JP2010142807A - 濾過乾燥方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥時間の短縮と粉体等の被処理物の排出のための大型付帯設備や複雑な機構が不要で排出工程も非常に容易且つ円滑に行なえる、濾過、リンス、乾燥、排出等の工程を有する濾過乾燥機の提供。
【解決手段】粉粒体を含んだスラリー液状の被処理物を収容して濾過乾燥を行うバスケット3が回転可能に設けられ、該バスケット内の被処理物を乾燥後に排出する被処理物をガイドするための複数のガイド翼が、前記バスケットの内壁面に斜めに且つ断続的に設けられた濾過乾燥機を用いて、前記バスケット内に被処理物を収容して該バスケットを回転しつつ該バスケットの内壁面で被処理物を濾過した後に前記被処理物を乾燥し、乾燥後に、前記バスケットを回転させて、該バスケットの内壁面に設けられた前記複数のガイド翼によって、被処理物をガイドしつつ前記バスケットの内壁面の排出口側に向かって給送することにより該バスケットから排出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば薬理活性の高い薬品や毒性の高い物質、食品、化成品、電子材料等の粉粒体を含んだスラリー液状の被処理物を濾過乾燥するための濾過乾燥機を用いて、濾過、リンス、乾燥、排出等の工程により被処理物の濾過乾燥を行う濾過乾燥方法に関する。
従来、この種の濾過乾燥機として、たとえば下記特許文献1に示すような特許出願がなされている。これらの特許文献1に記載された濾過乾燥機は、被処理物を収容して濾過乾燥しうるバスケットを回転自在に設け、そのバスケットの内壁面で被収容物を濾過するものである。
しかし、特許文献1の濾過乾燥機は、乾燥後の粉体(結晶)を吸引管によって吸引することによってバスケットの外部へ排出する構成とされており、別途吸引用の設備が必要となっていた。また、その吸引管での吸引によって結晶を回収する結晶回収工程(排出工程)においては、バスケットの中心軸線を水平方向に対して一定の角度傾斜させ、バスケットの底部を斜め下方に向けた状態で結晶回収工程を行なう工程とされていた。このため、バスケットを回転させる他に傾斜させる機構も必要となり、機構も複雑となっていた。
このように、上記特許文献1の濾過乾燥機においては、粉体等の被処理物を排出するための付帯設備や機構が必要とされ、また被処理物の排出工程も煩雑となっていた。
また上記特許文献1の濾過乾燥機では、乾燥工程における伝熱が、被処理物に対して輻射によってなされるため、伝熱効率が悪く、乾燥に時間がかかるという問題点があった。
特許第3313286号公報
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、乾燥時間を短縮することができ、粉体等の被処理物を排出するための大型の付帯設備や複雑な機構が不要となり、その排出工程も非常に容易且つ円滑に行なうことのできる濾過乾燥機を提供することを課題とする。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、請求項1記載の発明は、粉粒体を含んだスラリー液状の被処理物を収容して濾過乾燥を行うバスケット3が回転可能に設けられ、該バスケット3内の被処理物を乾燥後に排出する被処理物をガイドするための複数のガイド翼が、前記バスケットの内壁面に斜めに且つ断続的に設けられた濾過乾燥機で、前記バスケット3内に被処理物を収容して該バスケット3を回転しつつ該バスケット3の内壁面で被処理物を濾過する濾過工程と、該濾過工程の後に前記被処理物を乾燥する乾燥工程と、該乾燥工程の後に、前記バスケット3を回転させて、該バスケット3の内壁面に設けられた前記複数のガイド翼によって、被処理物をガイドしつつ前記バスケット3の内壁面の排出口側に向かって給送することにより該バスケットから排出する排出工程とからなることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の濾過乾燥方法において、乾燥工程において、断続的に設けられたガイド翼で被処理物を混合するとともに、該ガイド翼の両側のエッジ部分で被処理物を解砕することを特徴とする。