JP2009016928A - 二世帯用インターホン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 留守転送スイッチ等を操作しなくても呼び出した一方の居室親機から応答が無い場合には、その後他方の居室親機を自動で呼び出すよう動作する二世帯用インターホン装置を提供する。
【解決手段】 玄関子機1は、第1の居室親機2aを呼び出すための第1呼出ボタン10a、第2の居室親機2bを呼び出すための第2呼出ボタン10bと、再呼出操作を検出する再呼出検出部12と、再呼び出しが成されたら第1及び第2の居室親機2a,2bの双方に呼出信号を出力する呼出信号出力部13とを備え、再呼出操作されたら呼出ボタンが操作されていない居室親機2も合わせて呼び出しがかかり、第1及び第2の居室親機2a,2bの双方で応答が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、居室親機を2台備えて一方の選択呼び出しができる二世帯用インターホン装置に関する。
従来より、例えば親世帯用と子世帯用として2台の居室親機を備え、1台の玄関子機に親世帯呼出ボタン、子世帯呼出ボタンの2つの呼出ボタンを設けて、一方を選択して呼び出すことのできる二世帯用インターホン装置がある。ところが、このような二世帯住宅の場合、一方の世帯の居室に他方の居住者が一緒にいる場合があり、その場合不在となっている居室親機が呼び出されてもそれに気づかず不在と判断されてしまうことがあった。
そのため、呼び出しを転送する留守転送スイッチを居室親機に設けて、例えば子世帯側に双方の家族が集まる場合は親世帯側の居室親機を留守転送モードに設定して、呼び出しが成されたら呼び出しを子世帯側の居室親機に転送するよう構成されたものがある(特許文献1参照)。
特開平11−103354号公報
しかしながら、留守転送機能を備えていても、転送操作を忘れていたら従来と同様であり不在と判断されてしまうし、逆に留守転送機能の解除を忘れた場合は不要な転送動作が行われ、他方の居住者に迷惑がかかってしまう場合があった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、留守転送スイッチ等を操作しなくても呼び出した一方の居室親機から応答が無い場合には、その後他方の居室親機を自動で呼び出すよう動作する二世帯用インターホン装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、居住者を呼び出すための玄関子機と、居住者が呼び出しに応答するための第1及び第2の居室親機とを有し、玄関子機は第1の居室親機を呼び出すための第1呼出ボタンと、第2の居室親機を呼び出すための第2呼出ボタンとを備えて一方の居室親機を選択呼び出しできる二世帯用インターホン装置において、玄関子機は、第1、第2呼出ボタンによる再呼出操作を検出する再呼出検出部と、再呼び出しが成されたら第1及び第2の居室親機の双方に呼出信号を出力する呼出信号出力部とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機から再呼出操作が成されると、他方の居室親機にも呼び出しがかかるので、他世帯側の居室から応答することが可能となる。よって、一方の世帯の居住者が他方の世帯の居室に移動していたり呼出先の居住者が不在の場合でも、呼び出しに応答することができ、来訪者及び居住者の双方に対して利便性が良い。
請求項2の発明は、居住者を呼び出すための玄関子機と、居住者が呼び出しに応答するための第1及び第2の居室親機とを有し、玄関子機は第1の居室親機を呼び出すための第1呼出ボタンと、第2の居室親機を呼び出すための第2呼出ボタンとを備えて一方の居室親機を選択呼び出しできる二世帯用インターホン装置において、玄関子機は、第1或いは第2呼出ボタンが操作されたら計時を開始するタイマ部と、タイマ部が所定時間計時したら第1及び第2の居室親機の双方に呼出信号を送信する呼出信号出力部とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機から呼び出しが成されて所定時間が経過すると、自動で再呼出を行うと共に他方の居室親機にも呼出がかかるので、他世帯側の居室から応答することが可能となる。よって、一方の世帯の居住者が他方の世帯の居室に移動していたり、呼出先の居住者が不在の場合でも、呼び出しに応答することができ、来訪者及び居住者の双方に対して利便性が良い。
