JP2010140772A - 鉛蓄電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動を受ける条件下で使用されても寿命低下が抑制された、長寿命の鉛蓄電池を提供すること。
【解決手段】エキスパンド格子を備えた正極板と袋状セパレータに収納された負極板とを交互に重ね合わせた極板群を具備した鉛蓄電池において、袋状セパレータの外表面の中央部に突出高さT1で、第1の縦リブを複数形成し、正極板の側部が対向する部分に、突出高さT2で第2の縦リブを形成し、T2<T1、かつT2≧0.2mm以上であり、好ましくは、0.4T1≦T2≦0.90T1とすることで、振動によっても長寿命の鉛蓄電池を得ることが可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、鉛蓄電池に関するものである。
従来から自動車用の鉛蓄電池においては、格子に活物質ペーストを充填した正極板及び負極板の一方を、微孔性の合成樹脂シート製の袋状セパレータに収納した構成が広く用いられている。
正極板を、袋状セパレータに収納する場合、袋状セパレータの内面に、正極板の上下方向に沿って伸びた平行な縦リブを設けて、袋状セパレータ内の正極板の周囲に電解液を確保するとともに、袋状セパレータの内面と正極板表面とが直接接触しない構成とすることができる(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、正極板にエキスパンド格子体を用いた場合、鉛蓄電池の使用期間によっては、エキスパンド格子体が上下方向に伸び、袋状セパレータの底部が損傷することによって、正極と負極が短絡し、急激に放電容量が低下して短寿命となることがあった。
このような、正極板を袋状セパレータに収納した構成において発生する、袋状セパレータの底部の損傷による急激な寿命低下を解決するために、正極板を袋状セパレータに収納せず、負極板を袋状セパレータに収納する構成が考えられる。
しかしながら、負極板を袋状セパレータに収納する構成は、正極板を袋状セパレータに収納する構成に比較して、正極活物質の脱落が発生しやすく、特に、正極板の両側部近傍のます目に充填された活物質が、ます目ごと脱落しやすい傾向にあった。
このような状況に鑑み、本発明の発明者は、図6および図7に示したように、負極板3を袋状セパレータ11に収納するとともに、袋状セパレータ11の外側面の両側部に、正極板2の両方の側部2aと交差する小リブ11b(図6および図7では、一本の実線で表現している)を帯状に配置し、小リブ11bを除く部分には、従来からあるような、縦リブ11aを設ける構成を提案した(特許文献2参照)。
特許文献2の構成によれば、前記したような、負極板3を袋状セパレータ11に収納する構成によって、正極板2による袋状セパレータ11の底部11eの損傷を防止でき、また、振動時における正極のエキスパンド格子2bからの活物質2cの脱落も抑制でき、寿命特性も改善できるものの、袋状セパレータ11の縦リブ11aと小リブ11bとの境界部11dに、亀裂や、これによる貫通孔(図示せず)が生じ、この部分で内部短絡により、急激に容量低下して、突然、寿命終了となる場合があった。
特開平9−231995号公報 特開2000−173575号公報
本発明は、前記したようなエキスパンド格子を用いた正極板と袋状セパレータに収納された負極板とから構成される鉛蓄電池を高振動下で使用したときの、寿命低下を抑制するものである。
前記した課題を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、正極板と袋状セパレータに収納された負極板とを交互に重ね合わせた極板群を具備し、前記袋状セパレータは、微孔性合成樹脂シートを折り曲げ、重ね合わされた両側縁がシールされて袋状に構成され、前記袋状セパレータの外表面には、前記両側縁間を幅方向としたときに、前記幅方向の中央部の大部分に、前記幅方向に概略直交する第1の縦リブの複数を相互に平行に配置し、前記袋状セパレータの外表面の両側部であって、かつ前記正極板の端部に対向する部分およびその近傍に、前記第1の縦リブに平行な第2の縦リブの複数を相互に平行に配置し、隣接しあう2本の前記第2の縦リブの間隔は、隣接しあう2本の前記第1の縦リブの間隔よりも短く、前記第2の縦リブの前記袋状セパレータの表面からの突出高さをT2、前記第1の縦リブの前記袋状セパレータの表面からの突出高さをT1としたときに、T2<T1、かつT2≧0.2mm以上であり、前記正極板は、縦枠骨を有しないエキスパンド格子を備え、前記縦枠骨を有さない正極板の端部が、前記第2の縦リブに対向する鉛蓄電池を示すものである。