さらに請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の濾過乾燥方法において、前記濾過工程の後であって、前記乾燥工程の前に、被処理物をリンスするリンス工程を含むことを特徴とする。さらに請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の濾過乾燥方法において、前記バスケットの内壁面で被処理物を濾過する濾過工程において、前記バスケット内に加圧気体を供給し、加圧気体による加圧濾過を行なうことを特徴とする。
本発明は、上述のように、粉粒体を含んだスラリー液状の被処理物を収容して濾過乾燥を行うバスケットが回転可能に設けられた濾過乾燥機において、乾燥した被処理物をガイドしてバスケットの排出口側に向かって給送するための複数のガイド翼が、前記バスケットの内壁面に斜めに設けられているものであるため、被処理物を排出する工程において、バスケットを回転するだけで、バスケット内に被処理物は、内壁面に斜めに設けられたガイド翼にガイドされながら自動的に前方へ給送されることとなり、それによって被処理物の排出を容易且つスムーズに行なうことができる。
特に、被処理物が粉粒体を含んだスラリー液状のものであるので、上記のようなガイド翼で自動的に給送されることで、バスケット内に残る粉粒体の量を極力少なくすることができるという効果がある。
しかも、バスケットが回転するという、この種の濾過乾燥機が本来有している機能をそのまま利用して被処理物の排出工程を実施することができるので、従来のように排出工程の実施のために余分な機構や付帯設備等を一切設ける必要がなく、従来の濾過乾燥機に比べて構造を大幅に簡略化することができるという効果がある。
また、複数のガイド翼がバスケットの内壁面に断続的に設けられているので、それぞれのガイド翼の両側にはエッジ部分が形成され、従ってバスケットが回転した際にそのエッジ部分において粉体等の被処理物に対して剪断の作用が生じ、被処理物の剪断、混合が行われる。さらに乾燥工程においていわゆるダマが発生したときであっても、前記エッジ部分で好適に解砕することができ、乾燥時における粉体等の被処理物の混合を好適に行なうことができるとともに、乾燥工程が促進されるという効果がある。また、ガイド翼を断続的に設けることで、混合時に被処理物がガイド翼から別のガイド翼へ移動・落下する際の衝撃による被処理物の解砕が期待でき、その結果、混合を好適に行い、乾燥工程が促進されるという効果も期待できる。
さらに本発明においては、ガイド翼による被処理物の移動混合とガイド翼両端での剪断混合が起こるため、上記解砕による混合と相まって、被処理物の混合が促進され、乾燥も効率よく行うことができる。さらに本発明においては、複数のガイド翼がバスケット内壁面に断続的に設けられ、被処理物が少なくともいずれかのガイド翼に接触してガイドされうるように、ガイド翼を配置しているため、バスケットが回転することによって、被処理物移動が促進され、全体混合に大きく寄与し、乾燥工程が促進されるという効果がある。
さらに、複数のガイド翼がバスケット内壁面に断続的に設けられているので、濾過工程においても、断続的に設けられたガイド翼で被処理物のスラリーをバスケットの回転に極力同期させながらバスケット内壁面を移動させることができ、その結果、バスケット内壁面の濾過面積を短時間に有効に利用することができるという効果がある。
またバスケット内の被処理物を、伝導伝熱により乾燥するための伝熱媒体を供給するためのジャケットが、前記バスケットの外側に設けられている場合には、このような伝熱媒体による伝導伝熱で被処理物を乾燥することができ、従来の輻射伝熱により乾燥する濾過乾燥機に比べて乾燥時間を大幅に短縮することができるという効果がある。
さらに、バスケット内の加圧とバスケットを回転することを濾過工程で組み合わせることによって被処理物を濾過しうるように構成した場合には、ケーキ厚さが均一になり、ケーキ内にクラックが発生しないので、結果として濾過性能が向上するという効果がある。