請求項3の発明は、居住者を呼び出すための玄関子機と、居住者が呼び出しに応答するための第1及び第2の居室親機とを有し、玄関子機は第1の居室親機を呼び出すための第1呼出ボタンと、第2の居室親機を呼び出すための第2呼出ボタンとを備えて一方の居室親機を選択呼び出しできる二世帯用インターホン装置において、玄関子機に、呼出信号を送出する呼出信号出力部を設ける一方、第1、第2の居室親機の夫々に、玄関子機からの再呼び出しを検出する再呼出検出部と、再呼び出しを受けたら他方の居室親機に呼出信号を送信する他親機呼出部とを設けたことを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機から再呼出操作が成されると、他方の居室親機にも呼び出しがかかるので、他世帯側の居室から応答することができる。よって、一方の世帯の居住者が他方の世帯の居室に移動していたり呼出先の居住者が不在の場合でも、呼び出しに応答することができ、来訪者及び居住者の双方に対して利便性が良い。
請求項4の発明は、居住者を呼び出すための玄関子機と、居住者が呼び出しに応答するための第1及び第2の居室親機とを有し、玄関子機は第1の居室親機を呼び出すための第1呼出ボタンと、第2の居室親機を呼び出すための第2呼出ボタンとを備えて一方の居室親機を選択呼び出しできる二世帯用インターホン装置において、玄関子機に、呼出信号を送出する呼出信号出力部を設ける一方、第1、第2の居室親機の夫々に、玄関子機から呼び出しを受けたら計時を開始するタイマ部と、タイマ部が所定時間計時したら自身を呼出動作させると共に他方の居室親機に呼出信号を送信する再呼出部とを設けたことを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機から呼び出しが成されて所定時間が経過すると、自動で再呼出を行うと共に他方の居室親機にも呼出がかかるので、他世帯側の居室から応答することができる。よって、一方の世帯の居住者が他方の世帯の居室に移動していたり、呼出先の居住者が不在の場合でも、呼び出しに応答することができ、来訪者及び居住者の双方に対して利便性が良い。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明において、第1、第2の居室親機は、自身の呼出動作が他方の呼出ボタン操作による呼び出しである場合に、それを報知する代理呼出報知部を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、居住者は居室親機の呼出動作が本来他方の世帯の居住者を呼び出す呼出音であることを認識でき、応答する際にスムーズな応答が可能となる。よって、来訪者を戸惑わせるようなことがない。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の発明において、第1、第2の居室親機は、自身の呼び出しに対して他方の居室親機で代理応答されている場合に、それを報知する代理応答報知部を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、来訪者が呼び出している方の居住者は、他世帯の居住者が応答していることを認識でき、状況を把握し易い。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の発明において、第1、第2の居室親機は、自身の呼び出しに対して他方の居室親機で代理応答された場合に、それを表示する表示部を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、来訪者が呼出操作した方の居住者は、表示部の表示により代理応答されたことを認識でき、応答内容を他世帯の応答者に伺う等の必要性を認識できる。