また、本発明の請求項2に係る発明は、請求項1の鉛蓄電池において、前記T2および前記T1において、0.4T1≦T2≦0.90T1(但し、T1≧(2/9)mm)としたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る発明は、請求項1もしくは2に記載の鉛蓄電池において、 前記エキスパンド格子は、0.7wt%〜2.2wt%のSnを含み、かつ0.05wt%〜0.09wt%のCaを含む、Pb−Ca−Sn合金からなることを特徴とする。
前記した本発明の構成によれば、袋状セパレータの底部の損傷を防止する目的で、正極板に替えて、負極板を袋状セパレータに収納した鉛蓄電池において、高振動条件下での使用においても、優れた寿命特性を有した鉛蓄電池が得られるという、顕著な効果を奏する。
以下、本発明の実施形態による鉛蓄電池の構成を説明する。図1は、本発明の鉛蓄電池に用いる袋状セパレータ1を袋状とする前のシート状セパレータ1′の断面を示す図である。なお、シート状セパレータ1′の材質は、公知の鉛蓄電池用の微孔性ポリエチレンセパレータに用いられている材質と同様のものを用いることができ、一般的な成分として、ポリエチレン、シリカ、カーボンおよび酸化防止用の鉱物オイルで構成される。
図1に示したシート状セパレータ1′の少なくとも片側の面の中央部には、ベース部1a上に、線状に突起する第1の縦リブ1bの複数が概略平行に配置される。また、シート状セパレータ1′の両側部の、正極板2の側部2aに対応する部分およびその近傍のベース部1a上に、線状に突起する第2の縦リブ1cの複数が、概略平行に配置される。
図1に示したシート状セパレータ1′を、第1の縦リブ1bおよび第2の縦リブ1cが外側になるよう、二つ折りにし、その両側縁部をメカニカルシール、接着等、公知の方法によって接合してシール部1dを形成することにより、図2および図3に示した袋状セパレータ1を得る。袋状セパレータ1は、底部1fが閉じられ、上部に開口部1eを有した袋形状を有している。
図5は、本発明の鉛蓄電池において、正極板2と、袋状セパレータ1および負極板3とを積層した状態を示す図であり、図4はその状態における断面を示す図である。なお、図4では、負極板3の一枚と、正極板2の2枚が、袋状セパレータ1を介して積層した状態を例示しているが、電池の容量に応じ、正極板2および負極板3の枚数を適宜選択すればよい。
本発明においては、負極板3は、袋状セパレータ1内に収納され、正極板2が、袋状セパレータ1の外側に配置される。その結果として、袋状セパレータ1の外側に形成された第1の縦リブ1bと第2の縦リブ1cが、正極板2に対向配置される。なお、複数の第2の縦リブ1cは、正極板2の側部2aを含む近傍に対向するよう配置され、袋状セパレータ1の両側部に形成された複数の第2の縦リブ1cの間に、複数の第1の縦リブ1bが配置される。
本発明では、図3に示したように、第1の縦リブ1bと第2の縦リブ1cは、袋状セパレータ1の両側部に概略直交するよう、すなわち、開口部1eを上方向、底部1fを下方向とした際の、上下方向に複数本、互いに平行に配置される。
第1の縦リブ1bは、ベース部1aからの突出高さT1で突出しており、正極板2と、ベース部1aとが直接、接触することを抑制している。電池の内部抵抗を低くし、電池の出力特性を確保する目的で、ベース部1aは、例えば0.35mm〜0.25mmといった極く薄く設定されており、ベース部1aと正極板2とが、希硫酸存在下で接触した場合、薄く形成されたベース部1aは酸化劣化により、亀裂や穴あきが生じ、内部短絡の原因となるからである。
