JP2010151973A - 光半導体装置及びその製造方法、光伝送装置 - Google Patents

光半導体装置及びその製造方法、光伝送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】曲げ導波路における高次モードの励振そのものを防止できるようにする。
【解決手段】光半導体装置を、第1の幅を有する第1光導波路1と、第1光導波路1に接続され、曲げ部2Aを有すると共に第1の幅よりも狭い第2の幅を有する第2光導波路2と、第2光導波路2に接続され、第2の幅よりも広い第3の幅を有する第3光導波路3とを備えるものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば光通信システムで用いられる光半導体装置及びその製造方法、光伝送装置に関する。
近年、波長多重信号処理方式が導入され、光通信システムにおける伝送容量が飛躍的に増大している。
この場合、高機能な光信号処理を行なうために、様々な光機能素子が必要となる。そして、光機能素子の小型化・高密度化を図るには、光伝搬方向を変えるために、必然的に曲げ導波路を用いることになる。また、光機能素子の端面で反射光が生じるのを防止するために、曲げ導波路を設けることもある。
ところで、光機能素子、特に、光分岐・結合素子や干渉計を備える素子においては、高次モードが励振すると、これが大きな影響を及ぼし、光機能素子、ひいては、光通信システムの性能を劣化させることになる。特に、光機能素子(光集積素子)のサイズが小さくなればなるほど、励振した高次モードが漏洩モードと励振して悪影響を及ぼしかねない。
このため、励振した高次モードを除去するために、いくつかの方法が提案されている。
まず、光分岐・結合素子の1本の導波路側にS字曲げ領域を設け、励振した高次モードをS字曲げ領域で放射させて除去する方法(第1の方法)が提案されている。
また、光分岐・結合素子の1本の導波路側の導波路幅を狭くして高次モードを除去し、分岐部(結合部)の曲げ導波路の導波路幅を広くして曲げ損失を低減する方法(第2の方法)も提案されている。
さらに、光分岐・結合素子の1本の導波路側に高次モード除去フィルタを設け、高次モードを除去する方法(第3の方法)も提案されている。例えば、高次モード除去フィルタとして1×1多モード干渉型(MMI:multimode interference)カプラを設けると、基本モードは過剰損失を殆ど受けることなく通るものの、高次モードは大きな損失を受け、通ることができないため、高次モードのみを選択的に除去することができる。しかしながら、この第3の方法では、構成要素が増えるため、素子サイズが増大するほか、高次モード除去フィルタの挿入損失及び高次モード除去フィルタそのものの波長依存性が新たに生じ、素子特性に影響を与えるおそれがある。
特開平06−67047号公報 特開2006−278770号公報
ところで、上述の各方法では、高次モードが励振することを前提に、励振した高次モードが悪影響を及ぼさないように、これを除去するようにしている。
しかしながら、高次モードが励振しないようにすることが極めて重要である。
一方、上述の第1及び第2の方法のように、S字曲げ領域や曲げ導波路を設けると、この部分で新たな高次モードが励振してしまうことがわかった。
そこで、曲げ導波路における高次モードの励振そのものを防ぐことができるようにしたい。
このため、本光半導体装置は、第1の幅を有する第1光導波路と、第1光導波路に接続され、曲げ部を有すると共に第1の幅よりも狭い第2の幅を有する第2光導波路と、第2光導波路に接続され、第2の幅よりも広い第3の幅を有する第3光導波路とを備えることを要件とする。
本光伝送装置は、上記の光半導体装置を備えることを要件とする。
本光半導体装置の製造方法は、半導体基板上に、コア層、クラッド層を順に形成し、コア層及びクラッド層を加工して、第1の幅を有する第1光導波路、曲げ部を有すると共に第1の幅よりも狭い第2の幅を有する第2光導波路、及び、第2の幅よりも広い第3の幅を有する第3光導波路がこの順に連なる導波路ストライプ構造を形成することを要件とする。
したがって、本光半導体装置及びその製造方法、光伝送装置によれば、曲げ導波路における高次モードの励振そのものを防ぐことができるという利点がある。
以下、図面により、本実施形態にかかる光半導体装置及びその製造方法、光伝送装置について説明する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態にかかる光半導体装置及びその製造方法について、図1〜図7を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる光半導体装置は、曲げ導波路を有する光導波路素子(光半導体素子)であって、図1に示すように、第1の幅Wを有する第1光導波路(直線導波路;直線領域;入力側導波路)1と、曲げ部(曲げ領域)2Aを有すると共に、第1の幅Wよりも狭い第2の幅Wを有する第2光導波路(所定の曲率半径を有する曲げ導波路)2と、第2の幅Wよりも広い第3の幅Wを有する第3光導波路(直線導波路;直線領域;出力側導波路)3とを備える。
なお、第1光導波路1、第2光導波路2及び第3光導波路3の全体を曲げ導波路6と見ても良いし、第2光導波路2のみを曲げ導波路と見ても良い。このような曲げ導波路は、例えば、光通信システム内で、光信号を分岐したり、結合(合波)したりする光分岐・結合素子において用いられたり、光機能素子の端面(へきかい端面)で反射光が生じるのを防止するために設けられたり[例えばAR(anti-reflection)コーティングと併用する場合もある]するほか、高機能化や多機能化のために複数の能動素子や受動素子を集積させた光集積素子(高密度光集積素子;光集積回路)において、小型化を図るために、これらの素子を接続するのに幅広く使用される。
また、本実施形態では、図1に示すように、第1光導波路1と第2光導波路2との間に、一端を第1の幅Wとし、他端を第2の幅Wとする第1テーパ光導波路4(ここでは第1光導波路1から第2光導波路2へ向けて幅が狭くなるテーパ光導波路;幅テーパ領域)を備える。また、第2光導波路2と第3光導波路3との間に、一端を第2の幅Wとし、他端を第3の幅Wとする第2テーパ光導波路5(ここでは第2光導波路2から第3光導波路3へ向けて幅が広くなるテーパ光導波路;幅テーパ領域)を備える。