本発明によれば、玄関子機から再呼出操作が成されると、或いは呼出操作してしばらくすると、他方の居室親機にも呼び出しがかかるので、他世帯側の居室から応答することができる。よって、一方の世帯の居住者が他方の世帯の居室に移動していたり呼出先の居住者が不在の場合でも呼び出しに応答することができ、来訪者及び居住者の双方に対して利便性が良い。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
〈第1の実施形態〉
図1は本発明に係る二世帯用インターホン装置の第1の実施形態を示すブロック図であり、1は居住者を呼び出す為に玄関等に設置された玄関子機、2は呼び出しに応答するために住戸内に設置された居室親機(第1の居室親機2a、第2の居室親機2b)である。第1の居室親機2aは伝送線L1により玄関子機1に接続され、第2の居室親機2bは伝送線L2により玄関子機1に接続されている。
玄関子機1は、第1の居室親機2aを呼び出す為の第1呼出ボタン10a、第2の居室親機2bを呼び出すための第2呼出ボタン10b、呼出ボタン10a,10bが操作されたことを検出する呼出検出部11、再呼出操作されたことを検出する再呼出検出部12、呼出信号を出力する呼出信号出力部13と、第1の居室親機2a或いは第2の居室親機2bと通話を行なう為のマイク14a及びスピーカ14b、マイク14a及びスピーカ14bを制御する子機音響部14と、居室親機2と通信するためのインターフェース(子機IF)15とを備えている。
居室親機2は、玄関子機1からの呼出信号を検出する呼出検出部20と、玄関子機1から呼び出しがあった時に、呼び出し中であることの表示等を行う表示部21と、玄関子機1からの呼び出しに対して応答操作等行うための操作部22と、玄関子機1と通話を行なう為のマイク23a及びスピーカ23b、マイク23a及びスピーカ23bを制御する親機音響部23と、居室親機2を制御するCPUを備えた親機制御部24と、玄関子機1と通信するためのインターフェース(親機IF)25とを備えている。
上記構成の二世帯用インターホン装置は次のように動作する。但し、第1呼出ボタン10aによる呼び出しと、第2呼出ボタン10bによる呼び出しは、呼出対象が第1の居室親機2aであるか、第2の居室親機2bであるかの違いだけであり、他の動作は共通であるため、第1呼出ボタン10aによる呼び出しに対する動作を説明する。
来訪者により玄関子機1の第1呼出ボタン10aが操作されると、呼出検出部11が呼出操作を検出し、再呼出検出部12と呼出信号出力部13に呼出検出信号を出力する。すると呼出信号出力部13は、子機IF15、伝送路L1を介して第1の居室親機2aに呼出信号を送信する。
第1の居室親機2aは、親機IF25を介して呼出検出部20で呼出信号を検出すると、親機制御部24は親機音響部23を制御してスピーカ23bから呼出音を報音させるとともに、表示部21にて呼出表示を行なう。この呼び出し動作を受けて居住者により操作部22が応答操作されると、玄関子機1と第1の居室親機2aとの間で通話路が形成され、通話を行なうことができる。
この最初の呼び出しで、第1の居室親機2aで応答操作が行なわれず、来訪者が再度第1呼出ボタン10aを操作すると、呼出検出部11で呼び出しが検出され、再呼出検出部12と呼出信号出力部13に呼出検出信号を出力する。この呼出検出信号を受けた再呼出検出部12は再呼び出しであることを検出し、呼出信号出力部13から第1の居室親機2aに呼出信号が送信されるのに加えて、第2の居室親機2bにも呼出信号を送信させる。
尚、再呼出を受けて呼出信号出力部13が第2の居室親機2bに送信する呼出信号は、通常の呼出信号とは異なる代理呼出信号となる。また、再呼出検出部12は、例えばタイマを備えて、最初の呼出検出信号を受けてからタイマがカウントする所定の時間内に呼出検出信号を受けたら再呼出されたと判断する。
双方の居室親機2a,2bは、この呼出信号を呼出検出部20が検出したら、親機制御部24が親機音響部23を制御してスピーカ23bから呼出音を報音させると共に、表示部21にて呼出表示を行なう。但し、第1呼出ボタン10aの操作により最初から呼出動作している第1の居室親機2aは通常の呼出動作を継続し、代理呼出信号を受けた第2の居室親機2bの親機制御部24はそれを認識し、表示部21が代理呼出であることを表示し、呼出音も通常呼出とは異なる呼出音で報音する。