このように、第1の縦リブ1bは、正極板2とベース部1aとの接触を防止する目的で形成されるが、第1の縦リブ1bによって、正極板2とベース部1a間に電解液(図示せず)を収納する容積空間1hが確保できる。この容積空間1hは、隣接しあう第1の縦リブ1b間の距離d1を小さくすると、減少し、距離d1を大きくすると増加する。容積空間1hを、より大きく確保し、正極板2に対する電解液量をより多く確保することが好ましいが、一方で、距離1dを大きくするとベース部1aが変形した際に、正極板2とベース部1aが接触しやすくなることから、これらの事情を勘案し、距離1dは3mm〜15mmに設定することができる。
一方、第2の縦リブ1cは、ベース部1aからの突出高さT2で突出している。なお、本発明において、T1とT2の関係は、T2<T1、かつT2≧0.2mmであり、より好ましくは、0.4T1≦T2≦0.90T1(但し、T1≧(2/9)mm)とする。
なお、本発明において、上記した本発明の構成においては、第2の縦リブ1cは、第1の縦リブ1bよりも突出高さが低く設定されるため、正極板2と直接接触しないか、あるいは極板群圧によって、正極板2が、袋状セパレータ1に圧接された状態や、正極板2の湾曲や活物質2cの膨張によって、正極板2と第2の縦リブ1cとが若干接触する可能性があるも、正極板2と第2の縦リブ1cとの密着度合いは、正極板2と第1の縦リブ1bとの密着度合いと比較して緩い状態となっている。
また、本発明においては、隣接しあう2本の第2の縦リブ1cの間の距離d2は、同じく隣接しあう2本の第1の縦リブ1bの間の距離d2よりも小さく設定される。これは正極板2の側部2aが、ベース部1aと接触することを防止するためである。特に側部2aは、鋭利なエッジを形成している場合もあり、そのエッジが、直接、ベース部1aに接触すると、前記したような、酸化劣化に加えて、エッジによって、ベース部1aが物理的に切断され、内部短絡に至るためである。
したがって、距離d2は小さくすることが望ましいが、距離d2を小さくした極限、すなわち、d2=0とした場合、袋状セパレータ1の両側部と正極板2とが面接触すること、また、前記したエッジによって袋状セパレータ1の両側部を物理的に切断するため、d2を0とすることは好ましくなく、d2は少なくとも0.2mm以上とすることが好ましく、また、その上限としては、2.0mm以下とすることが好ましい。したがって、上記のことを勘案すれば、第2の縦リブ1c間の距離d2は、第1の縦リブ1b間の距離d1より短く設定することとなる。
なお、本発明においては、正極板2として、図8に示したような、エキスパンド格子2bを有したものを用いる。なお、正極板2の袋状セパレータ1への収納は、下骨2fが袋状セパレータ1の底部1fに対応するよう収納される。なお、エキスパンド格子2bは、集電耳2gを一体に有した上枠骨2e、および下骨2fを有するも、正極板2の側部2aには枠骨を有さず、その結果として、枠骨によって囲まれていない側端活物質2dを有する。
上記したような側端活物質2d、および、エキスパンド格子2bに充填された活物質2cの中でも、特に、側端活物質2dに隣接したます目2iに充填された活物質2cは振動やエキスパンド格子2bの腐食による伸びによって容易に脱落する。特に側端活物質2dは格子骨2hによって囲まれてないこと、また、側端活物質2dと、これに隣接するます目2iに充填された活物質2cは、エキスパンド格子2bの形状の特徴から、互いに独立しておらず、一部で連続しているため、側端活物質2dの脱落とともに、これに隣接する活物質2cも脱落しやすくなるためである。なお、前記したようなエキスパンド格子2bにおける、隣接するます目(例えばます目2iとます目2j)に充填された活物質2cが、その一部で互いに連続した特徴的な構成は、エキスパンド格子全般、すなわち、レシプロエキスパンド方式およびロータリーエキスパンド方式において変わるところはない。なお、図8においては、正極板2の構造を明らかにするために活物質2cの一部を除去した状態の正極板2を示しているが、本来は、エキスパンド格子2bに活物質2cが充填されていることは言うまでもない。
前記した本発明の構成を用い、以降は、公知の手法によって鉛蓄電池を組み立てることにより、本発明の鉛蓄電池を得ることができる。
本発明の鉛蓄電池は、以下のような作用効果(1)〜(3)を奏する。