さらに、バスケット内の被処理物を、伝導伝熱により乾燥するための伝熱媒体を収容するバッフルを、前記ジャケットとは別にバスケット内に設けた場合には、伝熱効果が向上して乾燥効率が一層良好となる上に、被処理物の混合が一層良好となる利点がある。
一実施形態としての濾過乾燥機及びその濾過工程を示す概略断面図。 バスケット内壁面を展開してガイド翼の配置状態を示す展開図。 バスケット内壁面におけるガイド翼の配置状態を示す概略側面図。 濾過乾燥機のリンス工程を示す概略断面図。 濾過乾燥機のケーキ剥離工程を示す概略断面図。 同ケーキ剥離工程の概略横断面図。 濾過乾燥機の乾燥工程を示す概略断面図。 濾過乾燥機の排出工程を示す概略断面図。 濾過乾燥機の洗浄工程を示す概略断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面に従って説明する。
本実施形態の濾過乾燥機は、図1に示すように、ケーシング1内に回転軸2が具備され、該回転軸2に、粉粒体等の被処理物を収容するための略円筒状のバスケット3が回転自在に取り付けられている。そして、バスケット3の内壁面は、焼結金網23で構成された濾過面とされている。
また、前記バスケット3の外側には、伝導伝熱によりバスケット3内の被処理物を乾燥するための伝熱媒体を供給するためのジャケット4が設けられている。本実施形態では、伝熱媒体として温水が用いられる。さらに、回転軸2に沿って、該回転軸2の内部に被処理物であるスラリー状の液を供給するための液供給部5が形成されている。この液供給部5は、加圧気体を供給する部分でもあり、またリンス液や洗浄液も、この液供給部5からバスケット3内に供給される。
またバスケット3内には、複数の加熱用パイプ6が設けられており、この加熱用パイプ6にも伝熱媒体が供給されるように構成されている。そして、この加熱用パイプ6は、前記バスケット3の根元部側から突出されたような状態になっているとともに、前記ジャケット4とはバスケット3の根元部側の側面部14を介して連通状態にされている。尚、前記ジャケット4の外側には、外ジャケット21が設けられており、孔部22を介して前記ジャケット4と連通状態にされている。この外ジャケット21は、前記ジャケット4や加熱用パイプ6に充填される伝熱媒体を排出する流路となるものである。
さらに、バスケット3の周面には、濾液を排出するためのバスケット排出口7が部分的に設けられている。このバスケット排出口7は、図1には示されていないが、バスケット3の円周面上における等角間隔ごとの複数箇所(たとえば3箇所)に形成されている。
さらに、前記バスケット3の内壁面には、乾燥後の被処理物を排出するための計5条のガイド翼15a、15b、15c、15d、15eが設けられている。これらのガイド翼15a、15b、15c、15d、15eが設けられている位置は、複雑化するため図1には示さず、図2のようなバスケット3の内壁面の展開図、及び図3のような概略側面図で示している。
このガイド翼15a、15b、15c、15d、15eは、図2のようなバスケット内壁面の展開図に示すように、展開図の横軸に平行な仮想直線16に対して約20°の角度をなすように斜めに配設されており、すべてのガイド翼15a、15b、15c、15d、15eが相互に平行となるように配設されている。従って、各ガイド翼15a、15b、15c、15d、15eがともに仮想直線16に対して約20°の角度をなすように配設されている。この図2の展開図における仮想直線16に対する角度は、バスケット3の周方向断面に対する角度となる。
また、図2のバスケット内壁面の展開図においては、横軸に角度が表示されているが、5個のガイド翼15a、15b、15c、15d、15eのうち、ガイド翼15aは横軸の約30°〜90°の角度の位置に跨がって配置されており、ガイド翼15b、15cは約150°〜210°の角度の位置に跨がって配置されており、ガイド翼15d、15eは約270°〜330°の角度の位置に跨がって配置されている。尚、この展開図の横軸に表示された角度は、バスケット3の内壁を形成する円周面において最下部の位置(図3における最下部の位置)を0°とした場合、その最下部の位置とのなす角度によって円周面上の位置をあらわしたものであり、円周面上の最上部は180°、真横は90°及び270°となる。
