JP2002240514A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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JP2002240514A
JP2002240514A JP2001045030A JP2001045030A JP2002240514A JP 2002240514 A JP2002240514 A JP 2002240514A JP 2001045030 A JP2001045030 A JP 2001045030A JP 2001045030 A JP2001045030 A JP 2001045030A JP 2002240514 A JP2002240514 A JP 2002240514A
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tire
shaped
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Toshiyuki Ohashi
稔之 大橋
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1204Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
    • B60C2011/1213Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe sinusoidal or zigzag at the tread surface

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  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイス制動性能とともにアイス旋回性能を向
上させることができる空気入りラジアルタイヤを提供す
る。 【解決手段】 タイヤトレッド面1aをタイヤ周方向に
延びる複数の周方向主溝2とタイヤ幅方向に延びる複数
の横溝3とによって区分されたブロック4を有する空気
入りタイヤにおいて、上記ブロック4の一部又は全部に
ブロック表面の周辺部43に広がるサークル状サイプ6
00が配置されており、上記サークル状サイプ600の
内側には、少なくとも一端が当該サークル状サイプ60
0に連通し、かつ波形部601aを含んで一方向に延び
るインナーサイプ610が配置されており、上記サーク
ル状サイプ600のサイプの外側には、一端が周方向主
溝2又は横溝3又はタイヤショルダー端5aに開口する
アウターサイプ620が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気入りラジアルタ
イヤに関し、さらに詳細にはアイス路面における旋回性
能が改善されたスタッドレスタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アイス性能を向上させる手段とし
て、図7に示す様に、タイヤのブロック4にタイヤ幅方
向に延びる細い切り欠きいわゆるサイプ6を多数配置し
たタイヤが提供されている。そして、アイス制動を向上
させる場合はタイヤ幅方向に伸びるサイプを数多く配置
し前後方向のエッジ効果を向上させ、アイス旋回性能を
向上させる場合はタイヤ周方向に伸びるサイプ成分を増
加させて(例えば、図7に示す様に、サイプ6の直線部
62よりも波形部61を増加させて)横方向のエッジ効
果を向上させてきた。
【0003】なお、図7中、1はタイヤトレッド、2は
トレッド面1aをタイヤ周方向に連続して延びる周方向
主溝、3はタイヤ幅方向に延びる横溝である。5a、5
bはタイヤショルダー端、Rはタイヤ周方向、CLはタ
イヤセンターライン、TSはタイヤショルダー部、TC
はタイヤセンター部、4a、4dはタイヤショルダー部
TSに配置されたブロック列、4b、4cはタイヤセン
ター部TCに配置されたブロック列、6はサイプであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タイヤ幅方向