(1)本発明の構成によれば、正極板2を袋状セパレータ1に収納しないため、エキスパンド格子2bの上下方向への伸びによって袋状セパレータ1の底部1fの破損と、これによる正極板2と負極板3との内部短絡を抑制し、鉛蓄電池の短寿命を抑制することができる。
(2)さらに本発明の構成によれば、正極板2を袋状セパレータ1に収納しないものの、第2の縦リブ1cの突出高さT2と、第1の縦リブ1bの突出高さT1との関係をT2<T1、かつT2≧0.2mm以上する、さらに好ましくは、0.4T1≦T2≦0.90T1(但し、T1≧(2/9)mm)とすることによって、正極板2の側部2aの近傍に充填された活物質2c(側端活物質2dを含む)の脱落を抑制できる。側部2aの近傍に充填された活物質2c(側端活物質2dを含む)は、エキスパンド格子2bの腐食の伸びとともに、特に、鉛蓄電池に加わる振動によって容易にエキスパンド格子2bから脱落するところ、本発明によれば、振動が加わる条件化においてもこれら活物質2cの脱落を抑制し、鉛蓄電池の短寿命を抑制することができる。
(3)さらに本発明の構成によれば、前記したような、鉛蓄電池の正極のエキスパンド格子2bが上下方向に伸びた状態や、特に、鉛蓄電池振動が加わった状態においても、第1の縦リブ1bと第2の縦リブ1cの境界部1gの破損や穴あきを抑制でき、このような破損や穴あきによる内部短絡が防止され、鉛蓄電池の短寿命を抑制することができる。
本発明とは異なり、第1の縦リブ1bの突出高さT1と第2の縦リブ1cの突出高さT2において、T1=T2とした場合、正極板2の側部2aの近傍の活物質2cと第2の縦リブ1cとの密着度合いが向上するものの、鉛蓄電池に振動が加わった場合、正極板2において、その側部2aの振れ幅が、正極板2の中央部に比べて大きくなるため、袋状セパレータ1の第2の縦リブ1cを形成した部分が側部2aとともに、袋状セパレータ1の第1の縦リブ1bを形成した部分よりも大きく振動するため、第1の縦リブ1bと第2の縦リブ1cとの境界部1gに応力が加わり、その結果、境界部1gに前記したような亀裂や穴あきが生ずる。
したがって、本発明では、T1=T2とせず、T1>T2とする。なお、鉛蓄電池の充放電を繰り返すにつれて、活物質2cが正極板2の厚み方向に膨張するため、これを勘案し、好ましくは、T1≧0.9T2とする。なお、T1<T2とした場合、正極板2の側部2aを除く大部分の表面と、第1の縦リブ1bとが当接しないため、この部分で、活物質2cの脱落が発生し、短寿命となるため、T1<T2とはしない。
また、第2のリブの突出高さT2は、正極板2の側部2による、袋状セパレータ1の破損や穴あきを抑制するために、少なくとも0.2mm以上とする。T2を0.2mm未満とした場合は、正極板2の側部2aに形成されたエッジがベース部1aと接触し、この接触した部分で袋状セパレータ1の亀裂や穴あきが生じるためである。
さらに、第2のリブの突出高さT2は、0.4T1以上とすることが好ましい。T2を0.4T1未満とした場合、正極板2の側部2a近傍に充填された活物質2cの脱落抑制効果が損なわれるためである。
なお、前記したように、T2≧0.2mm以上とするため、少なくともT1はT1>0.2mmとなることが自明である。さらに、本発明において、前記したように、好ましくは、0.4T1≦T2≦0.9T1とする場合、T2≦0.2mmを満たすように、T1≧(2/9)mmとすることが自明である。
なお、本発明では、正極板2の側部2aは、第2の縦リブ1cと概略平行となるよう対向させる。このような構成によれば、側部2aと第2の縦リブ1cとの為す角度がほぼ90となるため、正極板が上下に伸びたり、あるいは上下に振動しても側部2aと第2の縦リブ1cとの摩擦力は、図6に示したような、小リブ11bと側部2aとが交差する場合に比較して極めて小さく抑制できるため、結果として、第1の縦リブ1bと第2の縦リブ1cとの境界部1gに加わる応力が抑制でき、これにより、境界部1gでの袋状セパレータの劣化や亀裂を顕著に抑制することができる。
なお、本発明において用いるエキスパンド格子2bは、0.7wt%〜2.2wt%のSnを含み、かつ0.05wt%〜0.09wt%のCaを含む、Pb−Ca−Sn合金からなるものを用いることが好ましい。このような組成のエキスパンド格子2bは、鉛蓄電池の使用中における上下方向(エキスパンド格子2bの展開方向)の腐食と、これによる伸びが抑制され、本発明に用いる袋状セパレータ1の境界部1gの亀裂抑制に好ましいからである。
