JP2010129383A - ドームシートユニット及びこれを備えるメンブレンスイッチ - Google Patents

ドームシートユニット及びこれを備えるメンブレンスイッチ Download PDF

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Abstract

【課題】薄型化、小型化により取り付け面積が小さくなっても、弾性変形可能なドームを基板に、外れることなく確実に取り付けること。
【解決手段】表面側に突出して形成され、弾性変形によって裏面側に反転可能であるドーム110と、ドーム110の表面の全面に、粘着面である裏面を貼着した、可撓性を有する固定用シート120が貼着されている。固定用シート120は、ドーム110の外周縁112からドーム110の半径方向外方に、突出する方向と略直交して張り出す張り出し部122によってドーム110を、基板4の所定位置に固定する。張り出し部122は、ドーム110の外周縁112に沿って固定シート120に所定間隔を空けて複数形成されたスリット130によって、固定シート120においてドーム110の半径方向で連続するドーム110上の部分であるドーム被覆部121との連続性が遮断される外方隣接部122aを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定接点と、キーの押し子との間に配置され、押し子により押圧されて固定接点と接触する可動接点を形成するメタルドームを有するドームシートユニット及びこれを備えるメンブレンスイッチに関する。
従来、携帯電話等の携帯端末に搭載される操作キーユニットは、操作キートップの裏面側に配置されるスイッチ印刷回路基板にメタルドームを備えるメンブレンスイッチを用いることで薄型化が図られている。
メンブレンスイッチは、特許文献1等に示すように、ケースの表面で露出するキートップの裏面側に配置された押し子の下部に配置され、押し子により押圧されて変形する可動接点としてのメタルドームと、メタルドームの下方に配置される固定接点とを有する。
具体的には、スイッチ印刷回路基板の上面に、キートップの真下に位置する円形の固定接点と、この固定接点の外側に、円形の固定接点と同心リング状の固定接点とを設ける。メタルドームは、頂上部を、円形の固定接点と所定の間隔で対向させて、且つ、周縁部をリング状の固定接点に当接させた位置に位置させた状態で、絶縁性を有する固定用シートによって固定され、メタルドームのずれや離脱を防止している。
図7は、メタルドームを用いた従来のメンブレンスイッチ構造を示す図であり、図7では、基板上の円形の固定接点及びリング状の固定接点を省略している。
図7に示す従来のメンブレンスイッチ1では、メタルドーム2は、所定の箇所からずれないように、表面側から固定用シート3で覆うようにして基板4に固定される。
特開2003−100170号公報
メタルドームを用いた従来のメンブレンスイッチ構造では、固定用シート3は、略水平な基板上面4aと、基板上面4a上から上方に突出し、且つ、表面2aが凸状のメタルドーム2と、に渡って貼着されるため、固定用シート3では、メタルドーム2の外周縁近傍の部分Xに、メタルドームの突出方向に引っ張られて基板の上面から浮き上がる力が作用する。これにより固定用シート3におけるメタルドーム2の外周縁近傍の部分Xは、基板4の表面4aに貼着されずに、真下の基板4の表面4aとの間に隙間が形成された状態となる。
よって、メンブレンスイッチ自体の小型化によるメタルドームの小型化に伴い、固定用シート3を小さくする場合、メタルドーム2の周囲に位置して基板上面4aに貼着される取り付け部分の面積が小さくなり、固定用シートが剥がれ易く、これによってメタルドームが所定位置からずれたり外れやすくなったりするという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、薄型化、小型化により取り付け面積が小さくなっても、弾性変形可能なドームを基板に、外れることなく確実に取り付けることができるドームシートユニット及びこれを備えるメンブレンスイッチを提供することを目的とする。
本発明のドームシートユニットは、表面側に突出した定常状態から弾性変形によって裏面側に反転可能なドームと、可撓性を有し、裏面の粘着面で前記ドームの表面の全面に貼着され、且つ、前記ドームの外周縁から前記ドームの突出する方向と略直交して前記ドームの半径方向外方に張り出す張り出し部によって前記ドームを所定位置に固定する固定シートと、を備え、前記張り出し部は、前記ドームの外周縁に沿って前記固定シートに所定間隔を空けて複数形成された切り込み部によって、前記固定シートにおいて前記ドームの半径方向で連続する前記ドーム上の部分との連続性を遮断されている構成を採る。
本発明によれば、薄型化、小型化によって取り付け面積が小さくなっても、弾性変形可能なドームを基板に、外れることなく確実に取り付けることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るドームシートユニット100の要部構成を示す平面図であり、図2は、同ドームシートユニット100の要部構成を示す断面図である。