に伸びるサイプを数多く配置した図7のタイヤの場合、
前後方向のエッジは確保されて、アイス制動性能は十分
与えられるが、アイス旋回性能が未だ不十分である。
【0005】本発明の目的は、アイス制動性能とともに
アイス旋回性能を向上させることができる空気入りラジ
アルタイヤを提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤは、タイ
ヤトレッド面をタイヤ周方向に延びる複数の周方向主溝
とタイヤ幅方向に延びる複数の横溝とによって区分され
たブロックを有する空気入りタイヤにおいて、上記ブロ
ックの一部又は全部に、ブロック表面の周辺部に広がる
サークル状サイプが配置されており、上記サークル状サ
イプの内側には、少なくとも一端が当該サークル状サイ
プに連通し、かつ一方向に延びるインナーサイプが配置
されており、上記サークル状サイプの外側には、一端が
周方向主溝又は横溝又はタイヤショルダー端に開口する
アウターサイプが配置されていることを特徴とする空気
入りラジアルタイヤである。なお、本発明において、
「サークル状サイプ」とは、文字通りの円又は円要素で
構成されるサイプだけでなく、多角形又は多角形要素で
構成されるサイプも含まれ、広義に解釈される。また、
サイプの軌跡(線種)も、曲線や直線に限らず、波形や
ジグザグや凹凸などの各種の変形タイプのものも含まれ
る。また、上記アウターサイプの他端はサークル状サイ
プに連通していても、連通していなくても良い。また、
インナーサイプ、アウターサイプについても、サイプの
軌跡(線種)は、直線等に限らず、波形やジグザグや凹
凸などの各種の変形タイプのものも含まれる。また、限
定されるものではないが、上記インナーサイプは、波形
部を含んで一方向に延びるインナーサイプであることが
望ましい。
【0007】本発明のタイヤは、上記の通りであるの
で、前後左右のあらゆる方向に、サイプが配置されてい
て、前後性能に対して波形サイプをブロックのタイヤ幅
方向に複数本配置した図7に示す従来タイヤとほぼ同程
度の前後のサイプ成分で前後剛性が向上し、かつ、横性
能に対して従来タイヤ以上の横サイプ成分が設定できる
ので、アイス路面における前後性能と旋回性能を共に向
上することができる。また、サークル状サイプを挟ん
で、インナーサイプとアウターサイプとに分けて必要な
サイプのパターンを選ぶことができることから、インナ
ーサイプの領域にはブロック剛性を小さくとり、アウタ
ーサイプの領域にはブロック剛性を大きくとることも可
能なほか、逆の構成を採用することもできる。また、サ
ークル状サイプを挟んでインナーサイプの領域とアウタ
ーサイプの領域を均一なサイプ密度として採用すること
もできる。
【0008】いずれにしても、本発明のタイヤでは、サ
ークル状サイプは、ブロック周辺部に広がって配置され
ており、このサークル状サイプにインナーサイプが連通
している構成であるから、このサークル状サイプとイン
ナーサイプとの間で構成される小ブロックが自由度を持
ち、一端が周方向主溝又は横溝又はタイヤショルダー端
に開口するアウターサイプによるエッジとは独立したエ
ッジが、ブロック周辺部全体において、アイス路面に対
して前後左右に効果的に働く。
【0009】特に、インナーサイプとして、一端がサー
クル状サイプに連通し、他端がブロック表面の周辺部か
ら中心部に向けて延びる複数のサイプであって、当該各
サイプの他端が非連通状態でそれぞれ独立している構成
のサイプの場合、かかる集束型(放射型を含む)のサイ
プによって旋回性能と前後性能が更に向上する。また、
かかる構成のインナーサイプを有するタイヤの場合、ア
イス路面における前後性能に関しては、波形サイプをブ
ロックのタイヤ幅方向に複数本配置した既述の図7に示
す従来タイヤと比較すると以下の通りである。
【0010】すなわち、図7に示すブロック4を有する
タイヤの場合、幅方向サイプ6を数多く配置し前後のエ
ッジ成分を増加させ性能を向上させてきたが、この場
合、あまり数多く入れ過ぎると前後剛性が下がってしま
いブロック4の前後方向の倒れ込みが大きくなり性能が
かえって低下する。これに対して上記態様のタイヤのサ
イプは、図7に示すブロックを有するタイヤと比較し