なお、正極のエキスパンド格子2bは、ロータリーエキスパンド方式によるものであっても、レシプロエキスパンド方式によるものであってもよい。また、エキスパンド格子2bの活物質2cと接する部分にSb、Sn、Ag等の、元素を含む表面層を形成したものであってもよい。
なお、第1の縦リブ1bおよび第2の縦リブ1cの断面形状として、矩形状の形態を例示したが、セパレータシート1′の成型時における離型性を考慮して、リブ先端に近接するにしたがって、幅が狭くなる形状、例えば、台形形状や、半円形状、あるいはこれらの組み合わせの形状を用いることができる。
以下、実施例により、本発明の効果を説明する。
本発明例および比較例による鉛蓄電池(JIS D5301における80D26形始動用鉛蓄電池、以下、電池)を製作し、各鉛蓄電池に振動を加えながらJIS D5301に定める寿命試験を行なった。なお、正極板としては、正極板および負極板ともにエキスパンド格子を用いた場合と、正極板に周囲の4辺すべてに枠骨を有した鋳造格子を用い、負極板にエキスパンド格子を用いた場合との比較を行なった。
本発明例および比較例の電池は、以下のエキスパンド格子を正極板、および鋳造格子を用いた正極板のいずれかを用いた。エキスパンド格子は、Pb−0.07wt%Ca−1.6wt%Snの鉛合金の圧延シートをレシプロエキスパンド加工して得られたものであり、両側部に枠骨は存在しない。
一方、鋳造格子は、Pb−0.07wt%Ca−1.6wt%Sn正極格子を連続鋳造方式によって得たものであり、格子の周囲はすべて枠骨が存在する。これらのエキスパンド格子もしくは鋳造格子に、鉛粉と水と硫酸からなる活物質ペーストを充填し、熟成・乾燥させて得た正極板を得た。
また、負極板としては、本発明例および比較例の各電池とも、Pb−0.07wt%−錫0.25wt%の鉛合金の圧延シートをエキスパンド加工して得られた負極格子に鉛粉と水と硫酸および所定量のリグニン、カーボン、硫酸バリウムからなる活物質ペーストを充填し、常法により熟成・乾燥させて得た負極板を用いた。
本実施例においては、袋状セパレータの仕様を様々に変化させることにより、本発明例による電池と比較例による電池を作成した。以下に、各電池の袋状セパレータの構成を述べる。なお袋状セパレータのベース部の厚みは各電池とも0.30mmで一定とし、ポリエチレン樹脂にシリカ、鉱物油およびカーボンを添加した、鉛蓄電池用セパレータとして公知の組成を有したものを用いた。
(電池A1〜A11および電池B1〜B11)
電池A1〜A11は、本発明の実施形態において、第1の縦リブ1bの突出高さT1および第2の縦リブ1cの突出高さT2を表1に示すように、種々に変化させ、本発明例の電池および比較例の電池としたものである。これらの電池A1〜A11はいずれも負極板が袋状セパレータ1に収納された構成を有し、表1における群構成の項目を「負極袋詰め」と表記した。
また、さらに比較のために、シート状セパレータ1′を第1の縦リブ1bおよび第2の縦リブ1cが内側となるよう折り曲げて袋状とした袋状セパレータを作成し、袋状セパレータの内部に正極板2を収納した構成とした電池B1〜B11を作成した。これらの電池B1〜B11はいずれも正極板が袋状セパレータに収納された構成を有し、表1における群構成の項目を「正極袋詰め」と表記した。
なお、電池B1〜B11においても、第1の縦リブ1bおよび第2の縦リブ1cの突出高さT1およびT2を様々に変化させた。なお、電池A1〜A11および電池B1〜電池B11に用いた袋状セパレータの隣接しあう第1の縦リブ1b間の距離d1は8.0mm、隣接しあう第2の縦リブ1c間の距離d2は0.3mmとした。なお、電池A1〜A11および電池B1〜B11はいずれも正極板にエキスパンド格子を用いている。
Figure 2010140772
(電池C1〜C11および電池D1〜D11)
