JP2010137662A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】アイス路面における制動性能と旋回性能の両方をバランス良く且つ効果的に高めて、アイス路面での走行性能を向上できる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】サイプを形成したブロック1を有するトレッドパターンを備えた空気入りタイヤにおいて、ブロック1の表面に、尖頭部10aをブロック1の中心部に向けてV字状に開口し、ブロック1の周縁部から中心部に向かって延びるV字サイプ10が形成され、V字サイプ10が、ブロック1のタイヤ周方向の両サイド及びタイヤ幅方向の両サイドの各々に配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、サイプを形成したブロックを有するトレッドパターンを備えた空気入りタイヤに関し、特にスタッドレスタイヤとして有用である。
従来、スタッドレスタイヤでは、トレッド面のブロックにサイプと呼ばれる切り込みを形成しており、このサイプによるエッジ効果や除水効果によって、摩擦係数が低いアイス路面での走行性能を高めている。かかるサイプとしては、長手方向に沿って直線状に延びる直線サイプや、波状に延びる波形サイプなどが実用化されている。
一般に、サイプはタイヤ幅方向に沿って延設され、それにより前後方向のエッジ成分を大きくして、アイス路面での制動性能(以下、「アイス制動性能」と称する。)を向上している。他方、サイプをタイヤ周方向に沿って延設した場合には、横方向のエッジ成分が大きくなり、アイス路面での旋回性能(以下、「アイス旋回性能」と称する。)を向上できる。また、サイプをタイヤ周方向に対して45°付近で傾斜させた場合には、アイス制動性能とアイス旋回性能の両方を向上できるものの、各性能の向上代は小さい。
ところで、従来のスタッドレスタイヤでは、摩耗初期段階での性能改善を目的として、ブロックやリブの表面にサイプよりも浅い浅溝を設ける場合がある。例えば、下記特許文献1には、タイヤ周方向に対して0〜40°の角度で浅溝を設けたタイヤが、下記特許文献2には、タイヤ周方向に対して42〜60°の角度で浅溝を設けたタイヤが記載されている。かかる浅溝によってもエッジ効果や除水効果が奏され、アイス制動性能やアイス旋回性能が向上し得る。
上記のように、サイプや浅溝の延在方向に応じて改善し得る性能が違っており、アイス制動性能とアイス旋回性能の両方をバランス良く且つ効果的に高め得る手法が望まれる。特に、摩擦係数が低いアイス路面では、ブロックの中心部の接地圧が周囲よりも高くなる傾向にあり、それに起因してブロックの中心部に水膜が発生し易いため、アイス路面での走行性能を高めるには、かかる水膜を効率的に除去する必要がある。
特開平7−186633号公報 特開2004−34903号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アイス路面における制動性能と旋回性能の両方をバランス良く且つ効果的に高めて、アイス路面での走行性能を向上できる空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成することができる。即ち、本発明の空気入りタイヤは、サイプを形成したブロックを有するトレッドパターンを備えた空気入りタイヤにおいて、前記ブロックの表面に、尖頭部を前記ブロックの中心部に向けてV字状に開口し、前記ブロックの周縁部から中心部に向かって延びるV字サイプが形成され、前記V字サイプが、前記ブロックのタイヤ周方向の両サイド及びタイヤ幅方向の両サイドの各々に配置されているものである。
かかる空気入りタイヤでは、上記の如きV字サイプが、ブロックのタイヤ周方向の両サイトとタイヤ幅方向の両サイドの各々に配置されているため、単にサイプをV字状に形成したものに比べて、前後方向と横方向のエッジ成分が大きくなり、アイス制動性能とアイス旋回性能の両方をバランス良く且つ効果的に高めることができる。しかも、各V字サイプが尖頭部をブロックの中心部に向けていることから、水膜を効率的に除去してアイス路面での走行性能を向上することができる。
上記において、前記ブロックのタイヤ周方向の両サイドとタイヤ幅方向の両サイドの各々にて、複数の前記V字サイプが厚み方向に間隔を置いて平行に配列されていることが好ましい。これにより、前後方向と横方向のエッジ成分を増やして、アイス制動性能とアイス旋回性能の両方をより効果的に高めることができる。
ところで、サイプによるエッジ効果は、ブロックの倒れ込み動作に伴って発現されるが、ブロックが過度に倒れ込むとエッジ効果が低減する傾向にある。そこで、本発明の空気入りタイヤでは、前記ブロックの中心部に、サイプが形成されていない非サイプ領域を設けていることが好ましい。これにより、接地圧が高くなりがちな中心部のサイプ密度を下げてブロックの剛性を保持し、該ブロックの過度の倒れ込みを抑制してアイス制動性能やアイス旋回性能を良好に高めることができる。