なお、このように、本実施形態では、第2光導波路2を、第1テーパ光導波路4を介して、第1光導波路1に接続し、第3光導波路3を、第2テーパ光導波路5を介して、第2光導波路2に接続しているが、これに限られるものではなく、テーパ光導波路を設けずに、第1光導波路1と第2光導波路2とを接続し、第2光導波路2と第3光導波路3を接続するようにしても良い。但し、テーパ光導波路(モードを徐々に変化させる領域)を設ければ接続損失を減らすことができる。
ところで、光波が曲げ導波路を伝搬する場合、光が感じる屈折率に勾配が生じているため、図5に示すように、光モード分布が曲げ導波路の外側へシフト(モードシフト)する傾向がある。曲げ導波路において光モード分布がシフトすると、光波が再び直線導波路に結合する際に高次モードが励振するおそれがあり、高次モードが励振すると、光半導体装置、ひいては、光通信システムの性能を劣化させることになる。特に、光分岐・結合素子や干渉計を用いる素子では、その特性が大幅に劣化することになる。
ここで、図6は、従来の曲げ導波路[ここではInP系材料を用いた半導体埋込構造を有する曲げ導波路(半導体埋込型曲げ導波路)]を示す模式的平面図であり、図7は、図6に示す半導体埋込型曲げ導波路における光伝搬特性(ここでは等角写像法を用いたシミュレーション計算の結果)を示している。
ここでは、図6に示すように、半導体埋込型曲げ導波路は、導波路幅Wを1.6μmとし、曲率半径Rを300μmとし、曲げ角度θを7度としている。
なお、図7では、直線導波路を光波が伝搬しているように見えるが、直線導波路の途中の曲げ導波路に相当する領域(曲げ領域)において屈折率の勾配を設けることで、幾何学的な曲げ導波路を光波が伝搬するのと等しい結果が得られるようにしている。
図6に示す従来の曲げ導波路では、光波が曲げ導波路を伝搬する際にモードシフトを受け、再び直線導波路に結合する際に高次モードが励振し(図5参照)、これが基本モードと干渉した結果、図7に示すように、蛇行しながら伝搬する現象が現れている。このようなモード干渉は波長依存性を有するため、光半導体装置(光機能素子)の波長特性を大幅に劣化させることになる。
このため、高次モードの影響を排除すること、即ち、高次モードが励振しないようにすることは極めて重要である。
そこで、本実施形態では、図1に示すように、曲げ領域2Aである第2光導波路2の幅Wを、直線領域である第1光導波路1及び第3光導波路2の幅W,Wよりも狭めることによって、図2に示すように、曲げ領域2Aにおいて光モード分布がシフトするのを抑え、高次モードそのものの励振を防ぐようにしている。
以下、本実施形態にかかる曲げ導波路6の具体的な構成例について説明する。
ここで、図1は、本実施形態の曲げ導波路6を示す模式的平面図である。
本実施形態の曲げ導波路6は、図1に示すように、InP系材料を用いた半導体埋込構造を有する曲げ導波路(半導体埋込型曲げ導波路)である。つまり、本光半導体装置は、第1光導波路1、第2光導波路2及び第3光導波路3を含む曲げ導波路6を埋め込む埋込構造を備える。
ここでは、曲げ導波路6の入出力端を構成する直線領域[第1光導波路(入力導波路)1及び第3光導波路(出力導波路)3]は、単一モード条件を満たす導波路幅としている。つまり、第1光導波路1及び第3光導波路3は、単一モード条件を満たす導波路幅を有する単一モード導波路である。なお、ここでは、第1の幅Wと第3の幅Wとを同一にしているが、異なっていても良い。
具体的には、入出力導波路幅W,Wはそれぞれ1.6μmとしている。また、曲げ領域2A(第2光導波路2)は、導波路幅を1.0μmとし、曲率半径を300μmとし、曲げ角度を7度としている。さらに、直線領域1,3と曲げ領域2A(2)との間は幅テーパによって曲げ領域2Aに向けて断熱的に狭くなる構造(幅テーパ領域4,5)としており、そのテーパ長を200μmとしている。
また、図3は、上述のように構成される本半導体埋込型曲げ導波路6(図1参照)の光伝搬特性を示している。なお、図3では、等角写像法を用いたシミュレーション計算の結果を示している。
本半導体埋込型曲げ導波路6(図1参照)では、図3に示すように、光波が曲げ導波路を伝搬し、再び直線導波路に結合した後に光モードの蛇行現象が抑えられていることが分かる。これは、本半導体埋込型曲げ導波路6では、図1に示すように、曲げ領域2Aである第2光導波路2の導波路幅を狭くすることによって、モード閉込係数が減少し、曲げ領域2Aにおけるモードシフトが抑えられ、高次モードが励振しないようにしたためである。なお、本半導体埋込型曲げ導波路6(図1参照)を用いることによって、何らかの理由で発生した高次モードを除去できることは言うまでもない。
次に、本実施形態の光半導体装置の製造方法(半導体導波路作製プロセス)について、図4を参照しながら説明する。
まず、図4に示すように、n型InP基板10(あるいはアンドープInP基板;半導体基板)上に、例えば有機金属気相成長法(以下、MOVPE法)によって、アンドープGaInAsPコア層11(発光波長1.30μm,層厚0.2μm)、p型InPクラッド層12(層厚2.0μm)(あるいはアンドープInPクラッド層)を順にエピタキシャル成長させる。
このエピタキシャル成長を行なったウェハの表面上に、例えば、SiO膜を蒸着装置などによって成膜し、光露光装置を用いた光露光プロセスによって導波路ストライプ構造を形成するための導波路パターンをパターニングする。
そして、このようにしてパターニングされたSiO膜をマスク(フォトマスク)として、図4に示すように、例えば誘導結合型プラズマ反応性イオンエッチング(ICP−RIE;Inductive Coupled Plasma-Reactive Ion Etching)などの方法でドライエッチングを行なうことでコア層11及びクラッド層12を加工して、第1光導波路1、第2光導波路2及び第3光導波路3(図1参照)を形成する領域に導波路ストライプ構造13(ここでは高さ3μm程度のハイメサ導波路構造)を形成する。
ここでは、第1の幅Wを有する第1光導波路1(直線導波路;ここでは導波路幅1.6μm)、第1テーパ光導波路4(ここではテーパ長200μmの幅テーパ導波路)、曲げ部2Aを有すると共に第1の幅Wよりも狭い第2の幅Wを有する第2光導波路2(曲げ導波路;ここでは導波路幅1.0μm)、第2テーパ光導波路5(ここではテーパ長200μmの幅テーパ導波路)、及び、第2の幅Wよりも広い第3の幅Wを有する第3光導波路3(直線導波路;ここでは導波路幅1.6μm)(図1参照)がこの順に連なる導波路ストライプ構造13が形成される。
