JP5306869B2 - 光集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる構造を有する複数の光導波路素子が光学的に結合した接合部分を有する光集積回路に関するものである。
光通信ネットワークの普及や進展に伴って、光通信システムで使用される光部品の高機能化が進んでいる。光部品のうち、発光素子、受光素子、光増幅素子、光変調素子といった光能動素子は、半導体レーザや半導体フォトダイオードに代表されるように、以前から半導体材料をベースとした光素子を中心に実用化されてきている。また近年では、光能動素子だけでなく、光導波路や光合・分岐回路などの光受動素子も、良好な特性なものが半導体基板上で実現され、製品化されてきている。
従来、これらの光素子は、別個独立した素子またはモジュールとして開発・製品化が行われていた。しかし最近では高機能化の他にも、小型化、低消費電力化、低コスト化のニーズが強い。これらのニーズに応えるべく上記のような光能動素子、光受動素子などの様々な機能を持った光素子を同一基板上にモノリシック集積して、光集積回路とするための技術開発が盛んに進められている。
上述のようなモノリシック集積される光素子は、導波路型光素子である点では共通であるが、各々の光素子に要求される性能や製造工程上の制約によって、採用される導波路構造についても光素子ごとで異なっている。例えば、InGaAsP系材料を活性領域に使用したInP基板上の発光あるいは光増幅素子については、電流狭窄特性が良好な埋め込みメサ型の導波路構造が広く採用されている。一方、InGaAlAsなどのAlを含む材料を活性領域に使用したInP基板上の光素子では、酸化しやすいAlを含む層が製造工程途中で表面に露出しないローメサ型の導波路構造が使用されることが多い。また、受動光導波路や逆バイアスで動作させる光変調器に関しては、曲率半径を小さくしても低損失なハイメサ型の導波路構造がよく用いられる。
例えば、特許文献1には、光増幅領域と、曲導波路と、分波器とが同一基板上にモノリシック集積された半導体リングレーザが記載されている。この半導体リングレーザにおいては、電流注入により良好な光利得を与え、かつ高信頼性を実現するために、光増幅領域では埋め込みメサ型導波路構造が使用されている。一方で、曲率半径を小さくした場合でも放射損失を小さく保つために、曲導波路や分波器ではハイメサ型導波路構造が使用されている。
半導体リングレーザにおいて、互いに異なる複数の導波路構造を組み合わせて用いずに、各光素子を単一の導波路構造に統一して集積化することも可能である。しかしながらこの場合、作製工程を簡略化できるかもしれないが、各光素子に対して最適な導波路構造を採用しないこととなるので、光素子特性が低下するおそれがある。例えば、活性領域を含む全ての光素子をハイメサ型導波路構造で作製すると、十分な光利得特性や信頼性が得られないおそれがある。一方で、全ての光素子を埋め込みメサ型導波路構造で作製すると、曲導波路部分の放射損失が増大するために、曲率半径を大きくする必要があるので、光集積回路の十分な小型化が実現できないおそれがある。ゆえに、各光素子の性能実現に適した導波路構造を適宜組み合わせて、異なる導波路構造を同一基板上に集積して光集積回路を作製することにより、光素子毎に個別最適化された特性を同時に実現することが可能となる。
特開2002−118324号公報
しかしながら、本発明者が鋭意検討したところ、互いに異なる導波路構造を有する光素子をモノリシック集積する場合、光素子を単に接合させただけでは、接合部分で好ましくない結合損失が発生してしまい、内部損失が増大するため、光集積回路としての特性が低下することを見出した。したがって、良好な特性の光集積回路を実現するために、この接合部分で生じる結合損失を十分小さくすることが重要である。
なお、光導波路の接合部分で生じる結合損失の要因にはいくつかあるが、主要なものとして、光導波路間でのスポットサイズ不整合と軸ずれが挙げられる。
まずスポットサイズ不整合について説明する。導波路構造が違えば、導波路断面の屈折率分布にも違いが生じ、これにより光導波路を伝搬するモードの電界強度分布にも違いが生じてくる。