また、本発明に係る別の空気入りタイヤは、サイプを形成したブロックを有するトレッドパターンを備えた空気入りタイヤにおいて、前記ブロックの表面に、前記サイプよりも浅く、尖頭部を前記ブロックの中心部に向けてV字状に開口し、前記ブロックの周縁部から中心部に向かって延びるV字浅溝が形成され、前記V字浅溝が、前記ブロックのタイヤ周方向の両サイド及びタイヤ幅方向の両サイドの各々に配置されているものである。
かかる空気入りタイヤでは、上記の如きV字浅溝が、ブロックのタイヤ周方向の両サイトとタイヤ幅方向の両サイドの各々に配置されているため、単に浅溝をV字状に形成したものに比べて、前後方向と横方向のエッジ成分が大きくなり、摩耗初期段階におけるアイス制動性能とアイス旋回性能の両方をバランス良く且つ効果的に高めることができる。しかも、各V字浅溝が尖頭部をブロックの中心部に向けていることから、水膜を効率的に除去してアイス路面での走行性能を向上することができる。
上記において、前記ブロックのタイヤ周方向の両サイドとタイヤ幅方向の両サイドの各々にて、複数の前記V字浅溝が厚み方向に間隔を置いて平行に配列されていることが好ましい。これにより、前後方向と横方向のエッジ成分を増やして、摩耗初期段階におけるアイス制動性能とアイス旋回性能の両方をより効果的に高めることができる。
上記において、前記ブロックの中心部にて前記V字浅溝が幅広に形成されていることが好ましい。これにより、ブロックの中心部に発生しがちな水膜をより効率的に除去して、アイス路面での走行性能を好適に向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係る空気入りタイヤのトレッド面の一例を示す展開図である。この空気入りタイヤは、複数のブロック1を有するトレッドパターンを備える。ブロック1は、タイヤ周方向PDに延びる主溝2とタイヤ幅方向WDに延びる横溝3によって区分されており、タイヤ赤道線CLに関して対称的に5列のブロック1が配列されている。
図2は、ブロック1を拡大して示す平面図である。各ブロック1の表面には、複数のV字サイプ10が互いに交わることなく形成されている。各V字サイプ10は、尖頭部10aをブロック1の中心部に向けてV字状に開口し、ブロック1の周縁部から中心部に向かって延びている。V字サイプ10は、ブロック1のタイヤ周方向の両サイド、及び、タイヤ幅方向の両サイドの各々に配置されている。本実施形態では、ブロック1の表面にてX字状に開口し、ブロック1の中心部にて交差点を有するX字サイプ15も形成されている。
かかる構成によれば、単にサイプをV字状に形成したものに比べて、タイヤの前後方向と横方向のエッジ成分を大きくでき、アイス制動性能とアイス旋回性能の両方がバランス良く且つ効果的に高められる。しかも、各V字サイプ10が尖頭部10aをブロック1の中心部に向けていることから、水膜を効率的に除去してアイス路面での走行性能を向上することができる。
このブロック1では、タイヤ周方向の両サイドとタイヤ幅方向の両サイドの各々にて、複数(本実施形態では2本)のV字サイプ10が厚み方向に間隔を置いて平行に配列されている。それ故、タイヤの前後方向と横方向のエッジ成分を増やして、アイス制動性能とアイス旋回性能の両方をより効果的に高めることができる。
V字サイプ10は、互いに逆向きに傾斜した直線サイプの組み合わせからなり、該直線サイプのタイヤ周方向に対する角度は、例えば45±15°である。また、この直線サイプ同士がなす角度θは、例えば90±15°である。エッジ効果や除水効果を十分に発現するうえで、V字サイプ10のサイプ幅は0.2〜0.8mmであることが好ましく、V字サイプ10の深さは主溝2の深さの30〜80%であることが好ましい。
V字サイプ10は、ブロック1の側壁にて開口するオープンサイプとして形成されている。但し、本発明では、ブロックの周縁部から中心部に向かって延びるものであれば、V字サイプがクローズドサイプであっても構わない。この「ブロックの周縁部」は、ブロックの側壁から2mm以内の部分である。
ここで、説明の便宜上、V字サイプ10のうち、ブロック1のタイヤ周方向の両サイドに(図2の上下に)配置されたものをV字サイプ10Pと呼び、ブロック1のタイヤ幅方向の両サイドに(図2の左右に)配置されたものをV字サイプ10Wと呼ぶ。また、図3,4に示すように、ブロック1のタイヤ幅方向長さをW、その中央を通る基準線をWC、ブロック1のタイヤ周方向長さをL、その中央を通る基準線をLCとする。