このような導波路ストライプ構造13の導波路パターンは、上述のフォトマスクのマスクパターンによって規定される。
次に、図4に示すように、例えばMOVPE法によって、上述のようにして形成された導波路ストライプ構造13が埋め込まれるように半絶縁性InP層14[埋込層;ここではコア層11との屈折率差が小さい材料(例えばクラッド層12と同じ材料)を用いる]を埋込結晶成長させて、高抵抗埋込導波路構造15を形成する。
このような作製プロセスを経て、本光半導体装置が完成する。
したがって、本実施形態にかかる光半導体装置及びその製造方法によれば、曲げ導波路6(曲げ領域2Aを含む曲げ導波路2)における高次モードの励振そのものを防ぐことができるという利点がある。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態にかかる光半導体装置及びその製造方法について、図8を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる光半導体装置(光半導体素子)は、上述の第1実施形態のものに対し、図8に示すように、曲げ領域2Aを構成する第2光導波路2がオフセットされている点が異なる。なお、図8では、上述の第1実施形態(図1参照)と同一のものには同一の符号を付している。
つまり、本光半導体装置は、図8に示すように、第2光導波路2が、第1光導波路1、第1テーパ光導波路4、第2テーパ光導波路5及び第3光導波路3に対してオフセットされている点が異なる。このような導波路パターンは、光露光装置のフォトマスクによって規定することができるため、上述の第1実施形態と同様の作製プロセスによって形成することができる。
具体的には、第2光導波路2の中心軸が、第1光導波路1、第1テーパ光導波路4、第2テーパ光導波路5及び第3光導波路3の中心軸に対して、曲げ領域2Aの曲率中心側へずらされている。
ここで、オフセット量は、直線導波路(テーパ導波路を含む)1,3(4,5)と曲げ導波路2との間の接続損失が最小になるように最適な値に設定すれば良い。一方、曲げ導波路である第2光導波路2の幅は、放射損失を最低限に抑えながら、高次モードの励振を抑えることができるように最適な値に設定すれば良い。このように、オフセットを設けることで、接続損失と放射損失とを独立に制御することが可能となる。
なお、その他の構成及び製造方法は、上述の第1実施形態と同様であるから、ここではその説明を省略する。
したがって、本実施形態にかかる光半導体装置及びその製造方法によれば、上述の第1実施形態と同様に、曲げ導波路6(曲げ領域2Aを含む曲げ導波路2)における高次モードの励振そのものを防ぐことができるという利点がある。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態にかかる光半導体装置及びその製造方法について、図9〜図20を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる光半導体装置(光半導体素子)は、図16に示すように、上述の第1実施形態の曲げ導波路6を、モード変換型カプラ23を含む光分岐・結合素子20に適用したものである。なお、図16では、上述の第1実施形態(図1参照)と同一のものには同一の符号を付している。
以下、曲げ導波路を含まない光分岐・結合素子の構成(図9参照)及びその特性(図10参照)、従来の曲げ導波路(図5〜図7参照)を含む光分岐・結合素子の構成(図11参照)及びその課題(図12参照)、従来の曲げ導波路(図5〜図7参照)がオフセットされている光分岐・結合素子の構成(図13参照)及びその課題(図14、図15参照)、上述の第1実施形態の曲げ導波路6を含む光分岐・結合素子20の構成(図16参照)及び作用・効果(図17〜図20参照)の順に説明する。
まず、曲げ導波路を含まない光分岐・結合素子の構成及び特性について、図9、図10を参照しながら説明する。
ここで、図9は、曲げ導波路を含まない光分岐・結合素子の一例として、1×8チャネルモード変換型カプラ(1×8FFC:field flattened coupler)を含む光分岐・結合素子を示している。
図9に示すように、1×8モード変換型カプラ23を含む光分岐・結合素子(光合分岐器素子;光分岐・合波素子;光分岐結合器)は、単一モードの一の入力導波路(直線導波路)21と、複数(ここでは8つ)の出力導波路(導波路アレイ)22と、入力側に1つのポート(入力ポート)を有し、出力側に複数(ここでは8つ;Port1-Port8)のポート(出力ポート)を有する1×8モード変換型カプラ(カプラ領域;モード変換領域;光分岐・結合領域;1×8FFC)23とを備える。
ここで、モード変換型カプラ23は、一端が入力導波路21に接続され、他端が出力導波路(直線導波路)22に接続され、一端(入力側の端部;入力端)から他端(出力側の端部;出力端)へ向けて幅が徐々に広くなる三角形状のテーパ状導波路によって構成され、光信号を分岐あるいは結合させる機能を有する。
ここでは、テーパ状導波路23の最狭端幅、最広端幅は、それぞれ、1.6μm、68μmである。また、テーパ状導波路23の長さ(モード変換領域長)は280μmである。
ここで、図10は、図9に示すモード変換型カプラ(光分岐・結合素子)の透過特性(transmittance;分岐特性)を示している。
図10に示すように、モード変換型カプラ23は、8チャネル(Port1-Port8)の透過特性[1つの入力ポートから入力された光のパワーに対する8つの出力ポート(Port1-8)のそれぞれから出力された光のパワーの割合;光透過率]がほぼ等しくなるように設計されている。
また、モード変換型カプラ23は入力光波長に鈍感な特性を示すため、図10に示すように、Sバンド及びCバンドに及ぶ波長範囲内でほぼ一定かつ等しい分岐比を有する。
次に、従来の曲げ導波路を含む光分岐・結合素子の構成及び特性について、図11、図12を参照しながら説明する。
ここで、図11は、従来の曲げ導波路を含む光分岐・結合素子の一例として、モード変換型カプラ(1×8FFC)を含み、入力側(1チャネル側)に従来の曲げ導波路(曲げ領域;図5〜図7参照)を有する光分岐・結合素子を示している。なお、図11では、上述のモード変換型カプラを含む光分岐・結合素子(図9参照)と同一のものには同一の符号を付している。