ドームシートユニット100は、携帯電話、ポータブル音楽再生機器等の携帯端末において、操作キーの下面に配置された基板(フレキシブル基板)4に実装され、基板4の表面4a上に配設される固定接点4bとともにメンブレンスイッチを構成する。
図1及び図2に示すように、ドームシートユニット100は、可撓性及び導電性を有するドーム110と、ドーム110に貼着されドーム110が載置される基板(取り付け面)に取り付けられる固定用シート120とを有する。
ドーム110は、表面(外面)111側に突出する定常状態から弾性変形して裏面(内面)側に反転してへこむものであり、上方から押圧されることによってへこみ、押圧を解除すると、元の形状に復帰する。
このドーム110は、表面111の全面に貼着された固定用シート120によって基板4に固定されている。固定用シート120によって基板4に取り付けられたドーム110では、中央部分は基板4に配設された固定接点4bの真上に、固定接点4bから離間して配置され、下端が、固定接点4bと同心で、固定接点4bから離間して配設されたリング状のリング状固定接点4cに接触させた状態で配置されている。
ドーム110は、上方から押圧されて反転することによって、基板4の固定接点4bに接触して電気的に接続し、押圧の解除によって固定接点4bから離間して、電気的に切断された状態となる。ここでは、ドーム110として、平面視円形状に形成された金属製のメタルドームを用いているが、これに限らず、表面側に突出してなり、弾性変形して内側に反転してへこむ形状であればどのように形成されてもよい。例えば、ドーム110は、ゴム等にカーボン等を混入して表面側に突出し、弾性変形によって内側にへこむ構成としてもよい。なお、固定接点4b、リング状接点4cは、ドーム110の変形によるへこみによって電気的に接続される構成であれば基板4上にどのように配線されてもよい。
固定用シート120は、可撓性を有する薄い面状のものであり、例えば、ポリエチレン(Polyethylene)、ポリイミド(Polyimide)等により形成される。固定用シート120の裏面は、接着剤として機能する粘着材を塗布する等することによって粘着面として構成されている。
固定用シート120は、裏面で、ドーム110における半球面状の表面111の全面に貼着されており、ドーム110の外周縁112から半径方向外方に、固定用シート120の周縁部(張り出し部122に相当)が張り出すように取り付けられている。なお、半径方向とは、突出方向と直交する方向であり、ドーム110の下端により画成される円の半径方向を意味する。
すなわち、固定用シート120は、ドーム110の突出する側の表面の全面と、ドーム110の周囲に位置する基板4の表面4aに渡って貼着されている。具体的には、固定用シート120は、ドーム110の外周縁112を覆う部位(ドーム被覆部121)からドーム110の突出方向と略直交する半径方向外方に張り出し、且つ、裏面全面が粘着面である張り出し部122を基板4に面接触して接着することによって、ドーム110を基板4に固定している。
固定用シート120は、ここでは、平面視矩形状に形成されている。固定用シート120の張り出し部122では、平面視して、固定用シート120の外縁を構成する各辺部120a〜120dの中央部分より半径方向内側部分の貼着面積は、直交する各辺部120a〜120dにより囲まれる角部の貼着面積よりも小さい。ここでは、ドーム110の直径:固定用シート120の一辺の長さを3:3.5としている。例えば、ドーム110の直径を3mmとした場合、ドーム110の突出長さは約0.2mm、平面視正方形上の固定用シート120における1辺の長さを3.5mmとする。
固定用シート120の張り出し部122には、ドーム110の外周縁112に沿って所定間隔を空けて複数のスリット(切り込み部)130が形成されている。
スリット130は、固定用シート120において、ドーム110の表面111上に配置されて当該ドーム110を覆うドーム被覆部121における外縁部121aと、当該ドーム被覆部121の外縁部121aの半径方向外方に位置する張り出し部122における張り出し部122aとの連続性を遮断する。この張り出し部122aは、張り出し部122において、スリット130に半径方向外方で隣接する部分であり、以下では便宜上、「外方隣接部122a」という。
スリット130は、ドームの外周縁112近傍に形成される。スリット130は、ここでは、固定用シート120においてドーム110の外周縁112から0.5mm離間した位置に形成されている。
ここでは、スリット130は、固定用シート120において、ドーム110の中心としてドーム110の外周縁112に沿って等間隔に形成された円弧状をなす。スリット同士の間の部分は、ドームの中心に対して対称に位置することが好ましい。複数のスリット130は、ドーム110の外周縁に沿って隣り合うスリット130同士の間の部分が基板4に接着されることによって、ドーム110自体が水平方向に移動しないように、固定用シート120に形成される。