て、ほぼ同程度の多くのサイプ成分を配置しても前後剛
性が向上するため、ブロックの倒れ込みが少なくなり、
制動性能を維持又は向上することができる。次に、アイ
ス路面における旋回性能に関しても、図7に示す従来タ
イヤでは、横方向のエッジ成分が少ない為倒れ込みは少
ないが、横方向エッジ成分が少な過ぎる。これに対して
本態様のタイヤは、図7に示す従来タイヤと比較して、
横剛性は若干下がるも、波形部を含めたサイプをあらゆ
る方向に配置するとともにブロック周辺部にサークル状
サイプを配置し、且つ、当該サークル状サイプの内側に
複数のサイプを当該サークル状サイプに連通して配置し
ている為、横方向の倒れ込みが少なく、また横方向エッ
ジ成分は格段に増加する為、旋回性能が向上する。ま
た、図8に示したブロックの中心部付近からブロック端
部に向かってサイプを放射状に配置したタイヤでは、図
7に示す従来タイヤに比べて、旋回性能は改善される
が、本発明のタイヤと比較して、サークル状のサイプを
有していないのでサイプの前後及び横方向のエッジ効果
が劣り、前後性能及び旋回性能が劣る。なお、図8にお
いて示す符号は図7と同一である。図8中、60はブロ
ックの中央部から周辺部に放射する複数のサイプであ
る。
【0011】また、前記集束型サイプをインナーサイプ
に含む本発明のタイヤの場合、当該集束型サイプの他端
は非連通状態でそれぞれ独立していることが好ましい。
特に、集束型サイプを、ブロック表面の中心部にまで延
びるサイプ長の長いサイプと、当該ブロック表面の周辺
部で終止するサイプ長の短いサイプが交互に延設されて
いる構成が好ましい。かかる構成であると、ブロック内
の中心部と周辺部(ブロック端縁部を含む)、特にブロ
ック中心部とブロックの端縁部との間で剛性差が生じに
くく、ブロック全体の剛性即ちブロック剛性の低下も更
に抑えることができる。また、かかる構成の場合、サイ
プが互いに連通してはいないので、かかる点でも前後方
向のブロックの倒れ込みを一層防止することができる。
【0012】なお、円軌跡を構成するサークル状サイプ
をブロック周辺部に広げて配置する場合は、ブロックの
形状によってやや異なるものの、ブロック端縁からサー
クル状サイプまでの距離が円軌跡の位置によって相違す
る場合がある。かかる場合、ブロック端縁からサークル
状サイプまでの距離が短い領域と長い領域を比較する
と、ブロック端縁からサークル状サイプまでの距離が長
い領域の方がブロック剛性が大きくなるため、円軌跡の
サークル状サイプを有するブロックの場合、1つのブロ
ックにおいて剛性が不均一となり、偏摩耗の原因と成り
やすい。
【0013】従って、本発明の好ましい態様としては、
前記サークル状サイプを、円軌跡が断続するオフセット
パターンとし、異なる径を持つ複数の円要素(円弧)の
サイプで構成することが適切である。さらに具体的な態
様として示せば、当該円要素のサイプを、ブロック中心
部側の小径サイプと、ブロック端縁部側の大径サイプと
で構成し、ブロック剛性の均一性を、この小径サイプと
大径サイプの配置によって調整する構成を採用すること
が望ましい。すなわち、ブロックの形状によるブロック
端縁からの距離に応じて、ブロック剛性が低下する領域
に小径サイプを配置し、ブロック剛性が増大する領域に
大径サイプを配置する構成である。例えば、前記サーク
ル状サイプの大径サイプをブロック隅部側に配置し、小
径サイプをブロック側部側に配置する構成が望ましい。
また例えば、前記大径サイプと小径サイプの円要素のサ
イプを周方向主溝側にそれぞれ配置し、ブロック端縁か
らの距離が短いブロック側部の中央側に小径サイプを、
ブロック隅部側に大径サイプを配置することが望まし
い。なお、上記態様では、「円軌跡」乃至「円要素」で
説明しているが、本発明では既述した通り、「サークル
状」は広義に解釈されて適用されることから、例えば
「多角形の軌跡」や「多角形要素」も含まれる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1(a)は本発明に係る空気入
りタイヤの一実施形態を示す概略トレッド展開図、図1
(b)は、図1(a)のタイヤにおけるブロックの概略
拡大平面図である。1はタイヤトレッド、2はトレッド