図16は、異なる導波路構造である、埋め込みメサ型導波路60とハイメサ型導波路70との接合部分における電界強度分布を説明する図である。なお、図16(a)は、接合部分における埋め込みメサ型導波路60とハイメサ型導波路70の横方向の導波路構造を示しており、図16(b)は、図16(a)におけるX7−X7線断面とX8−X8線断面とを示している。また、符号4は、基板を示し、符号71、72、73は、それぞれハイメサ型導波路70のコア層、下部クラッド層、上部クラッド層を示し、符号68は埋め込みメサ型導波路60のコア層61の周囲に形成されるクラッド構造を簡略化して示したものである。また、埋め込みメサ型導波路60のコア層61の幅であるメサ幅W7とハイメサ型導波路70のコア層71の幅であるメサ幅W8は同じとする。また、図16(b)において、メサ構造の高さ方向におけるコア層61の中心線とコア層71の中心線とは、いずれも線L8上にあり、コア層61とコア層71との高さは一致している。
埋め込みメサ型導波路60では、コア層61もクラッド構造68も半導体から成るため、クラッド構造68に対するコア層61の比屈折率差は比較的小さく、数パーセント程度である。一方、ハイメサ型導波路70ではコア層71の両サイドのクラッドは屈折率が非常に小さい空気または絶縁膜であるため、クラッドに対するコア層71の比屈折率差は数十パーセントと非常に大きい。したがって、メサ幅W7、W8が同じであっても、埋め込みメサ型導波路60とハイメサ型導波路70とでは、基本モードの電界強度分布E5、E6の分布の幅は大きく異なり、それゆえ基本モードのスポットサイズも大きく異なる。その結果、接合部分において、電界強度分布E5、E6の重なり積分は小さくなり、スポットサイズの大きな不整合が生じる。
つぎに、軸ずれによる結合損失について説明する。図17は、図16に示す埋め込みメサ型導波路60とハイメサ型導波路70とに軸ずれが生じている状態を説明する図である。図17に示すように、接合させる導波路のコア層61、71間に軸ずれが生じてしまう場合、電界強度分布E5、E6の重なり積分が減少してしまうため、結合損失は図16の場合よりもさらに増大する。なお、この軸ずれは、高さ方向と横方向との両方において生じる可能性がある。高さ方向の軸ずれは主に半導体を結晶成長させる際の層厚精度に起因して生じるが、この層厚精度は十分に高精度にできるので、軸ずれは生じにくい。一方、横方向の軸ずれは、主にメサ構造の作製工程での加工精度に起因して発生するが、高さ方向と比較するとより発生しやすい。なお、このように作製工程での加工精度に起因する軸ずれが生じた場合、光集積回路の作製歩留まりが低下するおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、作製歩留まりが高く、良好な特性を有する光集積回路を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光集積回路は、半導体基板上に、幅方向における第1の比屈折率差と第1のコア幅とを有する第1の光導波路素子と、幅方向における第2の比屈折率差と第2のコア幅とを有する第2の光導波路素子が形成されており、前記第1の光導波路素子と前記第2の光導波路素子とが光学的に結合する接合部分を少なくとも1箇所以上有する光集積回路において、前記第2の比屈折率差は前記第1の比屈折率差よりも大きく、前記接合部分において第2のコア幅は前記第1のコア幅よりも広いことを特徴とする。
また、本発明に係る光集積回路は、上記の発明において、前記第1の光導波路素子と前記第2の光導波路素子との幅方向のスポットサイズが等しいことを特徴とする。
また、本発明に係る光集積回路は、上記の発明において、前記第1の光導波路素子は埋め込みメサ型であり、前記第2の光導波路素子がハイメサ型であることを特徴とする。
また、本発明に係る光集積回路は、上記の発明において、前記第1の光導波路素子はローメサ型であり、前記第2の光導波路素子はハイメサ型であることを特徴とする。
また、本発明に係る光集積回路は、上記の発明において、前記第1および第2の光導波路素子は、シングルモード動作するように前記第1および第2の比屈折率差並びに前記第1および第2のコア幅が設定されていることを特徴とする。
また、本発明に係る光集積回路は、上記の発明において、前記第1および第2の光導波路素子の少なくともいずれか一方は、前記接合部分におけるコア幅が非接合部分におけるコア幅よりも広いことを特徴とする。