図11に示すように、曲げ導波路は、上述の図6に示すものと同じであり、曲げ導波路以外の部分は、上述の図9に示すものと同じである。
また、図12は、図11に示すモード変換型カプラ(光分岐・結合素子)の透過特性(transmittance;分岐特性)を示している。
モード変換型カプラ23を含み、入力側に従来の曲げ導波路を有する光分岐・結合素子(図11参照)では、図12に示すように、上述の図9に示すモード変換型カプラの透過特性(図10参照)と大きく異なり、各出力ポート(Port1-Port8)に対する分岐比が波長に対して一定でないだけでなく、各チャネル(Port1-Port8)の透過特性が最大6dB程度揺らいでおり(即ち、透過特性におけるリップルの振幅が6dB程度である)、光分岐・結合素子としての性能が顕著に劣化していることが分かる。
これは、入力側に設けられた曲げ導波路(曲げ領域)において高次モードが励振し、光波が蛇行しながら、カプラ領域23に入射してしまうからである。つまり、基本モードと高次モードとの干渉によって、入力光波のモード分布が中心対称性に欠けた状態のままカプラ領域23に入射してしまうからである。また、光の波長によって、モード間の位相差が異なり、モード間干渉の状態が異なってしまうため、カプラの分岐特性(透過特性)における波長依存性を招くことになるからである。
なお、ここでは、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子を例に挙げて説明しているが、これに限られるものではなく、カプラ領域にMMIカプラやスターカプラなどの他のカプラを用いても、図12に示す結果と同様に分岐特性(透過特性)が劣化する。
ところで、曲げ導波路(曲げ領域)を、直線導波路(直線領域)に対して、モードシフト量だけ意図的に横方向にずらす(オフセット)ことによって、曲げ領域(曲げ導波路)における高次モードの励振を低減することができる。
本来、このようなオフセットは、曲げ導波路と直線導波路との間のモード不整合による接続損失を低減するために用いられるが、高次モードの励振を抑えることもできる。
ここで、図13は、上述の図11に示す光分岐・結合素子に対して、入力側(1チャネル側)に設けられた従来の曲げ導波路(曲げ領域;図5〜図7参照)がオフセットされている光分岐・結合素子を示している。なお、図13では、上述の光分岐・結合素子(図11参照)と同一のものには同一の符号を付している。ここでは、オフセット量は0.2μmである。
また、図14は、図13に示すモード変換型カプラ(光分岐・結合素子)の透過特性(transmittance;分岐特性)を示している。
従来の曲げ導波路をオフセットした光分岐・結合素子では、図14に示すように、透過特性におけるリップルの振幅が3dB程度まで減少している。
また、図15は、直線導波路(直線領域)と曲げ導波路(曲げ領域)との間のオフセット量(Δx)に対するモード変換型カプラ23の透過特性におけるリップル振幅値(最大値)を示している。なお、光導波路やカプラの各パラメータは、図9に示したものと同様である。
図15に示すように、オフセット量Δxを適切な値に設定することによって、モード変換型カプラ23の透過特性におけるリップル振幅値が減少するものの、オフセットによる方法では、高次モードの励振を完全に抑えることができないため、2.8dB程度のリップルが残存してしまい、2.8dB以下に抑圧することは困難である。
そこで、本実施形態では、図16に示すように、モード変換型カプラ(1×8FFCカプラ)23を含む光分岐・結合素子20において、上述の第1実施形態(図1参照)の曲げ導波路6(曲げ領域2Aを含む曲げ導波路2)を適用している。
図16に示すように、モード変換型カプラ(1×8FFCカプラ)23を含む光分岐・結合素子の基本的な構成は図9に示すものと同じであり、入力側の曲げ導波路(1つの入力導波路に含まれる曲げ領域)の構成は図1に示すものと同じである。また、各光導波路及び光カプラは、同一半導体基板上に集積されている。なお、本構造では、直線導波路(直線領域)と曲げ導波路(曲げ領域)との間にオフセットは設けていないが、曲げ導波路が図1に示すように構成されているため、曲げ領域2Aにおける高次モードの励振を抑えることができ、モード間干渉が生じない。
本実施形態のモード変換型カプラ23を含む光分岐・結合素子20の具体的な素子パラメータは以下の通りである。
入力導波路21の直線領域(直線導波路)及び出力導波路22(直線導波路)の幅をいずれも1.6μmであり、入力導波路21の曲げ領域2A(曲げ導波路2)の幅は1.0μmであり、カプラ領域(FFC領域)を構成するテーパ状導波路23の最狭端幅、最広端幅はそれぞれ1.6μm、68μmであり、複数の出力導波路22の間隔は3.5μmである。また、図示していないが、最外側(両外側)の出力導波路22は、テーパ状導波路23との接続部分にテーパ部を有し、このテーパ部の最広端幅、最狭端幅、長さはそれぞれ4.0μm、1.6μm、100μm(100μm長の幅テーパ導波路部)である。
ここで、図17は、図16に示すモード変換型カプラ(光分岐・結合素子)の透過特性(transmittance;分岐特性)を示している。
上述の第1実施形態(図1参照)の曲げ導波路6を適用したモード変換型カプラを含む光分岐・結合素子では、図17に示すように、各出力チャネル(Port1-Port8)の透過特性におけるリップルは0.5dB以下となっており、図12及び図14に示す結果と比べて著しく改善されていることが分かる。
また、図18は、図16に示すモード変換型カプラを含む光分岐・結合素子における曲げ導波路2の導波路幅(直線導波路1,3の幅Wstに対する曲げ導波路2の幅Wbendの割合;Wbend/Wst)に対するモード変換型カプラの透過特性におけるリップル振幅値(最大値)を示している。なお、光導波路及びカプラの各パラメータは、図9に示したものと同様である。
図18に示すように、曲げ導波路2の幅Wbendによってリップル振幅値が変化する。特に、直線導波路1,3の幅Wstとの比、即ち、Wbend/Wst値を0.625近傍に設定すると、リップル振幅値が0.5dB程度まで減少する。Wbend/Wst値が比較的に大きい場合は、曲げ導波路2(曲げ領域2A)におけるモードシフトに起因する高次モードの励振によってリップルが発生する。一方、Wbend/Wst値が最適値より小さくなると、モード閉込係数の減少により、曲げ導波路2(曲げ領域2A)で閉じ込められなくなり、モードシフトが生じ、リップルが発生する。