面1aをタイヤ周方向に連続して延びる周方向主溝、3
はタイヤ幅方向に延びる横溝、4は周方向主溝2と横溝
3とによって区分されたブロックである。5a、5bは
タイヤショルダー端、Rはタイヤ周方向、CLはタイヤ
センターラインである。
【0015】本実施形態のタイヤでは、ブロック4は、
タイヤトレッドの両側の領域を構成するタイヤショルダ
ー部TSのブロック4a、4dのブロック列と、タイヤ
センターラインCL上に形成された周方向主溝2の両側
に位置するタイヤセンター部TCのブロック4b、4c
のブロック列で構成されている。
【0016】各ブロック4a、4d、4b、4cには、
図1(a)及び図1(b)に示す様に、当該ブロック4
a、4d、4b、4cにブロック表面の周辺部に広がる
サークル状サイプ600が配置されている。このサーク
ル状サイプ600は、円軌跡が断続するオフセットパタ
ーンからなり、異なる径を持つ複数の円要素(円弧)の
サイプで構成されている。すなわち、図示の様に、当該
円要素のサイプはブロック中心部側の小径サイプ601
とブロック端縁部44側の大径サイプ602からなり、
大径サイプ602はそれぞれのブロック隅部40側に配
置され、小径サイプ601はブロック隅部40、40の
間に位置するブロック側部41側に配置されている。な
お、42はブロック中心部、43はブロック周辺部であ
る。本発明において、ブロック中心部42はブロック幅
Wのおよそ1/3の範囲内で構成されるブロック4の中
心領域を示しており、ブロック周辺部43はブロック中
心部42の周囲に広がるブロック4の周辺領域を示して
いる。
【0017】610は、上記サークル状サイプ600を
構成する円要素の大径サイプ602と小径サイプ601
のそれぞれの内側に配置されたインナーサイプであり、
当該サークル状サイプ600に連通し、かつ波形部61
0aを含んで一方向に延びている。特に、本実施形態の
インナーサイプ610は、一端がサークル状サイプ60
0に連通すると共に、他端がブロック表面の周辺部43
から中心部42に向けて延びる複数の集束型サイプ61
1を含み、図1に示す様に、ブロック表面の中心部42
にまで延びるサイプ長の長いサイプ611aと、当該ブ
ロック表面の周辺部43の範囲内で終止するサイプ長の
短いサイプ611bが交互に延設されている。そして、
上記サイプ611aと上記サイプ611bとはそれぞれ
の他端においては非連通状態となっており、それぞれ独
立したサイプとして構成されている。また、本実施形態
のインナーサイプ610は、前後方向のエッジ効果を更
に向上させるために、ブロック表面の中心部42を通る
と共にタイヤ幅方向に延設されているサイプ612が含
まれている。
【0018】620は、サークル状サイプ600を構成
する円要素の大径サイプ602と小径サイプ601の外
側に複数配置されたアウターサイプである。アウターサ
イプ620は、図1に示される様に、ブロックの配列位
置に応じて、一端が周方向主溝2又は横溝1又はタイヤ
ショルダー端5a、5bに開口している。そしてこのア
ウターサイプ620の他端は、上記サークル状サイプ6
00に連通しており、かつ前記インナーサイプ610が
サークル状サイプ600と交差してさらにブロック端縁
部44方向に延設される様な配置となっている。本実施
形態についてさらに具体的にいえば、ブロック隅部40
側に配置されたサークル状サイプ600の大径サイプ6
02においては、一端がブロック隅部40に開口すると
共に他端が大径サイプ602に連通するストレートサイ
プ621が、大径サイプ602のおよそ真ん中あたり
で、サイプ長の長いインナーサイプ610のサイプ61
1aと連通している。また、ブロック側部41側に配置
されたサークル状サイプ600の小径サイプ601にお
いても、一端がブロック側部41に開口すると共に他端
が小径サイプ601に連通するサイプ622が、小径サ
イプ601のおよそ真ん中あたりで、サイプ長の長いイ
ンナーサイプ610のサイプ611aと連通している。
そして、上記大径サイプ602と小径サイプ601のそ
れぞれの端において、隣り合う大径サイプ602と小径
サイプ601とを連結するサイプ長の短いインナーサイ
プ610のサイプ611bが、小径サイプ601と大径