このような展開図横軸上の角度の位置に各ガイド翼15a、15b、15c、15d、15eが配置されている結果、図3のように側面側から見た状態では、5個のガイド翼15a、15b、15c、15d、15eは、円周を略3等分するように約60°の角度をなして配設されている。これら5個のガイド翼15a、15b、15c、15d、15eのうち、ガイド翼15bとガイド翼15cとは側面側から見た状態で重なっているように配設されており、ガイド翼15dとガイド翼15eとは側面側から見た状態で重なっているように配設されている。
また、図2の展開図の縦軸の位置を参照すると、ガイド翼15bとガイド翼15dとに重なり部分があり、ガイド翼15dとガイド翼15aとに重なり部分があり、ガイド翼15aとガイド翼15cとに重なり部分があり、さらにガイド翼15cとガイド翼15eとに重なり部分がある。従って、縦軸の位置においてすべてのガイド翼15a、15b、15c、15d、15eのうちの2つのガイド翼が相互に重なり部分を有していることとなる。この結果、バスケット3が回転したときには、被処理物である粉体等は、すべてのガイド翼15a、15b、15c、15d、15eのうちのいずれかが接触することによって必ずガイドされ、図2の展開図における縦軸方向に給送されることとなるのである。
さらに、ケーシング1の上部には、乾燥時に真空吸引するための真空吸引口8が設けられている。また、ケーシング1の下部の中央部側には、前記バスケット排出口7から排出された濾液をケーシング1の外部に排出するための濾液排出口10が設けられ、ケーシング1の下部の前部側には、乾燥後の被処理物(粉体)を排出するための粉体排出口11が設けられている。さらに、液供給部5の出口部近傍には、バスケット3内の温度を測定するための温度計12が設けられている。
次に、上記のような構成からなる濾過乾燥機によって、濾過乾燥する方法の実施形態について説明する。
先ず、濾過工程においては、図1に示すように、液供給部5からスラリー状の被処理液をバスケット3内に供給する。そして回転軸2の回転により、バスケット3を回転させる。この場合の回転数はスラリー液に1〜10Gの遠心力を与える回転数とし、その遠心力によってバスケット3の内壁面の焼結金網に、図1に示すようにケーキ層13を生成、積層させながら濾過する。濾液は、バスケット3のバスケット排出口7からケーシング1内に移行させ、さらにケーシング1の濾液排出口10から濾過乾燥機の外部に排出する。
このようなスラリー状の被処理液の供給が終わった後、液供給部5から加圧気体を供給し、バスケット内部を0.19MPaに加圧し加圧濾過を行う。加圧気体としては、本実施形態では窒素ガスを用いた。この濾過工程においては、バスケット3の円筒状の内壁面を濾過面として利用することができるので、たとえばバスケットの底面が濾過面とされるような濾過乾燥機に比べると、濾過面積を大きくとることができ、ケーキ量が同じであれば、ケーキ層13の高さは、底面が濾過面とされる濾過乾燥機の1/3で済み、濾過時間を短縮することができる。また濾過面積は底面が濾過面とされる濾過乾燥機の約3.4倍となる。また、ケーキ層13が平面でなく円筒状となるため、クラックが入りにくく、展延の必要がない。さらに、上記のような加圧気体による加圧濾過に加えて回転による遠心濾過で補填されるため、被処理物を濾過面に対して均等に分散させることができ、濾過効率が一層良好となる。
上記のような濾過工程が終了した後、リンス工程を行う。リンス工程では、図4に示すように液供給口5からリンス液をバスケット3内に供給し、バスケット3を回転させながらケーキ層13のリンスを行う。バスケット3の回転数は、濾過工程と同じ回転数で、遠心力は1〜10Gとなる。この回転数及び遠心力によって、図4に示すようにケーキ層13をバスケット3の内壁面から離脱しないように内壁面に保持させ、その保持されたケーキ層13にリンス液をかけてケーキ層13を洗浄する。上述のようなリンス工程においては、ケーキ層13がバスケット3の内壁面に保持されたままの状態でリンスすることができるので、リンス液の量が少なくて済む。また上記のように濾過工程でケーキ層13にクラックが発生していないので、ケーキ層13の全体を均一にリンスすることができる。