なお、ここでは、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子を例に挙げて説明しているが、これに限られるものではなく、カプラ領域に多モード干渉型(MMI:multimode interference)カプラやスターカプラなどの他のカプラを用いても、図17及び図18に示す結果と同様に分岐特性(透過特性)が著しく改善する。
ところで、上述の本実施形態の構造では、曲げ導波路2における高次モードの励振を抑えるために、局所的に導波路幅を狭めているため、曲げ導波路2における放射損失が危惧される。
ここで、図19は、半導体埋込型曲げ導波路2(曲げ領域2A)の曲げ角度に対する放射損失(曲げ損失)を示している。ここでは、曲げ領域2Aにおける曲率半径は300μmである。
図19に示すように、曲げ角度に比例して放射損失が増大することが分かる。
また、図19に示すように、導波路幅が狭くなるにつれて、モード閉込係数が減少し、放射損失が増大することが分かる。
ここでは、曲げ角度に対する曲げ損失は、それぞれ、0.017dB/deg(w=1.6μm)、0.025dB/deg(w=1.4μm)、0.042dB/deg(w=1.2μm)及び0.078dB/deg(w=1.0μm)である。
このような曲げ損失は、曲げ導波路2(曲げ領域2A)の曲率半径を大きくすることによって低減することができる。
例えば、曲げ領域2Aにおける曲率半径を500μmにすると、曲げ損失は、それぞれ、0.0005dB/deg(w=1.6μm)、0.0006dB/deg(w=1.4μm)、0.0026dB/deg(w=1.2μm)及び0.012dB/deg(w=1.0μm)となる。
しかしながら、このように曲率半径を大きくすると、サイズが大きくなるため、曲げ損失と素子サイズとはトレードオフの関係にある。
ここで、図20は、図16に示すモード変換型カプラを含む光分岐・結合素子に備えられる曲げ導波路の導波路幅に対する放射損失(透過特性;transmittance)を示している。
図16に示すモード変換型カプラを含む光分岐・結合素子のように曲げ導波路の曲げ角度が7度程度の場合、図20に示すように、導波路幅1.0μm近傍でもピーク損失に対する過剰損失が0.3dB以下に抑えられる。
したがって、上述の本実施形態の構造を用いることによって、過剰損失を増大させることなく、図17に示すように、均一な分岐比を実現することが可能である。
このように、モード変換型カプラ(1×8FFC)を含む光分岐・結合素子を上述のように構成することで、入力側の曲げ導波路における高次モードの励振を抑えることができ、例えば数十nmに及ぶ波長範囲にわたって良好な分岐・結合特性が得られる。
なお、ここでは、光分岐・結合素子を、モード変換型カプラを含むものとして構成した場合を例に挙げて説明しているが、これに限られるものではなく、例えばMMIカプラ、スターカプラ或いはY分岐カプラなどの他の異なる構成のカプラを含むものとして構成しても良く、この場合も上述と同様に良好な特性が得られることになる。
なお、その他の構成及び製造方法は、上述の第1実施形態と同様であるから、ここではその説明を省略する。
したがって、本実施形態にかかる光半導体装置及びその製造方法によれば、上述の第1実施形態と同様に、曲げ導波路6(曲げ領域2Aを含む曲げ導波路2)における高次モードの励振そのものを防ぐことができるという利点がある。
特に、上述の第1実施形態の曲げ導波路6を適用して、曲げ導波路を含む光分岐・結合素子を構成することで、高次モードが励振しないようにすることができるため、広帯域にわたって波長リップルの小さい光分岐・結合特性、即ち、高チャネル間バランス特性を有し、コンパクトな光分岐・結合素子を実現できることになる。
なお、上述の実施形態では、半導体基板上にモード変換型光カプラ23及び光導波路21,22(上述の第1実施形態の曲げ導波路6を含む)を備える光分岐・結合素子(光半導体装置)を例に挙げて説明しているが、これに限られるものではなく、例えば、このような光分岐・結合素子が形成されている半導体基板上に、半導体光増幅器、半導体レーザ(レーザ光源)、光変調器、位相変調器、光フィルタなどの他の光機能素子及び光導波路を集積させることによって高機能な光集積素子(半導体光集積素子)を構成することもできる。
例えば、光集積素子(光半導体装置)を、第1光素子と、第1光素子に接続された光導波路と、光導波路に接続された第2光素子とを備え、第1光素子と第2光素子とを接続する光導波路に上述の第1実施形態の曲げ導波路6を適用したものとして構成することができる。
以下、複数の第1光素子及び複数の光導波路を備え、複数の第1光素子が、複数の光導波路のそれぞれに接続されており、第2光素子に接続された他の光導波路と、他の光導波路に接続された第3光素子とをさらに備え、各光素子及び各光導波路が同一半導体基板上に集積されている光集積素子の構成例について説明する。
なお、ここでは、第1光素子と第2光素子とを接続する光導波路に上述の第1実施形態の曲げ導波路6を適用した場合を例に挙げて説明しているが、これに限られるものではなく、例えば、第2光素子と第3光素子とを接続する他の光導波路に上述の第1実施形態の曲げ導波路6を適用しても良い。
例えば図21に示すように、単一の半導体基板(同一半導体基板)30上に、上述の実施形態にかかるモード変換型光カプラ23と、半導体光増幅器(SOA)31,32とをモノリシックに集積させて、光集積素子としての光ゲートスイッチ35を構成することができる。ここでは、モード変換型光カプラ(第2光素子)23の入力側に複数の曲げ導波路[入力導波路;上述の第1実施形態(図1参照)の曲げ導波路6を含む]33を介して複数のSOA(SOAゲートアレイ;第1光素子)31を接続し、モード変換型光カプラ23の出力側に1つの光導波路(出力導波路;他の光導波路)34を介して1つのSOA(第3光素子)32を接続している。
このように構成される光ゲートスイッチ35では、入力側に位置する複数のSOA31の電流制御によって、任意のチャネルの光信号を取り出すことができる。この際に、上述の実施形態にかかるモード変換型光カプラ23による高チャネル間バランス特性によって波長多重された光信号に対して光強度が一定に保たれ、高品質な光信号処理が可能となる。