また、本発明に係る光集積回路は、上記の発明において、前記第1および第2の光導波路素子は、前記非接合部分においてシングルモード動作するように前記第1および第2の比屈折率差並びに前記第1および第2のコア幅が設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、作製歩留まりが高く、良好な特性を有する光集積回路を実現できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る光集積回路の模式的な平面図である。 図2は、図1に示す光集積回路のX1−X1線断面図である。 図3は、図1に示す光集積回路のX2−X2線断面図である。 図4は、図1に示す光集積回路における、SOA部と光導波路素子部との接合部分における電界強度分布を説明する図である。 図5は、メサ幅の一方の値を固定して、他方の値を変化させた場合の接合部分での結合損失の変化の計算結果を示す図である。 図6は、図1に示す光集積回路の製造方法の一例を説明する図である。 図7は、実施の形態2に係る光集積回路の模式的な平面図である。 図8は、図7に示す光集積回路のX5−X5線断面図である。 図9は、図7に示す光集積回路のX6−X6線断面図である。 図10は、図7に示す光集積回路における、SOA部と光導波路素子部との接合部分における電界強度分布を説明する図である。 図11は、メサ幅の組み合わせペアの条件1〜6に対する、軸ずれ量がゼロの場合の結合損失l1と、結合損失がl1から0.5dBだけ増加する軸ずれ量δ1とを示す図である。 図12は、図11に示す各条件1〜6についての、軸ずれ量と結合損失との関係を示す図である。 図13は、図7に示す光集積回路の製造方法の一例を説明する図である。 図14は、図7に示す光集積回路の製造方法の一例を説明する図である。 図15は、実施の形態1において置き換えることができる別のSOA部の模式的な断面図である。 図16は、異なる導波路構造である、埋め込みメサ型導波路とハイメサ型導波路との接合部分における電界強度分布を説明する図である。 図17は、図16に示す埋め込みメサ型導波路とハイメサ型導波路とに軸ずれが生じている状態を説明する図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る光集積回路の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、各図面において、同一または対応する構成要素には適宜同一の符号を付している。
(実施の形態1)
はじめに、本実施の形態1に係る光集積回路について説明する。図1は、本実施の形態1に係る光集積回路の模式的な平面図である。また、図2は、図1に示す光集積回路100のX1−X1線断面図であり、図3は、光集積回路100のX2−X2線断面図である。図1〜3に示すように、この光集積回路100は、能動領域AA1と受動領域PA1とを有している。能動領域AA1には、埋め込みメサ型導波路構造を有する第1の光導波路素子としての半導体光増幅素子(SOA:Semiconductor Optical Amplifier)部10が形成されており、受動領域PA1には、ハイメサ型導波路構造を有する第2の光導波路素子としての光導波路素子部20が形成されている。なお、光導波路素子部20は曲導波路部を有する。
SOA部10は、裏面にn側電極1を形成したn−InPからなる基板2上に、バッファ層としての役割も果たしているn−InPからなる下部クラッド層3と、InGaAsPからなる多重量子井戸MQW−SCH構造を有する活性層11と、p−InPからなる上部クラッド層12、13と、InGaAsからなるコンタクト層14とが順次積層した構造を有している。下部クラッド層3の一部からコンタクト層14まではメサ構造を構成しており、メサ構造の両側はFeドープのp−InPからなる下部電流阻止層15aとn−InPからなる上部電流阻止層15bとからなる電流阻止層15によって埋め込まれており、埋め込みメサ型導波路構造となっている。なお、活性層11が導波路構造におけるコア層となっており、活性層11の幅は長さ方向にわたってほぼ一定である。また、コンタクト層14上にはp側電極16が形成されている。
一方、光導波路素子部20は、SOA部10と共通のn側電極1を形成した基板2上に、下部クラッド層3と、InGaAsPからなり、長さ方向にわたってほぼ一定の幅を有するコア層21と、p−InPからなる上部クラッド層22と、SOA部10と共通の上部クラッド層13とが順次積層した構造を有している。上部クラッド層13から下部クラッド層3の一部に至るまでコア層21を貫通するようにメサ形状を形成したハイメサ構造を構成しており、表面全体が、SiNxからなる保護膜24で覆われている。また、光導波路素子部20の曲率半径はたとえば125μmである。
そして、SOA部10と、光導波路素子部20とは、同一基板2上にモノリシックに集積された構成となっており、2箇所の接合部分C1において光学的に結合している。