上記のようなリンス工程の後、ケーキ剥離工程を行う。このケーキ剥離工程では、バスケットを断続回転して、図5及び図6に示すようにケーキ層13をバスケット3の内壁面から剥離させる。また、同図のように複数個のバスケット排出口7の内の1の排出口から気体(エア又は不活性ガス)をパルス状にバスケット3内に供給し、気体を供給した排出口と別の排出口から排気を行う。
上記のような気体の供給は、バスケット3の内面の焼結金網23を円周上で3等分に分け、バスケット3を断続的に回転させて、1/3周の部分ごとにバスケットの回転をとめて気体を噴射することによって行なう。このような断続的な気体の噴射により、ケーキ層13の剥離は一層生じ易くなる。このようなケーキ剥離工程で、バスケット3の円筒状の濾過面からケーキ層13を剥離できるため、後工程で均一な乾燥・混合が可能となる。本実施形態においては、バスケット排出口7から気体を断続的にバスケット3内に供給し、濾過面からより確実にケーキを剥離させるためにバスケット3に剥離用気体を供給するケーキ剥離用気体供給口20を接続しうるように配置した構成としたが、このような構成に限定されず、濾過面に対して気体を供給し、濾過面からケーキを剥離できる構成であればよい。また、本実施形態ではバスケット内面の焼結金網を円周上で3等分する構成としたが、これに限定されず、4等分またはそれ以上に分割してもよい。濾過面となる焼結金網を分割することで、気体による被処理物の剥離を行う際に、供給した気体の圧力が分散することなく、焼結金網上の被処理物に伝達することができ、より効果的に剥離することができる。
上述のようなケーキ剥離工程の後、乾燥工程を行う。乾燥工程では、図7に示すように、真空口8から吸引してケーシング1内を真空にし、それによってバスケット排出口7を介してケーシング1と連通するバスケット3の内部を真空にする。またバスケット3の外側のジャケット4内に伝熱媒体である温水を供給する。それとともに、加熱用パイプ6内にも伝熱媒体である温水を供給する。結果的に、ジャケット4と加熱用パイプ6とを連通させる側面部14にも伝熱媒体である温水が供給されていることとなる。
そして、上記のようにして伝熱媒体が供給されたジャケット4に近接する焼結金網23、加熱用パイプ6、ガイド翼15a〜15e、及びジャケット4と加熱用パイプ6とを連通させている側面部14を加熱面として間接加熱、すなわち伝導伝熱を行う。乾燥工程の初期には、ダマ(スラリーの塊)が発生しないように低い回転数(たとえば0.1〜10rpm)で運転し、乾燥が進むにつれて回転数を上昇(たとえば5〜30rpm)させる。蒸発した気体は、焼結金網(フィルター)を介してバスケット3の外部に排出され、さらに真空口8からケーシング1の外部に排出される。
このような乾燥工程では、従来のような輻射による加熱ではなく、伝熱媒体が供給されたジャケット4、加熱用パイプ6、及び側面部14からの伝導伝熱によってバスケット3の内部を加熱し、被処理物の乾燥を行なうため、乾燥性能が非常に高いものとなる。特に、ジャケット内部に伝導媒体が供給される加熱用パイプを備えているため、乾燥性能に加え、混合性能も高いものとなる。
次に、上記のような乾燥工程の後、排出工程を行う。排出工程では、回転数を数rpmの低速とし、図8に示すようにバスケット3の蓋17をあける。そしてバスケット3を回転することによって、前記バスケット3の内壁面に設けられた計5条のガイド翼15a、15b、15c、15d、15eによってバスケット3の一端側から他端側に向かって給送される。