また、例えば図22に示すように、単一の半導体基板(同一半導体基板)40上に、上述の実施形態にかかるモード変換型光カプラ23と、半導体レーザ(LD;レーザダイオード)41と、半導体光増幅器(SOA)42とをモノリシックに集積させて、光集積素子としての波長可変レーザ(波長可変光源)45を構成することもできる。ここでは、モード変換型光カプラ(第2光素子)23の入力側に複数の曲げ導波路[入力導波路;上述の第1実施形態(図1参照)の曲げ導波路6を含む]43を介して複数の半導体レーザ(第1光素子)41を接続し、モード変換型光カプラ23の出力側に1つの光導波路(出力導波路;他の光導波路)44を介してSOA(第3光素子)42を接続している。
なお、半導体レーザ41としては、例えば温度調整可能な分布帰還型(DFB:distributed feedback)レーザや電流注入制御型TDA(tunable distributed amplification)−DFBレーザなどを用いることができる。この場合、各半導体レーザ41が数nm程度の波長範囲にわたって波長を変化させることができるため、上述の実施形態にかかるモード変換型光カプラ23を用いて波長可変レーザを構成すれば、Cバンド及びLバンド全体にわたる広帯域波長可変動作が可能となる。また、上述の実施形態にかかるモード変換型光カプラ23による高チャネル間バランス特性及び低波長依存性によって全てのチャネルにわたってレーザ出力パワーを一定に保つことも可能になる。
また、例えば図23に示すように、単一の半導体基板(同一半導体基板)50上に、上述の実施形態にかかるモード変換型光カプラ23と、半導体レーザ(LD;レーザダイオード)51と、半導体光増幅器(SOA)52と、光変調器(MOD)53とをモノリシックに集積させて、光集積素子としての外部変調器集積型波長可変レーザ(外部変調器集積型波長可変光源)56を構成することもできる。ここでは、モード変換型光カプラ(第2光素子)23の入力側に複数の曲げ導波路[入力導波路;上述の第1実施形態(図1参照)の曲げ導波路6を含む]54を介して複数の半導体レーザ(第1光素子)51を接続し、モード変換型光カプラ20の出力側に1つの光導波路(出力導波路;他の光導波路)55を介してSOA(第3光素子)52及びMOD(第3光素子)53を接続している。
また、例えば図24に示すように、単一の半導体基板(同一半導体基板)60上に、上述の実施形態にかかるモード変換型光カプラ23と、半導体レーザ(LD;レーザダイオード)61と、光変調器(MOD)62と、半導体光増幅器(SOA)63とをモノリシックに集積させて、光集積素子66を構成することもできる。ここでは、モード変換型光カプラ(第2光素子)23の入力側に複数の曲げ導波路[入力導波路;上述の第1実施形態(図1参照)の曲げ導波路6を含む]64を介して複数の半導体レーザ(第1光素子)61及び複数のMOD(第1光素子)62を接続し、モード変換型光カプラ20の出力側に1つの光導波路(出力導波路;他の光導波路)65を介してSOA(第3光素子)63を接続している。
また、例えば図25に示すように、単一の半導体基板(同一半導体基板)70上に、上述の実施形態にかかるモード変換型光カプラ23と、半導体レーザ(LD;レーザダイオード)[又は半導体光増幅器(SOA)]71と、半導体光増幅器(SOA)72と、光フィルタ(OF)73とをモノリシックに集積させて、光集積素子76を構成することもできる。ここでは、モード変換型光カプラ(第2光素子)23の入力側に複数の曲げ導波路[入力導波路;上述の第1実施形態(図1参照)の曲げ導波路6を含む]74を介して複数の半導体レーザ(又はSOA;第1光素子)71を接続し、モード変換型光カプラ20の出力側に1つの光導波路(出力導波路;他の光導波路)75を介してSOA(第3光素子)72及びOF(第3光素子)73を接続している。この構成により、SOAの自然放出光成分を除去することができる。また、波長多重信号列が入力された場合、任意の波長成分のみを取り出すことも可能になる。
このような光集積素子[上述の第1実施形態(図1参照)の曲げ導波路6を含む光半導体装置]によって高機能な光信号処理が可能となるため、例えば図26(A)に示すように、このような高機能な光集積素子[上述の第1実施形態(図1参照)の曲げ導波路6を含む光半導体装置]によって光スイッチ(例えばN×N光スイッチ)80を構成し、これを光送信機81と光受信機82との間の光伝送路83に設けて光伝送装置84を構成することで、光伝送装置84の高性能化を図ることができる。また、例えば図26(B)に示すように、上述の波長可変レーザ(波長可変光源)45(図22参照)を備えるものとして光送信機85を構成し、これを、光伝送路86を介して光受信機87に接続して光伝送装置88を構成することで、光伝送装置88の高性能化を図ることができる。
また、本発明は、上述した各実施形態及びその変形例に記載した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
以下、上述の各実施形態及び変形例に関し、更に、付記を開示する。
(付記1)
第1の幅を有する第1光導波路と、
前記第1光導波路に接続され、曲げ部を有すると共に前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する第2光導波路と、
前記第2光導波路に接続され、前記第2の幅よりも広い第3の幅を有する第3光導波路とを備えることを特徴とする光半導体装置。
(付記2)
前記第1光導波路と前記第2光導波路との間に、一端を前記第1の幅とし、他端を前記第2の幅とする第1テーパ光導波路を備えることを特徴とする、付記1記載の光半導体装置。
(付記3)
前記第2光導波路と前記第3光導波路との間に、一端を前記第2の幅とし、他端を前記第3の幅とする第2テーパ光導波路を備えることを特徴とする、付記1又は2に記載の光半導体装置。
(付記4)
前記第2光導波路は、前記第1光導波路及び前記第3光導波路に対してオフセットされていることを特徴とする、付記1記載の光半導体装置。
(付記5)
前記第2光導波路は、前記第1テーパ光導波路に対してオフセットされていることを特徴とする、付記2記載の光半導体装置。
(付記6)