スリット130の幅は、接着領域(貼着領域)が限られた張り出し部122の接着面積を広く確保するために、極力狭くすることが望ましく、スリット130は線状の切り込みによって形成されてもよい。ここでは、スリット130は、ドーム110に裏面を貼着した固定用シート120を加工して形成され、幅を0.15mmとしている。
このように、本実施の形態のドームシートユニット100では、ドーム110を覆う固定用シート120に、ドーム110の外周に沿って、ドーム110を覆うドーム被覆部121の外縁部121aと、張り出し部122においてドーム被覆部121の外縁部121aの半径方向外方に位置する外方隣接部122aとの連続性を遮断するスリット130が複数形成されている。
このため、張り出し部122の裏面を基板4に貼着して、ドームシート100を基板4に取り付けた際に、基板4に面接触する張り出し部122において、ドーム110近傍のスリット130に半径方向外方で隣接する外方隣接部122aが、基板4の上方に突出するドーム110の表面111に取り付けられたドーム被覆部121によって引っ張られることがなく、基板4から浮き上がることがない。
すなわち、ドームシートユニット100を基板4に取り付けた状態では、固定用シート120において、基板4から突出するドーム110の球面である表面111の形状に追従した形状となるドーム被覆部121によって、張り出し部122における外方隣接部122aに、ドーム110の突出方向に浮き上がる方向への力である引っ張り応力がかかる。
しかし、本実施の形態のドームシートユニット100では、ドーム110の外周縁112に沿って形成されたスリット130が、ドーム被覆部121による引っ張り応力を、ドーム被覆部121の半径方向外方に位置する外方隣接部122aにかかる前に遮断する。
図3は、本発明の一実施の形態に係るドームシートユニット100の要部構成を示す図であり、図3(a)は、図1のA−A断面図、図3(b)は、図1のB−B線断面図である。
図3(a)に示すように、張り出し部122においてスリット130の半径方向外方で隣接する部分である外方隣接部122aは、スリット130によって、当該外方隣接部122aの半径方向内方に位置するドーム被覆部121の外縁部121aにおける部位1211に対して、半径方向(ドーム110の突出方向と略直交する方向)の連続性が遮断されている。よって、図3(a)に示すように、ドーム110の突出方向に浮き上がる方向への力である引っ張り応力は、固定用シート120において部位1211を含むスリット130手前の半径方向内方の部分までしか作用しておらず、外方隣接部122aは、基板4に密着した状態を維持している。
これにより、外方隣接部122aにかかることがなく、時間の経過とともに外方隣接部122aが浮き上がることがない。よって、引っ張り応力によって、外方隣接部122aにおける基板4への接触面積は減少しない。
一方、図3(b)に示すように、張り出し部122において、スリット130に隣接しない部分、つまり、ドーム被覆部121の外縁部121aと半径方向外方で連続している部分122bでは、引っ張り応力が作用している。
このように、張り出し部122では、図3(a)に示す半径方向内方にスリット130が形成された部分(外方隣接部122a)は、半径方向内方からの引っ張り応用を受けることなく基板4に当接する。よって、外方隣接部122aは、張り出し部122において半径方向内側にスリットが無い部分(図3(b)に示す外縁部121aに連続する部分122b)と比較して、領域α分の接着領域(貼着領域)を確保している。これにより、本実施の形態によれば、ドームシートユニット100を基板4へ取り付けるスペースが狭小であり、張り出し部122の基板4への接触面積が少ない場合でも、張り出し部122の基板4に対する接触面積が減少することがなく、十分な接触面積を確保している。
例えば、ドームシートユニット100においてスリット130が無い構成とした場合、この構成における固定用シート120では、ドーム110の外周縁112の近傍から、図1の破線Cで示す範囲までの部分(図3(b)の領域αを含む外周縁112を覆う部分から破線Cまでの部分に対応)が、基板4から浮いた状態となる。
しかし、本実施の形態に係るドームシートユニット100の構成によれば、破線Cで示す領域の内側において、スリット130より半径方向外側の部分である外方隣接部122aを基板4に密着させることができる、つまり、スリット130が無い構成と比較して、領域α分の基板4への接着領域を確保できる。これにより、固定用シート120は、図1のハッチングで示す領域で基板4に接着されることとなる。
このように、本実施の形態のドームシートユニット100によれば、従来のドームシートユニットと比較して、ドーム110が剥がれる垂直方向への負荷に対しては、張り出し部122における接着面積が増えることによって、接着力が向上し、ドーム110を水平方向に移動させる負荷に対しては、当該負荷が張り出し部122(具体的には外方隣接部122a)に作用する前に、スリット130によって軽減されるため、張り出し部122による基板4への接着力の向上が図られている。