V字サイプによるエッジ効果や除水効果を確保するうえで、V字サイプ10Pの尖頭部10aは、ブロック1のタイヤ幅方向中央部となる領域に、具体的には図3に示した領域A1の内部に配置されていることが好ましい。領域A1は、基準線WCを中央としてW/3の幅寸法を有する領域である。また、ブロック1の剛性を保持する観点から、V字サイプ10Pの尖頭部10aは、領域A2の外部に配置されていることが好ましい。領域A2は、基準線LCを中央としてL/3の長さ寸法を有する領域である。
V字サイプによるエッジ効果や除水効果を確保するうえで、V字サイプ10Wの尖頭部10aは、ブロック1のタイヤ周方向中央部となる領域に、具体的には図4に示した領域B1の内部に配置されていることが好ましい。領域B1は、基準線LCを中央としてL/3の長さ寸法を有する領域である。また、ブロック1の剛性を保持する観点から、V字サイプ10Wの尖頭部10aは、領域B2の外部に配置されていることが好ましい。領域B2は、基準線WCを中央としてW/3の幅寸法を有する領域である。
図5に示すように、ブロック1の中心部にサイプが形成されていない非サイプ領域16を設けた場合には、接地圧が高くなりがちな中心部のサイプ密度を下げて、ブロック1の剛性を保持し易くなる。これによって、ブロック1の過度の倒れ込みを抑制し、アイス制動性能やアイス旋回性能が良好に高められる。非サイプ領域16は、ブロック表面の図心位置を中心として、ブロック1の面積の1/5の面積を有する円形領域を含んでおり、この「図心位置」とは、立体における重心に相当するブロック表面上での位置(図心)を指す。
[第2実施形態]
第1実施形態では、ブロックの表面にV字サイプを形成した例を示したが、第2実施形態では、ブロックの表面に通常のサイプとV字浅溝を形成した例を示す。図6は、本発明の第2実施形態におけるブロックを拡大して示す平面図である。ブロック4の表面には、タイヤ幅方向に延びる複数の直線サイプ5が形成され、それらと重なるようにして複数のV字浅溝40が互いに交わることなく形成されている。
各V字浅溝40は、直線サイプ5よりも浅く、尖頭部40aをブロック4の中心部に向けてV字状に開口し、ブロック4の周縁部から中心部に向かって延びている。V字浅溝40は、ブロック4のタイヤ周方向の両サイド、及び、タイヤ幅方向の両サイドの各々に配置されており、その各々にて複数のV字浅溝40が厚み方向に間隔を置いて平行に配列されている。本実施形態では、ブロック4の表面にてX字状に開口し、ブロック4の中心部にて交差点を有するX字浅溝45も形成されている。
かかる構成によれば、単に浅溝をV字状に形成したものに比べて、タイヤの前後方向と横方向のエッジ成分が大きくなり、摩耗初期段階におけるアイス制動性能とアイス旋回性能の両方をバランス良く且つ効果的に高めることができる。しかも、各V字浅溝40が尖頭部40aをブロック4の中心部に向けていることから、水膜を効率的に除去してアイス路面での走行性能を向上することができる。
V字浅溝40は、互いに逆向きに傾斜した直線浅溝の組み合わせからなり、その角度はV字サイプ10について述べたものと同様である。エッジ効果や除水効果を十分に発現する観点から、V字浅溝40は、溝幅が例えば0.2〜1mm、深さが例えば0.2〜1mmに設定される。また、尖頭部40aの好適な配置箇所については、V字サイプ10の尖頭部10aに関して図3,4を参照して説明したのと同様である。
このようなV字浅溝40を形成するうえでは、図7に示すようにブロック4の中心部にてV字浅溝40を幅広に形成することが好ましい。これにより、ブロック4の中心部に発生しがちな水膜をより効率的に除去して、アイス路面での走行性能を向上できる。V字浅溝40は、サイプ5よりも浅いため、このようにブロック4の中心部に形成しても過度の倒れ込みを誘発する心配が少ない。幅広領域46は、V字浅溝40が幅広となる領域であり、ブロック表面の図心位置を中心として、ブロック4の面積の1/5の面積を有する円形領域を含んでいる。
本発明の空気入りタイヤは、ブロックに上記の如きV字サイプ又はV字浅溝を形成したこと以外は、通常の空気入りタイヤと同等であり、従来公知の材料、形状、構造などが何れも本発明に採用できる。
本発明は、いわゆる夏用タイヤにも適用できるが、アイス路面での走行性能に優れていることから、特にスタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)として有用である。
[他の実施形態]
(1)本発明の空気入りタイヤが有するトレッドパターンは、ブロックを有するものであれば特に限定されず、リブが混在するものでも構わない。V字サイプ又はV字浅溝が形成されるブロックの形状は、前述の実施形態で示したような略正方形に制限されず、長方形や平行四辺形、六角形など他の形状も採用可能である。
