を含有する認証信号が第5の伝送路L5を介して認証制御機5へ転送される。
【0029】
そして、かかる認証信号が認証制御機5で検出されると、認証制御機5の制御により、認証制御機5に内蔵された部屋番号テーブル(不図示)が参照され、第1のID番号が何れの居室親機7a、7b、…の部屋番号に対応しているかの判別がなされる。この実施例では、第1のID番号は第1の居室の部屋番号に対応している。
【0030】
このようにして、部屋番号テーブルから第1の居室の部屋番号が割り出されると、認証制御機5から、第1の住人が帰宅した旨の信号(以下「帰宅信号」という。)と解錠制御信号が出力され、前者の帰宅信号は、第3の伝送路L3を介してインターホン制御機4へ伝送され、後者の解錠制御信号は、第6の伝送路L6を介してオートドア制御機6へ伝送される。
【0031】
かかる帰宅信号がインターホン制御機4で検出されると、第1の居室親機7aの番号を含有する帰宅信号が第2の伝送路L2を介して第1の居室親機7aへ伝送される。
【0032】
これにより、第1の居室親機7aにおいて、第1の居室親機7aに係る防犯センサ71aの設定状態や防犯警戒等の状態が確認され、例えば「防犯設定中です。異常ありません」という住人向けのメッセージを含有する住人宛メッセージデータが第1の居室親機7a、第2の伝送路L2、インターホン制御機4、集合玄関機1の端子P、トランシーバ回路25およびモデム回路24を介してCPU回路21へ伝送される。
【0033】
そして、かかる住人宛メッセージデータがCPU回路21で検出されると、これを起動信号として表示ユニット駆動回路18が駆動されると共に、住人宛メッセージデータが表示ユニット駆動回路18を介してメッセージ表示ユニット17へ伝送される。
【0034】
これにより、メッセージ表示ユニット17に、例えば“防犯設定中です。異常ありません”というような住人向けのメッセージが表示される。
【0035】
ここで、CPU回路21は、住人宛メッセージデータを音声合成回路22に出力し、当該音声合成回路22において音声信号に変換した後、ミキシング回路23およびスピーカアンプ14を介してスピーカ13より、例えば“防犯設定中です。異常ありません”というような住人向けのメッセージを音声で第1の住人に対して知らせこともできる。
【0036】
次に、解錠制御信号がオートドア制御機6で検出されると、当該オートドア制御機6の制御により解錠信号が第7の伝送路L7を介してオートドア3へ伝送され、これにより、オートドア3が一定時間開けられる。
【0037】
なお、前述の実施例においては、認証媒体として非接触カードを使用した場合について述べているが、住人の指紋を指紋読取装置等から成る個人認証装置で照合してもよく、また、個人認証装置と集合玄関機とは別体で構成されているが、集合玄関機に個人認証装置を内蔵させてもよい。また、居室親機は2台に限定されず、集合住宅インターホンシステムの規模に応じてその台数を増減してもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の集合住宅インターホンシステムによれば、管理室親機または管理用パーソナルコンピュータから入力した特定メッセージデータを集合玄関機のCPU回路に内蔵させたメモリ回路に記録することができることから、人体感知センサで来客の接近を感知した場合にメッセージ表示ユニットに来客向けの特定メッセージを表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合住宅インターホンシステムのシステム構成図。
【図2】本発明の集合住宅インターホンシステムにおける集合玄関機のブロック図。
【符号の説明】
1…集合玄関機
11…マイクロフォン
13…スピーカ
14…スピーカアンプ
15…テンキーボタン
17…メッセージ表示ユニット
19…人体感知センサ
21…CPU回路
21a…メモリ回路
21b…タイマ回路
22…音声合成回路
23…ミキシング回路
2…個人認証装置
3…オートドア
4…インターホン制御機
5…認証制御機
6…オートドア制御機
7a、7b、…居室親機
71a、71b、…防犯センサ
8…管理室親機
9…管理用パーソナルコンピュータ
10…認証媒体
Claims (6)
- 集合玄関に設置され認証媒体(10)を認証処理して、または居住者を識別してオートドア解錠を行なうための個人認証装置(2)を有し通話のためのマイクロフォン(11)、スピーカ(13)、居室呼出のためのテンキーボタン(15)、メッセージ表示のためのメッセージ表示ユニット(17)、来客を感知するための人体感知センサ(19)を備える集合玄関機(1)をインターホン制御機(4)を介して各居室に設置された居室親機(7a、7b、・・・)および管理室に設置された管理室親機(8)および/または管理用パーソナルコンピュータ(9)に接続し、
前記個人認証装置は、認証制御機(5)を介して前記インターホン制御機に接続され、
前記認証制御機は、オートドア制御機(6)を経由してオートドア(3)に接続され、
前記集合玄関機は、前記人体感知センサが来客を感知したことを起動信号として予めメモリ回路(21a)に記録された来客向けの特定メッセージをタイマ回路(21b)の時刻に基づいて選択し、前記メッセージ表示ユニットに表示するためのCPU回路(21)を備えたことを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 前記集合玄関機は、前記人体感知センサが来客を感知したことを起動信号として予め前記メモリ回路に記録された来客向けの特定メッセージを前記タイマ回路の時刻に基づいて選択し、音声合成回路(22)、ミキシング回路(23)およびスピーカアンプ(14)を介して前記スピーカに出力することを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
- 各居室の住人が前記認証媒体で解錠操作を行った場合、当該居室の前記居室親機において予め設定されている防犯警戒等の状態を前記集合玄関機の前記メッセージ表示ユニットに表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載の集合住宅インターホンシステム。
- 各居室の住人が前記認証媒体で解錠操作を行った場合、当該居室の前記居室親機において予め設定されている防犯センサ(71a、71b、…)等の状態を前記集合玄関機の前記スピーカより出力することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記集合玄関機の前記メッセージ表示ユニットに表示する特定メッセージまたは前記スピーカより出力する特定メッセージの内容を前記管理用パーソナルコンピュータまたは前記管理室親機より予め設定入力できることを特徴とする請求項1乃至請求項4何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記集合玄関機の前記メッセージ表示ユニットに表示する特定メッセージまたは前記スピーカより出力する特定メッセージを出力する時間帯を前記管理用パーソナルコンピュータまたは前記管理室親機より予め設定入力できることを特徴とする請求項1乃至請求項5何れか1項記載の集合住宅インターホンシステム。
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-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003095701A patent/JP2004304557A/ja active Pending
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