この呼出動作を受けて、第1の居室親機2aの操作部22で応答操作すると第1の居室親機2aと玄関子機1の間で通話を実施できるし、第2の居室親機2bの操作部22で応答操作すると、第2の居室親機2bと玄関子機1との間で通話が実施できる。
このように、玄関子機から再呼出操作が成されると、他方の居室親機にも呼び出しがかかるので、他世帯側の居室から応答することが可能となる。よって、一方の世帯の居住者が他方の世帯の居室に移動していたり呼出先の居住者が不在の場合でも、呼び出しに応答することができ、来訪者及び居住者の双方に対して利便性が良い。
また、居住者は表示部の表示及び呼出音から、居室親機の呼出動作が本来他方の世帯の居住者を呼び出していることを認識でき、応答する際にスムーズな応答が可能となり、来訪者を戸惑わせるようなことがない。
〈第2の実施形態〉
図2は本発明に係る二世帯用インターホン装置の第2の実施形態を示すブロック図であり、玄関子機1に再呼出検出部が無く、呼出操作により計時を開始するタイマ部16が備えられている点が上記図1の構成とは異なっている。その他の玄関子機1の構成、及び居室親機2の構成は図1と同様であるため、同一の符号を付与して説明を省略し、以下この二世帯用インターホン子機の動作を説明する。但し、上記実施形態と同様に第1呼出ボタン10aの操作を中心に説明する。
来訪者により玄関子機1の第1呼出ボタン10aが操作されると、呼出検出部11が呼出操作を検出し、タイマ部16と呼出信号出力部13に呼出検出信号を出力する。すると呼出信号出力部13は、子機I/F15、伝送路L1を介して第1の居室親機2aに呼出信号を送信する。同時にタイマ部16は所定時間の計時をスタートする。
第1の居室親機2aは、親機IF25を介して呼出検出部20が呼び出しを検出すると、親機制御部24は親機音響部23を制御してスピーカ23bから呼出音を報音させると共に、表示部21にて呼出表示を行なう。この呼び出しを受けて居住者により操作部22が応答操作されると玄関子機1と第1の居室親機2aとの間で通話が可能となる。尚、応答操作が行われたらタイマ部16は計時を終了する。
ここで、第1の居室親機2aで応答操作が行われず所定時間経過すると、タイマ部16からタイムアップ信号が呼出信号出力部13に出力される。すると、呼出信号出力部13は、第1の居室親機2a及び第2の居室親機2bの双方に呼出信号を送信する。尚、タイムアップ信号を受けて呼出信号出力部13が第2の居室親機2bに送信する呼出信号は、通常の呼出信号とは異なる代理呼出信号となる。
双方の居室親機2a,2bは、この呼出信号を呼出検出部20で検出したら、親機制御部24が親機音響部23を制御してスピーカ23bから呼出音を報音させると共に、表示部21にて呼出表示を行なう。但し、第1呼出ボタン10aの操作により最初から呼出動作している第1の居室親機2aは通常の呼出動作を継続し、代理呼出信号を受けた第2の居室親機2bは、親機制御部24がそれを認識して表示部21で代理呼出であることを表示させ、通常呼出とは異なる呼出音で報音させる。
この呼出動作を受けて、第1の居室親機2aの操作部22で応答操作すると第1の居室親機2aと玄関子機1の間で通話を実施できる。そして、第2の居室親機2bの操作部22で応答操作すると、第2の居室親機2bと玄関子機1との間で通話を実施できる。
このように、玄関子機から呼び出しが成されて所定時間が経過すると、再呼出が行われると共に他方の居室親機にも呼出がかかるので、他世帯側の居室から応答することが可能となる。よって、一方の世帯の居住者が他方の世帯の居室に移動していたり、呼出先の居住者が不在の場合でも、呼び出しに応答することができ、来訪者及び居住者の双方に対して利便性が良い。
また、居住者は表示部の表示及び呼出音から、居室親機の呼出動作が本来他方の世帯の居住者を呼び出していることを認識でき、応答する際にスムーズな応答が可能となり、来訪者を戸惑わせるようなことがない。
〈第3の実施形態〉