(2)前述の実施形態では、横溝により完全に区分されたブロックにV字サイプ又はV字浅溝を形成した例を示したが、本発明では、タイヤ周方向に隣り合うブロック同士が一部で繋がっていて、該ブロックにV字サイプ又はV字浅溝を形成するものでも構わない。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、タイヤの各性能評価は、次のようにして行った。
(1)アイス制動性能
タイヤを実車(3000ccクラスのFRセダン)に装着してアイス路面を走行させ、速度40km/hで制動力をかけてABSを作動させた際の制動距離の逆数を評価した。比較例1の結果を100として指数で示し、数値が大きいほどアイス制動性能に優れていることを示す。
(2)アイス旋回性能
タイヤを実車(3000ccクラスのFRセダン)に装着してアイス路面を走行させ、速度20km/hで直進から円形コースを旋回する所謂Jターン走行を行い、フロントにおける横力値の逆数を評価した。比較例1の結果を100として指数で示し、数値が大きいほどアイス旋回性能に優れていることを示す。
図1の如きトレッドパターンを有する空気入りタイヤ(タイヤサイズ:205/65R15)において、ブロックの表面に、図8のように直線サイプ5のみを形成したものを比較例1、図1,2のようなV字サイプ10を形成したものを実施例1、図6のように直線サイプ5とV字浅溝40を形成したものを実施例2、図9のように直線サイプ5と直線浅溝6を形成したものを比較例2、図7のようにブロック中心部にてV字浅溝40を幅広化したものを実施例3とした。この直線サイプ5又はV字サイプ10は、サイプ幅を0.3mm、深さを6mmとした。また、直線浅溝6又はV字浅溝40は、溝幅を0.3mm(実施例3のV字浅溝40は中心部にて0.6mm)、深さを0.3mmとした。評価結果を表1に示す。
Figure 2010137662
表1に示すように、実施例1〜3では、比較例1,2に比べてアイス制動性能とアイス旋回性能が改善されている。これは、V字サイプ又はV字浅溝によってタイヤの前後方向と横方向のエッジ成分が大きくなり、また水膜が効率的に除去されるためと考えられる。特に実施例3では、ブロックの中心部にて浅溝を幅広化したことにより、両性能を良好に向上できている。
本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド面を示す展開図 ブロックを拡大して示す平面図 領域A1及び領域A2を説明するための図 領域B1及び領域B2を説明するための図 図2に示したブロックの変形例を示す平面図 本発明の第2実施形態におけるブロックを拡大して示す平面図 図6に示したブロックの変形例を示す平面図 比較例1のタイヤに設けられたブロックの平面図 比較例2のタイヤに設けられたブロックの平面図
符号の説明
1 ブロック
4 ブロック
10 V字サイプ
40 V字サイプ
10a 尖頭部
16 非サイプ領域
40 V字浅溝
40a 尖頭部
46 幅広領域

Claims (6)

  1. サイプを形成したブロックを有するトレッドパターンを備えた空気入りタイヤにおいて、前記ブロックの表面に、尖頭部を前記ブロックの中心部に向けてV字状に開口し、前記ブロックの周縁部から中心部に向かって延びるV字サイプが形成され、前記V字サイプが、前記ブロックのタイヤ周方向の両サイド及びタイヤ幅方向の両サイドの各々に配置されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記ブロックのタイヤ周方向の両サイドとタイヤ幅方向の両サイドの各々にて、複数の前記V字サイプが厚み方向に間隔を置いて平行に配列されている請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ブロックの中心部に、サイプが形成されていない非サイプ領域を設けている請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. サイプを形成したブロックを有するトレッドパターンを備えた空気入りタイヤにおいて、前記ブロックの表面に、前記サイプよりも浅く、尖頭部を前記ブロックの中心部に向けてV字状に開口し、前記ブロックの周縁部から中心部に向かって延びるV字浅溝が形成され、前記V字浅溝が、前記ブロックのタイヤ周方向の両サイド及びタイヤ幅方向の両サイドの各々に配置されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  5. 前記ブロックのタイヤ周方向の両サイドとタイヤ幅方向の両サイドの各々にて、複数の前記V字浅溝が厚み方向に間隔を置いて平行に配列されている請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記ブロックの中心部にて前記V字浅溝が幅広に形成されている請求項4又は5に記載の空気入りタイヤ。
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