この光集積回路100は、以下のように動作する。まず、n側電極1とp側電極16との間に電圧を印加し、SOA部10を励起状態とした上で、一方のSOA部側からたとえば波長1.55μm帯の光を入力すると、このSOA部10は光を導波しながら増幅し、光導波路素子部20へ増幅した光を出力する。光導波路素子部20は、増幅した光を曲げながら導波し、もう一方のSOA部10へ出力する。このもう一方のSOA部10は、増幅した光を導波しながら更に増幅し、一端から出力する。このように、光集積回路100は、光増幅器として機能するものである。
つぎに、図4は、図1に示す光集積回路100における、SOA部10と光導波路素子部20との接合部分C1における電界強度分布を説明する図である。なお、図4(a)は、接合部分C1におけるSOA部10と光導波路素子部20の横方向の導波路構造を示しており、図4(b)は、図4(a)におけるX3−X3線断面とX4−X4線断面とを示している。また、符号18は、活性層11の周囲に形成されるクラッド構造を簡略化して示したものである。また、図4(b)において、メサ構造の高さ方向における活性層11の中心線とコア層21の中心線とは、いずれも線L1上にあり、活性層11とコア層21との高さは一致している。また、高さ方向においては、SOA部10と光導波路素子部20とでほぼスポットサイズ整合するようにその比屈折率差、および各層厚が設定されている。
そして、この光集積回路100においては、SOA部10が、幅方向における比屈折率差Δ1と、活性層11の幅としてメサ幅W1とを有し、光導波路素子部20が、幅方向における比屈折率差Δ2と、コア層21の幅としてメサ幅W2とを有しているとすると、Δ1は約1%であり、Δ2は約30%であり、メサ幅W1の値は2μmであり、メサ幅W2の値は3.5μmである。すなわち、Δ2はΔ1よりも大きく、接合部分C1においてメサ幅W2はメサ幅W1より広くなっている。その結果、この光集積回路100においては、図16、17に示すように、同一のメサ幅を有し異なる構造の導波路を接合する場合に比べて、接合部分C1において、基本モードの電界強度分布E1、E2の形状がより一致する。したがって、SOA部10と光導波路素子部20との幅方向のスポットサイズがより整合し、結合損失が小さくなる。また、軸ずれが無いときのスポットサイズの整合性がより高いので、軸ずれが生じても結合損失の増加はより抑制される。また、これによって軸ずれに対する許容量(トレランス)が増加するため、素子作製上の加工精度が緩和されるため、光集積回路の作製歩留まりが向上する等のメリットが得られる。
なお、上記のように比屈折率差Δ1、Δ2、およびメサ幅W1、W2が設定されているので、SOA部10および光導波路素子部20はシングルモード動作するようになっており、より好ましい。
以上のように、この光集積回路100は、SOA部10では半導体レーザ等で特性および信頼性で実績がある埋め込みメサ型導波路構造を採用しているため、非常に良好な光増幅特性を得られる。また、光導波路素子部20では、非常に低損失で曲げに強いハイメサ型導波路構造を採用しているため、125μmという非常に小さな曲率半径にしても低損失を維持することが可能である。ゆえに、この光集積回路100は、それぞれのメサ構造に由来する利点を併せ持ち、かつ接合部分での結合損失も低く抑えられ、良好な特性を有するものとなる。
(メサ幅の設計)
つぎに、メサ幅W1、W2の設計方法について説明する。図5は、メサ幅W1、W2の一方の値を固定して、他方の値を変化させた場合の接合部分での結合損失の変化の計算結果を示す図である。なお、図5において、実線は埋め込みメサ構造のメサ幅W1の値を2μmで固定した場合を示し、破線はハイメサ構造のメサ幅W2の値を2μmで固定した場合を示している。また、この計算において、活性層11および電流阻止層15の屈折率をそれぞれ3.4、3.17とし、比屈折率差Δ1を1%としている。また、コア層21および保護膜24の屈折率をそれぞれ3.3、1.9として、比屈折率差Δ2を30%としている。
はじめに、図5の破線を用いて、メサ幅W2の値を2μmで固定した場合について説明する。メサ幅W1、W2の値がいずれも2μmで等しい場合は、結合損失は0.79dBと比較的大きくなる。メサ幅W1の値を2μmから小さくしていくと結合損失は一旦減少し、その後増加する。そして、メサ幅W1の値が1.3μmの場合にスポットサイズ整合状態となり、結合損失は極小値の0.56dBとなる。
つぎに、図5の実線を用いて、メサ幅W1の値を2μmで固定した場合について説明する。メサ幅W2の値が3.5μm以下では、メサ幅W2の値を広くしていくと結合損失は減少し、3.5μm以上にまでメサ幅W2を広くすると再び結合損失が増加する。メサ幅W2の値が3.5μmの場合にスポットサイズ整合状態となり、結合損失が極小値の0.07dBとなる。