サイプ602にそれぞれ連通しながら、さらに一端がブ
ロック側部41に開口するストレートサイプ622に連
通している。
【0019】本実施形態のタイヤは、上記の通りである
ので、前後左右のあらゆる方向にサイプが配置されてい
て、前後性能に対して波形サイプをブロックのタイヤ幅
方向に複数本配置した図7に示す従来タイヤとほぼ同程
度の前後のサイプ成分で前後剛性が向上し、かつ、横性
能に対して従来タイヤ以上の横サイプ成分が設定できる
ので、アイス路面における前後性能と旋回性能を共に向
上することができる。さらに、サークル状サイプ600
は、ブロック周辺部43に広がって配置されており、こ
のサークル状サイプ600にインナーサイプ610が連
通している構成であるから、このサークル状サイプ60
0とインナーサイプ610との間で構成される小ブロッ
ク701、702が、ブロック周辺部43の全周領域に
おいてアイス路面に対する接地に対して自由度を持って
いる。従って、一端が周方向主溝2又は横溝3又はタイ
ヤショルダー端5a、5bに開口するアウターサイプ6
20によるエッジとはまた別個の独立したエッジが、ブ
ロック周辺部43の全周において、アイス路面に対する
前後左右の引っ掻き効果(エッジ効果)として有効に働
く。
【0020】特に、本実施形態の場合、インナーサイプ
610が前記集束型のサイプを含み、この集束型のイン
ナーサイプ610とサークル状サイプ600との間で小
ブロック701、702を形成していることから、ブロ
ック周辺部43の領域において、旋回性能と前後性能の
向上がさらに与えられる。また、このサークル状サイプ
600と集束型のインナーサイプ610との形成によっ
て、ブロック周辺部43とブロック中心部42とのサイ
プ密度を均一にすることができる。
【0021】また、上記態様のタイヤのサイプは、図7
に示すブロックを有する従来タイヤと比較して、ほぼ同
程度の多くのサイプ成分を配置しても前後剛性が上が
り、ブロックの倒れ込みが少なくなり、制動性能を向上
することができる。アイス路面における旋回性能に関し
ても、本態様のタイヤは、図7に示す従来タイヤと比較
して、横剛性は若干下がるも、波形部を含めたサイプを
あらゆる方向に配置するとともにブロック周辺部にサー
クル状サイプを配置し、且つ、当該サークル状サイプの
内側に複数のサイプを当該サークル状サイプに連通して
配置している為、横方向の倒れ込みが少なく、また横方
向エッジ成分は格段に増加する為、旋回性能が向上す
る。また、本実施形態のタイヤは、サークル状サイプ6
00を有し、ブロック周辺部の領域においても、ブロッ
ク端縁部とはまた別個のエッジ効果を全周にわたって与
えることができるため、図8に示した放射状サイプを配
置したタイヤと比較して、サイプの前後及び横方向のエ
ッジ効果が向上し、前後性能及び旋回性能がさらに改善
される。
【0022】また、本実施形態のタイヤの場合、インナ
ーサイプ610がブロック表面の中心部42にまで延び
るサイプ長の長いサイプ611aと、当該ブロック表面
の周辺部43で終止するサイプ長の短いサイプ611b
が交互に延設されて集束しているため、ブロック4内の
中心部42と周辺部43(ブロック端縁部44を含
む)、特にブロック中心部42とブロックの端縁部44
との間で剛性差が生じにくく、ブロック全体の剛性即ち
ブロック剛性の低下も抑えることができる。また、かか
る構成の場合、サイプが互いに連通してはいないので、
かかる点でも前後方向のブロックの倒れ込みを防止する
ことができる。
【0023】また、本実施形態のタイヤの場合、サーク
ル状サイプ600の大径サイプ602はブロック隅部4
0側に配置され、小径サイプ601はブロック側部41
側に配置されているため、サークル状サイプ600を配
置したことに伴うブロック周辺部43の領域(ブロック
端縁部を含む)におけるブロック剛性の不均一を改善す
ることができる。しかも、この円軌跡を断続化したオフ
セットパターンは、小ブロック702が倒れ込んでも小
ブロック701で支えることができ、また反対に小ブロ
ック701が倒れ込んでも小ブロック702で支えるこ
とができる。さらに、小径サイプ601とアウターサイ
プ620間で囲まれる小ブロック801が倒れ込んで