図3は本発明に係る二世帯用インターホン装置の第3の実施形態を示すブロック図である。上記図1との相違点を説明すると、玄関子機1と第1及び第2の居室親機2a,2bとが伝送線L1,L2で接続される以外に、第1の居室親機2aと第2の居室親機2bとが伝送線L3で接続されている。また、居室親機2に再呼出検出部26が設けられ、更に居室親機2には他方の居室親機2を呼び出すための他親機呼出部27が設けられている。尚、その他の構成要素は図1と同様であるため、同一の符号を付与して説明を省略する。
この二世帯用インターホン装置は次のように動作する。但し、上記実施形態と同様に第1呼出ボタン10aの操作を中心に説明する。
来訪者により玄関子機1の第1呼出ボタン10aが操作されると、呼出信号出力部13から呼出検出信号が出力される。呼出信号出力部13は、子機IF15、伝送路L1を介して第1の居室親機2aに呼出信号を送信する。第1の居室親機2aは、親機IF25を介して呼出検出部20が呼出信号を検出すると、親機制御部24にそれを通知すると共に、再呼出検出部26に通知する。この通知を受けて、親機制御部24は親機音響部23を制御してスピーカ23bから呼出音を報音させると共に、表示部21にて呼出表示を行なう。この呼出動作を受けて、居住者により操作部22が応答操作されると玄関子機1と第1の居室親機2aとの間で通話を行なう事ができる。尚、再呼出検出部26は、最初の呼び出しであることを認識し、他親機呼出部27に信号を出力することはない。
ここで、第1の居室親機2aで応答操作が行われず、来訪者が再度第1呼出ボタン10aが操作されると、呼出信号出力部13から呼出信号が第1の居室親機2aに送信される。第1の居室親機2aの呼出検出部20がそれを検出すると、親機制御部24及び再呼出検出部26にそれを通知し、親機制御部24は親機音響部23を制御してスピーカ23bにて呼出音を鳴動させるとともに、表示部21にて呼出表示を行なう。
一方、再呼出検出部26は再呼出であることを検出し、他親機呼出部27から第1居室親機2aの親機I/F25、伝送路L3を介して第2の居室親機2bに呼出信号を送信する。第2の居室親機2bは、親機I/F25を介して呼出検出部20が呼出信号を検出したら、親機制御部24にそれを通知する。この通知を受けて、親機制御部24は親機音響部23を制御してスピーカ23bから呼出音を報音させると共に、表示部21にて呼出表示を行なう。このときに何れかの操作部22で応答操作すると、第1の居室親機2aと玄関子機1の間で、或いは第2の居室親機2bと玄関子機の間で通話を行なう事ができる。
但し、他親機呼出部27が出力する呼出信号は玄関子機1から送出される呼出信号とは異なる代理呼出信号となり、第1呼出ボタン10aの操作により最初から呼出動作している第1の居室親機2aは通常の呼出動作を継続するが、代理呼出信号を受けた第2の居室親機2bの親機制御部24はそれを認識し、表示部21が代理呼出であることを表示し、呼出音も通常呼出とは異なる呼出音で報音する。
そして、第2の居室親機2bにより応答が成された場合、第2の居室親機2bの親機制御部24から親機IF25、伝送線L3を介して第1の居室親機2aに代理応答通知信号が送信され、代理応答されていることが通知される。この信号を受けて、第1の居室親機2aは、親機制御部24の制御で表示部21に、代理応答中であることが表示される。更に、代理応答終了後は、代理応答終了信号が続いて第1の居室親機2aに送信され、第1の居室親機2aの表示部には、代理応答が成されたことが時刻情報と共に表示される。
このように、玄関子機から再呼出操作が成されると、他方の居室親機にも呼び出しがかかるので、他世帯側の居室から応答することができる。よって、一方の世帯の居住者が他方の世帯の居室に移動していたり呼出先の居住者が不在の場合でも、呼び出しに応答することができ、来訪者及び居住者の双方に対して利便性が良い。
また、代理呼出信号に対して応答が成された場合は、来訪者が呼び出した方の居住者は、表示部の表示により他世帯の居住者が応答していることを認識できるので状況を把握し易いし、代理応答終了後であっても代理応答されたことが表示されるので、その表示により代理応答されたことを後から認識でき、応答内容を他世帯の応答者に伺う等の必要性を認識できる。
〈第4の実施形態〉