電池C1〜C11は、図6に示した袋状セパレータ11の内部に、負極板3を収納した電池である。そして、袋状セパレータ11に設けた縦リブ11aのベース部11fからの突出高さT3と小リブ11bのベース部11fからの突出高さT4を表2に示すように、種々に変化させた電池である。これらの電池C1〜C11はいずれも負極板が袋状セパレータ1に収納された構成を有し、表2における群構成の項目を「負極袋詰め」と表記した。
なお、さらに比較のために、袋状セパレータ11の縦リブ11aと小リブ11bを袋内側とした袋状セパレータを作成し、その内部に正極板2を収納した電池D1〜D11を作成した。これらの電池D1〜D11はいずれも正極板が袋状セパレータに収納された構成を有し、表2における群構成の項目を「正極袋詰め」と表記した。
なお、電池C1〜C11および電池D1〜D11では、隣接しあう縦リブ11a間の距離は8.0mm、隣接しあう小リブ11b間の距離は0.3mmである。小リブ11bは縦リブ11aに対して45°の角度を有しており、小リブ11b間の距離は小リブ11bの法線方向の距離としている。また、電池C1〜C11および電池D1〜D11はいずれも正極板にエキスパンド格子を用いている。
Figure 2010140772
(電池E1〜E11および電池F1〜F11)
電池E1〜E11は、本発明の実施形態において、第1の縦リブ1bの突出高さT1および第2の縦リブ1cの突出高さT2を表3に示すように、種々に変化させるとともに、鋳造格子を備えた正極板を用いた、比較例の電池としたものである。これらの電池E1〜E11はいずれも負極板が袋状セパレータ1に収納された構成を有し、表3における群構成の項目を「負極袋詰め」と表記した。
また、さらに比較のために、シート状セパレータ1′を第1の縦リブ1bおよび第2の縦リブ1cが内側となるよう折り曲げて袋状とした袋状セパレータを作成し、袋状セパレータの内部に、鋳造格子を備えた正極板を収納した構成とした電池F1〜F11を作成した。これらの電池F1〜F11はいずれも正極板が袋状セパレータに収納された構成を有し、表3における群構成の項目を「正極袋詰め」と表記した。
なお、電池F1〜F11においても、第1の縦リブ1bおよび第2の縦リブ1cの突出高さT1およびT2を、表3に示すように、様々に変化させた。なお、電池E1〜E11および電池F1〜電池F11に用いた袋状セパレータの隣接しあう第1の縦リブ1b間の距離d1は8.0mm、隣接しあう第2の縦リブ1c間の距離d2は0.3mmとした。
Figure 2010140772
(電池G1〜G11および電池H1〜H11)
電池G1〜G11は、図6に示した袋状セパレータ11の内部に、負極板3を収納するとともに、正極板に鋳造格子を用いた電池である。そして、袋状セパレータ11に設けた縦リブ11aのベース部11fからの突出高さT3と小リブ11bのベース部11fからの突出高さT4を表4に示すように、種々に変化させた電池である。これらの電池G1〜G11はいずれも負極板が袋状セパレータ1に収納された構成を有し、表4における群構成の項目を「負極袋詰め」と表記した。
なお、さらに比較のために、袋状セパレータ11の縦リブ11aと小リブ11bを袋内側とした袋状セパレータを作成し、その内部に鋳造格子を用いた正極板を収納した電池H1〜H11を作成した。これらの電池H1〜H11はいずれも正極板が袋状セパレータに収納された構成を有し、表4における群構成の項目を「正極袋詰め」と表記した。
なお、電池G1〜G11および電池H1〜H11では、隣接しあう縦リブ11a間の距離は8.0mm、隣接しあう小リブ11b間の距離は0.3mmである。小リブ11bは縦リブ11aに対して45°の角度を有しており、小リブ11b間の距離は小リブ11bの法線方向の距離としている。
Figure 2010140772
表1〜表4に示す各電池について、以下に示す条件で加振下での寿命試験を行なった。なお、寿命試験の仕様は、試験温度と、電池に振動を加えることを除いては、JIS D
5301(始動用鉛蓄電池)に定める、軽負荷寿命試験とした。
(1)試験温度:75℃(気相雰囲気)
(2)振動条件:1G,30Hzで電池(極板)上下方向に連続して加振
(3)寿命試験:
(3−1)放電:25A定電流放電を4分間
(3−2)充電:14.8V定電圧充電14.8V(最大電流:25A)を10分間