図2を参照してその作用をより具体的に示すと、先ずバスケット3の一端側に存在している被処理物は、ガイド翼15bでガイドされつつ該ガイド翼15bの一端側から他端側に向かって給送され、次にガイド翼15dでガイドされつつ該ガイド翼15dの一端側から他端側に向かって給送され、次にガイド翼15aでガイドされつつ該ガイド翼15aの一端側から他端側に向かって給送され、次にガイド翼15cでガイドされつつ該ガイド翼15cの一端側から他端側に向かって給送され、さらにガイド翼15eでガイドされつつ該ガイド翼15eの一端側から他端側に向かって給送される。
このようにして、被処理物18である乾燥した粉体は、ガイド翼15a、15b、15c、15d、15eを経てバスケット3の一端側から他端側に向かって給送されるのである。この結果、被処理物18である乾燥した粉体は、粉体排出口11から排出されることとなる。このようにして、ガイド翼15a、15b、15c、15d、15eで順次ガイドしつつ被処理物18を給送して、その被処理物18のバスケット3内における残量を少なくする。
そして、このようなガイド翼15a、15b、15c、15d、15eによって、被処理物である粉体が、バスケット3内に残存するのをより効果的に防止することができる。
上記のような排出工程の後、洗浄工程を行う。洗浄工程では、一旦バスケット3の回転を停止し、図9に示すように、バスケット3の蓋17を閉塞し、さらにバスケット排出口7及び濾液排出口10を閉塞し、液供給部5から洗浄液をバスケット3内に供給する。洗浄液でバスケット3の内径の1/4以上が充満されたときに、バスケット3を回転させ、洗浄を行う。尚、洗浄工程では、洗浄後に洗浄液を排出口10より排出させ、バスケット3の蓋17、ケーシング1の蓋19をあけると、バスケット3内を目視することが可能となる。
以上のような濾過工程、リンス工程、ケーキ剥離工程、乾燥工程、排出工程、及び洗浄工程を経て、被処理物の濾過乾燥が終了する。
尚、上記実施形態では、5個のガイド翼15a、15b、15c、15d、15eをバスケット3の内壁面に設けたが、ガイド翼の個数は該実施形態に限定されるものではなく、要は複数のガイド翼が斜めに且つ断続的にバスケット3の内壁面に
設けられていればよい。
また、該実施形態では、バスケット3の周方向断面に対して約20°の角度をなしてガイド翼が配置されていたが、この角度は該実施形態に限定されるものではない。ただしガイド翼による被処理物の給送を好適に行なう観点からは、バスケット3の周方向断面に対して10°〜45°の角度をなしてガイド翼を配置するのが好ましい。10°未満であると、被処理物の給送速度が遅くなるおそれがあるとともに多数のガイド翼を配置しなければならないこととなり、また45°を超えると被処理物が前方へ給送されず、ガイド翼上に被処理物が堆積するおそれがあるからである。
さらに、該実施形態では、すべてのガイド翼が相互に平行に配置されていたが、必ず平行でなければならないわけではない。ただし複数のガイド翼をバスケットの内壁面にバランスよく配置するためには、その複数のガイド翼を平行に配置することが望ましい。さらにガイド翼の形状も問わないが、被処理物の給送をスムーズに行い、且つ乾燥工程において被処理物をエッジ部分で解砕する作用を良好にする観点からは、エッジ部分が比較的鋭利な板状であることが望ましい。
また該実施形態では、ジャケット4内の伝熱媒体として温水を用いたが、伝熱媒体の種類は温水に限らず、他の媒体、たとえば加熱した油、或いはスチームや加熱ガス等の気体を用いることも可能である。要は、ジャケット4内に供給されて、伝導伝熱によりバスケット3内の被処理物を乾燥しうるようなものであればよいのである。また、上記実施形態では、被処理物の乾燥工程において、バスケット内部を真空にして乾燥を行なうことから、被処理物を高温にすることなく乾燥させることができるため、加熱が好ましくない被処理物(たとえば医薬品等)に適用することができる。また、上記実施形態では、被処理物の乾燥工程において、バスケット内部を真空にしたが、これに限定されることなく、被処理物の性状に合わせて常圧若しくは減圧状態としてもよい。