図4のブロック図は、本発明に係る二世帯用インターホン装置の第4の実施形態を示している。上記図2の構成との相違点を説明すると、玄関子機1と第1及び第2の居室親機2a,2bとが伝送線L1,L2で接続される以外に、第1の居室親機2aと第2の居室親機2bとが伝送線L3で接続されている。また、居室親機2にタイマ部28が設けられ、居室親機2には再呼出を実施するための再呼出部29が設けられている。尚、その他の構成要素は図2と同様であるため、同一の符号を付与して説明を省略する。
この二世帯用インターホン装置は次のように動作する。但し、上記実施形態と同様に第1呼出ボタン10aの操作を中心に説明する。
来訪者により玄関子機1の第1呼出ボタン10aが操作されると、呼出信号出力部13から呼出信号が出力される。呼出信号出力部13は、子機I/F15、伝送路L1を介して第1の居室親機2aに呼出信号を送信する。第1の居室親機2aは、親機IF25を介して呼出検出部20が呼出信号を検出すると、親機制御部24とタイマ部28にそれを通知する。この通知を受けて、親機制御部24は親機音響部23を制御してスピーカ23bから呼出音を報音させるとと共に、表示部21にて呼出表示を行なう。一方、タイマ部28は所定時間の計時をスタートする。
この呼び出し動作を受けて、居住者により第1の居室親機2aの操作部22が応答操作されると、玄関子機1と第1の居室親機2aとの間で通話を行なう事ができる。尚、この場合、タイマ部28は計時を終了する。
ここで、第1の居室親機2aで応答操作が行われず所定時間経過すると、タイマ部28からタイムアップ信号が再呼出部29に出力される。すると、再呼出部29から呼出検出部20に呼出信号を送信すると共に、親機I/F25、伝送路L3を介して第2の居室親機2bに代理呼出信号が送信される。こうして、第1の居室親機2aから再呼出がかかる。
一方、第2の居室親機2bは、呼出検出部20にて代理呼出信号が検出されると、親機制御部24の制御により第1の居室親機2aと同様に呼出動作を行なう。但し、代理呼出信号を受けて成される呼出音は、通常の呼出音とは異なる呼出音で報音されるし、表示部21には、代理呼出であることが表示される。
こうして、何れかの居室親機2で応答操作されると、玄関子機1と通話路が形成され、応答することができる。
尚、第2の居室親機2bにより応答が成された場合、第2の居室親機2bの親機制御部24から、親機IF25、伝送線L3を介して第1の居室親機2aに代理応答通知信号が送信され、代理応答されていることが通知される。この信号を受けて、第1の居室親機2aは、親機制御部24の制御で表示部21に、代理応答中であることが表示される。
更に、代理応答終了後は、代理応答終了信号が続いて第1の居室親機2aに送信され、第1の居室親機2aの表示部には、代理応答が成されたことが時刻情報と共に表示される。
このように、玄関子機から呼び出しが成されて所定時間が経過すると、他方の居室親機にも呼出がかかるので、他世帯側の居室から応答することができる。よって、一方の世帯の居住者が他方の世帯の居室に移動していたり、呼出先の居住者が不在の場合でも、呼び出しに応答することができ、来訪者及び居住者の双方に対して利便性が良い。
また、代理呼出信号に対して応答が成された場合は、来訪者が呼び出した方の居住者は、表示部の表示により他世帯の居住者が応答していることを認識できるので状況を把握し易いし、代理応答終了後であっても代理応答されたことが表示されるので、その表示により代理応答されたことを後から認識でき、応答内容を他世帯の応答者に伺う等の必要性を認識できる。
尚、上記第3、第4の実施形態では、第1の居室親機2aと第2の居室親機2bとが直接伝送線L3で接続されているため、他世帯で応答した場合を自世帯の居室親機で報知する構成をスムーズに実現しているが、第1、第2の実施形態の構成の場合も他世帯で報知動作するよう構成することは可能である。この場合、玄関子機1を経由させて居室親機同士の通信を行うことで実施できる。
また、上記第2、第4の実施形態では、タイムアップとなった時に双方の居室親機2a,2bを呼出動作させているが、他世帯親機のみ呼出動作させても良い。
本発明に係る二世帯用インターホン装置の第1の実施形態を示すブロック図である。 第2の実施形態を示す二世帯用インターホン装置のブロック図である。 第3の実施形態を示す二世帯用インターホン装置のブロック図である。 第4の実施形態を示す二世帯用インターホン装置のブロック図である。