(3−3)判定放電:(3−1)と(3−2)で構成される充放電サイクルの480サイクル毎に電池を56時間放置し、その放置後582Aで30秒間放電行なう。この放電30秒目の電池電圧が7.2Vを上回った場合、再び、充放電サイクルを行ない、下回った時点で寿命終了とする。そして、サイクル数と、放電30秒目の電池電圧との関係を直線関係として、放電30秒目電圧が7.2Vとなるサイクル数を寿命サイクル数とする。なお、判定放電および判定放電に先立つ56時間の放置期間中は、電池に(2)の振動を加えない。
上記の寿命試験で得た結果を表5〜表8に示す。なお、寿命サイクル数は、表1に示した電池Aを100としたときの百分率(%)で示した。
Figure 2010140772
Figure 2010140772
Figure 2010140772
Figure 2010140772
表5〜表8に示した結果について述べる。なお、試験終了後の各電池は、分解調査して、寿命劣化の主要因を確認した。
まず、表1に示した、本発明の構成を有した電池A3〜A10は、他の電池に比較して振動時における寿命特性(以下、寿命特性)に顕著に優れる。その中でも電池A4〜A7は極めて優れた寿命特性を有していた。これらの電池A4〜A7の寿命劣化の主要因は、正極活物質の軟化と、負極活物質の砂泥化による容量低下であり、袋状セパレータ1に顕著な劣化は認められなかった。
本発明の電池A3についても、寿命劣化の主要因は、電池A4〜A7と同様であるが、いずれも第1の縦リブ1bと第2の縦リブ1cとの間の境界部1gに若干の劣化、すなわち、境界部1gでの厚みの減少と、0.1〜0.3mm程度のごく小さな亀裂が認められた。この亀裂部位で、微小短絡が発生し、寿命サイクル数を低下させたものと考えられる。
一方、本発明の電池A8〜A10は、境界部1gにおける袋状セパレータ1の劣化は認められないものの、正極板2の側部2aでの活物質2cの若干の脱落が認められたが、寿命劣化の主要因は、電池A4〜電池A7と同様であった。
また、電池A1については、正極板2の中央部で活物質2cの軟化脱落とともに、袋状セパレータ1の正極板2の側部2aに対向する部位の劣化が著しく、数mmにわたる亀裂が発生しており、前記した軟化脱落と、内部短絡が寿命劣化の主要因であった。また、電池A2においては、前記した境界部1gにおける袋状セパレータの亀裂が顕著であり、内部短絡が寿命劣化の主要因であった。また電池A11に関しては、正極板2の第2の縦リブ1cに対向する近傍での活物質の軟化脱落、および袋状セパレータ1の第2の縦リブ1cを形成した部位での亀裂の発生による内部短絡が寿命劣化の主要因であった。
本発明の電池では、第1の縦リブ1bと第2の縦リブ1cのそれぞれの突出高さT1およびT2の関係を請求項1に記載した範囲、より好ましくは請求項2に記載した範囲とすることにより、振動が加わった条件においても正極板2の側部2a近傍に充填された活物質の脱落や、第1の縦リブ1bと第2の縦リブ1cとの境界部1gにおける袋状セパレータ1の劣化を抑制することができる。
正極袋詰めとした電池B1〜B11に関しては、第1の縦リブ1bと第2の縦リブ1cの突出高さT1およびT2の値は、寿命特性に殆ど影響しなかった。このことは、電池B1〜B11では、袋状セパレータの底部が破損し、底部で内部短絡によって、早期に、寿命劣化に至っていたためによるものと考えられる。
次に、袋状セパレータとして、図6に示した袋状セパレータ11を用いた電池においては、縦リブ11aの突出高さT3と、小リブ11bの突出高さT4との関係において、寿命サイクルに影響が認められるものの、最も寿命特性の良い、電池C5においても、本発明の電池に比較すれば寿命特性は著しく低いものであった。
電池C1〜C11については、特に、縦リブ11aと小リブ11bとの境界部11dにおける袋状セパレータ11の劣化が著しく、この部分で内部短絡に至り、寿命劣化の主要因となっていた。これは、小リブ11bが正極板2の側部2aと交差しているがために、側部2aが上方に伸びるときに加わる小リブ11bと側部2aとの摩擦は、本発明の電池に比較して大きく、それ故、側部2aの上方への伸びにしたがって、境界部11dが急速に劣化したと推定できる。
一方、電池D1〜D11については、電池B1〜B11と同様、縦リブ11aと、小リブ11bの突出高さT3およびT4に関係なく、袋状セパレータの底部の劣化による亀裂が著しく、極めて早期に寿命劣化に至った。