も、大径サイプ602とアウターサイプ620間で囲ま
れる小ブロック802で支えることができ、また反対に
小ブロック802が倒れ込んでも小ブロック801で支
えることができる。また、小ブロック801は小ブロッ
ク701が倒れ込んでも支える役割を果たし、逆に小ブ
ロック701は小ブロック801が倒れ込んでも支える
役割を果たす。従って、本実施形態のタイヤは、サーク
ル状サイプ600を上記のオフセットパターンとするこ
とによって、ブロック周辺部43(ブロック端縁部を含
む)のブロック剛性の低下を有効に防止している。
【0024】また本実施形態のタイヤは、インナーサイ
プ610では波形部610aを含ませているが、アウタ
ーサイプ620ではストレートサイプとしている。これ
によって、ブロック周辺部43、特にブロック端縁部4
4のブロック剛性の低下を更に防止している。
【0025】ところで、本発明は上記実施形態に限定さ
れるものではない。例えば上記実施形態では、前記本発
明のサイプ6はタイヤショルダー部TS及びタイヤセン
ター部TCのすべてのブロック4a、4d、4b、4c
に配置したが、タイヤショルダー部TS又はタイヤセン
ター部TCのいずれかに配置することもできる。また、
タイヤショルダー部TS及びタイヤセンター部TCの同
ブロック列の中において、部分的に配置することもでき
る。
【0026】さらに、前記実施形態では、アウターサイ
プ620をストレートサイプとしているが波形サイプと
することもできる。また、サイプの幅をインナーサイプ
610の波形部610a、サークル状サイプ600及び
アウターサイプ620ともに同じ幅としたが、異なる幅
で構成することもできる。この場合、そのアウターサイ
プ620の幅を、インナーサイプ610及びサークル状
サイプ600の幅よりも狭くすることによって、ブロッ
ク端縁部44部分のブロック剛性を上げながら、エッジ
効果を高め、かつ耐偏摩耗性を向上させることを可能と
するものである。なお、本発明に係るサイプは、深さを
少なくとも2mm以上とし、全接地面積に対してサイプ密
度を0.1〜0.25mm/mmとすることが好適であ
る。
【0027】また、本発明のタイヤは、図2に示す様
に、インナーサイプ610を、タイヤ周方向に間隔を開
けてタイヤ幅方向に延びる複数のサイプ(好ましくは波
形部を含むサイプ)として構成し、当該各サイプの両端
がサークル状サイプ600に連通する構成を採用するこ
ともできる。また図2に示す様に、アウターサイプ62
0の一端は周方向主溝2又は横溝3又はタイヤショルダ
ー端5a、5bに対して開口しているが、他端はサーク
ル状サイプ600に連通していない構成を採用し、ブロ
ック周辺部43、特にブロック端縁部44の剛性を向上
させることもできる。また、図2に示す様に、さらにア
ウターサイプ620の一端が、周方向主溝2又は横溝3
又はタイヤショルダー端5a、5bに対して略直角に開
口する構成を採用することができる。これにより、ブロ
ック端縁部44の剛性を向上させ、偏摩耗の発生を防止
することができる。
【0028】また、本発明は、図3に示す様に、インナ
ーサイプ610をサイプ長の長いサイプ611aとサイ
プ長の短いサイプ611bを集束状態で延設し、上記サ
イプ長の長いサイプ611aと短いサイプ611bの両
サイプとも、ブロック周辺部43の領域に形成すること
もできる。この場合、ブロック中心部42のサイプ密度
を上げてエッジ効果を向上させるため、ブロック中心部
42を通る波形サイプをブロックの幅方向と周方向の両
方向に形成する構成を採用することも可能である。
【0029】また、図4に示すように、両端が周方向主
溝2、2に開口し、タイヤ周方向に間隔をおいてタイヤ
幅方向に複数配置した波形部を含むサイプに対して、こ
れと交差する様にして円軌跡をなすサークル状サイプ6
00をブロック周辺部43に配置したタイヤも採用する
ことができる。610はインナーサイプ、620はアウ
ターサイプである。
【0030】また、図5及び図6に示す様に、両端が周
方向主溝2、2に開口し、タイヤ周方向に間隔をおいて
タイヤ幅方向に複数配置した波形部を含むサイプに対し
て、これと交差する様にして円要素をなすサークル状サ