これらの計算結果より、異なる導波路構造の接合においては、メサ幅を単純に一致させた場合では大きな結合損失が発生してしまうことが確認された。また、メサ幅W2の値が2μmの場合に結合損失が最小となるメサ幅W1の値は1.3μmであり、メサ幅W1の値が2μmの場合に結合損失が最小となるメサ幅W2の値は3.5μmであることが確認された。したがって、メサ幅を設計する際には、それぞれの導波路の電界強度分布どうしの重なり積分が最大となるようなメサ幅を選択することにより、接合部分で発生する結合損失を最小限に抑えられることとなる。
なお、スポットサイズ整合については、完全に等しくなって結合損失が極小値になることがより好ましいが、極小値から0.5dB程度、またはより好ましくは0.2dB程度だけ増加する程度の整合状態であれば許容される。
(製造方法)
つぎに、この光集積回路100の製造方法について説明する。図6は、図1に示す光集積回路100の製造方法の一例を説明する図である。
まず、MOCVD結晶成長装置を用い、図6(a)に示すように、基板2上に、下部クラッド層3、活性層11、上部クラッド層12を結晶成長する。つぎに、図6(b)に示すように、能動領域AA1を形成する領域を保護するSiNxからなるマスクM1を形成し、それ以外の受動領域PA1の上部クラッド層12、活性層11をエッチングにより除去する。つぎに、図6(c)に示すように、受動領域PA1においてエッチングにより除去した部分にコア層21、上部クラッド層22をバットジョイント成長により形成する。つぎに、マスクM1を除去した後、図6(d)に示すように、全面に上部クラッド層13、コンタクト層14を結晶成長する。つぎに、図6(e)に示すように、受動領域PA1におけるコンタクト層14をエッチングにより除去した後、ストライプ状に形成したSiNx膜(図示しない)をマスクとして、下部クラッド層3の上側一部に到る深さまでドライエッチングを行い、図6(f)に示すように、能動領域AA1、受動領域PA1にメサ幅W1、W2のメサ構造を形成する。なお、図6(f)は接合部分を拡大して示した上面図であるが、光導波路素子部20の曲導波路部分の曲率半径はたとえば125μmとする。
つぎに、受動領域PA1のみを覆うようにSiNx膜を保護膜24として形成し、この保護膜24と、能動領域AA1のコンタクト層14上にストライプ状に形成したSiNx膜をマスクとして、能動領域AA1のメサ構造の両側のみに下部電流阻止層15aと上部電流阻止層15bとで埋め込み成長を行う。さらに、p側電極16を形成し、基板2の裏面を研磨した後に裏面全体にn側電極1を形成し、図1に示す光集積回路100が完成する。
(実施例1)
本発明の実施例1として、図1に示す光集積回路100と同様の構造の光集積回路を上記製造方法にて作製した。そして、このSOA部と光導波路素子部との接合部分での結合損失を見積もったところ、0.1dB以下と非常に小さい値であり、図5に示した計算結果ともほぼ整合していた。
(実施の形態2)
つぎに、本実施の形態2に係る光集積回路について説明する。図7は、本実施の形態2に係る光集積回路の模式的な平面図である。また、図8は、図7に示す光集積回路200のX5−X5線断面図であり、図9は、光集積回路200のX6−X6線断面図である。図7〜9に示すように、この光集積回路200は、光集積回路100と同様に、能動領域AA2と受動領域PA2とを有しており、能動領域AA2には、埋め込みメサ型導波路構造を有する第1の光導波路素子としてのSOA部30が形成されており、受動領域PA2には、ハイメサ型導波路構造を有する第2の光導波路素子としての光導波路素子部40が形成されている。なお、光導波路素子部40は曲導波路部を有する。
SOA部30は、SOA部10と同様に、裏面にn側電極1を形成した基板2上に、下部クラッド層3と、活性層31と、上部クラッド層32とが順次積層した構造を有している。下部クラッド層3の一部から上部クラッド層32まではメサ構造を構成しており、メサ構造の両側は下部電流阻止層35aと上部電流阻止層35bとからなる電流阻止層35によって埋め込まれており、埋め込みメサ型の導波路構造となっている。なお、活性層31が導波路構造におけるコア層となっている。さらに、上部クラッド層32と電流阻止層35との上には、上部クラッド層33、コンタクト層34、p側電極36が形成されており、p側電極36以外の部分の表面は保護膜37で覆われている。