前記第2光導波路は、前記第2テーパ光導波路に対してオフセットされていることを特徴とする、付記3記載の光半導体装置。
(付記7)
前記第1光導波路及び前記第3光導波路は、単一モード条件を満たす導波路幅を有することを特徴とする、付記1〜6のいずれか1項に記載の光半導体装置。
(付記8)
前記第1光導波路、前記第2光導波路及び前記第3光導波路を埋め込む埋込構造を備えることを特徴とする、付記1〜7のいずれか1項に記載の光半導体装置。
(付記9)
第1光素子と、
前記第1光素子に接続された光導波路と、
前記光導波路に接続された第2光素子とを備え、
前記光導波路は、
前記第1光素子に接続され、第1の幅を有する第1光導波路と、
前記第1光導波路に接続され、曲げ部を有すると共に前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する第2光導波路と、
前記第2光導波路に接続され、前記第2の幅よりも広い第3の幅を有する第3光導波路とを備えることを特徴とする光半導体装置。
(付記10)
前記光導波路を複数備えるとともに、前記第1光素子を複数備え、
前記複数の第1光素子は、前記複数の光導波路を構成する前記第1光導波路のそれぞれに接続されていることを特徴とする、付記9記載の光半導体装置。
(付記11)
前記第1光素子は、光増幅器であり、
前記第2光素子は、光カプラであることを特徴とする、付記10記載の光半導体装置。
(付記12)
前記第1光素子は、レーザであり、
前記第2光素子は、光カプラであることを特徴とする、付記10記載の光半導体装置。
(付記13)
前記第1光素子は、レーザ及び光変調器であり、
前記第2光素子は、光カプラであることを特徴とする、付記10記載の光半導体装置。
(付記14)
前記第2光素子に接続された他の光導波路と、
前記他の光導波路に接続された第3光素子とを備え、
前記第3光素子は、光増幅器であることを特徴とする、付記11〜13のいずれか1項に記載の光半導体装置。
(付記15)
前記第2光素子に接続された他の光導波路と、
前記他の光導波路に接続された第3光素子とを備え、
前記第3光素子は、光増幅器及び光変調器であることを特徴とする、付記12記載の光半導体装置。
(付記16)
前記第2光素子に接続された他の光導波路と、
前記他の光導波路に接続された第3光素子とを備え、
前記第3光素子は、光増幅器及び光フィルタであることを特徴とする、付記11又は12に記載の光半導体装置。
(付記17)
前記他の光導波路は、
前記第2光素子に接続され、第4の幅を有する第4光導波路と、
前記第4光導波路に接続され、曲げ部を有すると共に前記第4の幅よりも狭い第5の幅を有する第5光導波路と、
前記第5光導波路に接続され、前記第5の幅よりも広い第6の幅を有する第6光導波路とを備えることを特徴とする、付記14〜16のいずれか1項に記載の光半導体装置。
(付記18)
前記光素子及び前記光導波路は、同一半導体基板上に集積されていることを特徴とする、付記9〜17のいずれか1項に記載の光半導体装置。
(付記19)
付記1〜18のいずれか1項に記載の光半導体装置を備えることを特徴とする、光伝送装置。
(付記20)
半導体基板上に、コア層、クラッド層を順に形成し、
前記コア層及び前記クラッド層を加工して、第1の幅を有する第1光導波路、曲げ部を有すると共に前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する第2光導波路、及び、前記第2の幅よりも広い第3の幅を有する第3光導波路がこの順に連なる導波路ストライプ構造を形成することを特徴とする光半導体装置の製造方法。
本発明の第1実施形態にかかる光半導体装置に含まれる曲げ導波路の構成を示す模式的平面図である。 本発明の第1実施形態にかかる光半導体装置に含まれる曲げ導波路を光波が伝搬する様子(光モード分布)を示す模式的平面図である。 本発明の第1実施形態にかかる光半導体装置の具体的な構成例における光伝搬特性(シミュレーション計算の結果)を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる光半導体装置の導波路構造を示す模式的断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる光半導体装置の課題を説明するための図である。 本発明の第1実施形態にかかる光半導体装置の課題を説明するための図である。 本発明の第1実施形態にかかる光半導体装置の課題を説明するための図である。 本発明の第2実施形態にかかる光半導体装置に含まれる曲げ導波路の構成を示す模式的平面図である。 一般的なモード変換型カプラを含む光分岐・結合素子の構成を示す模式的平面図である。 一般的なモード変換型カプラを含む光分岐・結合素子の透過特性を示す図である。 従来の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子の構成を示す模式的平面図である。 従来の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子の透過特性を示す図である。 従来の曲げ導波路がオフセットされているモード変換型カプラを含む光分岐・結合素子の構成を示す模式的平面図である。 従来の曲げ導波路がオフセットされているモード変換型カプラを含む光分岐・結合素子の透過特性を示す図である。 従来の曲げ導波路がオフセットされているモード変換型カプラを含む光分岐・結合素子の透過特性におけるリップル振幅値とオフセット量との関係を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる光半導体装置(第1実施形態の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子)の構成を示す模式的平面図である。 