イプ600をブロック周辺部43に配置したタイヤも採
用することができる。図5では、特に、大径サイプ60
1と小径サイプ602からなる前記円要素のサークル状
サイプ600が、周方向主溝2、2側にそれぞれ配置さ
れているタイヤである。図6では、大径サイプ601と
小径サイプ602からなる前記円要素のサークル状サイ
プ600が、周方向主溝2、2側と横溝3、3側の両側
全周にわたって配置されているタイヤである。いずれの
サイプの配置パターンも、図1と同様に、円サイプのオ
フセットパターンの態様をなしている。
【0031】
【実施例】図1、図2、図3にそれぞれ示すブロックパ
ターンを有するタイヤサイズ185/70R14の実施
例のタイヤを試作して、氷上での制動性能及び旋回性能
を評価した。また、比較のため、図7、図8に示す様
に、サイプの配置が実施例と相違する以外は同一の構成
を有する比較例タイヤも試作し、同じく氷上での制動性
能及び旋回性能を評価した。なお、実施例と比較例は、
ブロック内においてほぼ同一のサイプ密度を有してい
る。
【0032】氷上での制動性能(アイス制動性能)は、
排気量2000CCの車にJATMA標準空気圧、標準
荷重下で上記実施例のタイヤを装着し、時速40Kmで
走行させた後、走行中にブレーキをかけて停車するまで
の距離を測定し、この実測値について、同じく測定した
比較例1のタイヤの実測値の逆数を100として指数表
示した。
【0033】氷上での旋回性能(アイス旋回性能)は、
半径25mの8の字、いわゆるレムニスケート曲線での
ラップタイムを実測して比較例1のタイヤの実測値の逆
数を100として指数表示した。
【0034】いずれの評価も数値が大きいものほど性能
が優れている。表1は、これらの評価結果を示してい
る。
【0035】
【表1】
【0036】表1から、実施例タイヤは比較例タイヤと
比べて、アイス制動性能を維持しながら、アイス旋回性
能が向上していることが認められる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、タイヤトレッド面をタイヤ周
方向に延びる複数の周方向主溝とタイヤ幅方向に延びる
複数の横溝とによって区分されたブロックを有する空気
入りタイヤにおいて、上記ブロックの一部又は全部に、
ブロック表面の周辺部に広がるサークル状サイプが配置
されており、上記サークル状サイプの内側には、少なく
とも一端が当該サークル状サイプに連通し、かつ一方向
(好ましくは波形部を含んで一方向)に延びるインナー
サイプが配置されており、上記サークル状サイプのサイ
プの外側には、一端が周方向主溝又は横溝又はタイヤシ
ョルダー端に開口するアウターサイプが配置されている
空気入りラジアルタイヤであるため、アイス路面におけ
る前後性能を維持して旋回性能を大きく向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明に係る空気入りタイヤの一
実施形態を示す概略トレッド展開図である。図1(b)
は同タイヤにおけるブロックの概略拡大平面図である。
【図2】本発明に係る空気入りタイヤの他の実施形態を
示す概略トレッド展開図である。
【図3】本発明に係る空気入りタイヤの他の実施形態を
示す概略トレッド展開図である。
【図4】本発明に係る空気入りタイヤの他の実施形態を
示す概略ブロック平面図である。
【図5】本発明に係る空気入りタイヤの他の実施形態を
示す概略ブロック平面図である。
【図6】本発明に係る空気入りタイヤの他の実施形態を
示す概略ブロック平面図である。
【図7】従来の空気入りタイヤの一例を示す概略トレッ
ド展開図である。
【図8】同従来タイヤの他の例を示す概略トレッド展開
図である。
【符号の説明】
1 タイヤトレッド 1a トレッド面 2 周方向主溝 3 横溝 4 ブロック 5a、5b タイヤショルダー端 600 サークル状サイプ 601 インナーサイプ 602 アウターサイプ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤトレッド面をタイヤ周方向に延び
    る複数の周方向主溝とタイヤ幅方向に延びる複数の横溝
    とによって区分されたブロックを有する空気入りタイヤ