一方、光導波路素子部40は、光導波路素子部20と同様に、SOA部30と共通のn側電極1を形成した基板2上に、下部クラッド層3と、コア層41と、上部クラッド層42と、SOA部30と共通の上部クラッド層33とが順次積層した構造を有している。上部クラッド層33から下部クラッド層3の一部に至るまでコア層41を貫通するようにメサ形状を形成したハイメサ構造を構成しており、表面全体が保護膜44で覆われている。また、光導波路素子部40の曲率半径はたとえば125μmである。
そして、SOA部30と、光導波路素子部40とは、同一基板2上にモノリシックに集積された構成となっており、2箇所の接合部分C2において光学的に結合している。また、この光集積回路200も、光集積回路100と同様に動作し、光増幅器として機能するものである。
つぎに、図10は、この光集積回路200における、SOA部30と光導波路素子部40との接合部分C2における電界強度分布を説明する図である。なお、符号38は、活性層31の周囲に形成されるクラッド構造を簡略化して示したものである。なお、メサ構造の高さ方向において、活性層31とコア層41との高さは一致している。
ここで、SOA部30は、幅方向における比屈折率差Δ3を有している。また、活性層31は、接合部分C2に向かって、等幅部31a、フレア部31b、幅広部31cを有している。そして、非接合部分である等幅部31aはメサ幅W3を有し、フレア部31bのメサ幅は等幅部31a側から幅広部31cに向かって緩やかに広くなっており、幅広部31cはメサ幅W4を有している。なお、Δ3は約1%であり、メサ幅W3の値は2μmであり、メサ幅W4の値は8μmである。
一方、光導波路素子部40は、幅方向における比屈折率差Δ4を有している。また、コア層41は、接合部分C2に向かって、等幅部41a、フレア部41b、幅広部41cを有している。そして、非接合部分である等幅部41aはメサ幅W5を有し、フレア部41bのメサ幅は等幅部41a側から幅広部41cに向かって緩やかに広くなっており、幅広部41cはメサ幅W6を有している。なお、Δ4は約30%であり、メサ幅W5の値は2μmであり、メサ幅W6の値は9.1μmである。
上記のように、Δ4はΔ3よりも大きく、接合部分C2においてメサ幅W6はメサ幅W4より広くなっている。その結果、この光集積回路200においては、光集積回路100と同様に、接合部分C2において、基本モードの電界強度分布E3、E4の形状がより一致する。したがって、SOA部30と光導波路素子部40とのスポットサイズがより整合し、結合損失が小さくなる。また、このように接合部分C2において幅広部31c、41cを有しているので、活性層31とコア層41との間で軸ずれ量δが生じても結合損失の増加がより一層抑制される。
また、この光集積回路200では、非接合部分である等幅部31a、41aのメサ幅W3、W5の値をいずれも2μmとしている。ハイメサ型導波路である光導波路素子部40においては、比屈折率差Δ4は約30%と大きいので、メサ幅W5が2μmであると高次モードが存在しうる。しかし、この光集積回路200では、光導波路素子部40を、基本モードの導波損失に比べて高次モードの導波損失が十分大きく成るように設計しているので、実質的にシングルモード動作するものとなる。また、メサ幅W3、W5を、基本モードのみが伝搬するような値として、シングルモード動作するようにしてもよい。また、その他、使用する導波路構造と形成する素子の要求特性等に応じてメサ幅W3、W5を適宜設計することができる。
また、フレア部31b、41bについては、あまり短くしすぎると高次モードが励振されて基本モードの導波損失が増加し、長すぎると回路全体のサイズが大きくなるので、基本モードを保ちながら水平方向のスポットサイズが広がるように長めに設計すると良い。フレア部の広がり角度については、比屈折率差にも依るが、両側でおおよそ0.4〜1°程度(メサの片側でいうと0.2〜0.5°程度)とするとよい。本実施の形態2の光集積回路200では、SOA部30のフレア部31b、光導波路素子部40のフレア部41bの長さはどちらも500μmとしたので、フレア角は両側でそれぞれ0.69°と0.81°である。
(軸ずれ量と結合損失との関係)
つぎに、軸ずれ量と結合損失との関係について説明する。ここでは、光集積回路200において、様々な値のメサ幅W4、W6の組み合わせに対して、接合部分C2における軸ずれ量δを変化させながら結合損失との関係を計算した。なお、この計算において、活性層31および電流阻止層35の屈折率をそれぞれ3.4、3.17とし、比屈折率差Δ3を1%としている。また、コア層41および保護膜44の屈折率をそれぞれ3.3、1.9として、比屈折率差Δ4を30%としている。