本発明の第3実施形態にかかる光半導体装置(第1実施形態の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子)の透過特性を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる光半導体装置(第1実施形態の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子)の透過特性におけるリップル振幅値と曲げ導波路の導波路幅(直線導波路の幅に対する曲げ導波路の幅の割合)との関係を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる光半導体装置(第1実施形態の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子)における曲げ導波路の曲げ角度と曲げ損失との関係を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる光半導体装置(第1実施形態の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子)の曲げ導波路の導波路幅と透過特性との関係を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる光半導体装置(第1実施形態の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子)を用いた光半導体装置(光集積素子)の構成例を示す模式図である。 本発明の第3実施形態にかかる光半導体装置(第1実施形態の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子)を用いた光半導体装置(光集積素子)の他の構成例を示す模式図である。 本発明の第3実施形態にかかる光半導体装置(第1実施形態の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子)を用いた光半導体装置(光集積素子)の他の構成例を示す模式図である。 本発明の第3実施形態にかかる光半導体装置(第1実施形態の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子)を用いた光半導体装置(光集積素子)の他の構成例を示す模式図である。 本発明の第3実施形態にかかる光半導体装置(第1実施形態の曲げ導波路を有し、モード変換型カプラを含む光分岐・結合素子)を用いた光半導体装置(光集積素子)の他の構成例を示す模式図である。 (A),(B)は、本発明の第3実施形態にかかる光半導体装置を用いた光伝送装置の構成例を示す模式図である。
符号の説明
1 第1光導波路(直線導波路)
2 第2光導波路(曲げ導波路)
2A 曲げ部(曲げ領域)
3 第3光導波路(直線導波路)
4 第1テーパ光導波路
5 第2テーパ光導波路
6 曲げ導波路
10 n型InP基板(半導体基板)
11 アンドープGaInAsPコア層
12 p型InPクラッド層
13 導波路ストライプ構造
14 半絶縁性InP層(埋込層)
15 高抵抗埋込導波路構造
20 光分岐・結合素子(モード変換型光カプラ;1×8FFC)
21 入力導波路
22 出力導波路
23 テーパ状導波路(カプラ領域)
30 半導体基板
31,32 半導体光増幅器
33 曲げ導波路(入力導波路)
34 光導波路(出力導波路)
35 光ゲートスイッチ
40 半導体基板
41 半導体レーザ
42 半導体光増幅器
43 曲げ導波路(入力導波路)
44 光導波路(出力導波路)
45 波長可変レーザ
50 半導体基板
51 半導体レーザ
52 半導体光増幅器
53 光変調器
54 曲げ導波路(入力導波路)
55 光導波路(出力導波路)
56 外部変調器集積型波長可変レーザ
60 半導体基板
61 半導体レーザ
62 光変調器
63 半導体光増幅器
64 曲げ導波路(入力導波路)
65 光導波路(出力導波路)
66 光集積素子
70 半導体基板
71 半導体レーザ(又は半導体光増幅器)
72 半導体光増幅器
73 光フィルタ
74 曲げ導波路(入力導波路)
75 光導波路(出力導波路)
76 光集積素子
80 光スイッチ
81 光送信機
82 光受信機
83 光伝送路
84 光伝送装置
85 光送信機
86 光伝送路
87 光受信機
88 光伝送装置

Claims (9)

  1. 第1の幅を有する第1光導波路と、
    前記第1光導波路に接続され、曲げ部を有すると共に前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する第2光導波路と、
    前記第2光導波路に接続され、前記第2の幅よりも広い第3の幅を有する第3光導波路とを備えることを特徴とする光半導体装置。
  2. 前記第1光導波路と前記第2光導波路との間に、一端を前記第1の幅とし、他端を前記第2の幅とする第1テーパ光導波路を備えることを特徴とする、請求項1記載の光半導体装置。
  3. 前記第2光導波路と前記第3光導波路との間に、一端を前記第2の幅とし、他端を前記第3の幅とする第2テーパ光導波路を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の光半導体装置。
  4. 前記第2光導波路は、前記第1テーパ光導波路に対してオフセットされていることを特徴とする、請求項2記載の光半導体装置。
  5. 前記第2光導波路は、前記第2テーパ光導波路に対してオフセットされていることを特徴とする、請求項3記載の光半導体装置。
  6. 前記第1光導波路及び前記第3光導波路は、単一モード条件を満たす導波路幅を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光半導体装置。
  7. 前記第1光導波路、前記第2光導波路及び前記第3光導波路が形成された半導体基板上に集積された光機能素子を備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の光半導体装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の光半導体装置を備えることを特徴とする、光伝送装置。
  9. 半導体基板上に、コア層、クラッド層を順に形成し、
    前記コア層及び前記クラッド層を加工して、第1の幅を有する第1光導波路、曲げ部を有すると共に前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する第2光導波路、及び、前記第2の幅よりも広い第3の幅を有する第3光導波路がこの順に連なる導波路ストライプ構造を形成することを特徴とする光半導体装置の製造方法。
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