符号の説明
1・・玄関子機、2・・居室親機、2a・・第1の居室親機、2b・・第2の居室親機、10a・・第1呼出ボタン、10b・・第2呼出ボタン、12・・再呼出検出部、16・・タイマ部、21・・表示部(代理呼出報知部、代理応答報知部)、22・・操作部、24・・親機制御部、26・・再呼出検出部、27・・他親機呼出部、28・・タイマ部、29・・再呼出部。

Claims (7)

  1. 居住者を呼び出すための玄関子機と、居住者が呼び出しに応答するための第1及び第2の居室親機とを有し、前記玄関子機は前記第1の居室親機を呼び出すための第1呼出ボタンと、前記第2の居室親機を呼び出すための第2呼出ボタンとを備えて一方の居室親機を選択呼び出しできる二世帯用インターホン装置において、
    前記玄関子機は、前記第1、第2呼出ボタンによる再呼出操作を検出する再呼出検出部と、再呼び出しが成されたら前記第1及び第2の居室親機の双方に呼出信号を出力する呼出信号出力部とを備えたことを特徴とする二世帯用インターホン装置。
  2. 居住者を呼び出すための玄関子機と、居住者が呼び出しに応答するための第1及び第2の居室親機とを有し、前記玄関子機は前記第1の居室親機を呼び出すための第1呼出ボタンと、前記第2の居室親機を呼び出すための第2呼出ボタンとを備えて一方の居室親機を選択呼び出しできる二世帯用インターホン装置において、
    前記玄関子機は、前記第1或いは第2呼出ボタンが操作されたら計時を開始するタイマ部と、前記タイマ部が所定時間計時したら前記第1及び第2の居室親機の双方に呼出信号を送信する呼出信号出力部とを備えたことを特徴とする二世帯用インターホン装置。
  3. 居住者を呼び出すための玄関子機と、居住者が呼び出しに応答するための第1及び第2の居室親機とを有し、前記玄関子機は前記第1の居室親機を呼び出すための第1呼出ボタンと、前記第2の居室親機を呼び出すための第2呼出ボタンとを備えて一方の居室親機を選択呼び出しできる二世帯用インターホン装置において、
    前記玄関子機に、呼出信号を送出する呼出信号出力部を設ける一方、前記第1、第2の居室親機の夫々に、前記玄関子機からの再呼び出しを検出する再呼出検出部と、再呼び出しを受けたら他方の居室親機に呼出信号を送信する他親機呼出部とを設けたことを特徴とする二世帯用インターホン装置。
  4. 居住者を呼び出すための玄関子機と、居住者が呼び出しに応答するための第1及び第2の居室親機とを有し、前記玄関子機は前記第1の居室親機を呼び出すための第1呼出ボタンと、前記第2の居室親機を呼び出すための第2呼出ボタンとを備えて一方の居室親機を選択呼び出しできる二世帯用インターホン装置において、
    前記玄関子機に、呼出信号を送出する呼出信号出力部を設ける一方、前記第1、第2の居室親機の夫々に、前記玄関子機から呼び出しを受けたら計時を開始するタイマ部と、前記タイマ部が所定時間計時したら自身を呼出動作させると共に他方の居室親機に呼出信号を送信する再呼出部とを設けたことを特徴とする二世帯用インターホン装置。
  5. 前記第1、第2の居室親機は、自身の呼出動作が他方の呼出ボタン操作による呼び出しである場合に、それを報知する代理呼出報知部を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の二世帯用インターホン装置。
  6. 前記第1、第2の居室親機は、自身の呼び出しに対して他方の居室親機で代理応答されている場合に、それを報知する代理応答報知部を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の二世帯用インターホン装置。
  7. 前記第1、第2の居室親機は、自身の呼び出しに対して他方の居室親機で代理応答された場合に、それを表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の二世帯用インターホン装置。
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