また、該実施形態では、窒素ガスを供給することによってバスケット3内を加圧濾過することとしたが、加圧濾過用の気体の種類は窒素ガスに限定されるものではない。ただし、被処理物が医薬品等の場合、不純物の混入を防止する観点からは、上記実施形態の窒素ガスを用いるのが好ましい。また、加圧濾過の手段も該実施形態のような気体を供給する手段に限定されない。
また、上記実施形態では、バスケット内を0.19MPaに加圧することで濾過を行ったが、濾過時の加圧圧力は該実施形態に限定されるものではない。この加圧圧力としては、圧力が低すぎると濾過性能が低下することから、0.1MPa以上であることが好ましい。また加圧しすぎるとケーキが圧密されるため、1.0MPa以下であることが好ましく、0.5MPa以下であることがより好ましい。
また、上記実施形態では、濾過工程におけるバスケットの回転速度をスラリー液に1〜10Gの遠心力を与える回転数としたが、これに限定されるものではない。回転速度が小さすぎると、被処理物がバスケット内壁面の焼結金網に均一なケーキ層を形成しない上に、ケーキ層がアンバランスになり、バスケットが振動して機械的に好ましくない状態となってしまうことから、1G以上の遠心力が作用する回転数が好ましく、2G以上であることがより好ましい。また回転数が大きすぎると、被処理物にかかる遠心力が大きくなり、焼結金網上に形成されたケーキの圧密が高くなり、ダマが発生し易くなったり、ケーキ剥離に困難をもたらすこととなることから、10G以下の遠心力が作用する回転数とすることが好ましく、5G以下の遠心力が作用する回転数とすることがより好ましい。
さらに、上記実施形態では、最初に被処理物であるスラリーを供給する液供給部5が、加圧濾過のための気体の供給部としても兼用され、さらにリンス液や洗浄液の供給部としても兼用されていたが、このように兼用させることも本発明に必須の条件ではない。ただし、このように被処理液の液供給部5を各種の供給路として兼用することで、乾燥機全体がコンパクトになり、構造も簡易化されるという利点がある。
さらに、上記実施形態では、伝導伝熱のためのジャケット4とは別に加熱用パイプ6を設けたため、伝導伝熱効率が一層良好になるという効果を得たが、このような加熱用パイプ6を設けることは本発明に必須の条件ではない。また、ケーシングの内部に洗浄ノズルを別途設置することにより、より確実に洗浄を行なう構成としてもよい。
3・・・バスケット
4・・・ジャケット
6・・・加熱用パイプ
15a、15b、15c、15d、15e・・・ガイド翼

Claims (4)

  1. 粉粒体を含んだスラリー液状の被処理物を収容して濾過乾燥を行うバスケット(3)が回転可能に設けられ、該バスケット(3)内の被処理物を乾燥後に排出する被処理物をガイドするための複数のガイド翼が、前記バスケットの内壁面に斜めに且つ断続的に設けられた濾過乾燥機で、前記バスケット(3)内に被処理物を収容して該バスケット(3)を回転しつつ該バスケット(3)の内壁面で被処理物を濾過する濾過工程と、該濾過工程の後に前記被処理物を乾燥する乾燥工程と、該乾燥工程の後に、前記バスケット(3)を回転させて、該バスケット(3)の内壁面に設けられた前記複数のガイド翼によって、被処理物をガイドしつつ前記バスケット(3)の内壁面の排出口側に向かって給送することにより該バスケットから排出する排出工程とからなることを特徴とする濾過乾燥方法。
  2. 乾燥工程において、断続的に設けられたガイド翼で被処理物を混合するとともに、該ガイド翼の両側のエッジ部分で被処理物を解砕する請求項1記載の濾過乾燥方法。
  3. 前記濾過工程の後であって、前記乾燥工程の前に、被処理物をリンスするリンス工程を、さらに含む請求項1又は2記載の濾過乾燥方法。
  4. 前記バスケット(3)の内壁面で被処理物を濾過する濾過工程において、前記バスケット(3)内に加圧気体を供給し、加圧気体による加圧濾過を行なう請求項1乃至3のいずれかに記載の濾過乾燥方法。
JP2010007164A 2010-01-15 2010-01-15 濾過乾燥方法 Active JP5211082B2 (ja)

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