本実施の形態のドームシートユニット100は、基板4に対して垂直方向に剥がれるように負荷をかけた場合、スリットがない従来構成と比較して、約2.6倍〜約3倍の強度(剥離強度)を有する。また、ドームシートユニット100は、基板4に対して水平方向(矢印C方向)に剥がれるように負荷をかけた場合、スリットがない従来構成と比較して、約1.4倍〜約2倍の剥離強度を有する。
したがって、ドームシートユニットを用いたメンブレンスイッチの小型化に伴って、ドームシートユニット100の取り付け領域が小スペース化され、小型化したドーム形状に合わせて、固定用シート120の張り出し部122の領域を小さくなる場合でも、ドームシートユニット100を基板4に取り付ける際の接着剤の材質を変更することなく、固定接点の上方にドーム110を外れることなく、ドームシートユニット100を基板4に好適に取り付けることができる。
図4は、本発明の一実施の形態に係るドームシートユニット100を有する搬送用シート10を示す図である。
図4に示すように、ドームシートユニット100は、搬送用シート10に、固定用シート120の張り出し部122を介して複数並べて貼着される。
メンブレンスイッチを形成する際には搬送用シートからドームシートユニット100を剥がして、基板4に貼着して、ドーム110を、基板4上の所定の箇所、つまり、基板4に配設されたパターンの固定接点の真上に所定間隔を空けた位置に配置させる。これにより、メンブレンスイッチを容易に形成することができる。
なお、本実施の形態では、ドーム110の形状を、平面視円状としたが、これに限らず、中央部分を、突出側から押圧することによって、弾性変形してへこみ、押圧を解除することによって、元の形状に復元する構成であれば、どのような形状でもよい。
図5及び図6は、本発明の一実施の形態に係るドームシートユニットの変形例を示す図である。
例えば、図5に示すドームシートユニット100Aのように、平面視楕円形のドーム110Aを有する構成としてもよく、この場合、楕円形状のドーム110Aの外周縁112Aに沿って、当該ドーム110Aを覆う固定用シート120Aに複数のスリット130Aが形成された構成となる。このドームシートユニット100Aは、ドームシートユニット100と同様の作用効果に加えて、基板4への取り付け領域を小さくすることができる。
さらに、図6に示すドームシートユニット100Bのように、ドーム110、110を重ねて2枚備えた構成としてもよい。図6に示すドームシートユニット100Bでは、ドームシートユニット100を重ねた構成であり、上述したドームシートユニット100と同様の作用効果に加えて、ドーム110を押圧する際のクリック感を向上させることができる。
なお、上記本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り、種々の改変をなすことができ、そして本発明が該改変させたものに及ぶことは当然である。
本発明に係るドームシートユニット及びメンブレンスイッチは、薄型化、小型化により取り付け面積が小さくなっても、弾性変形可能なドームを基板に、外れることなく確実に取り付けることができる効果を有し、メンブレンスイッチとして有用である。
本発明の一実施の形態に係るドームシートユニットの平面図 同ドームシートユニットの要部構成を示す断面図 同ドームシートユニットの要部構成を示す拡大断面図 本発明の一実施の形態に係るドームシートユニットを有する搬送用シートを示す図 本発明の一実施の形態に係るドームシートユニットの変形例1を示す図 本発明の一実施の形態に係るドームシートユニットの変形例2を示す図 従来のメンブレンスイッチにおけるメタルドームの取り付け構造を示す図
符号の説明
100、100A、100B ドームシートユニット
110、110A ドーム
111 ドームの表面
112、112A ドームの外周縁
120、120A 固定用シート
121 ドーム被覆部
121a 外縁部
122、122a 張り出し部
130、130A スリット

Claims (3)

  1. 表面側に突出して形成され、弾性変形によって裏面側に反転可能なドームと、
    可撓性を有し、裏面の粘着面で前記ドームの表面の全面に貼着され、前記ドームの外周縁から前記ドームの半径方向外方に前記突出する方向と略直交して張り出す張り出し部によって前記ドームを所定位置に固定する固定シートと、
    を備え、
    前記張り出し部は、前記ドームの外周縁に沿って前記固定シートに所定間隔を空けて複数形成された切り込み部によって、前記固定シートにおいて前記ドームの半径方向で連続する前記ドーム上の部分との連続性を遮断されている、
    ドームシートユニット。
  2. 前記切り込み部は、前記ドームの外周縁に沿って延在するスリットである、
    請求項1記載のドームシートユニット。
  3. 請求項1記載のドームシートユニットと、
    表面上に固定接点が配設された基板と、を有し、
    前記ドームシートユニットは、前記ドームを前記固定接点に対向する位置に位置させて、前記張り出し部を、前記基板の表面において前記ドームを囲む部分に貼着することによって、前記基板に取り付けられている、
    メンブレンスイッチ。
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