    において、 上記ブロックの一部又は全部に、ブロック表面の周辺部
    に広がるサークル状サイプが配置されており、 上記サークル状サイプの内側には、少なくとも一端が当
    該サークル状サイプに連通し、かつ一方向に延びるイン
    ナーサイプが配置されており、 上記サークル状サイプの外側には、一端が周方向主溝又
    は横溝又はタイヤショルダー端に開口するアウターサイ
    プが配置されていることを特徴とする空気入りラジアル
    タイヤ。
  2. 【請求項2】 前記サークル状サイプは、円又は円要素
    をなしてブロック表面の周辺部に広がるサイプである請
    求項1記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記サークル状サイプは、多角形又は多
    角形要素をなしてブロック表面の周辺部に広がるサイプ
    である請求項1記載の空気入りラジアルタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記インナーサイプは、一端がサークル
    状サイプに連通すると共に、他端がブロック表面の周辺
    部から中心部に向けて延びる複数の集束型サイプを含
    み、当該各サイプの他端は非連通状態でそれぞれ独立し
    ている請求項1記載の空気入りラジアルタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記集束型のサイプが、ブロック表面の
    中心部にまで延びるサイプ長の長いサイプと、当該ブロ
    ック表面の周辺部の範囲内で終止するサイプ長の短いサ
    イプが交互に延設されている請求項4記載の空気入りラ
    ジアルタイヤ。
  6. 【請求項6】 前記インナーサイプが、ブロック表面の
    中心部を通ると共にタイヤ幅方向に延設されているサイ
    プを含む請求項1乃至5のいずれかの項に記載の空気入
    りラジアルタイヤ。
  7. 【請求項7】 前記サークル状サイプは、円軌跡が断続
    するオフセットパターンからなり、異なる径を持つ複数
    の円要素のサイプで構成されており、 当該円要素のサイプは、ブロック中心部側の小径サイプ
    と、ブロック端縁部側の大径サイプからなり、 前記インナーサイプには、このサークル状サイプの大径
    サイプと小径サイプとを連結するサイプが含まれている
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかの項に記載
    の空気入りラジアルタイヤ。
  8. 【請求項8】 前記サークル状サイプの大径サイプがブ
    ロック隅部側に配置され、小径サイプがブロック側部側
    に配置された請求項7記載の空気入りラジアルタイヤ。
  9. 【請求項9】 大径サイプと小径サイプからなる前記円
    要素のサイプが、周方向主溝側にそれぞれ配置されてい
    る請求項7記載の空気入りラジアルタイヤ。
  10. 【請求項10】 サイプの一端が周方向主溝又は横溝又
    はショルダー端に対して開口し、その他端が上記サーク
    ル状サイプに連通しているアウターサイプが含まれてお
    り、当該アウターサイプは、前記インナーサイプがサー
    クル状サイプと交差してさらにブロック端縁部方向に延
    設される様に配置されている請求項1乃至9のいずれか
    の項に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  11. 【請求項11】 サイプの一端が周方向主溝又は横溝又
    はタイヤショルダー端に対して開口し、その他端が上記
    サークル状サイプに連通していないアウターサイプが含
    まれている請求項1乃至9のいずれかの項に記載の空気
    入りラジアルタイヤ。
  12. 【請求項12】 アウターサイプの一端が、周方向主溝
    又は横溝又はタイヤショルダー端に対して略直角に開口
    している請求項10又は11記載の空気入りラジアルタ
    イヤ。
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