図11は、メサ幅W4、W6の組み合わせペアの条件1〜6に対する、軸ずれ量がゼロの場合の結合損失l1と、結合損失がl1から0.5dBだけ増加する軸ずれ量δ1とを示す図である。また、図12は、図11に示す各条件1〜6についての、軸ずれ量と結合損失との関係を示す図である。なお、線L2〜L7が、それぞれ条件1〜6に対応している。
ここで、条件1は、メサ幅W4とメサ幅W6とが同一の2μmの場合である。また、条件2〜6は、各メサ幅W4に対応させて、軸ずれ量がゼロの場合に結合損失が最小となるようにメサ幅W6を設定した、すなわちスポットサイズ整合状態となっているペアの場合である。
図11、12に示すように、条件1〜6のいずれの場合においても、軸ずれ量の増加につれて結合損失が増加している。また、メサ幅が広いペアほど、軸ずれ量がゼロの場合の結合損失の値が小さく、かつ、軸ずれ量の増加に対して結合損失が増加する割合が小さくなっている。言い換えれば、メサ幅を広くするほど、軸ずれトレランスが増加することがわかる。例えば、メサ幅W4が2μm、メサ幅W6が3.5μmである条件2の場合では、軸ずれ量が0.4μm程度で結合損失が0.5dBとなるが、メサ幅W4が10μm、メサ幅W6が11μmである条件6の場合では、軸ずれ量が0.4μm程度では結合損失は0.05dBと条件2の場合の約1/10であり、軸ずれ量が1.2μmで結合損失が0.5dBとなる。つまり、結合損失0.5dBでの軸ずれトレランスは3倍広いと言える。以上のように、異なる導波路構造の接合部分では、メサ幅を広げつつスポットサイズ整合を取った状態で接合させた方が、結合損失および軸ずれトレランスが良好になる。ゆえに、本実施の形態2に係る光集積回路200は、より低結合損失および高作製歩留まりを実現できる。
(製造方法)
つぎに、この光集積回路200の製造方法について説明する。はじめに、光集積回路100を製造する場合のように、図6(a)〜(c)と同様の工程を行なう。つぎに、SiNxからなるマスクを除去した後、図13に示すように、能動領域AA2においてはフレア形状付きのメサストライプパターン形状を有し、受動領域PA2においてはメサ幅W6よりも十分に広い幅を有するマスクM2を形成し、これをマスクとして能動領域AA2にメサ構造を形成するためのドライエッチングを行なう。つぎに、このドライエッチングで使用したマスクをそのまま利用して、メサ構造の両側のみに下部電流阻止層15aと上部電流阻止層15bとで埋め込み成長を行う。つぎに、マスクを除去した後、全体に上部クラッド層33、コンタクト層34を成長する。つぎに、受動領域PA2におけるコンタクト層34をエッチングにより除去した後、図14に示すように、受動領域PA2においてはフレア形状付きのメサストライプパターン形状を有し、能動領域AA2においてはメサ構造周辺の領域を保護するような形状のマスクM3をリソグラフィーにより作製し、これをマスクとして受動領域PA2にメサ構造を形成するためのドライエッチングを行なう。
上述したように、受動領域PA2と能動領域AA2とで、別々のストライプパターンでメサ構造を形成するので、ストライプパターンがメサに垂直な方向にずれる場合があり、軸ずれが生じることとなるが、幅広部31c、41cの効果によって、結合損失の増加は抑制される。
つぎに、全体にSiNxからなる保護膜37、44を形成した後、コンタクト層34上の保護膜37を一部除去してp側電極36を形成し、基板2の裏面を研磨した後に裏面全体にn側電極1を形成し、図7に示す光集積回路200が完成する。
(実施例2、比較例1)
本発明の実施例2として、図7に示す光集積回路200と同様の構造の光集積回路を上記製造方法にて作製した。なお、接合部分において意図的に軸ずれが生じるようにした。その結果、軸ずれ量を1μm以下とした場合には、接合部分における結合損失は最大でも0.6dBであり、図11、12に示す計算値(0.5dB)ともよく整合していた。
また、比較例1として、図1に示す光集積回路100と同様の構造の光集積回路を実施例2と同様の製造方法にて作製した。すなわち、この比較例1に係る光集積回路は、幅広部とフレア部とを持たないものである。また、実施例2と同様に、接合部分において意図的に軸ずれが生じるようにした。その結果、軸ずれ量を1μm以下とした場合には、接合部分における結合損失は最大で3dBも生じた。
なお、上記実施の形態1、2では、光集積回路は埋め込みメサ型導波路構造とハイメサ型導波路構造とを組み合わせたものであるが、埋め込みメサ型導波路構造の代わりにローメサ型導波路構造を用いても良い。