さらに、鋳造格子を用いた正極板を有した電池E1〜E11、電池F1〜F11、電池G1〜G11および電池H1〜H11については、正極板が湾曲し、湾曲した正極板のエッジでセパレータが切断され、内部短絡により、寿命劣化に至っていた。なお、正極板を袋状セパレータに収納した電池H1〜H11は特に短寿命であった。
これらの正極に鋳造格子を用いた電池では、各リブの突出高さT1とT2、T3とT4との大小の関係は、寿命特性に殆ど影響を及ぼしていなかった。
なお、本実施例においては、正極のエキスパンド格子の組成をPb−0.07wt%Ca−1.6wt%Snとしたが、Pb−0.05wt%〜0.09wt%Ca−0.7wt%〜2.2wt%Snとしても、本実施例と同様の傾向の結果が得られる。
また、本実施例では、第1の縦リブ1bおよび縦リブ11aの突出高さT3およびT4を0.90mmで一定としたが、第1の縦リブ1bの突出高さが0.30〜1.5mmの範囲においても、本発明の効果が同様に得られることを確認した。
以上、本発明によれば、振動が加えられた条件下においても、極めて優れた寿命特性を得られることから、工業的価値は極めて大きい。
本発明は、振動を加えた状態において、優れた寿命性能を有することから、始動用鉛蓄電池等の各種鉛蓄電池に好適である。
本発明の鉛蓄電池に用いる袋状セパレータの袋状に加工する前の段階のシート状セパレータの断面を示す図 本発明の鉛蓄電池に用いる袋状セパレータの断面を示す図 本発明の鉛蓄電池に用いる袋状セパレータを示す図 本発明の鉛蓄電池の極板群の要部断面を示す図 本発明の鉛蓄電池の負極板を収納した袋状セパレータと正極板とを積層した状態を示す図 従来例による鉛蓄電池用の袋状セパレータを示す図 従来例による鉛蓄電池用の袋状セパレータに負極板を収納し正極板と積層した状態を示す図 正極板を示す図
符号の説明
1 袋状セパレータ
1a ベース部
1b 第1の縦リブ
1c 第2の縦リブ
1d シール部
1e 開口部
1f 底部
1g 境界部
1h 容積空間
1′ シート状セパレータ
2 正極板
2a 側部
2b エキスパンド格子
2c 活物質
2d 側端活物質
2e 上枠骨
2f 下骨
2g 集電耳
2h 格子骨
2i ます目
2j ます目
3 負極板
11 袋状セパレータ
11a 縦リブ
11b 小リブ
11c シール部
11d 境界部
11e 底部
11f ベース部

Claims (3)

  1. 正極板と袋状セパレータに収納された負極板とを交互に重ね合わせた極板群を具備し、前記袋状セパレータは、微孔性合成樹脂シートを折り曲げ、重ね合わされた両側縁がシールされて袋状に構成され、
    前記袋状セパレータの外表面には、前記両側縁間を幅方向としたときに、前記幅方向の中央部の大部分に、前記幅方向に概略直交する第1の縦リブの複数を相互に平行に配置し、
    前記袋状セパレータの外表面の両側部であって、かつ前記正極板の端部に対向する部分およびその近傍に、前記第1の縦リブに平行な第2の縦リブの複数を相互に平行に配置し、
    隣接しあう2本の前記第2の縦リブの間隔は、隣接しあう2本の前記第1の縦リブの間隔よりも短く、
    前記第2の縦リブの前記袋状セパレータの表面からの突出高さをT2、前記第1の縦リブの前記袋状セパレータの表面からの突出高さをT1としたときに、
    T2<T1、かつT2≧0.2mm以上であり、
    前記正極板は、縦枠骨を有しないエキスパンド格子を備え、前記縦枠骨を有さない正極板の端部が、前記第2の縦リブに対向する鉛蓄電池。
  2. 前記T2および前記T1において、0.4T1≦T2≦0.90T1(但し、T1≧(2/9)mm)としたことを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄電池。
  3. 前記エキスパンド格子は、0.7wt%〜2.2wt%のSnを含み、かつ0.05wt%〜0.09wt%のCaを含む、Pb−Ca−Sn合金からなる請求項1もしくは2に記載の鉛蓄電池。
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