図15は、たとえば実施の形態1において、SOA部10と置き換えることができる別のSOA部50の模式的な断面図である。このSOA部50は、SOA部10と同様に、裏面にn側電極1を形成した基板2上に、下部クラッド層3aと、活性層51と、上部クラッド層52、53と、コンタクト層54とが順次積層した構造を有している。コンタクト層54および上部クラッド層53に対してメサ形状を形成しており、活性層51をメサエッチングすることなく、上部クラッド層52の上でメサエッチングを止めたローメサ構造となっている。コンタクト層54上にはp側電極56が形成されており、p側電極56以外の部分の表面は保護膜57で覆われている。活性層51は、たとえばInGaAlAsなどのAlを含む材料を含んでいるが、ローメサ構造の採用によって活性層51がメサエッチング時に表面に露出することがないため、酸化が防止されている。
なお、このSOA部50を作製する際は、図6(e)に示す工程まで行なった後、ストライプ状に形成したSiNx膜(図示しない)をマスクとして、上部クラッド層53までをドライエッチングしてローメサ構造を形成し、その後ローメサ構造をマスクして、受動領域PA1におけるハイメサ構造を形成するように追加のドライエッチングを行なえばよい。なお、ローメサ構造を採用する場合、そのメサ幅については、ローメサ型導波路とハイメサ型導波路の各電界強度分布を計算し、スポットサイズが整合するようなメサ幅に設定すればよい。一般的にローメサ型導波路では、埋め込みメサ導波路ほど比屈折率差が小さくないので、スポットサイズ整合が取れるときのローメサ構造のメサ幅は、埋め込みメサ構造を採用する場合と比較して、よりハイメサ構造のメサ幅に近い値となる。
また、上記実施の形態1、2では、光集積回路は半導体増幅器として機能するものであるが、本発明はこれに限らず、発光素子、受光素子、光増幅素子、光変調素子といった光能動素子、および光導波路や光合・分岐回路などの光受動素子を任意に組み合わせて接合した光集積回路に適用できる。
また、上記実施の形態1、2では、光導波路はメサ構造を有するものであるが、本発明はこれに限られず、他の構造、たとえばメサ形成ではなく、不純物注入や量子井戸構造の無秩序化、半導体層の酸化に伴う屈折率変化により形成した導波路構造を有する光導波路を用いた場合にも適用できる。すなわち、幅方向における第1の比屈折率差と第1のコア層の幅(コア幅)とを有する第1の光導波路と、幅方向における第2の比屈折率差と第2のコア幅とを有する第2の光導波路とが光学的に結合する接合部分を少なくとも1箇所以上有し、第2の比屈折率差が第1の比屈折率差よりも大きく、接合部分において第2のコア幅が第1のコア幅よりも広い光集積回路であれば、本発明の効果を奏するものとなる。
1 n側電極
2、4 基板
3、3a 下部クラッド層
10、30、50 SOA部
11、31、51 活性層
12、13、22、32、33、42、52、53 上部クラッド層
14、34、54 コンタクト層
15、35 電流阻止層
15a、35a 下部電流阻止層
15b、35b 上部電流阻止層
16、36、56 p側電極
18、38 クラッド構造
20、40 光導波路素子部
21、41 コア層
24、37、44、57 保護膜
31a、41a 等幅部
31b、41b フレア部
31c、41c 幅広部
100、200 光集積回路
AA1、AA2 能動領域
C1、C2 接合部分
E1〜E4 電界強度分布
L1〜L7 線
M1〜M3 マスク
PA1、PA2 受動領域
W1〜W6 メサ幅

Claims (3)

  1. 半導体基板上に、幅方向における第1の比屈折率差と第1のコア幅とを有する第1の光導波路と、幅方向における第2の比屈折率差と第2のコア幅とを有する第2の光導波路が形成されており、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路とが光学的に結合する接合部分を少なくとも1箇所以上有する光集積回路において、前記第2の比屈折率差は前記第1の比屈折率差よりも大きく、前記接合部分において第2のコア幅は前記第1のコア幅よりも広く、
    前記第1および第2の光導波路は、前記接合部分におけるコア幅が非接合部分におけるコア幅よりも広く、シングルモード動作するように前記第1および第2の比屈折率差並びに前記第1および第2のコア幅が設定されていることを特徴とする光集積素子。
  2. 前記第1の光導波路と前記第2の光導波路との幅方向のスポットサイズが等しいことを特徴とする請求項1に記載の光集積回路。
  3. 前記第1の光導波路は埋め込みメサ型であり、前記第2の光導波路がハイメサ型であることを特徴とする請求項1または2に記載の光集積回路。
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